JP2011244584A - 設備機器制御システム - Google Patents

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豊 林
Shuichi Kurihara
修一 栗原
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Abstract

【課題】設備機器の制御をより最適に実行することができる設備機器制御システムを提供する。
【解決手段】複数のコンピュータ11と、複数のコンピュータに接続され、複数のコンピュータの各々の電源状態を監視する電源状態監視部21を有する管理サーバ20と、管理サーバに接続され、コンピュータの電源状態から人の材不在を判断し、所定領域41,42,43,44内の在室人員を算定する在室人員算定部31を有する中央監視サーバ30と、を備え、在室人員算定部において算定された在室人員に応じて所定領域内に配された設備機器15の運転状態を制御可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビルなどの建築物内に備える換気設備、空調設備および照明設備といった設備機器の運転を制御する設備機器制御システムに関するものである。
従来から、ビルなどの建築物において省エネ化を図るための設備機器の制御システムが数多く提案されている。例えば、温度センサにより室内温度の変化を検知して空調設備を制御したり、人感センサにより人の在不在を検知して照明設備を制御したりする方法がある。
一方、コンピュータの主電源オフによる待機電力の低減および同一分電盤に接続された照明、空調などの電源オフを各フロア毎または各部門毎などの特定単位毎に自動的に行う電源自動制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、複数の電気機器が接続され、該電気機器の電力供給を行う電源コントロール部と、照明器具を含み電源コントロール部から電源供給される少なくともひとつの第1の電気機器と、コンピュータやプリンタからなり電源コントロール部から電源供給される少なくともひとつの第2の電気機器と、第2の電気機器にネットワークを介して疎通を確認して第2の電気機器のいずれからも応答がなかったときに電源コントロール部を制御して第1の電気機器と第2の電気機器への電力供給を停止する電源監視/制御サーバとを備えるようにした電源自動制御システムが提案されている。
特開2007−189848号公報
ところで、上述した特許文献1の電源自動制御システムは、人が不在状態になったときに、各設備機器をオフするだけのものであり、設備機器の運転を細かく制御するものではない。したがって、例えば事務所フロアのある所定領域内において、数名不在で残りは在室している場合であっても、上記電源自動制御システムは設備機器をオフすることはなく、省エネ化を図ることができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、設備機器の制御をより最適に実行することができる設備機器制御システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数のコンピュータと、該複数のコンピュータに接続され、前記複数のコンピュータの各々の電源状態を監視する電源状態監視部を有する管理サーバと、該管理サーバに接続され、前記コンピュータの電源状態から人の材不在を判断し、所定領域内の在室人員を算定する在室人員算定部を有する中央監視サーバと、を備え、前記在室人員算定部において算定された前記在室人員に応じて前記所定領域内に配された設備機器の運転状態を制御可能に構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、コンピュータの電源がオンかオフかを管理サーバの電源状態監視部において監視し、中央監視サーバにおいて、電源がオンの場合はそのコンピュータの使用者は在室と判定し、電源がオフの場合はそのコンピュータの使用者は不在と判定して、所定領域内の在室人員を算定することができるようになっている。また、この在室人員に応じて設備機器を制御する、つまり、コンピュータの電源状態に応じて設備機器の運転状態を制御するように構成したため、設備機器の制御をより最適に実行することができる。
また、本発明は、前記中央監視サーバが、前記在室人員に応じて前記所定領域内に供給する外気導入量を算出する外気導入量算出部と、該外気導入量算出部の算出結果に基づいて、換気設備の風量を調節可能な換気設備制御部と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、在室人員に対応して外気導入量を算出するため、必要な外気量のみ室内に供給することができ、空調負荷を低減して、省エネ化を図ることができる。
さらに、本発明は、前記中央監視サーバが、前記コンピュータの電源状態および前記在室人員に応じて前記所定領域内の発熱量を算出する発熱量算出部と、該発熱量算出部の算出結果に基づいて、空調設備を制御可能な空調設備制御部と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、コンピュータの電源負荷および在室人員の発熱負荷を所定領域内の発熱量としてリアルタイムで算出することができるため、空調設備の最適制御を実現することができる。
そして、本発明は、前記中央監視サーバが、前記在室人員に応じて前記所定領域内の照明設備の点灯・消灯・調光を制御可能な照明設備制御部を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、人が居る領域を的確に把握することができるため、高精度な照明制御を実行することができる。
本発明の設備機器制御システムによれば、コンピュータの電源がオンかオフかを管理サーバの電源状態監視部において監視し、中央監視サーバにおいて、電源がオンの場合はそのコンピュータの使用者は在室と判定し、電源がオフの場合はそのコンピュータの使用者は不在と判定して、所定領域内の在室人員を算定することができるようになっている。また、この在室人員に応じて設備機器を制御する、つまり、コンピュータの電源状態に応じて設備機器の運転状態を制御するように構成したため、設備機器の制御をより最適に実行することができる。
本発明の実施形態における設備機器制御システムのブロック図である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムを採用したモデルフロアのコンピュータ設置状態を示す平面図である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムを採用したモデルフロアの換気設備および空調設備の設置状態を示す平面図である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムを採用したモデルフロアの照明設備の設置状態を示す平面図である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムの制御方法を説明するモデルフロアの部分平面図(1)である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムの制御方法を説明するモデルフロアの部分平面図(2)である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムの制御方法を説明するモデルフロアの部分平面図(3)である。 本発明の実施形態における設備機器制御システムの制御方法を説明するモデルフロアの部分平面図(4)である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1は本実施形態の設備機器制御システムの構成を示すブロック図である。なお、図1は、例えばあるオフィスビルの1フロアFを想定したものである。図1に示すように、設備機器制御システム10は、コンピュータ11と、換気設備12、空調設備13および照明設備14などからなる設備機器15と、複数のコンピュータ11に接続され、複数のコンピュータ11の各々の電源状態を監視する電源状態監視部21を有する管理サーバ20と、管理サーバ20に接続され、コンピュータ11の電源状態から人の材不在を判断し、所定領域内の在室人員を算定する在室人員算定部31を有する中央監視サーバ30と、を備えている。
図2は本実施形態におけるフロアFの概略構成図である。図2に示すように、フロアFには縦4台、横4台の計16台のデスクDが配されており、それぞれのデスクDにはコンピュータ11が設置されている。各コンピュータ11はLANケーブル17を介して管理サーバ20に接続されている。なお、本フロアFに配されたデスクDは、4台ずつグループが形成されており、エリア41,42,43,44に区画されている。
図3はフロアFの空調設備および換気設備の概略構成図である。図3に示すように、エアコンなどの空調設備13は各エリア41,42,43,44に1台ずつ設置されている。また、換気ファンなどの換気設備12も各エリア41,42,43,44に1台ずつ設置されており、換気設備12で取り込んだ外気はダクト19を介して空調設備12に供給されるように構成されている。なお、この換気設備12は風量調節が可能になっているとともに、空調設備13は熱負荷に応じて自動制御ができるようになっている。
図4はフロアFの照明設備の概略構成図である。図4に示すように、照明設備14は各デスクDに対応した天井面に1台ずつ設置されている。つまり、照明設備14は、各エリア41,42,43,44に4台ずつ、計16台設置されている。
本実施形態では、設備機器15が、換気設備12、空調設備13および照明設備14で構成されており、それぞれ1フロアに複数台設けられているとともに、各設備機器15は中央監視サーバ30にLANケーブル16を介して接続されている。また、本実施形態では、各エリア41,42,43,44の設備機器15を個別制御することができるように構成されている。なお、中央監視サーバ30はフロアFごとに設置してもよいし、建物の中央監視室などに設置してもよい。
図1に戻り、管理サーバ20は、全てのコンピュータ11とLANケーブル17を介して接続されており、各コンピュータ11の電源状態を監視する電源状態監視部21を有している。つまり、管理サーバ20において、各コンピュータ11の電源がオンかオフかをリアルタイムで監視することができるようになっている。また、管理サーバ20はLANケーブル18を介して中央監視サーバ30に接続されている。
中央監視サーバ30は、コンピュータ11の電源状態から人の材不在を判断し、所定領域(例えば、各エリア41,42,43,44)内の在室人員を算定する在室人員算定部31と、在室人員に応じて所定領域内に供給する外気導入量を算出する外気導入量算出部32と、外気導入量算出部32の算出結果に基づいて、換気設備12の風量を調節可能な換気設備制御部33と、コンピュータ11の電源状態および在室人員に応じて所定領域内の発熱量を算出する発熱量算出部34と、発熱量算出部34の算出結果に基づいて、空調設備13を制御可能な空調設備制御部35と、在室人員に応じて所定領域内の照明設備14の点灯・消灯・調光率を制御可能な照明設備制御部36と、を備えている。
このように構成されたフロアFの設備機器制御方法について説明する。なお、以下の説明では、1つのエリア(例えば、エリア41)のみを用いて説明するが、他のエリア42,43,44についても、略同一の設備機器制御を実行することができる。
図5は、エリア41の全てのデスクDのコンピュータ11の電源がオンの状態である。ここで、コンピュータ11の電源がオンかオフかは、コンピュータ11にLANケーブル17を介して接続されている管理サーバ20の電源状態監視部21において判断されている。具体的には、電源状態監視部21よりコンピュータ11に向かってLANケーブル17を介してpingをとばし、その応答状態により電源のオン・オフを判定している。つまり、コンピュータ11から応答があれば電源オン状態と判定し、応答がない場合は電源オフ状態と判定する。電源状態監視部21で判定された各コンピュータ11の電源状態の情報は、LANケーブル18を介して中央監視サーバ30の在室人員算定部31に伝送される。
図5のように、エリア41内の4台のコンピュータ11の電源が全てオンになっている場合は、在室人員算定部31において、エリア41には4名全員が在席していると算定する。つまり、エリア41の在席率は100%と算定する。
続いて、外気導入量算出部32において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した外気導入量を算出する。例えば、エリア41における外気導入量の最大値(最大外気導入量)を予め設定しておき、その最大外気導入量に外気導入量算出部32で算出された在席率をかけることにより外気導入量を算出する。なお、外気導入量は、一人当たりの外気導入量(単位外気導入量)を予め設定しておき、その単位外気導入量に外気導入量算出部32で算出された在席人数をかけることにより外気導入量を算出してもよい。
外気導入量算出部32において外気導入量が算出されたら、その情報を換気設備制御部33へと伝送する。換気設備制御部33は、外気導入量算出部32からの外気導入量情報に基づいて、例えば、ダクト19に配された可変風量ダンパ(不図示)のダンパ開度を調整して外気導入量を算出された外気導入量に設定する。図5においては、可変風量ダンパの開度を100%に設定する。なお、外気導入量の調整は、換気設備12自体をインバータ制御して直接風量を調節するように構成してもよい。
また、上述した換気設備12の制御と略同時に空調設備13の制御を行う。具体的には、発熱量算出部34において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した発熱量を算出する。例えば、エリア41における発熱量の最大値(最大発熱量)を予め設定しておき、その最大発熱量に発熱量算出部34で算出された在席率をかけることにより発熱量を算出する。なお、発熱量は、一人当たりの発熱量(単位発熱量)を予め設定しておき、その単位発熱量に発熱量算出部34で算出された在席人数をかけることにより発熱量を算出してもよい。
発熱量算出部34において発熱量が算出されたら、その情報を空調設備制御部35へと伝送する。空調設備制御部35は、発熱量算出部34からの発熱量情報に基づいて、例えば、空調設備13の運転状態(例えば、強・中・弱運転)を調整する。図5においては、発熱負荷が最大になるため、空調設備13を強運転に設定する。なお、空調設備13の運転制御は、発熱負荷にあわせて設定温度を可変するように構成してもよい。
さらに、上述した換気設備12および空調設備13の制御と略同時に照明設備14の制御を行う。具体的には、照明設備制御部36において、在室人員算定部31におけるエリア41の在席率(在席人数)の情報に基づいて、例えば、照明設備14の調光率を調整する。図5においては、在席率が100%であるため、照明設備14の調光率も100%に設定する。なお、照明設備14の制御は、コンピュータ11の運転状態に対応して、該コンピュータ11が配されたデスクDの直上に設置された照明設備14のオン・オフ制御を行うように設定してもよい。つまり、電源がオン状態のコンピュータ11の直上の照明設備14は点灯し、電源がオフ状態のコンピュータ11の直上の照明設備14は消灯するように設定してもよい。
図6は、エリア41の半分のデスクDのコンピュータ11だけが電源オンの状態である。この場合、在室人員算定部31において、エリア41には4名中2名が在席していると算定する。つまり、エリア41の在席率は50%と算定する。
続いて、外気導入量算出部32において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した外気導入量を算出し、その情報を換気設備制御部33へと伝送する。換気設備制御部33は、外気導入量算出部32からの外気導入量情報に基づいて、例えば、ダクトに配された可変風量ダンパ(不図示)のダンパ開度を調整して外気導入量を算出された外気導入量に設定する。図6においては、可変風量ダンパの開度を50%に設定する。
また、上述した換気設備12の制御と略同時に空調設備13の制御を行う。具体的には、発熱量算出部34において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した発熱量を算出し、その情報を空調設備制御部35へと伝送する。空調設備制御部35は、発熱量算出部34からの発熱量情報に基づいて、例えば、空調設備13の運転状態(例えば、強・中・弱運転)を調整する。図6においては、発熱負荷が最大値の約50%になるため、空調設備13を中運転に設定する。
さらに、上述した換気設備12および空調設備13の制御と略同時に照明設備14の制御を行う。具体的には、照明設備制御部36において、在室人員算定部31におけるエリア41の在席率(在席人数)の情報に基づいて、例えば、照明設備14の調光率を調整する。図6においては、在席率が50%であるため、照明設備14の調光率も50%に設定する。なお、照明設備14は、電源がオン状態のコンピュータ11の直上の2灯の照明設備14は点灯し、電源がオフ状態のコンピュータ11の直上の照明設備14は消灯するように設定してもよい。
図7は、エリア41の1台のデスクDのコンピュータ11だけが電源オンの状態である。この場合、在室人員算定部31において、エリア41には4名中1名が在席していると算定する。つまり、エリア41の在席率は25%と算定する。
続いて、外気導入量算出部32において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した外気導入量を算出し、その情報を換気設備制御部33へと伝送する。換気設備制御部33は、外気導入量算出部32からの外気導入量情報に基づいて、例えば、ダクトに配された可変風量ダンパ(不図示)のダンパ開度を調整して外気導入量を算出された外気導入量に設定する。図7においては、可変風量ダンパの開度を25%に設定する。
また、上述した換気設備12の制御と略同時に空調設備13の制御を行う。具体的には、発熱量算出部34において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した発熱量を算出し、その情報を空調設備制御部35へと伝送する。空調設備制御部35は、発熱量算出部34からの発熱量情報に基づいて、例えば、空調設備13の運転状態(例えば、強・中・弱運転)を調整する。図7においては、発熱負荷が最大値の約25%になるため、空調設備13を弱運転に設定する。
さらに、上述した換気設備12および空調設備13の制御と略同時に照明設備14の制御を行う。具体的には、照明設備制御部36において、在室人員算定部31におけるエリア41の在席率(在席人数)の情報に基づいて、例えば、照明設備14の調光率を調整する。図7においては、在席率が25%であるため、照明設備14の調光率も25%に設定する。なお、照明設備14は、電源がオン状態のコンピュータ11の直上の1灯の照明設備14は点灯し、電源がオフ状態のコンピュータ11の直上の照明設備14は消灯するように設定してもよい。
図8は、エリア41の全てのデスクDのコンピュータ11が電源オフの状態である。この場合、在室人員算定部31において、エリア41には4名中0名が在席していると算定する。つまり、エリア41の在席率は0%と算定する。
続いて、外気導入量算出部32において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した外気導入量を算出し、その情報を換気設備制御部33へと伝送する。換気設備制御部33は、外気導入量算出部32からの外気導入量情報に基づいて、例えば、ダクトに配された可変風量ダンパ(不図示)のダンパ開度を調整して外気導入量を算出された外気導入量に設定する。図8においては、在席率が0%であるため、換気設備12の運転を停止する。
また、上述した換気設備12の制御と略同時に空調設備13の制御を行う。具体的には、発熱量算出部34において、エリア41の在席率(在席人数)に対応した発熱量を算出し、その情報を空調設備制御部35へと伝送する。空調設備制御部35は、発熱量算出部34からの発熱量情報に基づいて、例えば、空調設備13の運転状態(例えば、強・中・弱運転)を調整する。図8においては、在席率が0%であるため、空調設備13の運転を停止する。
さらに、上述した換気設備12および空調設備13の制御と略同時に照明設備14の制御を行う。具体的には、照明設備制御部36において、在室人員算定部31におけるエリア41の在席率(在席人数)の情報に基づいて、例えば、照明設備14の調光率を調整する。図8においては、在席率が0%であるため、照明設備14を全て消灯する。
本実施形態によれば、コンピュータ11の電源がオンかオフかを管理サーバ20の電源状態監視部21において監視し、中央監視サーバ30において、コンピュータ11の電源がオンの場合はそのコンピュータ11の使用者は在室と判定し、電源がオフの場合はそのコンピュータ11の使用者は不在と判定して、所定領域(エリア41,42,43,44)内の在室人員(在席人員)を算定することができるようになっている。また、この在室人員に応じて設備機器15(換気設備12、空調設備13および照明設備14)を制御する、つまり、コンピュータ11の電源状態に応じて設備機器15の運転状態を制御するように構成したため、設備機器15の制御をより最適に実行することができる。
また、在室人員に応じてエリア41,42,43,44内に供給する外気導入量を算出する外気導入量算出部32と、外気導入量算出部32の算出結果に基づいて、換気設備12の風量を調節可能な換気設備制御部33と、を備えたため、必要な外気量のみエリア41,42,43,44内に供給することができ、空調負荷を低減して、省エネ化を図ることができる。
さらに、コンピュータ11の電源状態および在室人員に応じてエリア41,42,43,44内の発熱量を算出する発熱量算出部34と、発熱量算出部34の算出結果に基づいて、空調設備13を制御可能な空調設備制御部35と、を備えたため、エリア41,42,43,44内の発熱量をリアルタイムで算出することができ、空調設備13の最適制御を実現することができる。
そして、在室人員に応じてエリア41,42,43,44内の照明設備14の点灯・消灯・調光を制御可能な照明設備制御部36を備えたため、人が居る領域を的確に把握することができ、高精度な照明制御を実行することができる。また、照明設備14を最適制御することにより、空調負荷を低減して、省エネ化を図ることができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、設備機器制御システム10をフロアF内の設備機器15の制御に採用した場合の説明をしたが、フロアFに形成された廊下やトイレなどの共用部に設置された設備機器の制御システムとして採用することもできる。この場合、例えばフロアF全体の在室人員に対応して共用部の設備機器の運転状態を制御するように設定すればよい。
10…設備機器制御システム 11…コンピュータ 12…換気設備 13…空調設備14…照明設備 15…設備機器 20…管理サーバ 21…電源状態監視部 30…中央監視サーバ 31…在室人員算定部 32…外気導入量算出部 33…換気設備制御部 34…発熱量算出部 35…空調設備制御部 36…照明設備制御部 41,42,43,44…エリア(所定領域)

Claims (4)

  1. 複数のコンピュータと、
    該複数のコンピュータに接続され、前記複数のコンピュータの各々の電源状態を監視する電源状態監視部を有する管理サーバと、
    該管理サーバに接続され、前記コンピュータの電源状態から人の材不在を判断し、所定領域内の在室人員を算定する在室人員算定部を有する中央監視サーバと、を備え、
    前記在室人員算定部において算定された前記在室人員に応じて前記所定領域内に配された設備機器の運転状態を制御可能に構成されていることを特徴とする設備機器制御システム。
  2. 前記中央監視サーバは、
    前記在室人員に応じて前記所定領域内に供給する外気導入量を算出する外気導入量算出部と、
    該外気導入量算出部の算出結果に基づいて、換気設備の風量を調節可能な換気設備制御部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の設備機器制御システム。
  3. 前記中央監視サーバは、
    前記コンピュータの電源状態および前記在室人員に応じて前記所定領域内の発熱量を算出する発熱量算出部と、
    該発熱量算出部の算出結果に基づいて、空調設備を制御可能な空調設備制御部と、を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器制御システム。
  4. 前記中央監視サーバは、前記在室人員に応じて前記所定領域内の照明設備の点灯・消灯・調光を制御可能な照明設備制御部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の設備機器制御システム。
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