JP2011244114A - 時刻情報表示位置制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時刻情報の表示位置を安定して適切な位置に設定可能な時刻情報表示位置制御装置を提供する。
【解決手段】時刻情報表示位置制御装置は、映像内の複数の表示エリアのうち1つを、時刻情報の表示エリアとして選択する。当該装置は、各表示エリアの映像内の動きの有無を判断して、時刻情報の位置を決定する。デフォルトの初期表示エリアの映像に動きが無い場合は、当該初期表示エリアに時刻情報を表示する。初期表示エリアの映像に動きがあると判断した場合は、映像の動き度合いが最小の表示エリアに時刻情報を表示する。

【選択図】図1

Description

本発明は、映像上に時刻情報を表示する位置を制御する時刻情報表示位置制御装置に関するものであり、特に、監視・観察用の映像など、変化(動き)を伴う映像上に時刻情報を表示させる技術に関する。
例えば、金融機関やスーパーマーケットなどにおける店内セキュリティーの確保、駐車場やホテル、パチンコ店などにおける事故・不正行為・犯罪の防止、文教施設や研究所などでの実験観察の記録、あるいは画像ファイルの管理、等には監視・観察用映像機器が広く用いられている。以下では説明の便宜上、監視・観察を総称して単に「監視」と呼ぶこととする。
監視用映像機器としては、監視エリアの映像(監視映像)を取得するカメラ(監視カメラ)および監視映像を表示する表示装置(監視モニタ)の他、複数の監視カメラの映像を切り替える切替装置(監視カメラコントローラ)、複数の監視カメラの映像を同時に表示可能な表示装置(多画面監視モニタ)、監視カメラからの映像信号をビデオテープやハードディスク等の記録媒体に記録する記録装置(監視用ビデオレコーダ)等がある。監視用映像機器は、用途の性格上、表示あるいは記録する監視映像にその撮影の日付および時刻(時刻情報)を示す文字列を合成する機能(スーパーインポーズ機能)を有するのが一般的である。
監視用映像機器の中には、監視映像内に時刻情報を表示させるとき、その表示位置をユーザが設定可能なものがある。これによれば、監視映像の例えば右上、右下、左上、左下など、監視の妨げとならない位置を選択して時刻情報を表示させることができる。しかし、監視カメラの据え付け位置や監視対象の種類によっては、監視映像内で監視の妨げとならない位置を特定できない場合がある。例えば、監視対象が撮影範囲の全体を動き回るような場合などである。時刻情報の表示が監視対象の映像に重なってしまうと、時刻情報の表示が邪魔になって監視の妨げとなる。
例えば下記の特許文献1には、その問題を解決するための技術が開示されている。この技術では、時刻情報の表示エリアの映像信号(デジタル輝度信号)をメモリに蓄えておき、それを次のフレームにおける同表示エリアの映像信号と比較して、両者の間に1ビット或いは数ビットの違いがあれば、次フレームの時刻情報の表示位置を画面上の別の場所に移動させている。
特開平6−350957号公報
特許文献1の技術では、単純に1フレーム期間遅延した映像信号と現在の映像信号との差分を求め、両者間に1ビット或いは数ビットの違いがあれば時刻情報の表示位置を移動させている。しかしこの方法では、監視映像内に監視対象の他にも動的なもの(例えば監視対象ではない雨や雪、木の葉の揺れ、海の波の乱反射など)が写り込む場合や、映像信号にノイズが含まれていた場合に、それを過剰に検知して、時刻情報の表示位置が移動する可能性がある。
特に、時刻情報の表示位置の移動先にも動的なものがあった場合や、監視映像の全体にノイズが発生した場合には、時刻情報の表示位置がめまぐるしく移動する。つまり時刻情報の表示位置が不安定になり、かえって監視の妨げとなる。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、時刻情報の表示位置を安定して適切な位置に設定可能な時刻情報表示位置制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る時刻情報表示位置制御装置は、時間的に連続的な映像内に規定した複数の表示エリアのうち1つを、時刻情報の表示エリアとして選択する表示エリア決定部と、前記複数の表示エリアのうちから初期表示エリアを定める初期表示エリア設定部と、各表示エリアの映像の動きを検出する表示エリア動き検出部とを備え、前記時刻表示エリア決定部は、前記表示エリア動き検出部による各表示エリアの映像の動きの検出結果に基づいて、前記初期表示エリアの映像に動きが無いと判断した場合は当該初期表示エリアを選択し、前記初期表示エリアの映像に動きがあると判断した場合は映像の動き度合いが最小の表示エリアを選択するものである。
本発明に係る時刻情報表示位置制御装置によれば、時刻情報は原則として特定の位置(初期表示エリア)に表示され、また時刻情報の表示エリアの映像に動きがあった場合でも、時刻情報の表示は、より映像の動きの少ない表示エリアに移動されるので、時刻情報を安定して適切な位置に表示させることができる。
本発明の実施の形態に係る時刻情報表示位置制御装置のブロック図である。 本発明の実施の形態における監視映像の例を示す図である。 本発明の実施の形態における監視映像の例を示す図である。 本発明の実施の形態における監視映像の例を示す図である。 本発明の実施の形態における監視映像の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る時刻情報表示位置制御装置の動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態に係る時刻情報表示位置制御装置のブロック図である。この時刻情報表示位置制御装置は、映像信号入力端7に入力された時間的に連続的な監視映像の映像信号に対し、日付を含む時刻情報の表示を合成するものである。また日付情報が合成された映像信号は映像信号出力端8から出力される。
図1の如く、本実施の形態の時刻情報表示位置制御装置は、入力信号処理部9、出力信号処理部10、日付時刻表示合成部11、表示エリア抽出部12、信号遅延部15、表示エリア動き検出部18、動き度合い比較部21、日付時刻表示エリア決定部22、表示CPU23、時計部24、エリア初期選択部25を備えている。
入力信号処理部9は、映像信号入力端7に入力された映像信号を、当該装置で処理可能な形式のデジタル映像信号に変換するものである。本実施の形態では、時刻情報表示位置制御装置が、デジタル映像信号(例えばITU-R BT.656)に対して、時刻情報表示の合成処理を行うものと仮定する。出力信号処理部10は、時刻情報が合成されたデジタル映像信号を、その出力先に応じた形式の信号に変換するものである。入力信号処理部9および出力信号処理部10の具体的な機能は、時刻情報表示位置制御装置が搭載される機器によって異なる。
例えば、時刻情報表示位置制御装置がアナログ式の監視カメラに搭載されるケースであれば、映像信号入力端7にはCCD等の撮像素子からのRGB信号が入力され、入力信号処理部9はそれをデジタル映像信号に変換する。一方、出力信号処理部10は、デジタル映像信号を、コンポジット映像信号やY−Cセパレート映像信号などのアナログ映像信号に変換して映像信号出力端8から出力する。映像信号出力端8から出力されたアナログ映像信号は、監視カメラの映像出力端子へと送られる。
また、時刻情報表示位置制御装置がアナログ式の監視カメラコントローラに搭載されるケースであれば、映像信号入力端7には、監視カメラ等から当該監視カメラコントローラの映像入力端子に入力されたアナログ映像信号(コンポジット映像信号やY−Cセパレート映像信号など)が入力され、入力信号処理部9はそれをデジタル映像信号に変換する。出力信号処理部10は、デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換して映像信号出力端8から出力する。映像信号出力端8から出力されたアナログ映像信号は、監視カメラコントローラの映像出力端子へと送られる。
時刻情報表示位置制御装置が、監視カメラからのアナログ映像信号を記録する監視用ビデオテープレコーダに搭載されるケースであれば、映像信号入力端7には、監視カメラ等から当該監視用ビデオテープレコーダの映像入力端子に入力されたアナログ映像信号が入力され、入力信号処理部9はそれをデジタル映像信号に変換する。出力信号処理部10は、デジタル映像信号を輝度信号と色信号に変換し、映像信号出力端8から出力する。映像信号出力端8から出力された輝度信号および色信号は、さらにFM変調回路等を経てビデオテープに記録される。
時刻情報表示位置制御装置が、監視カメラ等からのアナログ映像信号をビデオデコーダによりデジタル映像信号に変換してハードディスクに保存する監視用デジタルビデオレコーダに搭載されるケースであれば、映像信号入力端7には、監視用デジタルビデオレコーダのビデオデコーダが生成したデジタル映像信号が入力される。また映像信号出力端8から出力されるデジタル映像信号は、ハードディスク装置に記録される。そのため上記ビデオデコーダが生成するデジタル映像信号が、そのまま時刻情報表示位置制御装置で処理可能な形式であれば、入力信号処理部9および出力信号処理部10は省略できる。
時刻情報表示位置制御装置が、監視用モニタに搭載されるケースであれば、映像信号入力端7には、監視用モニタの映像入力端子に入力された、監視カメラ等からのアナログ映像信号が入力され、入力信号処理部9はそれをデジタル映像信号に変換する。出力信号処理部10は、デジタル映像信号をRGB信号に変換して映像信号出力端8から出力する。映像信号出力端8から出力されたRGB信号は、監視用モニタ内部の表示装置駆動回路(CRTドライブ回路やLCDドライブ回路等)を経て、監視用モニタの表示画面(CRTやLCD)に映像として出力される。
なお、本発明の適用は以上の用途に限定されず、用途に応じて入力信号処理部9および出力信号処理部10に適切な機能を持たせることによって、様々な形態の監視用映像機器に適用可能である。
再び図1を参照する。日付時刻表示合成部11は、入力信号処理部9が生成したデジタル映像信号に、現在の時刻情報の文字列を合成(スーパーインポーズ)する。上記の出力信号処理部10には、日付時刻表示合成部11によって時刻情報表示が合成されたデジタル映像信号が入力される。
表示エリア抽出部12は、デジタル表示信号から得られる監視映像内に複数規定される、時刻情報表示エリア(時刻情報表示の背景となる部分)のそれぞれの映像信号を抽出する。図2は、本実施の形態における監視映像の例を示す図である。本実施の形態では、同図に点線の矩形で示すように、監視映像内の6箇所に時刻情報の表示エリアを規定する(上記点線は実際の画面には表示されない)。
ここで、図2に示す6つの時刻情報表示エリアのうち、右上段のものを第1表示エリア1、右中段のものを第2表示エリア2、右下段のものを第3表示エリア3、左上段のものを第4表示エリア4、左中段のものを第5表示エリア5、左下段のものを第6表示エリア6と規定する。
表示エリア抽出部12は、複数個(n個)の信号抽出部を含み、その数は少なくとも時刻情報表示エリアの数と同じだけ必要である。本実施の形態では、6つの時刻情報表示エリアを規定しているので、表示エリア抽出部12は6つの信号抽出部を備えるものとする。すなわち本実施の形態の表示エリア抽出部12は、第1〜第6表示エリア1〜6の映像信号をそれぞれ抽出する第1〜第6表示エリア信号抽出部12[1]〜12[6]を備える。
信号遅延部15は、表示エリア抽出部12が抽出した時刻情報表示エリアの映像信号を少なくとも1フレーム(またはフィールド)分保持でき、それを所定期間(1フレーム以上)遅延させて出力する。信号遅延部15は、例えば、表示エリア抽出部12が抽出した映像信号を1フレーム(またはフィールド)分以上保持できるFIFO(First-In/First-Out)の画像メモリで構成することができる。
信号遅延部15は、表示エリア抽出部12の各信号抽出部に接続する遅延器を備える。つまり遅延器の数は表示エリア抽出部12の信号抽出部と同じ個数(n個)である。本実施の形態の信号遅延部15は、第1〜第6表示エリア信号抽出部12[1]〜12[6]が抽出した映像信号を遅延させる6つの遅延器15[1]〜15[6]を備える。
表示エリア動き検出部18は、表示エリア抽出部12が抽出した時刻情報表示エリアそれぞれの映像信号(現在の映像信号)と、それを信号遅延部15が遅延した信号(過去の映像信号)とを比較することにより、時刻情報表示エリアごとに映像の変化(動き)を検出する。複数の時刻情報表示エリアのうち、現在の映像信号と過去の映像信号の差分が大きいエリアは、動きの度合いが大きいエリアと判断できる。
表示エリア動き検出部18は、表示エリア抽出部12の信号抽出部と同じ個数(n個)の動き検出部を備えている。本実施の形態の表示エリア動き検出部18は、第1〜第6表示エリア1〜6における映像の動きをそれぞれ検出する第1〜第6表示エリア動き検出部18[1]〜18[6]を備える。第k表示エリア動き検出部18[k](1≦k≦6)は、第k表示エリア信号抽出部12[k]が抽出した映像信号(現在の映像信号)と、それを遅延器15[k]が遅延した信号(過去の映像信号)とを比較して、第k表示エリアの動きを検出し、その度合い(差分)を表す数値を出力する。
動き度合い比較部21は、表示エリア動き検出部18が得た各時刻情報表示エリアの映像の動き度合いを表す数値を、所定の閾値と比較したり、他の時刻情報表示エリアの映像動き度合いと比較したりして評価する。日付時刻表示エリア決定部22は、その評価結果に基づいて、時刻情報をどの表示エリアに表示させるかを決定し、それを日付時刻表示合成部11に指示する制御信号(表示エリア制御信号)を出力する。
CPU23は、時刻情報表示位置制御装置の各要素を制御するマイクロコンピュータである。CPU23は、時計部24から日付を含む現在の時刻情報を取得し、その時刻情報を表す文字列を示す信号(日付時刻文字パターン信号)を日付時刻表示合成部11へと送る。
日付時刻表示合成部11は、監視映像(入力信号処理部9からのデジタル映像信号)に対して、日付時刻表示エリア決定部22からの表示エリア制御信号に応じた位置に、CPU23からの日付時刻文字パターン信号に応じた文字列を合成させるように動作する。
ユーザインターフェイス部25は、ユーザが操作可能な押しボタンスイッチやマウス等の入力デバイスであり、初期表示エリア設定部251、表示スタイル設定部252および閾値設定部253を含んでいる。初期表示エリア設定部251は、時刻情報を表示させる初期位置(デフォルトの位置)を設定するものであり、図1の例であれば、第1〜第6表示エリア1〜6のいずれか1つを選択できる。
表示スタイル設定部252は、時刻情報表示エリアのレイアウトを変更するためのものである。閾値設定部253は、動き度合い比較部21が各時刻情報表示エリアにおける動きの有無を判断する基準となる閾値を設定するものである。
図6は、本発明の実施の形態に係る時刻情報表示位置制御装置の動作を示すフローチャートである。同図を参照しつつ、図1の時刻情報表示位置制御装置の動作を説明する。
まずユーザは、初期表示エリア設定部251を操作して、複数の時刻情報表示エリアのうち最初に時刻情報を表示させる「初期表示エリア」を選択する(S1)。ここでは図2に示す第1〜第6表示エリア1〜6のうち、第1表示エリア1が初期表示エリアとして選択されたとする。ユーザは、表示スタイル設定部252および閾値設定部253を操作して、時刻情報表示エリアのレイアウトや、映像の動きの有無の基準となる閾値を設定することもできるが、ここではその説明は省略する。
初期表示エリアとして第1表示エリア1が選択されると、日付時刻表示エリア決定部22は、第1表示エリア1を指定する表示エリア制御信号を日付時刻表示合成部11に送る。これにより、時刻情報の表示位置が第1表示エリア1に設定される(S2)。
CPU23は、CPU23から現在の時刻情報を取得し(S3)、その時刻情報に対応した日付時刻文字パターン信号を日付時刻表示合成部11に送る。日付時刻表示合成部11は、表示エリア制御信号と日付時刻文字パターン信号に基づいて、監視映像(入力信号処理部9からのデジタル映像信号)の第1表示エリア1に、時刻情報表示を合成する(S4)。その結果、図2のように監視映像の第1表示エリア1に時刻情報が表示される。
続いて表示エリア動き検出部18は、表示エリア抽出部12が得た第1〜第6表示エリア1〜6の映像信号(現在の映像信号)と、それを信号遅延部15が遅延させた信号(過去の映像信号)との差分をとり、第1〜第6表示エリア1〜6それぞれの映像の動きを検出し、その動きの度合いを数値化して動き度合い比較部21へと送る。
動き度合い比較部21は、まず初期表示エリアである第1表示エリア1の映像に動きがあったかどうかを判定する(S5)。具体的には、第1表示エリア1の映像の動き度合いを表す数値が所定の閾値を超えているか否かを判定し、閾値を超えていなければ表示エリア1の映像には動きが無いとみなし、閾値を超えていれば動きがあったと判定する。
表示エリア1の映像に動きが無ければ(ステップS5において「NO」)、動き度合い比較部21は、日付時刻表示エリア決定部22に対し第1表示エリア1を指定するように指示する(S6)。その指示を受けた日付時刻表示エリア決定部22は、第1表示エリア1を指定する信号を日付時刻表示合成部11に送る。その結果、時刻情報を表示する位置が第1表示エリア1に設定される。その後は、上記のステップS3に戻り、時刻情報の取得および監視映像への合成が行われる。
また、表示エリア1の映像に動きがあった場合(ステップS5において「YES」)、動き度合い比較部21は、現在、時刻情報が表示されている位置が初期表示エリア(第1表示エリア1)かどうか調べる(S7)。
このとき図2のように第1表示エリア1に時刻情報が表示されていれば(ステップS7において「YES」)、動き度合い比較部21は、第1〜第6表示エリア1〜6それぞれの映像の動き度合いを表す数値を比較して、最も動き度合いが小さいものを特定する。そして日付時刻表示エリア決定部22に対し、最も動きの小さい時刻情報表示エリアに時刻情報を表示させるよう指示する。動き度合い比較部21はそれに応じた表示エリア制御信号を日付時刻表示合成部11に送る。その結果、時刻情報を表示する位置が、第1〜第6表示エリア1〜6のうち映像の動き度合いが最も小さいエリアに設定される(S8)。その後は、上記のステップS3に戻り、時刻情報の取得および監視映像への合成が行われる。
例えば、図2の監視映像の状態から、その映像内の人物A,B,Cがそれぞれ動き、人物Aが第1表示エリア1の中に写り込んだとする。それにより第1表示エリア1の映像に動きがあったと判断されると、動き度合い比較部21は、第1〜第6表示エリア1〜6から最も動き度合いの小さいものを特定する。このとき第5表示エリア5の動きが最も小さいと評価されたと仮定すると、図3のように時刻情報表示が第5表示エリア5へと移動する。
なお、図3のように時刻情報表示が第1表示エリア1(初期表示エリア)から既に他のエリアに移動していた場合も、動き度合い比較部21はまず第1表示エリア1の映像の動き度合いの評価を行い(S5)、第1表示エリア1の映像に動きが無ければ、時刻情報を表示する位置は第1表示エリア1に設定される(S6)。つまり第1表示エリア1の映像に動きが生じて時刻情報表示がそこから移動しても、その後、第1表示エリア1の映像の動きが治まれば、時刻情報表示の位置は第1表示エリア1に戻ることになる。言い換えれば、時刻情報表示は、第1表示エリア1の映像に動きが無い限り、常に第1表示エリア1に表示される。
例えば、図3の監視映像のように時刻情報表示が第5表示エリア5にある状態から、人物Aが左に移動して、第1表示エリア1から出たとする。それにより第1表示エリア1の映像に動きが無くなったと判断されると、図4のように時刻情報表示が第1表示エリア1へと戻る。
一方、図3のように時刻情報表示が初期表示エリア(第1表示エリア1)から他のエリアに移動した後も、第1表示エリア1の映像に動きが継続している場合は(ステップS5において「YES」、ステップS7において「NO」)、動き度合い比較部21は、現時点で時刻情報が表示されているエリア(現表示エリア)の映像の動きの有無を判断する(S9)。このとき現表示エリアの映像に動きが無いと判断されると(ステップS9において「NO」)、動き度合い比較部21は、日付時刻表示エリア決定部22に対し、時刻情報を表示するエリアを現表示エリアに維持するよう指示する。日付時刻表示エリア決定部22は、現表示エリアを指定する信号を日付時刻表示合成部11へと送る。その結果、時刻情報を表示する位置は、引き続き現表示エリアに設定される(S10)。つまり時刻情報表示は移動しない。その後は、上記のステップS3に戻り、時刻情報の取得および監視映像への合成が行われる。
例えば図3の監視映像の状態から、人物Aが引き続き第1表示エリア1内を動き続け、且つ、第5表示エリア5の映像に動きが無かった場合、時刻情報表示は第5表示エリア5から移動しない。
また、時刻情報表示が初期表示エリア(第1表示エリア1)から他のエリアに移動した後、初期表示エリアと現表示エリアの両方に映像の動きがあったと判定された場合は(ステップS9において「YES」)、上で説明したステップS8へと進む。すなわち、動き度合い比較部21は、第1〜第6表示エリア1〜6のうち映像の動き度合いが最小のものを特定し、時刻情報を表示する位置をそのエリアに設定する。その後は、上記のステップS3に戻り、時刻情報の取得および監視映像への合成が行われる。
例えば図3の監視映像の状態から、第1表示エリア1と第5表示エリア5の両方に映像の動きがあったと判断されたときは、時刻情報表示は、第1〜第6表示エリア1〜6のうち映像の動き度合いが最小のエリアへと移動する(例えば第6表示エリア6)。第1〜第6表示エリア1〜6の映像の状態によっては、このとき時刻情報の表示位置が第1表示エリア1(初期表示エリア)へと移動する場合もあるし、第5表示エリア5から移動しない場合もある。
以上の動作は、映像信号入力端7から映像信号が入力される間、継続的に実行される。従って、本実施の形態に係る時刻情報表示位置制御装置によれば、時刻情報表示は、初期表示エリア(上の例では第1表示エリア1)の映像に動きが無い期間は、常に初期表示エリアに表示される。初期表示エリアの映像に動きが生じると、時刻情報表示は、全ての表示エリア(第1〜第6表示エリア1〜6)のうち最も映像の動きが小さいものへと移動する。その後、初期表示エリアの映像の動きが治まれば時刻情報表示は初期表示エリアに戻るが、初期表示エリアの映像の動きが継続した場合は、現表示エリアの映像の動きが無い限り時刻情報表示の位置は維持される。また初期表示エリアにも現表示エリアにも映像にも動きが生じている場合には、全ての表示エリアのうち最も映像の動きが小さいものに時刻情報が表示される。
このように、時刻情報表示が原則として初期表示エリアに表示されるため、その表示位置が安定する。また初期表示エリアの映像に動きが生じ、時刻情報表示位置を移動させるときは、前もって移動先のエリアの映像の動きを評価して、映像の動きが最小のエリアへと移動させるので、時刻情報表示位置がめまぐるしく変化することが防止される。
ここで、表示エリア初期選択部25の表示スタイル設定部252および閾値設定部253について説明する。
表示スタイル設定部252は、時刻情報表示エリアのレイアウトを変更させるものである。例えば図2では、時刻情報表示エリアが6箇所規定されていたが、それを図5で点線の矩形で示すように、画面の四隅に変更することができる。図5に示す4つの時刻表示エリアのうち、右上のものを第1表示エリア1a、右下のものを第2表示エリア2a、左上のものを第3表示エリア3a、左下のものを第4表示エリア4aと規定する。
この場合、時刻情報表示エリアの数が4つに減るので、表示エリア抽出部12の第1表示エリア信号抽出部12[1]〜12[4]を用いて第1〜第4表示エリア1a〜4aの映像信号を抽出すれば足りる。このとき第5および第6表示エリア信号抽出部12[5],12[6]の動作は停止させる(同様に、遅延器15[5],15[6]、第5および第6表示エリア動き検出部18[5],18[6]も停止させる)。
また閾値設定部253は、動き度合い比較部21において各時刻情報表示エリアの動きの有無を判定する基準となる閾値を設定することができる。例えば、監視映像に、監視対象とは別の動的物体が写りこむ場合、予め閾値を高めに設定しておけば、映像の動きが過剰に検出されることを防止でき、必要以上に時刻情報の表示位置が移動することを抑えることができる。
閾値は、複数の時刻情報表示エリアに共通の値としてもよいが、時刻情報表示エリアごとに個別に設定できるようにしてもよい。例えば、監視対象とは別の動的物体の位置が予想できる場合には、その位置に重複する時刻情報表示エリアの閾値のみを高く設定するとよい。そうすると、その時刻情報表示エリアで映像の動きが過剰に検出されることを防止しつつ、他の時刻情報表示エリアでは高い精度で映像の動きを検出することが可能になる。
また以上では、時刻表示エリアの位置の例として、監視映像内の左上段、左中段、左下段、右上段、右中段、右下段を示したが、他の個所、例えば中央上段、中央下段にも設けてもよい。
1〜6 時刻情報表示エリア、7 映像信号入力端、8 映像信号出力端、9 入力信号処理部、10 出力信号処理部、11 日付時刻表示合成部、12 表示エリア抽出部、15 信号遅延部、18 表示エリア動き検出部、21 動き度合い比較部、22 日付時刻表示エリア決定部、23 CPU、24 時計部、25 ユーザインターフェイス部、251 初期表示エリア設定部、252 表示スタイル設定部、253 閾値設定部。

Claims (8)

  1. 時間的に連続的な映像内に規定した複数の表示エリアのうち1つを、時刻情報の表示エリアとして選択する表示エリア決定部と、
    前記複数の表示エリアのうちから初期表示エリアを定める初期表示エリア設定部と、
    各表示エリアの映像の動きを検出する表示エリア動き検出部とを備え、
    前記時刻表示エリア決定部は、
    前記表示エリア動き検出部による各表示エリアの映像の動きの検出結果に基づいて、前記初期表示エリアの映像に動きが無いと判断した場合は当該初期表示エリアを選択し、前記初期表示エリアの映像に動きがあると判断した場合は映像の動き度合いが最小の表示エリアを選択する
    ことを特徴とする時刻情報表示位置制御装置。
  2. 前記時刻表示エリア決定部は、
    前記初期表示エリアの映像に動きがあり、且つ、現在選択している表示エリアの映像には動きが無いと判断した場合は、前記現在選択している表示エリアを引き続き選択し、
    前記初期表示エリアの映像に動きがあり、且つ、現在選択している表示エリアの映像にも動きがあると判断した場合は、映像の動き度合いが最小の表示エリアを選択する
    請求項1記載の時刻情報表示位置制御装置。
  3. 前記表示エリア動き検出部は、
    過去の映像の映像信号を少なくとも1フレーム分保持できるメモリを有し、
    現在の映像信号と過去の映像信号とを比較して映像の動きを検出する
    請求項1または請求項2記載の時刻情報表示位置制御装置。
  4. 前記表示エリア動き検出部は、
    現在の映像信号と過去の映像信号との差分が所定の閾値を超えているか否かにより、映像の動きの有無を判断する
    請求項1から請求項3のいずれか記載の時刻情報表示位置制御装置。
  5. ユーザが前記閾値を調整可能な閾値設定部をさらに備える
    請求項4記載の時刻情報表示位置制御装置。
  6. 前記閾値設定部は、前記閾値の値を表示エリアごとに個別に設定可能である
    請求項5記載の時刻情報表示位置制御装置。
  7. 初期表示エリア設定部は、ユーザの操作に応じて前記初期表示エリアを変更可能である
    請求項1から請求項6のいずれか記載の時刻情報表示位置制御装置。
  8. 表示エリアは、映像内の左上段、左中段、左下段、中央上段、中央下段、右上段、右中段、右下段のうち1箇所以上を含む
    請求項1から請求項7のいずれか記載の時刻情報表示位置制御装置。
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