JP2011243795A - 誘導機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ギャップの形成が容易なコアを備えた誘導機器を提供する。
【解決手段】第1磁脚15及び第2磁脚19を挿入したコイル20の内側に挿通された固定部材22は、帯形状部23と、帯形状部23の側縁231,232に一体形成された一対のギャップ形成片24,25とから構成されている。ギャップ形成片24,25は、先端面151,191間にギャップG1を形成する。第2磁脚16及び第1磁脚18を挿入したコイル21の内側に挿通された固定部材26は、帯形状部27と、帯形状部27の側縁271,272に一体形成された一対のギャップ形成片28,29とから構成されている。ギャップ形成片28,29は、先端面161,181間にギャップG2を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】第1磁脚15及び第2磁脚19を挿入したコイル20の内側に挿通された固定部材22は、帯形状部23と、帯形状部23の側縁231,232に一体形成された一対のギャップ形成片24,25とから構成されている。ギャップ形成片24,25は、先端面151,191間にギャップG1を形成する。第2磁脚16及び第1磁脚18を挿入したコイル21の内側に挿通された固定部材26は、帯形状部27と、帯形状部27の側縁271,272に一体形成された一対のギャップ形成片28,29とから構成されている。ギャップ形成片28,29は、先端面161,181間にギャップG2を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の磁脚を有する第1コアと、第2コアとを対向して組み合わせた誘導機器に関する。
特許文献1に開示されているこの種のリアクトルコア(誘導機器のコアの一種であってUU型コア)では、ギャップを設けて大電流領域のインダクタンスを確保する必要がある。特許文献1では、対向する磁脚間にセラミックスペーサを介在してギャップが形成されている。
しかし、磁脚にセラッミクスペーサを止着するために接着剤を用いて接着する必要があり、ギャップの形成が容易でない。
本発明は、ギャップの形成が容易なコアを備えた誘導機器を提供することを目的とする。
本発明は、ギャップの形成が容易なコアを備えた誘導機器を提供することを目的とする。
本発明は、複数の磁脚を有する第1コアと、第2コアとを対向して組み合わせた誘導機器を対象とし、請求項1の発明では、固定部材が前記第1コアの磁脚に沿って配設されており、前記固定部材は、前記磁脚を巻回するコイルによって巻回されており、前記固定部材は、前記第1コアの磁脚の先端と前記第2コアとの間に配置されるギャップ形成片を備えている。
固定部材は、第1コアの磁脚の先端と前記第2コアとの間にギャップ形成片を配置するように、磁脚を有する第1コアの磁脚に沿って配設される。従って、ギャップが容易に形成される。
好適な例では、前記固定部材は、前記磁脚の長さ方向に延びる帯形状の帯形状部を備えており、前記ギャップ形成片は、前記帯形状部に一体形成されている。
好適な例では、前記ギャップ形成片は、前記帯形状部の側縁に一体形成されている。
好適な例では、前記ギャップ形成片は、前記帯形状部の側縁に一体形成されている。
帯形状部にギャップ形成片を一体形成する構成は、ギャップ形成片の形成の簡易化に有利である。
好適な例では、前記ギャップ形成片は、前記帯形状部に別体形成されている。
好適な例では、前記ギャップ形成片は、前記帯形状部に別体形成されている。
好適な例では、前記固定部材は、前記磁脚の下面に沿って配設されている。
好適な例では、前記第1コア及び前記第2コアは、一対の磁脚を有するU型コアであり、前記固定部材は、前記U型コアの一対の磁脚のそれぞれに対応して配置される前記ギャップ形成片を備えている。
好適な例では、前記第1コア及び前記第2コアは、一対の磁脚を有するU型コアであり、前記固定部材は、前記U型コアの一対の磁脚のそれぞれに対応して配置される前記ギャップ形成片を備えている。
好適な例では、前記第1コア及び前記第2コアは、3つの磁脚を有するE型コアであり、前記固定部材は、前記E型コアの中央の磁脚に対応して配置される前記ギャップ形成片を備えている。
本発明は、ギャップの形成が容易なコアを備えた誘導機器を提供することができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明をリアクトルに具体化した第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1(a),(b)に示すように、誘導機器としてのリアクトルに備えられたリアクトルコア11は、第1U型コア12と第2U型コア13とを対向して組み合わせたUU型コアにて構成されている。
図1(a),(b)に示すように、誘導機器としてのリアクトルに備えられたリアクトルコア11は、第1U型コア12と第2U型コア13とを対向して組み合わせたUU型コアにて構成されている。
図1(b)及び図2に示すように、第1U型コア12は、連結部14と一対の磁脚(第1磁脚15及び第2磁脚16)とを備えている。第2U型コア13は、連結部17と一対の磁脚(第1磁脚18及び第2磁脚19)とを備えている。第1U型コア12の第1磁脚15の先端面151と第2U型コア13の第2磁脚19の先端面191とは、対向しており、第1U型コア12の第2磁脚16の先端面161と第2U型コア13の第1磁脚18の先端面181とは、対向している。
第1U型コア12の第1磁脚15及び第2U型コア13の第2磁脚19にはコイル20が巻回されている。第1U型コア12の第2磁脚16及び第2U型コア13の第1磁脚18にはコイル21が巻回されている。これによりリアクトルが構成される。
図2に示すように、第1磁脚15及び第2磁脚19を挿入したコイル20の内側には固定部材22が第1磁脚15及び第2磁脚19の下側となるように挿通されている。即ち、固定部材22は、コイル20によって巻回されている。固定部材22は、平板形状の帯形状部23と、帯形状部23の側縁231,232に一体形成された一対のギャップ形成片24,25とから構成されている。一対のギャップ形成片24,25は、帯形状部23に対して垂直な方向かつ上方向に突出されている。一対のギャップ形成片24,25は、先端面151と先端面191とに接触するように先端面151と先端面191との間に配設されている。
固定部材22は、第1磁脚15の先端面151と、第2磁脚19の先端面191との間にギャップ形成片24,25を配置するように、第1磁脚15の下面152〔図3参照〕及び第2磁脚19の下面192〔図3参照〕に沿って配設される。
一対のギャップ形成片24,25は、帯形状部23上に載置された第1U型コア12の先端面151と、帯形状部23上に載置された第2U型コア13の先端面191との間にギャップG1を形成する。
第2磁脚16及び第1磁脚18を挿入したコイル21の内側には固定部材26が第2磁脚16及び第1磁脚18の下側となるように挿通されている。即ち、固定部材26は、コイル21によって巻回されている。固定部材26は、平板形状の帯形状部27と、帯形状部27の側縁271,272に一体形成された一対のギャップ形成片28,29とから構成されている。一対のギャップ形成片28,29は、帯形状部27に対して垂直な方向かつ上方向に突出されている。一対のギャップ形成片28,29は、先端面161と先端面181とに接触するように先端面161と先端面181との間に配設されている。
固定部材26は、第2磁脚16の先端面161と、第1磁脚18の先端面181との間にギャップ形成片28,29を配置するように、第2磁脚16の下面162〔図3参照〕及び第1磁脚18の下面182〔図3参照〕に沿って配設される。
一対のギャップ形成片28,29は、帯形状部27上に載置された第1U型コア12の先端面161と、帯形状部27上に載置された第2U型コア13の先端面181との間にギャップG2を形成する。
固定部材22,26は、例えばセラミック、合成樹脂等の非磁性体によって形成されている。
本実施形態では、第1U型コア12、第2U型コア13及びコイル20,21は、これら全体を樹脂モールドして固定部材22,26に固定されている。
本実施形態では、第1U型コア12、第2U型コア13及びコイル20,21は、これら全体を樹脂モールドして固定部材22,26に固定されている。
固定部材22の一端部は、支持台30上に載置されてネジ31によって締め付け固定されており、固定部材22の他端部は、支持台32上に載置されてネジ33によって締め付け固定されている。固定部材26の一端部は、支持台30上に載置されてネジ34によって締め付け固定されており、固定部材26の他端部は、支持台32上に載置されてネジ35によって締め付け固定されている。
図3は、リアクトルコアの分解斜視図である。固定部材22が鎖線で示すようにコイル20の内側に挿通されると共に、固定部材26がコイル21の内側に挿通された後、第1U型コア12がコイル20,21の一端側から挿通されると共に、第2U型コア13がコイル20,21の他端側から挿通される。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)コイル20,21の内側に固定部材22,26を挿通してギャップ形成片24,25,28,29をコイル20,21の内側に配置した状態で、第1U型コア12と第2U型コア13とをコイル20,21の内側に挿入すれば、先端面151,191がギャップ形成片24,25に当接すると共に、先端面161,181がギャップ形成片28,29に当接する。この状態で、第1U型コア12及び第2U型コア13を固定部材22,26に固定すれば、ギャップG1,G2が形成される。固定部材22,26にギャップ形成片24,25,28,29を一体形成した構成は、ギャップG1,G2の形成を容易にする。
(1)コイル20,21の内側に固定部材22,26を挿通してギャップ形成片24,25,28,29をコイル20,21の内側に配置した状態で、第1U型コア12と第2U型コア13とをコイル20,21の内側に挿入すれば、先端面151,191がギャップ形成片24,25に当接すると共に、先端面161,181がギャップ形成片28,29に当接する。この状態で、第1U型コア12及び第2U型コア13を固定部材22,26に固定すれば、ギャップG1,G2が形成される。固定部材22,26にギャップ形成片24,25,28,29を一体形成した構成は、ギャップG1,G2の形成を容易にする。
(2)ギャップ形成片24,25,28,29は、固定部材22,26を型成形することによって簡易に形成できる。帯形状部23,27にギャップ形成片24,25,28,29を一体形成する構成は、ギャップ形成片24,25,28,29の形成の簡易化に有利である。
本発明では図4〜図9に示す各実施形態も可能である。いずれの実施形態においても、第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
図4(a),(b)に示す固定部材22A,26Aでは、帯形状部23,27の一方の側縁231,271にのみギャップ形成片24,28が設けられている。
図4(a),(b)に示す固定部材22A,26Aでは、帯形状部23,27の一方の側縁231,271にのみギャップ形成片24,28が設けられている。
この実施形態においても第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図5(a),(b)に示す固定部材22B,26Bでは、帯形状部23,27にギャップ形成ピン36,37が立設されている。ギャップ形成片としてのギャップ形成ピン36,37は、帯形状部23,27とは別体である。ギャップ形成ピン36は、先端面151,191間に配置されており、先端面151,191間にはギャップG1が形成されている。ギャップ形成ピン37は、先端面161,181間に配置されており、先端面161,181間にはギャップG2が形成されている。
図5(a),(b)に示す固定部材22B,26Bでは、帯形状部23,27にギャップ形成ピン36,37が立設されている。ギャップ形成片としてのギャップ形成ピン36,37は、帯形状部23,27とは別体である。ギャップ形成ピン36は、先端面151,191間に配置されており、先端面151,191間にはギャップG1が形成されている。ギャップ形成ピン37は、先端面161,181間に配置されており、先端面161,181間にはギャップG2が形成されている。
この実施形態においては、第1の実施形態における(1)項と同様の効果が得られる。
図6(a),(b)に示す固定部材38では、帯形状部23と帯形状部27とがブリッジ39によって一体連結されている。
図6(a),(b)に示す固定部材38では、帯形状部23と帯形状部27とがブリッジ39によって一体連結されている。
この実施形態においては、第1の実施形態と同様の効果が得られる。又、一対の帯形状部23,27を一体形成した固定部材38は、取り扱いが容易である。
図7(a),(b)に示す固定部材40では、帯形状部23と帯形状部27とが連結部41によって一体連結されており、帯形状部23にのみギャップ形成片24,25が形成されている。第1U型コア12Cの第1磁脚15及び第2U型コア13Cの第2磁脚19の長さは、第1U型コア12Cの第2磁脚16及び第2U型コア13Cの第1磁脚18の長さよりも短い。第1U型コア12Cの第2磁脚16の先端面161と、第2U型コア13Cの第1磁脚18の先端面181とは、面接合されている。
図7(a),(b)に示す固定部材40では、帯形状部23と帯形状部27とが連結部41によって一体連結されており、帯形状部23にのみギャップ形成片24,25が形成されている。第1U型コア12Cの第1磁脚15及び第2U型コア13Cの第2磁脚19の長さは、第1U型コア12Cの第2磁脚16及び第2U型コア13Cの第1磁脚18の長さよりも短い。第1U型コア12Cの第2磁脚16の先端面161と、第2U型コア13Cの第1磁脚18の先端面181とは、面接合されている。
ギャップ形成片24,25は、第1U型コア12Cの第1磁脚15の先端面151と、第2U型コア13Cの第2磁脚19の先端面191との間に配置されており、先端面151,191間にのみギャップG1が形成されている。
この実施形態では、図6の実施形態と同様の効果が得られる。
図8(a),(b)に示す実施形態では、固定部材65の帯形状部42が第1U型コア12の第1磁脚15の側面153及び第2U型コア13の第2磁脚19の側面193に沿って配設されている。又、固定部材43の帯形状部44が第1U型コア12の第2磁脚16の側面163及び第2U型コア13の第1磁脚18の側面183に沿って配設されている。
図8(a),(b)に示す実施形態では、固定部材65の帯形状部42が第1U型コア12の第1磁脚15の側面153及び第2U型コア13の第2磁脚19の側面193に沿って配設されている。又、固定部材43の帯形状部44が第1U型コア12の第2磁脚16の側面163及び第2U型コア13の第1磁脚18の側面183に沿って配設されている。
帯形状部42の上側の側縁421にはギャップ形成片45が一体形成されており、帯形状部44の上側の側縁441にはギャップ形成片46が一体形成されている。ギャップ形成片45は、先端面151,191間に配置されており、先端面151,191間にはギャップG1が形成されている。ギャップ形成片46は、先端面161,181間に配置されており、先端面161,181間にはギャップG2が形成されている。
この実施形態では、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図9(a),(b)に示す実施形態では、誘導機器としてのリアクトルに備えられたリアクトルコア47は、第1E型コア48と第2E型コア49とを対向して組み合わせたEE型コアにて構成されている。第1E型コア48は、本体部50と3つの脚部(中央磁脚51と第1外側磁脚52と第2外側磁脚53)とを備えている。中央磁脚51の長さは、第1外側磁脚52の長さ及び第2外側磁脚53の長さよりも短い。第2E型コア49は、本体部54と3つの磁脚(中央磁脚55と第1外側磁脚56と第2外側磁脚57)とを備えている。中央磁脚55の長さは、第1外側磁脚56の長さ及び第2外側磁脚57の長さよりも短い。
図9(a),(b)に示す実施形態では、誘導機器としてのリアクトルに備えられたリアクトルコア47は、第1E型コア48と第2E型コア49とを対向して組み合わせたEE型コアにて構成されている。第1E型コア48は、本体部50と3つの脚部(中央磁脚51と第1外側磁脚52と第2外側磁脚53)とを備えている。中央磁脚51の長さは、第1外側磁脚52の長さ及び第2外側磁脚53の長さよりも短い。第2E型コア49は、本体部54と3つの磁脚(中央磁脚55と第1外側磁脚56と第2外側磁脚57)とを備えている。中央磁脚55の長さは、第1外側磁脚56の長さ及び第2外側磁脚57の長さよりも短い。
第1E型コア48の第1外側磁脚52の先端面521と、第2E型コア49の第2外側磁脚57の先端面571とは、面接合されている。第1E型コア48の第2外側磁脚53の先端面531と、第2E型コア49の第1外側磁脚56の先端面561とは、面接合されている。
第1E型コア48の中央磁脚51及び第2E型コア49の中央磁脚55にはコイル58が巻回される。これによりリアクトルが構成される。
支持台30,32にネジ63,64によってネジ止めされた固定部材59は、帯形状部60の側縁601,602にギャップ形成片61,62を一体に備えている。帯形状部60は、中央磁脚51,55の下側に配置されている。ギャップ形成片61,62は、中央磁脚51,55の先端面511,551間に配置されており、先端面511,551間にはギャップG3が形成されている。
支持台30,32にネジ63,64によってネジ止めされた固定部材59は、帯形状部60の側縁601,602にギャップ形成片61,62を一体に備えている。帯形状部60は、中央磁脚51,55の下側に配置されている。ギャップ形成片61,62は、中央磁脚51,55の先端面511,551間に配置されており、先端面511,551間にはギャップG3が形成されている。
この実施形態では、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○ギャップ形成片を金属で形成してもよい。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○ギャップ形成片を金属で形成してもよい。
○第1の実施形態、図4〜図6、図8の各実施形態の固定部材をEE型コアに適用してもよい。
○EI型コアに本発明を適用してもよい。
○EI型コアに本発明を適用してもよい。
○EE型コアを備えたトランスに本発明を適用してもよい。
○UU型コアを備えたトランスに本発明を適用してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
○UU型コアを備えたトランスに本発明を適用してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
(イ)前記第1コアと前記第2コアとは、前記固定部材の上に載置されている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の誘導機器。
(ロ)前記固定部材は、前記磁脚の側面に沿って配設されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の誘導機器。
(ロ)前記固定部材は、前記磁脚の側面に沿って配設されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の誘導機器。
12…第1U型コア。13…第2U型コア。15,18…第1磁脚。151,181…先端面。152,182…下面。153,183…側面。16,19…第2磁脚。161,191…先端面。162,192…下面。163,193…側面。20,21,58…コイル。22,22A,22B,26,26A,26B,38,40,43,59,65…固定部材。23,27,42,44,60…帯形状部。231,232,271,272…側縁。24,25,28,29,45,46,61,62…ギャップ形成片。36,37…ギャップ形成片としてのギャップ形成ピン。48…第1E型コア。49…第2E型コア。51,55…中央磁脚。52,56…第1外側磁脚。53,57…第2外側磁脚。511,521,531,551,561,571…先端面。601,602…側縁。G1,G2,G3…ギャップ。
Claims (7)
- 複数の磁脚を有する第1コアと、第2コアとを対向して組み合わせた誘導機器において、
固定部材が前記第1コアの磁脚に沿って配設されており、
前記固定部材は、前記磁脚を巻回するコイルによって巻回されており、
前記固定部材は、前記第1コアの磁脚の先端と前記第2コアとの間に配置されるギャップ形成片を備えている誘導機器。 - 前記固定部材は、前記磁脚の長さ方向に延びる帯形状の帯形状部を備えており、前記ギャップ形成片は、前記帯形状部に一体形成されている請求項1に記載の誘導機器。
- 前記ギャップ形成片は、前記帯形状部の側縁に一体形成されている請求項2に記載の誘導機器。
- 前記ギャップ形成片は、前記帯形状部に別体形成されている請求項2に記載の誘導機器。
- 前記固定部材は、前記磁脚の下面に沿って配設されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の誘導機器。
- 前記第1コア及び前記第2コアは、一対の磁脚を有するU型コアであり、前記固定部材は、前記U型コアの一対の磁脚のそれぞれに対応して配置される前記ギャップ形成片を備えている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の誘導機器。
- 前記第1コア及び前記第2コアは、3つの磁脚を有するE型コアであり、前記固定部材は、前記E型コアの中央の磁脚に対応して配置される前記ギャップ形成片を備えている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の誘導機器。
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