JP2011242669A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏光分離面での透過率の低下を抑制して光利用効率を向上させ、光源の省電化や高輝度の画像の投影ができる投影装置を提供する。
【解決手段】光源と、所定の偏光方向の光を反射させる偏光分離面が形成された偏光ビームスプリッタと、光源からの光を偏光ビームスプリッタに入射させる照明光学系と、偏光ビームスプリッタで反射された偏光光を画像信号に基づいて変調して反射させる空間光変調素子と、空間光変調素子により変調された反射光を投影する投影光学系と、を有し、投影光学系の光軸と偏光分離面とのなす角をθとしたとき、以下の条件式、
33°≦θ≦43°
を満足する投影装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を投影する投影装置に関するものである。
従来より、撮影機能を有するデジタルカメラや携帯電話に、画像を投影する小型の投影装置を内蔵したものが知られている。
この小型の投影装置は、LED等で構成された光源と、反射型液晶素子と、光源からの入射光の光軸及び投影光学系の光軸に対し45°の角度で設けられた偏光分離面を有する偏光ビームスプリッタと、投影光学系とで構成されている。
このような小型の投影装置として、光源を支持する支持部材を面内移動できるよう構成し、光源位置の調整を行う投影装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−66625号公報
偏光分離面は、入射角が小さい場合にP偏光成分の透過率が低下する問題があり、これは誘電体多層膜で形成された偏光分離面の場合に、より著しい。誘電体多層膜で形成された偏光分離面はS偏光成分を反射させ、P偏光成分を透過させるように形成されるのが一般的であり、上記特許文献1のような反射型液晶素子を用いる投影装置では、反射型液晶素子で反射したP偏光成分を透過させ、投影光学系に入射させるよう構成される。
上記特許文献1のような構成の場合、光源の光量の削減すなわち省電化や、画像をより明るく投影するために、F値の小さい投影光学系を採用したとき、この偏光分離面での透過率の低下は、より問題となる。
図5は、従来の投影装置の構成で、F値が1.50の投影光学系を採用した際の、投影光学系に入射する最も外側の光束の偏光分離面への入射角を示す模式図である。
図5に示すように、点Sからの反射光は偏光ビームスプリッタPBSに入射し、45°の角度で設けられた偏光分離面MをP偏光成分の光が透過したのち、投影光学系Lに入射する。投影光学系LのF値が1.50であり、偏光ビームスプリッタが屈折率n=1.52の硝材で形成されている場合、図示のように、投影光学系Lに入射する最も外側の光束の一方は、偏光分離面Mへの入射角が略33°となる。このため、この領域を通過する光束の偏光分離面Mでの透過率が低下し、光利用効率の低下が問題となっていた。この問題は、投影光学系のF値が小さいほど顕著となる。
本発明は上記問題に鑑み、偏光分離面での透過率の低下を抑制して光利用効率を向上させ、光源の省電化や高輝度で画像が投影できる投影装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的は、下記の構成により達成される。
(1)光源と、所定の偏光方向の光を反射させる偏光分離面が形成された偏光ビームスプリッタと、前記光源からの光を前記偏光ビームスプリッタに入射させる照明光学系と、前記偏光ビームスプリッタで反射された偏光光を画像信号に基づいて変調して反射させる空間光変調素子と、前記空間光変調素子により変調された反射光を投影する投影光学系と、を有し、前記投影光学系の光軸と前記偏光分離面とのなす角をθとしたとき、以下の条件式、
33°≦θ≦43°
を満足することを特徴とする投影装置。
(2)前記投影光学系のF値が1.50〜2.0であることを特徴とする前記(1)に記載の投影装置。
(3)前記空間光変調素子の短辺方向が、前記照明光学系の光軸と前記投影光学系の光軸を含む平面に対し垂直に配置されていることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の投影装置。
(4)前記照明光学系はアナモルフィック素子を含み、前記アナモルフィック素子を前記空間光変調素子の短辺方向の光学倍率が長辺方向の光学倍率より小さくなるように配置したことを特徴とする前記(1)から(3)までのいずれかに記載の投影装置。
(5)前記空間光変調素子と前記偏光ビームスプリッタの間にコンデンサレンズを配置したことを特徴とする前記(1)から(4)までのいずれかに記載の投影装置。
(6)前記偏光分離面は誘電体多層膜で形成されたものであることを特徴とする前記(1)から(5)までのいずれかに記載の投影装置。
(7)前記照明光学系の前記偏光ビームスプリッタ内での光軸と前記投影光学系の光軸とのなす角をθとしたとき、以下の条件式、
66°≦θ≦86°
を満足することを特徴とする前記(1)から(6)までのいずれかに記載の投影装置。
本発明によれば、偏光分離面での透過率の低下を抑制して光利用効率を向上させ、光源の省電化や高輝度で画像が投影できる投影装置を提供することが可能となる。
本実施の形態に係る投影装置の構成部材の配置の一例を示す模式図である。 図1に示す配置で偏光ビームスプリッタを通過する最も外側の光線の経路を示す図である。 本実施の形態に係る投影装置の構成部材の配置の他の例を示す模式図である。 図1に示した投影装置の変形例を示す図である。 従来の構成で、F値が1.50の投影光学系を採用した際の、投影光学系に入射する最も外側の光束の偏光分離膜への入射角を示す模式図である。
以下、実施の形態により本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る投影装置1の構成部材の配置の一例を示す模式図である。図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)に示すA−A線で切断した断面図、図1(c)は要部拡大図である。なお、以下の図においては、光学系及び主要構成部材を保持する保持部材や筐体及び電源等については省略してある。また、以下の図では、空間変調素子として反射型液晶素子を用いたもので説明する。
図1(a)に示すように、本実施の形態に係る投影装置1は、光源10と、インテグレータロッド11、アナモルフィック素子12、アナモルフィック素子12からの光を偏光ビームスプリッタPBSに効率よく入射させる導光光学系13で構成された照明光学系15と、偏光変換素子16と、偏光ビームスプリッタPBSと、空間光変調素子である反射型液晶素子20と、投影光学系L、で構成されている。
なお、本実施の形態では、照明光学系15をインテグレータロッド11、アナモルフィック素子12、導光光学系13で構成した例で説明するが、これに限るものでなく、光源10からの光を偏光ビームスプリッタPBSに入射させ、反射型液晶素子20を照明できるものであれば、その他の構成であってもよい。
光源10は、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の3色のLEDが用いられる。各LEDは基板17に実装され、発光時に発生する熱は、不図示のヒートシンク等により放熱されるようになっている。
光源10から出射した光は、インテグレータロッド11に入射し、各色が均一化される。インテグレータロッド11を出射した光束は、アナモルフィック素子12に入射する。図1に示したアナモルフィック素子12は、シリンドリカルレンズである。
本明細書においては、アナモルフィック素子12は、光軸に直交し且つ互いに直交する2方向について、倍率の異なる作用を有する光学素子であり、シリンドリカルレンズやトロイダルレンズを含むものである。
図1(a)及び図1(b)に示すアナモルフィック素子12は、インテグレータロッド11側の面が平面であり、偏光変換素子16側の面は、反射型液晶素子20の短辺方向の光学倍率を長辺側のそれより小さく設定されている。これにより、反射型液晶素子20の画像表示部に、光源10の発光部からの光束を効率よく集めることができる。
なお、インテグレータロッド11の入射側の面を光源の発光部形状に合わせた形状(例えば、正方形)に形成し、出射側の面は後述の反射型液晶素子20の画像表示部のアスペクト比の形状(例えば、3:4或いは9:16の長方形)に形成すれば、図1に示すようなシリンドリカルレンズは不要である。
アナモルフィック素子12から出射した光束は、導光光学系13に入射したのち、偏光変換素子16に入射する。偏光変換素子16は、入射した光の光量を低下させずに特定の偏光状態に変換する光学素子である。例えば、P偏光成分を透過し、S偏光成分を反射する偏光分離膜を有し、偏光分離膜で反射したS偏光成分を、再度反射させて出射させ、偏光分離膜を透過したP偏光成分の偏光方向を1/2波長板により90度回転させるように構成されたものである。この偏光変換素子16は、偏光ビームスプリッタPBS側には、紙面垂直方向の直線偏光として入射するように配置されている。
偏光ビームスプリッタPBSは、S偏光成分を反射する偏光分離面Mが形成されたものである。偏光変換素子16から出射した光束は、偏光ビームスプリッタPBSに入射後、偏光分離面Mで反射され、反射型液晶素子20の画像表示面を照明する。本実施の形態では、偏光分離面Mは誘電体多層膜で形成されている。
反射型液晶素子20は、LCOS(Liquid crystal on silicon)とも称されるマイクロディスプレイであり、シリコンチップの表面に直接液晶が載せられているものである。この反射型液晶素子20は、液晶層に対し駆動制御部から画像信号に応じた電圧が画素毎に印加され、液晶分子の配列を変化させることで入射光の光強度を変調し、所望の画像を表示するものである。また、反射型液晶素子20の画像表示部の短辺方向が紙面に直交する方向となるように配置されている。これにより、投影装置1を薄型に構成できる。
反射型液晶素子20で反射され変調された画像は、偏光ビームスプリッタPBSに入射し、P偏光成分の光が偏光分離面Mを透過して投影光学系Lに入射し、投影光学系Lにより、不図示の投影面に投影される。なお、投影面の距離に対応して投影光学系Lを移動させて焦点調節を行う駆動機構を有していてもよい。
さらに、図1に示す投影装置1は、図1(a)、図1(c)に示す、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mとのなす角θは35°となるように配置されている。すなわち、偏光分離面Mに対する投影光学系Lの軸上入射角は55°であり、従来の45°のものに対し10°大きくしている。また、照明光学系15の偏光ビームスプリッタPBS内での光軸Osと投影光学系Lの光軸Otとのなす角θは70°となるように配置されている。
このように、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mとのなす角θを45°より小さくなるよう配置することで図1(c)に示す、投影光学系Lに入射する最も外側の光束の偏光分離面Mへの入射角を大きくすることができる。
図1(c)では、投影光学系LのF値が1.6で、偏光ビームスプリッタPBSを構成する硝材の屈折率nが1.52の場合を図示してある。この場合、投影光学系Lに入射する最も外側の光束の偏光分離面Mへの入射角θaは43.3°、θbは66.7°となり、投影光学系LのF値を小さくしても偏光分離面Mへの入射角を十分に大きくすることができる。すなわち、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mとのなす角を45°より小さくなるよう配置することで、偏光分離面MでのP偏光成分の透過率の低下を抑制して光利用効率を向上させ、光源の省電化や高輝度の画像の投影ができる投影装置を得ることができる。
また、本例では、偏光ビームスプリッタPBSの入射面は、照明光学系15の光軸Osに対し略垂直となるよう形成しており、反射型液晶素子20を照明する光束に大きな収差を発生しないようになっている。
本実施形態においては、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mとのなす角θは、以下の条件式、
33°≦θ≦43°
を満足するように構成される。
以下に、投影光学系LのF値が2.0の場合と1.50の場合について、偏光ビームスプリッタPBSを構成する硝材の屈折率nが1.52であって、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mのなす角度θが33°、38°、43°のときの、θaの値(偏光分離面Mへの入射角最小値)及び、そのときのP偏光成分の透過効率を示す。なお、本願でいう透過効率とは、偏光分離面MへのP偏光成分の全入射光量に対する偏光分離面MでのP偏光成分の全透過光量の比である。
(a)F値:2.0 の場合
θ(°) 33 38 43
θa(°) 47.5 42.5 37.5
P偏光成分の透過効率(%) 95以上 90
(b)F値:1.50の場合
θ(°) 33 38 43
θa(°) 44.3 39.3 34.3
P偏光成分の透過効率(%) 90 80
このように、θを33°〜43°とすることで、投影光学系LのF値が2.0の場合、90%以上のP偏光成分の透過効率が得られ、F値をより明るい1.5にしても80%以上のP偏光成分の透過効率が得られる。
図2は、図1に示す配置で偏光ビームスプリッタPBSを通過する最も外側の光線の経路を示す図である。図2(a)は平面図、図2(b)は側面図である。
図2(a)に示すL及びLは、反射型液晶素子20で反射され投影光学系Lに入射する反射型液晶素子20の長辺方向の最も外側の光線を示し、図2(b)に示すL及びLは、反射型液晶素子20で反射され投影光学系Lに入射する反射型液晶素子20の短辺方向の最も外側の光線を示している。
投影に際しては、偏光ビームスプリッタPBS内を最も外側の光線L〜Lも通過させなくてはらない。この条件で、偏光ビームスプリッタPBSの大きさが決まる。
例えば、反射型液晶素子20の画像表示部の大きさが3.6mm×2.7mm、反射型液晶素子20と偏光ビームスプリッタPBSの間隔が空気換算で1mm、偏光ビームスプリッタPBSを構成する硝材の屈折率nが1.52、投影光学系のF値が1.50としたとき、図2(b)にHで示す偏光ビームスプリッタPBSの厚みは、9.13mmとなる。
偏光ビームスプリッタPBSに必要な厚みは、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mのなす角度θがより小さい場合に、より厚くなる。本実施の形態に係る投影装置は、携帯端末に内蔵可能とすべく、厚み10mm以下の小型化を目指しているが、この意味でも、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mのなす角度θの下限は33°が適切と言える。これよりθが小さいと、P偏光成分の透過効率は向上するが、投影装置が大型化することとなる。
すなわち、θを33°〜43°とすることで、F値の小さい投影光学系を用いた際にもP偏光成分の透過効率を高く維持でき、光利用効率を向上できると共に、光源の省電化や高輝度で画像の投影できる投影装置を小型に構成することができる。
図3は、本実施の形態に係る投影装置1の構成部材の配置の他の例を示す模式図である。図3(a)は平面図、図3(b)は要部拡大図である。図3に示す構成部材のうち、図1に示すものと同様のものは、同符号を付与して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図3に示す投影装置1は、屈折率nが1.7の硝材で偏光ビームスプリッタPBSを形成し、光源10〜偏光変換素子16までの光軸Osと、投影光学系Lの光軸Otとのなす角度を90°とし、照明光学系15の光軸Osの偏光ビームスプリッタPBSの法線方向とのなす角度を25°としたものである。
照明光学系15の偏光ビームスプリッタPBS内での光軸Osと投影光学系Lの光軸Otとのなす角θは79.4°となり、投影光学系Lの光軸Otと偏光分離面Mとのなす角θは39.7°である。
図3に示す投影装置1において、投影光学系LのF値を1.6とすると、投影光学系Lに入射する最も外側の光束の偏光分離面Mへの入射角θaは39.8°、θbは60.8°となり、投影光学系LのF値を小さくしても偏光分離面Mへの入射角を十分に大きくすることができる。
図4は、図1に示した投影装置1の変形例を示す図である。図4に示す投影装置1は、光源を2つ用い、反射型液晶素子20と偏光ビームスプリッタPBSの間にコンデンサレンズCLを配置したものである。
図4に示す投影装置1において、光源10aはG(緑)のLEDを有し、G(緑)の光束はインテグレータロッド11a、アナモルフィック素子12a、導光光学系13aで構成された照明光学系15aにより、ダイクロイックプリズム18に入射する。光源10bはR(赤)、B(青)の2色のLEDを有し、R(赤)、B(青)の光束はインテグレータロッド11b、アナモルフィック素子12b、導光光学系13bで構成された照明光学系15bにより、ダイクロイックプリズム18に入射する。G(緑)の光束、R(赤)、B(青)の光束は、ダイクロイックプリズム18により光路が合成され、偏光変換素子16に入射する。偏光変換素子16は、その透過光が偏光ビームスプリッタPBSに、ほぼS偏光で入射するように配置されている。偏光変換素子16から出射した光束は、偏光ビームスプリッタPBSに入射後、偏光分離面Mで反射され、コンデンサレンズCLに入射する。コンデンサレンズCLに入射した光束は、コンデンサレンズCLにより光束の広がりが小さくされたのち反射型液晶素子20の画像表示面を照明する。
反射型液晶素子20で反射され変調された画像は、再度コンデンサレンズCLを通過し、偏光ビームスプリッタPBSに入射し、P偏光成分の光が偏光分離面Mを透過して投影光学系Lに入射し、投影光学系Lにより、不図示の投影面に投影される。
反射型液晶素子20と偏光ビームスプリッタPBSの間にコンデンサレンズCLを配置することにより、偏光ビームスプリッタPBSの小型化が図れ、投影装置全体の小型化を図ることができる。
この、図4で説明したコンデンサレンズCLは、図1及び図3に示す投影装置1にも適用可能であるのは言うまでもない。
なお、上述の実施の形態では、空間光変調素子として反射型液晶素子(LCOS)を用いたもので説明したが、これに限るものでなく、多数の微小鏡面を平面に配列した表示素子であるデジタルマイクロミラー・デバイス(DMD)を用いたものにも適用できる。この場合には、図1、図3及び図4に示す反射型液晶素子20をDMDに置き換え、偏光ビームスプリッタPBSとDMDの間に1/4波長板を配置すればよい。
また、本発明は偏光分離面Mが誘電体多層膜で形成されている場合に、特に効果が大きいが、偏光分離面Mに1次元格子形状を用いたものにも適用可能である。また、偏光ビームスプリッタをプリズムで構成したもので説明したが、これに限るものでなく、平板に偏光分離面Mを形成したものを用いてもよいのはもちろんである。
1 投影装置
10 光源
11 インテグレータロッド
12 アナモルフィック素子
13 導光光学系
15 照明光学系
16 偏光変換素子
17 基板
18 ダイクロイックプリズム
20 反射型液晶素子
CL コンデンサレンズ
L 投影光学系
M 偏光分離面
Os、Ot 光軸
PBS 偏光ビームスプリッタ

Claims (7)

  1. 光源と、
    所定の偏光方向の光を反射させる偏光分離面が形成された偏光ビームスプリッタと、
    前記光源からの光を前記偏光ビームスプリッタに入射させる照明光学系と、
    前記偏光ビームスプリッタで反射された偏光光を画像信号に基づいて変調して反射させる空間光変調素子と、
    前記空間光変調素子により変調された反射光を投影する投影光学系と、を有し、
    前記投影光学系の光軸と前記偏光分離面とのなす角をθとしたとき、以下の条件式を満足することを特徴とする投影装置。
    33°≦θ≦43°
  2. 前記投影光学系のF値が1.50〜2.0であることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記空間光変調素子の短辺方向が、前記照明光学系の光軸と前記投影光学系の光軸を含む平面に対し垂直に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の投影装置。
  4. 前記照明光学系はアナモルフィック素子を含み、前記アナモルフィック素子を前記空間光変調素子の短辺方向の光学倍率が長辺方向の光学倍率より小さくなるように配置したことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の投影装置。
  5. 前記空間光変調素子と前記偏光ビームスプリッタの間にコンデンサレンズを配置したことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の投影装置。
  6. 前記偏光分離面は誘電体多層膜で形成されたものであることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の投影装置。
  7. 前記照明光学系の前記偏光ビームスプリッタ内での光軸と前記投影光学系の光軸とのなす角をθとしたとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の投影装置。
    66°≦θ≦86°
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017078776A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 日本放送協会 立体像表示装置

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