JP2011242350A - 半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧印加電流測定時において、測定手法を変更することなく、従来の測定に加えて、1つのDCモジュールでの連続的な電流波形も測定することが可能な半導体試験装置を実現する。
【解決手段】被試験対象デバイスに電源電圧を供給すると共に被試験対象デバイスに流れる電流に応じた変換信号を出力するDCモジュールを複数有し、各DCモジュールからの変換信号をマルチプレクサを切り替えて選択し、選択した変換信号をA/D変換器に与え、このA/D変換器を用いて電流を測定する半導体試験装置において、複数のDCモジュールからの変換信号がそれぞれ入力され、複数のDCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの変換信号を全ての出力端子に分配して出力する接続状態、または、複数のDCモジュールからのそれぞれの変換信号を各出力端子からそれぞれ出力する接続状態をとるスイッチ部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被試験対象デバイス(以下、DUT(Device Under Test)という)に電源電圧を供給すると共にDUTに流れる電流に応じた変換信号を出力するDCモジュールを複数有し、各DCモジュールからの変換信号をマルチプレクサを切り替えて選択し、選択した変換信号をA/D変換器に与え、A/D変換器を用いて電流を測定する半導体試験装置に関し、詳しくは、電圧印加電流測定時において、測定手法を変更することなく、従来の測定に加えて、1つのDCモジュールでの連続的な電流波形も測定することが可能な半導体試験装置に関するものである。
図5は、従来の半導体試験装置の一例を示した構成図である。
図5において、DUT50A〜DUT50Dは、それぞれ被試験対象デバイスである。DCモジュールA〜DCモジュールDは、DUTに電源電圧を供給するモジュールで、電圧印加電流測定機能をそれぞれ有している。
DCモジュールAは、D/A変換器1A、抵抗2A、抵抗3A、増幅器4A、増幅器5A、抵抗6A、増幅器7A、リレー8A、リレー9Aを有している。D/A変換器1Aの出力端子は、抵抗2Aの一端に接続され、抵抗2Aの他端は、抵抗3Aの一端および増幅器5Aの反転入力端子にそれぞれ接続される。増幅器5Aの非反転入力端子は、共通電位に接続され、増幅器5Aの出力端子は、抵抗6Aの一端および増幅器7Aの非反転入力端子にそれぞれ接続される。
抵抗6Aの他端は、増幅器7Aの反転入力端子およびリレー9Aの一端にそれぞれ接続され、リレー9Aの他端は、DUT50Aの電源端子に接続される。DUT50Aの電源端子は、リレー8Aの一端に接続され、リレー8Aの他端は、増幅器4Aの非反転入力端子に接続される。増幅器4Aの反転入力端子は、増幅器4Aの出力端子および抵抗3Aの他端にそれぞれ接続される。
DCモジュールAは、DUT50Aに電源電圧を供給すると共にDUT50Aに流れる電流を抵抗6Aで電圧に変換し、この変換した電圧を増幅器7Aから変換信号として出力する。DCモジュールB〜DCモジュールDは、DCモジュールAと同じ構成のため、説明を省略する。
マルチプレクサ10は、DCモジュールAからの変換信号、DCモジュールBからの変換信号、DCモジュールCからの変換信号およびDCモジュールDからの変換信号がそれぞれ入力され、このうちの1つを選択して出力する。A/D変換器11は、マルチプレクサ10で選択されたDCモジュールA〜DCモジュールDのいずれかの変換信号が入力され、この変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部12は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等から構成され、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUTに流れる電流を演算で求める。
このような半導体試験装置の動作を説明する。
演算制御部12は、DUTの試験の手順が記載されたテストプログラムに基づいて、DUT50Aに供給する電源電圧の電圧値をD/A変換器1Aに設定する。同様に、演算制御部12は、DUT50Bに供給する電源電圧の電圧値をD/A変換器1Bに、DUT50Cに供給する電源電圧の電圧値をD/A変換器1Cに、DUT50Dに供給する電源電圧の電圧値をD/A変換器1Dにそれぞれ設定する。
D/A変換器1Aは、演算制御部12により設定された電圧値を出力する。D/A変換器1Aからの出力は、抵抗2A、増幅器5A、抵抗6A、リレー9Aを経由してDUT50Aへ印加される。一方、DUT50Aに印加された電圧値は、リレー8A、増幅器4A、抵抗3Aを介してフィードバックされ、DUT50Aには常に設定電圧が印加されるようになっている。そして、DCモジュールAからDUT50Aに流れる電流は、抵抗6Aで電圧に変換される。増幅器7Aは、抵抗6Aの両端電圧を増幅して変換信号として出力する。DCモジュールB〜DCモジュールDも同様に、変換信号を出力する。
演算制御部12は、マルチプレクサ10にDCモジュールAからの変換信号(入力端子a)を選択させる。A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力、すなわち、DCモジュールAからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Aに流れる電流を演算で求める。
次に、演算制御部12は、マルチプレクサ10にDCモジュールBからの変換信号(入力端子b)を選択させる。A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力、すなわち、DCモジュールBからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Bに流れる電流を演算で求める。
次に、演算制御部12は、マルチプレクサ10にDCモジュールCからの変換信号(入力端子c)を選択させる。A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力、すなわち、DCモジュールCからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Cに流れる電流を演算で求める。
最後に、演算制御部12は、マルチプレクサ10にDCモジュールDからの変換信号(入力端子d)を選択させる。A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力、すなわち、DCモジュールDからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Dに流れる電流を演算で求める。
このように、DCモジュールA〜DCモジュールDが、DUT50A〜DUT50Dに電源電圧を供給し、その時に流れる電流を電圧に変換して出力する。そして、演算制御部12が、マルチプレクサ10を制御してDCモジュールA〜DCモジュールDからの変換信号を順次選択させ、A/D変換器11で変換したデジタルデータに基づいてDUT50A〜DUT50Dに流れる電流を演算で順次求める。
特許文献1には、安定した一定の電圧をDUTに印加することができ、発熱を抑えることにより高密度実装が可能であり、更には小型化及び低コスト化を実現することができる直流試験装置、及び当該装置を備える半導体試験装置が記載されている。
特開2009−115506号公報
しかし、図5に示す従来例では、1つのADC11で複数のDCモジュールA〜DCモジュールDからの変換信号を測定する構成になっており、電圧印加電流測定時において、1つのDCモジュールに対しての測定間隔が長く、DUTに流れる電流の電流波形の立ち上がりや立ち下がりの変化を連続的に測定することができないという問題があった。
そこで本発明の目的は、電圧印加電流測定時において、測定手法を変更することなく、従来の測定に加えて、1つのDCモジュールでの連続的な電流波形も測定することが可能な半導体試験装置を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
被試験対象デバイスに電源電圧を供給すると共に前記被試験対象デバイスに流れる電流に応じた変換信号を出力するDCモジュールを複数有し、各DCモジュールからの前記変換信号をマルチプレクサを切り替えて選択し、選択した前記変換信号をA/D変換器に与え、このA/D変換器を用いて前記電流を測定する半導体試験装置において、
前記複数のDCモジュールからの前記変換信号がそれぞれ入力され、前記複数のDCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの前記変換信号を全ての出力端子に分配して出力する接続状態、または、前記複数のDCモジュールからのそれぞれの前記変換信号を各出力端子からそれぞれ出力する接続状態をとるスイッチ部を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記スイッチ部は、
前記DCモジュールからの前記変換信号を出力端子にそのまま出力する接続状態をとる第1のスイッチと、前記1つのDCモジュールからの前記変換信号を出力端子に分配する接続状態をとる第2のスイッチとの組が前記DCモジュール毎に有していることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、
前記マルチプレクサは複数設けられると共に各マルチプレクサ毎に前記A/D変換器が対応して設けられ、前記複数のマルチプレクサ間で切り替えタイミングをずらし、各マルチプレクサは異なるタイミングで対応する前記A/D変換器に前記変換信号を与えることを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1によれば、被試験対象デバイスに電源電圧を供給すると共に前記被試験対象デバイスに流れる電流に応じた変換信号を出力するDCモジュールを複数有し、各DCモジュールからの前記変換信号をマルチプレクサを切り替えて選択し、選択した前記変換信号をA/D変換器に与え、このA/D変換器を用いて前記電流を測定する半導体試験装置において、前記複数のDCモジュールからの前記変換信号がそれぞれ入力され、前記複数のDCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの前記変換信号を全ての出力端子に分配して出力する接続状態、または、前記複数のDCモジュールからのそれぞれの前記変換信号を各出力端子からそれぞれ出力する接続状態をとるスイッチ部を備えたことにより、マルチプレクサの切り替えタイミングに合わせてA/D変換器を用いて測定するので、測定手法を変更することなく、1つのDCモジュールでの連続的な電流波形も測定することができると共に従来の測定をすることができる。
また、請求項3によれば、請求項1または2記載の発明において、前記マルチプレクサは複数設けられると共に各マルチプレクサ毎に前記A/D変換器が対応して設けられ、前記複数のマルチプレクサ間で切り替えタイミングをずらし、各マルチプレクサは異なるタイミングで対応する前記A/D変換器に前記変換信号を与えることにより、測定間隔が短くなるので、電流波形を高分解能で測定することができる。
本発明の半導体試験装置の第1の実施例を示した構成図である。 各DCモジュールからの変換信号を測定する場合を示した構成図である。 本発明の半導体試験装置の第2の実施例を示した構成図である。 DUTに流れる電流を測定する時の測定タイミングを説明する説明図である。 従来の半導体試験装置の一例を示した構成図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の半導体試験装置の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図5と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、図5に示す構成と異なる点は、スイッチ部13が新たに設けられている点である。
スイッチ部13は、DCモジュールA〜DCモジュールDからの変換信号がそれぞれ入力され、これらDCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの変換信号を全ての出力端子に分配して出力する接続状態をとる。また、従来と同様に、複数のDCモジュールからのそれぞれの変換信号を各出力端子からそれぞれ出力する接続状態をとる。
スイッチ部13は、DCモジュールからの変換信号を出力端子にそのまま出力する接続状態をとる第1のスイッチと、1つのDCモジュールからの変換信号を出力端子に分配する接続状態をとる第2のスイッチとの組がDCモジュール毎に有している。例えば、DCモジュールAに関しては、第1のスイッチに相当するのがスイッチ13A1で、第2のスイッチに相当するのがスイッチ13A2である。DCモジュールB〜DCモジュールDに関しても同様となる。
このような半導体試験装置の動作を説明する。
DCモジュールA〜DCモジュールDが、各DUTへ電源電圧を供給し、その時に流れる電流を電圧に変換した変換信号を出力するまでは、図5に示す従来例と同じため、説明を省略する。
まず、DCモジュールAからDUT50Aへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合について説明する。この場合、図1に示すように、演算制御部12は、スイッチ部13のスイッチ13A1、13A2、13B2、13C2および13D2をオン(閉成)させ、スイッチ13B1、13C1および13D1をオフ(開放)させる。このようにすることで、スイッチ部13は、DCモジュールAからの変換信号を全ての出力端子に分配して出力する。
演算制御部12は、マルチプレクサ10に入力端子aを選択させる。A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力、すなわち、DCモジュールAからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Aに流れる電流を演算で求める。
以下同様に、演算制御部12は、マルチプレクサ10に入力端子をb→c→dと順次選択させる。マルチプレクサ10の選択が切り替わる度に、A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力をデジタルデータに変換して出力し、演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Aに流れる電流を演算で求める。
また、DCモジュールBからDUT50Bへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合には、演算制御部12は、スイッチ部13のスイッチ13A2、13B1、13B2、13C2および13D2をオン(閉成)させ、スイッチ13A1、13C1および13D1をオフ(開放)させる。
そして、DCモジュールAの場合と同様に、演算制御部12は、マルチプレクサ10に入力端子をa→b→c→dと順次選択させる。マルチプレクサ10の選択が切り替わる度に、A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力をデジタルデータに変換して出力し、演算制御部12は、A/D変換器11からのデジタルデータに基づいてDUT50Bに流れる電流を演算で求める。
また、DCモジュールCからDUT50Cへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合には、演算制御部12は、スイッチ部13のスイッチ13A2、13B2、13C1、13C2および13D2をオン(閉成)させ、スイッチ13A1、13B1および13D1をオフ(開放)させる。そして、DCモジュールAの場合と同様に、測定してDUT50Cに流れる電流を演算で求める。
最後に、DCモジュールDからDUT50Dへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合には、演算制御部12は、スイッチ部13のスイッチ13A2、13B2、13C2、13D1および13D2をオン(閉成)させ、スイッチ13A1、13B1および13C1をオフ(開放)させる。そして、DCモジュールAの場合と同様に、測定してDUT50Dに流れる電流を演算で求める。
一方、図5に示す従来例のようにDCモジュールA〜DCモジュールDからの変換信号をマルチプレクサ10で切り替えてそれぞれ測定する場合には、演算制御部12が、スイッチ部13のスイッチ13A1、13B1、13C1および13D1をオン(閉成)させ、スイッチ13A2、13B2、13C2および13D2をオフ(開放)させることにより、従来例と同じ測定が可能になる(図2参照)。
このように、DCモジュールA〜DCモジュールDとマルチプレクサ10の間にスイッチ部13を設け、スイッチ部13が各DCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの変換信号を全ての出力端子に分配してマルチプレクサ10へ出力することにより、マルチプレクサ10の切り替えタイミングに合わせてA/D変換器11を用いて測定するので、測定手法を変更することなく、1つのDCモジュールでの連続的な電流波形も測定することができる。
また、スイッチ部13が、各DCモジュールからのそれぞれの変換信号を出力端子からマルチプレクサ10へそれぞれ出力することもできるので、図5に示すような従来の測定をすることができる。
[第2の実施例]
図3は、本発明の半導体試験装置の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図3において、図1に示す構成と異なる点は、スイッチ部13の代わりにスイッチ部14が設けられている点、マルチプレクサ15およびA/D変換器16が新たに設けられている点、演算制御部12の代わりに演算制御部17が設けられている点である。
スイッチ部14は、スイッチ部13と同様の機能を有しており、異なる点は入出力のチャネル数が8チャネルになっている点である(スイッチ部13は4チャネル)。スイッチ部14は、DCモジュールA〜DCモジュールDからの変換信号と他のDCモジュールからの変換信号がそれぞれ入力され、これらDCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの変換信号を全ての出力端子に分配してマルチプレクサ10およびマルチプレクサ15へ出力する接続状態をとる。
また、従来と同様に、スイッチ部14は、DCモジュールA〜DCモジュールDからのそれぞれの変換信号を出力端子からマルチプレクサ10へそれぞれ出力し、他のDCモジュールからのそれぞれの変換信号を出力端子からマルチプレクサ15へそれぞれ出力する接続状態をとる。
スイッチ部14は、スイッチ部13と同様に、DCモジュールからの変換信号を出力端子にそのまま出力する第1のスイッチと、1つのDCモジュールからの変換信号を出力端子に分配する第2のスイッチとの組がDCモジュール毎に有している。例えば、DCモジュールAに関しては、第1のスイッチに相当するのがスイッチ14A1で、第2のスイッチに相当するのがスイッチ14A2である。DCモジュールB〜DCモジュールDおよび他のDCモジュールに関しても同様となる。
マルチプレクサ15は、マルチプレクサ10と同様に、スイッチ部14を介してDCモジュールA〜DCモジュールDまたは他のDCモジュールからの変換信号が入力され、これら変換信号の中から1つを選択して出力する。A/D変換器16は、マルチプレクサ15で選択されたDCモジュールA〜DCモジュールDまたは他のDCモジュールのいずれかの変換信号が入力され、この変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部17は、演算制御部12と同様に、CPUやメモリ等から構成され、A/D変換器11およびA/D変換器16からのデジタルデータに基づいてDUTに流れる電流を演算で求める。
このような半導体試験装置の動作を図4を用いて説明する。
図4は、DUTに流れる電流を測定する時の測定タイミングを説明する説明図である。DCモジュールA〜DCモジュールDおよび他のDCモジュールが、各DUTへ電源電圧を供給し、その時に流れる電流を電圧に変換した変換信号を出力するまでは、図5に示す従来例と同じため、説明を省略する。
まず、DCモジュールAからDUT50Aへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合について説明する。この場合、図3に示すように、演算制御部17は、スイッチ部14のスイッチ14A1、14A2、14B2、14C2、14D2、14E2、14F2、14G2および14H2をオン(閉成)させ、スイッチ14B1、14C1、14D1、14E1、14F1、14G1および14H1をオフ(開放)させる。このようにすることで、スイッチ部14は、DCモジュールAからの変換信号を全ての出力端子に分配して出力する。
演算制御部17は、マルチプレクサ10およびマルチプレクサ15にそれぞれ入力端子aを選択させる。A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力、すなわち、DCモジュールAからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。A/D変換器16は、マルチプレクサ15の出力、すなわち、DCモジュールAからの変換信号のアナログ電圧をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部17は、A/D変換器11およびA/D変換器16からのデジタルデータに基づいてDUT50Aに流れる電流を演算で求める。
以下同様に、演算制御部17は、マルチプレクサ10およびマルチプレクサ15に入力端子をb→c→dと順次選択させる。マルチプレクサ10の選択が切り替わる度に、A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力をデジタルデータに変換して出力し、マルチプレクサ15の選択が切り替わる度に、A/D変換器16は、マルチプレクサ15の出力をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部17は、A/D変換器11およびA/D変換器16からのデジタルデータに基づいてDUT50Aに流れる電流を演算で求める。
この一連の測定において、図4に示すように、マルチプレクサ10とマルチプレクサ15の切り替えるタイミングをずらして(マルチプレクサ10とマルチプレクサ15の切り替えを交互に行って)測定する。具体的には、マルチプレクサ10の切り替えの間にマルチプレクサ15が選択した変換信号を測定し、マルチプレクサ15の切り替えの間にマルチプレクサ10が選択した変換信号を測定する。
また、演算制御部17は、A/D変換器11またはA/D変換器16からデジタルデータが入力される度に電流を演算で求める。図4に示す例では、A/D変換器11とA/D変換器16からのデジタルデータが交互に入力され、その度に電流を演算で求める。
DCモジュールBからDUT50Bへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合には、演算制御部17は、スイッチ部14のスイッチ14A2、14B1、14B2、14C2、14D2、14E2、14F2、14G2および14H2をオン(閉成)させ、スイッチ14A1、14C1、14D1、14E1、14F1、14G1および14H1をオフ(開放)させる。
そして、DCモジュールAの場合と同様に、演算制御部17は、マルチプレクサ10およびマルチプレクサ15に入力端子をa→b→c→dと順次選択させる。マルチプレクサ10の選択が切り替わる度に、A/D変換器11は、マルチプレクサ10の出力をデジタルデータに変換して出力し、マルチプレクサ15の選択が切り替わる度に、A/D変換器16は、マルチプレクサ15の出力をデジタルデータに変換して出力する。演算制御部17は、A/D変換器11およびA/D変換器16からのデジタルデータに基づいてDUT50Bに流れる電流を演算で求める。
また、DCモジュールCからDUT50Cへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合には、演算制御部17は、スイッチ部14のスイッチ14A2、14B2、14C1、14C2、14D2、14E2、14F2、14G2および14H2をオン(閉成)させ、スイッチ14A1、14B1、14D1、14E1、14F1、14G1および14H1をオフ(開放)させる。そして、DCモジュールAの場合と同様に、測定してDUT50Cに流れる電流を演算で求める。
同様に、DCモジュールDからDUT50Dへ電源電圧を供給した時に流れる電流の電流波形を測定する場合には、演算制御部17は、スイッチ部14のスイッチ14A2、14B2、14C2、14D1、14D2、14E2、14F2、14G2および14H2をオン(閉成)させ、スイッチ14A1、14B1、14C1、14E1、14F1、14G1および14H1をオフ(開放)させる。そして、DCモジュールAの場合と同様に、測定してDUT50Dに流れる電流を演算で求める。
一方、DCモジュールA〜DCモジュールDおよび他のDCモジュールからの変換信号をマルチプレクサ10およびマルチプレクサ15で切り替えてそれぞれ測定する場合には、演算制御部17が、スイッチ部14のスイッチ14A1、14B1、14C1、14D1、14E1、14F1、14G1および14H1をオン(閉成)させ、スイッチ14A2、14B2、14C2、14D2、、14E2、14F2、14G2および14H2をオフ(開放)させる。
このように、DCモジュールA〜DCモジュールDとマルチプレクサ10の間および他のDCモジュールとマルチプレクサ15の間にスイッチ部14を設け、スイッチ部14が各DCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの変換信号を全ての出力端子に分配してマルチプレクサ10およびマルチプレクサ15へ出力することにより、マルチプレクサ10またはマルチプレクサ15の切り替えタイミングに合わせてA/D変換器11またはA/D変換器16を用いて測定するので、測定手法を変更することなく、1つのDCモジュールでの連続的な電流波形も測定することができる。
また、スイッチ部14が、各DCモジュールからのそれぞれの変換信号を出力端子からマルチプレクサ10およびマルチプレクサ15へそれぞれ出力することもできるので、図5に示すような従来の測定をすることができる。
さらに、マルチプレクサ10とマルチプレクサ15の切り替えるタイミングをずらして(マルチプレクサ10とマルチプレクサ15の切り替えを交互に行って)測定することにより、図1に示す第1の実施例と比較して、測定間隔が短くなるので、電流波形を高分解能で測定することができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
図4に示す実施例において、マルチプレクサ10とマルチプレクサ15の切り替えタイミングが均等な時間間隔で交互に切り替えている構成を示したが、必ずしも切り替えタイミングが均等な時間間隔である必要は無く、各マルチプレクサが異なるタイミングで対応するA/D変換器に変換信号を与えるようにすればよい。
10,15 マルチプレクサ
11,16 A/D変換器
13,14 スイッチ部
13A1,13A2〜13D1,13D2 スイッチ
14A1,14A2〜14H1,14H2 スイッチ
A,B,C,D DCモジュール

Claims (3)

  1. 被試験対象デバイスに電源電圧を供給すると共に前記被試験対象デバイスに流れる電流に応じた変換信号を出力するDCモジュールを複数有し、各DCモジュールからの前記変換信号をマルチプレクサを切り替えて選択し、選択した前記変換信号をA/D変換器に与え、このA/D変換器を用いて前記電流を測定する半導体試験装置において、
    前記複数のDCモジュールからの前記変換信号がそれぞれ入力され、前記複数のDCモジュールのうちいずれか1つのDCモジュールからの前記変換信号を全ての出力端子に分配して出力する接続状態、または、前記複数のDCモジュールからのそれぞれの前記変換信号を各出力端子からそれぞれ出力する接続状態をとるスイッチ部を備えたことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記スイッチ部は、
    前記DCモジュールからの前記変換信号を出力端子にそのまま出力する接続状態をとる第1のスイッチと、前記1つのDCモジュールからの前記変換信号を出力端子に分配する接続状態をとる第2のスイッチとの組が前記DCモジュール毎に有していることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記マルチプレクサは複数設けられると共に各マルチプレクサ毎に前記A/D変換器が対応して設けられ、前記複数のマルチプレクサ間で切り替えタイミングをずらし、各マルチプレクサは異なるタイミングで対応する前記A/D変換器に前記変換信号を与えることを特徴とする請求項1または2記載の半導体試験装置。
JP2010116887A 2010-05-21 2010-05-21 半導体試験装置 Pending JP2011242350A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018236106A1 (ko) * 2017-06-19 2018-12-27 주식회사 지파랑 반도체 소자 측정용 소스 및 측정 장치
KR102102140B1 (ko) * 2018-12-21 2020-06-02 주식회사 엑시콘 반도체 디바이스의 테스트 보드 및 방법

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