JP2011242005A - 給湯機の制御装置、制御システム、制御プログラム、及び制御方法 - Google Patents

給湯機の制御装置、制御システム、制御プログラム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】給湯機の運転効率を改善できる給湯機の制御装置、制御システム、制御プログラム、及び制御方法を提供する。
【解決手段】給湯機の制御装置である機器コントローラ400は、給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出するフェムトセルから、携帯通信端末を検出したことを表すイベント情報を受信する宅内通信部420を備える。また、機器コントローラ400は、受信されたイベント情報の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測部434と、予測された量の湯を沸き上げるように給湯機を制御する沸上制御部436と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、給湯機の制御装置、制御システム、制御プログラム、及び制御方法に関する。
水道の使用量を計測する計測装置から出力された計測信号に基づいてユーザの帰宅を検知すると、ユーザによって停止させられた湯の沸き上げを再開する給湯機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−127362号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、湯の使用量を予測できず、ユーザによって使用される量よりも多く湯を沸かしてしまうため、給湯機の運転効率が悪いという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、給湯機の運転効率を改善できる給湯機の制御装置、制御システム、制御プログラム、及び制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る給湯機の制御装置は、
給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出手段から、前記携帯通信端末を検出したことを表すイベント情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段で受信されたイベント情報の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測手段と、
前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御手段と、を備える、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る給湯機の制御システムは、
給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出手段と、
前記端末検出手段で検出された携帯通信端末の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測手段と、
前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御手段と、を備える、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る給湯機の制御プログラムは、
コンピュータを、
給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出手段から、前記携帯通信端末を検出したことを表すイベント情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段で受信されたイベント情報の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測手段と、
前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御手段と、して機能させる、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る給湯機の制御方法は、
給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出ステップと、
前記端末検出ステップで検出された携帯通信端末の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測ステップと、
前記使用量予測ステップで予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御ステップと、を有する、
ことを特徴とする。
本発明に係る給湯機の制御装置、制御システム、制御プログラム、及び制御方法によれば、給湯機の運転効率を改善できる。
本発明の実施形態に係る給湯機の制御システムの一例を表すネットワーク構成図である。 図2(a)は、フェムトセルの一構成例を表すハードウェア構成図である。図2(b)は、フェムトセルが有する機能の一例を表す機能ブロック図である。図2(c)は、機器コントローラの一構成例を表すハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係る給湯機の制御システムが実行する処理の一例を表すシーケンス図である。 機器コントローラが有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 機器コントローラが実行する沸上制御処理の一例を表すフローチャートである。 図6(a)は、給湯機が沸き上げる湯量の積算値の時間変化の一例を表す図である。図6(b)は、ユーザAの在宅状況の一例を表す図である。図6(c)は、ユーザBの在宅状況の一例を表す図である。図6(d)は、ユーザCの在宅状況の一例を表す図である。図6(e)は、在宅人数と沸き上げるように給湯機が制御される湯量(沸上湯量)との関係を示す表の一例を表す図である。 機器コントローラが実行する使用量予測処理の一例を表すフローチャートである。 図8(a)は、在宅者の組合情報と在宅者数に基づいて予測された補正前の予測使用量と補正後の予測使用量とを対応付けて示す表の一例を表す図である。図8(b)は、機器コントローラが実行する予測使用量補正処理の一例を表すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る給湯機100の制御システム1について、添付図面を参照しつつ説明する。
本発明の実施形態に係る制御システム1によって制御される給湯機100は、図1に示すように、ヒートポンプ101、貯湯タンク102、及び制御基板103を備える。
ヒートポンプ101は、貯湯タンク102から市水を供給され、供給された市水を設定された目標温度まで電力を用いて加熱する。貯湯タンク102は、ヒートポンプ101で加熱された湯を貯めるタンクである。ここで、貯湯タンク102は、金属又は樹脂製のタンクであって、外側を断熱材で覆われているため、湯を保温しながら貯湯できる。また、貯湯タンク102の内側には、貯められた湯量(以下、残湯量という)を計測するセンサ(以下、残湯量センサという)102aが設置されている。さらに、貯湯タンク102に貯められた湯をバスタブ及びシャワーへ供給するパイプとの接続部分には、パイプを流れる湯量を計測するセンサ(以下、流量センサという)102bが設置されている。
制御基板103は、給湯機100の制御装置である機器コントローラ400とシリアル通信を行う通信回路と、通信回路で受信した情報に従ってヒートポンプ101の動作を制御する制御回路とを備える。また、制御基板103の通信回路は、残湯量センサ102aが測定した残湯量を表す情報(以下、残湯量情報という)及び流量センサが計測した湯の流量を表す情報(以下、流量情報という)を、機器コントローラ400へ送信する。
給湯機100の制御システム1は、図1に示すように、ルータ200、小型携帯電話基地局(以下、フェムトセルという)300、機器コントローラ400、及び携帯電話501ないし503を含んで構成される。
ルータ200は、インタネット10と、フェムトセル300及び機器コントローラ400が接続する宅内LAN(Local Area Network)とに接続し、携帯電話501ないし503がインタネット10を介して送受信するデータを中継する。
フェムトセル300は、予め登録された携帯電話501ないし503から発せられた電波を検出する(以下単に、携帯電話を検出するという)端末検出装置である。フェムトセル300は、検出した携帯電話501から503の通話音声を表す音声データ及び電子メールのデータを、携帯電話501ないし503の通信事業者が管理するサーバとの間でルータ200を介して送受信する。フェムトセル300が携帯電話501ないし503の電波を検出可能な領域は、携帯電話501ないし503を携帯するユーザの住居全体に及ぶ。
フェムトセル300は、図2(a)に示すように、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、LAN通信回路304、信号処理回路305、及びアンテナ306を含んで構成される。
CPU301は、ROM303に保存されたプログラムに従ってソフトウェア処理を実行することで、フェムトセル300の全体制御を行う。RAM302は、CPU301によるプログラムの実行時において、処理対象とされるデータを一時的に記憶する。LAN通信回路304は、宅内LANを介してルータ200及び機器コントローラ400とデータ通信を行う。信号処理回路305は、アンテナ306で送受信される高周波信号を変調及び復調する処理を行う。
図2(a)のCPU301は、ソフトウェア処理を実行することで、図2(b)に示すような宅内通信部310、端末通信部320、機器連携部330、端末検出部340、及びデータ変換部350として機能する。
宅内通信部310は、宅内LANを介して、ルータ200及び機器コントローラ400と有線通信を行い、端末通信部320は、携帯電話501から503と無線通信を行う。機器連携部330は、機器コントローラ400と連携した処理を行う。尚、機器連携部330が行う処理については後述する。
端末検出部340は、携帯通信端末である携帯電話501から503を検出する。データ変換部350は、検出された携帯電話501から503のいずれかから受信した通話音声のデータ及び電子メールのデータを、通信事業者が管理するサーバの処理に適したデータ形式に変換する。
フェムトセル300と宅内LANを介して通信する、図1の機器コントローラ400は、給湯機100が沸き上げる湯量を制御する。尚、機器コントローラ400については後に詳細に説明を行う。
携帯電話501から503は、給湯機100のユーザAないしCによってそれぞれ携帯され、フェムトセル300を介して通話及び電子メールの送受信を行う。携帯電話501から503は、電子メールを受信すると、携帯電話501から503がそれぞれ有する表示部に受信した電子メールを表示する。
次に、携帯電話501を携帯するユーザAが帰宅した場合に実行される、図3に示すシーケンス処理について説明する。
先ず、フェムトセル300が宅内LANに接続された状態で電源をONにされると、宅内LANに接続しているルータ200は、フェムトセル300を検出する。次に、ルータ200は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとして機能することで、検出したフェムトセル300に対して、IP(Internet Protocol)アドレスを設定する(ステップS01)。
同様に、機器コントローラ400が宅内LANに接続された状態で電源をONにされると、ルータ200は、機器コントローラ400を検出し、機器コントローラ400に対してIPアドレスを設定する(ステップS02)。
次に、機器コントローラ400は、UPnP(Universal Plug and Play)のコントロールポイントとして機能し、フェムトセル300を検出する(ステップS03)。ここで、ステップS03が実行されるタイミングで、フェムトセル300に電源が投入されていない場合には、機器コントローラ400がフェムトセル300を検出できない。この場合には、図2(b)に示すフェムトセル300の機器連携部330が、自身(つまり、フェムトセル300)の存在をアナウンス(つまり、通知)する情報を機器コントローラ400へ送信するように、宅内通信部310を制御しても良い。
次に、機器コントローラ400は、検出したフェムトセル300から、フェムトセル300が有する機能及びサービス並びにサービスの実行に用いられるポート番号を表すサービス情報を取得する(ステップS04)。
次に、機器コントローラ400は、検出イベント及び非検出イベントを通知する通知先として、機器コントローラ400をフェムトセル300に登録する(ステップS05)。尚、検出イベントを通知するとは、携帯電話を検出した旨と、検出された携帯電話の識別情報とを表すイベント情報を送信することをいう。同様に、非検出イベントを通知するとは、携帯電話が検出されなくなった旨と、検出されなくなった携帯電話の識別情報とを表すイベント情報を送信することをいう。
その後、携帯電話501を携帯したユーザが帰宅すると、図2(a)に示すフェムトセル300の端末検出部340が携帯電話501を検出する(ステップS06)。次に、フェムトセル300の機器連携部330は、携帯電話501を検出した旨及び携帯電話501の識別情報IAを含むイベント情報を機器コントローラ400へ通知するように(つまり、検出イベントを通知するように)、宅内通信部310を制御する(ステップS07)。
その後、機器コントローラ400は、取得したイベント情報に基づいて、在宅ユーザの数を算出し、算出された在宅ユーザ数に基づいて湯の使用量を予測する。次に、機器コントローラ400は、予測した量の湯を沸き上げるように命じる沸上命令を給湯機100へ送信する(ステップS08)。
給湯機100は、沸上命令に従って指示された量の湯を沸き上げると、沸き上げの完了(以下単に、沸上完了という)を機器コントローラ400へ通知する(ステップS09)。
次に、機器コントローラ400は、ステップS04で取得したサービス情報で表されるポート番号を用いて、沸上完了を通知するメールを発信するように求めるメール発信要求をフェムトセル300に対して送信する(ステップS10)。
その後、フェムトセル300は、ステップS06で検出した携帯電話501に対して、沸上完了を通知するメールを発信する(ステップS11)。その後、処理シーケンスの実行が終了される。
上記のシーケンス処理において、給湯機100を制御する機器コントローラ400は、図2(c)に示すような、CPU401、RAM402、ROM403、LAN通信回路404、及びシリアル通信回路405を含んで構成される。
CPU401は、ROM403に保存されたプログラムに従ってソフトウェア処理を実行することで、機器コントローラ400の全体制御を行う。RAM402は、CPU401によるプログラムの実行時において、処理対象とされるデータを一時的に記憶する。LAN通信回路404は、宅内LANを介してルータ200及びフェムトセル300とデータ通信を行う。シリアル通信回路405は、給湯機100とシリアル通信を行う。
図2(c)のCPU401は、図3のステップS03からS05の処理を実行することで、図4に示すようなフェムトセル検出部410として機能する。また、CPU401は、図2(c)のLAN通信回路404及びシリアル通信回路405と協働して、図5の沸上制御処理を実行することで、図4に示すような宅内通信部420、機器制御部430、情報記憶部440、及び機器通信部450として機能する。
ここで、フェムトセル300及び機器コントローラ400が宅内LANに接続された状態で、それぞれの電源が「16:00」に投入された場合に実行される沸上制御処理について説明する。
先ず、沸上制御処理の実行が開始されると、機器制御部430は、図2(c)のROM403から湯の予想使用量の初期値を読み出し、予想使用量を、読み出した初期値で初期化する(ステップS21)。本実施形態において、予想使用量とは、1日の間に使用が予想される湯の総湯量として説明するが、予想使用量は1日の予想使用量に限定される訳ではない。
次に、機器制御部430が有する使用時刻予測部433は、情報記憶部440が記憶する湯の使用履歴に基づいて、過去数ヶ月において所定量を超えて湯が使用された割合が所定の割合よりも多い時間帯を、バスタブへ湯張りするために湯を使用した時間帯であると判断し、この時間帯をユーザの入浴時間帯として特定する。複数の入浴時間帯が特定された場合には、図6(a)に示すように、使用時刻予測部433は、1日の内で(つまり、午前0時から)最も早い入浴時間帯を選択する。その後、使用時刻予測部433は、入浴時間帯の開始時刻「19:00」を入浴開始時刻と特定し、特定した入浴開始時刻を給湯機100で沸かされた湯が使用される使用時刻と予測する(ステップS22)。
尚、湯の使用履歴は、湯を使用した時間帯を表す情報と、湯の使用量を表す情報とを対応付けた複数の情報をいう。この情報で表される湯の使用量は、図4に示す機器制御部430の使用履歴保存部431によって算出される。使用履歴保存部431は、図1の流量センサ102bから図4の機器通信部450で受信された流量情報を用いて、所定の時間帯における湯の使用量を算出した後に、算出した使用量を表す情報と湯の使用時間帯を表す情報とを対応付けて情報記憶部440へ保存する。
図5のステップS22の後に、図4に示す機器制御部430の使用量予測部434は、現在の時刻が「16:00」であって、ステップS22で予測された使用時刻(以下単に、予測使用時刻という)「19:00」の所定時間「30分」前の時刻「18:30」でないと判断する(ステップS23;No)。この予測使用時刻よりも所定時間前の時刻とは、予測使用時刻に湯の沸き上げを完了するために沸き上げを開始しなければならない沸上開始時刻をいう。厳密には、沸上開始時刻は、沸き上げる湯量によって異なるが、本実施形態では、沸き上げる湯量に関わらず、予測使用時刻の30分前の時刻をいう。
ステップS23の後に、使用量予測部434は、宅内通信部420がフェムトセル300からイベント情報を受信したと判断する(ステップS24;Yes)。図6(b)に示すように、フェムトセル300に電源が投入された時刻「16:00」において、ユーザAが在宅しているため、ユーザAに携帯された携帯電話501をフェムトセル300が検出したためである。
次に、使用量予測部434は、湯の使用量を予測する、図7に示すような使用量予測処理を実行する(ステップS25)。
図7の使用量予測処理の実行が開始されると、使用量予測部434は、宅内通信部420で受信されたイベント情報から、検出された携帯電話501の識別情報IAを取得する(ステップS41)。
次に、使用量予測部434は、受信されたイベント情報が検出イベントであると判断する(ステップS42;Yes)。次に、使用量予測部434は、在宅人数を表す変数nを値「1」だけインクリメントして、値「1」にする(ステップS43)。変数nの初期値が値「0」に設定されているためである。次に、使用量予測部434は、ステップS41で取得された識別情報IAを組合情報に追加する(ステップS44)。尚、組合情報とは、検出された携帯電話の識別情報を組み合わせた情報をいい、初期状態において組合情報は識別情報を有しない。
次に、使用量予測部434は、識別情報IAのみを有する組合情報に基づいて、図4の情報記憶部440から、補正された予測使用量(以下単に、補正後予測使用量という)を表す予測使用量情報を検索する(ステップS45)。その後、使用量予測部434は、補正後予測使用量を表す予測使用量情報を取得できなかったと判断する(ステップS46;No)。組合情報と補正後予測使用量を表す予測使用量情報とを対応付けた情報が情報記憶部440に対して未だ保存されていないためである。
次に、使用量予測部434は、在宅人数「1」人を表す変数nと、以下の式(1)ないし(3)とを用いて、図6(e)の表に示すように予測使用量を「280」リットルと算出する(ステップS47)。その後、使用量予測部434は、使用量予測処理の実行を終了する。
予測使用量 = 予測湯張量 + 予測シャワー使用量×n・・・(1)
予測湯張量 = 200リットル・・・(2)
予測シャワー使用量 = 80リットル・・・(3)
但し、変数nは、在宅人数を表し、記号×は積算記号を表す。
尚、予測湯張量は、バスタブに湯を張るために使用される湯量の予測値をいい、予測シャワー使用量は、ユーザ1人によってシャワーに使用される湯量の予測値をいう。また、一旦、湯がバスタブに張られてからは、在宅中の全ユーザが入浴を終えるまで張り替えられないとする。ここで、湯張りに使用される湯量は、バスタブの容量によって異なるため、機器コントローラ400は、予めユーザによって設定された予測湯張量を予測湯張量として用いても良い。同様に、機器コントローラ400は、予めユーザによって設定された予測シャワー使用量を用いても良い。
図5のステップS25が終了すると、図4の予測使用量保存部435は、図8(a)の表の第2行に示すように、予測使用量「280」リットルを表す予測使用量情報を、識別情報IAを有する組合情報と対応付けて情報記憶部440へ保存する(ステップS26)。
その後、使用量予測部434は、図5のステップS23の処理を実行した後に、図4の宅内通信部420がフェムトセル300からイベント情報を受信していないと判断する(ステップS24;No)。次に、使用量予測部434は、時刻「17:00」までステップS23及びS24の処理を繰り返す。図6(b)から図6(d)までに示すように、ユーザの自宅に対する出入りがないためである。
その後、図6(b)に示すように、時刻「17:00」にユーザAが外出した。
この時刻において、使用量予測部434は、宅内通信部420がフェムトセル300からイベント情報を受信したと判断する(ステップS24;Yes)。フェムトセル300がユーザAによって携帯された携帯電話501を所定時間に渡って検出できなかったためである。次に、使用量予測部434は、図7の使用量予測処理を再度実行する(ステップS25)。
図7の使用量予測処理の実行が開始されると、使用量予測部434は、受信されたイベント情報から検出されなくなった携帯電話501の識別情報IAを取得する(ステップS41)。次に、使用量予測部434は、受信されたイベント情報が検出イベントでなく、非検出イベントであると判断する(ステップS42;No)。
次に、使用量予測部434は、変数nを値「1」だけデクリメントして、値「0」にする(ステップS48)。次に、使用量予測部434は、ステップS41で取得された識別情報IAを、組合情報から削除する(ステップS49)。
次に、使用量予測部434は、ステップS45及びS46の処理を実行した後に、在宅人数「0」人を表す変数nと、上記の式(1)から(3)とを用いて、図6(e)の表に示すように、予想使用量を「200」と算出する(ステップS47)。ユーザAないしCのいずれかが帰宅した場合に、帰宅したユーザが沸き上げを待つことなく、少なくともシャワー又は湯張りのいずれか一方に湯を使用できるようにするためである。その後、使用量予測部434は、使用量予測処理の実行を終了する。
図5のステップS25が終了すると、図4の予測使用量保存部435は、図8(a)の表の第1行に示すように、予測使用量「200」リットルを表す予測使用量情報を、全携帯電話が未検出の状態を表す所定の組合情報と対応付けて情報記憶部440へ保存する。その後、使用量予測部434は、時刻「17:30」までステップS23及びS24の処理を繰り返す。
その後、図6(b)に示すように、時刻「17:30」にユーザAが帰宅した。この時刻において、ステップS23からS26の処理が実行される。その後、時刻「18:00」までステップS23及びS24の処理が繰り返される。
その後、図6(c)に示すように、時刻「18:00」にユーザBが帰宅して在宅人数が2人となった。この時刻において、ステップS23からS26の処理が実行されて、図6(e)の表に示すように予想使用量が「360」リットルと算出される。また、図8の表の第5行に示すように、携帯電話501及び502の識別情報IA及びIBを組み合わせた組合情報と、算出された予想使用量「360」リットルを表す予測使用量情報とが対応付けられて情報記憶部440に保存される。その後、時刻「18:30」までステップS23及びS24の処理が繰り返される。
その後、時刻「18:30」において、使用量予測部434は、現在時刻が、ステップS22で予測された予測使用時刻「19:00」の「30分」前(つまり、所定時間前)であると判断する(ステップS23;Yes)。次に、沸上制御部436は、最後に算出された予測使用量に基づいて、「360」リットルの湯を沸き上げるように命じる沸上命令を給湯機100へ送信するように機器通信部450を制御(以下、沸上制御という)する(ステップS27)。
これらの構成によれば、機器コントローラ400は、フェムトセル300で検出された携帯電話の数に基づいて予測された量の湯を沸上げるように給湯機100を制御するため、携帯電話を携帯するユーザの数に基づいた量の湯を沸上げるように給湯機100を制御できる。よって、機器コントローラ400は、使用されずに給湯機100に残る湯量を減少させて、給湯機100の運転効率を改善できる。また、湯を使用する者の人数をユーザが機器コントローラ400へ入力する必要がないため、給湯機100の利便性が向上する。
またこれらの構成によれば、湯の使用が予測される時刻「19:00」よりも所定時間前「18:30」に湯を沸かすため、例えば、前日の深夜に湯を沸かす場合と比べて、図1の貯湯タンク102に貯められた湯の放熱ロスを削減させて、給湯機100の運転効率を改善できる。
また、例えば、一般家庭における湯の総使用量の内で、ユーザの人数に応じて変化する総使用量は、シャワーに使用される湯量が大半を占める。このため、これらの構成によれば、入浴時刻「19:00」よりも所定時間前の時刻「18:30」に在宅するユーザの数に基づいて、使用される湯量を正確に予測できる。
図5のステップS27が実行された後に、機器制御部430が有するメール発信要求部437は、沸上完了通知を機器通信部450が受信していないと判断する(ステップS28;No)。給湯機100は、未だ指定された量の湯を沸き上げていないためである。その後、時刻「18:45」までステップS28の処理を繰り返す。
尚、図6(a)に示すように、給湯機100は、沸上命令を受信した時刻「18:30」から「18:45」までの間に、沸上命令により指示された「360」リットルの湯を沸き上げる。
時刻「18:45」において、メール発信要求部437は、沸上完了通知を機器通信部450が受信したと判断する(図5のステップS28;Yes)。次に、メール発信要求部437は、上記のメール発信要求を送信するように宅内通信部420を制御(以下、送信制御という)する(ステップS29)。
尚、メール発信要求を受信したフェムトセル300は、沸き上げの完了を通知するメールを、検出済みの携帯電話501及び502に送信する。携帯電話501及び502は、それぞれユーザA及びBの操作に従って、受信したメールの内容を表示する。
これらの構成によれば、予測された入浴時刻の前に沸上げを完了させ、かつ入浴が可能になったことをユーザに通知できるため、ユーザは、タイミング良く入浴できる。このため、給湯機100の利便性が向上する。また、フェムトセル300は、一般家庭に設置される装置であるので、例えば、人感センサなどのユーザの在宅を検知するために用いられる専用センサを設置する必要がなく、制御システム1の導入コストを削減できる。
その後、使用量予測部434は、沸上完了通知を受信した時刻から所定時間経過していないと判断する(ステップS30;No)。尚、この所定時間は、全てのユーザが入浴を終了するまでに要する時間よりも長い時間である。本実施形態において、所定時間は、12時間として説明するが、これに限定される訳ではなく、当業者は、実験又は統計データに基づいて最適な値を定めることができる。
次に、使用量予測部434は、イベント情報が受信されていないと判断する(ステップS31;No)。ユーザの出入りがないためである。その後、使用量予測部434は、時刻「20:15」まで上記ステップS30及びS31の処理を繰り返す。
尚、時刻「18:45」から時刻「20:15」までの間に、ユーザA及びBが入浴を行うことで、給湯機100に貯められた湯が使用される。また、図4の残湯量履歴保存部432は、図1の残湯量センサ102aから図4の機器通信部450が受信した残湯量情報と、受信時刻を表す情報とを対応付けた複数の情報(以下単に、残湯量履歴という)を情報記憶部440へ保存する。
また、機器コントローラ400は、残湯量情報で表される給湯機100に貯められた湯量が最低貯湯量を表す下限閾値を下回ると、所定量の湯をさらに沸き上げるように給湯機100を制御する。ユーザによる湯の使用量が予想以上に多い場合に、給湯機100に貯められた湯が無くなることを防止するためである。
時刻「20:15」において、図6(d)に示すように、ユーザCが帰宅した。
この時刻において、使用量予測部434は、ステップS30の処理を実行した後に、イベント情報が受信されたと判断する(ステップS31;Yes)。次に、使用量予測部434は、ユーザCによってさらに使用される湯量(以下単に、追加使用量という)を予測する追加使用量予測処理を実行する(ステップS32)。
追加使用量予測処理とは、図7の使用量予測処理を再度実行した後に、以下の式(4)を用いて追加使用量を予測する処理をいう。
追加使用量 = 再実行後の予測使用値 − 再実行前の予測使用値・・・(4)
次に、沸上制御部436は、湯をさらに沸き上げる必要がある(以下、追加沸上が必要であるという)と判断する(ステップS33;Yes)。ユーザCが帰宅することで在宅人数が1人増えたため、使用が予測される湯の総量が、ユーザ1人によってシャワーに使用される湯量の予測値「80」リットルだけ増加したためである(つまり、追加使用量が正の値だからである)。
次に、図4の予測使用量保存部435は、図8の表の第8行に示すように、携帯電話501ないし503の識別情報IA、IB、及びICを組み合わせた組合情報と、再算出された予想使用量「440」リットルを表す予測使用量情報とを対応付けて情報記憶部440へ保存する(ステップS34)。
次に、沸上制御部436は、予測された追加使用量に基づいて、「80」リットルの湯を沸き上げるように命じる沸上命令を給湯機100へ送信するように機器通信部450を制御(つまり、沸上制御)する(ステップS35)。その後、使用量予測部434は、ステップS30及びS31の処理を所定時間に渡って繰り返す。
尚、図5(a)に示すように、給湯機100は、沸上命令を受信した時刻「20:15」から「20:30」までの間に、沸上命令により命じられた「80」リットルの湯を沸き上げることで、総計「440」リットルの湯を沸き上げる。
その後、使用量予測部434は、沸上完了通知を受信した時刻から所定時間経過したと判断すると(ステップS30;Yes)。その後、図4の機器制御部430が有する予測使用量補正部438は、情報記憶部440に保存された予測使用量を補正する、図8(b)の予測使用量補正処理を実行する(ステップS36)。
図8(b)に示す予測使用量補正処理の実行を開始すると、図4の予測使用量補正部438は、情報記憶部440から上記の残湯量履歴を取得する(ステップS61)。次に、予測使用量補正部438は、残湯量履歴に基づいて、最後に沸上完了通知を受信してから現在までに少なくとも1度以上、残湯量が下限閾値を下回ったと判断する(ステップS62;Yes)。ユーザAからCによる実際の湯の使用量が予想された使用量よりも多かったためである。
次に、予測使用量補正部438は、図8(a)の表の第8行に示すように、ユーザAないしCがそれぞれ携帯する携帯電話501ないし502の識別情報IA、IB、及びICを組み合わせた組合情報に対応付けられた予測使用量「440」リットルを表す予測使用量情報を、所定量「20」リットルだけ増加させた予測使用量「460」リットルを表す予測使用量情報へ補正(つまり、更新)する(ステップS63)。その後、予測使用量補正部438は、使用量補正処理の実行を終了する。
尚、予測使用量補正部438は、残湯量履歴に基づいて、最後に沸上完了通知を受信してから現在までに1度も残湯量が下限閾値を下回らなかったと判断すると(ステップS62;No)、残湯量履歴に基づいて、最後に沸上完了通知を受信してから現在までに常に残湯量が上限閾値を上回っていたか否かを判断する(ステップS64)。
ステップS64において、予測使用量補正部438は、常に残湯量が上限閾値を上回っていた(つまり、ユーザAないしCによる実際の湯の使用量が予想された使用量よりも少なかった)と判断すると(ステップS64;Yes)、識別情報IA、IB、及びICとを組み合わせた組合情報に対応付けられた予測使用情報を、所定量「5」リットルだけ減少させた予測使用情報へ補正(つまり、更新)する(ステップS65)。その後、予測使用量補正部438は、予測使用量補正処理の実行を終了する。
図5のステップS36の実行が終了した後に、ステップS21及びS22の処理が再度実行されると、予測使用量が初期値に設定され、予測使用時刻が電源投入日の翌日の「19:00」と予測される。その後、翌日の時刻「07:45」まで、ステップS23及びS24の処理が繰り返される。
翌日の時刻「07:45」にユーザCが外出した後に、時刻「08:00」に帰宅した。
時刻「07:45」において、ステップS23からS26の処理が実行される。その後、時刻「08:00」において、ステップS23及びS24の処理が実行された後に、使用量予測部434は、図7の使用量予測処理を実行する(ステップS25)。
図7の使用量予測処理の実行が開始されると、使用量予測部434は、ステップS41及びS42の処理を実行する。次に、使用量予測部434は、識別情報IA、IB、及びICを組み合わせた組合情報に基づいて、図5の情報記憶部440が記憶する図8(a)の表から、補正後予測使用量を表す予測使用量情報を検索する(ステップS45)。その後、使用量予測部434は、補正後予測使用量「460」リットルを表す予測使用量情報を取得できたと判断する(ステップS46;Yes)。識別情報IA、IB、及びICを組み合わせた組合情報と補正後予測使用量を表す予測使用量情報とを対応付けた情報が情報記憶部440に対して既に保存されているためである。
次に、使用量予測部434は、取得した補正後予測使用量を予想使用量とする(ステップS50)。その後、使用量予測部434は、使用量予測処理の実行を終了する。
図5のステップS25が終了すると、ステップS26の処理が実行された後に、予測使用時刻「18:30」まで、ステップS23及びS24の処理が実行される。尚、時刻「18:30」までユーザAからCは在宅したままである。
その後、時刻「18:30」において、使用量予測部434は、現在時刻がステップS22で予測された予測使用時刻「19:00」の「30分」前であると判断する(ステップS23;Yes)。次に、沸上制御部436は、予測使用量(つまり、補正後予測使用量)に基づいて、在宅者が同じ組合せであった前日よりも「20」リットル多い「460」リットルの湯を沸き上げるように給湯機100を沸上制御する(ステップS27)。その後、ステップS28から上記処理の実行が繰り返される。
これらの構成によれば、予測された湯の使用量よりも実際の使用量の方が上回ると、次回からは湯の使用量を多めに予測するため、実際に使用される湯量を正確に予測できる。このため、機器コントローラ400は、湯切れを防止できるため、ユーザに不便な思いをさせることを防止して、給湯機100の利便性を向上できる。またこのため、機器コントローラ400は、給湯機100に対して少ない回数で必要な量の湯を沸かすように制御できるため、給湯機100の発停ロスを削減して、給湯機100の運転効率を改善できる。
逆にこれらの構成によれば、予測された使用量よりも実際の使用量の方が下回ると、次回からは、湯の使用量を少なめに予測するため、実際に使用される湯量を正確に予測でき、貯湯タンク102に残る湯の放熱ロスを削減させて、給湯機100の運転効率を改善できる。
また通常、性別又は年齢の差異により、ユーザ毎に湯の使用量が異なる。また、例えば、子供が一人で入浴する場合に子供が使用する湯量よりも、一緒に入浴する親の指示に従って子供が使用する湯量の方が少ないなど、入浴するユーザの組合せによって湯の使用量が異なる。よって、これらの構成によれば、在宅するユーザの組合せ毎に、予測する湯の使用量を補正するため、実際に使用される湯量を正確に予測できる。
尚、携帯電話501から503は、PHS(Personal Handy-phone System)であっても良い。また、本実施形態において、給湯機100の制御システム1は、フェムトセル300を備え、フェムトセル300は、携帯電話501から503を検出するとして説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、制御システム1は、フェムトセル300の代わりに無線LANのアクセスポイントを備え、アクセスポイントは、例えば、ユーザAからCによってそれぞれ携帯される、ノートパソコン、音楽プレーヤー、電子書籍端末、及び携帯型ゲーム機などの携帯通信端末を検出しても良い。
<変形例1>
本実施形態において、図4の使用量予測部434は、携帯電話501の識別情報IA及び携帯電話501の識別情報IBを組み合わせた組合情報に対応付けられた補正後予測使用量を表す予想使用量情報を情報記憶部440から取得できない場合には(図7のステップS46;No)、上記の式(1)から(3)を用いて予想使用量を算出する(ステップS47)として説明した。
しかし、これに限定される訳ではなく、識別情報IA及びIBを組み合わせた組合情報に対応付けられた予想使用量情報を取得できない場合には(ステップS46;No)、識別情報IAを表す組合情報に対応付けられた情報で表される補正後予測使用量と、識別情報IBを表す組合情報に対応付けられた情報で表される補正後予測使用量とを合計した値を、予測使用量としても良い。
この構成によれば、個々のユーザによって使用されることが予測される予測使用量を、個々のユーザが実際に使用した湯量に基づいて補正すると共に、個々のユーザの補正された予測使用量に基づいて、複数のユーザが在宅する場合に使用が予測される湯量を予測する。このため、在宅するユーザの組合せが、機器コントローラ400による給湯機100に対する制御の開始後に初めて実現されたものであっても、個々のユーザの補正された予測使用量に基づいて、実際に使用される湯量を正確に予測できる。
<変形例2>
本実施形態において、図4の使用量予測部434は、沸上完了通知を受信した時刻から所定時間(12時間)経過していない場合に(図5のステップS30;No)、追加使用量予測処理を実行することで、増えた在宅人数に応じた湯の追加使用量を予測する(ステップS32)として説明した。
しかし、これに限定される訳ではなく、使用量予測部434は、沸上完了通知を受信した時刻から所定時間経過していなくとも、予め設定された時刻を経過すると、在宅人数が増加しても追加使用量を予測しない(つまり、追加使用量を値「0」リットルとする)としても良い。尚、予め設定された時刻は、図2のRAM402又はROM403が記憶している。
この構成によれば、例えば、深夜に帰宅した場合には入浴しないユーザが多いため、帰宅時刻に基づいて湯の使用量を正確に予測できる。
また、使用量予測部434は、沸上完了通知を受信した時刻から所定時間経過していなくとも、増加前の在宅者数が「1」人以上である(つまり、在宅者が既にいる)場合に、予め設定された時刻を経過すると、在宅人数が増加しても追加使用量を予測しないとしても良い。
例えば、深夜に帰宅した場合には、他のユーザの睡眠を妨げないように入浴しないユーザが多いため、この構成によれば、帰宅時刻と在宅人数とに基づいて、湯の使用量を正確に予測できる。
<変形例3>
本実施形態において、図4の使用量予測部434は、予測湯張量と予測シャワー使用量とを用いた上記の式(1)から(3)を用いて予測使用量を算出する(図7のステップS47)として説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、使用量予測部434は、図5のステップS22において予測された入浴時間帯が予め設定された時間帯に含まれる場合には、以下の式(5)及び(6)を用いて予測使用量を算出しても良い。
予測使用量 = 予測シャワー使用量×n・・・(5)
予測シャワー使用量 = 80リットル・・・(6)
但し、変数nは、在宅人数を表し、記号×は積算記号を表す。
出勤前及び通学前などの朝の時間帯において入浴する場合には、バスタブに浸からず、シャワーのみを使用するユーザが多い。このため、この構成によれば、予測される入浴時間に基づいて、湯の使用量を正確に予測できる。
また、使用量予測部434は、現在の日時から季節を判断し、判断した季節が予め設定された季節である場合には、上記の式(5)及び(6)を用いて予測使用量を算出しても良い。尚、予め設定された季節は、例えば、夏であり、図2のRAM402又はROM403に記憶されている。
気温が高い夏において入浴する場合には、バスタブに浸からず、シャワーのみを使用するユーザが多い。このため、この構成によれば、季節に基づいて、湯の使用量を正確に予測できる。
さらに、使用量予測部434は、現在の日時から季節を判断し、判断した季節が予め設定された季節である場合には、上記の式(1)から(3)を用いて予測使用量を算出すると共に、予測シャワー使用量を増加させる補正を行っても良い。尚、予め設定された季節は、例えば、冬であり、図2のRAM402又はROM403に記憶されている。
気温が低い冬において入浴する場合には、バスタブに浸り、夏よりも多くの湯をシャワーに使用するユーザが多い。このため、この構成によれば、季節に基づいて、湯の使用量を正確に予測できる。
<変形例4>
携帯電話501ないし503は、全地球測位システム(以下単に、GPS:Global Positioning Systemという)を用いて、携帯電話501ないし503の位置を示す位置情報をそれぞれ検出する構成を採用できる。この構成において、フェムトセル300は、携帯電話501ないし503からそれぞれの位置情報を受信し、受信した位置情報で示される携帯電話501ないし503の位置と、フェムトセル300の設置位置との距離に基づいて、携帯電話501ないし503を携帯するそれぞれのユーザの帰宅時刻を予測する構成を採用できる。この構成において、フェムトセル300は、図5のステップS22で予測される予測使用時刻(つまり、入浴開始時刻)を、予測した帰宅時刻の内で最も早い時刻に帰宅するユーザの帰宅時刻として予測する構成を採用できる。
尚、フェムトセル300の設置位置は、図2のRAM402又はROM403が予め記憶していても良い。また、フェムトセル300の設置位置は、フェムトセル300が携帯電話501ないし503の電波を検出している場合に、検出された携帯電話501ないし503から受信した位置情報で表される位置であるとしても良い。
これらの構成によれば、携帯電話501ないし503の位置に基づいて、携帯電話501ないし503を携帯するそれぞれのユーザの帰宅時刻を予測すると共に、予測された帰宅時刻を予測使用時刻とするため、ユーザが帰宅すると直ちに入浴できる。よって、給湯機100の利便性が向上するだけでなく、給湯機100に貯められた湯の放熱ロスを軽減して運転効率を向上できる。
尚、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた給湯機の制御装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の制御装置を本発明に係る制御装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した機器コントローラ400による各機能構成を実現させるための制御プログラムを、既存の制御装置を制御するコンピューター(CPUなど)が実行できる様に適用することで、本発明に係る制御装置の一例である機器コントローラ400として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカード、CD−ROM、又はDVD−ROMなどの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。尚、本発明の給湯機の制御方法は、機器コントローラ400を用いて実施できる。
また、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1 給湯機の制御システム
10 インタネット
100 給湯機
101 ヒートポンプ
102 給湯タンク
102a 残湯量センサ
102b 流量センサ
103 制御基板
200 ルータ
300 フェムトセル
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 LAN通信回路
305 信号処理回路
306 アンテナ
310 宅内通信部
320 端末通信部
330 機器連携部
340 端末検出部
350 データ変換部
400 機器コントローラ
401 CPU
402 RAM
403 ROM
404 LAN通信回路
405 シリアル通信回路
410 フェムトセル検出部
420 宅内通信部
430 機器制御部
431 使用履歴保存部
432 残湯量履歴保存部
433 使用時刻予測部
434 使用量予測部
435 予測使用量保存部
436 沸上制御部
437 メール発信要求部
438 予測使用量補正部
440 情報記憶部
450 機器通信部
501,502,503 携帯電話

Claims (11)

  1. 給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出手段から、前記携帯通信端末を検出したことを表すイベント情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段で受信されたイベント情報の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測手段と、
    前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする給湯機の制御装置。
  2. 給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出手段と、
    前記端末検出手段で検出された携帯通信端末の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測手段と、
    前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする給湯機の制御システム。
  3. 前記給湯機は、沸き上げた湯を貯める貯湯タンクを有し、
    前記貯湯タンクに残る湯量を計測する残湯量計測手段と、
    前記残湯量計測手段で計測された湯量が減少した時刻に基づいて、湯が使用される使用時刻を予測する使用時刻予測手段と、をさらに備え、
    前記沸上制御手段は、前記使用時刻予測手段で予測された時刻よりも所定時間前の時刻に、前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の給湯機の制御システム。
  4. 前記使用時刻は、湯がシャワーに使用される入浴時刻であり、
    前記使用量予測手段は、1人のユーザがシャワーに使用する湯量と、前記入浴時刻よりも所定時間前の時刻における前記検出された携帯通信端末の数とに基づいて湯の使用量を予測する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の給湯機の制御システム。
  5. 前記使用量予測手段で予測された湯の使用量を表す予測使用量情報を記憶部へ保存する予測使用量保存手段と、
    前記予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機が制御された後に、残湯量が下限の閾値を下回ると、前記予測使用量保存手段で保存された予測使用量情報を、より多い使用量を表す予測使用量情報に補正する予測使用量補正手段と、をさらに備え、
    前記使用量予測手段は、前記予測使用量情報が前記記憶部に保存されている場合には、前記予測使用量情報で表される使用量を、予測される湯の使用量とする、
    ことを特徴とする請求項4に記載の給湯機の制御システム。
  6. 前記予測使用量補正手段は、前記予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機が制御された後に、所定の期間に渡って残湯量が上限の閾値を上回り続けると、前記予測使用量保存手段で保存された予測使用量情報を、より少ない使用量を表す予測使用量情報に補正する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の給湯機の制御システム。
  7. 前記端末検出手段は、前記携帯通信端末を識別する端末識別情報を検出し、
    前記予測使用量保存手段は、前記端末検出手段で検出された端末識別情報の組合せを表す組合情報と、前記組合せを構成する携帯通信端末の数に基づいて予測された使用量を表す予測使用量情報とを対応付けて前記記憶部へ保存し、
    前記予測使用量補正手段は、前記組合せに基づいて予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機が制御された後に残湯量が所定の閾値を下回ると、前記組合せを表す組合情報に対応付けられた予測使用量情報を、より多い使用量を表す予測使用量情報に補正し、
    前記使用量予測手段は、前記端末検出手段で検出された端末識別情報の組合せを表す組合情報と対応付けられた予測使用量情報が前記記憶部に保存されている場合に、前記対応付けられた予測使用量情報で表される使用量を、予測される湯の使用量とする、
    ことを特徴とする請求項6に記載の給湯機の制御システム。
  8. 前記予測使用量補正手段は、前記組合せに基づいて予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機が制御された後に、所定の期間に渡って残湯量が上限の閾値を上回り続けると、前記組合せを表す組合情報に対応付けられた予測使用量情報を、より少ない使用量を表す予測使用量情報に補正する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の給湯機の制御システム。
  9. 前記端末検出手段は、フェムトセルであり、前記給湯機が前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げた場合に、前記検出された携帯通信端末に対して、沸上げの完了を通知する電子メールを送信する、
    ことを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1項に記載の給湯機の制御システム。
  10. コンピュータを、
    給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出手段から、前記携帯通信端末を検出したことを表すイベント情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段で受信されたイベント情報の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測手段と、
    前記使用量予測手段で予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御手段と、して機能させる、
    ことを特徴とする給湯機の制御プログラム。
  11. 給湯機のユーザによって携帯される携帯通信端末を検出する端末検出ステップと、
    前記端末検出ステップで検出された携帯通信端末の数に基づいて、湯の使用量を予測する使用量予測ステップと、
    前記使用量予測ステップで予測された量の湯を沸き上げるように前記給湯機を制御する沸上制御ステップと、を有する、
    ことを特徴とする給湯機の制御方法。
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