JP2011241681A - 重力による楕円周回回転構造体 - Google Patents

重力による楕円周回回転構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】自然の事象による、重力の落下力を回転力に変換して、この回転力をエネルギーとして利用できる装置を提供する。
【解決手段】楕円形フレーム1の外周に無限軌道周回運動をするバランス錘18によるリンク機構の構成で設置する。バランス錘を構成する回転錘102の軸6に軸受を組み込み、回転錘101に比重の重い素材を使用し、回転錘がラの位置になるバランス形態にする。回転錘と回転錘を固定するアームのアとウは屈折した構造とする。バランス錘は周回回転時に上部分のチの位置で重心の移動と重力落下が容易に可能となる回転錘の周回する軌道線エが、楕円形フレーム1の中心に左斜線Aと右斜線Bは面積比としてAが約1.33、Bが1になるモーメントの差が発生する。斜線B側のモーメントの大きさで回転錘が重力により落下する力で楕円形の周回運動を可能にして、バランス錘の落下力が回転盤を固定設置した回転軸9に連動して回転力に変換できる。
【選択図】図4

Description

本発明は自然の事象による重力の落下力を回転力に変換して、この回転力をエネルギーとして利用できる、重力による楕円周回回転構造体に関する。
例えば、重力による落下力で、楕円形の回転を重力のモーメントを利用して重力を回転力に変換する構造として特許文献1の特開平5−296138号公報で開示されている。特許文献1は、図10で示すように、スポークに錘を乗せて左右の半径が異なる楕円形状の囲いを、錘が移動して回転する構造であるが、錘の移動摩擦力に重力エネルギーが吸収され円滑な回転が得られない構造である。特許文献1は図36で示すように、重力を利用して左側と右側の半径の異なる楕円形の1の軌道を2のスポークの間に錘3を乗せ錘の移動で回転させる構造だが、錘の移動だけでは円滑で安定した楕円形の軌道を可能にして重力を回転力に変換するのは容易ではない構造である。
特開平5−296138号公報 重力で回転する車輪 図10
近年、自然の事象による、エネルギーに変換する装置としては太陽光、風力、波力、温度差、等が開発されているが、重力の落下力をエネルギーに転用できる装置はまだ実用化にはいたっていないのが現状である。また、永久的な重力の落下力を回転力に変換して、この回転力をエネルギーとして利用できる安価な装置があれば、エネルギー問題を解決する機械装置として理想である。
課題を解決するため手段
本発明は円滑で安定した無限軌道周回運動の構造体で重力を回転力に変換する構造体として、図1、の側面図で示すように、楕円形のフレーム1の小円を下にして、図1、のC−C断面図の図3、で示すように、楕円形フレーム1を垂直に並行にして固定体16で固定する。固定した楕円形のフレーム1の外周面を周回する軌道保持ローラ5を組込みしたバランス錘18のリンク部材を軸6でつなぎ、無限連鎖機構周回体4を設置する。また、周回時のバランス錘18のモーメントの差を可能にする重心移動は図5、垂直線イの線に沿う図のようなバランス形態が必要であるため、回転錘101と回転錘102は比重の重い素材等の重量配分で調整して回転錘101と回転錘102の軸6にベアリング等の軸受けを組み込む。また、軸受け8と、回転錘101と回転錘102を固定するアームのアとウは図のように屈折した構造で、図4、で示すように回転時の上部分のチの位置で重心の移動と重力落下が容易に可能となる。また、図5、で示すように楕円形のフレーム1の周回時にバランス錘のイ部が回転錘101と回転錘102よりも周回位置が先行するのでかみ込みや、突っかかりが無く安定して楕円形フレームの外周を周回することができる。また、図4、で示すように、楕円形フレーム1の中心線イ、をモーメントの差の中心として、点線エ、の軌道で無限軌道周回運動を可能にする。図2、で示すように、回転錘102が重心移動と軌道線サの軌道周回の制御をする回転錘軌道誘導ガイド17を設置する。図4で示すように、回転錘101の周回する軌道線エ、が楕円形フレーム1の中心線イを左右に分けた斜線Aと斜線Bでは面積比としてAが約1.33対Bが1のモーメントの差がが発生する。この斜線B側のモーメントの大きさで回転錘101が重力による落下する力で無限連鎖機構周回体4が楕円形の周回運動を可能にする。また、図2で示すように、回転錘軌道誘導ガイド17のア部は重心移動時の衝撃を緩和するS字のカーブの形状にして、回転錘102は、ラの位置からユの位置までは回転錘軌道誘導ガイド17に接触しないで移動するが、ウ部より接触しながらバランス錘18が周回運動と重心移動が円滑にできるように軌道誘導ガイド17のウ部をS字の形状にする。また、エ部は回転錘102が安定した軌道運動ができるように軌道に沿うカーブの形状にする。図1のC−C断面の図3で示すように、周回するバランス錘18に回転錘101と回転錘102を組み込んだ無限連鎖機構周回体4は、X連体とY連体を示しているがどちらか一組の構造体でも周回運動は可能だが回転力のトルクを増す時は複数の構造体がより大きな運動力を可能にする。また、重力による周回運動を回転運動として取り出すのは回転軸9に設置した回転力伝達体15、の外周に凹凸の形状を構成してこの凹凸が無限連鎖機構周回体4の軸6に組み込むローラ11にかみ合い、周回運動を回転運動に変換する。また回転運動は回転軸9に組み込みしたギヤー12を介して回転軸9に伝達して回転軸9から回転力を取り出すことが可能で、この回転力によるエネルギーで電気を作ることが可能である。また、モーメント比率をより大きくできる構造は図7、で示すように、バランス錘18の回転錘101にイの線を重心にして回転錘Sを組み込み回転範囲アの間を滑らかに回転移動する構造にする。また、図8のC−C断面の図6、で示すように、楕円形フレーム1を周回する無限連鎖機構周回体4とこの周回体に組み込むバランス錘部は図のように回転錘Sが周回時に干渉しない位置に設置して外側のバランス錘Xと内側のバランス錘Yの位置は図8、で示すバランス錘サ、とバランス錘チ、は図6、で示すX連体だがY連体はバランス錘サ、とバランス錘チの間の位置にギャー12で調整して設置する。図8で示すように楕円形の上部のチからサに周回移動する時にチの部分で上昇周回から落下周回に移行する時、回転錘101が上点の位置に周回した時に軌道保持ローラ5の位置は落下周回をはじめている。また、回転錘Sがaからbに自然落下力による移動で斜線A部の回転半径が大きくなり、モーメントの比率もより大きくできる。また、図8、のサイズを基にして楕円形フレーム1の中心線イと、回転錘101の軌道線アを基準にした面積は右側の斜線部Bを1とした場合左側の斜線部Aは1.57となり回転錘Sでモーメントの比率は大きく増やす事が可能になる。また、図8で示すように、楕円形のフレーム1を周回する無限連鎖機構周回体4に設置して、外周側に回転移動錘Sを設置したバランス錘18が周回時の重心移動により楕円形フレーム1の中心線イを重心にしたモーメントの差を重力による周回運動は、斜線部A側の回転錘軌道誘導ガイド17の面をバランス錘18は、サ、シ、ス、セ、ソ、カ、キ、ク、ツ、の位置で回転錘102が接触してバランス錘18が重力で落下する重さが周回回転のトルクとなる。また、斜線部B側のラ、リ、ル、レ、ロ、ワ、ユの位置では回転錘102は回転錘軌道誘導ガイド17に接触しないで周回するため接触による摩擦の抵抗は発生しない。また、斜線部B側のケ、コ、タ、チ、の位置では回転錘軌道誘導ガイド17に回転錘102が接触してバランス錘18の重心を移動しながら周回するので接触による抵抗が発生する。しかし、楕円形の下降部、上昇部共に垂直よりもマイナス角度で周回するため抵抗は軽減すると共に、斜線部A側の大きいモーメントの差が接触抵抗力を吸収する。、また、斜線部Bが1に対して、斜線部Aは焼く1.57とモーメントの差が発生して、図8、のサイズを基にして示すように、バランス錘18が20個として1個が100グラムとした時にモーメントの差により斜線部Aの重力による落下重量は約400グラムになり、約400グラムから周回抵抗力のエネルギーを吸収しても、斜線部A側の落下重力が大きくなるために、周回運動に関わる構造体の総重量の約20パーセントの落下重量を利用した重力によるトルクで楕円形の無限軌道周回運動を可能にする。また、落下重力のトルクを大きくする場合はバランス錘18の重量を重くする必要があり、その重量を支える楕円形フレーム1は重量に耐えられる構造として、図9、で示す断面図のように、X連帯、Y連帯を2列以上複数に増やすことでバランス錘18の重量を重くする事が可能で、バランス錘18、を重くした事によるトルクの増大が可能になり、また、楕円形フレーム1を複数にすることにより安定した楕円形の軌道周回が可能になることを特徴とする。
発明の実施例
本発明の構造体の回転部、支持部は仕様回転力や重量により、軸、軸受け、ローラ等のサイズと強度を選定することで円滑な楕円形の軌道を周回する楕円形の無限軌道周回運動を可能にする。また、本発明に接続、設置する部品、構造体の軸、軸受け、ローラ等のサイズと強度を選定して目的に合う回転力の機械構造体が可能なことを特徴とする。
重力で楕円形の周回運動をする構造体の側面略図である。 図1の軌道周回図である。 図1C−C断面図である。 バランス錘18とセグメントのバランスの差を説明する図である。 図1のバランス錘18の図である。 図8C−C断面図である。 図8の回転移動錘S付きバランス錘18の図である。 本発明の、回転移動錘S付き構造体の側面略図とセグメントのバランス説明図である。 本発明の複数の構造体を組み合わせた断面図である。 特許文献1の、特開平5−296138号公報、重力で回転する車輪の参考図である。
1、楕円形フレーム
4、無限連鎖機構周回体
5、軌道保持ローラ
6、軸
8、軸受け
9、回転軸
11、ローラ
12、ギヤー
15、回転力伝達体
16、固定体
17、回転錘軌道誘導ガイド
18、バランス錘
101、回転錘1
102、回転錘2
S,回転移動錘

Claims (5)

  1. 楕円形フレームを縦長にした形状を中心側にして、その外周をバランス錘による連結構造のリンク機構周回体が重力による無限軌道の周回運動をしてリンク機構周回体の周回力を回転力に変換する構造体。
  2. 前記バランス錘は外周を接触周回する軸受け構造体をバランスの軸として楕円形フレームの中心側に回転する錘の構造体とその反対側に回転する錘の構造体の3点によるバランスで楕円形フレームの外周に沿うリンク機構としてのバランス錘。
  3. 前記外周を接触周回する軸受け構造体と回転するバランス錘の接続アームは円滑な周回運動と折り返し周回時の緩やかな重心移動を可能にする屈折構造のバランス錘の構造体。
  4. 楕円形フレームの外周をバランス錘による構成のリンク機構周回体が周回時に上部と下部で軸移動により左右のモーメントの差が発生するが、回転する錘の構造体が円滑な周回運動と軸移動による衝撃を吸収するため、この軌道に沿うガイドを設けた構造体。
  5. 上記バランス錘の外側に設置する回転する錘に屈折回転移動可能な錘を設けてより大きなモーメントの差を可能にする構造体。
JP2009299399A 2009-12-14 2009-12-14 重力による楕円周回回転構造体 Pending JP2011241681A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117686A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 雄一 大宅 偏心回転式発電装置(2)
WO2016173294A1 (zh) * 2015-04-30 2016-11-03 祝培钫 惯性机

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