JP2011238562A - キースイッチ - Google Patents

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靖裕 後藤
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Abstract

【課題】組付け性に優れ組付け後に長期に亘って使用可能なキースイッチを提供する。
【解決手段】バックプレート300、電極を備えたメンブレンシート400、電極をオンオフする弾性体500、それぞれが矩形の枠型をなし係合してリンク部材を構成する第1及び第2スタビライザ100,200、キーキャップとを備え、第2スタビライザの溝は、第1スタビライザのピンを溝に挿入する方向から見て、第1スタビライザの各軸部及び各アーム部が横にずれることなく係合可能で、溝にピンを挿入した際に第1スタビライザのキャップ側軸部を第2スタビライザのバックプレート側軸部よりも奥に位置させる第1溝領域251と、第1スタビライザのキャップ側軸部を第2スタビライザのバックプレート側軸部に対して平行移動させる第2溝領域252を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばキーボードのキーのオンオフに用いるキースイッチに関する。
例えばキーボードのキーのオンオフに用いるキースイッチは、一般的に、バックプレートと、バックプレート上に重ねられたメンブレンシートと、ラバースプリング(弾性部材)と、互いに係合する第1及び第2のスタビライザと、各スタビライザの上側に被せられたキーキャップからなる構造を有している(特許文献1参照)。
米国特許第6160233号公報
係るキースイッチの構造においては、一方のスタビライザは閉じた枠型形状を有しているが、他方のスタビライザは角形U字状をなしている。このような角形U字状をなすスタビライザの構造では、互いに対向する両側辺部がいわゆる片持梁構造となり、捻じれ剛性が弱く信頼性に乏しく、キースイッチ組付け後に長期にわたって使用すると両側辺部の連結部分に発生した応力集中によりこの部分が疲労破損し、キースイッチが使用不可能となる虞がある。
例えば、キースイッチが多数配列されたキーボードの場合、1つでもキースイッチが破損するとキーボード自体が使用できなくなる。特にノート型パーソナルコンピューターの場合、キーボードと共に本体が一体化しているので、修理中にコンピューター自体を使用できなくなり、不都合が大きい。
キースイッチ自体のこのような強度上の問題を解決すべく、2つのスタビライザを共に閉じた矩形の枠型状とする構成が考えられる。このような構成をとることによって、上述したキースイッチの強度上の問題を解決することができるが、キースイッチを組付ける際に組付け難いという問題が新たに発生する。
具体的には、枠型状のスタビライザの一方のピンを他方のスタビライザの溝にはめ込んで、互いに回動可能となる、いわゆるパンタグラフ状のリンク体をなすように両者を組付ける必要がある。この際、互いのスタビライザが干渉し合わないように組付けるために、ピンを溝に入れる際に、一方のスタビライザを他方のスタビライザに対して所定の斜めの角度で係合させなければならない。
キースイッチの構成上、スタビライザの大きさは一般に非常に小さく、この組付け作業をロボットで行おうとすると、ロボットの作業が複雑になる。例えば、ロボットティーチング時において不適当なティーチングを行うと、両スタビライザ同士の係合時に過大な応力を生じさせてしまい、その後のスタビライザの破損の原因となる。なお、上述のスタビライザ同士の組付けを人手で行おうとすると、その組付け作業の複雑さから、熟練者にとっては組付けが可能であるが、慣れない作業者にとっては上手く組付けることができなくなる。そして、上述したロボットによる組付け時の問題と同様に、慣れない作業者が無理に組付けることによって、スタビライザに無理な応力が発生し、その後のキースイッチの使用においてスタビライザが破損する虞がある。このようなスタビライザの破損は、上述したように特に多数のキースイッチを有するキーボードにおいて、一箇所でも生じるとキーボード自体が使用できなくなり、非常に問題となる。
一方、共に枠型をなすスタビライザ同士の組付け性を向上させるために各スタビライザの大きさを大きくすると、キースイッチ全体の大きさも大きくなる。このようなキースイッチをキーボードに多数配置した場合、キーボード自体の大きさも大きくなってしまう。その結果、特に携帯のし易さのために小型化が要求されるノート型パーソナルコンピュータにこのようなスイッチを適用することはできない。
本発明の目的は、組付け性に優れると共に組付け後に長期にわたって使用可能な十分な強度を有するキースイッチを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のキースイッチは、
バックプレートと、当該バックプレートの一方の面に重ねられかつ対向する電極を備えたメンブレンシートと、前記メンブレンシート上に備えられ当該メンブレンシートの電極をオンオフするプッシャーを有すると共に当該メンブレンシートと反対側に弾性力を及ぼす弾性体と、それぞれが矩形の枠型をなしかつ互いに係合してリンク部材を構成する第1及び第2のスタビライザと、前記弾性体の弾性力により前記バックプレートと離間する方向に位置すると共に、前記第1及び第2のスタビライザを介して前記弾性体を圧縮する方向に力を及ぼすことで、前記スイッチを作動させるキーキャップを備えたキースイッチであって、
前記第1及び第2のスタビライザは、それぞれ互いに対向する一方の辺部がバックプレート側軸部として前記バックプレートに備わった係合部と回動可能に係合し、かつ他方の辺部がキャップ側軸部として前記キーキャップに備わった係合部と回動可能に係合しており、
前記第1のスタビライザには、前記バックプレート側軸部の両端部と前記キャップ側軸部の両端部を連結するピン付きのアーム部が備わり、
前記第2のスタビライザには、前記バックプレート側軸部の両端部と前記キャップ側軸部の両端部を連結する溝付きのアーム部が備わり、
前記溝は、一端がピン挿入側開口部をなし、前記ピンを溝に挿入する方向から見て、前記第1のスタビライザの各軸部及び各アーム部が横にずれることなく前記第1のスタビライザを前記第2のスタビライザに係合可能で、かつ前記溝のピン挿入側開口部と最も遠い位置にピンを挿入した際に、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部を前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部よりも前記ピン挿入側開口部に対して奥側に位置させる第1の溝領域と、前記第1のスタビライザを前記第2のスタビライザに沿ってずらすことで、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部を前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部に対して干渉することなく少なくとも互いに近づく方向に平行移動させる第2の溝領域を有することを特徴としている。
また、本発明の請求項2に係るキースイッチは、請求項1に記載のキースイッチにおいて、
前記ピン挿入側開口部を上側に向けて前記第2のスタビライザを水平に配置させた状態で、前記第1のスタビライザのピンを前記第2のスタビライザの溝の第1の溝領域の奥まで進入させると、前記第1のスタビライザが垂直方向に移動しながら前記第2のスタビライザに係合すると共に、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部が前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部よりも下側に位置し、前記ピンを前記第2の溝領域の奥まで移動させることで、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部が前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部の下側を移動するようになったことを特徴としている。
キースイッチがこのような構造を有することで、従来のキースイッチの問題点を解決することができる。具体的には、スタビライザの少なくともいずれか一方は閉じた枠型形状を有しておらず、その両側辺部が片持梁構造となる従来のキースイッチの構造と異なり、本発明のキースイッチは第1及び第2のスタビライザが共に閉じた枠型構造を有しているので、十分な強度を有し、無理に組付けた際に生じる過大な応力による影響を受け難く、その後の長期間の使用に基づくスタビライザの破損の虞を従来例に比べて格段に低下させることができる。
また、第1及び第2のスタビライザが共に閉じた枠型構造を有していても、各スタビライザの形成面に対して両者を互いに垂直方向に接近させて第1のスタビライザのピンを第2のスタビライザの溝の第1の溝領域に進入させた後、第1のスタビライザをスタビライザに沿って水平方向にずらすことで、第1のスタビライザのピンを第2のスタビライザの溝の第2の溝領域に進入させると共に、第1のスタビライザのキャップ側軸部を、第2のスタビライザのバックプレート側軸部の下側に移動させることができる。
その結果、スタビライザ同士の係合を垂直方向と水平方向の動きからなる単純な動作で行うことができ、ロボットによる組付けを行う場合であっても、人が組付ける場合であっても、共にスタビライザに無理な力をかけることなく組付けを行うことができる。また、ロボットによる組付けを行う場合に、予め必要とされるティーチング作業が簡単になる共に、人が組付ける場合に、特に熟練者に組付けをまかせることなく組付け作業に慣れない者も簡単に組付けることができるので、生産性の向上と生産コストの低減を図ることができる。
また、本発明の請求項3に係るキースイッチは、請求項2に記載のキースイッチにおいて、
前記バックプレートを下側に位置させ前記キーキャップを上側に位置させた状態で、前記第2のスタビライザの溝のピン挿入側開口部が、前記アームの下側に開口していることを特徴としている。
本発明がこのような構成を有することで、キースイッチのキーキャップをバックプレートから無理に引っ張って遠ざけようとしても、ピンが、アームの下側に開口した溝のピン挿入側開口部から下側に抜ける(逃げる)ので、第2のスタビライザの第2の溝領域を形成するアームの一部延在部(第2の溝領域を形成するあごの部分)を破損させずに済む。
また、本発明の請求項4に係るキースイッチは、請求項2に記載のキースイッチにおいて、
前記キーキャップを前記バックプレートに向かって完全に押下げた状態で、前記ピンの軸線と前記ピン挿入側開口部のピン側縁部との間の水平方向の距離dが、前記ピンの直径をaとした場合に、dは、1.30a以上かつ1.46a以下となっていることを特徴としている。
本発明がこのような構成を有することで、安定したスイッチ動作を確保しつつ、キースイッチの大きさをできるだけ小さくすることができる。
また、本発明の請求項5に係るキースイッチは、請求項2に記載のキースイッチにおいて、
前記キーキャップを前記バックプレートに向かって完全に押した状態で、前記第1のスタビライザのバックプレート側軸部の軸線と前記第2のスタビライザのキャップ側軸部の軸線とが、垂直方向から見て一致すると共に、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部の軸線と前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部の軸線とが、垂直方向から見て一致していることを特徴としている。
本発明がこのような構成を有することで、安定したスイッチ動作を確保しつつ、キースイッチの大きさをできるだけ小さくすることができる。
本発明によると、組付け性に優れると共に組付け後も長期にわたって使用可能な十分な強度を有するキースイッチを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るキースイッチの、キーキャップを押す前の状態を示す側方一部断面図である。 本発明の一実施形態に係るキースイッチの、キーキャップを完全に押下げた状態を示す側方一部断面図である。 図1及び図2に示したキースイッチの各構成要素をばらして示す斜視図である。 図1及び図2に示した第1のスタビライザと第2のスタビライザを示す斜視図である。 図4とは異なる方向から見た第1のスタビライザと第2のスタビライザを示す斜視図である。 図4及び図5に示したスタビライザ同士を係合させた状態のピンと溝の位置関係を示す部分的側面図である。 第2のスタビライザの溝に備わったストッパーを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るキースイッチの、キーキャップを完全に押した状態における一方のスタビライザのキャップ側軸部と他方のスタビライザのバックプレート側軸部との位置関係を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係るキースイッチ1を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るキースイッチ1の、キーキャップ600を押す前の状態を示す側方一部断面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係るキースイッチ1の、キーキャップ600を完全に押下げた状態を示す側方一部断面図である。また、図3は、図1及び図2に示したキースイッチ1の各構成要素をばらして示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るキースイッチ1は、バックプレート300と、バックプレート300の一方の面に重ねられかつ対向する電極を備えたメンブレンシート400と、メンブレンシート上にベースシート501を介して備わった弾性体500と、バックプレート300に各一端がそれぞれ係合した第1及び第2のスタビライザ100,200と、第1及び第2のスタビライザ100,200の他端に係合したキーキャップ600を有している。
バックプレート300は、本実施形態の場合、金属や十分な強度を有する樹脂材でできている。バックプレート300には、細長の切欠き部320,330が2箇所形成されている(図3参照)。そして、各切欠き部320,330の互いに最も離れた縁辺は、それぞれ2箇所ずつ合計4箇所逆L字状に切り起こされ、それぞれが第1及び第2のスタビライザ100,200のバックプレート側軸部と係合する係合爪321,322,331,332を形成している。
メンブレンシート400は、3層構造の樹脂のシートでできており、上下シートにスペーサーシートが挟まっている。そして、スペーサーシートの一部には図3に示す孔部410が開口してこの孔部410において上側シートと下側シートとの間に電極対向空間を形成している。また、この孔部410において上側シートと下側シートにはそれぞれ電極(図示せず)が形成され、弾性体500の後述するプッシャーを介して上側シートが電極対向空間内で下側シートに向かって押されて電極同士を接触させ、スイッチをオンするようになっている。
弾性体500は、ゴムなどの弾力性に優れた材質でできており杯状のものを上下逆にした形状を有している。そして、弾性体500は、その下端がベースシート501に固着された状態でベースシート501ごとメンブレンシート上に備えられている。また、弾性体500は、メンブレンシート400の電極をオンオフするプッシャー(図示せず)を内部に有すると共にメンブレンシート400と反対側に弾性力を及ぼすようになっている。プッシャーは、弾性体500の拡径部の内側の空間に備わり、メンブレンシート400の電極同士を接触させる役目を果たしている。そして、弾性体500の頂部530をキーキャップ600が押すことで、プッシャーがメンブレンシート400の上側の電極を下側の電極に向けて押し付けて両電極同士を接触させるようになっている。
図4は、図1及び図2に示した第1のスタビライザ100と第2のスタビライザ200を示す斜視図である。また、図5は、図4とは異なる方向から見た第1のスタビライザ100と第2のスタビライザ200を示す斜視図である。なお、図4と図5は、各スタビライザ組付け直前の状態を示し、図3とは上下逆になっている。
第1及び第2のスタビライザ100,200は、本実施形態の場合、十分な可撓性を有する樹脂材でできており、それぞれが矩形の枠型をなしかつ互いに係合して側面視X字状のリンク部材(図1参照)を構成している。第1及び第2のスタビライザ100,200は、それぞれ互いに対向する一方の辺部がバックプレート側軸部110,210としてバックプレート300に備わった係合爪321,322,331,332と回動可能に係合し、かつ他方の辺部がキャップ側軸部120,220としてキーキャップ600に備わった係合爪621,622,631,632と回動可能に係合している。
第1のスタビライザ100には、バックプレート側軸部110の両端部とキャップ側軸部120の両端部を連結するピン付きのアーム部130が備わっている。第1のスタビライザ100の各軸部110,120と各アーム部130で囲まれた開口部101は、キースイッチ組付け後に開口部101を介して弾性体500の頂部530が第1のスタビライザ100と干渉することなく、キーキャップ600の裏面に接するようにする役目を果たしている。第1のスタビライザ100に備わったピン150は、それぞれ両アーム部130の長手方向略中央部において枠体外側に向かって突出している。
第2のスタビライザ200には、バックプレート側軸部210の両端部とキャップ側軸部220の両端部を連結する溝付きのアーム部230が備わっている。第2のスタビライザ200の各軸部210,220と各アーム部230で囲まれた開口部201は、キースイッチ組付け後にこの開口部201を介して弾性体500の頂部530が第2のスタビライザ200と干渉することなく、キーキャップ600の裏面に接するようにする役目を果たしている。
第2のスタビライザ200に備わった溝250は、図6及び図7に詳細に示すように、一端がピン挿入側開口部250aをなし、ピン150を溝250に挿入する方向から見て(図4及び図5における上側方向から見て)、第1のスタビライザ100の各軸部及び各アーム部130が横にずれることなく第1のスタビライザ100を第2のスタビライザ200に係合可能となっている。そして、溝250は、第1の溝領域251と、これに連なる第2の溝領域252からなり、第1の溝領域251は、溝250のピン挿入側開口部250aと最も遠い位置にピン150を挿入した際に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210よりもピン挿入側開口部250aに対して奥側に位置させるようになっている。
また、第1の溝領域251に連なって形成される第2の溝領域252は、第1のスタビライザ100を第2のスタビライザ200に沿ってずらすことで、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210に対して干渉することなく少なくとも互いに近づく方向に平行移動させるようになっている。
これを言い換えると、第1の溝領域251は、アーム部230の延在方向に対して垂直に形成され、第2の溝領域252は、アーム部230の延在方向に沿って形成されている。そして、図4及び図5に示すようにピン挿入側開口部250aを上側に向けて第2のスタビライザ200を水平に配置させた状態で、第1のスタビライザ100のピン150を第2のスタビライザ200の溝250の第1の溝領域251の奥まで進入させると、第1のスタビライザ100が垂直方向に移動しながら第2のスタビライザ200に係合すると共に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120が第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210よりも図4及び図5において下側に位置するようになっている。そして、ピン150を第2の溝領域252の奥まで移動させることで、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120が第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210の下側を移動するようになっている。
なお、キースイッチ1を実際に組付けた状態では、図1及び図2に示すように、第2のスタビライザ200の溝250のピン挿入側開口部250aは、バックプレート300を下側に位置させキーキャップ600を上側に位置させた状態で、アーム部230の下側に開口している。
キーキャップ600は、本実施形態の場合、強度と成型性に優れた樹脂材でできており、弾性体500の弾性力により第1及び第2のスタビライザ100,200を介して規制される範囲でバックプレート300と離間する方向に位置すると共に、第1及び第2のスタビライザ100,200を介して弾性体500を圧縮する方向に力を及ぼすようになっている。キーキャップ600の裏面には、第1及び第2のスタビライザ100,200の各キャップ側軸部120,220と回動可能に係合する4つの係合爪621,622,631,632が互いに所定間隔隔てて備わっている。
図6は、図4及び図5に示したスタビライザ同士を係合させた状態のピン150と溝250の位置関係を示す部分的側面図である。本実施形態においては、キーキャップ600をバックプレート300に向かって完全に押下げた状態で、ピン150の軸線とピン挿入側開口部250aのピン側縁部250bとの間の水平方向の距離dが、ピン150の直径をaとした場合に、dは、1.30a以上かつ1.46a以下となっている。
なお、発明者は、本発明に係るキースイッチ1をキーボードに適用した場合、ピン150の直径が0.65mmであって、dの値が0.85mm以上かつ0.95mm以下の寸法関係であることが好ましいことを、評価試験の結果確認した。
図7は、第2のスタビライザ200の溝250に備わったストッパーを示す側面図である。本実施形態においては、第2のスタビライザ200の溝250の第1の溝領域251と第2の溝領域252との間には、第2の溝領域252に進入したピン150が第1の溝領域251に戻るのを阻止するストッパー255が備わっている。
図8は、本発明の一実施形態に係るキースイッチ1の、キーキャップ600を完全に押下げた状態における一方のスタビライザのキャップ側軸部120(220)と他方のスタビライザのバックプレート側軸部210(110)との位置関係を示す説明図である。本実施形態においては、図8(a)に示すようにキーキャップ600をバックプレート300に向かって完全に押下げた状態で、第1のスタビライザ100のバックプレート側軸部の軸線と第2のスタビライザ200のキャップ側軸部220の軸線とが、垂直方向から見て一致すると共に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120の軸線と第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部の軸線とが、垂直方向から見て一致している。即ち、上側の軸部の水平方向の位置と下側の軸部の水平方向の位置Aが軸直径と同一となっている。
以下、本実施形態に係るキースイッチ1の組付け方法について説明する。本実施形態に係るキースイッチ1を組付けるにあたって、第1のスタビライザ100を第2のスタビライザ200に係合させる組付け工程(第1のステップ)を実行する。
この第1のステップにおいては、図4及び図5に示すようにピン挿入側開口部250aを上側に向けて第2のスタビライザ200を水平に配置させた状態で、第1のスタビライザ100のピン150を第2のスタビライザ200の溝250の第1の溝領域251の奥まで進入させることで、第1のスタビライザ100を垂直方向に移動させながら第2のスタビライザ200に係合すると共に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210よりも下側に位置させる。次いで、ピン150を第2の溝領域252の奥まで移動させることで、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210の下側を移動させる。
続いて、上述のように互いに係合させて側面視X字状のリンク体をなした第1及び第2のスタビライザ100,200をバックプレート及びキーキャップ600に係合させる組付け工程(第2のステップ)を実行する。この第2のステップにおいては、第1のステップで互いに係合させた第1及び第2のスタビライザ100,200を上下逆に反転させる。
具体的には、第2のスタビライザ200の溝250のピン挿入側開口部250aが、アームの下側に開口した状態とする(図1及び図2参照)。次いで、メンブレンシート400及び弾性体500の備わったバックプレート300を第1及び第2のスタビライザ100,200の下方に位置決めする。次いで、第1及び第2のスタビライザ100,200の開口部101,201に弾性体500の頂部530を通し、第1及び第2のスタビライザ100,200の各バックプレート側軸部110,210をそれぞれ、これら軸部110,210の下側にあるバックプレート300の係合爪321,322,331,332に係合させる。次いで、第1及び第2の各キャップ側軸部120,220のそれぞれにキーキャップ600の係合爪621,622,631,632を上から係合させてキーキャップ600を被せる。このようにして、キースイッチ1の組付け工程を完了する。
以下、上述した実施形態に係るキースイッチ1の作用について説明する。本実施形態に係るキースイッチ1が上述した構造を有することで、従来のキースイッチの問題点を解決することができる。具体的には、従来のキースイッチのスタビライザの少なくともいずれか一方は閉じた枠型形状を有していなかった。そのため、スタビライザの両側辺部が片持梁構造となり、キースイッチ組付け後に長期にわたって使用すると両側辺部の連結部分に発生した応力によりこの部分が破損し、キースイッチが使用不可能となる虞があった。しかしながら、本実施形態に係るキースイッチ1は、従来のキースイッチの構造と異なり、第1及び第2のスタビライザ100,200が共に閉じた枠型構造を有している。その結果、第1及び第2のスタビライザ100,200が共に十分な強度を有し、無理に組付けた際に生じる過大な応力の影響を受け難く、その後の長期間の使用に基づくスタビライザの破損の虞を従来例に比べて格段に低下させることができる。
また、第1及び第2のスタビライザ100,200が共に閉じた枠型構造を有していても、各スタビライザの形成面に対して両者を互いに垂直方向に接近させて第1のスタビライザ100のピン150を第2のスタビライザ200の溝250の第1の溝領域251に進入させた後、第1のスタビライザ100を第2のスタビライザ200に沿って水平方向にずらすことで、第1のスタビライザ100のピン150を第2のスタビライザ200の溝250の第2の溝領域252に進入させると共に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を、第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210の下側に移動させることができる。その結果、スタビライザ同士の係合を垂直方向と水平方向の動きからなる単純な動作で行うことができ、ロボットによる組付けを行う場合であっても、人が組付ける場合であっても、共にスタビライザに無理な力をかけることなく組付けを行うことができる。また、ロボットによる組付けを行う場合に、予め必要とされるティーチング作業が簡単になる共に、人が組付ける場合に、特に熟練者に組付けをまかせることなく組付け作業に慣れない者も簡単に組付けることができるので、生産性の向上と生産コストの低減を図ることができる。
また、第1及び第2のスタビライザを大きくすることなく、小型のまま組付けることができるので、キースイッチ自体の大きさも小さくなり、例えば携帯性の観点からキーボード全体の大きさが小さくなることを必須とするノート型パーソナルコンピュータ等に本実施形態を好適に利用できる。
また、第2のスタビライザ200の溝250のピン挿入側開口部250aが、キースイッチ1を組付けた状態で図1及び図2に示すようにアームの下側に開口していることで、キースイッチ1のキーキャップ600をバックプレート300から無理に引っ張って遠ざけようとしても、ピン150がアームの下側に開口した溝250のピン挿入側開口部250aから下側に抜ける(逃げる)。その結果、第2のスタビライザ200の第2の溝領域252を形成するアームの一部延在部(第2の溝領域252を形成するあご252a(図6及び図7参照)の部分)を破損させずに済む。
また、キーキャップ600をバックプレート300に向かって完全に押下げた状態で、ピン150の軸線とピン挿入側開口部250aのピン側縁部250bとの間の水平方向の距離dが、ピン150の直径をaとした場合に、dは、1.30a以上かつ1.46a以下となっていることで、安定したスイッチ動作を確保しつつ、キースイッチ1の大きさをできるだけ小さくすることができる。
なお、図8(a)に示すようにキーキャップ600をバックプレート300に向かって完全に押下げた状態で、第1のスタビライザ100のバックプレート側軸部110の軸線と第2のスタビライザ200のキャップ側軸部220の軸線とが、垂直方向から見て一致すると共に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120の軸線と第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210の軸線とが、垂直方向から見て一致していることで、安定したスイッチ動作を確保しつつ、キースイッチ1の大きさをできるだけ小さくすることができる。しかしながら、これら各軸線が図8(b)や図8(c)に示すような位置関係であっても、本発明の作用を発揮することは十分可能である。具体的には、図8(b)に示すように、上側の軸部の左端と下側の軸部の右端との水平方向の距離Aが軸部の直径よりも小さくても良い。また、図8(c)に示すように、上側の軸部の左端と下側の軸部の右端との水平方向の距離Aが軸部の直径よりも大きくても良い。
また、図6に示すように第2のスタビライザ200の溝250の第1の溝領域251と第2の溝領域252との間に、第2の溝領域252に進入したピン150が第1の溝領域251に戻るのを阻止するストッパー255が備わっている。これによって第1のスタビライザ100のピン150が第2のスタビライザ200の溝250の第2の溝領域252に一旦進入すれば、ストッパー255によってこのピン150が再び第1の溝領域251に戻るのを阻止される。その結果、何らかの外力でキースイッチ1のスタビライザ同士が外れてしまうのを防止する。
また、キースイッチ1がキーボードに用いられるキースイッチであり、ピン150の直径が0.65mmであって、dの値が0.85mm以上かつ0.95mm以下となっていることで、安定したスイッチ動作を確保しつつ、キースイッチ1の大きさをできるだけ小さくすることができる。その結果、例えばノート型パーソナルコンピュータに使用されるキーボードに本実施形態に係るキースイッチ1を適用した場合、装置全体の小型化を図ることができる。
また、本実施形態に係るキースイッチ1の組付け方法は、上述した第1のスタビライザ100と第2のスタビライザ200を係合させる第1のステップであって、ピン挿入側開口部250aを上側に向けて第2のスタビライザ200を水平に配置させた状態で、第1のスタビライザ100のピン150を第2のスタビライザ200の溝250の第1の溝領域251の奥まで進入させることで、第1のスタビライザ100を垂直方向に移動させながら第2のスタビライザ200に係合すると共に、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210よりも下側に位置させ、次いで、ピン150を第2の溝領域252の奥まで移動させることで、第1のスタビライザ100のキャップ側軸部120を第2のスタビライザ200のバックプレート側軸部210の下側を移動させる第1のステップを有している。
これによって、第2のスタビライザ200を治具などを介して組付台の上に水平となるようにセッティングし、第1のスタビライザ100をその上側から垂直に(直交座標系のXY面を水平面とした場合のZ軸方向下方に)下降させてピン150を第1の溝領域251に進入させる。その後、第1のスタビライザ100を第2のスタビライザ200に対して一方向、具体的にはX方向を溝250の第2の溝領域252の延在方向とした場合のX方向)に移動させるだけで、第1のスタビライザ100を第2のスタビライザ200に簡単に係合させることができる。
これによって、共に閉じた枠型形状を有し、通常では互いに係合し難いスタビライザ同士を単純な作業で係合させることができるようになる。即ち、ロボットを使った場合の組付け作業を行う場合であっても人による組付け作業を行う場合であっても、作業効率を高めると共に作業コストを低減させることができる。
なお、上述した実施形態における各部材の材質や寸法についてはあくまで一例を示したに過ぎず、本発明の作用を発揮し得る範囲で他の材質や寸法関係を適用可能であることは言うまでもない。
1 キースイッチ
100 第1のスタビライザ
110 バックプレート側軸部
120 キャップ側軸部
130 アーム部
150 ピン
200 第2のスタビライザ
210 バックプレート側軸部
220 キャップ側軸部
230 アーム部
250 溝
250a ピン挿入側開口部
250b ピン側縁部
251 第1の溝領域
252 第2の溝領域
255 ストッパー
300 バックプレート
321,322,331,332 係合爪
400 メンブレンシート
500 弾性体
600 キーキャップ
621,622,631,632 係合爪

Claims (5)

  1. バックプレートと、当該バックプレートの一方の面に重ねられかつ対向する電極を備えたメンブレンシートと、前記メンブレンシート上に備えられ当該メンブレンシートの電極をオンオフするプッシャーを有すると共に当該メンブレンシートと反対側に弾性力を及ぼす弾性体と、それぞれが矩形の枠型をなしかつ互いに係合してリンク部材を構成する第1及び第2のスタビライザと、前記弾性体の弾性力により前記バックプレートと離間する方向に位置すると共に、前記第1及び第2のスタビライザを介して前記弾性体を圧縮する方向に力を及ぼすことで、前記スイッチを作動させるキーキャップを備えたキースイッチであって、
    前記第1及び第2のスタビライザは、それぞれ互いに対向する一方の辺部がバックプレート側軸部として前記バックプレートに備わった係合部と回動可能に係合し、かつ他方の辺部がキャップ側軸部として前記キーキャップに備わった係合部と回動可能に係合しており、
    前記第1のスタビライザには、前記バックプレート側軸部の両端部と前記キャップ側軸部の両端部を連結するピン付きのアーム部が備わり、
    前記第2のスタビライザには、前記バックプレート側軸部の両端部と前記キャップ側軸部の両端部を連結する溝付きのアーム部が備わり、
    前記溝は、一端がピン挿入側開口部をなし、前記ピンを溝に挿入する方向から見て、前記第1のスタビライザの各軸部及び各アーム部が横にずれることなく前記第1のスタビライザを前記第2のスタビライザに係合可能で、かつ前記溝のピン挿入側開口部と最も遠い位置にピンを挿入した際に、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部を前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部よりも前記ピン挿入側開口部に対して奥側に位置させる第1の溝領域と、前記第1のスタビライザを前記第2のスタビライザに沿ってずらすことで、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部を前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部に対して干渉することなく少なくとも互いに近づく方向に平行移動させる第2の溝領域を有することを特徴とするキースイッチ。
  2. 前記ピン挿入側開口部を上側に向けて前記第2のスタビライザを水平に配置させた状態で、前記第1のスタビライザのピンを前記第2のスタビライザの溝の第1の溝領域の奥まで進入させると、前記第1のスタビライザが垂直方向に移動しながら前記第2のスタビライザに係合すると共に、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部が前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部よりも下側に位置し、前記ピンを前記第2の溝領域の奥まで移動させることで、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部が前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部の下側を移動するようになったことを特徴とする、請求項1に記載のキースイッチ。
  3. 前記バックプレートを下側に位置させ前記キーキャップを上側に位置させた状態で、前記第2のスタビライザの溝のピン挿入側開口部が、前記アームの下側に開口していることを特徴とする、請求項2に記載のキースイッチ。
  4. 前記キーキャップを前記バックプレートに向かって完全に押した状態で、前記ピンの軸線と前記ピン挿入側開口部のピン側縁部との間の水平方向の距離dが、前記ピンの直径をaとした場合に、dは、1.30a以上かつ1.46a以下となっていることを特徴とする、請求項2に記載のキースイッチ。
  5. 前記キーキャップを前記バックプレートに向かって完全に押した状態で、前記第1のスタビライザのバックプレート側軸部の軸線と前記第2のスタビライザのキャップ側軸部の軸線とが、垂直方向から見て一致すると共に、前記第1のスタビライザのキャップ側軸部の軸線と前記第2のスタビライザのバックプレート側軸部の軸線とが、垂直方向から見て一致していることを特徴とする、請求項2に記載のキースイッチ。

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JP2015079676A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 富士通コンポーネント株式会社 キースイッチ装置
WO2021204172A1 (zh) * 2020-04-08 2021-10-14 陈国鹏 一种用于机械键盘轴体的快速拆解装置

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