JP2011237565A - 光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光通信モジュールに係り、実装上の制約を受けることなく、簡単な構造で、外線コネクタを離脱した際のレーザ光の遮光を図った光通信モジュールを提供する。
【解決手段】外線コネクタとフィジカルコンタクトするフェルールをスリーブ43を介して内部に装着した光通信モジュール57に於て、前記フェルールを、外線コネクタにフィジカルコンタクトする第1の分割フェルール45と、当該第1の分割フェルール45と別体に形成されてこれと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルール47とで構成すると共に、第1の分割フェルール45とこれを保持するスリーブ43を、外線コネクタの挿脱に連動して移動可能とし、外線コネクタの離脱時に、第1の分割フェルール45と第2の分割フェルール47との間に間隙55を生じさせ、遮光状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光通信等に用いる光通信モジュールに関する。
従来、光通信システムに於て、例えば電話通信等の光加入者系システムに双方向の光通信モジュールが使用されている。
図19はこの種の光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、この光通信モジュール1は、光ファイバー3と、発光素子(LD)5を備えたボールレンズ7付きのLD−CAN9と、受光素子(PD)11を備えたボールレンズ13付きのPD−CAN15と、金属製のモジュール本体(取付部材)17に固定された多層膜フィルタ19等を備え、光ファイバー3は1本のフェルール21の中心の穴に挿着されている。
そして、モジュール本体17に、連結部材23とZ軸調整パーツ25を介してレセプタクル筐体(取付部材)27が取り付けられており、フェルール21は連結部材23に保持されると共に、その一端29側が割りスリーブ31を介してレセプタクル筐体27内に遊挿されている。そして、レセプタクル筐体27先端のコネクタ用開口部33への外線コネクタの接続時に、外線コネクタのフェルール35が割りスリーブ31内に圧入されて、外線コネクタが光通信モジュール1に光学的に接続されるようになっている。
このように、従来、外線コネクタを光通信モジュール1に接続する場合、割りスリーブ31内にフェルール35を圧入して、フェルール21とフィジカルコンタクトをとっている。尚、図中、37はフェルール35の中心に挿着された光ファイバーである。
しかし乍ら、前記レセプタクル構造は、外線コネクタをレセプタクル筐体27から離脱すると、レーザ光がコネクタ用開口部33から外部に出射されてしまい、レーザ光が人の目に入ってしまうという課題があった。
また、特許文献1には、コネクタ用開口部を塞ぐシャッターとその開閉機構をモジュールケースの外部に装着し、コネクタ用開口部から外線コネクタが離脱すると、開閉機構によってシャッターが自ずから光コネクタ用開口部を閉じる方向に回動して当該コネクタ用開口部を閉じるように構成した光通信モジュールが提案されている。
特開2005−345985号公報
しかし乍ら、斯様にシャッターとその開閉機構をモジュールケースの外部に装着すると、光通信モジュール全体の構造が複雑になってしまうと共に、光通信モジュールを装置内部に実装する際に、モジュールケースの外部に突出するシャッターや開閉機構によって実装上の制約を受けてしまう不具合がある。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、実装上の制約を受けることなく、簡単な構造で、外線コネクタを離脱した際のレーザ光の遮光を図った光通信モジュールを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、外線コネクタとフィジカルコンタクトするフェルールをスリーブを介して内部に装着した光通信モジュールに於て、前記フェルールを、外線コネクタにフィジカルコンタクトする第1の分割フェルールと、当該第1の分割フェルールと別体に形成されてこれと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルールとで構成すると共に、第1の分割フェルールとこれを保持するスリーブを、外線コネクタの挿脱に連動して移動可能とし、外線コネクタの離脱時に、第1の分割フェルールと第2の分割フェルールとの間に間隙を生じさせることを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光通信モジュールに於て、前記スリーブを、第1の分割フェルールを保持する第1の分割スリーブと、第1、第2の両分割フェルールを保持する第2の分割スリーブとで構成したことを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の光通信モジュールに於て、前記第1の分割フェルールを、第2の分割フェルールよりも大径としたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項2に記載の光通信モジュールに於て、前記第1の分割スリーブの引き抜き強度を、第2の分割スリーブよりも強くしたことを特徴とし、請求項5に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の光通信モジュールに於て、前記第1の分割フェルールとこれを保持するスリーブを、接着剤で固定したことを特徴とする。
更に、請求項6に係る発明は、請求項2または請求項3に記載の光通信モジュールに於て、前記第2の分割フェルールとこれを保持するスリーブを、接着剤で固定したことを特徴とし、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の光通信モジュールに於て、前記第1の分割フェルールと、第2の分割フェルールとの間にマッチングオイルを充填したことを特徴とする。
そして、請求項8に係る発明は、請求項7に記載の光通信モジュールに於て、前記第1の分割フェルールと第2の分割フェルールとの間のスリーブに、空気穴を設けたことを特徴とし、請求項9に係る発明は、請求項7または請求項8に記載の光通信モジュールに於て、互いに当接する前記第1の分割フェルールと第2の分割フェルールの端部を、凸状の球面形状としたことを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、請求項7または請求項8に記載の光通信モジュールに於て、互いに当接する前記第1の分割フェルールと第2の分割フェルールの少なくともいずれか一方の端部を、外線コネクタの離脱時に、端部に付着したマッチングオイルを偏心させる偏心形状としたことを特徴とする。
各請求項に係る発明によれば、外線コネクタを離脱した際にレーザ光が分割フェルール間の間隔内で拡散されるため、外部に漏れることなく遮光され、また、仮にレーザ光が外部に漏れても著しく減衰されたものとなるため安全性に優れた利点を有する。而も、従来に比し、実装上の制約を受けることなく組み付けが可能である。
また、請求項2及び請求項3に係る発明によれば、フェルールを外線コネクタにフィジカルコンタクトする第1の分割フェルールとこれと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルールとで構成すると共に、第2の分割フェルールを第2の分割フェルールに比し大径として第1の分割スリーブ内に圧入、保持させるという簡単な構造によって、外線コネクタの離脱時に於けるレーザ光の遮光を確実に図ることができる利点を有する。
そして、請求項4に係る発明の如く第1の分割スリーブの引き抜き強度を第2の分割スリーブよりも強くしたり、請求項5に係る発明の如く第1の分割フェルールとこれを保持するスリーブを接着剤で固定し、更に、第2の分割フェルールとこれを保持するスリーブを接着剤で固定することで、分割フェルール間に間隔を確実に生じさせることができる。
一方、請求項7に係る発明の如く第1の分割フェルールと第2の分割フェルールとの間にマッチングオイルを充填すれば、分割フェルール間の間隔と、各分割フェルールの端部に付着したマッチングオイルによってレーザ光が拡散されるため、より確実にレーザ光の遮光が図れる。
そして、請求項8に係る発明の如く分割フェルール間のスリーブに空気穴を設ければ、例えば精密スリーブを用いた際に、外線コネクタの接続時に分割フェルールの端部を確実に接合させることができると共に、外線コネクタの離脱時にマッチングオイルを端部に確実に付着させることができる利点を有する。
更に、請求項9に係る発明の如く第1の分割フェルールと第2の分割フェルールの端部を凸状の球面形状とすることで、両端部を当接させて光ファイバーを軸ズレなく良好に接合させ乍ら、当接した両分割フェルール間に所定量のマッチングオイルを充填することができる。
そして、請求項10に係る発明の如く、互いに当接する第1の分割フェルールと第2の分割フェルールの少なくともいずれか一方の端部を、端部に付着したマッチングオイルを偏心させる偏心形状とすれば、外線コネクタの離脱時に端部にマッチングオイルが表面張力によってレンズ状に付着せず、この結果、レーザ光が間隔内で集光されることなくその遮光を図ることができる利点を有する。
請求項1及び請求項3の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける図1の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 請求項1及び請求項5の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける図3の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 請求項1乃至請求項3及び請求項6の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける図5の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 請求項1乃至請求項3、請求項5及び請求項6の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける図7の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 請求項1、請求項2及び請求項4の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける図9の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 請求項1、請求項3、請求項7及び請求項9の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける図11の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。 第1、第2の分割フェルールの当接状態の拡大断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける第1、第2の分割フェルールの離間状態の拡大断面図である。 請求項1、請求項3、請求項7乃至請求項9の一実施形態に係る光通信モジュールの第1、第2の分割フェルールの当接状態の拡大断面図である。 外線コネクタの離脱時に於ける第1、第2の分割フェルールの離間状態の拡大断面図である。 請求項1、請求項3、請求項7及び請求項10の一実施形態に係る光通信モジュールに用いる分割フェルールの断面図である。 図17に示す分割フェルールの端部の正面図である。 従来の光通信モジュールのレセプタクル構造の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、図19に示す従来例と同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
図1及び図2は請求項1及び請求項3の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、図に於て、41はレセプタクル筐体27内に割りスリーブ43を介して組み込まれたフェルールで、当該フェルール41は、図示しない外線コネクタのフェルールにフィジカルコンタクトする第1の分割フェルール45と、これと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルール47とで構成されている。
そして、分割フェルール47は、連結部材23を介してレセプタクル筐体27に保持されると共に、その先端49側が割りスリーブ43内に常時遊挿されている。尚、両分割フェルール45、47の中心には、夫々、光ファイバー3が挿着されている。
一方、第1の分割フェルール45は割りスリーブ43内に保持されているが、分割フェルール45は分割フェルール47に比し大径とされて、割りスリーブ43内に圧入、保持された構造となっている。そして、外線コネクタのフェルールは、分割フェルール45と同一径とされている。
更に、図1に示すようにレセプタクル筐体27の内周には、割りスリーブ43の外形形状に沿ってこれを収納する収納部51がレセプタクル筐体27の長手方向に形成されており、収納部51は割りスリーブ43に比し長尺とされている。
そして、コネクタ用開口部33への外線コネクタの接続時に、外線コネクタのフェルールが割りスリーブ43内に圧入されると、図1に示すように、これに連動して割りスリーブ43とこれに圧入された分割フェルール45が共に内方(図中、矢印A方向)へ移動して、割りスリーブ43の端部が連結部材23に当接すると同時に分割フェルール45が分割フェルール47に当接して、両分割フェルール45、47の光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール45とフィジカルコンタクトするようになっている。
尚、既述したように分割フェルール47は分割フェルール45に比し小径とされて、その先端49側は割りスリーブ43内に遊挿されているため、割りスリーブ43が矢印A方向へ移動する際に、分割フェルール47が支障を来すことがない。
一方、接続した外線コネクタをコネクタ用開口部33から離脱させると、図2に示すように、外線コネクタのフェルールによって(外線コネクタの引き抜きによって)、割りスリーブ43と分割フェルール45が共に外方(図中、矢印B方向)へ移動し、割りスリーブ43の端部が収納部51の壁部53に当接して割りスリーブ43と分割フェルール45の移動が規制されると共に、両分割フェルール45、47間にギャップ(間隙)55が生じるようになっている。
而して、この外線コネクタの離脱時にも、割りスリーブ43の矢印B方向への移動に分割フェルール47が支障を来すことがない。
そして、この状態で再び外線コネクタを接続すれば、既述したようにこれに連動して割りスリーブ43と分割フェルール45が共に図1の矢印A方向へ移動して、分割フェルール45が分割フェルール47に当接することで両分割フェルール45、47の光ファイバー3が軸ズレなく接合する。
本実施形態に係る光通信モジュール57はこのように構成されているから、外線コネクタの接続時に、コネクタ用開口部33から割りスリーブ43内に外線コネクタのフェルールを圧入すると、図1に示すようにこれに連動して割りスリーブ43と分割フェルール45が共に矢印A方向へ移動して、割りスリーブ43の端部が連結部材23に当接すると同時に、分割フェルール45が分割フェルール47に当接して両分割フェルール45、47の光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール45とフィジカルコンタクトする。
一方、接続された外線コネクタをコネクタ用開口部33から離脱させると、図2に示すように、これに連動して割りスリーブ43と分割フェルール45が共に矢印B方向へ移動し、割りスリーブ43の端部が収納部51の壁部53に当接して割りスリーブ43と分割フェルール45の移動が規制されると共に、両分割フェルール45、47間にギャップ55が生じることとなる。
而して、斯様に両分割フェルール45、47間にギャップ55が生じると、レーザ光はギャップ55内で拡散されてしまうため、コネクタ用開口部33から外部に漏れるレーザ光に光ロスが生じて遮光状態となる。
従って、本実施形態によれば、外線コネクタを光通信モジュール57から離脱した際に、レーザ光がコネクタ用開口部33から外部に漏れることなく遮光され、また、仮にレーザ光がコネクタ用開口部33から漏れても、著しく減衰されたものとなるため安全性に優れた利点を有する。
而も、本実施形態は、特許文献1に開示された従来例と異なり、レセプタクル筐体27の外周にシャッター等を組み付ける構造でないため、実装上の制約を受けることなく組み付けが可能となる。
そして、本実施形態は、既存の光通信モジュールのフェルールに代え、フェルール41を外線コネクタにフィジカルコンタクトする第1の分割フェルール45とこれと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルール47とで構成して、分割フェルール45を分割フェルール47に比し大径として割りスリーブ43内に圧入、保持させるという簡単な構造によって、外線コネクタの離脱時に於けるレーザ光の遮光を確実に図ることができる利点を有する。
図3及び図4は請求項1及び請求項5の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、本実施形態は、図1の分割フェルール45に代え、これを第2の分割フェルール47と同一径からなる第1の分割フェルール59として、当該分割フェルール59と前記分割フェルール47とでフェルール61を構成すると共に、分割フェルール59と割りスリーブ43とを接着剤63で固定したものである。
そして、前記実施形態と同様、外線コネクタの接続時に外線コネクタのフェルールが割りスリーブ43内に圧入されると、図3に示すように、これに連動して割りスリーブ43とこれに固定された分割フェルール59が共に内方(図中、矢印A方向)へ移動して、割りスリーブ43の端部が連結部材23に当接すると同時に、分割フェルール59が分割フェルール47に当接して光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール45とフィジカルコンタクトするようになっている。
一方、接続した外線コネクタをコネクタ用開口部33から離脱させると、図4に示すように、外線コネクタのフェルールによって、割りスリーブ43と分割フェルール59が共に外方(図中、矢印B方向)へ移動し、割りスリーブ43の端部が収納部51の壁部53に当接して割りスリーブ43と分割フェルール59の移動が規制されると共に、両分割フェルール59、47間にギャップ55が生じるようになっている。
尚、その他の構成は図1の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態に係る光通信モジュール65はこのように構成されているから、外線コネクタの接続時に、コネクタ用開口部33から割りスリーブ43内に外線コネクタのフェルールを圧入すると、図3に示すようにこれに連動して割りスリーブ43と分割フェルール59が共に矢印A方向へ移動して、割りスリーブ43の端部が連結部材23に当接すると同時に、分割フェルール59が分割フェルール47に当接して両分割フェルール59、47の光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール59とフィジカルコンタクトする。
一方、接続された外線コネクタをコネクタ用開口部33から離脱させると、図4に示すように、これに連動して割りスリーブ43と分割フェルール59が共に矢印B方向へ移動し、割りスリーブ43の端部が収納部51の壁部53に当接して割りスリーブ43と分割フェルール59の移動が規制されると共に、両分割フェルール59、47間にギャップ55が生じることとなる。
而して、斯様に両分割フェルール59、47間にギャップ55が生じると、レーザ光はギャップ55内で拡散されてしまうため、コネクタ用開口部33から外部に漏れるレーザ光に光ロスが生じて遮光状態となる。
従って、本実施形態によっても、外線コネクタを光通信モジュール65から離脱した際に、レーザ光がコネクタ用開口部33から外部に漏れることなく遮光され、また、仮にレーザ光がコネクタ用開口部33から漏れても、著しく減衰されたものとなるため安全性に優れた利点を有する。
また、本実施形態も、前記光通信モジュール57と同様、実装上の制約を受けることなく、既存の光通信モジュールのフェルールに改良を加えるだけの簡単な構造でレーザ光の遮光を確実に図ることができると共に、分割フェルール59と割りスリーブ43を接着剤63で固定したため、常に同一長さのギャップ55を確保することができ、確実な遮光が図れる利点を有する。
そして、前記ギャップ55の長さを変更することで、外線側に漏れる光の量を変更することができるため、例えば仕様に応じ前記収納部51の長さ寸法を調整することで遮光量を変更することができる。
図5及び図6は請求項1乃至請求項3及び請求項6の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、図に於て、67は図1のレセプタクル筐体27と同様、モジュール本体17に溶接された筒状のレセプタクル筐体、69は当該レセプタクル筐体67と軸心を一致させてモジュール本体17に溶接した筒状のZ軸調整パーツ、71は大径部73と小径部75からなる筒状の保持部材で、小径部75の外周がZ軸調整パーツ69の内周に溶接され、大径部73の外周がレセプタクル筐体67の内周に溶接されて、保持部材71がレセプタクル筐体67と軸心を一致させてZ軸調整パーツ69、レセプタクル筐体67間に取り付けられている。
そして、レセプタクル筐体67と保持部材71の内部に、割りスリーブ77を介してフェルール79が組み込まれている。
フェルール79は、外線コネクタのフェルールがフィジカルコンタクトする第1の分割フェルール81と、これに軸心を一致させて当接する第2の分割フェルール83とで構成されており、分割フェルール81は分割フェルール83に比し大径とされ、両分割フェルール81、83の中心に光ファイバー3が挿着されている。
割りスリーブ77は、第1の分割フェルール81を保持する第1の分割スリーブ85と、両分割フェルール81、83を保持する第2の分割スリーブ87とで構成されており、両分割スリーブ85、87のスリーブ径は同一とされている。
そして、分割フェルール83は保持部材71(小径部75)の内周に固着されると共に、その先端89側が分割スリーブ87の内周に固着され、当該分割スリーブ87は保持部材71(大径部73)の内周に固着されている。
一方、分割フェルール83に比し大径とされた分割フェルール81は、第1の分割スリーブ85内に圧入、保持されると共に、第2の分割スリーブ87内にその後端90側が圧入されている。そして、レセプタクル筐体67の内周には、割りスリーブ85よりも長尺な収納部91が保持部材71(大径部73)の内周と面一に設けられており、分割スリーブ85は、分割フェルール81と共に収納部91内を矢印A、B方向に移動可能とされている。
そして、分割スリーブ85内に外線コネクタのフェルールが圧入されるようになっており、斯様に外線コネクタのフェルールが分割スリーブ85内に圧入されると、図5に示すように、これに連動して分割スリーブ85とこれに圧入された分割フェルール81が共に内方(図中、矢印A方向)へ移動して、分割スリーブ85の端部が分割スリーブ87の端部に当接すると同時に、分割フェルール81が分割フェルール83に当接して両分割フェルール81、83の光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール81とフィジカルコンタクトするようになっている。
一方、接続された外線コネクタをレセプタクル筐体67のコネクタ用開口部93から離脱させると、図6に示すように、外線コネクタのフェルールによって分割スリーブ85と分割フェルール81が共に外方(図中、矢印B方向)へ移動し、分割スリーブ85の端部が収納部91の壁部95に当接して分割スリーブ85と分割フェルール81の移動が規制されると共に、両分割フェルール81、83間にギャップ(間隙)97が生じるようになっている。
本実施形態に係る光通信モジュール99はこのように構成されているから、コネクタ用開口部93から外線コネクタのフェルールが分割スリーブ85内に圧入されると、図5に示すように、これに連動して分割スリーブ85と分割フェルール81が共に矢印A方向へ移動して、分割スリーブ85の端部が分割スリーブ87の端部に当接すると同時に、分割フェルール81が分割フェルール83に当接して両分割フェルール81、83の光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール81とフィジカルコンタクトする。
一方、接続された外線コネクタをコネクタ用開口部93から離脱させると、図6に示すように、外線コネクタのフェルールによって分割スリーブ85と分割フェルール81が共に矢印B方向へ移動した後、分割スリーブ85の端部が収納部91の壁部95に当接して分割スリーブ85と分割フェルール81の移動が規制されると共に、両分割フェルール81、83間にギャップ97が生じるため、このギャップ97内でレーザ光が拡散されて、コネクタ用開口部93から外部に漏れるレーザ光に光ロスが生じて遮光状態となる。
従って、本実施形態によっても、外線コネクタを光通信モジュール99から離脱した際に、レーザ光がコネクタ用開口部93から外部に漏れることなく遮光され、また、仮に漏れても著しく減衰されたものとなるため、安全性に優れた利点を有する。
また、本実施形態も、特許文献1と異なり実装上の制約を受けることがなく、既存の光通信モジュールのフェルールに改良を加えるだけの簡単な構造でレーザ光の遮光を確実に図ることができると共に、分割フェルール83と分割スリーブ87を保持部材71に固着したため、分割フェルール81と分割スリーブ85の移動に伴いこれらがズレてしまうことがなく、常にギャップ97を確保することが可能で確実な遮光が図れる利点を有する。
図7及び図8は請求項1乃至請求項3、請求項5及び請求項6の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、本実施形態は、図5の実施形態の構造に加え、分割フェルール81と分割スリーブ85を接着剤101で固着したものである。
本実施形態に係る光通信モジュール103はこのように構成されているから、本実施形態によっても、図5の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、外線コネクタを光通信モジュール99から離脱した際に、レーザ光がコネクタ用開口部93から外部に漏れることなく遮光され、また、仮に漏れても著しく減衰されたものとなるため、安全性に優れた利点を有する。
そして、本実施形態は、分割フェルール81と分割スリーブ85を接着剤101で固着したため、図5の光通信モジュール99に比しより確実且つ正確な長さを以ってギャップ97を確保することができる利点を有する。
図9及び図10は請求項1、請求項2及び請求項4の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、本実施形態は、図5の第1の分割フェルール81に代え、前記分割フェルール83と、これと同一径からなる第1の分割フェルール105とでフェルール107を構成すると共に、図5の第1の分割スリーブ85に代え、前記分割スリーブ87と、これよりスリーブ径が小さく引き抜き強度の大きい第1の分割スリーブ109とで割りスリーブ111を形成したもので、分割スリーブ109内に分割フェルール105が圧入、保持されている。
そして、分割フェルール83は保持部材71の小径部75の内周及び分割スリーブ87内に圧入、保持され、当該分割スリーブ87は保持部材71の内周に圧入されている。
尚、その他の構成は図5の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態に係る光通信モジュール113はこのように構成されているから、外線コネクタのフェルールが分割スリーブ109内に圧入されると、図9に示すように、これに連動して分割スリーブ109とこれに圧入された分割フェルール105が共に矢印A方向へ移動して、分割スリーブ109の端部が分割スリーブ87の端部に当接すると同時に、分割フェルール105が分割フェルール83に当接して両分割フェルール105、83の光ファイバー3が軸ズレなく接合し、外線コネクタのフェルールが分割フェルール105とフィジカルコンタクトする。
一方、接続された外線コネクタをコネクタ用開口部93から離脱させると、図10に示すように、分割スリーブ87に比し引き抜き強度の大きい分割スリーブ109は、分割フェルール105を保持したまま外線コネクタのフェルールによって矢印B方向へ移動する。
そして、分割スリーブ109の端部が収納部91の壁部95に当接して分割スリーブ109と分割フェルール105の移動が規制されると、両分割フェルール105、83間にギャップ97が生じ、このギャップ97内でレーザ光が拡散されて、コネクタ用開口部93から外部に漏れるレーザ光に光ロスが生じて遮光状態となる。
従って、本実施形態によっても、既述した各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、外線コネクタを光通信モジュール113から離脱した際に、レーザ光がコネクタ用開口部93から外部に漏れることなく遮光され、また、仮に漏れても著しく減衰されたものとなるため、安全性に優れた利点を有する。
また、本実施形態も、既存の光通信モジュールのフェルールに代え、フェルール107を第1の分割フェルール105と第2の分割フェルール83とで構成すると共に、割りスリーブ111を第2の分割スリーブ87とこれよりスリーブ径が小さく引き抜き強度の大きい第1の分割スリーブ109とで構成した簡単な構造によって、外線コネクタの離脱時に於けるレーザ光の遮光を確実に図ることができる利点を有する。
図11乃至図14は請求項1、請求項3、請求項7及び請求項9の一実施形態に係る光通信モジュールのレセプタクル構造を示し、本実施形態は、図1の第1、第2の分割フェルール45、47からなるフェルール41に代え、フェルール41-1を、図13に示すように割りスリーブ43内に圧入、保持される第1の分割フェルール45-1を断面略凸レンズ形状に形成して、その両端部45-1aを凸状の球面形状とすると共に、これと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルール47-1の端部47-1aを凸状の球面形状として、両分割フェルール45-1、47-1間に、屈折率の測定の際に使用する従来周知のマッチングオイル(屈折率整合油、屈折率整合液)115を充填したもので、本実施形態のマッチングオイル115はゲル状の特性を有している。
而して、斯様に両分割フェルール45-1、47-1の端部45-1a、47-1aを凸状の球面形状としたのは、端部45-1a、47-1aを当接させて光ファイバー3を軸ズレなく良好に接合させると共に、当接した両分割フェルール45-1、47-1間に所定量のマッチングオイル115を確保し充填するためである。
尚、その他の構成は図1の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態に係る光通信モジュール117はこのように構成されているから、外線コネクタの接続時に、コネクタ用開口部33から割りスリーブ43内に外線コネクタのフェルールをテンションをかけて圧入すると、図11及び図13に示すようにこれに連動して割りスリーブ43と分割フェルール45-1が共に矢印A方向へ移動して、割りスリーブ43の端部が連結部材23に当接すると同時に、分割フェルール45-1の端部45-1aが分割フェルール47の端部47-1aに当接して、両分割フェルール45-1、47-1の光ファイバー3が軸ズレなく接合すると共に、外線コネクタのフェルールが分割フェルール45-1の端部45-1aとフィジカルコンタクトする。
一方、接続された外線コネクタをコネクタ用開口部33から離脱させると、図12に示すように、これに連動して割りスリーブ43と分割フェルール45-1が共に矢印B方向へ移動し、割りスリーブ43の端部が収納部51の壁部53に当接して割りスリーブ43と分割フェルール45-1の移動が規制されると共に、両分割フェルール45-1、47-1間にギャップ55が生じる。
而して、斯様に両分割フェルール45-1、47-1間にギャップ55が生じると、図14に示すように両分割フェルール45-1、47-1間に充填されていたゲル状のマッチングオイル115が分離して、夫々の端部45-1a、47-1aに不規則に形状が変化して付着するため、レーザ光はギャップ55内で拡散されると共に、両端部45-1a、47-1aに付着したマッチングオイル115により更に拡散されて、コネクタ用開口部33から外部に漏れるレーザ光に光ロスが生じて遮光状態となる。
このように本実施形態は、外線コネクタを光通信モジュール117から離脱した際に、両分割フェルール45-1、47-1間に生ずるギャップ55と、夫々の端部45-1a、47-1aに不規則に付着したマッチングオイル115によってレーザ光が拡散されるため、図1の実施形態に比しより確実にレーザ光の遮光が図れる。
また、本実施形態も、既述した各実施形態と同様、実装上の制約を受けることなく組み付けが可能となる。
そして、両分割フェルール45-1、47-1の端部45-1a、47-1aを凸状の球面形状とした結果、端部45-1a、47-1aを当接させて光ファイバー3を軸ズレなく良好に接合させ乍ら、当接した両分割フェルール45-1、47-1間に所定量のマッチングオイル115を充填することが可能である。
図15及び図16は請求項1、請求項3、請求項7乃至請求項9の一実施形態に係る光通信モジュールのスリーブと分割フェルールを示し、本実施形態は、図11乃至図14の割りスリーブ43に代え、これを精密スリーブ43-1にすると共に、分割フェルール45-1、分割フェルール47-1間の精密スリーブ43-1に空気穴119を設けることで、外線コネクタの接続時に両端部45-1a、47-1aの確実な接合を可能にすると同時に、外線コネクタの離脱時にマッチングオイル115が端部45-1a、47-1aに確実に付着するようにしたものである。そして、精密スリーブ43-1の内周側の空気穴119の開口部には、漏斗状のオイル溜まり121を設けて、両分割フェルール45-1、47-1の接合時に、余分なマッチングオイル115がこのオイル溜まり121に溜まるようになっている。
本実施形態はこのように構成されており、本実施形態によっても、図11の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
図17及び図18は請求項1、請求項3、請求項7及び請求項10の一実施形態に係る光通信モジュールに使用する分割フェルールを示し、本実施形態は、図13のゲル状のマッチングオイル115に代え、ゾル状のマッチングオイルを図1の第1、第2の分割フェルール45、47間に充填する際に、前記分割フェルール47に代え、分割フェルール45の端部が当接する分割フェルール47-2の端部47-2aを、外線コネクタの離脱時に、端部47-2aに付着したマッチングオイルを偏心させる偏心形状としたもので、図18に示すように本実施形態では、一例として分割フェルール47-2の端部47-2aの周囲を削って、当該端部47-2aに平面視涙目形状の凸部123を設けている。
而して、斯かる構造によれば、外線コネクタの離脱時に、ゾル状のマッチングオイルが表面張力によって凸部123上で偏心して付着するため、端部47-2aにマッチングオイルが表面張力によってレンズ状に付着せず、この結果、レーザ光がギャップ内で集光されることなくその遮光を図ることができる利点を有する。
尚、本実施形態では、分割フェルール47-2の端部47-2aに前記凸部123を設けたが、分割フェルール45の端部に凸部123を設けてもよいし、双方に凸部123を設けてもよい。
そして、マッチングオイルを偏心させる偏心形状は、前記凸部123の形状に限定されるものでないことは勿論である。
3 光ファイバー
9 LD−CAN
15 PD−CAN
17 モジュール本体
23 連結部材
25、69 Z軸調整パーツ
27、67 レセプタクル筐体
33、93 コネクタ用開口部
41、41-1、61、79、107 フェルール
43、77、111 割りスリーブ
43-1 精密スリーブ
45、45-1、59、81、83、105 第1の分割フェルール
47、47-1、47-2 第2の分割フェルール
51、91 収納部
55、97 ギャップ(間隙)
57、65、99、103、113、117 光通信モジュール
63、101 接着剤
71 保持部材
85、109 第1の分割スリーブ
87 第2の分割スリーブ
115 マッチングオイル
119 空気穴
121 オイル溜まり
123 凸部

Claims (10)

  1. 外線コネクタとフィジカルコンタクトするフェルールをスリーブを介して内部に装着した光通信モジュールに於て、
    前記フェルールを、外線コネクタにフィジカルコンタクトする第1の分割フェルールと、当該第1の分割フェルールと別体に形成されてこれと軸心を一致させて当接する第2の分割フェルールとで構成すると共に、
    第1の分割フェルールとこれを保持するスリーブを、外線コネクタの挿脱に連動して移動可能とし、
    外線コネクタの離脱時に、第1の分割フェルールと第2の分割フェルールとの間に間隙を生じさせることを特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記スリーブを、第1の分割フェルールを保持する第1の分割スリーブと、第1、第2の両分割フェルールを保持する第2の分割スリーブとで構成したことを特徴とする請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 前記第1の分割フェルールを、第2の分割フェルールよりも大径としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光通信モジュール。
  4. 前記第1の分割スリーブの引き抜き強度を、第2の分割スリーブよりも強くしたことを特徴とする請求項2に記載の光通信モジュール。
  5. 前記第1の分割フェルールとこれを保持するスリーブを、接着剤で固定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光通信モジュール。
  6. 前記第2の分割フェルールとこれを保持するスリーブを、接着剤で固定したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光通信モジュール。
  7. 前記第1の分割フェルールと、第2の分割フェルールとの間にマッチングオイルを充填したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の光通信モジュール。
  8. 前記第1の分割フェルールと第2の分割フェルールとの間のスリーブに、空気穴を設けたことを特徴とする請求項7に記載の光通信モジュール。
  9. 互いに当接する前記第1の分割フェルールと第2の分割フェルールの端部を、凸状の球面形状としたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の光通信モジュール。
  10. 互いに当接する前記第1の分割フェルールと第2の分割フェルールの少なくともいずれか一方の端部を、外線コネクタの離脱時に、端部に付着したマッチングオイルを偏心させる偏心形状としたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の光通信モジュール。
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