JP2011237043A - プーリ構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベルトを巻回可能にする第1回転体と、この第1回転体の内側で当該第1回転体に対し相対回転可能な第2回転体とを備えるプーリ構造体において、前記第1回転体と前記第2回転体との間にはバネ収容室が形成され、その中にはコイルスプリングが収容されている。前記第1回転体及び前記第2回転体のうち少なくとも何れか一方は、前記コイルスプリングの端部を収容する円弧状の収容溝を備えており、前記収容溝は、前記コイルスプリングの被圧入部が圧入固定される圧入部を有している。また、前記圧入部及び前記被圧入部の少なくとも一方は、圧入されていない状態において、プーリ構造体の中心軸回りの周方向に沿わない形状であって、前記被圧入部が前記圧入部の側壁に対して少なくとも3箇所以上で当接して支持されている。
【選択図】図7
Description
ここで、オルタネータの発電軸が大きな慣性モーメントを有する。従って、発電軸とクランクシャフトとがプーリとベルトを用いて連結され動力を伝達するという構成では、ベルトの速度(クランクシャフトの回転速度)が変化するたびにプーリとベルトとの間で滑りが生じベルト鳴きが誘発される。
さらに、クランクシャフトの回転変動が発電軸に伝えられると、オルタネータの発電機構が劣化し、発電効率が低下するという問題がある。
この構成により、例え弾性部材にその弾性限界以上の剪断応力が発生し得るトルクがプーリ構造体に作用しても、粘性流体の高粘度化によって第1回転体と第2回転体との相対角変位が抑制され、弾性部材が降伏あるいは破断により損傷することを防止しようとするものである。
以上のように弾性部材のみを用いて回転変動を吸収しようとする構成においては、特許文献1に比べて大きな相対角変位を確保することができるので、プーリに巻架されたベルトの張力変動を減少させることができる。これにより、ベルト鳴きが抑制され、ベルトの耐久性が改善されるという効果を有する。
このプーリは、電機子組立体とともに回転するハブ構造体と当該ハブ構造体の上に取り付けられる交流発電機プーリとを備え、当該ハブ構造体と交流発電機プーリとの間にコイルばねが各端部を固定して介在されており、蛇行ベルトによる交流発電機プーリの従動回転運動をハブ構造体に伝達し、また交流発電機プーリに対しても反対方向の相対弾性回転運動ができる構造となっている。前記コイルばねの端部は半径方向の外側に曲げられており、当該端部は、ハブ構造体と交流発電機プーリに設けられた切り込みに収容されている。
さらに、特許文献1で示されているような弾性部材を備えたダンパ付きプーリを用いて回転変動を伴うクランクシャフトとオルタネータとを結合すると、回転変動に伴う変動トルクがオルタネータに伝達されにくくなるが、一方、ベルトが張力変動により共振し易くなるので、新たな騒音が発生したり、ベルトの耐久性に悪影響を及ぼすこととなる。
即ち、前記コイルスプリングであって回転体へ嵌合固定されている領域と前記間隙が設けられている領域との境界には明確なコーナー部(単なる段差)が形成されているので、コイルスプリングが弾性変形するたびに、そのコーナー部の近傍において応力集中が発生する。従って、クランクシャフトの回転変動毎に発生する局所的な繰り返し応力によって、コイルスプリングの前記境界部が疲労破壊する恐れをこのプーリ構造体は有している。
ベルトを巻回可能にする第1回転体と、前記第1回転体の内側で当該第1回転体に対し相対回転可能な第2回転体と、前記第1回転体と前記第2回転体との間に形成されるバネ収容室と、前記バネ収容室に収容されるとともに、一端を前記第1回転体に固定し、他端を前記第2回転体に固定したコイルスプリングからなるプーリ構造体において、前記第1回転体及び前記第2回転体のうち少なくとも何れか一方は、前記コイルスプリングの端部を収容する円弧状の収容溝を備えており、前記収容溝は、前記コイルスプリングの被圧入部が圧入固定される圧入部を有しており、前記圧入部及び前記被圧入部の少なくとも一方は、圧入されていない状態において、プーリ構造体の中心軸回りの周方向に沿わない形状であって、前記被圧入部が前記圧入部の側壁に対して少なくとも3箇所以上で当接して支持されている。
以上の構成により、クランクシャフトの回転変動を緩やかに吸収する手段としての弾性部材にコイルスプリングを用いることで、弾性部材にゴムなどを用いる場合よりも大きな相対角変位を許容・確保することができ、回転変動をより吸収し易い。
それに伴い、ベルトの張力変動を抑制できるので、ベルトの共振を抑制することができ、これによりベルトにおける新たな騒音の発生が防止でき、さらにベルトの耐久性も向上する。
また、前記収容溝の前記コイルスプリングの端部に対する係止力を大とできるので、当該端部が当該収容溝に対して摺動したり、当該収容溝から抜脱したりするのを防止できる。また、コイルスプリングの端部が収容溝に対して3点以上で支持されるので、コイルスプリングの姿勢を安定にできる。
前記被圧入部に、波打状の蛇行部が形成されていることが好ましい。
以上の構成により、コイルスプリングの曲げ変形荷重を前記蛇行部の全体で受け止めることができるので、回転変動時のコイルスプリングに対する応力集中が防止でき、従って、コイルスプリングの疲労破壊を防止することができる。
また、前記蛇行部と前記収容溝との間隙が漸増減するよう構成されているので、この意味でも、回転変動時のコイルスプリングに対する応力集中は防止される。
また、前記収容溝は平行溝で十分であって、特別な加工を必要としないので、安価なプーリ構造体を提供できる。
前記圧入部の側壁、及び、前記被圧入部の前記側壁に対向する部分の少なくとも一方に凹凸が設けられていることが好ましい。
これにより、コイルスプリングの端部が抜けないように凹凸を介して強固に圧入固定することができる。
前記圧入部の側壁と、前記被圧入部の前記側壁に対向する部分とが、互いに係合する前記凹凸を有することが好ましい。
前記圧入部又は前記被圧入部は、前記凹凸が設けられた領域と、前記凹凸が設けられていない領域とを有することが好ましい。
前記凹凸は、セレーション加工又はローレット加工により形成されていることが好ましい。
これにより、凹凸同士の機械的な係止を確実に行うことができる。
前記被圧入部には、幅広部が少なくとも2つ以上形成されていることが好ましい。
これにより、前記幅広部と前記収容溝との間隙が漸増減するよう構成されているので、回転変動時のコイルスプリングに対する応力集中が防止でき、従って、コイルスプリングの疲労破壊を防止することができる。
また、前記収容溝は平行溝で十分であって、特別な加工を必要としないので、安価なプーリ構造体を提供できる。
また、コイルスプリングの曲げ変形荷重が、少なくとも4つの前記当接部において分担して支持されることとなるので、回動変動時のコイルスプリングに対する応力集中がより確実に防止される。
前記幅広部は、前記コイルスプリングの周壁をプレス加工することにより形成されることが好ましい。
これにより、前記幅広部を低コストで形成できる。また、プレス量を調節するだけで当該幅広部の大きさ(幅)を自由に変更できるので、例えば設計変更に伴うコスト増を抑制することができる。
前記被圧入部の前記圧入部に対する圧入代は、0.1mm以上0.5mm以下であることが好ましい。なお、前記蛇行部又は前記幅広部の前記収容溝に対する当接部が複数ある場合には、少なくとも何れか1つが上記条件を満たしていればよい。
上記の如く前記圧入代を0.1mm以上とすることで、前記収容溝の前記コイルスプリングの端部に対する係止力を、当該端部が当該収容溝に対して摺動したり、当該収容溝から抜脱したりしない程度に十分に確保できる。
一方、前記圧入代を0.5mm以下とすることで、プーリ構造体の組立性を良好にできる。
前記被圧入部の前記圧入部に対する圧入代は、前記コイルスプリングの終端から離れるにつれて小となることが好ましい。
これによると、前記コイルスプリングの端部において、その終端から離れるにつれて発生応力がより大きくなる、言い換えれば当該端部において終端から最も離れたところにおける発生応力が最大になるという応力ムラの問題を解決できるので、前記コイルスプリングの寿命を延長できる。
前記圧入代は、前記コイルスプリングの終端から遠い側は0.1mm未満であり、近い側は0.1mm以上であることが好ましい。これにより、上記の効果がより確実に奏される。
前記収容溝の溝幅は一定であることが好ましい。これにより、前記収容溝の加工を容易とできるので、安価なプーリ構造体を提供できる。
前記コイルスプリングの終端には、前記収容溝に沿うように更に延び、コイル軸心に対して垂直な面を有する添巻部が形成されていることが好ましい。
これにより、前記コイルスプリングの添巻部と当該添巻部が圧入固定される前記収容溝の底面とが面接触することとなるので、当該コイルスプリングのコイル軸心の心ブレを防止できると共に、組立作業性が向上する。
前記コイルスプリングの断面が矩形状の角コイルスプリングであることが好ましい。
以上の構成により、断面が円形であるコイルスプリングと当該角コイルスプリングとを比較して以下のような効果が得られる。すなわち、同じ相対角変位・同じ巻き数・同じばね定数であっては後者のコイルスプリングに発生する最大引張(圧縮)応力を例えば約70%となるよう低減することができ、一方、同じ相対角変位において発生する最大引張(圧縮)応力が同じであり且つ同じばね定数であっては後者の必要巻き数が例えば70%となる効果を奏する。
前記第1回転体の内周壁に少なくとも1つの第1突起部が設けられ、当該第1突起部と当接可能な第2突起部が前記第2回転体の外周壁に少なくとも1つ設けられ、第1回転体と第2回転体とが所定の角度まで相対回転すると、前記角度を越える相対回転が規制されることが好ましい。
以上の構成により、前記コイルスプリングの変形に上限を設けられる。言いかえれば、前記コイルスプリングの応力に上限を設けられるので、前記コイルスプリングに過度の力が作用することなく、前記コイルスプリングの疲労や破断などを抑制できる。
前記第1回転体と前記第2回転体との間に摩擦部材が介装されていることが好ましい。
これにより、前記第1回転体と前記第2回転体との間の相対回転運動が減衰され、前記コイルスプリングの変形も抑制される結果、長寿命なプーリ構造体を提供できる。
前記摩擦部材は、前記第1回転体及び第2回転体うち何れか一方と、他方にスライド可能に設けられたプレッシャー板との間に介装されており、前記プレッシャー板は、前記摩擦部材を前記一方へ押し付けようとする方向へ適宜の付勢手段により付勢されていることが好ましい。
これにより、前記第1回転体の前記第2回転体に対する相対回転運動に大きな減衰力を付与できる。
前記コイルスプリングの外周側又は内周側のうち少なくとも何れか一側に筒状のスプリングホルダが設けられていることが好ましい。
これにより、前記コイルスプリングの拡径(縮径)方向への変形量が過大となることがないので、当該コイルスプリングの損傷を防止できる。
またスプリングホルダが設けられることにより、コイルスプリングが拡径(又は縮径)変形したとしても、前記第1回転体(又は前記第2回転体)に対して直接的に摩擦することがないので、当該コイルスプリング7の損傷を抑制できる。このことは、例えば図6に示すようにコイルスプリングと第1回転体(又は第2回転体)との間の空間を出来るだけ狭くしたい場合に特に有用である。
前記第1回転体2の軸方向一端側の内壁には円弧状の第1収容溝2bが形成されており、また、バネ収容室6内であって、第2回転体3の外周面上には前記第1収容溝2bと軸方向で対応する位置に円弧状の第2収容溝3bを構成する壁が突設されている。
前記第1収容溝2bは、前記コイルスプリング7のバネ線の三方を囲むように、且つ前記バネ収容室6側を開放させるように形成されている。同様に、前記第2収容溝3bも、コイルスプリング7のバネ線の三方を囲むように且つバネ収容室6側を開放させるように形成されている。そしてコイルスプリング7の両端部は、第1収容溝2bおよび第2収容溝3bにそれぞれ収容されている。
図2に示すように、前記収納溝2b(3b)において、前記コイルスプリング7の終端7bの被圧入部7aが圧入される圧入部11の側壁には、波打状となる蛇行面2eが形成されている。そして、該コイルスプリング7の被圧入部7aを前記圧入部11へ圧入し嵌合させることで、双方を強固に固定している。
この構成により、前記コイルスプリング7と前記圧入部11が、前記第1収容溝2bの周方向に沿って内周側及び外周側へ交互に弾性変形され、これにより生じる復元力も同じく内周側及び外周側へ交互に作用することとなる。従って、コイルスプリング7と圧入部11との間の摩擦力を大幅に向上させることができる。
なお、前記圧入部11の前記両壁面に形成される前記蛇行面2eを構成する凹凸は、図2に示すように、径方向においてそれぞれが互いに対応するように形成されていることが好ましい。これにより、前記コイルスプリング7の終端7bも蛇行状に弾性変形され、その蛇行状のコイルスプリング7の両側面と前記蛇行面とが細かく噛み合うこととなるので、前記コイルスプリング7と前記圧入部11との摩擦力(係止固定力)をさらに向上させることができる。
また、図1において第2収容溝3bの外周側壁面は薄く形成されていてもよい。このように収容溝の壁面を肉薄とすることで、コイルスプリング7の被圧入部7aを対応する収容溝に圧入・嵌着しやすくなる。さらには、プーリ構造体1の作動時に、コイルスプリング7が被圧入部7aにおいても弾性変形できるので、応力集中を招くような不均一な変形を抑制することができる。言い換えれば、前記コイルスプリング7の端部が弾性変形することをできるだけ妨げないので、コイルスプリング7が応力集中により疲労や破断などするのをより確実に抑制することができる。
同様の理由で、第2収容溝3bの外周側壁面のみならず、内周側壁面が薄肉であっても良いし、若しくはその双方の壁面が薄肉であっても良い。
より具体的には、前記バネ収容室6内部を、例えばシリコンオイルなどの粘性流体で充填してもよい。これにより、前記の第1回転体2と第2回転体3との間の相対回転運動に減衰効果を追加することができる。また、このようにダンパー部材として粘性流体を用いる場合でも、前記バネ収容室6の形状等を工夫する必要は特にないので、プーリ構造体1の製造コストもさほど増大しない。
以上の理由から角コイルスプリングを採用することが好ましいが、これに限定されず、コイルスプリングの断面形状は例えば円形であっても良い。
即ち図3に示すように、前記コイルスプリング7の終端7bに、波打状となる蛇行部7cが形成されていてもよい。なお、この図3においては、前記コイルスプリング7の圧入前の外形線を図示する代わりに、前記圧入部11の同じく圧入前の外形線が二点鎖線で表されている。
言い換えれば、図2においては前記第1収容溝2bの前記両壁面が蛇行状に形成されているのに対し、図3においては前記コイルスプリング7の終端7bが蛇行状に形成されている。
より具体的には、前記コイルスプリング7が前記圧入部11に圧入される前に、断面矩形状の前記蛇行部7cの側面であって、前記圧入部11に把持される側面が、予め波打状に形成されている。
この場合でも、図2で示される係止部2c’と同様に、前記コイルスプリング7と圧入部11が、前記第1収容溝2bの周方向に沿って内周側及び外周側へ交互に弾性変形され、これにより生じる復元力も同じく内周側及び外周側へ交互に作用することとなる。従って、コイルスプリング7と圧入部11との間の摩擦力を大幅に向上させることができる。
前記第1突起部2fおよび前記第2突起部3fは、前記プーリ構造体1の中心軸に対してそれぞれ一対で設けられている。そして、それぞれ一対で設けられている前記第1突起部2fおよび前記第2突起部3fは、周方向に交互に並べて配置されている。
以上の構成により、前記の第1回転体2と第2回転体3との相対回転角が所定の角度以上となったときに、それ以上の相対回転が規制されるので、前記コイルスプリング7の変形に上限が設けられることとなる。言い換えれば、前記コイルスプリング7に生じる応力に上限を設けられるので、コイルスプリング7に過度の力が作用することなく、もって、疲労や破断などを抑制することができる。
このスプリングホルダ60の素材は、ポリアセタール・ポリアリレート・ナイロンなどの合成樹脂材、ゴム材、ポリウレタンエラストマー材などが好適であり、また、これらに限ることはない。
また当該スプリングホルダ60は、前記コイルスプリング7の外周側及び内周側の夫々に同時に設けられても勿論よい。これによれば、コイルスプリング7の拡径及び縮径両方向への変形量が過大となることがない。
また当該スプリングホルダ60が設けられることにより、コイルスプリング7が拡径(又は縮径)変形したとしても、前記第1回転体2(又は前記第2回転体3)に対して直接的に摩擦することがないので、当該コイルスプリング7の損傷を抑制できる。このことは、図6に示すようにコイルスプリング7の外周側(又は内周側)と第1回転体2(又は第2回転体3)との間の空間を出来るだけ狭くしたい場合に特に有用である。
なお当該スプリングホルダ60は、筒状であると前述したが、その周壁に適宜のスリットやストレート溝などが設けられていても問題ない。
また当該対向する周面間には、円盤状のリテーナ板64とプレッシャー板65とが介装されており、前者のリテーナ板64は前記リテーナ溝62に一部が嵌合することで前記プーリ構造体1の軸方向にはスライド可能となっており、且つ周方向には回転が規制されている。同様に後者のプレッシャー板65も前記プレッシャー溝63に一部が嵌合することで前記プーリ構造体1の軸方向にはスライド可能となっており、且つ周方向には回転が規制されている。
また前記摩擦部材66の外周面には、当該摩擦部材66の軸心と前記プーリ構造体1の軸心とを略一致させるためのリング部材67が外嵌されており、当該リング部材67は前記第1回転体2の内周面に対して周方向にも軸方向にも滑動可能に内接している。
そして、前述の如く前記リテーナ板64は第1回転体2と共に、前記プレッシャー板65は第2回転体3と共に回転するように構成されているので、当該第1回転体2の第2回転体3に対する相対回転運動は、リテーナ板64とプレッシャー板65とが前記摩擦部材66を介して互いに摺動することにより減衰されるようになっている。
端的に言えば、第1回転体2と第2回転体3との間に摩擦部材66が介装されており、当該第1回転体2と第2回転体3とは当該摩擦部材66を介して互いに摺動することにより、上記相対回転運動が減衰されるようになっているのである。
なお前記摩擦部材66の素材は、ポリアセタール・ポリアリレート・ナイロンなどの合成樹脂材、ゴム材、ポリウレタンエラストマー材などが好適であり、また、これに限ることはない。
なお前記リテーナ板64が設けられることにより、前記第1回転体2と前記摩擦部材66との間に適宜の摩擦力(減衰力)が発生するようになっているが、これに限らず、省略しても問題ない。
上記の構成は例えば以下のように変更することもできる。即ち、前記リテーナ板64の代わりに第1回転体2の内周面からフランジを突出形成し、そのフランジに形成された平坦面に対し前記摩擦部材66をプレッシャー板65を介して押し付けるべく適宜の付勢手段が配置されるよう構成してもよい。
これにより、前述した第1実施形態と同様に、クランクシャフトの回転変動を緩やかに吸収する手段としての弾性部材にコイルスプリングを用いることで、弾性部材にゴムなどを用いる場合よりも大きな相対角変位を許容・確保することができ、回転変動をより吸収し易い。それに伴い、ベルトの張力変動を抑制できるので、ベルトの共振を抑制することができ、これによりベルトにおける新たな騒音の発生が防止でき、さらにベルトの耐久性も向上する。
また、コイルスプリング7の曲げ変形荷重を前記蛇行部50の全体で受け止めることができるので、回転変動時のコイルスプリング7に対する応力集中が防止でき、従って、圧入部11の端部におけるコイルスプリング7の疲労破壊を防止することができる。
また、前記蛇行部50と前記第1収容溝2bとの間隙が漸増減するよう構成されているので、この意味でも、回転変動時のコイルスプリング7に対する応力集中は防止される。
また、前記第1収容溝2bは平行溝で十分であって、特別な加工を必要としないので、安価なプーリ構造体1を提供できる。
これにより、前記第1収容溝2bの前記コイルスプリング7の端部に対する係止力を大とできるので、当該端部が当該第1収容溝2bに対して摺動したり、当該第1収容溝2bから抜脱したりするのを防止できる。
また、コイルスプリング7の端部が第1収容溝2bに対して3点で支持されるので、コイルスプリング7の姿勢を安定にできる。
なお、前記蛇行部50が、前記第1収容溝2bの側壁と4箇所以上に亘って当接していても、勿論よい。
上記の如く前記圧入代を0.1mm以上とすることで、前記第1収容溝2bの前記コイルスプリング7の端部に対する係止力を、当該端部が当該第1収容溝2bに対して摺動したり、当該第1収容溝2bから抜脱しない程度に十分に確保できる。
一方、前記圧入代を0.5mm以下とすることで、プーリ構造体1の組立性を良好にできる。
これによると、以下の問題を解決できる。
即ち、前記コイルスプリング7の端部(被圧入部7a)において、その終端7bから離れるにつれて発生応力がより大きくなってしまう。言い換えれば当該端部(被圧入部7a)において終端7bから最も離れたところにおける発生応力が最大になるという応力ムラが発生してしまう。
そこで本変形例によれば上記問題を解消できるので、コイルスプリング7の寿命を延長できる。
別の観点からみれば、コイルスプリング7の曲げ変形荷重が最も作用する部分Xの圧入代を小とすることで、当該部分Xに作用する繰返し応力が抑制される結果、コイルスプリング7の寿命を延長できる。
これにより、前述した第1実施形態と同様に、クランクシャフトの回転変動を緩やかに吸収する手段としての弾性部材にコイルスプリングを用いることで、弾性部材にゴムなどを用いる場合よりも大きな相対角変位を許容・確保することができ、回転変動をより吸収し易い。それに伴い、ベルトの張力変動を抑制できるので、ベルトの共振を抑制することができ、これによりベルトにおける新たな騒音の発生が防止でき、さらにベルトの耐久性も向上する。
また、前記幅広部51と前記第1収容溝2bとの間隙が漸増減するよう構成されているので、回転変動時のコイルスプリング7に対する応力集中が防止でき、従って、圧入部11の端部におけるコイルスプリング7の疲労破壊を防止することができる。
また、前記第1収容溝2bは幅が一定の平行溝で十分であって、特別な加工を必要としないので、安価なプーリ構造体1を提供できる。
即ち、前記第1収容溝2bの前記コイルスプリング7の端部に対する係止力を大とできるので、当該端部が当該第1収容溝2bに対して摺動したり、当該第1収容溝2bから抜脱したりするのを防止できる。
また、コイルスプリング7の端部が第1収容溝2bに対して3点以上(4点)で支持されるので、コイルスプリング7の姿勢を安定にできる。
また、コイルスプリング7の曲げ変形荷重が、図9(a)に示す如く4つの前記当接部51aにおいて分担して支持されることとなるので、回動変動時のコイルスプリング7に対する応力集中がより確実に防止される。
なお、当該幅広部51が、3箇所以上に形成されていても勿論よい。
当該プレス加工は、図9(a)〜(c)に例示するような種々の形態が考えれる。なお、これらの図では、前記コイルスプリング7として角コイルスプリングが採用されている。
例えば図9(a)に示す如く、コイルスプリング7が前記第1収容溝2bの溝幅方向に拡大変形するように、コイルスプリング7の周壁(側壁)中央のみを適宜にプレス加工するものであってもよい。
また図9(b)に示す如く、コイルスプリング7の周壁(側壁)を平面部材によって押し潰すようなプレス加工であってもよい。
また図9(c)に示す如く、コイルスプリング7の周壁(側壁)に予め開口しておいた孔に、パンチ工具等を押圧することによって当該孔を径方向に拡張するようなプレス加工であってもよい。また、当該プレス加工を孔の一側からのみ施す場合と、両側から施す場合とが考えられ、前者の場合には截頭円錐状の孔が形成され、後者の場合には本図に示すような鼓状の孔が形成されることとなる。
さらに、当該圧入代は、コイルスプリング7の終端7bから遠い側は0.1mm未満であり、近い側は0.1mm以上であることが好ましい。
これらによる作用効果は第3実施形態を説明する際に述べた通りである。
即ち、前記コイルスプリング7の終端7bには、前記第1収容溝2bに沿うように円弧状に更に延び、且つコイル軸心に対して垂直な面を有する添巻部が形成されていてもよい。当該添巻部は、末端へ向かうに連れて徐々に薄肉となる形状であって、例えばコイルスプリング7をコイル軸心に対して垂直な面で単に切断したときに形成されるスプリングの薄肉箇所を意味する。
これにより、前記コイルスプリング7の添巻部と当該添巻部が圧入固定される前記第1収容溝2bの底面とが面接触可能となるので、当該コイルスプリング7のコイル軸心の心ブレを防止できると共に、組立作業性が向上する。なお当該心ブレとは、例えばコイルスプリング7のコイル軸心の、前記プーリ構造体1の回転軸心に対するブレのことをいう。
なお上記添巻部にも、前記の蛇行部50や幅広部51が形成されていてよい。
また当該添巻部は、3/4周程度設けられていることが好ましい。これにより、前記コイルスプリング7のコイル軸心の心ブレをより効果的に防止できる。
2 第1回転体
2b 第1収容溝
2f 第1突起部
2h 凹凸
3 第2回転体
3b 第2収容溝
3f 第2突起部
4,5 軸受
6 バネ収容室
7 コイルスプリング
7a 被圧入部
7c,50 蛇行部
11 圧入部
46 圧入係止部(凹凸が設けられた領域)
47 圧入部(凹凸が設けられていない領域)
51 幅広部
60 スプリングホルダ
65 プレッシャー板
66 摩擦部材
68 付勢手段
Claims (18)
- ベルトを巻回可能にする第1回転体と、
前記第1回転体の内側で当該第1回転体に対し相対回転可能な第2回転体と、
前記第1回転体と前記第2回転体との間に形成されるバネ収容室と、
前記バネ収容室に収容されるとともに、一端を前記第1回転体に固定し、他端を前記第2回転体に固定したコイルスプリングからなるプーリ構造体において、
前記第1回転体及び前記第2回転体のうち少なくとも何れか一方は、前記コイルスプリングの端部を収容する円弧状の収容溝を備えており、
前記収容溝は、前記コイルスプリングの被圧入部が圧入固定される圧入部を有しており、
前記圧入部及び前記被圧入部の少なくとも一方は、圧入されていない状態において、プーリ構造体の中心軸回りの周方向に沿わない形状であって、
前記被圧入部が前記圧入部の側壁に対して少なくとも3箇所以上で当接して支持される、ことを特徴とするプーリ構造体。 - 前記被圧入部に、波打状の蛇行部が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプーリ構造体。
- 前記圧入部の側壁、及び、前記被圧入部の前記側壁に対向する部分の少なくとも一方に、凹凸が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のプーリ構造体。
- 前記圧入部の側壁と、前記被圧入部の前記側壁に対向する部分とが、互いに係合する前記凹凸を有する、ことを特徴とする請求項3に記載のプーリ構造体。
- 前記圧入部又は前記被圧入部は、前記凹凸が設けられた領域と、前記凹凸が設けられていない領域とを有する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のプーリ構造体。
- 前記凹凸は、セレーション加工又はローレット加工により形成されている、ことを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記被圧入部には、幅広部が少なくとも2つ以上形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプーリ構造体。
- 前記幅広部は、前記コイルスプリングの周壁をプレス加工することにより形成される、ことを特徴とする請求項7に記載のプーリ構造体。
- 前記被圧入部の前記圧入部に対する圧入代は、0.1mm以上0.5mm以下である、ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記被圧入部の前記圧入部に対する圧入代は、前記コイルスプリングの終端から離れるにつれて小となる、ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記圧入代は、前記コイルスプリングの終端から遠い側は0.1mm未満であり、近い側は0.1mm以上である、ことを特徴とする請求項10に記載のプーリ構造体。
- 前記圧入部の溝幅は一定である、ことを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記コイルスプリングの終端には、前記収容溝に沿うように更に延び、且つコイル軸心に対して垂直な面を有する添巻部が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記コイルスプリングは断面が矩形状の角コイルスプリングである、ことを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記第1回転体の内周壁に少なくとも1つの第1突起部が設けられ、
当該第1突起部と当接可能な第2突起部が前記第2回転体の外周壁に少なくとも1つ設けられ、
第1回転体と第2回転体とが所定の角度まで相対回転すると、前記角度を越える相対回転が規制される、ことを特徴とする請求項1〜14の何れかに記載のプーリ構造体。 - 前記第1回転体と前記第2回転体との間に摩擦部材が介装されている、ことを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載のプーリ構造体。
- 前記摩擦部材は、前記第1回転体及び第2回転体うち何れか一方と、他方にスライド可能に設けられたプレッシャー板との間に介装されており、
前記プレッシャー板は、前記摩擦部材を前記一方へ押し付けようとする方向へ適宜の付勢手段により付勢されている、ことを特徴とする請求項16に記載のプーリ構造体。 - 前記コイルスプリングの外周側又は内周側のうち少なくとも何れか一側に筒状のスプリングホルダが設けられている、ことを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載のプーリ構造体。
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