JP2011236586A - 軌道用除雪車両 - Google Patents

軌道用除雪車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2011236586A
JP2011236586A JP2010107185A JP2010107185A JP2011236586A JP 2011236586 A JP2011236586 A JP 2011236586A JP 2010107185 A JP2010107185 A JP 2010107185A JP 2010107185 A JP2010107185 A JP 2010107185A JP 2011236586 A JP2011236586 A JP 2011236586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
vehicle
snow removal
road
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010107185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5538059B2 (ja
Inventor
Hirohiko Kakinuma
博彦 柿沼
Toshio Nanba
寿雄 難波
Akio Nagai
昭夫 永井
Hajime Sato
肇 佐藤
Masahiro Nakata
昌広 中田
Yoshihiko Umeda
佳彦 梅田
Norito Kitahashi
紀人 北橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokkaido Railway Co
Nichijo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Hokkaido Railway Co
Nichijo Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokkaido Railway Co, Nichijo Manufacturing Co Ltd filed Critical Hokkaido Railway Co
Priority to JP2010107185A priority Critical patent/JP5538059B2/ja
Publication of JP2011236586A publication Critical patent/JP2011236586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5538059B2 publication Critical patent/JP5538059B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】レール上面及び軌間外側部分の除雪を行うことで軌陸両用車の走行を可能とすることができる除雪車両を提供する。
【解決手段】車両前部に除雪装置10を装着し、軌道走行用のガイド輪を備えて道路及び軌道上の走行が可能な軌陸両用除雪車両であって、レール面に接触してレール面からの排雪を行う排雪翼44,44を有し、この排雪翼44,44を車両幅方向の外側に拡げた拡幅位置(仮想線で示す)と車両に沿って退避させた格納位置(実線で示す)とに開閉可能なレール面除雪装置40を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、軌陸両用車が走行可能なように軌道上及び周辺部の除雪を行う軌道用除雪車両に関するものである。
鉄道線路における保守点検や架線張替等の各種作業を簡便に行うことや地方ローカル線区の旅客輸送手段の目的として、道路と線路(軌道)の両方を走行可能な軌陸両用車(Dual Mode Vehicle:DMV)が用いられている。軌陸両用車は、道路を走行するトラックやマイクロバス等に軌道走行用の案内輪を装着したものであり、例えば特開平11−209087号公報(特許文献1)や特許第3671186号公報(特許文献2)等に開示されている。通常、軌陸両用車は軌道上を走行する際に後輪のゴムタイヤで駆動するが、後輪ゴムタイヤがダブルタイヤである場合、内側のタイヤがレール上面に載って駆動輪となり、外側のタイヤはレールの外側に位置する。
ところで、雪国の鉄道では、降雪・積雪時に大型の除雪機関車あるいは小型の排雪モータカーにより除雪を行う。これらの排雪車両の除雪ヘッドとしてはラッセル方式、ロータリ方式のものがあるが、通常のラッセルヘッドはレール上面から70〜90mm浮いており、ロータリヘッドの場合も50mm程度は浮かせて除雪を行うため、レール上面には雪が残ることとなる。また、積雪が少ない場合は電車等の排障器によって除雪されることもあるが、排障器もレール面からの浮きがあるため、やはりレール上面には雪が残ることとなる。
除雪作業後あるいは電車等の進行後にレール上面に多少の雪が残っていても、通常の電車や列車等の場合は走行可能であるが、レール上をゴムタイヤで駆動進行する軌陸両用車はスリップしてしまう。特に、後輪ゴムタイヤがダブルタイヤの軌陸両用車では、駆動輪の外側に位置する外側タイヤが押し退けられた雪の上に乗り上げ、脱線する恐れもあるため、走行することができない。
特開平11−209087号公報 特許第3671186号公報 特開平10−203360号公報
レール面の除雪を行うものとしては、ブラシを回転させながらレール面に接触させて除雪を行うものが特開平10−203360号公報(特許文献3)に開示されている。しかし、回転ブラシによりレール面上の除雪を行うだけでは、軌道外側に雪が残るため、上述した後輪がダブルタイヤの軌陸両用車における問題を解決することはできない。
なお、上記特許文献3には、段落0026及び図5,図6等に螺旋状の除雪歯を用いて軌間(レール間)外側も除雪することが記載されているが、この螺旋状の除雪歯53はレール上面に近接させるだけでレール面上の完全な除雪を行うことはできず、また、軌間外側部分の除雪もレール面のやや上方までの除雪しか行うことはできず、ダブルタイヤの走行には支障をきたす恐れがある。
さらに、上記した排雪モータカーでは、踏切部分の構造物を損傷させないように踏切通過時に除雪装置を格納するため、踏切内の除雪が行われない。踏切など、軌間内外に構造物がある部分の除雪は、別途人力で対応しているのが現状である。除雪が行われていない踏切等がある場合には、やはり軌陸両用車は走行することができない。
本発明は、積雪時に軌陸両用車の走行が困難あるいは不能になるという上述の問題を解決し、レール上面及び軌間外側部分の除雪を行うことで軌陸両用車の走行を可能とすることができる除雪車両を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、車両前部に除雪装置を装着し、軌道走行用のガイド輪を備えて道路及び軌道上の走行が可能な軌陸両用除雪車両において、レール面に接触してレール面からの排雪を行う排雪翼を有し、該排雪翼を車両幅方向の外側に拡げた拡幅位置と車両に沿って退避させた格納位置とに開閉可能なレール面除雪装置を具備することにより解決される。
また、前記排雪翼の下端部に弾性材料による排雪ブレードが装着されていると好適である。
また、前記排雪翼が昇降可能に設けられていると好適である。
また、前記排雪翼は、上部に曲線状の折り返し部を有すると好適である。
また、前記排雪翼を拡幅させた状態で該排雪翼に過大な負荷がかかった場合に前記排雪翼を前記格納位置に退避可能とするデテント機構を備えると好適である。
また、前記デテント機構は、前記排雪翼の回動支点を支点として回動可能なリンク部材を有し、該リンク部材上に取り付けた付勢部材により当該リンク部材を通常位置に保持させるとともに、前記排雪翼に過大な負荷がかかった場合に前記付勢部材による当該リンク部材の保持が外れて前記支点を中心に当該リンク部材が回動することにより前記排雪翼を前記格納位置に退避させると好適である。
また、前記排雪翼が車両幅方向の左右に1つずつ備えられ、該一対の排雪翼が個別に開閉可能であるとと好適である。
また、前記一対の排雪翼をそれぞれ開閉させる一対の油圧シリンダを有し、各排雪翼の拡幅巾を個別に調節可能に設けるとともに、前記油圧シリンダは除雪車両の運転席から制御可能に設けられていると好適である。
また、前記レール面除雪装置が車両後端部に装着され、道路走行時に車両後部に沿って格納可能に設けられていると好適である。
また、前記ガイド輪は車両前部と後部とに設けられ、道路走行時に後部ガイド輪が前記レール面除雪装置と一体的に跳ね上げられて格納されると好適である。
また、車両前部に装着された前記除雪装置がロータリ除雪装置であり、前記ガイド輪をレール面に接地させた状態で前記ロータリ除雪装置をレール面上0mmから車両限界を支障しない高さまで上下自在に構成されていると好適である。
また、前記ロータリ除雪装置は、車両幅方向に移動可能に設けられた除雪板を有し、該除雪板を前記ロータリ除雪装置のオーガ外側に進出させることで除雪幅が可変に設けられていると好適である。
本発明の軌陸両用除雪車両によれば、レール面に接触してレール面からの排雪を行う排雪翼を有し、該排雪翼を車両幅方向の外側に拡げた拡幅位置と車両に沿って退避させた格納位置とに開閉可能なレール面除雪装置を具備するので、レール上面とレール外側部分(軌間外)の排雪・除雪を行うことができる。そのため、ゴムタイヤを駆動輪として軌道走行を行う軌陸両用車両の安定した軌道走行を確保できる。
請求項2の構成により、排雪翼の下端部に弾性材料による排雪ブレードが装着されているので、レールを痛めることが無い。
請求項3の構成により、排雪翼が昇降可能に設けられているので、雪の状態や量に応じて排雪翼の位置を調節することができる。また、排雪不要な場所等で排雪翼を上昇させることができる。
請求項4の構成により、排雪翼は上部に曲線状の折り返し部を有するので、雪のこぼれを防いで効率の良い除雪・排雪作業を行うことができる。
請求項5の構成により、デテント機構を備えることで、排雪翼に過大な負荷がかかった場合でも排雪翼およびレール面除雪装置の損傷を防止することができる。
請求項6の構成により、簡単な構成で確実に作用するデテント機構を実現することができる。
請求項7の構成により、左右一対の排雪翼を個別に開閉可能なので、場所に応じて適切な除雪・排雪作業を行うことができる。
請求項8の構成により、左右の各排雪翼の拡幅巾を容易に調節できる。また、運転席から制御できることによって作業効率を高めることができる。
請求項9の構成により、道路走行時にレール面除雪装置を車両後部に沿って格納することで、走行時にレール面除雪装置が邪魔にならない。
請求項10の構成により、後部ガイド輪とレール面除雪装置を一体的に格納する構成により、両者を格納する構成を簡単なものにすることができる。
請求項11の構成により、ロータリ除雪装置が車両限界を支障してしまうことを防止でき、安全な運行を図ることができる。
請求項12の構成により、オーガの外側部分まで拡幅して除雪作業を行うことができる。
本発明に係る軌陸兼用走行式除雪車両の一例を示す側面図である。 その除雪車両の平面図である。 その除雪車両の正面図である。 除雪装置の前部ガイド輪装着部を示す部分拡大図である。 非電化区間鉄道車両の車両限界の一例を示す説明図である。 後部ガイド輪の装着部付近を示す側面図である。 レール面除雪装置の平面図である。 レール面除雪装置の背面図である。 レール面除雪装置の一部を示す分解構成図である。 デテント機構を示す部分断面図である。 排雪翼による拡幅除雪の様子を示す模式図である。 道路走行時に後部ガイド輪及びレール面除雪装置を退避させた状態を示す図である。 ロータリ除雪装置の除雪幅を拡幅させる除雪板とその移動機構を示す模式図である。 車両幅方向の両側に設けた除雪板を示す除雪車の部分正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る軌陸兼用走行式除雪車両の一例を示す側面図である。また、図2は、その除雪車両の平面図、図3は、その除雪車両の正面図である。これらの図に示すように、本実施形態の除雪車1は、車両前部にロータリ除雪装置10を備えている。ロータリ除雪装置10はオーガ11、ブロワ(図示せず)及びシュート12を有し、オーガ11により掻き込んだ雪をブロワによりシュート12から投雪する。なお、除雪装置としてはロータリ方式に限らず、ラッセル方式等の除雪装置を装着することもできる。ロータリ除雪装置10は、従来周知な昇降リンク7により車両本体に支持され、図示しない昇降用油圧シリンダによって昇降される。その除雪装置10へは、図示しないプロペラシャフトによって車両本体から駆動力が伝達される。
本実施形態の除雪車1は車台(フレーム)を屈折させて舵取りするアーティキュレイト・ステアリング機構を備えるものであり、前部車体1aと後部車体1bとがセンターピン2により左右(進行方向に対して)屈折可能に連結され、油圧シリンダにより操舵される。除雪車1は、前部車体1aに2軸、後部車体1bに1軸、計3軸で6輪の車輪を有しており、全6輪が駆動輪となっている。
除雪車1の前部と後部には、それぞれ軌道走行用のガイド輪21,31が備えられている。前部ガイド輪21は除雪装置10のフレームに装着支持され(図4参照)、後部ガイド輪31は、補助枠30を介して後部車体1bの最後部に装着支持されている。また、補助枠30には、レール面の拡幅除雪を行うレール面除雪装置40も装着される。レール面除雪装置40については後に詳述する。
上記ガイド輪21,31は昇降可能に設けられており、一般の道路上を走行する場合はガイド輪21,31を図4及び図6に2点鎖線の仮想線で示す位置に上昇させ、全6輪のタイヤ4〜6で走行する。そして、鉄道の軌道(レール)上を走行する場合は、ガイド輪21,31を図1に実線で示す位置に下降させ、ガイド輪21,31をレールに嵌合させ、全6輪のタイヤ4〜6を駆動輪として走行する。ガイド輪21,31は、除雪車1がレールから外れないように案内するための車輪であって、駆動されない。なお、ガイド輪21,31は金属製であり、本実施形態では鉄製車輪である。
図4は、除雪装置10の前部ガイド輪21装着部を示す部分拡大図である。
この図に示すように、前部ガイド輪21は、車輪ブラケット22及び高さ調節棒23を介して除雪装置10のフレーム13に装着支持されている。すなわち、「L」字形をした車輪ブラケット22の一方の腕の端部がフレーム13に軸24により装着され、車輪ブラケット22の他方の腕の端部に高さ調節棒23の下端部が軸着されている。高さ調節棒23の上端部はフレーム13に軸25により装着される。高さ調節棒23は、それぞれ内部にネジが切られた上クレビス23a(左ネジ)と下クレビス23b(右ネジ)および各クレビスにねじ込まれるロッド23cとからなっている。ロッド23cを回転させることにより、高さ調節棒23の長さを調節し、ガイド輪21を図に実線で示す中間位置から、図に2点鎖線で示す最大上昇位置と、図に1点鎖線で示す最大下降位置とに移動させることができる。なお、高さ調節棒23を油圧シリンダに置き換え、除雪車運転席から前部ガイド輪21の昇降を制御できるように構成しても良い。
前部ガイド輪21を含む除雪装置10全体の上下はロータリ除雪車として装備している昇降リンク7(図1,2)に付設される昇降用油圧シリンダ(図示せず)を使用して行い、除雪装置に対するガイド輪21の相対的な位置を高さ調節棒23で調節する。前部ガイド輪21の除雪装置に対する高さ調整範囲は、実施例では、図4の中間位置から上下に50mmずつ、計100mmとなっている。なお、図4では、前部ガイド輪21を中間位置として前部ガイド輪21をレール面に降ろした状態(前部ガイド輪21がレール面に当接するように除雪装置10全体を昇降リンク7で降ろした状態)を示しており、このとき、除雪装置下端部とレール面との距離は50mmとなっている。前部ガイド輪21を最大下降位置として前部ガイド輪21をレール面に降ろすと、除雪装置下端部とレール面との距離は100mmと大きくなり、逆に、前部ガイド輪21を最大上昇位置として前部ガイド輪21をレール面に降ろすと、除雪装置下端部とレール面との距離は0mmと小さくなる。したがって、前部ガイド輪21の高さ調整範囲は、除雪装置10の下端部がレール面上0mmから100mmの範囲となる。
ここで、車両限界について説明する。車両がいかなる場合にも一定空間を保ち、駅舎や信号,電柱などの鉄道建造物と車両との接触の防止を図るために、車両断面の最大寸法、建築物が入り込まない限界を「車両限界」と定めている。「車両限界」は、車両の種類によっても異なり、図5に非電化区間鉄道車両の車両限界の一例を示す。軌陸兼用走行式除雪車両である本実施形態の除雪車1ではレール上面からの高さが75mm以上となっている。上述したように、高さ調節棒23でガイド輪21の位置を調節することで、前部ガイド輪21がレール面に接地したときの除雪装置10の下端部の高さを調節可能(レール面上0mm〜100mm)である。当然、実際の運用においては、除雪装置下端部は「車両限界」(本例では、レール上面からの高さ75mm)を支障しないよう高さ調節棒23でガイド輪21の位置を調節する。
図6は、後部ガイド輪31の装着部付近を示す側面図である。この図において、除雪車の後部車体1bの後端部に補助枠30が装着されている。補助枠30は、図8から分かるように除雪車幅方向の両側に1つずつ設けられている。後部ガイド輪31は支持フレーム32に軸支されており、支持フレーム32はブラケットを介して車輪枠33に装着され、さらに車輪枠33がブラケット39を介して軸35により補助枠30に回動可能に装着される。そして、車輪枠33に取り付けたブラケット34(図8)と補助枠30との間には油圧シリンダ36(図8)が配設されており、該油圧シリンダ36を伸縮させることにより、ガイド輪31が図6に実線で示す下降位置と仮想線で示す上昇位置とに移動可能となっている。油圧シリンダ36の伸縮は除雪車1の運転席から制御可能となっている。なお、油圧シリンダ36に代えて、前側ガイド輪21の高さ調節棒23のような、ネジ式の調節機構を用いることもできる。
本実施形態の除雪車1の走行形態について説明する。
本実施形態の除雪車1は、一般道路と鉄道線路上とを走行可能であるが、夫々において除雪作業をしながらの走行と除雪作業をしないでの走行とがある。
まず、一般道路を回送する場合には、前部ガイド輪21及び後部ガイド輪31を共に図4,6に2点鎖線の仮想線で示す位置に上昇させておく。さらに、除雪装置10を昇降用油圧シリンダにより上昇させておく。これにより前後のガイド輪21,31及び除雪装置10は路面から離間し、このような状態で一般道路を回送する。
一般道路で除雪作業をする場合には、前部ガイド輪21及び後部ガイド輪31は共に上昇させたままにしておく。そして、除雪装置10を昇降用油圧シリンダにより除雪作業位置へ下降させる(この時、前のガイド輪21は路面から離間しており、除雪車の走行に支障をきたすことは無い)。このような状態で一般道路を除雪する。
鉄道線路上を走行する場合は前部ガイド輪21及び後部ガイド輪31を共に図4,6に実線で示す位置に下降させる。除雪装置10は除雪作業時には作業位置に下降させ、回送時には上昇させる(前部ガイド輪21は下降)。図1は、軌道走行時の状態を示している。このとき、前後のガイド輪21,31がレールにセットされ、さらに除雪車の6輪のタイヤ4〜6もレールに接している。線路上の走行では、前後のガイド輪21,31により除雪車をレールにガイドし、6輪のタイヤ4〜6の全てを駆動輪として線路上を走行する。なお、軌道走行時にはアーティキュレイト・ステアリングを直進状態にロックする。
道路から線路への乗り入れは、踏切を利用することにより容易に実施できる。踏切は、路面(道路面)の高さとレール面の高さがほぼ一致するように作られているので、道路を走行してきた除雪車1を容易にレール上に進入させることができる。もちろん、必ず踏み切りを利用しなければいけないということではなく、乗り入れ用の施設を別途設けても良い。
図7,8は、レール面の拡幅除雪を行うレール面除雪装置40を示す平面図及び背面図(除雪車後方から見た図)である。また、図9は、レール面除雪装置40の一部を示す分解構成図である。図10は、排雪翼44の損傷を防止するためのデテント機構を示す部分断面図である。さらに、図6にはレール面除雪装置40の側面が示されているので、図6〜10を参照してレール面除雪装置40を説明する。
これらの図において、後部ガイド輪31が支持される車輪枠33に連結ブラケット41,41が固定され、その連結ブラケット41,41に、レール面除雪装置40を昇降可能に支持する支持軸(ピン)42,42の両端が装着固定されている。そして、支持軸42,42には、左右一対の排雪翼44,44を支持するためのスライドブラケット43に設けられた筒状のピン嵌合部が嵌め込まれ、これによって、スライドブラケット43が上下方向に昇降可能に保持されている。また、車輪枠33の車両幅方向の中央にはステー37が固定され、ステー37の先端部とスライドブラケット43との間に、スライドブラケット43を昇降させるための油圧シリンダ38が配設されている。油圧シリンダ38が設けられた位置は、左右の支持軸42,42の中間点であり、車両幅方向の中央の位置である。
図7,9を用いて説明するように、スライドブラケット43には左右一対の排雪翼44,44が支持されており、上記油圧シリンダ38の伸縮によって、スライドブラケット43すなわち排雪翼44,44が上下に昇降可能となっている。排雪翼44,44の高さ調節範囲は、実施例ではレール面上0mmから125mmとなっている。図6に、排雪翼44を下降させた状態を実線で、上昇させた状態を仮想線にて示す。なお、左右一対の排雪翼44,44は、図7において、中心線の右側では排雪翼44を広げた状態を実線で示しており、過大な負荷がかかった場合に後述するデテント機構により退避した(翼を格納した)状態を仮想線で示してある。また、中心線の左側では、通常時に排雪翼44を格納した状態を実線で示しており、排雪翼44を広げた状態を仮想線で示してある。
図9に示すように、スライドブラケット43の構造部材である支持板45の先端部には軸穴が設けられ、その軸穴に軸46が嵌合支持される。一方、排雪翼44には、略三角形のブラケット47が取り付けられている。このブラケット47の穴47aが上記の軸46にはめ込まれ、排雪翼44が軸46を中心として回動可能となっている。さらに、略S字形をしたリンク部材であるシリンダリンク48には穴48aが設けられており、この穴48aが上記の軸46にはめ込まれ、シリンダリンク48も軸46を中心として回動可能となっている。また、シリンダリンク48には、デテント機構を構成するデテントシリンダ50が複数のボルト55により植設されている。さらに、シリンダリンク48の他端には、排雪翼44を開閉させるための油圧シリンダである開閉シリンダ61の一端部が軸62により枢着されている。開閉シリンダ61のロッド先端部は、排雪翼44に取り付けられた先端ブラケット49に軸63により枢着される。なお、支持板45,シリンダリンク48,ブラケット47及び先端ブラケット49は、強度確保のため上下複数枚の構造となっている。
図10に示されるように、デテントシリンダ50の内部には、上下方向に移動可能なシャフト51が内蔵されており、そのシャフト51の周囲には複数の皿バネ52が嵌め込まれ、シャフト51を下方に付勢している。シャフト51の下部はシリンダリンク48を貫通しており、シャフト51の端面(下面)にはボール53が嵌め込まれて保持されている。そのボール53が、スライドブラケット43に固定されたプレート64に設けられた凹部65に嵌合される(上記皿バネによって押し付けられる)ことにより、通常時においてシリンダリンク48を図7に実線で示す位置に保持している。シリンダリンク48が図7で実線で示す位置に保持されることにより、開閉シリンダ61を伸縮させることによって、排雪翼44は基部側ブラケット47の回動中心である軸46を支点として回動し、排雪翼44が開閉される。すなわち、開閉シリンダ61を伸張させると図7の右側半分に実線で示すように排雪翼44が開かれる。また、開閉シリンダ61を収縮させると図7の左側半分に実線で示すように排雪翼44が閉じられる。
図6、図8に示すように、排雪翼44の下部にはブレード54(拡幅用排雪板)が固定されており、スライドブラケット43(排雪翼44)を下降させることによって、ブレード54がレール面に接触される。本実施例ではブレード54の材質として硬質ウレタンゴムなど、レールと直接接触してもレールに損傷を与えない材質を使用しており、スライドブラケット43(排雪翼44)を最大に下降させたときに、レール面に押圧されたブレード54により、図11に示すように、レールの外側(軌間外側)部分をレール上面から約40mm下まで排雪できるようになっている。また、排雪翼44,44を最大に広げるとレール内側からの距離にして約550mmまでの軌間外側範囲を排雪することができる。
排雪翼44,44を広げた拡幅除雪時に、過大な負荷が排雪翼44にかかった場合、デテントが外れる(デテントシリンダ50のボール53が凹部65から外れる)ことにより、図7の右半分に仮想線で示すように、シリンダリンク48が支持板45の軸46を支点として回動し、開閉シリンダ61が伸張した状態のまま排雪翼44が退避・格納される。本実施形態では、排雪翼44と同じ軸46を回動支点とする部材(シリンダリンク48)にデテント機構を装備させ、そのシリンダリンク48に枢着した油圧シリンダ(開閉シリンダ61)によって排雪翼44を開閉させる構成としたため、拡幅除雪作業を行うために開閉シリンダ61を伸張させた状態で排雪翼44に過大な負荷がかかった場合でも、その状態のまま(除雪作業のために開閉シリンダ61を伸張させた状態のまま)排雪翼44を退避・格納することが可能となり、排雪翼44を含むレール面除雪装置40の損傷を防止することができる。
上述したように、本実施形態のレール面除雪装置40を用いた拡幅除雪(排雪)作業により、レール面上の完全な除雪を行うことが可能となり、ゴムタイヤを駆動輪として軌道上を走行する軌陸両用車の冬季積雪時における運行を確保することができる。また、図11で説明したように、実施例ではレール内側からの距離にして約550mmまでの軌間外側範囲を排雪することができるので、後輪ゴムタイヤがダブルタイヤの軌陸両用車の走行を可能とすることができる。さらに、図11から分かるように、ゴムタイヤは変形により、タイヤ最下面がレール上面位置よりも下方となるが、実施例ではレール面から約−40mmの高さまで排雪することができるので、後輪ゴムタイヤ及び後部ガイド輪の輪重を制御する方式(特許文献2参照)においても、後輪ゴムタイヤの回転速度を確実に検出して的確な輪重制御による安定走行を可能とすることができる。
また、レール面除雪装置40を用いた拡幅除雪(排雪)作業によって踏切上の除雪を行うこともできる。さらに、図8に示されるように、排雪翼44の上部には曲線状の折り返し部44aが形成されており、拡幅除雪時に、排雪した雪が排雪翼44を超えて後方にこぼれてくることを防止できる。
左右の排雪翼44,44は、それぞれの開閉シリンダ61,61を個別に制御することにより左右単独に開閉でき、閉じると車両限界内に収まって軌道回送時に線路脇の構造物等に干渉することが無い。図8に、左右の排雪翼44,44を閉じた状態を示す。なお、図8ではスライドブラケット43すなわち排雪翼44,44を下降させた状態で示してあるが、回送時にはスライドブラケット43を上昇させて走行する。スライドブラケット43を上昇させることにより、ブレード54はレール面から離間する。
図12は、一般道路走行時に後部ガイド輪31及びレール面除雪装置40を退避させた状態を示すものである。油圧シリンダ36を収縮させることによって後部ガイド輪31及びレール面除雪装置40を補助枠30の後部斜面に沿って退避させる。もちろん、このときには左右の排雪翼44,44は閉じた状態としておく。
ところで、除雪装置10には、図1に示すように、延長ブラケットと呼ばれる除雪板14が設けられている。この延長ブラケット14は車両幅方向にスライド可能となっており、図13に示すように、オーガ背板15の裏側に配備された油圧シリンダ16によって左右に移動可能に構成されている。図13では車両幅方向の一方側のみを示しているが、図14に示すように、延長ブラケット14(及びその移動機構)は車両幅方向の両側に設けられている。そして、油圧シリンダ16を縮小させると延長ブラケット14はオーガ背板15の内側に退避される。また、油圧シリンダ16を伸張させることで延長ブラケット14をオーガ背板15の外側(オーガ11の外側)に進出させ、オーガ11による除雪範囲外側部分まで拡幅して除雪作業を行うことができる。
このように、本実施形態の軌陸兼用走行式除雪車1は、車両前方に備えたロータリ除雪装置(又はラッセル除雪装置)により線路上の堅い雪塊や踏切部でのレールより高く盛り上がった圧雪等を処理し、車両後方に備えたレール面除雪装置40でレール面上の完全な除雪を行い、ゴムタイヤを駆動輪とする軌陸両用車の冬季積雪時における運行を確保することができる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前後ガイド輪およびレール面除雪装置40を昇降させる構成は適宜な構成を採用可能である。また、排雪翼44,44を拡げたときの角度(進行方向からの開き角)も適宜に設定できる。また、排雪翼のデテント機構も任意な構成を作用することができる。排雪翼44の下部に取り付けるブレード(拡幅用排雪板)の材質も適宜なものを使用可能である。
除雪車両本体は、アーティキュレイト・ステアリング方式の車両に限らず、前輪操舵方式、あるいは全輪操舵方式等、任意の操舵方式とすることができる。また、除雪装置はロータリ除雪装置に限らず、ラッセル除雪装置など任意な方式の除雪装置を装着可能である。
1 除雪車
4〜6 タイヤ
10 ロータリ除雪装置
14 延長ブラケット(除雪板)
21 前部ガイド輪
30 補助枠
31 後部ガイド輪
36,38 油圧シリンダ
40 レール面除雪装置
42 支持軸(ピン)
43 スライドブラケット
44 排雪翼
44a 折り返し部
46 軸
48 シリンダリンク(リンク部材)
50 デテントシリンダ(付勢部材)
54 ブレード(排雪ブレード)
61 開閉シリンダ(油圧シリンダ)

Claims (12)

  1. 車両前部に除雪装置を装着し、軌道走行用のガイド輪を備えて道路及び軌道上の走行が可能な軌陸両用除雪車両において、
    レール面に接触してレール面からの排雪を行う排雪翼を有し、該排雪翼を車両幅方向の外側に拡げた拡幅位置と車両に沿って退避させた格納位置とに開閉可能なレール面除雪装置を具備することを特徴とする軌陸両用除雪車両。
  2. 前記排雪翼の下端部に弾性材料による排雪ブレードが装着されていることを特徴とする、請求項1に記載の軌陸両用除雪車両。
  3. 前記排雪翼が昇降可能に設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の軌陸両用除雪車両。
  4. 前記排雪翼は、上部に曲線状の折り返し部を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の軌陸両用除雪車両。
  5. 前記排雪翼を拡幅させた状態で該排雪翼に過大な負荷がかかった場合に前記排雪翼を前記格納位置に退避可能とするデテント機構を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の軌陸両用除雪車両。
  6. 前記デテント機構は、前記排雪翼の回動支点を支点として回動可能なリンク部材を有し、該リンク部材上に取り付けた付勢部材により当該リンク部材を通常位置に保持させるとともに、前記排雪翼に過大な負荷がかかった場合に前記付勢部材による当該リンク部材の保持が外れて前記支点を中心に当該リンク部材が回動することにより前記排雪翼を前記格納位置に退避させることを特徴とする、請求項5に記載の軌陸両用除雪車両。
  7. 前記排雪翼が車両幅方向の左右に1つずつ備えられ、該一対の排雪翼が個別に開閉可能なことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の軌陸両用除雪車両。
  8. 前記一対の排雪翼をそれぞれ開閉させる一対の油圧シリンダを有し、各排雪翼の拡幅巾を個別に調節可能に設けるとともに、前記油圧シリンダは除雪車両の運転席から制御可能に設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の軌陸両用除雪車両。
  9. 前記レール面除雪装置が車両後端部に装着され、道路走行時に車両後部に沿って格納可能に設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の軌陸両用除雪車両。
  10. 前記ガイド輪は車両前部と後部とに設けられ、道路走行時に後部ガイド輪が前記レール面除雪装置と一体的に跳ね上げられて格納されることを特徴とする、請求項9に記載の軌陸両用除雪車両。
  11. 車両前部に装着された前記除雪装置がロータリ除雪装置であり、前記ガイド輪をレール面に接地させた状態で前記ロータリ除雪装置をレール面上0mmから車両限界を支障しない高さまで上下自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の軌陸両用除雪車両。
  12. 前記ロータリ除雪装置は、車両幅方向に移動可能に設けられた除雪板を有し、該除雪板を前記ロータリ除雪装置のオーガ外側に進出させることで除雪幅が可変に設けられていることを特徴とする、請求項11に記載の軌陸両用除雪車両。
JP2010107185A 2010-05-07 2010-05-07 軌道用除雪車両 Active JP5538059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010107185A JP5538059B2 (ja) 2010-05-07 2010-05-07 軌道用除雪車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010107185A JP5538059B2 (ja) 2010-05-07 2010-05-07 軌道用除雪車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011236586A true JP2011236586A (ja) 2011-11-24
JP5538059B2 JP5538059B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=45324855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010107185A Active JP5538059B2 (ja) 2010-05-07 2010-05-07 軌道用除雪車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5538059B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047989A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 保線機器整備株式会社 除雪機
JP2017014755A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東日本旅客鉄道株式会社 軌陸両用除雪車
JP6139737B1 (ja) * 2016-04-07 2017-05-31 北陸重機工業株式会社 鉄道車両と除雪装置との着脱構造
CN107059753A (zh) * 2017-04-21 2017-08-18 石家庄铁道大学 公铁两用除雪车
JP7474361B1 (ja) 2023-03-30 2024-04-24 株式会社Nichijo プラウ昇降装置及び軌道用除雪車両

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH108432A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 除雪ゴム体
JPH10203360A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd 軌陸式作業車用走行装置
JP2001317022A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Kyowa Kikai Seisakusho:Kk キャスタホイール調整の遠隔操作方法
JP2003147738A (ja) * 2001-11-14 2003-05-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd マルチプラウ
JP2009035943A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Okamoto Roller Seisakusho Co Ltd 除雪車用プラウのクッション部材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH108432A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 除雪ゴム体
JPH10203360A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd 軌陸式作業車用走行装置
JP2001317022A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Kyowa Kikai Seisakusho:Kk キャスタホイール調整の遠隔操作方法
JP2003147738A (ja) * 2001-11-14 2003-05-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd マルチプラウ
JP2009035943A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Okamoto Roller Seisakusho Co Ltd 除雪車用プラウのクッション部材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047989A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 保線機器整備株式会社 除雪機
JP2017014755A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東日本旅客鉄道株式会社 軌陸両用除雪車
JP6139737B1 (ja) * 2016-04-07 2017-05-31 北陸重機工業株式会社 鉄道車両と除雪装置との着脱構造
CN107059753A (zh) * 2017-04-21 2017-08-18 石家庄铁道大学 公铁两用除雪车
CN107059753B (zh) * 2017-04-21 2018-07-24 石家庄铁道大学 公铁两用除雪车
JP7474361B1 (ja) 2023-03-30 2024-04-24 株式会社Nichijo プラウ昇降装置及び軌道用除雪車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP5538059B2 (ja) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103264625B (zh) 公铁两用牵引车
EP1395450B1 (de) Kombifahrzeug zur nutzung unterschiedlicher fahrwege
CA2779516C (en) Rail mover with independently pivoting wheel assemblies
JP5538059B2 (ja) 軌道用除雪車両
US20050166787A1 (en) Vehicle that can be driven on both roads and railroad tracks
CN110077433B (zh) 无轨电车
US6763767B2 (en) Railcar mover having negative cambered rail wheels
CN102877433A (zh) 除雪车的前置组合式除雪装置
JP3741623B2 (ja) 軌道走行用アタッチメントを装着した作業車両
JP6499934B2 (ja) 軌陸両用除雪車
CN109853453B (zh) 维护列车轨道的斗轮式除沙装置
US20140261066A1 (en) Retractable Rail Wheels for a Road/Rail Vehicle
US8453581B2 (en) High rail excavator
JPH10203360A (ja) 軌陸式作業車用走行装置
FR2757106A1 (fr) Vehicule route-rail pour travaux ferroviaires
JP2013035401A (ja) 軌陸車
JP6259733B2 (ja) 除雪機
CA2809950A1 (en) Retractable rail wheels for a road/rail vehicle
CN207211054U (zh) 一种折叠式除冰除雪装置
JP7474361B1 (ja) プラウ昇降装置及び軌道用除雪車両
US1661158A (en) High-speed traction snowplow
CN114590085B (zh) 一种公铁两用的绝缘斗臂车及其使用方法
FI79877B (fi) Loksnoeplog.
CN214928769U (zh) 一种公路铁路两用渣土车
CN102828481B (zh) 活动车体总成及护栏清洗车

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5538059

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250