JP2011235421A - 位置決め治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 繰り返し使用出来ると共に、ワークのセットに要する時間が短縮される、マシニングセンタに固定するための位置決め治具を提供する。
【解決手段】 位置決め治具10は、X軸方向に延びる第1の長穴21及びY軸方向に延びる複数の第2の長穴22が形成された、ワーク3の底面下に配置された一対のプレート20a、20bと、プレート20a、20bの下面に配置されたベース30と、第1の長穴21を貫通すると共に貫通穴47が形成された第1のボルト41と、第2の長穴22を貫通してワーク3の固定用穴に係合する第2のボルト42とを備えている。そして、第1のボルト41の貫通穴47を介してワーク3の位置決めノック穴にノックピン71が係合している。そして、第1のボルト41及び第2のボルト42はX軸方向又はY軸方向に移動させることが出来るため、任意のワーク3を容易に固定することが出来ると共に、繰り返し使用することが出来る。
【選択図】 図8

Description

この発明は位置決め治具に関し、特に、ワークをマシニングセンタに固定するための位置決め治具に関するものである。
図21は従来の位置決め治具をマシニングセンタに取付ける状態を示す概略平面図であり、図22は図21で示したXXII−XXIIラインの断面図であり、図23は図21で示したXXIII−XXIIIラインの断面図であり、図24は図22で示したXXIV−XXIVラインから見た図であり、図25は図22で示したXXV−XXVラインから見た図である。
これらの図を参照して、金型等を加工するための複合加工工作機械であるマシニングセンタ1に加工される鋼材よりなるワーク3は、その底面に位置決めノック穴7a、7bと雌ネジ加工された複数の固定用穴8とが形成されている。位置決めノック穴7a、7bは、マシニングセンタ1によるワーク3の加工時における基準となるものである。
鋼板よりなる矩形状の位置決め治具80は、ワーク3の底面下に配置されると共にマシニングセンタ1のテーブル9a、9b上にボルト85によって固定されている。又、位置決め治具80には、ワーク3の位置決めノック穴7a、7b及び固定用穴8の各々に対応する大きさ及び位置で複数の貫通孔81が形成されている。
そして、図の矢印で示すように、ワーク3はマシニングセンタ1のテーブル9a、9b上に位置決め治具80を介して設置される。このような設置状態について、以下に図を用いて説明する。
図26は図21で示した位置決め治具を有するマシニングセンタにワークを設置した状態を示す断面図であって、図23に対応するものである。
図を参照して、位置決め治具80は、マシニングセンタのテーブル9a上に複数のボルト85で固定されている。又、ワーク3の位置決めノック穴7及び固定用穴8の各々が、位置決め治具80の貫通孔81の各々上に位置するようにワーク3が配置されている。そして、ワーク3の位置決めノック穴7に位置決め治具80の下面側から、ノックピン83を貫通孔81を介して挿通させることによって、ワーク3が位置決めされる。更に、ワーク3の固定用穴8に位置決め治具80の下方側からボルト84を貫通孔81を介して係合させて、ワーク3を位置決め治具80に固定している。
ワーク3はこのようにして、マシニングセンタのテーブル9a上に位置決め治具80を介してその位置が決定した状態で固定され、その表面がマシニングセンタ1のコレット6によって種々の形状に加工される。
上記のような従来の位置決め治具では、種々のワークに対して繰り返し使用する際に問題が生じる。このような問題について、以下に図を用いて説明する。
図27は図21で示した位置決め治具の平面図であって、種々のワークに対して繰り返し使用された状態を示すものである。
図を参照して、種々のワークに対して繰り返し使用された位置決め治具80にあっては、ワーク毎に固有の新規の貫通孔81の加工を行うため、種々のワークの位置決めノック穴及び固定用穴に対応する多数の貫通孔81が形成されている。
位置決め治具80における貫通孔81の加工の際には、加工データの作成、マシニングセンタの稼働、ボール盤仕上げ等が必要であり、貫通孔81が全く形成されていない位置決め治具80の場合であれば、通常30分程度の時間を要する。しかしながら、位置決め治具80を繰り返し使用することによって、貫通孔81を形成することが出来るスペースが徐々に減少する。従って、図で示す状態となったような場合には、上述した加工データの作成のみで30分以上の時間を要してしまう。そのため、位置決め治具80の加工に要する時間が増大してしまうので、マシニングセンタによる効率的なワークの加工が不可能となっていた。
又、このような問題を解決するために、ワーク毎に新しい位置決め治具80を使用する方法も考えられるが、このような方法ではコスト面の問題が発生してしまう。そのため、位置決め治具80は繰り返して使用し、貫通孔81が形成出来なくなってから交換しているのが現状である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、繰り返し使用出来ると共に、ワークのセットに要する時間が短縮される、マシニングセンタに固定するための位置決め治具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、位置決めノック穴と固定用穴とを底面に有するワークをマシニングセンタに固定するための位置決め治具であって、ワークの底面下に配置され、位置決めノック穴に対して幅方向が対応し、長手方向が所定平面上の第1の方向に延びた第1の長穴と、固定用穴に対して幅方向が対応し、長手方向が第1の方向に直交する所定平面上の第2の方向に延びた第2の長穴とが形成されたプレートと、マシニングセンタに固定されると共にプレートの下面に配置され、プレートを第1の方向及び第2の方向のいずれにも移動自在とすると共に所望の位置で固定できるベースと、第1の長穴を介してワークを第1の方向の所望の位置に固定できる位置決め手段と、第2の長穴を介してワークを第2の方向の所望の位置に固定できる固定手段とを備えたものである。
このように構成すると、任意のワークをプレートに容易に固定出来ると共に、繰り返し使用出来る。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、プレートは上面が平坦な平面視で矩形平板形状を有し、第1の長穴はプレートの短手方向に延びるように形成されると共にプレートの上面には第1の長穴を平面視で含む平面視で矩形形状の段溝が形成され、位置決め手段は、段溝内を第1の方向にスライド自在となる平面視で矩形形状の頭部と頭部に接続され第1の長穴を貫通するように配置される胴部とからなる第1のボルトと、胴部に対してプレートの底面側から係合する第1のナットとを含み、第1のボルトには、その中心においてその軸方向を貫通する、ノックピンの取付け用の貫通穴が形成されるものである。
このように構成すると、第2の長穴に対してノックピンの取り付け位置が自在となる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、第1の長穴の内方側の中心は、プレートの短手方向の中央に位置するものである。
このように構成すると、プレートを反転して使用した場合、プレートに対する第1のボルトの移動範囲が最大となる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明の構成において、固定用穴には雌ネジが形成され、固定手段は、第2の長穴を貫通して雌ネジに係合する胴部とプレートの下面側に位置する頭部とからなる第2のボルトと、頭部とプレートとの間に設置されるスペーサーとを含むものである。
このように構成すると、第2のボルトはスペーサーを介してワークを固定する。
請求項5記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載の発明の構成において、ベースは、第1の方向に配置された一対の平面視矩形状の支持部材を含むと共に、支持部材の各々には第1の方向に第3の長穴が形成され、プレートは、支持部材の各々に架け渡すように配置されると共に、第2の長穴は第3の長穴の各々に対して平面視において少なくとも重なり合う部分を有するように少なくとも一対形成され、ベースは、更に、重なり合った第2の長穴の各々及び第3の長穴の各々を貫通してこれらを一体化する第3のボルト及び第2のナットを含むものである。
このように構成すると、第3のボルト及び第2のナットを締め付けると、プレートがベースに固定される。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の構成において、プレートは第1の方向に一対形成され、ワークはプレートの各々の上に配置されるものである。
このように構成すると、一対のプレートによってワークは保持される。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、任意のワークをプレートに容易に固定出来るため、ワークのセットに要する時間が短縮される。更に、繰り返し使用出来るため、コスト的に有利となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、第2の長穴に対してノックピンの取り付け位置が自在となるため、ワークの位置決めノック穴と固定用穴とに応じてワークをプレートに固定することが容易となる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、プレートを反転して使用した場合、プレートに対する第1のボルトの移動範囲が最大となるため、効率的な第1の長穴となる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、第2のボルトはスペーサーを介してワークを固定するため、第2の長穴に対して第2のボルトの頭部が小さくても安定した締め付け力が得られる。
請求項5記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、第3のボルト及び第2のナットを締め付けると、プレートがベースに固定されるため、プレートのベースに対する位置合わせが容易となる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加えて、一対のプレートによってワークは保持されるため、大きなワークにも対応することが出来、使用勝手が向上する。
この発明の第1の実施の形態による位置決め治具をマシニングセンタに取付ける状態を示す概略平面図である。 図1で示したII−IIラインの断面図である。 図1で示したIII−IIIラインの断面図である。 図1で示したIV−IVラインの断面図である。 図1で示したV−Vラインの断面図である。 図3で示したVI−VIラインから見た図である。 図3で示したVII−VIIラインから見た図である。 図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタにワークを設置した状態を示す概略平面図である。 図8で示したIX−IXラインの断面図である。 図8で示したX−Xラインの断面図である。 図8で示したXI−XIラインの断面図である。 図8で示したXII−XIIラインの断面図である。 図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタへのワークの第1設置手順を示した概略平面図である。 図13で示したZ部分の拡大図である。 図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタへのワークの第2設置手順を示した概略平面図である。 図15で示したXVI−XVIラインの断面図である。 図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタへのワークの第3設置手順を示した概略平面図である。 図17で示したXVIII−XVIIIラインの断面図である。 図8で示した位置決め治具を有するマシニングセンタの概略平面図であって、他の形状のワークを固定した状態を示すものである。 図19で示した位置決め治具を有するマシニングセンタの概略平面図であって、更に他の形状のワークを固定した状態を示すものである。 従来の位置決め治具をマシニングセンタに取付ける状態を示す概略平面図である。 図21で示したXXII−XXIIラインの断面図である。 図21で示したXXIII−XXIIIラインの断面図である。 図22で示したXXIV−XXIVラインから見た図である。 図22で示したXXV−XXVラインから見た図である。 図21で示した位置決め治具を有するマシニングセンタにワークを設置した状態を示す断面図であって、図23に対応するものである。 図21で示した位置決め治具の平面図であって、種々のワークに対して繰り返し使用された状態を示すものである。
図1はこの発明の第1の実施の形態による位置決め治具をマシニングセンタに取付ける状態を示す概略平面図であり、図2は図1で示したII−IIラインの断面図であり、図3は図1で示したIII−IIIラインの断面図であり、図4は図1で示したIV−IVラインの断面図であり、図5は図1で示したV−Vラインの断面図であり、図6は図3で示したVI−VIラインから見た図であり、図7は図3で示したVII−VIIラインから見た図である。
これらの図を参照して、マシニングセンタ1及びワーク3は、従来例の図21で示したものと同一であり、ワーク3は位置決め治具10を介してマシニングセンタ1に固定される。尚、図1で示すように、ワーク3の位置決めノック穴7aの中心と固定用穴8の中心との間のX軸方向(第1の方向)の距離Aは、例えば5mmとなるように設定されている。
位置決め治具10は、ワーク3の底面下に配置された、その上面が平坦な平面視矩形形状の鋼板よりなる一対のプレート20a、20bと、マシニングセンタ1のテーブル9a、9b上に固定されると共にプレート20a、20bの下面に配置された、平面視矩形形状の鋼板よりなるベース30とを備えている。
プレート20aは、ワーク3の位置決めノック穴7aに対してその幅方向(図7の上下方向)が対応し、その長手方向(図の左右方向)が第1の方向であるX軸方向に延びる第1の長穴21が形成されている。即ち、第1の長穴21はプレート20aの短手方向(図7の左右方向)に延びるように形成されている。又、第1の長穴21の内方側の中心は、プレート20aの短手方向の中央に位置するように形成されている。このような第1の長穴21の形状の利点については後述する。更に、プレート20aの上面には、第1の長穴21を平面視で含む、長手方向が第1の方向に対応した平面視矩形形状の段溝26が形成されている。
又、プレート20aは、ワーク3の固定用穴8に対してその幅方向(図7の左右方向)が対応し、その長手方向(図7の上下方向)がX軸方向に直交する水平面上の第2の方向であるY軸方向に延びる複数の第2の長穴22が形成されている。即ち、第2の長穴22の各々はプレート20aの長手方向に延びるように形成されている。又、第2の長穴22の各々は、第1の長穴21をY軸方向で囲むように形成されている。更に、プレート20aの上面には、一部の第2の長穴22における第1の長穴21側を除く部分を平面視で含む段溝27が形成されている。
尚、プレート20bにおいては、プレート20aと同一形状に形成されており、プレート20aと対称となるように配置される。そして、ワーク3は図の矢印で示すように、プレート20a、20bの各々の上に配置される。このように、ワーク3は一対のプレート20a、20bによって保持されるため、ワーク3が大きな場合にもプレート20a、20bの間隔を拡げることによって対応することが出来る。従って、位置決め治具10の使用勝手が向上する。
ベース30は、図6で示すようにテーブル9a、9bを架け渡すようにX軸方向に配置された一対の平面視矩形状の支持部材31a、31bを含んでおり、支持部材31a、31bの間には開口36が形成されている。又、支持部材31a、31bの各々には、X軸方向に延びる第3の長穴33が形成されている。更に、支持部材31a、31bの各々の下面には、第3の長穴33の各々を平面視で含む、平面視矩形形状の段溝37が形成されている。
そして、図7で示すようにプレート20a、20bの各々は、ベース30の支持部材31a、31bの各々に架け渡すように配置されると共に、第2の長穴22の各々の一部がベース30の第3の長穴33の各々に対して、平面視において重なり合うように配置される。
次に、マシニングセンタ1にこの実施の形態による位置決め治具10を介してワーク3を固定した設置状態について説明する。
図8は図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタにワークを設置した状態を示す概略平面図であり、図9は図8で示したIX−IXラインの断面図であり、図10は図8で示したX−Xラインの断面図であり、図11は図8で示したXI−XIラインの断面図であり、図12は図8で示したXII−XIIラインの断面図である。
これらの図を参照して、ワーク3の設置状態における位置決め治具10においては、位置決め手段である、平面視矩形形状の頭部45と頭部45に接続されると共に第1の長穴21を直交方向に貫通するように配置された胴部46とからなる第1のボルト41と、第1のボルト41の胴部46に対してプレート20aの底面側から係合する第1のナット51とを備えている。
第1のボルト41の頭部45は、段溝26に対応した形状に形成されているため、第1のナット51との係合を緩めた状態においては、第1のボルト41は段溝26内を長手方向(X軸方向)にスライド自在となる。更に、第1のボルト41の頭部45は段溝26より上方へ露出しないような高さに形成されているため、位置決め治具10のプレート20aの上面部分がフラットな状態となり、ワーク3の設置状態が安定する。又、第1のボルト41の頭部45と胴部46とには、その中心においてその軸方向を貫通する貫通穴47が形成されている。従って、プレート20aの第1の長穴21に第1のボルト41を配置した状態においては、貫通穴47がプレート20aに対して垂直となる。尚、貫通穴47はワーク3の位置決めノック穴7に対応した大きさに形成されているが、例えばφ6、φ8又はφ10等の大きさの貫通穴47が形成された第1のボルト41を用意することで、種々の大きさの位置決めノック穴7に対応することが出来る。更に、第1のボルト41の取付状態の垂直精度を維持するために、第1のナット51とプレート20aとの間にはバネワッシャー55が配置されている。尚、プレート20bにおいてもプレート20aと同一の位置決め手段を備えている。
そして、上述した第1のボルト41の貫通穴47を介して、ノックピン71がプレート20a、20bの下面側からワーク3の位置決めノック穴7と係合している。
上述した通り、第1のボルト41及び第1のナット51は、X軸方向にスライド自在であるため、ノックピン71のX軸方向の位置を容易に変更することが出来る。即ち、第1のボルト41、第1のナット51及びノックピン71によって、第1の長穴21を介してワーク3をX軸方向の所望の位置に固定することが出来る。
更に、設置状態における位置決め治具10においては、図11で示すように、固定手段である、第2の長穴22を貫通してワーク3の固定用穴8に係合する胴部49とプレート20aの下面側に位置する頭部48とからなる第2のボルト42と、第2のボルト42の頭部48とプレート20aとの間に設置されるスペーサー53とを備えている。このように、第2のボルト42はスペーサー53を介してワーク3を固定するため、第2の長穴22の幅に対して第2のボルト42の頭部48が小さい場合であっても、安定した締め付け力を得ることが出来る。
又、第2のボルト42の頭部48とスペーサー53との間には、バネワッシャー56が配置されているため、第2のボルト42の取付状態の緩み止め効果が発揮される。更に、第2のボルト42の頭部には六角穴が形成されているため、第2のボルト42が隣接状態に配置されている場合でも、第2のボルト42を六角レンチで締め付けることが出来る。
又、第2の長穴22はY軸方向に延びるように形成されているため、第2のボルト42及びスペーサー53のY軸方向の位置を容易に変更することが出来る。即ち、第2のボルト42及びスペーサー53によって、第2の長穴22を介してワーク3をY軸方向の所望の位置に固定することが出来る。尚、プレート20bにおいてもプレート20aと同一の固定手段を備えている。
又、ベース30は、ベース30とプレート20a、20bの各々とを一体化するための、第3の長穴33の各々及びこれらと重なり合った第2の長穴22の部分を貫通する第3のボルト43及び第2のナット52とを備えている。第3のボルト43の頭部は、段溝27の幅方向に対応する円筒状に形成されていると共に六角穴が形成されている。更に、第2のナット52は、段溝37の各々の幅方向に対応する矩形平板状に形成されている。従って、第3のボルト43と第2のナット52との係合を緩めた状態においては、プレート20a、20bがX軸方向及びY軸方向のいずれにもスライド自在に移動することが出来る。更に、所望の位置でこれらを係合させることによってプレート20a、20bをベース30に固定することが出来る。従って、プレート20a、20bのベース30に対する位置合わせが容易となる。
そして、ベース30は、その支持部材31a、31bの各々の両端部が複数のボルト38によってマシニングセンタ1のテーブル9a、9b上に固定されている。
次に、この実施の形態による位置決め治具10を有するマシニングセンタ1へのワーク3の設置方法について説明する。
図13は図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタへのワークの第1設置手順を示した概略平面図であり、図14は図13で示したZ部分の拡大図である。
これらの図を参照して、まず、プレート20の第1の長穴21に第1のボルト41と第1のナット51(図示せず)とを取り付ける。この時、第1のボルト41と第1のナット51との係合を緩めた状態としておく。すると、第1のボルト41は、図14の矢印で示すように第1の長穴21の長手方向(X軸方向)にスライド自在となる。
上述した通り、ワークにおける位置決めノック穴の中心と固定用穴の中心とのX軸方向の距離は5mmとなるように設定されている。そこで、任意の第2の長穴22のX軸方向の中心と第1のボルト41の貫通穴47の中心との距離Bが5mmとなるように、第1のボルト41をX軸方向に移動させる。そして、この位置で第1のナット51を締め付けて第1のボルト41を固定する。すると、第2の長穴22はY軸方向に延びるように形成されているため、第1のボルト41の貫通穴47と第2の長穴22とが、ワークの位置決めノック穴と固定用穴とに相対的に対応した位置となる。
このように、第2の長穴22に対して第1のボルト41の貫通穴47に挿通されるノックピンの取り付け位置が自在となるため、ワークの位置決めノック穴と固定用穴とに応じてワークをプレート20に固定することが容易となる。
図15は図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタへのワークの第2設置手順を示した概略平面図であり、図16は図15で示したXVI−XVIラインの断面図である。
これらの図を参照して、マシニングセンタ1のテーブル9a、9b上にベース30をマシニングセンタ1に対して位置決めした状態で、複数のボルト38で固定する。そして、第1設置手順において第1のボルト41の貫通穴47と第2の長穴22とがワークに対して相対的に位置決めされたプレート20を、ベース30の支持部材31a、31bの各々に架け渡すように配置する。この時、第2の長穴22の各々の一部が、ベース30の第3の長穴33の各々に対して平面視において重なり合うように配置する。
そして、ベース30の第3の長穴33の各々及びこれらと重なり合ったプレート20の第2の長穴22の各々を貫通する第3のボルト43と第2のナット52(図示せず)とを取り付ける。この時、第3のボルト43と第2のナット52との係合を緩めた状態としておく。すると、第3のボルト43は第2の長穴22及び第3の長穴33の両方に係合しているため、プレート20が図の矢印で示すようにX軸方向及びY軸方向のいずれにもスライド自在となる。
次に、図16を参照して、マシニングセンタのコレット6にノックピン79を取り付ける。そして、マシニングセンタを操作して、ノックピン79が取り付けられたコレット6を、図の二点鎖線で示すように、加工するワークの位置決めノック穴の位置に対応する座標位置へと移動させる。その後、移動させたコレット6を降下させると共に、プレート20を図の矢印で示すようにX軸方向及びY軸方向に移動させて、コレット6のノックピン79を第1のボルト41の貫通穴47内に挿入する。すると、第1のボルト41の貫通穴47のマシニングセンタに対する座標位置が決定する。そして、ノックピン79を第1のボルト41の貫通穴47内に挿入したままの状態及び第2の長穴22がY軸方向に整列するように調整した状態で、第3のボルト43と第2のナット52とを係合してプレート20をベース30に固定する。
上述した通り、第1のボルト41の貫通穴47と第2の長穴22との相対的な位置は第1設置手順によって決定されている。従って、第1のボルト41の貫通穴47のマシニングセンタ1に対する位置が決定すると、自動的に第2の長穴22のマシニングセンタ1に対するX座標が決定することになる。
そして、プレート20と同一のプレートを、プレート20とX軸方向に対向するように同様の方法で取り付ける。
図17は図1で示した位置決め治具を有するマシニングセンタへのワークの第3設置手順を示した概略平面図であり、図18は図17で示したXVIII−XVIIIラインの断面図である。
これらの図を参照して、第2設置手順によってマシニングセンタ1に対して位置決めされたプレート20a、20b上に、コレット6を介してノックピン79を外した後、ワーク3を配置する。上述した通り、プレート20a、20bはマシニングセンタ1に対して位置決めされた状態となっている。従って、ワーク3の位置決めノック穴7の各々と第1のボルト41の貫通穴47の各々との位置を合わせると、ワーク3の固定用穴8と第2の長穴22との位置も自動的に合うことになる。即ち、ワーク3の固定用穴8が第2の長穴22上に位置することになる。
そして、配置されたワーク3の位置決めノック穴7に対して、ノックピン71を固定された第1のボルト41の貫通穴47を介して係合させる。更に、ワーク3の固定用穴8に対して、第2のボルト42をスペーサー53を介してプレート20a、20bの下面側から第2の長穴22を通して係合させる。すると、図8で示したワーク3の設置状態となる。
尚、ワーク3をプレート20a、20b上に配置する前に、第1のボルト41の貫通穴47にノックピン71を打ち込み、プレート20a、20bの上方に突き出たノックピン71の先端部を基準として、ワーク3をプレート20a、20b上に設置しても良い。
このように、位置決め治具10においては、ワーク3をマシニングセンタ1に対して位置決めされたプレート20a、20bに容易に固定することが出来るため、ワーク3のマシニングセンタ1へのセットに要する時間が短縮される。更に、位置決め手段及び固定手段の位置を変更させることで、種々の形状のワーク3に適用することが出来る。即ち、繰り返し使用出来るため、コスト的に有利となる。
図19は図8で示した位置決め治具を有するマシニングセンタの概略平面図であって、他の形状のワークを固定した状態を示すものである。
図を参照して、マシニングセンタ1及び位置決め治具10は、図8で示したものと同一であり、同様の作用及び効果を発揮する。尚、ワーク4においては、円筒形状に形成されており、その底面には位置決めノック穴7a(図示せず)、7b及び固定用穴8が形成されている。
ワーク4は、その位置決めノック穴7a(図示せず)、7bがY軸方向に対してずれた状態でマシニングセンタ1に固定される。従って、ワーク4の設置状態においては、プレート20a、20bの各々の位置、即ち第1のボルト41の各々の位置がY軸方向に対してずれた状態でベース30に固定されている。
このように、ベース30に対してプレート20a、20bがX軸方向及びY軸方向に自在に移動することが出来るため、図8で示したワークと異なる他の形状のワーク4においても、プレート20a、20bに容易に固定することが出来る。
図20は図19で示した位置決め治具を有するマシニングセンタの概略平面図であって、更に他の形状のワークを固定した状態を示すものである。
図を参照して、マシニングセンタ1及び位置決め治具10は、図19で示したものと同一であり、同様の作用及び効果を発揮する。尚、ワーク5においては、多角形柱形状に形成されており、その底面には位置決めノック穴7a(図示せず)、7b及び固定用穴8が形成されている。
ワーク5は、その位置決めノック穴7a、7bが、図19で示したワークと比べてX軸方向に対して離れた状態に形成されている。上述した通り、第1の長穴21の内方側の中心は、プレート20a、20bの各々の短手方向の中央に位置するように形成されている。従って、図19で示したようなプレート20a、20bの配置状態では、プレート20a、20bのX軸方向への移動に限界があるため、第1のボルト41がワーク5の位置決めノック穴7a、7bの位置まで移動することが出来ない。
そこで、図19で示した配置状態からプレート20a、20bの各々を上下180°反転させると、図で示すプレート20a、20bの配置状態が得られる。すると、ワーク5の位置決めノック穴7a、7bに応じた位置に第1のボルト41を配置することが出来る。即ち、プレート20a、20bを反転して使用した場合、プレート20a、20bに対する第1のボルト41の移動範囲が最大となる。従って、第1の長穴21をプレート20a、20bの短手方向の略全体に延びるように形成する必要が無くなるため、第1の長穴21の形成によるプレート20a、20bの強度低下を抑えた効率的な第1の長穴21となる。
尚、上記の実施の形態では、位置決め治具は水平面を基準としたマシニングセンタに適用されているが、位置決め治具は垂直面等を基準としたマシニングセンタに対しても同様に適用出来る。
又、上記の実施の形態では、位置決め治具は特定形状のマシニングセンタのテーブルに固定されているが、位置決め治具は種々の形状のテーブルに対しても同様に適用出来ることは言うまでも無い。
更に、上記の実施の形態では、ワークには2つの位置決めノック穴と4つの固定用穴とが形成されているが、ワークには少なくとも1つ以上の位置決めノック穴と、少なくとも2つ以上の固定用穴が形成されていれば良い。
更に、上記の実施の形態では、プレートは特定の構造によってベースに固定されているが、ベースがプレートをX軸方向及びY軸方向のいずれにも移動自在とすると共に所望の位置で固定出来るものであれば、プレートはベースに対して他の構造によって固定されていても良い。
更に、上記の実施の形態では、特定の位置決め手段を備えているが、位置決め手段は、第1の長穴を介してワークをX軸方向の所望の位置に固定出来るものであれば、他のものであっても良い。
更に、上記の実施の形態では、特定の固定手段を備えているが、固定手段は、第2の長穴を介してワークをY軸方向の所望の位置に固定出来るものであれば、スペーサーの有無を含めて、他のものであっても良い。
更に、上記の実施の形態では、第1の長穴の内方側の中心はプレートの短手方向の中央に位置するように形成されているが、第1の長穴はプレートの中央位置を超えて延びるように形成されていても良い。
更に、上記の実施の形態では、第2の長穴は複数形成されているが、第2の長穴は少なくとも1つ形成されていれば良い。
更に、上記の実施の形態では、第1の長穴、第2の長穴及び第3の長穴の各々の上部又は下部には段溝が形成されているが、段溝は無くても良い。
更に、上記の実施の形態では、ワークの固定用穴には雌ネジが形成されているが、ワークを固定出来るものであれば、例えば位置決めノック穴のように雌ネジが形成されていない形状であっても良い。その場合、第2のボルトもその形状に対応したものとすれば良い。又、固定用穴はワークを貫通するキリ穴又は座グリを有する形状であっても良い。その場合、第2のボルトをワークの表面側から挿入し、プレートの底面側に配置されたスペーサーと係合させてワークを固定すれば良い。
更に、上記の実施の形態では、ベースは一対の支持部材を含むロの字形状の特定形状に形成されているが、第3の長穴を有するものであれば、他の形状であっても良い。
更に、上記の実施の形態では、位置決め治具は一対のプレートを備えているが、プレートは1枚のみで構成されていても良い。
1…マシニングセンタ
3〜5…ワーク
7…位置決めノック穴
8…固定用穴
10…位置決め治具
20…プレート
21…第1の長穴
22…第2の長穴
26…段溝
30…ベース
31…支持部材
33…第3の長穴
41…第1のボルト
42…第2のボルト
43…第3のボルト
45…頭部
46…胴部
47…貫通穴
51…第1のナット
52…第2のナット
53…スペーサー
71…ノックピン
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (6)

  1. 位置決めノック穴と固定用穴とを底面に有するワークをマシニングセンタに固定するための位置決め治具であって、
    前記ワークの底面下に配置され、前記位置決めノック穴に対して幅方向が対応し、長手方向が所定平面上の第1の方向に延びた第1の長穴と、前記固定用穴に対して幅方向が対応し、長手方向が前記第1の方向に直交する前記所定平面上の第2の方向に延びた第2の長穴とが形成されたプレートと、
    前記マシニングセンタに固定されると共に前記プレートの下面に配置され、前記プレートを前記第1の方向及び前記第2の方向のいずれにも移動自在とすると共に所望の位置で固定できるベースと、
    前記第1の長穴を介して前記ワークを前記第1の方向の所望の位置に固定できる位置決め手段と、
    前記第2の長穴を介して前記ワークを前記第2の方向の所望の位置に固定できる固定手段とを備えた、位置決め治具。
  2. 前記プレートは上面が平坦な平面視で矩形平板形状を有し、
    前記第1の長穴は前記プレートの短手方向に延びるように形成されると共に前記プレートの前記上面には前記第1の長穴を平面視で含む平面視で矩形形状の段溝が形成され、
    前記位置決め手段は、前記段溝内を第1の方向にスライド自在となる平面視で矩形形状の頭部と前記頭部に接続され前記第1の長穴を貫通するように配置される胴部とからなる第1のボルトと、前記胴部に対して前記プレートの底面側から係合する第1のナットとを含み、
    前記第1のボルトには、その中心においてその軸方向を貫通する、ノックピンの取付け用の貫通穴が形成される、請求項1記載の位置決め治具。
  3. 前記第1の長穴の内方側の中心は、前記プレートの短手方向の中央に位置する、請求項2記載の位置決め治具。
  4. 前記固定用穴には雌ネジが形成され、
    前記固定手段は、前記第2の長穴を貫通して前記雌ネジに係合する胴部と前記プレートの下面側に位置する頭部とからなる第2のボルトと、前記頭部と前記プレートとの間に設置されるスペーサーとを含む、請求項2又は請求項3記載の位置決め治具。
  5. 前記ベースは、前記第1の方向に配置された一対の平面視矩形状の支持部材を含むと共に、前記支持部材の各々には前記第1の方向に第3の長穴が形成され、
    前記プレートは、前記支持部材の各々に架け渡すように配置されると共に、前記第2の長穴は前記第3の長穴の各々に対して平面視において少なくとも重なり合う部分を有するように少なくとも一対形成され、
    前記ベースは、更に、前記重なり合った前記第2の長穴の各々及び前記第3の長穴の各々を貫通してこれらを一体化する第3のボルト及び第2のナットを含む、請求項2から請求項4のいずれかに記載の位置決め治具。
  6. 前記プレートは前記第1の方向に一対形成され、
    前記ワークは前記プレートの各々の上に配置される、請求項5記載の位置決め治具。
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