JP2011233425A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は簡単な構造で、外部導体16の合わせ目168の開きを防止でき、外部導体16の嵌合部の弾性が失われることなく、安定した接触(接続)及び高周波特性を得ることができるコネクタ10を提供する。
【解決手段】本目的は接触部121と接続部123を有する中心導体12とインシュレータ14と接触部162と接続部163とを有する外部導体16とを備えるコネクタ10において、外部導体16の合わせ目部分168に、各々の合わせ目168より外側方向に突出した少なくとも2枚の突出片24を設け、突出片24に対応する位置に突出片24と係合する係止孔22とスリット部26とを有する略円筒形のスリーブ18を外部導体16に装着し、スリット部26の間隔により弾性力を調整することで外部導体16の接触圧を調整することを特徴とするコネクタ10によって達成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車や電装装置や小型通信機器等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタに関するもので、特に、外部導体の開きを防止し、かつ、外部導体の接触圧をアップする構造に関するものである。
一般的に、コネクタは、少なくとも、相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部を有する中心導体と、該中心導体を保持するインシュレータと、該インシュレータを覆うとともに相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部とを有する外部導体とを備えている。
下記に、本出願人が以前に出願した文献中にケーブル付きL型プラグが開示されているものとして、特許文献1(実開平5−87854号)と特許文献2(実開平6−73881号)と特許文献3(実開平6−77183号)及びケーブル付きL型プラグとして、特許文献4(特開平9−320699号)を挙げる。
実開平5−87854号の要約によると、加工がやり易く、加工時間を短縮できる構造の同軸コネクタを提供すること目的とし、レセプタクルの外部導体を枡形とし、レセプタクルの外部導体を板金加工のみで製造できるので、加工時間を短縮でき生産性が向上し、コストを低減させることができる構造の同軸コネクタが開示されている。特許文献1には、従来技術ではあるが、図2(b)として、ケーブル付きのL形プラグが開示されている。 実開平6−73881号の要約には、プリント基板に取付けられる嵌合凹部を有するレセプタクル30と、このレセプタクル30の嵌合凹部に嵌合する柱状の挿入嵌合部21およびケーブル保持部22を有するプラグ20とからなる低背位形小形の同軸コネクタに関するもので、前記プラグ20のケーブル保持部22の両側面の表面にロック用凹部25またはロック用突起が設けられ、前記レセプタクル30の嵌合凹部33の側壁に前記プラグ20のケーブル保持部22が入り得る開口部36が設けられ、この開口部36の両側には前記プラグのケーブル保持部22の両側面を挾持し得るロック用ばね35が設けられると共に、このロック用ばね35の挾持面に前記ケーブル保持部22の両側面に設けられたロック用凹部25またはロック用突起が係合するロック用突起37またはロック用凹部が設けられたもの構造の低背位形小形の同軸コネクタが開示されている。特許文献2には、図1(a)として、ケーブル付きのL形プラグが開示されている。 実開平6−77183号の要約には、通信機器の狭スペース間に使用されるレセプタクルコネクタ3に関するもので、インシュレータ9は中心コンタクト6を固定し、外部導体2はインシュレータ9を固定している。外部導体2には一端側にL形プラグコネクタ1とのかん合穴7を有し、このかん合穴7のふちよりスリット4を設けるとともに、他方端側に基板への接触子10を有している。これらの中心コンタクト6、インシュレータ9、外部導体2からなるレセプタクルコネクタ3において、前記外部導体2の一端側にL形プラグコネクタ1のケーブルクランプ部12を逃げる1ヶ以上の切りかき部8をL形プラグコネクタかん合穴7に連通して設けている構造のレセプタクルコネクタが開示されている。特許文献3には、図1に、ケーブル付きのL形プラグが開示されている。 特開平9−320699号の要約によると、嵌合強度の強い同軸コネクターを提供することを目的とし、横向きの同軸ケーブル100の外部導体に接続されると共に絶縁体を包囲して保持するケースを、係合突起37等を介して結合される内側ケース30と外側ケース50とに分割し、内側ケース30には、前端部分に切目32を有する縦向きの筒状の外部端子部31と、外部端子部31の両側方上端部分から上向き突出した絶縁体保持部と、外部端子部31の後方上端部分から後向きに突出した連結板部と、連結板部の両側端部分から上向きに突出した外部導体圧着片部44,44とを一体的に形成し、外側ケース50には、絶縁体保持部の上方を閉鎖する上板部56を形成する構造の同軸コネクターが開示されている。
特許文献1から特許文献3に開示されたようなケーブル付きL型プラグの構造では、相手コネクタとの挿抜時にコジられた場合に、外部導体の合わせ目が開く可能性があると言った問題点があった。
このような問題点を解決した構造が、特許文献4のような構造である。つまり、外部導体の合わせ目から外側に突出した係合フックを設け、上板部に係合切欠を設けて、前記係合フックと係合切欠とを係合させることで、開きを防止したものである。しかし、特許文献4のような構造では、弾性を有しない上板部で外部導体の嵌合部付近を覆ってしまっているため、外部導体の嵌合部の弾性力が失われ、安定した接触(接続)が得られない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、外部導体の合わせ目の開きを防止でき、外部導体の嵌合部の弾性が失われることなく、安定した接触(接続)ができるコネクタを提供せんとするものである。
本目的は、請求項1記載のように、相手コネクタと着脱自在に嵌合するコネクタであって、相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部を有する中心導体と、該中心導体を保持するインシュレータと、該インシュレータを覆うとともに相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部とを有する外部導体とを備えるコネクタにおいて、前記外部導体の合わせ目部分に、各々の合わせ目より外側方向に突出した少なくとも2枚の突出片を設け、前記突出片に対応する位置に前記突出片と係合する係止孔とスリット部とを有する略円筒形のスリーブを前記外部導体に装着し、前記スリット部の間隔により弾性力を調整することで前記外部導体の接触圧を調整することを特徴とするコネクタにすることにより達成できる。
請求項2記載のコネクタは、前記突出片を、前記係止孔より0.1〜0.5mm突出させることを特徴とする請求項1記載のコネクタにある。
また、請求項3記載のコネクタは、前記スリット部を略コ字形状とし、前記スリット部のの間隔を0.1〜1.0mmにすることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタにある。
以上の説明から明らかなように、本発明のコネクタによると、次のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載のように、相手コネクタと着脱自在に嵌合するコネクタであって、相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部を有する中心導体と、該中心導体を保持するインシュレータと、該インシュレータを覆うとともに相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部とを有する外部導体とを備えるコネクタにおいて、前記外部導体の合わせ目部分に、各々の合わせ目より外側方向に突出した少なくとも2枚の突出片を設け、前記突出片に対応する位置に前記突出片と係合する係止孔とスリット部とを有する略円筒形のスリーブを前記外部導体に装着し、前記スリット部の間隔により弾性力を調整することで前記外部導体の接触圧を調整することを特徴とするコネクタにしているので、簡単な構造で、外部導体の合わせ目の開きを防止でき、かつ、外部導体の嵌合部の弾性が失われることなく、安定した接触(接続)ができるとともに安定した高周波特性が得られ、さらに、スリット部を有するスリーブを用いることで容易に接触力の調整ができ、複数回挿抜による接触圧力の低下を防ぎ、繰り返し挿抜の耐久性を向上できる。
(2)請求項2記載のコネクタは、前記突出片を、前記係止孔より0.1〜0.5mm突出させることを特徴とする請求項1記載のコネクタにしているので、簡単な構造で、9.8N以上の力でも外部導体の合わせ目の開きを防止でき、かつ、外部導体の嵌合部の弾性が失われることなく、安定した接触(接続)ができるとともに安定した高周波特性が得られ、さらに、スリット部を有するスリーブを用いることで容易に接触力の調整ができ、複数回挿抜による接触圧力の低下を防ぎ、繰り返し挿抜の耐久性を向上できる。
(3)請求項3記載のコネクタは、前記スリット部を略コ字形状とし、前記スリット部のの間隔を0.1〜1.0mmにすることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタにしているので、簡単な構造で、外部導体の合わせ目の開きを防止でき、かつ、外部導体の嵌合部の弾性が失われることなく、安定した接触(接続)ができるとともに安定した高周波特性が得られ、さらに、スリット部を有するスリーブを用いることで容易に接触力の調整ができ、500回以上挿抜しても接触圧力の低下を防ぎ、繰り返し挿抜の耐久性を向上できる。
(A) 本発明のコネクタを嵌合口上方からみた斜視図である。(B) 本発明のコネクタを嵌合口下方からみた斜視図である。(C) 本発明のコネクタを中心部分で断面した断面図である。 中心導体の斜視図である。 (A) インシュレータを嵌合方向上方より見た斜視図である。(B) インシュレータを嵌合方向の反対側下方より見た斜視図である。(C) 挿入孔部分で断面した断面図である。(D) 組み込まれた状態のインシュレータの斜視図である。 (A) 外部導体を嵌合方向上方より見た斜視図である。(B) 外部導体を嵌合方向の反対側下方より見た斜視図である。(C) 装着孔部分で断面した断面図である。(D) 組み込まれた状態の外部導体の斜視図である。 スリーブの斜視図である。
本発明の特徴は、相手コネクタと着脱自在に嵌合するコネクタ10であって、相手コネクタと接触する接触部121とケーブルに接続する接続部123を有する中心導体12と、該中心導体12を保持するインシュレータ14と、該インシュレータ14を覆うとともに相手コネクタと接触する接触部162とケーブルに接続する接続部163とを有する外部導体16とを備えるコネクタ10において、前記外部導体16の合わせ目部分168に、各々の合わせ目168より外側方向に突出した少なくとも2枚の突出片24を設け、前記突出片24に対応する位置に前記突出片24と係合する係止孔22とスリット部26とを有する略円筒形のスリーブ18を前記外部導体16に装着し、前記スリット部26の間隔により弾性力を調整することで前記外部導体16の接触圧を調整することを特徴とするコネクタ10である。
つまり、前記外部導体16の合わせ目168に突出片24を設け、前記突出片24と係合する係止孔22とスリット部26を有する弾性のあるスリーブ18を用い、前記外部導体16に前記スリーブ18を被せたものである。
図1から図5に基づいて、本発明のコネクタ10の一実施例について説明する。図1(A)は本発明のコネクタを嵌合口上方からみた斜視図であり、(B)は本発明のコネクタを嵌合口下方からみた斜視図であり、(C)は本発明のコネクタを中心部分で断面した断面図である。図2は中心導体の斜視図である。図3(A)はインシュレータを嵌合方向上方より見た斜視図であり、(B)はインシュレータを嵌合方向の反対側下方より見た斜視図であり、(C)は挿入孔部分で断面した断面図であり、(D)は組み込まれた状態のインシュレータの斜視図である。図4(A)は外部導体を嵌合方向上方より見た斜視図であり、(B)は外部導体を嵌合方向の反対側下方より見た斜視図であり、(C)は装着孔部分で断面した断面図であり、(D)は組み込まれた状態の外部導体の斜視図である。図5はスリーブの斜視図である。
本発明のコネクタ10は、少なくとも、中心導体12とインシュレータ14と外部導体16とスリーブ18とを備えている。本発明のコネクタ10は、ケーブル80が接続されるものである。
本発明のコネクタ10の部位を説明する前に、前記ケーブル80について説明する。前記ケーブル80は、中心部分に中心導体801を有し、前記中心導体801を覆うように絶縁体802が設けられ、前記絶縁体802を覆うように金属製の編組803を有し、前記編組803を覆うように絶縁性の外皮804が設けられている。前記中心導体801が本発明のコネクタ10の中心導体12に接続され、前記編組が本発明のコネクタ10の外部導体16に接続される。
図に基づいて本発明のコネクタ10の構成部品について説明する。まず、中心導体12について説明する。前記中心導体12は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記中心導体12の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記中心導体12は前記インシュレータ14の挿入孔141内に圧入によって保持される。
前記中心導体12は、図2のように、略ストレート形状をしており、一方側に相手コネクタのコンタクトと接触する接触部121を有し、他方側に前記ケーブル80の中心導体801が接続される接続部123を有し、前記接触部121と前記接続部123との間に前記インシュレータ14に保持するための固定部122を有している。
本実施例では、前記固定部122は前記接触部121と前記接続部123のほぼ中央付近に設けられている。前記固定部122の位置や大きさは、前記中心導体12の保持力や接続安定性等を考慮して適宜設計している。
前記接触部121は、図2のように相手コネクタのコンタクトと接触し易いように、2枚の板状片が平行に配置され、接触する部分が内側に互いに湾曲させている。また、前記接続部123は本実施例では図2のように、半田付けで接続できるように前記ケーブル80の中心導体801が載せられるな形状をしている。
次に、インシュレータ14について説明する。このインシュレータ14は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やフッ素系樹脂(PTFE、PFA)これらの合成材料を挙げることができる。前記インシュレータ14は、挿入孔141を有する本体部と蓋部142を有している。前記挿入孔141に前記中心導体12が圧入によって保持される。
前記インシュレータ14は組み込む前の状態では図3(A)のように略ストレート形状をしている。前記蓋部142は、前記中心導体12に前記ケーブル80の中心導体801を半田付けした後に、前記外部導体16の上蓋161と一緒に折り曲げることで、前記中心導体12の保護と絶縁性を高めると同時に、半田付けを行えるようにしたものである。
次に、外部導体16について説明する。前記外部導体16は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記外部導体16の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
前記外部導体16は、組み込まれた後の状態では図4(D)のように断面略L字形状をしており、主に、前記インシュレータ14が入る装着孔166を有する本体部と接触部162と接続部163と第二接続部167と上蓋161を有している。前記装着孔166の大きさは、前記インシュレータ14が入ればよく、前記インシュレータ14の形状に沿うように、強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記本体部と前記第二接続部167は、前記上蓋161に連設してほぼ対称に2分割されている。つまり、前記本体部と前記第二接続部167は、2分割された部分が合わさることで構成されている。前記本体部には、合わせ目168ができ、各々の合わせ目168の所定部分に外側方向に突出した突出片24が設けられている。前記突出片24は、前記スリーブ18の係止孔22に入ることで、前記外部導体16の合わせ目168の開きを防止するものである。前記突出片24の形状・大きさは、前記係止孔22に入ればよいが、上記役割や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。本実施例では、前記突出片24を前記係止孔22より0.1〜0.5mm突出させ、9.8N以上の力でも開かないようにしている。
前記接触部162は、相手コネクタと接触する部分であり、相手コネクタに沿うように適宜設計している。また、前記接続部163は、前記ケーブル80の編組803と接続すると同時に前記ケーブル80の編組803と外皮804をクリンプする部分である。そのため、前記接続部163には、前記編組803と接触する部分に金めっき等の表面処理が施されている。前記接続部163の形状・大きさは、このような役割や接続安定性や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記第二接続部167は、前記ケーブル80の絶縁体802と編組803との間に挿入し、前記接続部163をクリンプすることで、前記編組803との導通を図る部分である。前記第二接続部167には、前記編組803と接触(接続)し易いように複数のリング状の突出部が設けられている。前記第二接続部167の形状・大きさは、前記絶縁体802と前記編組803との間に挿入でき、安定した接続が得られればよく、接続安定性や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記上蓋161は、中心導体接続部を保護し、かつ、電気的な遮蔽性を確保するためのものである。前記上蓋161の形状・大きさは、上記役割や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。前記上蓋161には、前記本体部に保持するための係合部164が設けられている。前記係合部164は、略L字形状をした板状片が中心を対称に2つ設けられている。また、前記本体部には、前記係合部164と係合する係止部165が設けられている。本実施例では、前記係止部165として孔を設けている。
次に、スリーブ18について説明する。前記スリーブ18は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記スリーブ18の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記スリーブ18は、前記外部導体16の合わせ目168の開きを防止すると同時に接触圧の調整をするものであり、前記スリーブ18は略円筒形状をしている。
前記スリーブ18には、前記外部導体16の突出片24に対応する位置に、前記突出片24が入る係止孔22が設けられている。前記係止孔22は、前記突出片24が入ることで、前記外部導体16の合わせ目168の開きを防止するものである。前記係止孔22の形状・大きさは、前記突出片24が入ればよいが、上記役割や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。本実施例では、前記突出片24を前記係止孔22より0.1〜0.5mm突出させ、8N以上の力でも開かないようにしている。
前記スリーブ18には、スリット部26が設けられている。前記スリーブ18に前記スリット部26を設けることで、前記外部導体16との接触力(圧)を調整できるようにしている。前記スリット部26の形状・大きさは、上記役割や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。本実施例では、略コ字形状にし、間隔を0.1〜1.0mmにすることで、500回以上挿抜しても接触圧力の低下を防いでいる。
最後に、接続方法について説明する。
第1に、前記ケーブル80の前処理を行う。(予備半田や外皮の削除等)
第2に、前記スリーブ18を前記外部導体16に装着する。
第3に、前記中心導体12を前記インシュレータ14に挿入する。
第4に、前記外部導体16に第3状態の前記インシュレータ14を挿入する。
第5に、第4状態の前記外部導体16の第二接続部167を前記ケーブル80の絶縁体802と編組803との間に挿入する。
第6に、前記中心導体12に前記ケーブル80の中心導体801を半田付けする。
第7に、前記外部導体16の上蓋161と前記インシュレータ14の蓋部142とを同時に折り曲げる。
最後に、前記外部導体16の接続部163を前記ケーブル80にクリンプする。
本発明は、車や電装装置や小型通信機器等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタに活用され、特に、外部導体の開きを防止し、かつ、外部導体の接触圧をアップする構造に関するものである。
10 コネクタ
12 中心導体
121 接触部
122 固定部
123 接続部
14 インシュレータ
141 挿入孔
142 蓋部
16 外部導体
161 上蓋
162 接触部
163 接続部
164 係合部
165 係止部
166 装着孔
167 第2接続部
168 合わせ目
18 スリーブ
181 嵌入孔
20 嵌合口
22 係止孔
24 突出片
26 スリット部
80 ケーブル
801 中心導体
802 絶縁体
803 編組
804 外皮

Claims (3)

  1. 相手コネクタと着脱自在に嵌合するコネクタであって、
    相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部を有する中心導体と、該中心導体を保持するインシュレータと、該インシュレータを覆うとともに相手コネクタと接触する接触部とケーブルに接続する接続部とを有する外部導体とを備えるコネクタにおいて、
    前記外部導体の合わせ目部分に、各々の合わせ目より外側方向に突出した少なくとも2枚の突出片を設け、
    前記突出片に対応する位置に前記突出片と係合する係止孔とスリット部とを有する略円筒形のスリーブを前記外部導体に装着し、
    前記スリット部の間隔により弾性力を調整することで前記外部導体の接触圧を調整することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記突出片を、前記係止孔より0.1〜0.5mm突出させることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記スリット部を略コ字形状とし、前記スリット部のの間隔を0.1〜1.0mmにすることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
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