JP2011232383A - 偏光フィルムの貼合装置およびこれを備える液晶表示装置の製造システム - Google Patents

偏光フィルムの貼合装置およびこれを備える液晶表示装置の製造システム Download PDF

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Abstract

【課題】整流環境を妨げることのない偏光フィルムの貼合装置およびこれを備える液晶表示装置の製造システムを提供する。
【解決手段】本発明の貼合装置は、基板5を搬送する第1基板搬送機構61と、第1基板搬送機構61での基板5の下面に偏光フィルムを貼合するニップロールと、基板5を反転させて第2基板搬送機構62に配置する反転機構65と、基板5を搬送する第2基板搬送機構62と、第2基板搬送機構62での基板5の下面に偏光フィルムを貼合するニップロールとを含み、反転機構65は、基板5を吸着する吸着部66と、吸着部66を介して基板5を反転させる支持部67および昇降回転部68とを有しており、これらは(1)基板5の短辺が搬送方向D2に直交するように基板5を第2基板搬送機構62へ移動させ、(2)基板5の表面側を第2基板搬送機構62に向かって移動させることにより基板5を反転させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、偏光フィルムの貼合装置およびこれを備える液晶表示装置の製造システムに関するものである。
従来、液晶表示装置が広く製造されている。液晶表示装置に用いられる基板(液晶パネル)には、光の透過または遮断を制御するために、偏光フィルムが貼合されることが通常である。偏光フィルムはその吸収軸が直交するように貼合されている。
基板に偏光フィルムを貼合する方法としては、偏光フィルムを基板に応じたサイズにカットした後に貼合する所謂 chip to panel 方式が挙げられる。しかしながら、この方式では、基板に対して、一枚ずつ偏光フィルムを貼合するため、生産効率が低いという欠点がある。一方、他の方式として、偏光フィルムをコンベアーロールに供給し、連続的に基板に貼合する所謂 roll to panel 方式が挙げられる。当該方法によれば、高い生産効率にて貼合が可能となる。
roll to panel 方式の例として、特許文献1に光学表示装置の製造システムが開示されている。上記製造システムは、基板の上面に光学フィルム(偏光フィルム)を貼合した後に、基板を旋回させ、下面から偏光フィルムを貼合するものである。
特許第4307510号公報(2009年8月5日発行)
しかしながら、上記従来の装置では、以下の問題がある。
まず、基板に対して偏光フィルムを貼合する場合、埃などの異物が貼合面へ混入することを回避するため、クリーンルームにて作業がなされるのが通常である。そして、クリーンルームでは、空気の整流がなされている。基板に対してダウンフローにて整流がなされた状態にて偏光フィルムの貼合がなされることが、異物による歩留低下を抑制するために必要だからである。
この点に関して、特許文献1の製造システムは、基板に対して上面および下面から偏光フィルムを貼合する構成となっている。しかし、偏光フィルムの上面から貼合を行う場合、気流(ダウンフロー)が偏光フィルムによって妨げられ、基板への整流環境が悪化してしまうというデメリットが挙げられる。偏光フィルムの上面から貼合を行う場合の例として、図11(a)および図11(b)に上貼り型の製造システムにおける気流の速度ベクトルを示す。図11における、領域Aは、偏光フィルムを巻出す巻出部等が設置される領域であり、領域Bは主に偏光フィルムが通過する領域、および、領域Cは、偏光フィルムから除去された剥離フィルムを巻き取る巻取部等が設置される領域である。
また、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルター40からはクリーンエアーが供給される。なお、図11(a)では、クリーンエアーが通過可能なグレーチング41が設置されているためグレーチング41を介して気流が垂直方向に移動することが可能である。一方、図11(b)では、グレーチング41が設置されていないため、気流は図11(b)最下部の床に接触した後、床に沿って移動することとなる。
図11(a)・(b)には、領域A〜Cが2F(2階)部分に配置されており、HEPAフィルター40からのクリーンエアーが偏光フィルムによって妨げられる。したがって、2F部分を通過する基板に対して垂直方向に向う気流が生じ難い。これに対して、水平方向の気流ベクトルは大きな(ベクトルの密度が濃い)状態となっている。すなわち、整流環境が悪化した状態であるといえる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、整流環境を妨げることのない偏光フィルムの貼合装置およびこれを備える液晶表示装置の製造システムを提供することにある。
本発明の偏光フィルムの貼合装置は、上記課題を解決するために、長方形の基板を長辺または短辺が搬送方向に沿った状態にて搬送する第1基板搬送機構と、上記第1基板搬送機構における上記基板の下面に偏光フィルムを貼合する第1貼合部と、上記第1基板搬送機構にて搬送された上記基板を反転させて第2基板搬送機構に配置する反転機構と、上記基板を短辺または長辺が搬送方向に沿った状態にて搬送する第2基板搬送機構と、上記第2基板搬送機構における上記基板の下面に偏光フィルムを貼合する第2貼合部とを含む偏光フィルムの貼合装置であって、上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構は、基板を同一方向に搬送するものであり、上記反転機構は、上記基板を吸着する吸着部と、上記吸着部を介して基板を反転させる、吸着部に連結した基板反転部とを有しており、上記基板反転部は、(1)上記基板の長辺または短辺が第2基板搬送機構の基板の搬送方向に直交するように上記基板を第2基板搬送機構へ移動させ、(2)上記基板の表面側を第2基板搬送機構に向かって移動させることによって基板を反転させることを特徴としている。
上記の発明によれば、第1貼合部によって基板の下面に偏光フィルムを貼合し、反転機構における基板反転部の反転軸に沿った回転によって、基板を反転させると共に、搬送方向に対する長辺および短辺を変更することができる。その後、第2貼合部によって基板の下面に偏光フィルムを貼合することができる。すなわち、基板の両面に対して、下面から偏光フィルムを貼合することができるため、整流環境を妨げることがない。また、反転機構の動作は単純な2動作であるため、タクトタイムが短い。したがって、タクトタイムの短い貼合をも実現できる。さらに、上記第1基板搬送機構と第2基板搬送機構とが基板を同一方向に搬送するものである。すなわち、L字型形状などの複雑な構造を有していない。したがって、本発明に係る貼合装置は、設置が非常に簡便であり、面積効率に優れる。
また、本発明の偏光フィルムの貼合装置では、上記(1)において、第2基板搬送機構における基板の搬送方向に上記基板の表面側が向かう状態となるように、上記基板反転部が基板を移動させることが好ましい。
上記のように、(1)の動作において、基板5の表面側を搬送方向D2に向かって移動させると、(2)の動作によって、第2基板搬送機構における基板の搬送方向の方向へ基板をより移動させることができる。このため、反転させた基板を第2貼合部へ速やかに搬送させることができ、より短いタクトタイムを実現することができる。
また、本発明の偏光フィルムの貼合装置では、上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構が一直線上に配置されており、第1基板搬送機構における第2基板搬送機構側の端部において、上記端部の第1基板搬送機構の搬送方向に対して水平な両方向に沿って、基板載置部および上記反転機構が2対ずつ備えられ、上記端部には、上記端部から上記基板載置部へ基板を搬送する搬送手段が備えられており、上記反転機構は上記基板載置部のそれぞれに搬送された基板を反転させて第2基板搬送機構に配置することが好ましい。
上記構成によれば、反転機構が2つ備えられているため、単位時間当り2倍の基板を反転処理することができる。これにより、単位時間当たり多くの基板の反転が可能なため、タクトタイムが短縮される。さらに、第1基板搬送機構および第2基板搬送機構が一直線上に配置されているため、より面積効率に優れた構造の貼合装置を提供することができる。
また、本発明の偏光フィルムの貼合装置では、偏光フィルムを搬送する第1フィルム搬送機構および第2フィルム搬送機構が備えられており、上記第1フィルム搬送機構には、剥離フィルムに保護された偏光フィルムを巻出す複数の巻出部と、偏光フィルムを切断する切断部と、偏光フィルムから剥離フィルムを除去する除去部と、除去された上記剥離フィルムを巻取る複数の巻取部とが備えられており、上記第2フィルム搬送機構には、剥離フィルムに保護された偏光フィルムを巻出す複数の巻出部と、偏光フィルムを切断する切断部と、偏光フィルムから剥離フィルムを除去する除去部と、除去された上記剥離フィルムを巻取る複数の巻取部とが備えられており、上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構は上記第1フィルム搬送機構および第2フィルム搬送機構の上部に備えられており、上記剥離フィルムが除去された偏光フィルムを基板に貼合する上記第1貼合部が上記第1フィルム搬送機構と第1基板搬送機構との間に、上記剥離フィルムが除去された偏光フィルムを基板に貼合する第2貼合部が上記第2フィルム搬送機構と第2基板搬送機構との間にそれぞれ備えられていることが好ましい。
これにより、巻出部および巻取部が複数備えられているため、一方の巻出部における偏光フィルムの原反の残量が少なくなった場合、その原反に他方の巻出部に備えられた原反を連結させることが可能である。その結果、偏光フィルムの巻出しを停止させることなく、作業を続行することができ、生産効率を高めることができる。
また、本発明の偏光フィルムの貼合装置では、上記第1貼合部によって基板の下面に偏光フィルムを貼合する前に、基板を洗浄する洗浄部を備え、上記第1基板搬送機構は、基板の短辺が搬送方向に沿った状態にて基板を搬送することが好ましい。
これにより、基板の搬送方向に対して基板の長辺が直交する状態にて、洗浄部による基板の洗浄を行うことができる。すなわち、搬送方向に沿った基板の距離を小さくすることができるため、洗浄に必要なタクトタイムをより短縮することができる。その結果、さらに生産効率に優れた偏光フィルムの貼合装置を提供することができる。
また、本発明の偏光フィルムの貼合装置では、上記第1フィルム搬送機構および上記第2フィルム搬送機構には、第1巻出部から巻出された偏光フィルムに付された欠点表示を検出する欠点検出部と、上記欠点表示を判別して、上記基板の搬送を停止させる貼合回避部と、基板との貼合が回避された偏光フィルムを回収する回収部とを有することが好ましい。
上記欠点検出部、貼合回避部および回収部によれば、欠点を有する偏光フィルムと基板との貼合わせを回避できるため、歩留まりを高めることができる。
本発明の液晶表示装置の製造システムは、上記偏光フィルムの貼合装置と、上記第2貼合部によって偏光フィルムの貼合がなされた基板における貼りずれを検査する貼りずれ検査装置を備えるものである。
これにより、偏光フィルムを貼合した基板に生じた貼りずれを検査することが可能である。
また、本発明の液晶表示装置の製造システムでは、上記貼りずれ検査装置による検査結果に基づき貼りずれの有無を判定し、当該判定結果に基づき、偏光フィルムが貼合された基板の仕分けを行う仕分け搬送装置を備えることが好ましい。
これにより、偏光フィルムが貼合された基板に貼りずれが生じている場合、速やかに不良品の仕分けを行うことができ、タクトタイムを短縮することが可能である。
また、本発明の液晶表示装置の製造システムでは、偏光フィルムの貼合装置と、上記貼合装置における第2貼合部によって偏光フィルムの貼合がなされた基板における異物を検査する貼合異物自動検査装置とを備えることが好ましい。
これにより、偏光フィルムを貼合した液晶パネルに混入した異物を検査することが可能である。
また、本発明の液晶表示装置の製造システムでは、上記貼合異物自動検査装置による検査結果に基づき異物の有無を判定し、当該判定結果に基づき、偏光フィルムが貼合された基板の仕分けを行う仕分け搬送装置を備えることが好ましい。
これにより、偏光フィルムを貼合した液晶パネルに異物が混入している場合、速やかに不良品の仕分けを行うことができ、タクトタイムを短縮することが可能である。
また、本発明の液晶表示装置の製造システムでは、上記第2貼合部によって偏光フィルムの貼合がなされた基板における異物を検査する貼合異物自動検査装置を備え、上記貼りずれ検査装置による検査結果、および、上記貼合異物自動検査装置による検査結果に基づき、貼りずれおよび異物の有無を判定し、当該判定結果に基づき、偏光フィルムが貼合された基板の仕分けを行う仕分け搬送装置を備えることが好ましい。
これにより、偏光フィルムを貼合した液晶パネルに貼りずれまたは異物の混入が生じている場合、速やかに不良品の仕分けを行うことができ、タクトタイムを短縮することが可能である。
本発明の偏光フィルムの貼合装置は、以上のように、第1基板搬送機構、第1貼合部、第2基板搬送機構および第2貼合部を含んでおり、上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構は、基板を同一方向に搬送するものであり、上記反転機構は、上記基板を吸着する吸着部と、上記吸着部を介して基板を反転させる、吸着部に連結した基板反転部とを有しており、上記基板反転部は、(1)上記基板の長辺または短辺が第2基板搬送機構の基板の搬送方向に直交するように上記基板を第2基板搬送機構へ移動させ、(2)上記基板の表面側を第2基板搬送機構に向かって移動させることによって基板を反転させるものである。
それゆえ、上記反転機構によって基板を反転させると共に、搬送方向に対する長辺および短辺を変更することができる。これにより、基板の両面に対して、下面から偏光フィルムを貼合することができるため、整流環境を妨げることがない。また、反転機構の動作は単純な1動作であるため、タクトタイムが短い。したがって、タクトタイムの短い貼合をも実現することができる。さらに、上記第1基板搬送機構と第2基板搬送機構とは基板を同一方向に搬送するものである。すなわち、L字型形状などの複雑な構造を有していない。したがって、本発明に係る貼合装置は、設置が非常に簡便であり、面積効率に優れるという効果も合わせて奏する。
本発明に係る製造システムの実施の一形態を示す断面図である。 図1の製造システムにおけるニップロールの周辺部分を示す断面図である。 本発明と同様の下貼り型の製造システムにおける気流の速度ベクトルを示す断面図である。 本発明に係る反転機構を示す斜視図である。 本発明に係る反転機構によって基板を反転させる過程を示す斜視図である。 本発明に係る反転機構によって基板を反転させる過程を示す平面図である。 本発明に係る貼合装置の変形例を示す平面図である。 反転機構の構成を示すブロック図である。 本発明に係る液晶表示装置の製造システムが備える各部材の関連を示すブロック図である。 本発明に係る液晶表示装置の製造システムの動作を示すフローチャートである。 上貼り型の製造システムにおける気流の速度ベクトルを示す断面図である。
本発明の一実施形態について図1〜図10に基づいて説明すれば以下の通りであるが、本発明はこれに限定されるものではない。まず、本発明に係る製造システム(液晶表示装置の製造システム)の構成について以下に説明する。製造システムは、本発明に係る貼合装置を含んでいる。
図1は、製造システムを示す断面図である。同図に示すように、製造システム100は2段構造となっており、1F(1階)部分はフィルム搬送機構50であり、2F(2階)部分は基板搬送機構(第1基板搬送機構および第2基板搬送機構)を含む貼合装置60となっている。
<フィルム搬送機構>
まず、フィルム搬送機構50について説明する。フィルム搬送機構50は、偏光フィルム(偏光板)を巻出してニップロール6・6aおよび16・16aまで搬送し、不要となった剥離フィルムを巻き取る役割を果たす。一方、貼合装置60はフィルム搬送機構50によって巻出された偏光フィルムを基板(液晶パネル)5に対して貼合する役割を果たすものである。
フィルム搬送機構50は、第1フィルム搬送機構51および第2フィルム搬送機構52を備えている。第1フィルム搬送機構51は、基板5の下面に最初に偏光フィルムを貼合するニップロール6・6aに偏光フィルムを搬送するものである。一方、第2フィルム搬送機構52は、反転された基板5の下面に偏光フィルムを搬送するものである。
第1フィルム搬送機構51は、第1巻出部1、第2巻出部1a、第1巻取部2、第2巻取部2a、ハーフカッター3、ナイフエッジ4、および欠点フィルム巻取ローラー7・7aを備えている。第1巻出部1には偏光フィルムの原反が設置されており、偏光フィルムが巻出される。上記偏光フィルムとしては公知の偏光フィルムを用いればよい。具体的には、ポリビニルアルコールフィルムにヨウ素等によって染色がなされており、1軸方向に延伸されたフィルム等を用いることができる。上記偏光フィルムの厚さとしては、特に限定されないが、5μm以上、400μm以下の偏光フィルムを好ましく用いることができる。
上記偏光フィルムの原反では、流れ方向(MD方向)に吸収軸の方向が位置している。上記偏光フィルムは剥離フィルムによって粘着剤層が保護されている。上記剥離フィルム(保護フィルムまたはセパレーターともいう)としては、ポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタラートフィルムなどを用いることができる。上記剥離フィルムの厚さとしては、特に限定されないが、5μm以上、100μm以下の剥離フィルムを好ましく用いることができる。
製造システム100には、巻出部が2つ、巻出部に対応する巻取部が2つ備えられているため、第1巻出部1の原反の残量が少なくなった場合、第2巻出部1aに備えられた原反を第1巻出部1の原反に連結させることが可能である。その結果、偏光フィルムの巻出しを停止させることなく、作業を続行することが可能である。本構成により、生産効率を高めることができる。なお、上記巻出部および巻取部はそれぞれ複数備えられていればよく、3つ以上備えられていてももちろんよい。
ハーフカッター(切断部)3は、剥離フィルムに保護された偏光フィルム(偏光フィルム、粘着剤層および剥離フィルムから構成されるフィルム積層体)をハーフカットし、偏光フィルムおよび粘着剤層を切断する。ハーフカッター3としては、公知の部材を用いればよい。具体的には、刃物、レーザカッターなどを挙げることができる。ハーフカッター3によって偏光フィルムおよび粘着剤層が切断された後に、ナイフエッジ(除去部)4によって剥離フィルムが偏光フィルムから除去される。
偏光フィルムと剥離フィルムとの間には粘着剤層が塗布されており、剥離フィルムが除去された後、粘着剤層は偏光フィルム側に残存する。上記粘着剤層としては、特に限定されるものではなく、アクリル系、エポキシ系、ポリウレタン系などの粘着剤層を挙げることができる。粘着剤層の厚さは特に制限されないが、通常5〜40μmである。
一方、第2フィルム搬送機構52は、第1フィルム搬送機構51と同様の構成であり、第1巻出部11、第2巻出部11a、第1巻取部12、第2巻取部12a、ハーフカッター13、ナイフエッジ14および欠点フィルム巻取ローラー17・17aを備えている。同一の部材名を付した部材については第1フィルム搬送機構51における部材と同一の作用を示す。
好ましい形態として製造システム100は、洗浄部71を備えている。洗浄部71はニップロール6・6aによって基板5の下面に偏光フィルムを貼合する前に、基板5を洗浄するものである。洗浄部71としては、洗浄液を噴射するノズルおよびブラシなどから構成される公知の洗浄部を用いればよい。洗浄部71によって貼合の直前に基板5を洗浄することによって、基板5の付着異物が少ない状態にて貼合を行うことができる。
次に、図2を用いて、ナイフエッジ4について説明する。図2は、製造システム100におけるニップロール6・6aの周辺部分を示す断面図である。図2は、基板5が左方向から搬送され、左下方向から粘着剤層を有する(図示せず、以降同じ)偏光フィルム5aが搬送される状況を示している。偏光フィルム5aには剥離フィルム5bが備えられており、ハーフカッター3によって偏光フィルム5aおよび粘着剤層が切断され、剥離フィルム5bは切断されていない(ハーフカット)。
剥離フィルム5b側には、ナイフエッジ4が設置されている。ナイフエッジ4は、剥離フィルム5bを剥離させるためのエッジ状部材であり、偏光フィルム5aと接着力が低い剥離フィルム5bがナイフエッジ4を伝って剥離されることとなる。
その後、剥離フィルム5bは、図1の第1巻取部2に巻き取られることとなる。なお、ナイフエッジに代えて、粘着ローラーを用いて剥離フィルムを巻き取る構成を用いることも可能である。その場合、巻取部と同様に、粘着ローラーを2箇所に備えることによって、剥離フィルムの巻取効率を高めることができる。
次に、貼合装置60について説明する。貼合装置60は基板5を搬送し、フィルム搬送機構50によって搬送された偏光フィルムを基板に貼合するものである。図示しないが、貼合装置60では基板5の上面に対して、クリーンエアーが供給されている。すなわち、ダウンフローの整流が行われている。これによって、基板5の搬送および貼合を安定した状態にて行うことが可能である。
<貼合装置>
貼合装置60はフィルム搬送機構50の上部に備えられている。これにより、製造システム100の省スペース化を図ることができる。図示しないが、貼合装置60にはコンベアーロールを備える基板搬送機構が設置されており、これにより基板5が搬送方向へ搬送される(図6にて後述する第1基板搬送機構61・第2基板搬送機構62が基板搬送機構に該当する)。
製造システム100では、左側から基板5が搬送され、その後、図中右側、つまり、第1フィルム搬送機構51の上部から第2フィルム搬送機構52の上部へと搬送される。フィルム搬送機構50と貼合装置60との間には、貼合部であるニップロール6・6a(第1貼合部)およびニップロール16・16a(第2貼合部)がそれぞれ備えられている。ニップロール6・6aおよび16・16aは、基板5の下面に剥離フィルムが除去された偏光フィルムを貼合わせる役割を果たす部材である。なお、基板5の両面には下面から偏光フィルムが貼合されるため、ニップロール6・6aにて貼合された後に、基板5は反転機構65によって反転される。反転機構65については後述する。
ニップロール6・6aへ搬送された偏光フィルムは、粘着剤層を介して基板5の下面に貼合される。ニップロール6・6aとしては、それぞれ圧着ロール、加圧ロールなどの公知の構成を採用することができる。また、ニップロール6・6aにおける貼合時の圧力および温度は適宜調整すればよい。ニップロール16・16aの構成も同様である。なお、図示しないが、製造システム100では、好ましい構成として、第1巻出部1からハーフカッターまでの間に欠点表示(マーク)検出部が備えられており、欠点を有する偏光フィルムが検出される構成となっている。
なお、上記欠点表示は、偏光フィルムの原反作成時に検出を行って欠点表示を付与する、または、欠点表示検出部よりも第1巻出部11または第2巻出部11a側に備えられた欠点表示付与部によって偏光フィルムに付される。欠点表示付与部は、カメラ、画像処理装置および欠点表示形成部によって構成されている。まず、上記カメラによって偏光フィルムの撮影がなされ、当該撮影情報を処理することによって、欠点の有無を検査することができる。上記欠点としては、具体的には、埃などの異物、フィッシュアイなどが挙げられる。欠点が検出された場合、欠点表示形成部によって偏光フィルムに欠点表示が形成される。欠点表示としては、インクなどのマークが用いられる。
さらに、図示しない貼合回避部は、上記マークをカメラにより判別して、貼合装置60に停止信号を送信して基板5の搬送を停止させる。その後、欠点が検出された偏光フィルムは、ニップロール6・6aによって貼合が行われず、欠点フィルム巻取ローラー(回収部)7・7aにて巻き取られる。これにより、基板5と、欠点を有する偏光フィルムとの貼合わせを回避することができる。当該一連の構成が備えられていれば、欠点を有する偏光フィルムと基板5との貼合わせを回避できるため、歩留まりを高めることができ好ましい。欠点検出部および貼合回避部としては、公知の検査センサを適宜用いることができる。
図1に示すように、反転機構65によって基板5が反転状態となった後、基板5はニップロール16・16aに搬送される。そして、基板5の下面に偏光フィルムが貼合される。その結果、基板5の両面に偏光フィルムが貼合わされることとなり、基板5の両面に2枚の偏光フィルムが互いに異なる吸収軸にて貼合された状態となる。その後、必要に応じて、貼りずれが生じていないか、基板5の両面について検査がなされる。当該検査は、通常、カメラを備える検査部等によってなされる構成を採用することができる。
このように製造システム100では、基板5へ偏光フィルムを貼合わせる際、基板5の下面から貼合を行う構成となっており、基板5への整流環境を妨げることがない。このため、基板5の貼合面への異物混入をも防止することができ、より正確な貼合わせが可能となる。
図3(a)および図3(b)に本発明と同様の下貼り型の製造システムにおける気流の速度ベクトルを示す。図3(a)・(b)における領域Aは巻出部が設置される領域であり、領域Bは主に偏光フィルムが通過する領域、および、領域Cは巻取部等が設置される領域である。また、HEPAフィルター40からはクリーンエアーが供給される。なお、図3(a)では、クリーンエアーが通過可能なグレーチング41が設置されているため、グレーチング41を介して、気流が垂直方向に移動することが可能である。一方、図3(b)では、グレーチング41が設置されていないため、気流は床に接触した後、床に沿って移動することとなる。
図3(a)・(b)に示す製造システムは下貼り型であるため、図11(a)・(b)で示したように、偏光フィルムによってHEPAフィルター40からの気流が妨げられない。このため、気流ベクトルの方向はほとんど基板に向う方向となっており、クリーンルームにて好ましい整流環境が実現されているといえる。図3(a)では、グレーチング41が設置され、図3(b)では設置されていないが、両図とも同様の好ましい状態が示されている。なお、図3および図11では、基板搬送機構は水平に形成されているが、一連の構造としては設置されていない。このため、基板搬送機構間を気流が通過可能な構成となっている。基板は後述する反転機構によって保持された後、基板搬送機構間を移送される構成となっている。
また、製造システム100では、まず、基板5を長辺間口(長辺が搬送方向と直交する)にて搬送し、その後、短辺間口(短辺が搬送方向と直交する)にて搬送する構成となっている。
<反転機構>
反転機構65は、短辺または長辺が搬送方向に沿った基板5を、長辺または短辺が搬送方向に沿った状態であり、反転された状態に配置を変更するものである。つまり、表面と裏面とを反転させ、搬送方向に沿った基板の方向を入れ替えるものである。まず、図4を用いて反転機構65の基本構造について説明する。
図4は、反転機構65を示す斜視図である。反転機構65は、吸着部66、支持部(基板反転部)67および昇降回転部(基板反転部)68を備えている。吸着部66は、基板5の表面に吸着する部材である。吸着部66の吸着により基板5の表面は吸着部66に保持される。吸着部66としては、公知の吸着部を用いることができ、例えば、空気吸引方式の吸着部を用いることができる。図4では吸着部66は、パイプ状の空気吸引部および吸着部分から構成されているが、当該構成に限定されるものではない。また、吸着部66は基板5に吸着できればよく、吸着部66の吸着部分の数を吸着力に応じて増減させることができる。吸着部66の吸着部分の設置場所を基板5の中心部分に集中させる、または、基板5の端部周辺に変更するなど、構成変更は適宜可能である。
支持部67は吸着部66を支持するものであり、吸着部66に連結されている。また、支持部67は昇降回転部68にも連結されている。支持部67と昇降回転部68とは可動部を介して連結されており、支持部67は昇降回転部68に対して回転可能となっている。図4では上記可動部は円柱上の回転部材となっており、図示しないモータなどの駆動装置によってなされる。ただし、昇降回転部68は、支持部67を回転させることができればよく、上記回転部材を有する構造に限定されるものではない。
昇降回転部68は、支持部67を昇降可能であると共に、回転可能な構造となっている。支持部67の昇降は、昇降回転部68の屈曲によってなされる。すなわち、昇降回転部68は屈曲部を有するアーム状を有しており、アームの角度を小さくすることによって、支持部67を上昇させることができる。一方、アームの角度を大きくすることによって、支持部67を下降させることもできる。
図4では、基板反転部が支持部67および昇降回転部68から構成されるとして説明したが、基板反転部は支持部67および昇降回転部68の機能を含んだ一体の構造であってもよい。すなわち、基板反転部は基板5を昇降および回転させることが可能な構成であればよい。また、他の構成例として、基板反転部は、複数の可動部を有するロボットアームであってもよい。支持部67と同様に、上記ロボットアームは吸着部66に連結されており、基板5を昇降および回転させることができるものである。
次に、反転機構65の動作について説明する。図5は、本発明に係る反転機構65によって基板5を反転させる過程を示す斜視図である。図5は基板5の軌跡69を説明するためのものであり、図面が煩雑とならないように基板5および軌跡69のみを図示している。
図5(a)は、基板5が第1基板搬送機構61にて搬送された状態を示しており、反転機構65による動作はなされていない。なお、基板5の表面には×印を付しているが、これは説明の便宜上付したものである。基板5の裏面には何ら印を付していない。
本発明によれば、上記状態の基板5は反転機構65によって移動され、第2基板搬送機構62に移動される。なお、図5(a)〜(d)に対応する平面図を、図6(a)〜(d)に示した。第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62の位置は図6(a)〜(d)に示す通りである。
反転機構65の動作について以下、説明する。本発明に係る反転機構65は、第1基板搬送機構における搬送方向に長辺または短辺が沿った状態の基板を搬送するものであり、(1)基板5の長辺または短辺が第2基板搬送機構62の基板5の搬送方向D2に直交するように基板5を第2基板搬送機構62へ移動させ、(2)上記基板5の表面側を第2基板搬送機構に向かって移動させることによって基板5を反転させるものである。
図5では、第1基板搬送機構の搬送方向D1に基板5の短辺が沿っており、反転によって、基板5の長辺が第2基板搬送機構の搬送方向D2に沿った状態となる場合について説明するが、長辺と短辺とが入れ替わった場合であっても同様に(1)および(2)の動作によって基板5の反転を行うことができる。
まず、(1)の動作について説明する。図5では、長辺間口の基板5を短辺間口に変更するため、基板5の短辺が搬送方向D2に直交するように基板5を移動させる。図5では、図5(a)から図5(b)へ、さらに、図5(b)から図5(c)へと反転機構65によって基板5を曲線の軌跡69に沿って移動させる。
図5(c)に示すように、(1)の動作おける基板5の終点である位置は直交方向D3に沿っている。図5(a)において基板5の表面が吸着部66によって吸着された後、昇降回転部68によって基板5は上方に移動された後に回転移動されるため、直交方向D3に沿った基板5は、図5(a)の基板5よりも上方に位置している。
しかし、(1)の動作における基板5の終点は、図5(c)に示された位置に限定されず、基板5の短辺が搬送方向D2に直交する位置であればよい。すなわち、第1基板搬送機構61の基板5を含む面に直交方向D3が含まれていれもよい。また、図5(c)では、第1基板搬送機構61の基板5と、第2基板搬送機構62の基板5とは同一面上に位置しているが、移動後の基板5の位置は、移動前の基板5に対して直交する面上にあればよい。例えば、移動前の基板5の中心を通る面上に移動後の基板5が位置していてもよい。
次に、(2)の動作によって基板5の反転を完了させる。すなわち、図5(d)に示すように基板5の表面側を第2基板搬送機構62に向かって移動させる。図5(a)から図5(c)への過程において基板5は半時計回りに回転されているため、基板5の表面側を第2基板搬送機構62の搬送方向D2に向かって移動させることとなる。このように、反転機構65によって、搬送方向に向かう基板5の短辺および長辺の方向を変更すると共に基板5を反転させることができる。
上述のように本発明に係る反転機構65によれば、吸着部66による基板5の吸着の後、基板5を(1)および(2)の2の動作によって反転させると共に、搬送方向に対する基板5の長辺および短辺を変更することができる。反転動作の前には、基板5の下面には偏光フィルムが貼合されており、上記反転動作を行った後、反転された基板5の下面に対してさらに偏光フィルムを貼合することができる。1.このように基板5の両面に対して下面から偏光フィルムを貼合することができ、2.上記反転動作は比較的単純な回転動作であり、しかも2の動作のためタクトタイムが短い。したがって、整流環境を妨げることなく、タクトタイムの短い貼合をも実現することができる。
なお、支持部67の反転動作は2の動作であるが、それぞれの動作の前後に基板5を昇降させる動作および/または支持部67の位置を調整する動作が含まれていたとしても、本発明に係る反転機構65の動作に含まれる。
さらに、図5(d)では、基板5の表面側を搬送方向D2に向かって移動させることによって、基板5の上方の短辺側がより搬送方向D2の方向へと移動する。つまり、基板5はより搬送方向D2の方向に移動される。このため、反転させた基板5をニップロール16・16aへより速やかに移動させることができ、より短いタクトタイムを実現することができる。したがって、タクトタイムの観点から本構成はより好ましい実施形態といえる。
これに対して、図5(a)の基板5を(1)の回転動作によって時計回りに回転させた場合、基板5の表面側を第2基板搬送機構62側に向かって移動させると、(2)の動作で基板5は、搬送方向D2の方向とは逆方向に移動することとなる。この場合、前者よりもニップロール16・16aへの基板5の移動時間がより長く必要となる。ただし、ニップロール16・16aが反転機構65の近傍に設置されており、基板5の反転位置をニップロール16・16aから遠ざけたい場合もある。このような場合には、後者の形態を好ましく用いることができる。
また、(1)の動作によって移動された基板5は、第1基板搬送機構61における基板5の表面に対して90°傾いた状態となっている。このような傾きであれば、基板5が移動する際の軌跡69が短くなる。(1)の動作は、(2)の動作に比較するとより複雑であるため、移動後の基板5の傾きは上記のように90°または90°に近いことが好ましい。具体的な好ましい範囲は85°以上、95°以下である。
図6は、図5に対応する基板5の回転過程を示す平面図である。図6では、第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62を図示している。第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62には図示しないが、基板5の搬送方向に対して垂直に配置されたコンベアーロールが備えられている。当該コンベアーロールによって基板5が搬送方向に搬送される。もちろん、コンベアーロール以外の搬送手段を用いてもよい。
第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62は、基板5を同一方向に搬送する。すなわち、搬送方向D1・D2は同一方向に向かっている。このため、第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62は、搬送方向D1・D2にそれぞれ沿った直線状の形状となっている。すなわち、L字型形状などの複雑な構造を有していない。したがって、本発明に係る貼合装置60は、設置が非常に簡便であり、面積効率に優れる構造となっている。
図5の斜視図を用いて基板5が回転する軌跡69を説明したが、図6の平面図を用いて異なる角度からの基板5の回転過程を示す。図6(a)〜(d)のそれぞれは、図5(a)〜(d)に対応するものである。
図6(a)における基板5は、搬送方向D1に沿って搬送され、吸着部6によって吸着される吸着位置まで搬送された状態である。基板5が搬送されるまでの間、反転機構65は待機状態となっている。待機状態の吸着部66は、基板5に接触しないように吸着位置にある基板5よりも上側に配置されている。基板5が吸着位置まで搬送されると昇降回転部68によって支持部67が下降され、吸着部66も下降される。そして、吸着部66により基板5が吸着される。
その後、昇降回転部68によって基板5が持ち上げられ、支持部67および昇降回転部68により、第1基板搬送機構61側の基板5の短辺が直交方向D3に沿うように基板5の回転がなされる。支持部67および昇降回転部68の(1)の動作によって、基板5は、図6(a)〜(c)に示すように移動される。さらに、支持部67および昇降回転部68の(2)の動作によって、基板5は第2基板搬送機構62に向かって移動され、図6(d)に示すように反転される。基板5が反転される際、基板5は図示しないコンベアーロールに配置され、コンベアーロールは支持部67と接触しないように配置されている。このため、基板5が反転されると、反転機構65は基板5の下側に位置することとなる。
また、基板5が反転された後には吸着部66の空気吸着が解除され、その後、昇降回転部68によって支持部67が下方に移動されると共に吸着部66が基板5から離れる。これにより、基板5の保持が解かれ、基板5は第2基板搬送機構62によって搬送される。そして、反転機構65は図6(a)の位置に戻り、順次搬送される他の基板5を同様の動作にて反転させる。
図7は、貼合装置60の変形例を示す平面図である。当該変形例における変更点としては、(1)反転機構65が2つ備えられており、(2)第1基板搬送機構61の両側に基板載置部61aが2つ備えられており、(3)第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62が一直線上に配置されている点である。なお、第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62によって、基板5が同一方向に搬送される点は同じである。
基板載置部61aおよび反転機構65は、第1基板搬送機構61における第2基板搬送機構62側の端部において、上記端部の第1基板搬送機構61の搬送方向に対して水平な両方向に沿って備えられている。反転機構65は図4および図6にて説明した構造と同様である。また、上記端部の領域61bには、基板載置部61aへ基板5を搬送する搬送手段が備えられており、後述する制御部70によって制御される構成としてもよい。搬送手段として具体的には、例えば、コンベアーロールを挙げることができる。
基板載置部61aは、吸着部66によって基板5が配置される場である。当該変形例によれば、第1基板搬送機構61に搬送された基板5は、2つの基板載置部61aに交互に搬送される。基板載置部61aおよび反転機構65は2対ずつ備えられているため、基板載置部61aに搬送された基板5は、反転機構65によって1つの動作によって反転される。
当該変形例では、2つの基板載置部61aは第1基板搬送機構61の水平な両方向に沿ってそれぞれ備えられており、反転された基板5は、第1基板搬送機構61の搬送方向に沿って配置されることとなる。したがって、第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62を一直線上に配置することが可能である。
当該変形例によれば、(1)反転機構65が2つ備えられているため、基板5を単位時間当り2倍処理することができる。これにより、単位時間当たり多くの基板5の反転が可能なため、タクトタイムが短縮される。(2)さらに、第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62が一直線上に配置されているため、より面積効率に優れた構造の貼合装置を提供できる。特にクリーンルームにおいては面積効率が要求されるため、当該貼合装置は非常に好ましい。
反転機構65の構成例を図8に示す。図8は反転機構65および反転機構65に連結されたインターフェイス部165の構成を示すブロック図である。図8に示す構成はあくまで一例であって反転機構65はこの一例に限定されるものではない。図8に示すように、さらに、反転機構65は、インターフェイス部165に接続されている。インターフェイス部165は、オペレーターからの操作入力を受け付け、入力データを表示および反転機構65へと送信するものである。反転機構65には、吸着部66、支持部67および昇降回転部68が備えられており、これらはインターフェイス部における制御部70に接続されている。一方、インターフェイス部165は、入力部166、表示部167、記憶部168および制御部70を備えている。入力部166は、基板5の情報等を記憶部168に送信するものである。基板5の各情報としては、基板5の長辺および短辺の長さ、厚さ、搬送速度、単位時間当たりの搬送枚数が挙げられる。その他の情報としては、第1基板搬送機構61および第2基板搬送機構62の位置およびこれらが備えるコンベアーロールの位置、搬送方向D1・D2、直交方向D3の設定、(1)・(2)の動作における基板5の軌跡69の設定、などが挙げられる。また、インターフェイス部165は、図示しない入力装置を備えている。上記入力装置はオペレーターが各種情報を入力できるものであればよく、例えば、入力キーやタッチパネルで構成することができる。表示部167は、入力部166によって入力された各種情報の内容を表示するものであり、公知の液晶ディスプレイ等で構成することができる。
また、記憶部168は、制御部70および入力部166に接続されている。記憶部168は、入力部から入力された情報を記憶するものであり、例えば、例えばRAM(random access memory)、HDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置を備えて、各種データおよび各種プログラムを記憶するものである。
制御部70は、記憶部168から受信した情報に基づき吸着部66、支持部67および昇降回転部68を制御する。当該構成によれば、例えば、基板5の搬送速度の変更情報を入力部166から記憶部168へ送信し、容易に反転機構65の動作に反映させることが可能である。制御部70は、CPU(central processing unit)、上記プログラムを記憶したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを記憶するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えた構成とすることができる。
<その他の付帯的構成>
さらに、好ましい形態として、製造システム100は、制御部70、洗浄部71、貼りずれ検査装置72および貼合異物自動検査装置73および仕分け搬送装置74を備えている。貼りずれ検査装置72、貼合異物自動検査装置73および仕分け搬送装置74は、貼合後の基板5、すなわち、液晶表示装置に対して検査等の処理を行うものである。
図9は上記液晶表示装置の製造システムが備える各部材の関連を示すブロック図であり、図10は液晶表示装置の製造システムの動作を示すフローチャートである。以下、液晶表示装置が備える各部材の説明と共にその動作について説明する。
制御部70は、洗浄部71、貼りずれ検査装置72、貼合異物自動検査装置73および仕分け搬送装置74と接続されており、これらに制御信号を送信して制御するものである。制御部70は、主としてCPU(Central Processing Unit)により構成され、必要に応じてメモリ等を備える。
製造システム100に洗浄部71が備えられている場合、洗浄部71でのタクトタイムを短縮するため、第1基板搬送機構61における基板5は、長辺間口にて洗浄部71に搬送されることが好ましい。通常、洗浄部71での洗浄は長時間を要するため、タクトタイムを短縮する観点から当該構成は非常に有効である。
次に、偏光フィルムを基板5の両面に貼合する貼合工程(基板5の反転動作を含む)を行うが(図10のS2)、本工程については、図1〜図6を用いて説明した通りである。
貼りずれ検査装置72は、貼合された基板5における偏光フィルムの貼りずれの有無を検査するものである。貼りずれ検査装置72は、カメラおよび画像処理装置によって構成されており、ニップロール16・16aによって偏光フィルムが貼合された基板5の貼合位置に上記カメラが設置されている。上記カメラにて基板5の撮影が行われ、撮影された画像情報を処理することによって、基板5に貼りずれの有無を検査することができる(貼りずれ検査工程、図10のS3)。なお、貼りずれ検査装置72としては、従来公知の貼りずれ検査装置を使用可能である。
貼合異物自動検査装置73は、貼合された基板5における異物の有無を検査するものである。貼合異物自動検査装置73は、貼りずれ検査装置72と同様に、カメラおよび画像処理装置によって構成されており、ニップロール16・16aによって偏光フィルムが貼合された後の基板5の第2基板搬送機構(貼合装置60)に上記カメラが設置されている。上記カメラにて基板5の撮影が行われ、撮影された画像情報を処理することによって、基板5に貼合異物の有無を検査することができる(貼合異物検査工程、S4)。上記異物としては、埃などの異物、フィッシュアイなどが挙げられる。なお、貼合異物自動検査装置73としては、従来公知の貼合異物検査装置を使用可能である。
S3およびS4は逆の順序でなされてもよいし、同時になされてもよい。また、一方の工程を省略することも可能である。
仕分け搬送装置74は、貼りずれ検査装置72および貼合異物自動検査装置73からの検査結果に基づき、貼りずれおよび異物の有無を判定する。仕分け搬送装置74は、貼りずれ検査装置72および貼合異物自動検査装置73から検査結果に基づく出力信号を受信して、貼合された基板5を良品または不良品に仕分けできるものであればよい。したがって、従来公知の仕分け搬送システムを用いることができる。
当該液晶表示装置の製造システムでは好ましい態様として貼りずれおよび異物の両方を検出する構成となっており、貼りずれまたは異物が検査されたと判定された場合(YES)、貼合された基板5は不良品として仕分けされる(S7)。一方、貼りずれおよび異物のいずれもが検知されなかったと判定された場合(NO)、貼合された基板5は良品として仕分けされる(S6)。
仕分け搬送装置74を備える液晶表示装置の製造システムによれば、良品および不良品の仕分けを速やかに行うことができ、タクトタイムを短縮することが可能である。貼りずれ検査装置72または貼合異物自動検査装置73のみが備えられている場合、仕分け搬送装置74は、貼りずれおよび異物の一方のみ有無を判定する構成であってもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る偏光フィルムの貼合装置は、偏光フィルムを基板に貼合する分野にて利用可能である。
1 第1巻出部
1a 第2巻出部
2 第1巻取部
2a 第2巻取部
3 ハーフカッター
4 ナイフエッジ
5 基板
5a 偏光フィルム
5b 剥離フィルム
6・6a ニップロール(第1貼合部)
7・7a 欠点フィルム巻取ローラー
11 第1巻出部
11a 第2巻出部
12 第1巻取部
12a 第2巻取部
13 ハーフカッター
14 ナイフエッジ
16・16a ニップロール(第2貼合部)
17・17a 欠点フィルム巻取ローラー
40 HEPAフィルター
41 グレーチング
50 フィルム搬送機構
51 第1フィルム搬送機構
52 第2フィルム搬送機構
60 貼合装置(偏光フィルムの貼合装置)
61 第1基板搬送機構
61a 基板載置部
62 第2基板搬送機構
65 反転機構
66 吸着部
67 支持部
68 昇降回転部
70 制御部
71 洗浄部
72 検査装置
73 貼合異物自動検査装置
74 搬送装置
100 製造システム(液晶表示装置の製造システム)
165 インターフェイス部
166 入力部
167 表示部
168 記憶部
D1 搬送方向
D2 搬送方向
D3 直交方向

Claims (11)

  1. 長方形の基板を長辺または短辺が搬送方向に沿った状態にて搬送する第1基板搬送機構と、
    上記第1基板搬送機構における上記基板の下面に偏光フィルムを貼合する第1貼合部と、
    上記第1基板搬送機構にて搬送された上記基板を反転させて第2基板搬送機構に配置する反転機構と、
    上記基板を短辺または長辺が搬送方向に沿った状態にて搬送する第2基板搬送機構と、
    上記第2基板搬送機構における上記基板の下面に偏光フィルムを貼合する第2貼合部とを含む偏光フィルムの貼合装置であって、
    上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構は、基板を同一方向に搬送するものであり、
    上記反転機構は、上記基板を吸着する吸着部と、
    上記吸着部を介して基板を反転させる、吸着部に連結した基板反転部とを有しており、
    上記基板反転部は、
    (1)上記基板の長辺または短辺が第2基板搬送機構の基板の搬送方向に直交するように上記基板を第2基板搬送機構へ移動させ、
    (2)上記基板の表面側を第2基板搬送機構に向かって移動させることによって基板を反転させることを特徴とする偏光フィルムの貼合装置。
  2. 上記(1)において、第2基板搬送機構における基板の搬送方向に上記基板の表面側が向かう状態となるように、上記基板反転部が基板を移動させることを特徴とする請求項1に記載の偏光フィルムの貼合装置。
  3. 上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構が一直線上に配置されており、
    第1基板搬送機構における第2基板搬送機構側の端部において、上記端部の第1基板搬送機構の搬送方向に対して水平な両方向に沿って、基板載置部および上記反転機構が2対ずつ備えられ、
    上記端部には、上記端部から上記基板載置部へ基板を搬送する搬送手段が備えられており、
    上記反転機構は上記基板載置部のそれぞれに搬送された基板を反転させて第2基板搬送機構に配置することを特徴とする請求項1または2に記載の偏光フィルムの貼合装置。
  4. 偏光フィルムを搬送する第1フィルム搬送機構および第2フィルム搬送機構が備えられており、
    上記第1フィルム搬送機構には、剥離フィルムに保護された偏光フィルムを巻出す複数の巻出部と、偏光フィルムを切断する切断部と、偏光フィルムから剥離フィルムを除去する除去部と、除去された上記剥離フィルムを巻取る複数の巻取部とが備えられており、
    上記第2フィルム搬送機構には、剥離フィルムに保護された偏光フィルムを巻出す複数の巻出部と、偏光フィルムを切断する切断部と、偏光フィルムから剥離フィルムを除去する除去部と、除去された上記剥離フィルムを巻取る複数の巻取部とが備えられており、
    上記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構は上記第1フィルム搬送機構および第2フィルム搬送機構の上部に備えられており、
    上記剥離フィルムが除去された偏光フィルムを基板に貼合する上記第1貼合部が上記第1フィルム搬送機構と第1基板搬送機構との間に、上記剥離フィルムが除去された偏光フィルムを基板に貼合する第2貼合部が上記第2フィルム搬送機構と第2基板搬送機構との間にそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の偏光フィルムの貼合装置。
  5. 上記第1貼合部によって基板の下面に偏光フィルムを貼合する前に、基板を洗浄する洗浄部を備え、
    上記第1基板搬送機構は、基板の短辺が搬送方向に沿った状態にて基板を搬送することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の偏光フィルムの貼合装置。
  6. 上記第1フィルム搬送機構および上記第2フィルム搬送機構には、第1巻出部から巻出された偏光フィルムに付された欠点表示を検出する欠点検出部と、
    上記欠点表示を判別して、上記基板の搬送を停止させる貼合回避部と、
    基板との貼合が回避された偏光フィルムを回収する回収部とを有することを特徴とする請求項4に記載の偏光フィルムの貼合装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の偏光フィルムの貼合装置と、
    上記第2貼合部によって偏光フィルムの貼合がなされた基板における貼りずれを検査する貼りずれ検査装置を備えることを特徴とする液晶表示装置の製造システム。
  8. 上記貼りずれ検査装置による検査結果に基づき貼りずれの有無を判定し、当該判定結果に基づき、偏光フィルムが貼合された基板の仕分けを行う仕分け搬送装置を備えることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置の製造システム。
  9. 請求項1〜6の何れか1項に記載の偏光フィルムの貼合装置と、
    上記貼合装置における第2貼合部によって偏光フィルムの貼合がなされた基板における異物を検査する貼合異物自動検査装置とを備えることを特徴とする液晶表示装置の製造システム。
  10. 上記貼合異物自動検査装置による検査結果に基づき異物の有無を判定し、当該判定結果に基づき、偏光フィルムが貼合された基板の仕分けを行う仕分け搬送装置を備えることを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置の製造システム。
  11. 上記第2貼合部によって偏光フィルムの貼合がなされた基板における異物を検査する貼合異物自動検査装置を備え、
    上記貼りずれ検査装置による検査結果、および、上記貼合異物自動検査装置による検査結果に基づき、貼りずれおよび異物の有無を判定し、当該判定結果に基づき、偏光フィルムが貼合された基板の仕分けを行う仕分け搬送装置を備えることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置の製造システム。
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