JP2011231546A - 機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場 - Google Patents

機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素で安価な構造により、駐車する車種および駐車方向を選ばず、幅広い種類の電動車両を簡単に充電することができ、しかも電源供給部が邪魔にならず、さらに充電ケーブルの弛みを防止することのできる機械式立体駐車場のパレットを提供する。
【解決手段】平面視で、パレット5Aに駐車する電動車両の周囲を囲むように、パレット5Aの前後および左右の縁部に複数の電源供給部20A,20Bを設けた。これらの電源供給部20A,20Bは、パレット5Aの上面に開口する有底箱状の収容室21,31と、その上部開口部を開閉可能に閉塞し、かつその閉塞時にはパレット5Aの上面に対して段差の無い連続平面をなし、なおかつ電動車両の重量に耐え得る強度を有する蓋部材22,32と、収容室21,31内に収容されて外部に引き出し可能であり、電動車両の充電接続部に接続される充電ケーブルとを備えて構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、機械式立体駐車場のパレットに係り、特にハイブリッド車両や電動車両の駐車時に、その車載バッテリへの充電を行えるようにした機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場に関するものである。
近年、世界的に環境保全の動向が高まっており、環境汚染の度合が少ないハイブリッド車両や電気自動車(以下、電動車両と呼称する)が目覚ましく普及しつつある。このような電動車両は、大容量の車載バッテリを搭載しており、この車載バッテリに蓄電された電力により電動モータを駆動して走行する。そして、車載バッテリへの充電は、電動車両の車体外面に設けられた充電接続部と家庭用電源等の電源コンセントとの間を充電ケーブルで接続することにより行われている。
これに伴い、立体駐車場施設等の機械式立体駐車場においても、電動車両の車載バッテリを充電可能にするための充電装備が求められている。このような機械式立体駐車場においては、電動車両がパレットの上に載せられた状態で機械式立体駐車場内を上下左右に移動するため、このような場合であっても、電動車両に対して安定した電源を供給できるように、例えば特許文献1,2に開示されている技術が提案されている。
特許文献1に開示されている機械式立体駐車場は、車両が載置されるパレットの一側部の前方または後方寄りに充電用スタンドが立設され、この充電用スタンドから充電ケーブルが延出し、電動車両は、その車体に設けられた充電接続部が充電用スタンドに近づく向きでパレット上に駐車され、充電用スタンドから延ばされた充電ケーブルが車体の充電接続部に接続されて車載バッテリが充電されるようになっている。
また、特許文献2に開示されている機械式立体駐車場は、パレットの側縁部に立設された縁石状の車輪誘導壁の上面にコンセント状の電源供給部が設置され、この電源供給部と、電動車両の充電接続部との間が充電ケーブルにより接続されて車載バッテリが充電されるようになっている。
特許第2789062号公報 実開平06−028124号公報
しかしながら、電動車両の車体外面に設けられる充電接続部の位置は、車体の前側、後側、左側、右側等、様々であるため、特許文献1,2に開示されている機械式立体駐車場のように、パレットの所定の位置に1箇所もしくは2箇所の電源供給部を設けたものでは、不特定多数の種類の電動車両を駐車させる場合に不便を強いられることが多い。
即ち、例えばパレットの左前部に電源供給部が設置された機械式立体駐車場に、車体の右後部に充電接続部が設けられた電動車両を駐車させる場合は、この電動車両をパレットに対して後進入庫させる必要があり、入庫方向が限定されてしまう。ここで前進入庫させてしまうと、パレットの電源供給部と車体の充電接続部との間が大きく離れてしまい、延長ケーブル等を用いて両者間を接続しなければならない煩わしさがある。
特に特許文献1の機械式立体駐車場では、パレットに専用の充電用スタンドが固定されているため、この充電用スタンドと車体の充電接続部との位置が合致しない場合には、充電用スタンドの位置を変更するための改造が必要になり、簡単に変更することができない。
特許文献2の機械式立体駐車場のように、パレットの側縁部に立設された車輪誘導壁の上面にコンセント状の電源供給部を設置するだけであれば、簡単な改修だけで済むが、問題点もある。即ち、電動車両の運転者は、車体の側面に設けられた充電接続部を、パレットの側縁部に設けられた電源供給部に近づけようとして車体を駐車させる傾向があるため、車体の充電接続部がパレットの端部に片寄りがちとなる。
すると、パレットの電源供給部と車体の充電接続部との間を接続する充電ケーブルの中間部が、パレットの外形輪郭からはみ出すに近い状態で下方に弛むことになり、機械式立体駐車場においては、車両が載置された状態でパレットが機械式立体駐車場内を上下左右前後に何度も急激に搬送されるため、パレットからはみ出た充電ケーブルが揺れた時に、充電ケーブルがパレットの周囲にある他の構造物に引っ掛かって切損してしまう虞がある。このため、パレットの側縁部に電源供給部を付加するだけの単純な改修は好ましくない。
さらに、特許文献1,2に開示されている機械式立体駐車場は、充電用スタンドやコンセント状の電源供給部がパレットの上面から突出していたため、電動車両の車体やタイヤ、あるいは車外に出た運転者の足元等に干渉して邪魔になる虞があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、簡素で安価な構造により、駐車する車種および駐車方向を選ばず、幅広い種類の電動車両を簡単に充電することができ、しかも電源供給部が邪魔にならず、さらに充電ケーブルの弛みを防止することのできる機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
即ち、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、電動車両を駐車させて所定の駐車位置に搬送し、かつ前記電動車両の駐車中に、該電動車両に搭載されたバッテリを充電可能な電源供給部が設けられた機械式立体駐車場のパレットにおいて、平面視で前記パレットに駐車する電動車両の周囲を囲むように、前記パレットの前後および左右の縁部に、前記電源供給部を複数設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、パレット上に駐車した電動車両の周囲を囲むように複数の電源供給部が設置されるため、該電動車両の充電接続部の位置や、駐車方向に拘わらず、パレットに設けられた複数の電源供給部のうちの、最寄りの電源供給部から充電を行うことができる。このため、多種類の電動車両に充電することができる機械式立体駐車場とすることができる。
また、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、前記電源供給部が、前記パレットの上面に開口する有底箱状の収容室と、該収容室の上部開口部を開閉可能に閉塞し、かつその閉塞時には前記パレットの上面に対して段差の無い連続平面をなし、なおかつ前記電動車両の重量に耐え得る強度を有する蓋部材と、前記収容室内に収容されて外部に引き出し可能であり、前記電動車両の充電接続部に接続される充電ケーブルとを備えて構成されている。
上記構成によれば、電源供給部がパレットの上面から突出しないため、電源供給部が電動車両の車体やタイヤ、あるいは電動車両から降車した乗員の足元等に干渉して邪魔になる懸念を排除することができる。
さらに、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、前記充電ケーブルが、前記収容室内に設置された充電ケーブル巻取機に伸縮自在に巻き取られ、その自由端に、前記電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタが設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、電動車両の運転者が、例えば車体の側面に設けられた充電接続部をパレットの側縁部に設けられた電源供給部に近づけようとして車体をパレット上の片寄った位置に駐車させても、電源供給部と充電接続部との間を接続する充電ケーブルの弛みを充電ケーブル巻取機に巻き取らせることができるため、従来のように充電ケーブルの中間部が下方に弛んで揺動し、パレットの周囲にある他の構造物に引っ掛かるような懸念を排除することができる。
そして、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、前記充電ケーブルが、その一端に前記収容室に対する着脱部を有し、その他端に前記電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタが設けられたことを特徴とする。この構成によれば、複数設けられた電源供給部に対して、充電ケーブルを1本だけ用意すればよいため、必要部品数を少なくして、簡素で安価な構造とすることができる。
また、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、上記各構成において、前記充電ケーブルを伸縮性のあるスパイラルケーブルとしたことを特徴とする。この構成によれば、パレットの電源供給部と電動車両の充電接続部との間で充電ケーブルの長さが余っても、この充電ケーブルが伸縮性のあるスパイラルケーブルであるため、充電ケーブルの弛みを防止することができる。
さらに、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、左右両縁部をなす一対の車輪誘導壁と、これら一対の車輪誘導壁の間に形成されたセンターガイド凸部と、前記車輪誘導壁と前記センターガイド凸部との間に形成された一対の車輪誘導溝とを有する車輪誘導型に形成され、前記電源供給部が、前記車輪誘導壁および前記センターガイド凸部の少なくとも一方の内部に配設されたことを特徴とする。
上記構成によれば、パレット内部の空きスペースを利用して、簡素で安価な構造により、パレット上に駐車した電動車両の周囲を囲むように複数の電源供給部を設置可能にし、多数の車種に対応可能な機械式立体駐車場とすることができる。しかも、電源供給部がパレットの上面から突出しないため、電源供給部が邪魔にならない。
そして、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットは、上面が平坦で、所定の厚みを持ったフラット型に形成され、前記電源供給部が、前記上面よりも下方に設置されたことを特徴とする。これにより、例えば三輪の電動車両等も駐車させることができ、しかも電源供給部が邪魔にならない。
また、本発明に係る機械式立体駐車場は、上記記載の各パレットを備えたことを特徴とする。これにより、パレット上に駐車させる電動車両の何処に充電接続部が設けられていても、パレットに設けられた複数の電源供給部のうちの、最寄りの電源供給部から充電を行うことができ、多種類の電動車両に簡単に充電できる機械式立体駐車場とすることができる。
以上のように、本発明に係る機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場によれば、簡素で安価な構造により、駐車する車種を選ばず、幅広い種類の電動車両を簡単に充電することができる。しかも、パレット上において電源供給部が邪魔になることがなく、さらに充電ケーブルが弛むことによる揺動を抑制して充電ケーブルの破損を防止することができる。
本発明に係る車輪誘導ガイド装置を適用可能な機械式立体駐車場の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態を示す車輪誘導型パレットの斜視図である。 図2のIII部を拡大した斜視図である。 図2のIV部を拡大した斜視図である。 第1実施形態のパレットにおいて電源供給部の充電ケーブルが引き出された状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態を示すフラット型パレットの斜視図である。 第2実施形態のパレットにおいて電源供給部の充電ケーブルが引き出された状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態を示す電源供給部の斜視図である。 本発明の第3実施形態を示す電源供給部の斜視図である。 図8のX部を拡大した斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、パレットを用いた車両搭載機能を有する機械式立体駐車場であれば幅広く適用できるものであって、以下の説明にある垂直循環式立体駐車場に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る後述の車輪誘導ガイド装置を適用し得る機械式立体駐車場の一例を示す斜視図である。この機械式立体駐車場1は、複数の電動車両2等の車両を収容可能な垂直循環式の立体駐車場施設であり、地上部に車両2の出入庫口3が開口する駐車塔4内に複数のパレット5が収容されている。各パレット5は、駐車塔4内で上下に駆動される搬送チェーン6にアーム7を介して所定間隔で設けられたケージ8に吊設されており、搬送チェーン6の位置に拘らず常に水平な姿勢を保たれている。
図示しない電動機により搬送チェーン6が駆動されると、各パレット5が水平な姿勢で駐車塔4内を上下に循環し、最下部の位置でパレット5が地上レベルの高さとなり、出入庫口3から車両2の積み降ろしが行われる。また、車両2は出入庫口3の前に設けられたターンテーブル9により向きを変えられ、例えば常に前向きでパレット5上に載置される。
〔第1実施形態〕
図2〜図5は、本発明の第1実施形態に係るパレット5Aを示している。このパレット5Aは、鋼板を折曲し形成された一般的な構造であり、その幅方向中央部に形成されたセンターガイド凸部15と、両側の側縁部に立設された左右一対の車輪誘導壁16との間に、車両の車輪をパレット5Aの長手方向に沿わせて誘導する2本の車輪誘導溝17が形成された、車輪誘導型のパレットとして形成されている。
そして、このパレット5Aは、電動車両が駐車した際に、その車載バッテリを充電可能にするべく、例えばセンターガイド凸部15の前後端部の内部に電源供給部20Aが設置されている。また、例えば左右両方の車輪誘導壁16の中間部の内部に電源供給部20Bが設置されている。なお、センターガイド凸部15の前後端部に電源供給部20Aを設ける代わりに、左右の車輪誘導壁16の前後両端付近および中間部付近に、例えば4基〜6基程の電源供給部20Bを設置してもよい。要するに、パレット5A上に電動車両が駐車した際に、平面視で電動車両の周囲を囲むように電源供給部20A,20Bが設置されていればよい。
図3および図5に示すように、電源供給部20Aは、センターガイド凸部15の上面に開口する有底箱状の収容室21と、この収容室21の上部開口部を開閉可能に閉塞する蓋部材22と、収容室21内に収容されて外部に引き出し可能な充電ケーブル23とを備えて構成されている。蓋部材22は、鋼板等で形成されて、ヒンジ部材24により開閉することができ、その閉塞時にはセンターガイド凸部15の上面に対して段差の無い連続平面をなす。また、蓋部材22は、万一電動車両や他の種類の車両が上に乗り上げても、その重量に耐え得る強度を有している。この蓋部材22の自由端側の辺には使用者が蓋部材22を開放する際に指を差し込める切欠部22aが形成されている。充電ケーブル23が引き出されて蓋部材22が閉じられた時には、充電ケーブル23が切欠部22aを通って外部に延出される。
また、充電ケーブル23は、収容室21内に設置された充電ケーブル巻取機25に伸縮自在に巻き取られ、その自由端に、電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタ26が設けられている。充電ケーブル巻取機25は例えばリール状であり、充電ケーブル23を常に適度なテンションで巻き取る方向に付勢力を付与しているが、図示しないロック機構を付与して、充電ケーブル23を適度な長さに引き出してロックするように構成してもよい。
一方、図4および図5に示すように、電源供給部20Bは、車輪誘導壁16の上面に開口する有底箱状の収容室31と、この収容室31の上部開口部を開閉可能に閉塞する蓋部材32と、収容室31内に収容されて外部に引き出し可能な充電ケーブル33とを備えて構成されている。蓋部材32は、電源供給部20Aの蓋部材21と同様に鋼板等で形成されて、ヒンジ部材34により開閉することができ、その閉塞時には車輪誘導壁16の上面に対して段差の無い連続平面をなし、かつ電動車両や他の車両の重量に耐え得る強度を有している。この蓋部材32の自由端側の辺には開閉操作用および充電ケーブルB挿通用の切欠部32aが形成されている。
また、充電ケーブル33は、収容室31内に設置された充電ケーブル巻取機35に伸縮自在に巻き取られ、その自由端に、電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタ36が設けられている。充電ケーブル巻取機35は電源供給部20Aの充電ケーブル巻取機25と同様な構成のものである。
以上のように構成されたパレット5Aに電動車両を駐車させて充電を行う場合は、パレット5Aに設置された4基の電源供給部20A,20Bのうち、電動車両の車体外面に設けられた充電接続部に最も近い電源供給部20Aまたは20Bの1つから充電ケーブル23または33を引き出して、その充電コネクタ26または36を車体の充電接続部に接続して充電を行う(図5参照)。
このように、パレット5A上に駐車する電動車両の周囲を囲むように複数の電源供給部20A,20Bを設置したため、電動車両の車体の何処に充電接続部が設けられていても、あるいは電動車両がどちらを向いて駐車していても、これら複数の電源供給部20A,20Bのうちの、最寄りの電源供給部から充電を行うことができる。このため、電動車両の充電接続部の位置や駐車方向に拘わらず、多彩な電動車両の充電に対応できる機械式立体駐車場1を提供することができる。
また、電源供給部20A,20Bが、パレット5Aの上面に開口する有底箱状の収容室21,31と、該収容室21,31の上部開口部を開閉可能に閉塞し、かつその閉塞時にはパレット5Aのセンターガイド凸部15または車輪誘導壁16の上面に対して段差の無い連続平面をなし、なおかつ電動車両等の重量に耐え得る強度を有する蓋部材22,32と、収容室21,31内に収容されて外部に引き出し可能であり、電動車両の充電接続部に接続される充電ケーブル23,33を備えて構成されており、電源供給部20A,20Bの構成部材がパレット5Aの上面には一切突出していないため、電源供給部20A,20Bが電動車両の車体やタイヤ、あるいは車外に降りた乗員の足元等に干渉して邪魔になる懸念がない。
しかも、電源供給部20A,20Bを、電動車両や他の車両の車輪が乗り上げにくいセンターガイド凸部15と車輪誘導壁16に形成したため、電源供給部20A,20Bの破損や、車輪との干渉を有効に防止することができる。
さらに、充電ケーブル23,33が、収容室21,31内に設置された充電ケーブル巻取機25,35に伸縮自在に巻き取られ、その自由端に、電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタ26,36が設けられているため、電動車両の運転者が、例えば車体の側面に設けられた充電接続部をパレット5Aの側縁部に設けられた電源供給部20Aに近づけようとして車体をパレット5A上の片寄った位置に駐車させても、電源供給部20Aと充電接続部との間を接続する充電ケーブル23の弛みを充電ケーブル巻取機25に巻き取らせることができる。このため、従来のように充電ケーブル23の中間部が下方に弛んで揺動し、パレット5Aの周囲にある他の構造物に引っ掛かるといった不具合を抑止することができる。
ところで、パレット5Aは、幅方向中央部に形成されたセンターガイド凸部15と、両側の側縁部に立設された左右一対の車輪誘導壁16との間に、車両の車輪をパレット5Aの長手方向に沿わせて誘導する2本の車輪誘導溝17が形成された、車輪誘導型のパレットであり、電源供給部20A,20Bが、それぞれセンターガイド凸部15と車輪誘導壁16の内部に配設されたため、パレット5A内部の空きスペースを利用して、簡素で安価な構造により、パレット5A上に駐車した電動車両の周囲を囲むように複数の電源供給部20A,20Bを設置可能にし、多数の電動車種に対応可能な機械式立体駐車場1とすることができる。しかも、電源供給部20A,20Bがパレット5Aの上面から突出しないため、電源供給部20A,20Bが邪魔にならない。
なお、本実施形態において、充電ケーブル巻取機25,35の代わりに伸縮性のあるスパイラルケーブルを用いてもよい。
〔第2実施形態〕
図6、図7は、本発明の第2実施形態に係るパレット5Bを示している。このパレット5Bは、上面が完全に平坦で、所定の厚みを持ったフラット型のパレットとして形成されている。具体的には、角パイプ鋼材38によりラダー形に形成されたフレーム39の上面に鋼板40が張られた構造である。しかし、下に述べる電源供給部20A,20Bを収容可能な厚さを有し、上面が平坦であれば、他の構造であっても構わない。
そして、このパレット5Bの前後および左右の縁部に、複数の電源供給部20A,20Bが設けられている。これらの電源供給部20A,20Bは、例えば第1実施形態のパレット5Aの場合と同様な位置に配置され、平面視でパレット5Bに駐車する電動車両の周囲を囲むように配置されている。電源供給部20A,20Bの各部分の構成は第1実施形態のパレット5Aと同一であるため、それらの各部分には同一の符号を付して説明を省略する。これらの電源供給部20A,20Bは、パレット5Bの上面よりも下方に設置され、その蓋部材22,32が閉塞された時には、その上面がパレット5Bの上面に対して段差の無い連続平面をなすようになっている。
このように構成されたパレット5Bにおいて、電動車両を駐車させて充電を行う場合は、パレット5Bに設置された4基の電源供給部20A,20Bのうち、電動車両の車体外面に設けられた充電接続部に最も近い電源供給部20Aまたは20Bの1つから充電ケーブル23または33を引き出して、その充電コネクタ26または36を車体の充電接続部に接続して充電を行う(図7参照)。
この第2実施形態のように、上面が完全に平坦で、所定の厚みを持つフラット型のパレット5Bに、平面視で駐車車両の周囲を囲むように、複数の電源供給部20A,20Bを設けたことにより、第1実施形態のパレット5Aと同様に、電動車両の充電接続部の位置や駐車方向に拘わらずに充電を行うことができる。しかも、パレット5Bの上面が平坦であることから、例えば三輪や異形の電動車両であっても、その全ての車輪がパレット5B上の全面をスムーズに転動することができ、車輪が電源供給部20A,20Bに干渉することもない。よって、バリアフリーが要求される福祉車両用の駐車場としても好適である。
なお、本実施形態において、充電ケーブル巻取機25,35の代わりに伸縮性のあるスパイラルケーブルを用いてもよい。
〔第3実施形態〕
図8〜図10は、本発明の第3実施形態に係る電源供給部20C,20Dを示している。この電源供給部20C,20Dは、第1実施形態のパレット5Aにも、第2実施形態のパレット5Bにも適用することができる。この電源供給部20Cは、第1および第2実施形態の電源供給部20A,20Bと同一の、有底箱状の収容室21,31と、その上部開口部を開閉可能に閉塞する蓋部材22,32およびヒンジ部材24,34等を備えている。
また、電源供給部20C,20Dには、収容室21,31内に収容されて外部に引き出し可能な充電ケーブル43が備えられている。この充電ケーブル43は、伸縮性のあるスパイラルケーブルであり、同一形状のものを電源供給部20Cと20Dとに共用することができる。充電ケーブル43の一端には、収容室21,31内に設置されたメス型コネクタ44に接続可能な差し込みプラグ状の着脱部45が設けられ、他端には、電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタ46が設けられている。充電コネクタ46は、第1および第2実施形態における充電コネクタ26,36と同様なものである。
図10に示すように、収容室41,51内のメス型コネクタ44は、底面よりも突出した短い円柱状であり、その周囲に雄ネジ47が形成されている。一方、充電ケーブル43の着脱部45には、メス型コネクタ44に挿し込まれるプラグ部48と、防水カバー49とが設けられている。防水カバー49は、プラグ部48をメス型コネクタ44に挿し込んだ後、または挿し込みながら、メス型コネクタ44の周囲の雄ネジ47にねじ込むことにより、メス型コネクタ44とプラグ部48との間の防水性を保つカバーである。さらに、メス型コネクタ44の近傍には、防水キャップ50が図示しない鎖等で繋がれて置かれている。この防水キャップ50は、メス型コネクタ44に充電ケーブル43の着脱部45が接続されていない時に、メス型コネクタ44の雄ネジ47にねじ込むことにより、メス型コネクタ44の防水性を保つものである。
以上のように構成された電源供給部20C,20Dが設けられたパレット5Aまたは5Bに電動車両を駐車させて充電を行う場合は、電動車両の車体外面に設けられた充電接続部に最も近い電源供給部20Cまたは20Dのうちの1つの蓋部材22,32を開き、所定の場所に置かれている充電ケーブル43の着脱部45をメス型コネクタ44に挿し込んで防水カバー49を締め、この充電ケーブル43の他端側にある充電コネクタ46を電動車両の充電接続部に接続して充電する。なお、駐車する電動車両の車種と駐車方向が常に同じであるならば、充電ケーブル43を常時メス型コネクタ44に結合しておいてもよい。
この電源供給部20C,20Dによれば、充電ケーブル43を根本から着脱できることから、1つのパレット5Aまたは5Bに複数の電源供給部20C,20Dが設置されていても、充電ケーブル43は1本用意するだけでよいため、必要部品数を少なくして、簡素で経済的なものにすることができる。あるいは、充電コネクタ46の形状や種類が異なる充電ケーブル43を数本用意して、車種に応じて充電ケーブル43を使い分けることが簡単に行える。
また、充電ケーブル43が伸縮性のあるスパイラルケーブルであるため、電源供給部20C,20D(収容室21,31)内には、充電ケーブル43を巻き取る充電ケーブル巻取機を特に設けなくても、充電ケーブル43が弛んで揺動することを防止できる。したがって、この点でも多大なコストダウンを図ることができる。
そして、上記第1〜第3実施形態に係るパレット5A,5Bおよび電源供給部20A〜20Dを機械式立体駐車場1に用いることにより、パレット5A,5B上に駐車させる電動車両の何処に充電接続部が設けられていても、また、電動車両がどの向きで駐車しても、パレット5A,5Bに設けられた複数の電源供給部20A〜20Dのうちの、最寄りの電源供給部から充電を行うことができ、多種類の電動車両に簡単に充電できる機械式立体駐車場とすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の態様のみに限定されないことは言うまでもなく、本発明の実施形態の説明文冒頭で述べたように、パレットを用いた車両搭載機能を有する機械式立体駐車場であれば、他の形式の機械式立体駐車場にも適用することができる。また、1つのパレットに、例えば第1実施形態の電源供給部20A,20Bと、第3実施形態の電源供給部20C,20Dを混在させて設けてもよい。
1 機械式立体駐車場
2 電動車両
5A,5B パレット
15 センターガイド凸部
16 車輪誘導壁
17 車輪誘導溝
20A,20B,20C,20D 電源供給部
21,31 収容室
22,32 蓋部材
23,33,43 充電ケーブル
24,34 ヒンジ部材
25,35 充電ケーブル巻取機
26,36,46 充電コネクタ
45 着脱部

Claims (8)

  1. 電動車両を駐車させて所定の駐車位置に搬送し、かつ前記電動車両の駐車中に、該電動車両に搭載されたバッテリを充電可能な電源供給部が設けられた機械式立体駐車場のパレットにおいて、平面視で前記パレットに駐車する電動車両の周囲を囲むように、前記パレットの前後および左右の縁部に、前記電源供給部を複数設けたことを特徴とする機械式立体駐車場のパレット。
  2. 前記電源供給部は、前記パレットの上面に開口する有底箱状の収容室と、
    該収容室の上部開口部を開閉可能に閉塞し、かつその閉塞時には前記パレットの上面に対して段差の無い連続平面をなし、なおかつ前記電動車両の重量に耐え得る強度を有する蓋部材と、
    前記収容室内に収容されて外部に引き出し可能であり、前記電動車両の充電接続部に接続される充電ケーブルと、を備えて構成されたことを特徴とする請求項1に記載の機械式立体駐車場のパレット。
  3. 前記充電ケーブルは、前記収容室内に設置された充電ケーブル巻取機に伸縮自在に巻き取られ、その自由端に、前記電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタが設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の機械式立体駐車場のパレット。
  4. 前記充電ケーブルは、その一端に前記収容室に対する着脱部を有し、その他端に前記電動車両の充電接続部に接続される充電コネクタが設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の機械式立体駐車場のパレット。
  5. 前記充電ケーブルを伸縮性のあるスパイラルケーブルとしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の機械式立体駐車場のパレット。
  6. 左右両縁部に立設された一対の車輪誘導壁と、
    これら一対の車輪誘導壁の間に形成されたセンターガイド凸部と、
    前記車輪誘導壁と前記センターガイド凸部との間に形成された一対の車輪誘導溝とを有する車輪誘導型に形成され、
    前記電源供給部が、前記車輪誘導壁および前記センターガイド凸部の少なくとも一方の内部に配設されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の機械式立体駐車場のパレット。
  7. 上面が平坦で、所定の厚みを持ったフラット型に形成され、
    前記電源供給部が、前記上面よりも下方に設置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の機械式立体駐車場のパレット。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のパレットを備えたことを特徴とする機械式立体駐車場。
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