JP2011229567A - 微細気泡発生装置付き浴槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプ部の回転数を低下させて運転しても、吐出口から吐出される浴水中の微細気泡の量が減少してしまうことのない微細気泡発生装置付き浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽1の吸込口11と吐出口12との間に設けられる循環流路2と、前記循環流路2の途中に接続される空気混入部4とポンプ部5と気液溶解部6と圧力制御弁7と、前記ポンプ部5の回転数を制御する制御部8と、を備える。前記ポンプ部5が所定の回転数で回転する際に前記圧力制御弁7の開度を所定の開度とすると共に、前記ポンプ部5が前記所定の回転数よりも低い回転数で回転する際に前記圧力制御弁7の開度を前記所定の開度よりも小さい開度とする開度調節手段が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、微細気泡発生装置付き浴槽に関するものである。
微細気泡発生装置付き浴槽は、図11に示すように、浴槽1に設けられる浴水の吸込口11と吐出口12との間に循環流路2が接続され、循環流路2の途中に微細気泡発生装置3が設けられる。微細気泡発生装置3は、循環流路2の途中に上流側より順に接続される空気混入部4とポンプ部5と気液溶解部6と、を備えている(例えば特許文献1参照)。
ポンプ部5を駆動することで、吸込口11から循環流路2に浴水が吸込まれ、空気混入部4において浴水中に空気が混入されて空気混入浴水となり、この空気混合浴水がポンプ部5により加圧されて気液溶解部6に送られ、気液溶解部6で空気が浴水に溶解して空気溶解浴水となる。そして、空気溶解浴水が吐出口12から浴槽1内に吐出されて減圧されることで、浴水に溶解していた空気が微細気泡となって浴水中に析出し、乳白色の白濁水となる。図11中の符号8はポンプ部5を駆動するための制御部を示し、符号9は微細気泡発生装置の運転の切/入を行うための操作部を示し、符号41は空気吸入管を示す。
ポンプ部5の回転数は、微細気泡発生装置3の立ち上がり運転の時間短縮のため大きな回転数に設定されている。立ち上がり運転後は、所定量の微細気泡を浴水中に維持する維持運転を行うが、維持運転において必要なポンプ部5の回転数は、立ち上がり運転における回転数よりも低くてよい。しかしながら、ポンプ部5の回転数は立ち上がり運転に合わせて固定されているため、維持運転においては動力が無駄に消費されてしまうものであった。
特開2007−296236号公報
この場合、維持運転において立ち上がり運転よりもポンプ部5の回転数を低下させることが考えられる。これにより、動力の無駄の抑制を図ることができるものの、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力が低下して空気が浴水に溶解する量が減少し、吐出口12から吐出される浴水中の微細気泡の量が減少してしまうものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、ポンプ部の回転数を低下させて運転しても、吐出口から吐出される浴水中の微細気泡の量が減少してしまうことのない微細気泡発生装置付き浴槽を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の微細気泡発生装置付き浴槽は、以下の構成を具備している。
浴槽の吸込口と吐出口との間に設けられる循環流路と、前記循環流路の途中に接続される空気混入部とポンプ部と気液溶解部と圧力制御弁と、前記ポンプ部の回転数を制御する制御部と、を備え、前記ポンプ部が所定の回転数で回転する際に前記圧力制御弁の開度を所定の開度とすると共に、前記ポンプ部が前記所定の回転数よりも低い回転数で回転する際に前記圧力制御弁の開度を前記所定の開度よりも小さい開度とする開度調節手段が設けられることを特徴とする。
また、前記圧力制御弁は、弁体と、前記弁体を電気的に駆動可能な弁体駆動手段とを備え、前記制御部が前記弁体駆動手段を制御して前記弁体を駆動させることにより開度を調節することが好ましい。
また、前記圧力制御弁は、弁体と、前記弁体を付勢する付勢手段とを備え、前記弁体に流量に応じた圧力がかかり前記弁体が前記付勢手段に抗して移動することで開度を調節することが好ましい。
本発明にあっては、ポンプ部の回転数を低下させて運転しても、ポンプ部から吐出口までの循環流路の浴水の圧力が維持され、吐出口から吐出される浴水中の微細気泡の量が減少してしまうのを防止することができる。
本発明の微細気泡発生装置付き浴槽の一実施形態の全体構成図である。 同上の実施形態において微細気泡発生装置を取り付けた浴槽の要部の斜視図である。 (a)は同上の実施形態における微細気泡発生装置の断面図であり、(b)は圧力制御弁の流路面積が大きい場合の要部断面図であり、(c)は圧力制御弁の流路面積が小さい場合の要部断面図である。 同上の実施形態における気液溶解部の断面図である。 循環流路を流れる浴水のポンプ部の回転数に応じた流量−圧力の関係図である。 (a)は同上の実施形態において所定時間経過後に強運転から弱運転へ移行する場合の一例のフローチャートを示し、(b)は本例における操作部を示す。 (a)は同上の実施形態において操作部を操作することで強運転から弱運転へ移行する場合の一例のフローチャートを示し、(b)は本例における操作部を示す。 他の実施形態の微細気泡発生装置付き浴槽の全体構成図である。 更に他の実施形態の微細気泡発生装置付き浴槽の全体構成図である。 (a)は同上の実施形態における微細気泡発生装置の吐出方向から見た図であり、(b)は(a)の断面図であり、(c)は圧力制御弁の流路面積が大きい場合の要部断面図であり、(d)は圧力制御弁の流路面積が小さい場合の要部断面図である。 従来の実施形態の微細気泡発生装置付き浴槽の全体構成図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態では、浴槽1は図1に示すように平面視略長方形状をしているが形状は特に限定されないものであり、この浴槽1の内部空間の側壁部に吸込口11と吐出口12とが設けられる。吸込口11と吐出口12は、間隔を隔てて側壁部に設けられてもよいが、図1に示すように側壁部に設けられる同一の口金10に設けられてもよい。吸込口11と吐出口12との間に、微細気泡発生装置3を備えた循環流路2が接続される。循環流路2は、可撓性を有する合成樹脂製の管で構成されるのが好ましいが、特に可撓性を有しない合成樹脂製や金属製の管で構成されてもよい。
微細気泡発生装置3は、図1乃至図3に示すように、循環流路2と、循環流路2の途中に接続される空気混入部4とポンプ部5と気液溶解部6と、後述する圧力制御弁7とを備えている。なお、本実施形態では循環流路2の途中に上流側より順に空気混入部4とポンプ部5と気液溶解部6とが接続されるが、必ずしもこの順でなくてもよい。
空気混入部4には空気吸入管41の下流端が連通接続され、空気吸入管41の上流端には空気取込口が設けてある。空気混入部4は、例えばベンチュリ管で構成され、空気吸入管41の下流端がベンチュリ管のくびれ部に連通するように接続されるものが好適に用いられるが、空気混入部4は前記ベンチュリ管で構成されたものに限定されない。空気取込口は浴槽1のフランジ部等に設けられるのが好ましいが、位置は特に限定されない。
ポンプ部5は、液体を搬送することが可能であれば形式等は特に限定されない。ポンプ部5は駆動モータにより羽根等を備えた回転部が駆動されるもので、駆動モータが制御されることにより回転部の回転数が任意に変更可能である。これにより、ポンプ部5における液体の搬送能力が変更可能となっている。
気液溶解部6は、タンク状をしたものである。一例について説明すると、図4に示すように、内部を仕切板61により、空気を浴水中に溶解させる撹拌槽62と、非撹拌槽63とに仕切られる。非撹拌槽63には、余剰となった未溶解の空気を排出するための空気抜き弁64aを有する空気抜き部64が設けられると共に、下部に出口部65が設けられる。仕切板61の上方には、撹拌槽62の上部の空間と非撹拌槽63の上部の空間とを連通する上連通部66が形成され、更に、仕切板61の下方には、撹拌槽62の下部の空間と非撹拌槽63の下部の空間とを連通する下連通部67が形成される。撹拌槽62の上方には噴射ノズル68が設けられる。なお気液溶解部6は、図4に示すようなものに限定されない。
上記循環流路2の気液溶解部6と吐出口12の間には、圧力制御弁7が設けられ、本実施形態ではこの圧力制御弁7とポンプ部5は制御部8により駆動が制御される。制御部8はマイクロコンピュータからなり、制御プログラムによりポンプ部5の回転数と圧力制御弁7の駆動の制御が実行される。なお、本実施形態では制御部8が圧力制御弁7の開度を調節する開度調節手段となるが、必ずしも制御部8により開度が調節されなくてもよいものである。
上記構成の微細気泡発生装置3付き浴槽は、以下のようにして微細気泡を発生して浴水を白濁水とするようになっている。
ポンプ部5を駆動することで、循環流路2に吸込口11から浴水が吸込まれる。なお、浴水の温度は特に限定されないものであり、所謂「湯」も含まれる。浴水が循環流路2内を流れると、空気混入部4において、浴水の水流によって空気吸入管41を介して空気が吸込まれ、浴水中に空気が混入されることで空気混入浴水となる。この空気混合浴水がポンプ部5により加圧されて気液溶解部6に送られ、気液溶解部6でバブリングされることで、空気が浴水に溶解して空気溶解浴水となる。空気溶解浴水が吐出口12から浴槽1内に吐出されて減圧されることで、浴水に溶解していた空気が微細気泡となって浴水中に析出する。このようにして発生した微細気泡を含む浴水を浴槽1内に吐出すると、平均気泡径が極めて小さいため分散性及び浮遊性に優れ、水面に上昇して破泡するまで時間がかかり、浴槽1内の浴水に隈なく分散して牛乳風呂のような乳白色の白濁水となる。
このポンプ部5の駆動により、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水に圧力がかかって空気が浴水に溶解すると共に、吐出口12から吐出され減圧された浴水に空気が析出する。このためポンプ部5は、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力を所定の圧力に保持する機能を担っている。
ポンプ部5は、制御部8が羽根の回転数を調節することで制御される。ポンプ部5の回転数は、通常は、微細気泡発生装置3の立ち上がり時間、すなわち概ねポンプ部5の駆動開始から微細気泡が所定の量に至るまでの時間の短縮のため大きな回転数に設定されている。なお、微細気泡の量は設計上において適宜設定される。また同時に、前記のように設定された回転数でポンプ部5が駆動されることで、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力が、所定の量の微細気泡が発生するのに必要な空気が浴水に溶解するのに必要な圧力に維持されている。
浴水の微細気泡は、平均的にある程度の時間をかけて水面に上昇して破泡するため、所定の量の微細気泡を浴水中に維持するため微細気泡発生装置3の運転を行う必要がある。この運転を維持運転というものとし、上記立ち上がり時の運転を立ち上がり運転というものとする。
維持運転におけるポンプ部5の回転数は、立ち上がり運転における回転数よりも低くてもよいものである。図5に、ポンプ部5の回転数に応じた流量−圧力の関係図を示す。図5中の点Aは立ち上がり運転における状態を示し、点Bは維持運転における状態を示す。図5に示すように、立ち上がり運転Aではポンプ部5の回転数が最大の第一の回転数R1(rpm)で運転(便宜上「強運転」とする)されると共に圧力制御弁7の開度を第一の開度(本実施形態では全開)とし、維持運転Bではポンプ部5の回転数が第一の回転数R1よりも小さい第二の回転数R2(rpm)で運転(便宜上「弱運転」とする)されると共に圧力制御弁7の開度を第一の開度よりも小さい第二の開度とする。立ち上がり運転Aでは、浴槽1内の浴水全体を白濁水とすべく、ポンプ部5の回転数を第一の回転数R1として流量を最大のQ1(l/min)にし、この時にポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水にかかる圧力がP1(MPa)となる。圧力P1は、所定の量の微細気泡が発生するための空気が浴水に溶解するのに充分な圧力である。
仮に、維持運転Bにおいて立ち上がり運転Aと同じ強運転でポンプ部5が駆動されると、動力が無駄に消費されたり騒音が発生してしまう。このため、動力の無駄や騒音の抑制を図るためポンプ部5の回転数を低下させた弱運転とすればよい。すなわち、維持運転Bでは、立ち上がり運転Aのように浴槽1内の浴水中の微細気泡の量を増加させる必要はなく、破泡する微細気泡の分を補充するだけでよい。このため、維持運転Bにおいては弱運運でよく、流量Q2(l/min)もQ2<Q1でよい。
ここで、単に弱運転にするのみでは、図5の点B’に示されるように、流量Q2’(l/min)がQ2’<Q1となって立ち上がり運転A時よりも低下するが、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力がP2’(MPa)まで低下して、所定の量の微細気泡が発生するための空気が浴水に溶解するのに必要な圧力に維持されなくなる。このため、空気が浴水に溶解する量が減少し、吐出口12から吐出されても微細気泡となって析出される量が減少してしまう。本発明においては、弱運転にする場合、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力が低下しないように、圧力制御弁7を作動させるものである。
圧力制御弁7は、内部の流路の面積を変更するもので、無段階で連続的に面積を変更したり、段階的に面積を変更したりする。図3(b)に示すように流路の面積が拡大することで圧力が低下し、図3(c)に示すように流路の面積が縮小することで圧力が増大する。本実施形態では図3に示すように、弁体70を、電気的に駆動可能な弁体駆動手段71により移動させることで流路の面積を変更するものである。弁体駆動手段71としてはソレノイドが好適に用いられるが、特にソレノイドに限定されず、電気的に駆動可能であればよい。
維持運転Bでは、弱運転にすると共に圧力制御弁7の開度を第一の開度から絞った第二の開度とすることで、流量がQ2となると共に、この時にポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水にかかる圧力がP2(MPa)に維持されている。圧力P2は、所定の量の微細気泡が発生するための空気が浴水に溶解するのに充分な圧力であり、圧力P1より高くても低くてもよいが、略同じにするのが好ましい。
このように、強運転から弱運転に移行するのに合わせて、圧力制御弁7により、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力を、所定の量の微細気泡が発生するための空気が浴水に溶解するのに必要な圧力に維持することが可能となる。これにより、維持運転Bにおける動力の無駄や騒音の抑制を図ることができると共に、吐出口12から吐出される浴水中の微細気泡の量が減少してしまうのを防止することができるものである。
強運転(立ち上がり運転A)から弱運転(維持運転B)へは、所定時間経過後に移行するようにしてもよいし、操作部9を操作することで移行するようにしてもよい。操作部9は、浴室に設置されると共に制御部8に接続され、使用者が制御部8に指令を与えるための操作を行うものである。
図6(a)に所定時間経過後に強運転から弱運転へ移行する場合の一例のフローチャートを示し、図6(b)に本例における操作部9を示す。
まず、制御部8に通電が開始されて初期化が行われ(S1)、ポンプ部5が駆動されない停止モードとなる(S2)。操作部9の運転切/入スイッチ91が操作(本実施形態では押し操作)されると(S3)、微細気泡発生装置3の運転が開始され、タイマー1が設定されると共に(S4)、タイマー2が設定される(S5)。タイマー1は、微細気泡発生装置3の運転が継続される時間を設定して長時間運転を防止する(切り忘れ防止)もので、予め任意に設定されている所望の時間に設定されるが、通常は15分程度に設定されるのが好ましい。タイマー2は、強運転が継続される時間を設定するもので、予め任意に設定されている所望の時間に設定されるが、通常は6分程度に設定されるのが好ましい。タイマー1およびタイマー2において予め任意に設定される所望の時間は変更可能である。
強運転が開始され(S6)、強運転中に運転切/入スイッチ91が操作されると(S7)、(S2)の停止モードへ移行して微細気泡発生装置3の運転が中止され、強運転中に運転切/入スイッチ91が操作されない場合には強運転が継続される。微細気泡発生装置3の運転がタイマー1で設定された時間継続すると(S8)、(S2)の停止モードへ移行して運転が中止される。
強運転がタイマー2で設定された時間継続すると(S9)、弱運転が開始される(S10)。弱運転中に運転切/入スイッチ91が操作されると(S11)、(S2)の停止モードへ移行して微細気泡発生装置3の運転が中止され、弱運転中に運転切/入スイッチ91が操作されない場合には弱運転が継続される。微細気泡発生装置3の運転がタイマー1で設定された時間継続すると(S12)、(S2)の停止モードへ移行して運転が中止される。
本例においては、タイマー2で設定される強運転の継続時間が経過すると、自動的に弱運転に切り替わるため、使用者が手動で切り替える手間が省かれる。また、タイマー1で設定される、長時間運転防止のための運転継続時間が経過すると、自動的に運転が停止されるため、切り忘れ防止が図られるものである。
図7(a)に操作部9を操作することで強運転から弱運転へ移行する場合の一例のフローチャートを示し、図7(b)に本例における操作部9を示す。
まず、制御部8に通電が開始されて初期化が行われ(S21)、ポンプ部5が駆動されない停止モードとなる(S22)。操作部9の運転切/入スイッチ91が操作されると(S23)、タイマー1が設定される(S24)。タイマー1については上例と同じであるので説明を省略する。
強運転で開始され(S25)、強運転中に運転切/入スイッチ91が操作されると(S26)、(S22)の停止モードへ移行して運転が中止され、強運転中に運転切/入スイッチ91が操作されない場合には強運転が継続される。微細気泡発生装置3の運転がタイマー1で設定された時間継続すると(S27)、(S22)の停止モードへ移行して運転が中止される。
操作部9の強/弱切替スイッチ92が操作されると(S28)、弱運転が開始される(S29)。弱運転中に運転切/入スイッチ91が操作されると(S30)、(S22)の停止モードへ移行して微細気泡発生装置3の運転が中止され、弱運転中に運転切/入スイッチ91が操作されない場合には弱運転が継続される。微細気泡発生装置3の運転がタイマー1で設定された時間継続すると(S31)、(S22)の停止モードへ移行して微細気泡発生装置3の運転が中止される。強/弱切替スイッチ92が操作されると(S32)、(S25)へ移行して強運転が開始される。
本例においては、使用者が手動で切り替えるため、浴水の白濁の濃淡を好みに合わせることができる。また、図6のフローチャートに示す例のようにタイマー2により強運転の継続時間が固定されていると、浴槽1内の浴水の量の違いにより浴水の白濁の濃淡が異なってくる惧れがあるが、本例においては使用者が白濁の濃淡を見ながら調節することができる。また、タイマー1で設定される、長時間運転防止のための運転継続時間が経過すると、自動的に運転が停止されるため、切り忘れ防止が図られるものである。
次に、他の実施形態について図8に基づいて説明する。なお、本実施形態は図1乃至図7に示す上述した実施形態と大部分の構成において同じであるため、同じ構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
本実施形態では、圧力センサ72を設けて、制御部8が前記圧力センサ72からの圧力情報を基にフィードバック制御を行うものである。圧力センサ72は、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力を計測するもので、本実施形態では気液溶解部6と圧力制御弁7の間の循環流路2に設けられ、制御部8に接続される。
このようにすることで、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力を、浴水中の微細気泡の量が減少しないだけの空気が浴水に溶解するのに必要な圧力に維持することが可能となる。
次に、更に他の実施形態について図9、図10に基づいて説明する。なお、本実施形態は図1乃至図7に示す上述した実施形態と大部分の構成において同じであるため、同じ構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
本実施形態では、圧力制御弁7は、制御部8により開度が調節されるものではなく自動的に開度が調節されるものであり、図9に示すように制御部8に接続されていない。圧力制御弁7は、弁体70が弁体駆動手段71(図3参照)により駆動されるものではなく、弁体70がばねからなる付勢手段73により付勢されており、流量に応じて弁体70が付勢手段73に抗して移動するようになっている。本実施形態ではこの付勢手段73が開度調節手段となっている。図10(c)に示すように流量が多い場合には、弁体70にかかる圧力が大きくてばねの収縮が大きい状態でバランスし、流路の面積が大きくなり、図10(d)に示すように流量が少ない場合には、弁体70にかかる圧力が小さくてばねの収縮が小さい状態でバランスし、流路の面積が小さくなる。
これにより、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力を自動的に調節することができ、ポンプ部5から吐出口12までの循環流路2の浴水の圧力を、浴水中の微細気泡の量が減少しないだけの空気が浴水に溶解するのに必要な圧力に維持することが可能となる。
また、特に図示はしないが、操作部9の操作により弱運転または強運転のみが可能であってもよい。例えば、弱運転切/入スイッチが操作部9に設けられ、微細気泡発生装置3の運転停止状態から弱運転切/入スイッチが操作されると、弱運転が開始され、再び弱運転切/入スイッチが操作されると弱運転(即ち微細気泡発生装置3の運転)が停止される。また強運転切/入スイッチが操作部9に設けられ、微細気泡発生装置3の運転停止状態から強運転切/入スイッチが操作されると、強運転が開始され、再び強運転切/入スイッチが操作されると強運転(即ち微細気泡発生装置3の運転)が停止される。また、弱運転中に強運転切/入スイッチが操作されると、強運転から弱運転に切り替わり、強運転中に弱運転切/入スイッチが操作されると、弱運転から強運転に切り替わる。このようにすることで、微細気泡の量を使用者が所望の量に調節し易くなるものである。
1 浴槽
11 吸込口
12 吐出口
2 循環流路
3 微細気泡発生装置
4 空気混入部
41 空気吸入管
5 ポンプ部
6 気液溶解部
7 圧力制御弁
8 制御部
9 操作部

Claims (3)

  1. 浴槽の吸込口と吐出口との間に設けられる循環流路と、前記循環流路の途中に接続される空気混入部とポンプ部と気液溶解部と圧力制御弁と、前記ポンプ部の回転数を制御する制御部と、を備え、前記ポンプ部が所定の回転数で回転する際に圧力制御弁の開度を所定の開度とすると共に、前記ポンプ部が前記所定の回転数よりも低い回転数で回転する際に圧力制御弁の開度を前記所定の開度よりも小さい開度とする開度調節手段が設けられることを特徴とする微細気泡発生装置付き浴槽。
  2. 圧力制御弁は、弁体と、前記弁体を電気的に駆動可能な弁体駆動手段とを備え、前記制御部が前記弁体駆動手段を制御して前記弁体を駆動させることにより開度を調節することを特徴とする請求項1記載の微細気泡発生装置付き浴槽。
  3. 圧力制御弁は、弁体と、前記弁体を付勢する付勢手段とを備え、前記弁体に流量に応じた圧力がかかり前記弁体が前記付勢手段に抗して移動することで開度を調節することを特徴とする請求項1記載の微細気泡発生装置付き浴槽。
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