JP2011228867A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
記録する動画の記録形式に制約がある記録媒体を使用する場合に、記録可能かどうかを事前にユーザに知らせる。
【解決手段】
記録媒体(110)には、AVCHDフォーマットのHD動画信号が記録されている。記録媒体(112)は着脱自在である。信号処理部(103)は、HD動画信号をSD動画信号に変換でききる。制御部(107)は、記録媒体(112)が装着されると、記録媒体(112)にSDVIDEOフォーマットのSD動画信号を記録できるか否かを判別する。記録できない場合、制御部(107)は、表示部(105)に記録不可を示す警告を表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録再生装置に関し、特に、動画を記録再生する記録再生装置に関する。
特開2009−076175号公報
従来、動画や音声をハードディスク(HDD)やフラッシュメモリ等のランダムアクセス可能な記録媒体に記録する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、記録された動画や音声の記録形式を変換し、元の記録媒体や別の記録媒体に記録する機能を持つものもある。
記録された動画や音声の記録形式を変換して記録する場合、変換後の記録形式によっては同じ記録媒体に記録できない場合がある。例えば、同一の記録媒体にNTSC方式とPAL方式の両方の動画を記録できないフォーマットの場合で、既にPAL方式の動画が記録されているとき、NTSCの動画を記録できない。
このような制約は、従来、ユーザが記録形式の変換を指示するまでは分からず、不便であった。
本発明は、この様な不都合を解消する記録再生装置を提示することを目的とする。
本発明に係る記録再生装置は、記録媒体から第1の記録形式の動画信号を再生する再生手段と、前記再生手段で再生された前記第1の記録形式の動画信号を、前記第1の記録形式とは異なる第2の記録形式の動画信号に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された前記第2の記録形式の動画信号を着脱自在の記録先記録媒体に記録する記録手段と、前記記録先記録媒体の装着に応じて、前記第2の記録形式の動画信号を前記記録先記録媒体に記録可能かどうかを判別し、記録可能でない場合に、その旨を警告する判別手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る記録再生装置は、記録媒体から第1の記録形式の動画信号を再生する再生手段と、前記再生手段で再生された前記第1の記録形式の動画信号を、前記第1の記録形式とは異なる第2の記録形式の動画信号に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された前記第2の記録形式の動画信号を前記記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体の装着に応じて、前記第2の記録形式の動画信号を前記記録媒体に記録可能かどうかを判別し、記録可能でない場合に、その旨を警告する判別手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録された動画の記録形式を変換することができるかどうかを、変換処理の前に確認することができる。
本発明の一実施例であるビデオカメラの概略構成ブロック図である。 記録媒体に記録されるディレクトリ構成図である。 記録媒体装着時の判別処理を示すフローチャートである。 記録媒体装着時の別の判別処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る記録装置の一実施例であるビデオカメラ100の概略構成ブロック図である。
撮像部101は被写体を撮影し、被写体を示す動画信号を生成して出力する。撮像部101は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の光学系、CCD等の撮像素子、アイリス、撮像素子による画像信号をデジタル信号に変換するAD変換器、及び、画像信号に必要な処理を施す処理回路等を含む。本実施例では、撮像部101は、NTSC方式の動画信号を生成する。また、本実施例では、1フレームあたりの画素数が横1920画素×縦1080画素のHD信号を出力する。
音声入力部102はマイクロフォン、アンプ及びAD変換器等を含み、外部の音声を取得して、デジタル音声信号を出力する。
信号処理部103は、画像信号及び音声信号を圧縮符号化し、復号化する符号化復号化手段又は圧縮伸長手段を有する。すなわち、信号処理部103は、記録モードでは、撮像部101からの動画信号をH.264(MPEG4/AVC)方式に従って圧縮符号化し、音声入力部102からの音声信号をAC3方式で符号化する。また、信号処理部103は、再生モードでは、再生された符号化動画信号及び符号化音声信号を復号化する。詳細は後述するが、信号処理部103はまた、記録媒体110,112に記録される動画信号をSD信号に変換すると共に、その記録形式を所定のファイル形式に変換する。
表示制御部104は、制御部107からの指示に従い、動画及び各種の情報を表示部105に表示する。表示部105は液晶表示パネル等の公知の表示デバイスを含む。
メモリ106は、動画信号、音声信号、及び各種の情報を記憶する。制御部107は、マイクロコンピュータ及びその他必要な構成を有し、メモリ106に記憶されたプログラムに従いビデオカメラ100の各部の動作を制御する。操作部108は、電源スイッチ、動画の撮影開始停止を指示するトリガスイッチ、再生モードへの切り替えスイッチ及びメニュースイッチ等の各種のスイッチを備える。制御部107は、操作部108からの指示に応じて各部を制御する。
記録再生部109,111はそれぞれ、制御部107からの指示に従い、動画信号、音声信号及び各種の情報を記録媒体110,112に記録し、また、記録媒体110,112から再生する。記録媒体110,112はメモリカード、又はハードディスク(HDD)等のランダムアクセス可能な記録媒体である。本実施例では、記録媒体110はビデオカメラ100に内蔵され、記録媒体112は、不図示の装着排出機構により、ビデオカメラ100に着脱自在である。
記録再生部111は、記録媒体112の装着/排出を検出し、その旨を制御部107に知らせる。出力部113は、撮影中の動画信号及び音声信号、又は、再生された動画信号及び音声信号を外部の表示装置等に出力する。
バス114は、ビデオカメラ100の各部の間で、各種のデータやコマンドを転送するために用いられる。
本実施例では、ユーザが操作部108を操作することにより、二つの記録媒体110、112のうちの何れかを選択でき、選択された記録媒体に動画及び音声が記録される。また、再生時にも、選択された記録媒体から動画及び音声を再生する。
ビデオカメラ100の基本的な撮影処理及び再生処理を説明する。記録先として記録媒体110が選択されているとする。
操作部108によりビデオカメラ100の電源が投入されると、制御部107は、撮像部101からの動画信号に応じた動画を表示部105に表示させ、記録ポーズ状態となる。この状態で、操作部108により撮影開始の指示があると、制御部107は各部を制御し、動画信号と音声信号の記録を開始する。撮像部101と音声入力部102は、制御部107による制御下に、動画信号と音声信号をそれぞれ出力する。この動画信号と音声信号は、バス114を介して一旦メモリ106に記憶される。
信号処理部103は、メモリ106に記憶される動画信号と音声信号を符号化し、符号化データをメモリ106に記憶する。記録先として選択された記録媒体110に対応する記録再生部109は、制御部107からの指示に従い、メモリ106から動画信号と音声信号を読み出し、選択された記録媒体110に記録する。本実施例では、記録再生部109,111は、記録媒体110,112に記録した動画信号と音声信号を、所定のファイルシステムに従い動画ファイルとして管理する。また、本実施例では、撮影開始の指示から撮影停止の指示までの間に記録された一連のシーンの動画像信号と音声信号が、一つのファイルとして管理される。制御部107は、記録媒体110,112に記録された各動画ファイルの記録位置及び各種の付加情報を含む管理情報ファイルを作成し、同じ記録媒体110,112に記録する。
制御部107は、操作部108により撮影停止の指示に応じて、記録再生部109、111を制御して、記録媒体110,112に対する動画像信号と音声信号の記録を停止する。
記録媒体110,112に記録されるデータのファイル構成を説明する。図2は、記録媒体110,112に記録されるデータのファイル構成を示す。ルートディレクトリ201は最上位のディレクトリである。ディレクトリ202はディレクトリ名がHDであり、ルートディレクトリ201の下に配置されるディレクトリである。ビデオカメラ100により撮影されて記録されるHD信号は、第1の記録形式(フォーマット)に従い、このHDディレクトリ202に格納される。例えば、第1の記録フォーマットはAVCHDフォーマットである。ディレクトリ203はディレクトリ名がPLAYLISTであり、HDディレクトリ202の下に配置されるディレクトリである。PLAYLISTディレクトリ203には、HD信号用のプレイリストファイル204が格納される。
ディレクトリ205はディレクトリ名がSTREAMであり、HDディレクトリ202の下に配置されるディレクトリである。STREAMディレクトリ205には、HD信号の複数の動画ファイル206が格納される。各動画ファイル206は、上述のように圧縮符号化された動画像データと音声データを収容する。各動画ファイル206のファイル名は、5桁の数字に“.MTS”を付加したものとなる。各動画ファイルをMTSファイルと称す。
ディレクトリ207はディレクトリ名がINFOであり、HDディレクトリ202の下に配置されるディレクトリである。INFOディレクトリ207には、HD信号の動画ファイルに関する複数の情報ファイル208が格納される。各情報ファイル208は、STREAMディレクトリ205に格納されたMTSファイルに関する情報を収容する。各情報ファイル208のファイル名は、4桁の数字に“.INF”を付加したものとなる。これらの情報ファイル208をINFファイルと称す。
同一の番号を有するMTSファイル206とINFファイル208がセット又は対となる。例えば、ファイル名”00000.MTS”の動画ファイル206に関する情報が、ファイル名”00000.INF”の情報ファイル208に記録される。INFファイル208には、対応するMTSファイル206を再生するための情報が格納されている。例えば、MTSファイル206に格納されたMPEGの動画データにおける各Iピクチャの先頭からのオフセット位置を示すテーブルなどが、INFファイル208に記録される。
プレイリストファイル204には、これらのMTSファイル206の再生順序が記載されている。さらにプレイリストファイル204には、MTSファイル206に格納された動画データの放送方式を示す情報が格納される。具体的には、動画の放送方式がNTSC方式かPAL方式かを判別するための情報が格納される。
AVCHDフォーマットでは、一つの記録媒体には複数のHDディレクトリを作成できず、一つのHDディレクトリのみ作成可能である。そして、一つの記録媒体に対しては、複数の放送方式の動画を同時に記録することが禁止される。具体的には、NTSC方式とPAL方式の何れか一方の放送方式の動画のみを記録できる。
ディレクトリ209はディレクトリ名がSDであり、ルートディレクトリ201の下に配置されるディレクトリである。後述の様に、信号処理部103によりHD信号から変換されたSD信号が、AVCHDフォーマットとは異なるSDVIDEOフォーマットでSDディレクトリ209に格納される。ここでは、SDVIDEOフォーマットを第2の記録フォーマットとする。
ディレクトリ210はディレクトリ名がMGRであり、SDディレクトリ209の下に配置されるディレクトリである。MGRディレクトリ210には、SD信号用のプログラム管理ファイル211が格納される。プログラム管理ファイル211をMGRファイルと称す。
ディレクトリ212はディレクトリ名が“PRG”に3桁の数字を付加したものからなり、SDディレクトリ209の下に配置されるディレクトリである。ディレクトリ212には、プログラム情報ファイル213、SD信号の複数の動画ファイル214、及び、動画ファイル214に対応する複数の情報ファイル215が格納される。ディレクトリ212をプログラムディレクトリと称す。
一つのプログラムディレクトリ212に記録できるSDVIDEOフォーマットの動画ファイル数には上限がある。一つのプログラムディレクトリ212に格納された動画ファイルの数が上限に達すると、新たにプログラムディレクトリが作成され、その下に動画ファイルが格納される。ディレクトリ216も、プログラムディレクトリである。
動画ファイル214はSD信号の動画信号と音声信号を含むファイルであり、ファイル名が3桁の数字に“.MOV”を付加したものからなる。動画ファイル214をそれぞれMOVファイルと称す。情報ファイル215はファイル名が3桁の数字に“.MOI”を付加したものからなる。情報ファイル215をMOIファイルと称す。
同一の番号が付加されたMOVファイル214とMOIファイル215がセット又は対となっている。例えば、ファイル名”000.MOV”の動画ファイル214に関する情報が、ファイル名”000.MOI”の情報ファイル215に記録されている。情報ファイル215には、対応する動画ファイル214の動画を再生するための情報が格納されている。例えば、動画ファイル214に格納されているMPEGの動画データにおける各Iピクチャの先頭からのオフセット位置を示すテーブルなどが記録されている。
プログラム情報ファイル213は、ファイル名が3桁の数字に“.PRI”を付加したものからなる。プログラム情報ファイル213は、プログラムディレクトリ212に格納されたファイルに関する情報を収容する。例えば、プログラムディレクトリ212に格納された動画ファイル214の再生順序を示す。また、プログラムディレクトリ212,216間の再生順序が、MGRファイル211に記載される。すなわち、SDVIDEOフォーマットでは、MGRファイル211と各プログラムディレクトリ212,216内のPRIファイル213,・・・によって、全ての動画ファイル214,・・・の再生順序が決定される。
また、PRIファイル213には、プログラムディレクトリ212に格納されたMOVファイル214の動画データがNTSC方式かPAL方式かを示す情報も記録されている。この、SDVIDEOフォーマットでも、一つの記録媒体には複数のSDディレクトリを作成できず、一つのSDディレクトリのみ作成可能である。そして、一つの記録媒体に対しては、複数の放送方式の動画を同時に記録することは禁止される。
なお、本実施例では、内蔵の記録媒体110にはHD信号のみを記録するので、図2のSDディレクトリ209以下のファイルは、記録媒体110には記録されない。記録媒体110に記録したHD動画信号をSD動画信号に変換して記録媒体112に記録する場合、記録媒体112にSDディレクトリ209以下を作成して、変換後のSD動画信号を記録する。記録媒体112は交換可能な記録媒体であるので、ビデオカメラ100に装着されたときに既にSDディレクトリ209が作成されている場合もある。この場合、SDディレクトリ209が新たに作成されることはない。
本実施例の再生処理を説明する。再生元として、記録媒体110が選択されているとする。操作部108により再生モードへの切り替え指示があると、制御部107は、選択された記録媒体110に対応する記録再生部109を制御して、記録媒体110から管理ファイルを再生し、メモリ106に記憶する。
制御部107は、メモリ106に記憶された管理ファイルに基づき、記録媒体110に記録された動画ファイルに含まれる動画信号の先頭部分を読み出す。そして、信号処理部103は、読み出された動画信号の先頭部分を復号し、表示制御部104に送る。表示制御部104は、復号された先頭画面のサイズを縮小することによりこのシーンの代表画像を生成する。このプロセスを記録媒体110に記録される所定数の動画ファイルについて実行することで、複数の代表画像からなるインデックス画面が生成され、表示部105に表示される。
ユーザは、操作部108を操作し、インデックス画面に表示される各シーンの代表画像のうち、再生したい所望のシーンを選択し、再生を指示する。
制御部107は、この再生指示に応じて、選択された代表画像に対応した動画ファイルを再生するように記録再生部109を制御する。記録再生部109は、指定された動画ファイルを記録媒体110から読み出し、メモリ106に格納する。信号処理部103は、メモリ106から動画信号と音声信号を読み出して復号し、メモリ106に格納する。表示制御部104は、メモリ106から復号された動画信号を読み出し表示部105に供給する。これにより、再生動画が表示部105に表示される。また、音声信号は、不図示のスピーカから出力される。
再生停止の指示があると、制御部107は、記録再生部109による動画ファイルの読み出しを停止し、再び、インデックス画面を表示部105に表示させる。
記録媒体112の装着時における判別処理を説明する。ビデオカメラ100は、記録媒体110に記録されたHD動画信号をSD動画信号に変換し、記録媒体112に記録する機能を持つ。ただし、装着された記録媒体112に既に、PAL方式の動画信号がSDVIDEOフォーマットで記録されていた場合、NTSC方式のSD動画信号をSDVIDEOフォーマットで記録することができない。そこで、本実施例では、記録先記録媒体となる記録媒体112が装着された際に、記録媒体112に変換後のSD動画信号をSDVIDEOフォーマットで記録できるか否かを判別する判別処理を実行する。変換後のSD動画信号をSDVIDEOフォーマットで記録できない場合には、警告を表示する。
図3は、この判別処理のフローチャートを示す。図3に示す処理は、制御部107により実行される。
記録再生部111により記録媒体112の装着が検出されるか、または、操作部108により電源が投入されると、図3の処理が開始する。制御部107は、記録媒体112に図2のHDディレクトリ202及びSDディレクトリ209がそれぞれ記録されているかどうかを、記録再生部111に確認させる(S301)。HDディレクトリ202が作成済みで、第1の記録形式であるAVCHDフォーマットで動画が記録されているかどうかを判別する(S302)。
記録媒体112に既にAVCHDフォーマットでHD動画信号が記録されている場合、制御部107は、記録媒体112の状態が以下の条件に一致するか否かを確認する(S303)。すなわち、条件1は、記録されている動画のシーン(動画ファイルの数)が、AVCHDフォーマットで既定されたシーン数の上限未満であることである。条件2は、ファイルフォーマットが正しいことである。条件3は、ファイルシステムが正しいことである。条件4は、AVCHDフォーマットで記録されている動画の放送方式が、ビデオカメラ100により記録される動画の放送方式と一致していることである。条件5は、プロテクトがかかっていないことである。条件6は、書き込み速度が所定速度以上であることである。
本実施例では、ビデオカメラ100は、第1の記録形式であるAVCHDフォーマットに従ってHD動画信号を記録する。従って、条件1については、記録先記録媒体である記録媒体112の記録シーン数を検出し、AVCHDフォーマットの記録可能シーン数以下かどうかを判別する。
条件2については、記録媒体112のファイルフォーマットがAVCHDフォーマットで既定されたファイルフォーマットかどうかを検出する。条件3については、記録媒体112のファイルシステムが、ビデオカメラ100で扱うことができるファイルシステムかどうかを判別する。
条件4については、記録媒体112にAVCHDフォーマットで記録されている動画信号の放送方式が、ビデオカメラ100により記録する動画信号の放送方式と同じかどうかを検出する。ビデオカメラ100は、NTSC方式の動画信号を記録するので、記録媒体112にNTSC方式以外の放送方式、例えば、PAL方式の動画が記録されていないかどうかを判定する。
条件5については、記録媒体112にデータ書き込みができないようにプロテクト設定されているかどうかを判別する。
制御部107は、記録媒体112が条件1〜6の全てを満たすか否かを確認し、記録媒体112にAVCHDフォーマットでHD動画信号を記録可能か否かを判別する(S304)。何れかの条件を満たさない場合、制御部107は、記録媒体112に撮影動画信号を記録できない旨を示す警告情報を表示部105に表示させる(S309)。
条件1〜6を全て満たし、HD動画信号をAVCHDフォーマットで記録可能である場合(S304)、制御部107は、第2の記録形式であるSDVIDEOフォーマットの動画信号が記録媒体112に記録されているか否かを判別する(S305)。記録媒体112にSDVIDEOフォーマットのSD動画信号が記録されていない場合(S305)、そのまま処理を終了する。
記録媒体112にSDVIDEOフォーマットのSD動画信号が記録されていた場合(S305)、制御部107は、記録媒体112が以下の条件7を満たすか否かを確認する(S306)。条件7は、SDVIDEOフォーマットで記録されている動画の放送方式が、ビデオカメラ100により記録される動画の放送方式と一致していることである。ビデオカメラ100は、NTSC方式の動画信号を記録するので、ここでは記録媒体112にNTSC方式以外の放送方式、例えばPAL方式の動画がSDVIDEOフォーマットで記録されていないかどうかを判別する。
制御部107は、記録媒体112が条件7を満たすか否かを確認し、記録媒体112にSDVIDEOフォーマットで変換後のSDの動画信号を記録できるか否かを判別する(S307)。条件7を満たさない場合、制御部107は、変換後の動画信号を記録媒体112に記録できない旨を示す警告を表示部105に表示させる(S308)。
条件7が満たされ、変換後のSD動画信号がSDVIDEOフォーマットで記録可能である場合(S307)、そのまま処理を終了する。
HD/SDの変換処理を説明する。再生モードで記録媒体110に記録されている動画のインデックス画面を表示している状態で、ユーザが操作部108を操作して、変換対象の動画ファイルを選択する。そして、ユーザが、選択した動画ファイルの変換を操作部108で指示する。この変換指示に応じて、制御部107は、記録媒体110から指定されたHD動画ファイルを読み出し、信号処理部103によりSD動画信号に変換し、SDVIDEOフォーマットで記録媒体112に記録する。
このとき、制御部107は、記録媒体112の空き容量の範囲内に入るかどうかを事前に確認するために、指定された動画信号をSDVIDEOフォーマットに変換した際のデータ量(予測値)を算出する。なお、ここでは、撮影時に記録されたHD動画信号の符号化形式をMPEG2に変換するものとする。また、音声信号は、AC3方式のままで変換しない。変換後の動画信号のデータレート(ビットレート)を所定値とした場合で、データ量を算出する。算出したデータ量と記録媒体112の空き容量とを比較し、変換後の動画信号を記録先記録媒体に記録できるかどうかを判別する。
記録媒体112の空き容量が算出したデータ量よりも少ない場合、制御部107は、記録媒体112の空き容量が少なくて変換処理ができない旨の警告画面を表示部105に表示させ、再度、インデックス画面を表示させる。
また、記録媒体112の空き容量が算出したデータ量以上の場合、制御部107は、指定された動画ファイルを記録媒体110から順次読み出すように記録再生部109に指示する。制御部107はまた、再生されたHD動画信号の変換を信号処理部103に指示する。信号処理部103は、再生された動画信号を一旦復号した後、画面サイズをSDサイズ(横720画素×横480画素)に縮小した後、MPEG2方式で圧縮符号化し、記録再生部111に出力する。記録再生部111は、信号処理部103からの変換後のSD動画信号と、音声信号とをSDVIDEOフォーマットで記録媒体112に記録する。このときに記録媒体112に記録される1つのSD動画ファイルは、記録媒体110に記録された変換対象の1つの動画ファイルに対応する。
この様に、本実施例では、記録媒体112が装着された際に、変換後の動画信号の記録フォーマットであるSDVIDEOフォーマットで動画信号が記録されているか否かを判別する。そして、更に、記録媒体112にSDVIDEOフォーマットで記録された動画の放送方式が、ビデオカメラ100が記録する動画の放送方式と一致するか否かを判別する。何れかが一致しない場合、その旨を警告するので、ユーザは、記録媒体112を装着した時点で、記録媒体110に記録されたHD動画をSD動画に変換して記録媒体112に記録可能かどうかを知ることができる。
記録媒体110をソースの記録媒体とし、記録媒体112を記録先記録媒体とする使用する実施例を説明したが、交換可能な一つの記録媒体をソース及び記録先の記録媒体とする構成にも適用可能である。例えば、図1において、記録再生部109及び記録媒体110を備えない構成であってもよい。この場合、撮影されたHD動画信号をAVCHDフォーマットで記録媒体112に記録する。また、記録媒体112に記録されたHD動画信号を読み出し、信号処理部103によりSD動画信号に変換した後、記録再生部111によりSDVIDEOフォーマットでSD動画信号を記録媒体112に記録する。この様な構成で、記録媒体112が装着された際に、図3に示す処理を実行する。これにより、ユーザは、記録媒体112を装着した時点で、記録媒体112に記録されたHD動画をSD動画に変換して記録媒体112に記録可能かどうかを知ることができる。
図3に示す判別処理を図4に示すように変更しても良い。図4において、図3と同じ処理には同一の符号を付加してあり、その説明を省略する。すなわち、ステップS301からステップS306までの処理は、図3と同様である。
ステップS306の後に、制御部107は、記録媒体112が条件7を満たすか否か、すなわち、SDVIDEOフォーマットの動画の放送方式がビデオカメラ100の放送方式と一致するか否かを判別する(S401)。放送方式が一致していない場合(S401)、制御部107は、その時点で記録媒体112に記録されているSDディレクトリの名前を別のディレクトリ名に変更する(S402)。このとき、SD_BK等の予め決められたディレクトリ名に変更することで、変更後のディレクトリが、元々記録されていたものであることが容易に認識できるようになる。
一方、S401において、放送方式が同じ場合(S401)、そのまま処理を終了する。
SDディレクトリの名前を変更した場合(S402)、記録媒体110に記録されたHD動画信号の変換処理の際に、新たに記録媒体112にSDディレクトリ209を生成する。そして、変換後の動画信号をSDVIDEOフォーマットで記録媒体112に記録する。
信号処理部103から変換機能を削除しても良い。そして、記録媒体112が装着された際に、図3に示す処理を実行する。その処理で、ビデオカメラ100の放送方式とは異なる放送方式でSDVIDEOフォーマットの動画信号が記録媒体112に記録されている場合に、その旨を警告する。
この様にすることで、記録媒体112を装着して変換処理を行う場合に、放送方式が異なる故に変換処理を実行できないことを、ユーザに事前に知らせることができる。
ビデオカメラに適用した実施例を説明したが、ビデオカメラ以外にも、動画信号を取得して記録媒体に記録した後、記録された動画信号の記録形式を変換する装置に本発明を適用可能である。

Claims (4)

  1. 記録媒体から第1の記録形式の動画信号を再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生された前記第1の記録形式の動画信号を、前記第1の記録形式とは異なる第2の記録形式の動画信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記第2の記録形式の動画信号を着脱自在の記録先記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録先記録媒体の装着に応じて、前記第2の記録形式の動画信号を前記記録先記録媒体に記録可能かどうかを判別し、記録可能でない場合に、その旨を警告する判別手段
    とを備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記判別手段は、前記記録先記録媒体の装着に応じて、前記記録先記録媒体に前記第2の記録形式の動画信号が記録されているかどうかを判別し、前記第2の記録形式の動画信号が記録されていない場合に、前記変換手段により変換された第2の動画信号を記録可能であると判別することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記第2の記録形式は、複数の放送方式のうちの何れか一つの放送方式の動画信号を記録すると他の放送方式の動画信号を記録することができない形式であり、前記判別手段は、前記記録先記録媒体に前記第2の記録形式の動画信号が記録されていた場合に、更に、前記記録先記録媒体に前記第2の記録形式で記録されている動画信号の放送方式が前記記録媒体に記録されている第1の記録形式の動画信号の放送方式と同じであるかどうかを判別し、前記第2の記録形式で記録されている動画信号の放送方式が前記記録媒体に記録されている第1の記録形式の動画信号の放送方式と同じである場合に、前記変換手段により変換された第2の動画信号を記録可能であると判別することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 記録媒体から第1の記録形式の動画信号を再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生された前記第1の記録形式の動画信号を、前記第1の記録形式とは異なる第2の記録形式の動画信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記第2の記録形式の動画信号を前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体の装着に応じて、前記第2の記録形式の動画信号を前記記録媒体に記録可能かどうかを判別し、記録可能でない場合に、その旨を警告する判別手段
    とを備えることを特徴とする記録再生装置。
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