以下、適宜図面を参照しつつ本発明の実施の形態を詳説する。
図1の情報交換システム1は、ネットワーク2と、携帯用リーダライタ3と、携帯端末4と、サーバ5とを有している。携帯用リーダライタ3及び携帯端末4は、実際には複数存在している。しかし、図1では煩雑さ回避のため、携帯用リーダライタ3及び携帯端末4を各一つずつであるとして説明する。
ネットワーク2は、典型的にはインターネットである。ネットワーク2は、携帯端末4及びサーバ5を接続可能に構成されている。ネットワーク2は、携帯端末4とサーバ5とを直接接続してもよく、また移動通信網用サーバ(図示せず)を介して接続してもよい。移動通信網用サーバを介して携帯端末4とサーバ5とを接続する場合、携帯端末4と移動通信網用サーバとは、移動通信網(図示せず)によって接続され、移動通信網用サーバとサーバ5とがネットワーク2によって接続される。移動通信網用サーバとしては、iモード(登録商標)サーバ等が存在する。
携帯用リーダライタ3は、通信部6と、通信制御部7と、記憶部8とを有している。携帯用リーダライタ3は、一般的には、扁平な直方体状に形成されている。携帯用リーダライタ3の大きさとしては、奥行及び幅が2.5cm〜4.0cm程度、高さが0.5cm〜2.0cm程度とされている。
通信部6は、アンテナ(図示せず)を有している。通信部6は、アンテナを介して携帯端末4の有する非接触ICチップ15との間の近距離無線通信を行う。通信部6は、携帯端末4から非接触ICチップIDを受信する。また、通信部6は、暗号化された非接触ICチップID及びリーダライタID、並びにサーバ5のホームページに接続するための固有のURLを携帯端末4に送信する。
通信制御部7は、携帯用リーダライタ3と非接触ICチップ15との近距離無線通信を制御する。通信制御部7は、非接触ICチップ15との近距離無線通信によって携帯端末4側から非接触ICチップIDを受信すると、この非接触ICチップIDと記憶部8に格納されているリーダライタIDとを記憶部8に格納されている乱数表に基づいて暗号化する。通信制御部7は、これらの暗号化されたID及び記憶部8に格納されているサーバ5のホームページに接続するための固有のURLを携帯端末4側に送信する。携帯用リーダライタ3と非接触ICチップ15との近距離無線通信は、携帯用リーダライタ3が備える送信スイッチ(図示せず)を押すことによって実行される。
記憶部8は、通信制御部7が実行する動作プログラムや、この動作プログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。記憶部8には、リーダライタID、乱数表及びこの乱数表に基づいてリーダライタIDと非接触ICチップIDとを暗号化する暗号化プログラムが格納されている。また、記憶部8には、サーバ5のホームページに接続するための固有のURLが格納されている。
携帯端末4は、通信部9と、入力部10と、表示部11と、制御部12と、記憶部13とを有している。
通信部9は、アンテナ(図示せず)を有している。通信部9は、アンテナを介して携帯用リーダライタ3との間の近距離無線通信を行う。また、通信部9は、アンテナを介してサーバ5とのネットワーク通信を行う。通信部9は、携帯用リーダライタ3及びサーバ5から受信した信号を通信制御部14に通知する。通信部9は、通信制御部14から受信した信号を携帯用リーダライタ3及びサーバ5に送信する。
入力部10は、プッシュボタンやカーソルキー等の各種ボタンを有している。入力部10は、ユーザからの入力によって、その入力内容に応じた操作信号を制御部12に通知する。
表示部11は、液晶その他の表示素子によって構成されている。表示部11は、文字情報や映像・画像情報、操作・動作に係る種々の情報の表示を行う。
制御部12は、通信制御部14と、非接触ICチップ15とを有している。
通信制御部14は、携帯用リーダライタ3と携帯端末4との近距離無線通信の制御を行う。通信制御部14は、非接触ICチップ15に格納されている非接触ICチップIDを携帯用リーダライタ3側に送信する。さらに、通信制御部14は、携帯用リーダライタ3側から送られる暗号化されたリーダライタID、暗号化された非接触ICチップID及び所定のURLを非接触ICチップ15に送信する。また、通信制御部14は、携帯端末4とサーバ5とのネットワーク通信を制御する。
非接触ICチップ15は、携帯用リーダライタ3から所定の電磁波を受信することにより起動する。非接触ICチップ15は、固有の非接触ICチップIDを有している。非接触ICチップ15は、携帯用リーダライタ3との近距離無線通信により非接触ICチップIDを携帯用リーダライタ3側に送信する。非接触ICチップ15は、携帯用リーダライタ3側から、暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップID、並びにサーバ5のホームページに接続するための固有のURLを受け取ると、携帯端末4のブラウザを立ち上げる。非接触ICチップ15は、これらの暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップID、並びにサーバ5のホームページへの接続URLを表示してサーバ5に接続する。非接触ICチップ15としては、例えば、フェリカ(登録商標)チップを挙げることができる。
記憶部13は、通信制御部14が実行する動作プログラムや、この動作プログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。
サーバ5は、通信部16と、制御部17と、記憶部18とを有している。
通信部16は、ネットワーク2を介して携帯端末4とのネットワーク通信を行う。通信部16は、携帯端末4から送信されるリーダライタID、非接触ICチップID等を受信する。通信部16は、携帯端末4から受信したリーダライタID、非接触ICチップID及びその他の信号を通信制御部19に通知する。また、通信部16は、通信制御部19から受信した信号を携帯端末4に送信する。
制御部17は、通信制御部19と、登録処理部20と、ウェブページ表示処理部21と、ログイン処理部22と、プロフィール処理部23と、プロフィール更新処理部24と、ニックネーム表示処理部25と、メッセージ処理部26と、コメント処理部27とを有している。
通信制御部19は、携帯端末4とサーバ5とのネットワーク通信の制御を行う。通信制御部19は、暗号処理部(図示せず)を有している。暗号処理部は、携帯端末4から送信される暗号化されたリーダライタIDと暗号化された非接触ICチップIDとを復号化する。暗号処理部は、これらの復号化したIDと、事前に記憶部18に記憶されているリーダライタID及び非接触ICチップIDとを照合する。暗号処理部は、この照合結果を携帯端末4に送信する。
登録処理部20は、ID登録処理部と、ユーザ登録処理部とを有している(ともに図示せず)。
ID登録処理部は、携帯端末4から送信されるリーダライタID及び非接触ICチップIDを登録する。ID登録部は、送信されるリーダライタID又は非接触ICチップIDがサーバ5に未登録の場合(サーバ5が初めて登録するIDである場合)、これらの未登録IDを新規に受信した親IDとして登録する。他方、ID登録部は、送信されるリーダライタIDが別の非接触ICチップIDとの関係で、親IDとして既に登録されている場合、このリーダライタIDを共に送信される非接触ICチップIDと関連付けて子IDとして登録する。なお、親IDは自らのプロフィール情報等を管理するために利用される。また、子IDは他のユーザとのコミュニケーションを図るために用いられる。ID登録部による登録は、リーダライタID及び/又は非接触ICチップIDを記憶部18に格納することによって行われる。
ユーザ登録処理部は、携帯端末4のユーザによる入力及び送信操作に基づいて、携帯端末4のユーザ情報を登録する。ユーザ登録処理部によるユーザ登録は、各ユーザに固有のユーザIDを記憶部18に格納することにより行われる。ユーザ登録処理部は、各ユーザに固有のユーザIDを、上記親IDと関連付けて記憶部18に格納する。
ウェブページ表示処理部21は、ホームページ表示部と、プロフィール管理画面表示部とを有している(ともに図示せず)。
ホームページ表示部は、リーダライタID及び非接触ICチップIDを受信することにより、又はホームページ画面に固有のURLをブックマークとして使用させることによって、携帯端末4にホームページ情報(htmlファイルや画像ファイル等)を送信する。
プロフィール管理画面表示部は、ユーザ登録処理又はログイン処理ののち、携帯端末4にプロフィール管理画面情報(htmlファイルや画像ファイル等)を送信する。
ログイン処理部22は、携帯端末4から送信されるメールアドレスや所定のパスワードが事前に登録されているものと一致しているか否かを判断する。ログイン処理部22は、これらのメールアドレスやパスワードが一致していると判断した場合、ログイン許可を行う。他方、ログイン処理部22は、メールアドレスやパスワードが一致していないと判断した場合、ログイン要求を拒絶する。
プロフィール処理部23は、携帯端末4の入力部10から入力されるプロフィール情報を、親IDを有するリーダライタID及び親IDを有する非接触ICチップIDと関連付けて記憶部18に格納する。また、プロフィール処理部23は、記憶部18に格納されているプロフィール情報を親ID又は親ID以外のIDを有する携帯端末4からの要求に応じて送信する。
プロフィール更新処理部24は、携帯端末4からの要求にしたがい、記憶部18に格納されているプロフィール情報を取り出す。プロフィール更新処理部24は、携帯端末4からの入力及び送信操作に基づいてこのプロフィール情報を更新したうえで、更新後のプロフィール情報を記憶部18に格納する。
ニックネーム表示処理部25は、親IDとして登録されたリーダライタIDと、このリーダライタIDが親として登録されていない非接触ICチップIDとが関連付けられて登録されている場合に、このリーダライタIDが親IDとして対をなして登録された非接触ICチップIDを有する携帯端末4に、上記親として登録されていない非接触ICチップIDに関連付けられているユーザのニックネーム情報を送信する。
メッセージ処理部26は、携帯端末4から送信されるメッセージを送信側及び受信側の非接触ICチップIDと関連付けて記憶部18に格納する。また、メッセージ処理部26は、受信側の携帯端末からの要求に応じて、このメッセージを送信する。
コメント処理部27は、携帯端末4から送信される、プロフィール情報の送信者に対するコメントを記憶部18に格納する。また、コメント処理部27は、携帯端末4からの要求に応じて、記憶部18に格納されているコメントを返信する。コメント処理部27は、送信者と受信者とを特定することによって定められる固有のIDと関連付けてこのコメントを格納する。
記憶部18は、通信制御部19、登録処理部20、ウェブページ表示処理部21、ログイン処理部22、プロフィール処理部23、プロフィール更新処理部24、ニックネーム表示処理部25、メッセージ処理部26、コメント処理部27等が実行する動作プログラムや、この動作プログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。記憶部18には、リーダライタID、非接触ICチップID、ユーザ情報等が格納される。また、記憶部18には、暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップIDを復号化するための復号鍵が格納される。
次に、図2を参照して、携帯用リーダライタ3と非接触ICチップ15との近距離無線通信を起点として行われる、携帯端末4とサーバ5との接続方法等について説明する。図2では、携帯用リーダライタ3のリーダライタID及び携帯端末4の非接触ICチップIDが共に未登録である場合を説明する。
まず、携帯用リーダライタ3は、ユーザによって送信スイッチが押されると、携帯端末4の有する非接触ICチップと近距離無線通信を行う。これにより、携帯用リーダライタ3は、携帯端末4から非接触ICチップIDを受信する(非接触ICチップID受信手段)。携帯用リーダライタ3は、記憶部8に格納されているリーダライタID及び受信した非接触ICチップIDを、記憶部8に格納されている乱数表に基づき暗号化したうえで、携帯端末4に送信する(ID送信手段)。また、携帯用リーダライタ3は、これらの暗号化されたIDとともに、記憶部8に保存されている、サーバ5のホームページに接続するためのURLを携帯端末4に送信する。
携帯端末4の非接触ICチップ15は、この暗号化されたリーダライタID、暗号化された非接触ICチップID及びサーバ5のホームページに接続するためのURLを受信する。そして、非接触ICチップ15は、携帯端末4のブラウザを立ち上げ、サーバ5のホームページに接続するためのURL並びに暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップIDを表示してサーバ5に接続する。
サーバ5は、これらの暗号化されたIDを受信する(ID受信手段)。サーバ5は、これらのIDを復号化して、認証結果を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、この認証を受けて、サーバ5のホームページへの接続要求を行う。これに対し、サーバ5は、接続許可を行い、ホームページ表示処理部の処理により、ホームページ画面を携帯端末4の表示部11に表示させる(第一のホームページ表示手段)。
さらに、サーバ5は、ID登録処理部の処理により、携帯端末4から送信されるリーダライタID及び非接触ICチップIDを、対をなす親IDとして記憶部18に格納する(第一のID登録手段)。なお、かかるID登録は、必ずしもホームページ画面表示後に行われる必要はなく、ホームページ画面表示前に行われてもよく、また後述するユーザ登録後等に行われてもよい。
続いて、サーバ5は、携帯端末4の表示部11に表示されるホームページ画面を介して携帯端末4のユーザ登録を行う(第一のユーザ登録手段)。ユーザ登録方法を、図3を参照して説明する。
図3のホームページ画面31は、メールアドレス入力部32と、パスワード入力部33と、自動ログインボタン34と、パスワード確認ボタン35と、ログインボタン36と、新規登録ボタン37とを有している。
メールアドレス入力部32、パスワード入力部33、ログインボタン36は、既にユーザ登録を行ったユーザが当該情報交換システム1を使用する場合に用いられる。ユーザ登録を行ったユーザは、登録時に設定したメールアドレス及びパスワードを、それぞれメールアドレス入力部32、パスワード入力部33に入力し、ログインボタン36を押すことで、サーバ5にログイン要求を行うことができる。サーバ5は、これらのメールアドレス等が登録内容と合致している場合、このユーザのログイン許可を行う。
自動ログインボタン34は、既にユーザ登録を行ったユーザが使用するボタンである。ユーザ登録を行ったユーザは、このボタンを押してログインすることで、次回以降、ホームページ画面31を介することなく、後述するプロフィール管理画面を表示することができる。
パスワード確認ボタン35は、事前に設定したパスワードを忘れた場合に使用するボタンである。設定パスワードを忘れたユーザは、パスワード確認ボタンを押して、これにより表示されるパスワード確認画面(図示せず)において所定の事項を入力する。サーバ5は、これらの入力事項と事前にユーザから入力された事項とが合致しているか否かを判断し、これらが合致している場合にユーザにパスワードを通知する。かかるパスワードは、パスワード確認画面を介して表示される所定の画面に表示してもよく、ユーザに送信するメールに表示してもよい。
なお、既に登録を行ったユーザが行うログイン方法の詳細については後述する。
新規登録ボタン37は、携帯端末4のユーザを新規に登録するためのボタンである。携帯端末4のユーザが新規登録ボタン37を押すと、携帯端末4の表示部11に図4に示すユーザ登録画面41が表示される。
ユーザ登録画面41は、ユーザ情報入力部42と、登録ボタン43とを有している。ユーザ情報入力部42は、メールアドレスやパスワード等、所定のユーザ情報を入力する欄である。登録ボタン43は、入力事項をサーバ5に送信するためのボタンである。サーバ5への登録を希望するユーザは、ユーザ情報入力部42に必要事項を入力して登録ボタン43を押すことにより、これらの入力事項をサーバ5へ登録する。入力事項の登録は、サーバ5のユーザ情報登録処理部が入力情報を記憶部18に格納することにより行われる。これらの入力事項は、親IDとして記憶部18に格納されているリーダライタID及び非接触ICチップIDと関連付けて記憶部18に格納される。
なお、かかるユーザ登録は、上述の手順以外によって行うこともできる。例えば、携帯端末4のユーザが新規登録ボタン37を押すことで、所定のURLに空メールを送信するようにしてもよい。そして、携帯端末4のユーザがこの空メールに対する返信メールに表示される所定のURLにアクセスすることにより、ユーザ登録画面41が表示されるようにしてもよい。
図5のプロフィール管理画面51は、ユーザ登録後に携帯端末4の表示部11に表示される画面である。プロフィール管理画面51は、サーバ5のプロフィール管理画面表示部が、プロフィール管理画面情報(htmlファイルや画像ファイル等)を携帯端末4に送信することにより表示される(第一のプロフィール管理画面表示手段)。
プロフィール管理画面51は、ユーザメニュー部52と、プロフィール交換部53とを有している。
ユーザメニュー部52は、メッセージ受信部54と、プロフィール画面プレビュー部55と、プロフィール登録部56と、マイ画像登録・削除部57と、同報メール作成部58と、ユーザ情報登録部59とを有している。
メッセージ受信部54は、プロフィール情報を送受信したことのある相手から受け付けたメッセージを表示するためのボタンである。具体的には、携帯端末4のユーザは、メッセージ受信部54を押すことで、受信しているメッセージの一覧及びこの一覧を介して表示される個別のメッセージを確認することができる。このようなメッセージの確認は、サーバ5の記憶部18に格納されているメッセージをメッセージ処理部26が取り出すことによって行われる。なお、プロフィール情報の送受信方法については後述する。
プロフィール画面プレビュー部55は、携帯端末4のユーザが作成したプロフィール画面を表示するためのボタンである。プロフィール画面プレビュー部55は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、表示部11にプロフィール画面を表示する。
プロフィール登録部56は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、プロフィール登録画面を表示する。
マイ画像登録・削除部57は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、プロフィール画面に表示される自身の顔写真、アイコン等の登録画面を表示する。
同報メール作成部58は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、プロフィールを送受信したことのある相手に対して同報メールを作成するための画面を表示する。具体的には、携帯端末4のユーザは、まず同報メール作成部58を押す。そして、携帯端末4のユーザは、これにより表示される同報メール作成画面(図示せず)において、プロフィール情報を送受信したことのある1又は複数のユーザを選択したうえで所望のメールを作成し、サーバ5に送信する。サーバ5は、受信したメールを、メッセージ処理部26の処理により携帯端末4の非接触ICチップID及びメッセージ受信者の携帯端末(図示せず)の非接触ICチップIDと関連付けて記憶部18に格納する。これにより、同報メール受信先のユーザは、サーバ5を介して容易に同報メールを閲覧することができる(なお、同報メール作成部58の選択を介して行われる同報メールの作成・送信手段、及び上述のメッセージ受信部54の選択を介して行われるメッセージの確認手段を合わせてメッセージ送受信手段を形成する)。
ユーザ情報登録部59は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、ユーザ情報として登録されている内容を変更するための画面を表示する。具体的には、ユーザ情報登録部59は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、携帯端末4の表示部11にユーザ登録画面41を表示する。
プロフィール交換部53は、プロフィール送信者表示部53aと、プロフィール受信者表示部53bとを有している。
プロフィール送信者表示部53aは、携帯端末4の非接触ICチップ以外の非接触ICチップが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDに係るユーザのニックネームを表示する。詳細には、プロフィール送信者表示部53aは、親IDを有する非接触ICチップIDに対する子IDとして登録されたリーダライタIDを有する携帯用リーダライタ3のユーザのニックネームを表示する。携帯端末4のユーザは、プロフィール送信者表示部53aに表示されるユーザのニックネームを選択することで、このニックネームに対応するユーザのプロフィール情報をサーバ5から取得して閲覧することができる(プロフィール情報表示手段)。
プロフィール受信者表示部53bは、親IDとして登録された非接触ICチップID以外の非接触ICチップIDが親IDとして登録されているユーザのニックネームを表示する。具体的には、プロフィール受信者表示部53bは、親IDを有する携帯用リーダライタ3と、親以外の非接触ICチップIDとを近距離無線通信させた場合の、親以外の非接触ICチップIDを有する携帯端末のユーザのニックネームを表示する(ニックネーム表示手段)。
これにより、当該情報交換システム1は、誰に対してプロフィール情報を送信したかを容易に確認することができる。
なお、プロフィール受信者表示部53bでは、ニックネーム表示処理部25の処理によって、携帯端末4のユーザは、受信者のニックネームを見ることはできるが、このニックネームを押しても相手のプロフィール情報を閲覧することができないように設定されている。従って、当該情報交換システム1は、プロフィール情報を送信していないユーザに自らのプロフィール情報を閲覧されるおそれがなく、高いセキュリティー性を保つことができる。
また、プロフィール交換部53では、プロフィール交換を行った送信者及び受信者のニックネームを直接表示するのではなく、送信者及び受信者の入力に基づく所定の区分(「プライベート」、「ビジネス」等)を作成し、この区分を表示するようにしてもよい。そして、携帯端末4のユーザがこの区分をクリックすることにより各区分に分類された送信者及び受信者のニックネームが表示されるようにしてもよい。これにより、プロフィール交換を行った送信者又は受信者が増加した場合であっても、所望の相手を容易に検索することができる。
次に、図6、7及び8を参照して、プロフィール管理画面51を介して行われるプロフィール情報作成方法について説明する。
図6(1)のマイ画像登録画面61は、マイ画像登録・削除部57を選択することで表示される画面である。マイ画像登録画面61は、マイ画像登録部62と、マイ画像削除部63とを有している。
マイ画像登録部62には、所定のURLへ接続するためのリンクが貼られている。携帯端末4のユーザは、このURLに対してメールの添付資料として画像を送信することにより、所望の画像をサーバ5の記憶部18に格納する。
マイ画像削除部63は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、サーバ5に格納されたマイ画像を削除するためのマイ画像削除画面64を表示する。
図6(2)のマイ画像削除画面64は、削除画像表示部65と、削除画像選択部66と、削除ボタン67とを有している。
削除画像表示部65には、マイ画像登録を経てサーバ5の記憶部18に格納されている画像が表示される。
削除画像選択部66は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、削除する画像を決定する。
削除ボタン67は、携帯端末4のユーザに選択されることにより、削除決定されている画像をサーバ5の記憶部18から削除する。
図7のプロフィール登録画面71は、デザインパターン選択部72と、画像選択部73と、文言設定部74と、登録ボタン75とを有している。なお、プロフィール登録画面71による登録を経て表示される画面が図8のプロフィール画面81である。プロフィール画面81は、プロフィール管理画面51のプロフィール画面プレビュー部55を選択することにより閲覧することができる。
デザインパターン選択部72は、プロフィール画面81の背景画面を選択するためのものである。携帯端末4のユーザは、予め定められ、サーバ5の記憶部18に保存されている背景画面の中から所望のデザインパターンを選択して背景画面とする。かかる背景画面としては、例えば、「ショップ調」、「ノスタルジア調」、「ゴシック調」等があり、個人がビジネスやプライベートにおいて好適に利用できるだけでなく、店舗等が店舗紹介ページとして利用するのにも適している。
画像選択部73は、プロフィール画面81においてユーザ表示部82に表示される画像を選択するためのものである。携帯端末4のユーザは、マイ画像登録によってサーバ5の記憶部18に格納されているうちの所望の画像を選択して画像選択部73に入力することにより、ユーザ表示部82に表示される画像を選択する。
文言設定部74は、プロフィール画面81のユーザ紹介部83において、携帯端末4のユーザがアピールしたい項目及び各項目に対するアピール内容を入力するためのものである。文言設定部74において、携帯端末4のユーザは自らの必要性や嗜好に合った項目を自由に入力することができるので、各ユーザが最適な項目及び内容を作成することができる。
登録ボタン75は、プロフィール登録内容を確定し、プロフィール情報をサーバ5の記憶部18に格納するためのボタンである。登録ボタン75によって確定された内容は、サーバ5のプロフィール処理部23の処理を経て、親IDとして対をなして登録されているリーダライタID及び非接触ICチップIDと関連付けられて記憶部18に格納される(第一のプロフィール情報保存手段)。
なお、かかるプロフィール情報の作成・更新は、プロフィール管理画面51からプロフィール登録部56を選択した場合に表示されるプロフィール登録画面71において自由に行うことができる(情報変更手段)。従って、携帯端末4のユーザは、一旦プロフィール登録した後においても、登録内容を容易に上書きすることができる。
図8のプロフィール画面81は、ユーザ表示部82と、ユーザ紹介部83とを有している。
ユーザ表示部82は、画像選択部73及び登録ボタン75により選択・登録された画像が表示される。
ユーザ紹介部83は、文言設定部74及び登録ボタン75により入力・登録された送信者情報が表示される。
次に、図9を参照して、サーバ5が、未登録の非接触ICチップIDと、この非接触ICチップID以外の非接触ICチップIDが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDとを受信する場合について説明する。図9では、携帯端末4の非接触ICチップIDが未登録であり、携帯用リーダライタ3のリーダライタIDが携帯端末4以外の携帯端末の非接触ICチップIDと親IDとして対をなして登録されているものとする。なお、以下の実施の形態においても、携帯端末4とサーバ5との接続は、非接触ICチップID受信手段、ID送信手段及びID受信手段を介して行われる。これらの非接触ICチップID受信手段、ID送信手段及びID受信手段については、上述の、携帯用リーダライタ3のリーダライタID及び携帯端末4の非接触ICチップIDが共に未登録である場合と同様であるため説明を省略する。
サーバ5は、携帯端末4から暗号化されたリーダライタID及び非接触ICチップIDを受信すると、これらのIDを復号化して、認証結果を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、この認証を受けて、サーバ5のホームページへの接続要求を行う。これに対し、サーバ5は、接続許可を行い、ホームページ表示処理部の処理により、ホームページ画面31を携帯端末4の表示部11に表示させる(第二のホームページ表示手段)。
次に、サーバ5は、携帯端末4の表示部11に表示されるホームページ画面31を介して、携帯端末4のユーザ登録を行う(第二のユーザ登録手段)。このユーザ登録方法は、携帯用リーダライタのリーダライタID及び携帯端末の非接触ICチップIDが共に未登録である場合と同様である。
また、サーバ5は、ID登録処理部の処理を経て、非接触ICチップIDを親IDとして記憶部18に格納し、かつリーダライタIDをこの親IDに対する子IDとして関連付けて記憶部18に格納する(第二のID登録手段)。なお、親IDとして登録された非接触ICチップIDは、第二のユーザ登録手段によって登録されたユーザ情報と関連付けて格納される。また、リーダライタID及び非接触ICチップIDの登録は、必ずしもユーザ登録の後に行う必要はない。
ユーザ登録の後、サーバ5は、プロフィール管理画面表示部の処理を経て、携帯端末4の表示部11にプロフィール管理画面51を表示させる(第二のプロフィール管理画面表示手段)。
プロフィール管理画面51を介して表示されるプロフィール登録画面71におけるプロフィール登録手順は、携帯用リーダライタのリーダライタID及び携帯端末の非接触ICチップIDが共に未登録である場合と同様であるため説明を省略する。プロフィール登録画面71における入力及び送信操作に起因して記憶部18に格納されるプロフィール情報は、親IDとして登録される非接触ICチップIDと関連付けて記憶部18に格納される(第二のプロフィール情報保存手段)。
続いて、図5を参照して、携帯端末4の非接触ICチップ15及び携帯用リーダライタ3の近距離無線通信によって行われるプロフィール交換について説明する。
まず、プロフィール管理画面51のプロフィール送信者表示部53aには、携帯端末4の非接触ICチップIDに対し、子IDとして関連付けられたリーダライタIDに係るユーザのニックネームが表示される。そして、携帯端末4のユーザが、携帯用リーダライタ3のユーザのニックネームを選択することにより、図10に示すプロフィール画面91が表示される。
図10のプロフィール画面91は、ユーザ表示部92と、ユーザ紹介部93と、コメント表示部94と、コメント編集部95とを有している。
ユーザ表示部92は、プロフィール送信者を示す画像が表示される。具体的には、ユーザ表示部92には、プロフィール送信者が、プロフィール管理画面51を介して表示される画像選択部73で選択し、サーバ5に登録された画像が表示される。
ユーザ紹介部93は、プロフィール送信者が入力した紹介記事が表示される。具体的には、ユーザ紹介部93には、プロフィール送信者が、プロフィール管理画面51を介して表示される文言設定部74で入力し、サーバ5に登録された紹介記事が表示される。
コメント表示部94は、携帯端末4のユーザが、プロフィール画面91に表示されるユーザについての情報として入力したコメントが表示される。このコメントは、コメント編集部95へのアクセスを経て入力・変更される。
コメント編集部95は、携帯端末4のユーザが、コメント表示部94に表示されるコメントを入力・変更するためのものである。図11を参照して、コメント入力・変更手順について説明する。
コメント編集画面101は、ユーザ表示部102と、ユーザ紹介部103と、コメント作成部104と、登録ボタン105とを有している。
コメント作成部104は、携帯端末4のユーザが、プロフィール送信者に対するコメントを入力する欄である。携帯端末4のユーザに入力されたコメントは、登録ボタン105が押されることにより、コメント処理部27の処理を経て記憶部18に格納される(コメント追加手段)。
コメント処理部27のコメント処理機構について詳述する。まず、記憶部18には、プロフィール画面101に表示されているユーザと携帯端末4のユーザとの関係によって定まる固有のIDが保存されている。そして、携帯端末4のユーザが、所望のコメントを入力又は変更して登録ボタン105を押すと、コメント処理部27がこのコメントと上記IDとを関連付けて記憶部18に格納する。これにより、このコメントは、どのユーザからどのユーザに対するものであるかが一義的に確定される。その結果、携帯端末4のユーザは、プロフィール画面91を表示させることにより、送信者によって入力された情報とともに、自らが入力したコメントを確認することができる。
なお、プロフィール画面91に表示される送信者のプロフィール情報は、親IDとして対をなして登録されるリーダライタID及び非接触ICチップIDと関連付けて登録されている。さらに、この親IDとして登録されているリーダライタIDは、携帯端末4の非接触ICチップIDに対する子IDとして、この非接触ICチップIDと関連付けて登録されている。従って、上記リーダライタIDに係るユーザが、プロフィール情報を事後的に変更した場合、この変更内容は、プロフィール画面91上でもリアルタイムに反映される。その結果、当該情報交換システム1は、プロフィール送信者が、プロフィール画面91に表示される情報を随時更新することにより、プロフィール情報を受信したユーザに対して、常に最新の情報を提供することができる。
次に、図12を参照して、サーバ5が、親として登録された非接触ICチップIDと、この非接触ICチップID以外の非接触ICチップIDが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDとを受信する場合について説明する。図12では、携帯端末4の非接触ICチップIDが親として登録されており、携帯用リーダライタ3のリーダライタIDが携帯端末4以外の携帯端末の非接触ICチップIDと親IDとして対をなして登録されているものとする。
サーバ5は、携帯端末4から暗号化されたリーダライタID及び非接触ICチップIDを受信すると、これらのIDを復号化して、認証結果を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、この認証を受けて、サーバ5のホームページへの接続要求を行う。これに対し、サーバ5は、接続許可を行い、ホームページ表示処理部の処理により、ホームページ画面31を携帯端末4の表示部11に表示させる(第三のホームページ表示手段)。
次に、サーバ5は、ID登録処理部の処理により、携帯用リーダライタ3のリーダライタIDを、親IDとして登録されている携帯端末4の非接触ICチップIDに対する子IDとして関連付けて記憶部18に格納する(第三のID登録手段)。このリーダライタIDの登録は、ホームページ画面表示前に行ってもよく、またログイン後に行ってもよい。
続いて、携帯端末4のユーザは、ホームページ画面31のメールアドレス入力部32及びパスワード入力部33に、ユーザ登録時に設定したメールアドレス及びパスワードを入力する。携帯端末4のユーザは、これらを入力したうえで、ログインボタン36を押してサーバ5にログイン要求を行う。
サーバ5は、携帯端末4から送信されたメールアドレス及びパスワードが事前の登録内容と合致していた場合に、携帯端末4のログインを許可する(第一のログイン手段)。なお、このようなログイン手段は周知の方法によって行われればよく、サーバ5に接続される認証装置等を介して行われてもよい。また、ログインのために必要となる情報は、必ずしもメールアドレス及びパスワードでなくてもよい。加えて、携帯端末4のユーザは、自動ログインボタン37を利用することにより、自動ログインを行ってもよい。
携帯端末4へのログイン許可の後、サーバ5は、プロフィール管理画面表示部の処理により、携帯端末4の表示部11にプロフィール管理画面51を表示させる。
このプロフィール管理画面51のプロフィール送信者表示部53aには、携帯端末4の非接触ICチップIDに対し、子IDとして関連付けられたリーダライタIDに係るユーザのニックネームが表示される。それ故、携帯端末4のユーザは、このニックネームを選択することにより、携帯用リーダライタ3のユーザのプロフィール情報を閲覧することができる。なお、プロフィール情報の閲覧に関する諸々の手順は、上述の、サーバ5が、未登録の非接触ICチップIDと、この非接触ICチップID以外の非接触ICチップIDが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDとを受信する場合と同様であるため説明を省略する。
次に、図13を参照して、サーバ5が、親として登録された非接触ICチップIDと、未登録のリーダライタIDとを受信する場合について説明する。図13では、携帯端末4の非接触ICチップIDが親として登録されており、携帯用リーダライタ3のリーダライタIDが未登録であるものとする。
サーバ5は、携帯端末4から暗号化されたリーダライタID及び非接触ICチップIDを受信すると、これらのIDを復号化して、認証結果を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、この認証を受けて、サーバ5のホームページへの接続要求を行う。これに対し、サーバ5は、接続許可を行い、ホームページ表示処理部の処理により、ホームページ画面31を携帯端末4の表示部11に表示させる(第四のホームページ表示手段)。
次に、サーバ5は、ID登録処理部の処理によって、携帯用リーダライタ3のリーダライタIDを、親IDとして登録されている携帯端末4の非接触ICチップIDと対をなす親IDとして関連付けて記憶部18に格納する(第四のID登録手段)。このリーダライタIDの登録は、ホームページ画面31の表示前に行ってもよく、またログイン後に行ってもよい。また、リーダライタIDの登録は、携帯端末4のユーザに所定の事項を入力させ、これらの入力事項が事前にサーバ5に登録されている内容と合致しているか否かを判断したうえで行うようにしてもよい。
続いて、携帯端末4のユーザは、ホームページ画面31のメールアドレス入力部32及びパスワード入力部33に、ユーザ登録時に設定したメールアドレス及びパスワードを入力する。携帯端末4のユーザは、これらを入力したうえで、ログインボタン36を選択してサーバ5にログイン要求を行う。
サーバ5は、携帯端末4から送信されたメールアドレス及びパスワードが事前の登録内容と合致していた場合に、携帯端末4のログインを許可する(第二のログイン手段)。なお、このログインは、自動ログインボタン37を利用することにより行ってもよい。
サーバ5は、携帯端末4へのログイン許可の後、プロフィール管理画面表示部の処理により、携帯端末4の表示部11にプロフィール管理画面51を表示させる。サーバ5がプロフィール管理画面51を表示させる手順、及びこのプロフィール管理画面51を介して子IDとして関連付けられているリーダライタIDに係るユーザのプロフィール情報を閲覧する手順等は、上述の、サーバ5が、親として登録された非接触ICチップIDと、この非接触ICチップID以外の非接触ICチップIDが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDとを受信する場合と同様であるため説明を省略する。
次に、図14を参照して、サーバ5が、親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDと非接触ICチップIDとを受信する場合について説明する。図14では、携帯端末4の非接触ICチップID及び携帯用リーダライタ3のリーダライタIDが対をなす親IDとして登録されているものとする。
サーバ5は、携帯端末4から暗号化されたリーダライタID及び非接触ICチップIDを受信すると、これらのIDを復号化して、認証結果を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、この認証を受けて、サーバ5のホームページへの接続要求を行う。これに対し、サーバ5は、接続許可を行い、ホームページ表示処理部の処理により、ホームページ画面31を携帯端末4の表示部11に表示させる(第五のホームページ表示手段)。
続いて、携帯端末4のユーザは、ホームページ画面31のメールアドレス入力部32及びパスワード入力部33に、ユーザ登録時に設定したメールアドレス及びパスワードを入力する。携帯端末4のユーザは、これらを入力したうえで、ログインボタン36を押してサーバ5にログイン要求を行う。
サーバ5は、携帯端末4から送信されたメールアドレス及びパスワードが事前の登録内容と合致していた場合に、携帯端末4のログインを許可する(第三のログイン手段)。なお、このログインは、自動ログインボタン37を利用することにより行ってもよい。
サーバ5は、携帯端末4へのログイン許可の後、プロフィール管理画面表示部の処理により、携帯端末4の表示部11にプロフィール管理画面51を表示させる。サーバ5がプロフィール画面51を表示させる手順、及びこのプロフィール管理画面51を介して子IDとして関連付けられているリーダライタIDに係るユーザのプロフィール情報を閲覧する手順等は、上述の、サーバ5が、親として登録された非接触ICチップIDと、この非接触ICチップID以外の非接触ICチップIDが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDとを受信する場合と同様であるため説明を省略する。
当該情報交換システム1は、携帯端末4の表示部11にホームページ画面31を表示させるための方法として、ホームページ画面31に固有のURLを携帯端末4のユーザにブックマークとして使用させてもよい(第六のホームページ表示手段)。具体的には、携帯端末4のユーザは、ユーザ登録画面41において所定の入力事項を入力したうえで登録ボタン43を押す。これに対して、サーバ5は、これらの入力事項を記憶部18に格納するとともに、携帯端末4に対して、ホームページ画面31に接続するための固有のURLを返信する。携帯端末4のユーザは、このURLをブックマークとして使用することで、ホームページ画面31にアクセス可能となる。このような方法によれば、当該情報交換システム1は、親IDを有する携帯用リーダライタ3を保持しないユーザであっても、容易に利用することができる。その結果、当該情報交換システム1は、さらにユーザを拡大することができ、普及性を高めることができる。
当該情報交換システム1は、プロフィール情報受信者の携帯端末4に内蔵される非接触ICチップID及びプロフィール情報送信者のリーダライタIDを近距離無線通信することによりプロフィール交換をすることができるので、プロフィール情報送信者としては、従来のように名刺を一枚づつ持ち運ぶ必要がなく、名刺不足となるおそれがない。一方、当該情報交換システム1は、プロフィール情報受信者としては、サーバ5に保存されるプロフィール情報を検索することにより送信者情報を得ることができるので、所望のプロフィール情報を効率的に探すことができる。加えて、当該情報交換システム1は、多数の紙名刺を保管、管理等する必要がないので、保管スペースを削減することができる。
当該情報交換システム1は、自らが携帯用リーダライタ3を所有していない場合であっても他のユーザのプロフィール情報を閲覧することができる。その結果、当該情報交換システム1は、著しく利便性を向上することができる。
当該情報交換システム1は、親として登録された携帯端末4の非接触ICチップ以外の非接触ICチップIDが親IDとして対をなして登録されたリーダライタIDを、携帯端末4の非接触ICチップIDに対する子IDとして容易に登録することができる。その結果、当該情報交換システム1は、一旦親として登録された非接触ICチップIDを有する携帯端末4のユーザと他のユーザとのプロフィール交換をさらに効率的に行うことができる。
当該情報交換システム1は、新たに所持した携帯用リーダライタのIDを、既に親として登録されている非接触ICチップIDと対をなす親IDとして容易に登録することができる。従って、当該情報交換システム1は、新たに携帯用リーダライタ3を所持することで、自らのプロフィール情報を他のユーザに容易に送信することができる。
当該情報交換システム1は、親IDを有する携帯用リーダライタ3と、親IDを有する非接触ICチップを内蔵した携帯端末4とを有していれば、いつでもホームページ画面31及びこれを介して表示されるプロフィール管理画面51を閲覧することができる。その結果、当該情報交換システム1は、送信者のプロフィール情報を、このプロフィール管理画面51からいつでも閲覧することができ、利便性をさらに向上することができる。
当該情報交換システム1は、親IDとして登録されている非接触ICチップIDを有する携帯端末4のユーザと、この非接触ICチップIDと関連付けて登録されている他のユーザとの間でメッセージの送受信を行うことができるので、所望の情報を特定の相手に対してのみ伝達することができる。また、当該情報交換システム1は、常時閲覧する必要のない、その場限りの情報の伝達を好適に行うことができる。
当該情報交換システム1は、送信者のプロフィール情報を受信者側において追加することができるので、プロフィール情報の受信者が、必要な情報を任意に追加することができる。
当該情報交換システム1は、携帯用リーダライタ3が有する送信スイッチを押すことにより携帯端末4とサーバ5とが接続される。従って、当該情報交換システム1は、携帯用リーダライタ3が第三者の携帯端末4と近接した場合であっても、送信スイッチを押さない限りこの第三者の携帯端末にユーザの情報が漏洩することがない。それ故、当該情報交換システム1は、高い情報漏洩防止機能を有している。
図15の情報交換システム111は、ネットワーク2と、携帯用リーダライタ3と、携帯端末4と、サーバ112とを有している。以下の説明において、図1の情報交換システム1と同様の構成については同一番号を付して適宜説明を省略する。
サーバ112は、通信部16と、制御部113と、記憶部18とを有している。
制御部113は、通信制御部19と、登録処理部20と、ウェブページ表示処理部21と、ログイン処理部22と、プロフィール処理部23と、プロフィール更新処理部24と、ニックネーム表示処理部25と、メッセージ処理部26と、コメント処理部27と、会員番号登録処理部114とを有している。
会員番号登録処理部114は、1又は複数の携帯用リーダライタ3に対応可能な会員番号を付与するための処理を行う。会員番号登録処理部114は、1個の非接触ICチップ15に対して1個の会員番号を付与することができる。会員番号登録処理部114は、携帯端末4のユーザからの会員申請を受け付けると、携帯端末4の非接触ICチップIDに対して会員番号が発行されていないことを確認したうえで、この非接触ICチップIDに固有の会員番号を付与する。また、会員番号登録処理部114は、この会員番号を携帯端末4の非接触ICチップID、及びこの非接触ICチップIDと対をなす親IDとして登録されるリーダライタIDと関連付けて記憶部18に格納する。
図16、17を参照して、会員番号の付与について説明する。
図16のプロフィール管理画面121は、ユーザメニュー部122と、プロフィール交換部53とを有している。
ユーザメニュー部122は、メッセージ受信部54と、ホームページプレビュー部55と、プロフィール登録部56と、マイ画像登録・削除部57と、同報メール作成部58と、ユーザ情報登録部59と、会員番号付与部123とを有している。
会員番号付与部123は、携帯端末4のユーザに選択されることで、図17の会員番号申請画面131を表示する。
会員番号申請画面131は、会員情報入力部132と、登録ボタン133とを有している。
会員情報入力部132は、会員番号の付与を求める者が、自身の身元を明らかにするためのものである。
登録ボタン133は、会員情報入力部132に入力された情報をサーバ5の記憶部18に格納するためのものである。
会員番号付与手順について説明する。
会員番号の付与は、プロフィール管理画面121及びこれを介して表示される会員番号申請画面131における入力及び送信操作に起因して行われる。プロフィール管理画面121の表示手順は、図1の情報交換システム1と同様であるため説明を省略する。
まず、携帯端末4のユーザは、プロフィール管理画面121の会員番号付与部123を押し、携帯端末4の表示部11に会員番号申請画面131を表示させる。次に、携帯端末4のユーザは、会員情報入力部132に所定の事項を入力する。携帯端末4のユーザは、必要事項を入力したうえ、登録ボタン133を押す。サーバ112は、携帯端末4の非接触ICチップIDに対して会員番号が発行されていないことを確認したうえで、入力事項を記憶部18に格納する。サーバ112は、この入力事項を、携帯端末4の非接触ICチップIDと関連付けて格納する。また、サーバ112は、携帯端末4の非接触ICチップIDに固有の会員番号を付与する(会員番号付与手段)。サーバ112は、かかる会員番号を、携帯端末4の非接触ICチップID及びこの非接触ICチップIDと親IDとして対をなして登録されているリーダライタIDと関連付けて記憶部18に格納する(会員番号登録手段)。これにより、親IDを有する非接触ICチップID及びリーダライタIDと会員番号とが関連付けられる。さらに、サーバ112は、会員番号を携帯端末4の非接触ICチップ15に送信する。その結果、携帯端末4のユーザは、プロフィール管理画面121のメッセージ受信部54を選択し、サーバ112から送信されたメールを閲覧することで会員番号を確認することができる。
当該情報交換システム111は、携帯端末4の非接触ICチップIDと会員番号とが関連付けて登録されている。それ故、当該情報交換システム111は、この非接触ICチップIDと親IDとして対をなして登録されるリーダライタIDも会員番号と関連付けて登録されることになる。その結果、当該情報交換システム111は、この非接触ICチップIDに対し、複数のリーダライタIDを親IDとして登録することにより、会員番号と関連付けられる複数の携帯用リーダライタ3を具備することができる。
当該情報交換システム111は、携帯端末4の非接触ICチップID、及びこの非接触ICチップIDと親IDとして対をなして登録される1又は複数のリーダライタIDを会員番号と関連付けて登録することができる。従って、当該情報交換システム1は、所定の資格を有する者に会員番号を付与して代理店とし、この代理店が有する携帯用リーダライタ3を介して非接触ICチップIDの新規登録を促すことにより、代理店を介して利用者を管理することができる。また、当該情報交換システム111は、会員番号を付与された代理店の管理状態を監視し、代理店に対して業績に見合った報酬等を付与することができる。
図18の情報交換システム141は、ネットワーク2と、携帯端末142と、サーバ143とを有している。以下の説明において、図1の情報交換システム1及び図15の情報交換システム111と同様の構成については同一番号を付して適宜説明を省略する。
携帯端末142は、通信部9と、入力部10と、表示部11と、制御部12と、記憶部13と、リーダライタ144とを有している。携帯端末142は、リーダライタ144を内蔵することにより、携帯端末としての機能とともに携帯用リーダライタとしての機能も有している。リーダライタ144は、通信部と、通信制御部と、記憶部とを有している(いずれも図示せず)。
サーバ143は、通信部16と、制御部145と、記憶部18とを有している。
制御部145は、通信制御部19と、登録処理部146と、ウェブページ表示処理部21と、ログイン処理部147と、プロフィール処理部148と、プロフィール更新処理部24と、ニックネーム表示処理部25と、メッセージ処理部26と、コメント処理部27とを有している。
登録処理部146は、ID登録処理部と、ユーザ登録処理部とを有している。
ID登録処理部は、送信されるリーダライタID又は非接触ICチップIDがサーバ143に未登録の場合、これらの未登録IDを新規に受信した親IDとして登録する。他方、ID登録部は、送信されるリーダライタIDが別の非接触ICチップIDとの関係で、親IDとして既に登録されている場合、このリーダライタIDを共に送信される非接触ICチップIDと関連付けて子IDとして登録する。
ユーザ登録処理部は、携帯端末142のユーザによる入力及び送信操作に基づいて、携帯端末142のユーザ情報を登録する。また、ユーザ登録処理部は、携帯端末142の個体識別情報を受信して、この個体識別情報を登録する。ユーザ登録部は、携帯端末142から送信されるユーザ情報をユーザ固有のユーザID及びID登録処理部によって登録された親IDと関連付けて記憶部18に格納する。また、ユーザ登録処理部は、携帯端末142の個体識別情報をユーザ情報、ユーザID及び親IDと関連付けて記憶部18に格納する。
ログイン処理部147は、携帯端末142からログイン要求が行われた際にこのログイン要求を受けるとともに携帯端末142の個体識別情報を取得する。ログイン処理部147は、この個体識別情報とユーザ登録処理部の処理を経て予め記憶部18に格納されている個体識別情報とが一致しているかを判断する。ログイン処理部147は、かかる個体識別情報が一致していると判断した場合にログイン許可を行う。他方、ログイン処理部147は、個体識別情報が一致していないと判断した場合、ログイン要求を拒絶する。
プロフィール処理部148は、携帯端末142から入力されるプロフィール情報を、親IDを有するリーダライタID及び親IDを有する非接触ICチップIDと関連付けて記憶部18に格納する。また、プロフィール処理部148は、記憶部18に格納されているプロフィール情報を親ID又は親ID以外のIDを有する携帯端末からの要求に応じて送信する。
プロフィール処理部148は、コード発行処理部を有している。コード発行処理部は、親IDを有する非接触ICチップ15を備える携帯端末142からの要求に基づき、携帯端末142に対して、数桁の数字やアルファベット等からなる所定のプロフィール情報発行コードを発行する。また、プロフィール発行部は、携帯端末142に対して発行したプロフィール情報発行コードを携帯端末142又は他の携帯端末から受信すると、この携帯端末に対し、携帯端末142のユーザのプロフィール情報を送信する。
次に、サーバ143が、携帯端末142に内蔵されるリーダライタ144のリーダライタID及び非接触ICチップIDを親IDとして対をなして登録する手順について説明する。
携帯端末142のユーザは、所定のアプリ等を起動させ、表示されるホームページ画面(図示せず)にユーザID、パスワード等所定のユーザ情報を入力する。携帯端末142のユーザは、これらのユーザ情報の入力後、送信ボタンを押すことによってユーザ情報をサーバ143に送信する。また、携帯端末142に内蔵されるリーダライタ144と非接触ICチップ15とは、ユーザによって送信ボタンが押されると、これを起点として近距離無線通信を行う。リーダライタ144は、非接触ICチップ15から非接触ICチップIDを受信すると、リーダライタID及び受信した非接触ICチップIDを乱数表に基づいて暗号化したうえで非接触ICチップ15に送信する。非接触ICチップ15は、これらの暗号化されたリーダライタID及び非接触ICチップIDを受信したうえ、これらのリーダライタID及び非接触ICチップIDをサーバ143に送信する。
サーバ143は、非接触ICチップ15からリーダライタID及び非接触ICチップIDを受信すると、これらのリーダライタID及び非接触ICチップIDを、ID登録処理部の処理を経て、対をなす親IDとして記憶部18に格納する。
また、サーバ143は、携帯端末142から送信されるユーザ情報をユーザ登録処理部の処理を経て記憶部18に格納する。ID登録処理部の処理を経て登録されるリーダライタID及び非接触ICチップIDと、ユーザ登録処理部の処理を経て登録されるユーザ情報とは、相互に関連付けて記憶部18に格納される。
なお、リーダライタ144と非接触ICチップ15との近距離無線通信は、必ずしも送信ボタンを押されることを起点として行われる必要はなく、ユーザ情報の登録手続とは別途行われてもよい。
また、携帯端末142が内蔵するリーダライタ144と、他の携帯端末が有する非接触ICチップとによって行われる近距離無線通信は、携帯端末142に所定のアプリを起動させたうえで、携帯端末142と他の携帯端末とを近接させることにより行うことができる。
続いて、携帯端末142のユーザがサーバ143にログインするためのログイン手順について説明する。まず、サーバ143は、携帯端末142のユーザのユーザID、パスワード等を登録する際又はかかる登録の際と前後して携帯端末142の個体識別情報を受信する。サーバ143は、携帯端末142の個体識別情報をユーザ登録処理部の処理を経て記憶部18に格納する。携帯端末142の個体識別情報は、携帯端末142のユーザのユーザID及びパスワードと関連付けて記憶部18に格納される。
ログイン処理部147は、携帯端末142からホームページ画面におけるユーザの操作を介してログイン要求を受けると、このログイン要求とともに携帯端末142の個体識別情報を受信する。ログイン処理部147は、携帯端末142からのログイン要求の際に受信した個体識別情報と、予め記憶部18に格納されている個体識別情報とを照合し、これらが一致していた場合にログインを許可する。なお、このようなログインは、必ずしも携帯端末142が有する個体識別情報による必要はなく、例えば、携帯端末142のユーザ情報登録時に、Cookieに携帯端末142専用の個体識別情報をサーバ143側で発行して書き込むようにしてもよい。
次に、コード発行処理部の処理を介してプロフィール情報を他のユーザに閲覧させる手順について説明する。なお、ここでは、携帯端末142のユーザは、自らのプロフィール情報を既にサーバ143に登録しているものとする。
まず、携帯端末142のユーザは、サーバ143にログインして、携帯端末142の表示部11にプロフィール管理画面(図示せず)を表示させる。携帯端末142のユーザは、このプロフィール管理画面又はこのプロフィール管理画面を経て表示される他の画面を介し、サーバ143に対して、他のユーザにプロフィール情報を閲覧させるためのプロフィール情報発行コードの発行要求を行う。サーバ143は、携帯端末142のユーザからプロフィール発行コードの発行要求を受けると、コード発行部の処理により、携帯端末142のユーザのプロフィール情報と関連付けられた、数桁の数字やアルファベット等からなる所定のプロフィール情報発行コードを携帯端末142に送信する。携帯端末142のユーザは、かかるプロフィール発行コードを受け取ると、このプロフィール発行コードをプロフィールを閲覧させたいユーザに通知する。このようなプロフィール発行コードの通知は、メールによって行われてもよく、また口頭その他の伝達手段によって行われてもよい。このプロフィール発行コードを受け取ったユーザは、ホームページ画面その他所定の画面からこのプロフィール発行コードを入力してサーバ143に送信する。サーバ143は、このプロフィール発行コードを受信すると、コード発行処理部の処理を経て、このユーザの携帯端末に対し、プロフィール発行コードの発行要求を行った携帯端末142のユーザのプロフィール情報を表示させる。
当該情報交換システム141は、リーダライタ144が携帯端末142に内蔵されていることにより、携帯用リーダライタと携帯端末とが一体ものとして構成されている。その結果、当該情報交換システム141は、ユーザが携帯端末とリーダライタとを個別に保有する必要がなく、携帯性を向上させることができる。また、当該情報交換システム141は、予めリーダライタが携帯端末に内蔵されているので、ユーザにおいて別途リーダライタを用意する必要がない。従って、当該情報交換システム141は、新たなユーザを容易に獲得することができる。
当該情報交換システム141は、携帯端末142に固有の個体識別情報を用いることによりログイン手続を簡素化することができる。従って、当該情報交換システム141は、ユーザの利便性を向上させることができる。
当該情報交換システム141は、所定のプロフィール発行コードを利用することによりプロフィール情報を交換することができる。従って、当該情報交換システム141は、携帯用リーダライタを有していないユーザでも自らのプロフィール情報を他のユーザに閲覧させることができる。また、当該情報交換システム141は、遠隔地のユーザ同士でも容易にプロフィール情報を交換することができる。
なお、当該情報交換システムは、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。例えば、ホームページ画面におけるユーザ登録又はログインの後に表示される画面は、必ずしもプロフィール管理画面でなくてもよく、自身の又はプロフィール交換した相手のプロフィール情報が表示されてもよい。また、メッセージの送受信機能は、プロフィールの送信者及び受信者のいずれからも送受信できるような態様でなくてもよく、プロフィールの受信者側からのみ送信できるような態様にしてもよい。このような態様によれば、プロフィールの送信者側から迷惑メール等が送信されるのを防止することができる。さらに、1つの非接触ICチップIDと親IDとして対をなして登録することのできる携帯用リーダライタ数及び/又は1つの会員番号と関連付けて登録可能なリーダライタIDの数を所定の数量に限定してもよい。これにより、ユーザ管理の容易性を高めることができる。また、携帯用リーダライタの保有者と非保有者においてサービス内容に差違を設けてもよい。加えて、当該情報交換システムは、上述した機能に加えて、掲示板機能、アンケート集計機能、予約機能、待ち時間表示機能、販売・Eコマース機能、抽選機能、動画メッセージ機能、勤怠管理機能等、種々の機能を追加することができるのは勿論である。