JP5285800B1 - メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法 - Google Patents

メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5285800B1
JP5285800B1 JP2012199580A JP2012199580A JP5285800B1 JP 5285800 B1 JP5285800 B1 JP 5285800B1 JP 2012199580 A JP2012199580 A JP 2012199580A JP 2012199580 A JP2012199580 A JP 2012199580A JP 5285800 B1 JP5285800 B1 JP 5285800B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
message
user
transmission
registration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012199580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014056324A (ja
Inventor
博之 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEET CO., LTD.
Original Assignee
MEET CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEET CO., LTD. filed Critical MEET CO., LTD.
Priority to JP2012199580A priority Critical patent/JP5285800B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285800B1 publication Critical patent/JP5285800B1/ja
Publication of JP2014056324A publication Critical patent/JP2014056324A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、本人のメッセージの内容が改変されるおそれがなく、かつこのメッセージを適切なタイミングで本人が希望する人に対して送信することができるメッセージ配信システム及びメッセージ配信方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、通信端末と通信可能なサーバを備えるメッセージ配信システムであって、上記サーバが、ユーザ識別情報登録手段と、第一メッセージ情報登録手段と、送信操作者情報登録手段と、送信先情報登録手段と、送信先情報、第一メッセージ情報及び上記送信操作者情報登録手段によって記憶されている第二ユーザの識別情報の情報に対するアクセス制限手段と、付加情報登録手段と、メッセージ作成手段と、上記メッセージ情報を上記送信先情報登録手段に記憶されている送信先に送信するメッセージ送信手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法に関する。
従来、個人情報や、死後の希望、他人に対するメッセージ等を予め生前に書き留めておき、これを死後に開示するためのエンディングノートが用いられている。このエンディングノートに記載される具体的な情報としては、例えば、葬儀方法(参列者、葬儀形式等)についての希望、金銭、貴重品等の財産情報、個人のプロフィール情報等が挙げられる。
このようなエンディングノートは、通常、本人が自身の机の引き出し等に保管しておき、これを本人の死後に近親者等が発見することによって開示される。それゆえ、従来のエンディングノートにあっては、例えば本人が葬儀の参列者についての希望を書き留めておいた場合であっても、このエンディングノートを見つけた近親者にとって都合の悪い人が記載されている場合には、かかる人物はこの近親者によって参列者として招待されない等、本人の希望が発見者の都合で変えられるおそれを有している。
このような状況に鑑みて、本人の生存が確認できなかったときに予め登録された被配信者に対して遺言メッセージを配信する遺言配信サービスシステムが発案されている。(特開2005−141607号公報参照)。この遺言配信サービスシステムは、本人に対し生存確認を行うためのメールを配信し応答があるか否かによって生存を確認し、応答がなかった場合に予め登録された被配信者に対して遺言メッセージを配信している。
しかし、上記システムにあっては、本人が定期的にメールを確認しておく必要があり、本人がメールの確認を怠ると、誤って遺言メッセージが配信されてしまうおそれがある。
特開2005−141607号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本人のメッセージの内容が改変されるおそれがなく、かつこのメッセージを適切なタイミングで本人が希望する人に対して送信することができるメッセージ配信システム及びメッセージ配信方法の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のメッセージ配信システムは、通信端末と通信可能なサーバを備えるメッセージ配信システムであって、上記サーバが、通信端末のユーザの識別情報を記憶するユーザ識別情報登録手段と、上記ユーザ識別情報登録手段に記憶された第一ユーザが要求する送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一ユーザにより入力された第一メッセージ情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する第一メッセージ情報登録手段と、上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、第一メッセージ情報を送信操作する第二ユーザの識別情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信操作者情報登録手段と、上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報の送信先である複数の送信先情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信先情報登録手段と、上記第一メッセージ情報登録手段によって記憶されている第一メッセージ情報、上記送信操作者情報登録手段によって記憶されている第二ユーザの識別情報、及び上記送信先情報登録手段によって記憶されている送信先情報に対するアクセスを上記第一ユーザのみに許容するアクセス制限手段と、上記第二ユーザの付加情報登録要求情報に基づいて、上記第二ユーザにより入力された第二メッセージ情報を上記第一メッセージ情報と関連付けて記憶する付加情報登録手段と、上記付加情報登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報に上記第二メッセージ情報を付加したメッセージ情報を作成するメッセージ作成手段と、上記第二ユーザの送信要求情報に基づいて、上記メッセージ情報を上記送信先情報登録手段に記憶されている送信先に送信するメッセージ送信手段と、上記第二ユーザが上記送信操作者情報登録手段によって記憶されていることを確認して、上記第二ユーザの通信端末に処理選択画面を表示させ、上記第二ユーザがこの処理選択画面から一括見積依頼部を選択して入力した見積要求情報に基づいて、見積依頼する見積依頼手段とを有し、上記見積依頼手段が、上記第一ユーザの登録により予め登録された業者へ見積依頼を送信することを特徴とする。
当該メッセージ配信システムは、第一メッセージ情報登録手段、送信操作者情報登録手段及び送信先情報登録手段により、第一メッセージ情報、メッセージ送信操作者及びメッセージ送信先を第一ユーザの識別情報と関連付け記憶する。また、付加情報登録手段により、第二ユーザの付加情報登録要求に基づき第二メッセージ情報を第一メッセージ情報と関連付けて記憶する。そして、メッセージ作成手段により上記第一メッセージに上記第二メッセージが付加されたメッセージを作成し、メッセージ送信手段により上記送信先情報登録手段に記憶されている送信先に送信する。このため、第一メッセージ情報、メッセージ送信操作者及びメッセージ送信先を登録した第一ユーザが、メッセージを直接送信することなく、この第一ユーザが指定した送信者(第二ユーザ)の送信要求により、メッセージを送信することができる。また、メッセージの送信は、送信者の送信操作により行われるため、送信者として記憶されている第二ユーザが送信タイミングを考慮することにより、適切なタイミングでメッセージが送信される。
また、アクセス制限手段により、送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報に対するアクセスはこれらの情報を登録した第一ユーザのみに許容される。これにより、メッセージの送信先、第一メッセージ情報及び送信操作者に関する情報は、これらの情報を登録した第一ユーザ以外からはアクセスできない。これにより、メッセージ送信操作者として登録された第二ユーザにはメッセージ送信先が秘匿にされたまま、メッセージが改変されることなく送信されることが可能となる。
また、当該メッセージ配信システムは、上記サーバと通信可能な通信端末と、この通信端末と通信可能な携帯用リーダライタとをさらに備え、上記通信端末が、上記携帯用リーダライタと近距離無線通信可能な非接触ICチップを有し、上記サーバが、上記非接触ICチップを上記ユーザの識別情報と関連付けて記憶する通信端末登録手段を有することが好ましい。通信端末登録手段が、通信端末の非接触ICチップIDを用いて通信端末とユーザの識別情報とを関連付けることにより、別途ユーザに識別情報に関する情報を入力させることなく、通信端末とユーザの識別情報とを関連付けることができ、他人によるなりすましを防ぐことができる。
また、見積依頼手段を有することにより、見積依頼の手続きを迅速に行うことができる。これにより、第二ユーザが見積結果を受けて第二メッセージを作成する場合は、第二メッセージ内容を早期に確定でき、メッセージを早期に送信することができる。具体的には、例えば、遺言に関するメッセージを第一メッセージとして、第二メッセージとして葬儀に関する情報を登録する際、葬儀の見積りを迅速に依頼することができ、葬儀情報を早期に特定させることができる。これにより、早期に葬儀場所を含めた遺言メッセージを送信することができる。
また、当該メッセージ配信システムは、上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第二ユーザに対して第一ユーザの送信操作者に指定されたことを通知する送信操作者通知手段と、上記第一ユーザの送信操作者に指定されたことに対する上記第二ユーザの拒否要求情報に基づいて、第一ユーザに拒否情報を通知する拒否情報通知手段とをさらに有することが好ましい。かかる構成により、送信操作者として登録された第二ユーザが、送信操作者として登録されたことを遅滞なく知ることができる。また、第二ユーザが送信操作者となることを拒否する旨の通知を第一ユーザが受け取ることができるため、第一ユーザは、第二ユーザが送信操作者となることを拒否するか否かについて不要に気に掛ける必要がない。
また、上記送信先情報登録手段が、通信端末に第一ユーザ以外のユーザの識別情報を送信先候補リストとしてリスト表示し、このリストに対する上記第一ユーザの選択に基づいて上記送信メッセージ登録要求情報を生成することが好ましい。送信先を登録する場合において、ユーザの識別情報が送信先候補リストとしてリスト表示されるため、送信先の指定を容易にすることができる。また、送信先を選択することにより送信先を指定することができるので、送信先情報の入力ミス及び送信先が誤って送信されることを防ぐことができる。
また、上記送信操作者情報登録手段が、通信端末に第一ユーザ以外のユーザの識別情報を送信操作者候補リストとしてリスト表示し、このリストに対する上記第一ユーザの選択に基づいて上記送信メッセージ登録要求情報を生成することが好ましい。送信操作者を登録する場合において、ユーザの識別情報が送信操作者候補リストとしてリスト表示されるため、送信操作者の指定を容易にすることができる。また、選択することにより送信操作者を指定することができるので、送信操作者情報の入力ミスを防ぐことができる。
当該メッセージ配信システムにあっては、上記第二ユーザの通信端末にこの第二ユーザを送信操作者として指定した第一ユーザによって指定された送信先の合計数を表示することが好ましい。上記送信操作者情報登録手段によって識別情報が記憶された第二ユーザの通信端末に、メッセージ送信先の合計数が表示されることにより、メッセージ送信先の合計数を把握することができる。このため、例えば、遺言メッセージ及び葬儀情報を送信する場合において、葬儀の場所を検討する際にメッセージ送信先の合計数を参考にすることができる。
また、上記第一メッセージ情報登録手段が、遺言情報に関するメッセージを登録するための画面を表示し、上記付加情報登録手段が、葬儀情報に関する情報を登録するための画面を表示することが好ましい。かかる構成により、遺言メッセージを登録することができ、かつ、遺言メッセージを付加した第一ユーザにより指定された送信操作者が、葬儀情報に関するメッセージを登録することができる。これにより、遺言メッセージを登録した第一ユーザが登録した送信先に葬儀情報を含めた遺言メッセージを送信することができる。
また、本発明に係るメッセージ配信方法は、通信端末と通信可能なサーバを用いたメッセージ配信方法であって、通信端末のユーザの識別情報を記憶するユーザ識別情報登録ステップと、上記ユーザ識別情報登録ステップにおいて記憶された第一ユーザが要求する送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一ユーザにより入力された第一メッセージ情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する第一メッセージ情報登録ステップと、上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、第一メッセージ情報を送信操作する第二ユーザの識別情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信操作者情報登録ステップと、上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報の送信先である複数の送信先情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信先情報登録ステップと、上記第一メッセージ情報登録ステップによって記憶されている第一メッセージ情報、上記送信操作者情報登録ステップによって記憶されている第二ユーザの識別情報、及び上記送信先情報登録ステップによって記憶されている送信先情報に対するアクセスを上記第一ユーザのみに許容するアクセス制限ステップと、上記第二ユーザの付加情報登録要求情報に基づいて、上記第二ユーザにより入力された第二メッセージ情報を上記第一メッセージ情報と関連付けて記憶する付加情報登録ステップと、上記付加情報登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報に上記第二メッセージ情報を付加したメッセージ情報を作成するメッセージ作成ステップと、上記第二ユーザの送信要求情報に基づいて、上記メッセージ情報を上記送信先情報登録手段に記憶されている送信先に送信するメッセージ送信ステップと、上記第二ユーザが上記送信操作者情報登録ステップによって記憶されていることを確認して、上記第二ユーザの通信端末に処理選択画面を表示させ、上記第二ユーザがこの処理選択画面から一括見積依頼部を選択して入力した見積要求情報に基づいて、見積依頼する見積依頼ステップとを有し、上記見積依頼ステップが、上記第一ユーザの登録により予め登録された業者へ見積依頼を送信することを特徴とする。
当該メッセージ配信方法にあっては、第一メッセージ情報登録ステップ、送信操作者情報登録ステップ及び送信先情報登録ステップにより、第一メッセージ情報、メッセージ送信操作者及びメッセージ送信先を第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する。また、付加情報登録手段により、第二ユーザの付加情報登録要求に基づき第二メッセージ情報を第一メッセージ情報と関連付けて記憶する。そして、メッセージ作成ステップにより上記第一メッセージに上記第二メッセージが付加されたメッセージを作成し、メッセージ送信ステップにより上記送信先情報登録ステップに記憶されている送信先に送信する。このため、第一メッセージ情報、メッセージ送信操作者及びメッセージ送信先を登録した第一ユーザが、メッセージを直接送信することなく、この第一ユーザが指定した送信者(第二ユーザ)の送信要求により、メッセージを送信することができる。また、メッセージの送信は、送信者の送信操作により行われるため、送信者として記憶されている第二ユーザが送信タイミングを考慮することにより、適切なタイミングでメッセージが送信される。
また、アクセス制限ステップにより、メッセージ送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報に関するアクセスはこれらの情報を登録した第一ユーザのみに許容される。これにより、メッセージ送信先、第一メッセージ情報及び送信操作者に関する情報は、これらの情報を登録した第一ユーザ以外からはアクセスできない。これにより、メッセージ送信操作者として登録された第二ユーザにはメッセージ送信先が秘匿にされたまま、メッセージが改変されることなく送信されることが可能となる。
以上説明したように、本発明のメッセージ配信システム及びメッセージ配信方法は、本人のメッセージの内容が改変されるおそれがなく、かつこのメッセージを適切なタイミングで本人が希望する人に対して送信することを可能とする。
本発明の一実施形態に係るメッセージ配信システムを示す概略ブロック図である。 図1のメッセージ配信システムにおけるユーザの識別情報登録の際の通信端末とサーバとの接続方法を示すシーケンス図である。 図1のメッセージ配信システムのメニュー画面の一例を示す図である。 図1のメッセージ配信システムにおける送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報が記憶される際の通信端末とサーバとの接続方法を示すシーケンス図である。 図1のメッセージ配信システムの送信先登録画面の一例を示す図である。 図1のメッセージ配信システムの第一メッセージ登録画面の一例を示す図である。 図1のメッセージ配信システムの送信操作者登録画面の一例を示す図である。 図1のメッセージ配信システムにおける見積依頼の際の通信端末とサーバとの接続方法を示すシーケンス図である。 図1のメッセージ配信システムにおける第二メッセージ情報の記憶及びメッセージの送信の際の通信端末とサーバとの接続方法を示すシーケンス図である。 図1のメッセージ配信システムの第二メッセージ登録画面の一例を示す図である。 図1のメッセージ配信システムの送信されたメッセージが表示された画面の一例を示す図である。
以下、図面を参酌しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1に示す当該メッセージ配信システム1は、携帯用リーダライタ2、通信端末3、サーバ4及び通信ネットワーク5を備える。携帯用リーダライタ2及び通信端末3は、実際には複数存在している。
当該メッセージ配信システム1は、遺言メッセージ及び葬儀情報に関するエンディングメッセージを送信するのに用いられる。
<携帯用リーダライタ2>
携帯用リーダライタ2は、通信部6、通信制御部7及び記憶部8を有する。携帯用リーダライタ2は、一般的には、扁平な直方体状に形成される。携帯用リーダライタ2の大きさとしては、特に限定されないが、奥行及び幅が2.5cm〜4.0cm程度、高さが0.5cm〜2.0cm程度とされる。
通信部6は、アンテナ(図示せず)を有する。通信部6は、アンテナを介して通信端末3の有する非接触ICチップ15との間の近距離無線通信を行う。通信部6は、通信端末3から非接触ICチップIDを受信する。また、通信部6は、暗号化された非接触ICチップID及びリーダライタID、並びにサーバ4のホームページに接続するための固有のURLを通信端末3に送信する。
通信制御部7は、携帯用リーダライタ2と非接触ICチップ15との近距離無線通信を制御する。通信制御部7は、非接触ICチップ15との近距離無線通信によって通信端末3側から非接触ICチップIDを受信すると、この非接触ICチップIDと記憶部8に格納されているリーダライタIDとを記憶部8に格納されている乱数表に基づいて暗号化する。通信制御部7は、これらの暗号化されたID及び記憶部8に格納されているサーバ4のホームページに接続するための固有のURLを通信端末3側に送信する。携帯用リーダライタ2と非接触ICチップ15との近距離無線通信は、携帯用リーダライタ2が備える送信スイッチ(図示せず)を押すことによって実行される。
記憶部8は、通信制御部7が実行する動作プログラムや、この動作プログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。記憶部8には、リーダライタID、乱数表及びこの乱数表に基づいてリーダライタIDと非接触ICチップIDとを暗号化する暗号化プログラムが格納される。また、記憶部8には、サーバ4のホームページに接続するための固有のURLが格納される。
<通信端末3>
通信端末3は、通信部9、入力部10、表示部11、制御部12及び記憶部13を有する。また、当該メッセージ配信システム1は、上述のように、複数の通信端末3を有している。
通信部9は、アンテナ(図示せず)を有する。通信部9は、アンテナを介して携帯用リーダライタ2との間の近距離無線通信を行う。また、通信部9は、アンテナを介してサーバ4とのネットワーク通信を行う。通信部9は、携帯用リーダライタ2及びサーバ4から受信した信号を制御部12に通知する。通信部9は、制御部12から受信した信号を携帯用リーダライタ2及びサーバ4に送信する。
入力部10は、プッシュボタンやカーソルキー等の各種ボタンを有する。入力部10は、ユーザからの入力によって、その入力内容に応じた操作信号を制御部12に通知する。また、入力部10として、タッチパネルを用いることもできる。
表示部11は、液晶その他の表示素子によって構成される。表示部11は、文字情報や映像・画像情報、操作・動作に係る種々の情報の表示を行う。
制御部12は、通信制御手段14及び非接触ICチップ15を有する。
制御部12は、通信制御手段14として、携帯用リーダライタ2と通信端末3との近距離無線通信の制御を行う。また、制御部12は、通信制御手段14として、非接触ICチップ15に格納されている非接触ICチップIDを携帯用リーダライタ2側に送信する。さらに、制御部12は、通信制御手段14として、携帯用リーダライタ2側から送られる暗号化されたリーダライタID、暗号化された非接触ICチップID及び所定のURLを非接触ICチップ15に送信する。また、制御部12は、通信制御手段14として、通信端末3とサーバ4とのネットワーク通信を制御する。
非接触ICチップ15は、携帯用リーダライタ2から所定の電磁波を受信することにより起動する。非接触ICチップ15は、固有の非接触ICチップIDを有している。非接触ICチップ15は、携帯用リーダライタ2との近距離無線通信により非接触ICチップIDを携帯用リーダライタ2側に送信する。非接触ICチップ15は、携帯用リーダライタ2側から、暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップID、並びにサーバ4のホームページに接続するための固有のURLを受け取ると、通信端末3のブラウザを立ち上げる。非接触ICチップ15は、これらの暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップID、並びにサーバ4のホームページへの接続URLを表示してサーバ4に接続する。非接触ICチップ15としては、例えば、フェリカ(登録商標)チップを挙げることができる。
記憶部13は、制御部12が実行する動作プログラムや、この動作プログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。
<サーバ4>
サーバ4は、通信部16、制御部17及び記憶部18を有する。
通信部16は、通信ネットワーク5を介して通信端末3とのネットワーク通信を行う。通信部16は、通信端末3から送信されるリーダライタID、非接触ICチップID等を受信する。通信部16は、通信端末3から受信したリーダライタID、非接触ICチップID及びその他の信号を制御部17に通知する。また、通信部16は、制御部17から受信した信号を通信端末3に送信する。
制御部17は、ユーザ識別情報登録手段19、通信端末登録手段20、送信先情報登録手段21、第一メッセージ情報登録手段22、送信操作者情報登録手段23、送信操作者通知手段24、拒否情報通知手段25、アクセス制限手段26、見積依頼手段27、付加情報登録手段28、メッセージ作成手段29、メッセージ送信手段30を有する。
制御部17は、通信端末3とサーバ4とのネットワーク通信の制御を行う。制御部17は、通信端末3から送信される暗号化されたリーダライタIDと暗号化された非接触ICチップIDとを復号化する。制御部17は、この復号結果を通信端末3に送信する。
制御部17は、通信端末3から送信されるリーダライタID及び非接触ICチップIDを登録する。
制御部17は、ホームページ画面及びメニュー画面31を表示する。
制御部17は、ユーザ識別情報登録手段19として、ユーザ登録画面を表示する。また、制御部17は、通信端末3のユーザによる入力及び送信操作に基づいて、ユーザ識別情報を記憶させる。このユーザ識別情報の記憶は、それぞれのユーザに固有のユーザIDを付与し、このユーザIDを記憶部18に格納することにより行われる。
制御部17は、通信端末登録手段20として、通信端末3とユーザの識別情報とを関連付ける。この関連付けは、ユーザの識別情報の記憶時に受信した通信端末3の非接触ICチップIDと上記ユーザIDとを関連付けて記憶部18に格納することにより行われる。
制御部17は、送信先情報登録手段21として、通信端末3に送信先登録画面34を表示する。また、制御部17は、送信先情報登録手段21として、通信端末3のユーザによる入力及び送信操作に基づいて、メッセージの送信先情報を記憶させる。このメッセージの送信先情報の記憶は、送信先として登録されたユーザの識別情報(送信先情報)を通信端末3の第一ユーザの識別情報に関連付けて記憶部18に格納することにより行われる。
制御部17は、第一メッセージ情報登録手段22として、通信端末3に第一メッセージ登録画面37を表示する。また、制御部17は、第一メッセージ情報登録手段22として、通信端末3のユーザによる入力及び送信操作に基づいて、第一メッセージ情報を記憶させる。この第一メッセージ情報の記憶は、入力された第一メッセージ情報を通信端末3の第一ユーザの識別情報に関連付けて記憶部18に格納することにより行われる。
制御部17は、送信操作者情報登録手段23として、通信端末3に送信操作者登録画面40を表示する。また、制御部17は、送信操作者情報登録手段23として、通信端末3のユーザによる入力及び送信操作に基づいて、メッセージの送信操作者情報を記憶させる。この送信操作者の登録は、送信操作者として記憶された第二ユーザの識別情報(送信者情報)を通信端末3の第一ユーザの識別情報に関連付けて記憶部18に格納することにより行われる。
制御部17は、送信操作者通知手段24として、送信操作者に指定された第二ユーザに送信操作者として指定された旨の情報を送信する。
制御部17は、拒否情報通知手段25として、送信操作者に指定された第二ユーザによる拒否情報に基づいて、送信操作者を指定した第一ユーザに第二ユーザが送信操作者となることを拒否した旨の情報を送信する。
制御部17は、アクセス制限手段26として、上記送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報に対するアクセスをこれらの情報に関連付けられて記憶されている識別情報の第一ユーザのみに許容する設定を行う。
制御部17は、通信端末3にメッセージ送信先の合計数を表示する。このメッセージ送信先の合計数は、送信先情報に関連付けられているユーザの識別情報の第一ユーザごとに算出される。
制御部17は、見積依頼手段27として、通信端末3に見積依頼画面を表示する。また、制御部17は、見積依頼手段27として、通信端末3の第二ユーザによる入力及び送信操作に基づいて、見積依頼を送信する。この見積依頼の送信は、入力された見積依頼情報を複数の業者に対し送信することにより行われる。
制御部17は、付加情報登録手段28として、通信端末3に第二メッセージ登録画面43を表示する。また、制御部17は、付加情報登録手段28として、通信端末3の第二ユーザによる入力及び送信操作に基づいて、第二メッセージ情報を記憶させる。また、制御部17は、付加情報登録手段28として、この第二メッセージ情報を第一メッセージ情報と関連付ける。関連付けられる第一メッセージ情報とは、第二ユーザの識別情報と送信操作者情報登録手段23により関連付けられている第一ユーザの識別情報を取得し、この第一ユーザの識別情報に第一メッセージ情報登録手段22により関連付けられている第一メッセージ情報である。第二メッセージ情報の記憶と関連付けは、これらの情報が記憶部18に格納されることにより行われる。
制御部17は、メッセージ作成手段29として、付加情報登録手段28により関連付けられた上記第一メッセージ情報に上記第二メッセージ情報を付加したメッセージ情報を作成する。
制御部17は、メッセージ送信手段30として、メッセージ作成手段29により作成されたメッセージ情報を送信する。送信されるメッセージの送信先としては、上記第一メッセージ情報に第一メッセージ情報登録手段22により関連付けられている第一ユーザの識別情報を取得し、この第一ユーザの識別情報に送信先情報登録手段21により関連付けられている送信先に送信する。
記憶部18は、制御部17が実行する動作プログラムや、この動作プログラムの処理に必要となるデータ等を記憶する。記憶部18には、リーダライタID、非接触ICチップID、ユーザの識別情報、送信先情報、第一メッセージ情報、送信操作者情報、第二メッセージ情報等が格納される。また、記憶部18には、暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップIDを復号化するための復号鍵が格納される。さらに、記憶部18には、見積依頼を送信する際の見積依頼の送信先情報が記憶される。
<通信ネットワーク5>
通信ネットワーク5は、典型的にはインターネットである。通信ネットワーク5は、通信端末3及びサーバ4を接続可能に構成されている。通信ネットワーク5は、通信端末3とサーバ4とを直接接続してもよく、また移動通信網用サーバ(図示せず)を介して接続してもよい。移動通信網用サーバを介して通信端末3とサーバ4とを接続する場合、通信端末3と移動通信網用サーバとは、移動通信網(図示せず)によって接続され、移動通信網用サーバとサーバ4とが通信ネットワーク5によって接続される。
次に、メッセージ配信方法について説明する。当該メッセージ配信方法は、ユーザ識別情報登録手順(ユーザ識別情報登録ステップ)と、送信先登録手順(送信先情報登録ステップ)と、第一メッセージ情報登録手順(第一メッセージ情報登録ステップ)と、送信操作者情報登録手順(送信操作者情報登録ステップ、アクセス制限ステップ)と、一括見積依頼手順と、第二メッセージ情報の登録及びメッセージ送信手順(付加情報登録ステップ、メッセージ作成ステップ、メッセージ送信ステップ)とを有する。
<ユーザ識別情報登録手順>
ユーザ識別情報登録の手順について、図2を参酌しつつ説明する。
まず、携帯用リーダライタ2は、通信端末3の有する非接触ICチップと近距離無線通信を行う。これにより、携帯用リーダライタ2は、通信端末3から非接触ICチップIDを受信する。携帯用リーダライタ2は、記憶部8に格納されているリーダライタID及び受信した非接触ICチップIDを、記憶部8に格納されている乱数表に基づき暗号化したうえで、通信端末3に送信する。また、携帯用リーダライタ2は、これらの暗号化されたIDとともに、記憶部8に保存されている、サーバ4のホームページに接続するためのURLを通信端末3に送信する。
通信端末3の非接触ICチップ15は、この暗号化されたリーダライタID、暗号化された非接触ICチップID及びサーバ4のホームページに接続するためのURLを受信する。そして、非接触ICチップ15は、通信端末3のブラウザを立ち上げ、サーバ4のホームページに接続するためのURL並びに暗号化されたリーダライタID及び暗号化された非接触ICチップIDを表示してサーバ4に接続する。
サーバ4は、これらの暗号化されたIDを受信する。サーバ4は、これらのIDを復号化して、認証結果を通信端末3に送信する。通信端末3は、この認証を受けて、サーバ4のホームページへの接続要求を行う。これに対し、サーバ4は、接続許可を行い、制御部17により、ホームページ画面を通信端末3の表示部11に表示させる。
通信端末3には、上記ホームページの画面を介し、ユーザ登録画面が表示される。
ユーザ登録画面は、ユーザ情報入力部及び登録部を有する。ユーザ情報入力部は、メールアドレスやニックネーム等、所定のユーザ情報を入力する入力項目を有する。登録部は、入力事項をサーバ4に送信するためのボタンである。サーバ4への登録を希望するユーザは、ユーザ情報入力部に必要事項を入力して登録部を選択することにより、ユーザの登録情報がサーバ4に送信され、サーバ4へユーザの識別情報が記憶される。
また、ユーザ情報は、通信端末3から受信したリーダライタID及び非接触ICチップIDとが関連付けられてサーバ4へ記憶される。これにより、通信端末3とユーザの識別情報とが関連付けられる。
なお、かかるユーザ識別情報登録は、上述の手順以外によって行うこともできる。例えば、通信端末3のユーザが上記ホームパージ画面の新規登録ボタンを押すことで、所定のURLに空メールを送信するようにしてもよい。そして、通信端末3のユーザがこの空メールに対する返信メールに表示される所定のURLにアクセスすることにより、ユーザ登録画面が表示されるようにしてもよい。
サーバ4は、ユーザ識別情報を登録した後、通信端末3の表示部11にメニュー画面31を表示させる。
<送信先登録手順>
次に、図3、図4及び図5を参酌しつつ、送信先登録の手順について説明する。
メニュー画面31は、ユーザ識別情報の登録後に通信端末3の表示部11に表示される。
また、メニュー画面31は、既にユーザの識別情報を登録した第一ユーザが、通信端末3と携帯用リーダライタ2とを近距離無線通信させサーバにアクセスすることによっても表示される(図4参照)。そして、上記ユーザの識別情報登録により通信端末3のリーダライタID及び非接触ICチップIDとユーザの識別情報とが関連付けられている情報に基づいて、サーバにアクセスしている通信端末3の非接触ICチップIDからユーザの識別情報を識別する。なお、メニュー画面の表示の前にログイン画面を表示し、ユーザ認証を行ってユーザ識別情報を識別してもよい。
メニュー画面31は、図3に示すように、メッセージ登録部32及びメッセージ送信部33を有する。なお、図3に示すメニュー画面31は、遺言メッセージ(エンディングメッセージ)を送信するためのメニュー画面の一例である。
メッセージ登録部32は、通信端末3のユーザ(第一ユーザ)に選択されることにより、通信端末3からサーバ4に送信情報登録要求を行う(図4参照)。これに対し、サーバ4は、制御部17により、送信先登録画面34を通信端末3の表示部11に表示させる。
送信先登録画面34は、図5に示すように、送信先選択部35及び登録部36を有する。なお、図5に示す送信先登録画面34は、遺言メッセージ(エンディングメッセージ)の送信先情報を登録するための画面の一例である。
送信先選択部35は、メッセージの送信先として指定可能な複数のユーザの識別情報がリスト表示される送信先候補リストが表示される。この送信先候補リストは、ユーザ識別情報登録により記憶された複数のユーザのユーザ識別情報、例えばユーザのニックネームが表示される。また、表示される複数のユーザ識別情報は、特に限定されないが、通信端末3が近距離通信した携帯用リーダライタ2の所有者のユーザの識別情報を表示することができる。なお、送信先登録画面34が表示されている通信端末3の第一ユーザの識別情報は表示されない。
また、送信先選択部35の送信先候補リストは、複数選択されることができる。これにより、複数の送信先を選択することができる。この複数の選択は、表示されるそれぞれのユーザの識別情報のニックネームの隣にチェックボックスが設けられ、このチェックボックスが選択されることによって行われる。
登録部36は、通信端末3の第一ユーザに選択されることにより、送信先選択部35において選択されたユーザの識別情報(送信先情報)を、送信メッセージ登録要求情報として生成し、通信端末3からサーバ4に送信する(図4参照)。これに対して、サーバ4は、制御部17により、受信した送信先情報を通信端末3の第一ユーザの識別情報に関連付けて記憶部18に格納する。そして、サーバ4は、制御部17により、第一メッセージ登録画面37を通信端末3の表示部11に表示させる。
<第一メッセージ情報登録手順>
次に、図4及び図6を参酌しつつ、第一メッセージ情報登録の手順について説明する。
第一メッセージ登録画面37は、図6に示すように、メッセージ入力部38及び登録部39を有する。なお、図6に示す第一メッセージ登録画面37は、遺言メッセージ(エンディングメッセージ)を登録するための画面の一例である。
メッセージ入力部38は、通信端末3の第一ユーザが送信したいメッセージが入力される。メッセージ入力部38は、具体的には、送信したいメッセージのタイトルとそのメッセージの入力項目を有し、例えば図6に示すように、遺言情報に関するメッセージのタイトルとそのメッセージを入力するための項目を有することができる。
登録部39は、通信端末3のユーザに選択されることにより、メッセージ入力部38に入力されたメッセージ(第一メッセージ情報)が、送信メッセージ登録要求情報として送信される(図4参照)。これに対して、サーバ4は、制御部17により、受信した第一メッセージ情報を通信端末3の第一ユーザの識別情報に関連付けて記憶部18に格納する。そして、サーバ4は、制御部17により、送信操作者登録画面40を通信端末3の表示部11に表示させる。
<送信操作者情報登録手順>
次に、図4及び図7を参酌しつつ、送信操作者情報登録の手順について説明する。
送信操作者登録画面40は、図7に示すように、送信操作者選択部41及び登録部42を有する。なお、図7に示す送信操作者登録画面40は、遺言メッセージ(エンディングメッセージ)を送信する送信者(喪主)を登録するための画面の一例である。
送信操作者選択部41は、メッセージの送信操作者として指定可能な複数のユーザの識別情報がリスト表示される送信操作者候補リストが表示される。このリストは、ユーザ識別情報登録により記憶された通信端末3の複数のユーザの識別情報、例えばユーザのニックネームが表示される。また、表示される複数のユーザの識別情報は、特に限定されないが、通信端末3が近距離通信した携帯用リーダライタ2の所有者のユーザの識別情報を表示することができる。なお、送信操作者登録画面40が表示されている通信端末3の第一ユーザの識別情報は表示されない。
また、送信操作者選択部41の送信操作者候補リストは、表示されるそれぞれのユーザの識別情報のニックネームの隣にチェックボックスが表示されてもよい。このチェックボックスを選択することによって送信操作者を選択することができる。
登録部42は、通信端末3のユーザに選択されることにより、送信操作者登録部41において選択されたユーザの情報(送信操作者情報)を、送信メッセージ登録要求情報として生成し、通信端末3からサーバ4に送信する(図4参照)。これに対して、サーバ4は、制御部17により、受信した送信操作者情報を通信端末3のユーザ(第一ユーザ)の識別情報に関連付けて記憶部18に格納する。
また、サーバ4は、制御部17により、送信操作者として登録されたユーザのメールアドレスに対して、通信端末3の第一ユーザのメッセージの送信操作者として登録された旨のメールを送信する。なお、送信操作者として登録されたユーザのメールアドレスは、送信操作者として登録されたユーザが、ユーザの識別情報登録により登録したメールアドレスを用いることができる。
さらに、サーバ4は、制御部17により、第二ユーザが送信操作者に指定されたことに対して拒否する情報に基づいて、第二ユーザを送信操作者に指定した第一ユーザに対して第二ユーザが送信操作者となることを拒否する旨のメールを送信する。なお、第一ユーザのメールアドレスは、ユーザの識別情報登録により登録したメールアドレスを用いることができる。また、第二ユーザが送信操作者に指定されたことに対して拒否する場合においては、サーバ4は、制御部17により、拒否情報を送信するための拒否要求画面を通信端末3に表示させて、この拒否要求画面の入力及び送信操作に基づいて拒否情報を受信してもよく、第二ユーザが所定のメールアドレスに定型の拒否要求のメールを送信することにより拒否情報を受信してもよい。
また、サーバ4は、制御部17により、第二ユーザが送信操作者に指定されたことに対して承認した情報に基づいて、第二ユーザを送信操作者に指定した第一ユーザに対して第二ユーザが送信操作者となることを承認した旨のメールを送信する。これにより、第一ユーザは、第二ユーザの送信操作することの承認を知ることができるため、安心することができる。なお、第一ユーザのメールアドレスは、ユーザの識別情報登録により登録したメールアドレスを用いることができる。また、第二ユーザが送信操作者に指定されたことに対して承認する場合においては、サーバ4は、制御部17により、承認情報を送信するための承認画面を通信端末3に表示させて、この承認画面の入力及び送信操作に基づいて承認情報を受信してもよく、第二ユーザが所定のメールアドレスに定型の承認メールを送信することにより承認情報を受信してもよい。
また、サーバ4は、制御部17により、記憶部18に格納された送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報に対して、第一ユーザのみにアクセスを許容する設定を行う。これにより、許容されたユーザ以外の通信端末3からはこれら情報にアクセスすることができなくなる。つまり、送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報を登録した第一ユーザのみが、これらの情報にアクセスすることができる。
<一括見積依頼手順>
次に、図8を参酌しつつ、一括見積の手順について説明する。
メニュー画面31は、既にユーザの識別情報を登録した第二ユーザが、通信端末3と携帯用リーダライタ2とを近距離無線通信させサーバにアクセスすることによって表示される(図8参照)。そして、上記第二ユーザの識別情報の登録により通信端末3のリーダライタID及び非接触ICチップIDと第二ユーザの識別情報とが関連付けられている情報に基づいて、サーバにアクセスしている通信端末3の非接触ICチップIDから第二ユーザを識別する。なお、メニュー画面の表示の前にログイン画面を表示し、ユーザ認証を行ってユーザを識別してもよい。
メニュー画面31は、上述のようにメッセージ送信部33を有するが、このメッセージ送信部33は、通信端末3のユーザ(第二ユーザ)に選択されることにより、通信端末3からサーバ4にメッセージ処理要求を行う(図8参照)。これに対し、サーバ4は、制御部17により、通信端末3のユーザが他のユーザ(第一ユーザ)のメッセージの送信操作者として記憶部18に登録されているか確認を行う。記憶部18に登録されている場合は、処理選択画面を通信端末3の表示部11に表示させる。なお、記憶部18に登録されていない場合は、その旨のメッセージを通信端末3の表示部11に表示させる。
処理選択画面は、一括見積依頼又は第二メッセージ情報を登録するためのそれぞれ画面に遷移するための画面である。この処理選択画面は、メッセージ送信先の合計数が表示される。この送信先の合計数の表示は、サーバ4が、制御部17により、通信端末3の第二ユーザが送信操作者として登録されている情報に送信操作者情報登録手段23により関連付けられている第一ユーザの識別情報を取得し、この第一ユーザの識別情報に送信先情報登録手段21により関連付けられている送信先の合計数を算出したものを通信端末3の表示部11に表示することにより行われる。なお、通信端末3の第二ユーザが複数のユーザ(第一ユーザ)により送信操作者として登録されている場合は、その送信操作者として登録したユーザごとに合計数を表示する。
処理選択画面は、一括見積依頼部及び第二メッセージ登録部を有する。通信端末3のユーザより、一括見積依頼部が選択されることにより、通信端末3からサーバ4に一括見積依頼要求を行う(図8参照)。これに対し、サーバ4は、制御部17により、一括見積画面を通信端末3の表示部11に表示させる。
一括見積画面は、複数の業者に見積もりを依頼するための画面である。具体的には、例えば、葬儀に関する見積を依頼する画面が挙げられる。この画面は、葬儀に関する見積に必要な事項を入力するための入力部と、入力した情報をサーバに送信するための登録部とを有することができる。通信端末3の第二ユーザにより、入力部に必要事項が入力され、登録部が選択されることにより、通信端末3から入力された見積要求情報がサーバ4に送信される(図8参照)。これに対して、サーバ4は、制御部17により、記憶部18に記憶されている見積依頼の送信先情報を参照して、複数の業者に見積依頼を送信する。これにより、複数の業者は、見積依頼を受信し入力内容に基づいて見積を行うことができ、その結果をユーザに伝えることができるため、ユーザは、複数の業者の見積結果から最良のものを選択することができる。
なお、複数の業者への見積依頼の送信は、予め登録されたメールアドレスを用いてメールが送信されてもよく、ユーザ登録により複数の業者を登録しておき、ユーザ識別情報登録されたユーザ情報に基づいて、見積依頼のメッセージが送信されてもよい。これにより、ユーザは、安心できる業者からの見積結果を入手することができる。
<第二メッセージ情報の登録及びメッセージ送信の手順>
次に、図9、図10及び図11を参酌しつつ、第二メッセージの登録及びメッセージ送信の手順について説明する。
通信端末3の第二ユーザによって上述の処理選択画面の第二メッセージ登録部が選択されることにより、通信端末3からサーバに第二メッセージ登録要求が行われる(図9参照)。これに対し、サーバ4は、制御部17により、第二メッセージ登録画面43を通信端末3の表示部11に表示させる。
第二メッセージ登録画面43は、メッセージ送信操作者がメッセージを追加するための画面である。第二メッセージ登録画面43は、図10に示すように、メッセージ入力部44及び登録部45を有する。なお、図10に示す第二メッセージ登録画面43は、葬儀に関する情報を登録するための画面の一例である。
メッセージ入力部44は、メッセージ送信操作者が追加したいメッセージが入力される。メッセージ入力部44は、具体的には、例えば、葬儀に関する情報が入力される項目を有することができる。
登録部45は、通信端末3の第二ユーザに選択されることにより、メッセージ入力部44に入力されたメッセージ(第二メッセージ情報)を付加情報登録要求情報としてサーバ4に送信する(図9参照)。これに対して、サーバ4は、制御部17により、受信した第二メッセージ情報を通信端末3の第二ユーザが送信操作者として記憶されている送信操作者情報に送信操作者情報登録手段23により関連付けられているユーザ(第一ユーザ)の識別情報を取得し、この第一ユーザの識別情報に第一メッセージ情報登録手段22により関連付けられている第一メッセージ情報とを関連付けて記憶部18に格納する。
そして、サーバ4は、制御部17により、第二メッセージ情報に上記第一メッセージ情報が関連付けられて記憶された後、この第一メッセージ情報に上記第二メッセージ情報を付加しメッセージ情報を作成する。そして、第一メッセージ46及び第二メッセージ47から構成されるメッセージ情報を上記第一ユーザの識別情報に送信先情報登録手段21により関連付けられている送信先に送信する(図11参照)。
なお、第二ユーザが複数のユーザ(第一ユーザ)により送信操作者として登録されている場合は、送信操作者を登録したユーザ(第一ユーザ)ごとに第二メッセージが入力され、入力されたデータが送信操作者を登録したユーザ(第一ユーザ)ごとに関連付けられて登録される。また、メッセージの送信においても、送信操作者を登録したユーザ(第一ユーザ)ごとに行われる。
<利点>
当該メッセージ配信システム1にあっては、サーバ4の制御部17が、通信端末3の第一ユーザによる入力及び送信操作に基づいて、送信先情報、第一メッセージ情報、送信操作者情報を記憶する。そして、これらの送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報を第一ユーザの識別情報に関連付ける。また、サーバ4の制御部17が、送信操作者として記憶されている第二ユーザによる入力及び送信操作に基づいて、第二メッセージ情報を登録する。そして、この第二メッセージ情報を、この第二メッセージ情報を登録した第二ユーザが送信操作者として記憶されている送信操作者情報を登録した第一ユーザが登録した第一メッセージ情報に関連付ける。これにより、当該メッセージ配信システム1は、メッセージを伝えたいユーザ(第一ユーザ)が登録した第一メッセージ情報(例えば、遺言メッセージ)と、送信操作者として指定されたユーザ(第二ユーザ)が登録した第二メッセージ情報(例えば、葬儀情報)とを関連付けることができ、これらのメッセージと第一ユーザが登録した送信先とを紐付けることができる。従って、送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報を登録した第一ユーザが直接メッセージを送信することなく、第一ユーザが送信操作者として指定した第二ユーザの入力及び送信操作により、第一メッセージ情報(遺言メッセージ)及び第二メッセージ情報(葬儀情報)が組み合わせられたメッセージが第一ユーザが希望する送信先に送信される。また、メッセージの送信は、送信操作者の送信操作により行われるため、送信操作者が送信するタイミングを考慮することにより、適切なタイミングでメッセージが送信されることが可能となる。
また、サーバ4の制御部17は、アクセス制限手段26として、上記送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報に対するアクセスをこれらの情報を登録した第一ユーザにのみ許容されるため、送信操作者情報として登録された第二ユーザはこれらの情報にアクセスすることができない。このため、第一ユーザの希望する送信先にメッセージが改変されることなく送信される。
また、当該メッセージ配信システム1は、見積依頼手段を備えるため、当該メッセージ配信システム1において見積依頼を行うことができる。このため、見積結果を受けて第二メッセージ情報を作成する場合は、早期に第二メッセージ内容を確定させることができ、メッセージを送信することができる。
また、送信操作者として登録された第二ユーザのメールアドレスに、送信操作者として登録された旨のメールが送信されるため、送信操作者として登録されたユーザは、送信操作者として登録されたことを遅滞なく知ることができる。また、第二ユーザが送信操作者となることを拒否した場合において、第一ユーザのメールアドレスにその旨のメールが送信されるため、第一ユーザは第二ユーザにより拒否されたことを知ることができる。
また、送信操作者を登録するための送信操作者登録画面40の送信操作者候補リスト、及び送信先を登録するための送信先登録画面34の送信先候補リストに、ユーザの識別情報が表示されるため、第一ユーザは、送信操作者及び送信先を容易に選択することができる。また、選択することにより送信操作者及び送信先を指定することができるので、入力ミスを防ぐことができる。
さらに、送信操作者として記憶された第二ユーザの通信端末3に、送信操作者として送信するメッセージの送信先の合計数が表示されるため、送信操作者として登録された第二ユーザは、メッセージの送信先数を把握することができる。このため、例えば、送信するメッセージが遺言メッセージ及び葬儀情報である場合において、メッセージ送信先の合計数を葬儀場を予約する際の参考情報とすることができる。
また、当該メッセージ配信システム1は、通信端末3とユーザの識別情報との関連付けを通信端末3の非接触ICチップIDにより行う場合においては、ユーザ識別情報を別途入力させることなく、通信端末3とユーザの識別情報とを関連付けることができるため、ユーザによるユーザID等の入力の労力をかけることはなく、他人によるなりすましを防ぐことができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内において適宜設計変更可能であり、以下の実施形態も有する。
上記実施形態において、当該メッセージ配信システム1が見積依頼手段27を有することについて説明したが、当該メッセージ配信システムにおいては、見積依頼手段にかえて見積結果算出手段を採用することもできる。
見積結果算出手段を有する当該メッセージ配信システムにおいては、サーバの制御部は、見積結果算出手段として、通信端末に一括見積画面を表示する。また、制御部は、見積結果算出手段として、通信端末の第二ユーザによる入力及び送信操作に基づいて、見積結果を自動に算出し、この算出結果を通信端末に表示する。この見積結果の自動算出は、入力された見積依頼の情報から記憶部に格納される見積算出用データに基づいて、制御部により算出される。
また、見積結果算出手順としては、通信端末のユーザによる一括見積画面の入力及び送信操作に基づいて、通信端末からサーバに見積情報が送信されると、サーバは、制御部により、受信した見積情報と記憶部に格納されている見積算出用データに基づいて、見積結果を算出する。そして、サーバは、制御部により、算出した見積結果を通信端末の表示部に表示させる。
当該メッセージ配信システムが、見積結果算出手段を有することにより、ユーザは、見積結果を即座に入手することができるため、見積結果を受けて第二メッセージを迅速に登録できる。具体的には、例えば一括見積画面が、葬儀会社に対する葬儀の見積依頼画面であった場合において、葬儀の見積結果を即座に入手することができることにより、第二メッセージに葬儀に関する情報を迅速に入力することができ、メッセージの送信を行うことができる。
また、当該メッセージ配信システムにおいては、携帯用リーダライタを用いない構成を採用することができる。かかる構成の場合は、サーバの制御部は、通信端末とユーザ識別情報との関連付けは、メニュー画面の前にログイン画面を設け、このログイン画面において入力されたユーザの識別情報(例えばログインID)を用いて行うことができる。
また、当該メッセージ配信システムにおいては、通信端末は、パーソナルコンピュータを採用することができる。
また、上記実施形態においては、送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報は、それぞれの入力画面の送信操作の度に記憶部に格納される旨を説明したが、本発明はこれに限定されず、送信先登録画面及び第一メッセージ登録画面における送信操作の際は、送信先情報及び第一メッセージ情報は記憶部に格納されず、送信操作者登録画面の送信操作に基づいて、一括して送信先情報、第一メッセージ情報及び送信操作者情報を記憶部に格納されてもよい。
当該メッセージ配信システムにおいては、各入力画面の入力の後、入力を確認するための確認画面を設けることも本発明の意図する範囲内である。
また、上記実施形態においては、送信先登録画面34及び送信操作者選択画面40の送信先候補リスト及び送信操作者候補リストに、ユーザのニックネームが表示される旨を説明したが、本発明はこれに限定されない。送信先候補リスト及び送信操作者候補リストに表示されるユーザの識別情報は、ユーザが識別できる情報であればよく、例えばユーザIDやメールアドレス等が表示されてもよい。また、送信先選択画面34及び送信操作者選択画面40の送信先候補リスト及び送信操作者候補リストにかえて、送信先及び送信操作者を入力するための入力項目を採用し、直接送信先及び送信操作者が入力されてもよい。
また、上記実施形態においては、メッセージを送信したい第一ユーザは、一つの第一メッセージを作成する前提で説明したが、複数の第一メッセージを作成し、それぞれ異なる送信先にメッセージを送信してもよい。なお、この場合は、第一メッセージごとにメッセージ送信先及び送信操作者、並びに第二メッセージを関連付ける。
また、上記実施形態においては、遺言メッセージに関する配信について記載したが、これに限定されず、例えば配信するメッセージとして、結婚の際のメッセージを第一メッセージとして、結婚の際の祝会についてメッセージを第二メッセージとするメッセージの配信においても当該メッセージ配信システムを用いることができる。
以上のように、本発明のメッセージ配信システム及びメッセージ配信方法は、本人のメッセージの内容が改変されるおそれがなく、かつこのメッセージを適切なタイミングで本人が希望する人に対して送信することができるため、遺言メッセージ等の配信に好適に使用される。
1 メッセージ配信システム
2 携帯用リーダライタ
3 通信端末
4 サーバ
5 通信ネットワーク
6 通信部
7 通信制御部
8 記憶部
9 通信部
10 入力部
11 表示部
12 制御部
13 記憶部
14 通信制御手段
15 非接触ICチップ
16 通信部
17 制御部
18 記憶部
19 ユーザ識別情報登録手段
20 通信端末登録手段
21 送信先情報登録手段
22 第一メッセージ情報登録手段
23 送信操作者情報登録手段
24 送信操作者通知手段
25 拒否情報通知手段
26 アクセス制限手段
27 見積依頼手段
28 付加情報登録手段
29 メッセージ作成手段
30 メッセージ送信手段
31 メニュー画面
32 メッセージ登録部
33 メッセージ送信部
34 送信先登録画面
35 送信先選択部
36 登録部
37 第一メッセージ登録画面
38 メッセージ入力部
39 登録部
40 送信操作者登録画面
41 送信操作者選択部
42 登録部
43 第二メッセージ登録画面
44 メッセージ入力部
45 登録部
46 第一メッセージ
47 第二メッセージ

Claims (8)

  1. 通信端末と通信可能なサーバを備えるメッセージ配信システムであって、
    上記サーバが、
    上記通信端末のユーザの識別情報を記憶するユーザ識別情報登録手段と、
    上記ユーザ識別情報登録手段に記憶された第一ユーザが要求する送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一ユーザにより入力された第一メッセージ情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する第一メッセージ情報登録手段と、
    上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、第一メッセージ情報を送信操作する第二ユーザの識別情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信操作者情報登録手段と、
    上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報の送信先である複数の送信先情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信先情報登録手段と、
    上記第一メッセージ情報登録手段によって記憶されている第一メッセージ情報、上記送信操作者情報登録手段によって記憶されている第二ユーザの識別情報、及び上記送信先情報登録手段によって記憶されている送信先情報に対するアクセスを上記第一ユーザのみに許容するアクセス制限手段と、
    上記第二ユーザの付加情報登録要求情報に基づいて、上記第二ユーザにより入力された第二メッセージ情報を上記第一メッセージ情報と関連付けて記憶する付加情報登録手段と、
    上記付加情報登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報に上記第二メッセージ情報を付加したメッセージ情報を作成するメッセージ作成手段と、
    上記第二ユーザの送信要求情報に基づいて、上記メッセージ情報を上記送信先情報登録手段に記憶されている送信先に送信するメッセージ送信手段と
    上記第二ユーザが上記送信操作者情報登録手段によって記憶されていることを確認して、上記第二ユーザの通信端末に処理選択画面を表示させ、上記第二ユーザがこの処理選択画面から一括見積依頼部を選択して入力した見積要求情報に基づいて、見積依頼する見積依頼手段とを有し、
    上記見積依頼手段が、上記第一ユーザの登録により予め登録された業者へ見積依頼を送信することを特徴とするメッセージ配信システム。
  2. 上記サーバと通信可能な通信端末と、
    この通信端末と通信可能な携帯用リーダライタとをさらに備え、
    上記通信端末が、上記携帯用リーダライタと近距離無線通信可能な非接触ICチップを有し、
    上記サーバが、上記非接触ICチップを上記ユーザの識別情報と関連付けて記憶する通信端末登録手段を有する請求項1に記載のメッセージ配信システム。
  3. 上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第二ユーザに対して第一ユーザの送信操作者に指定されたことを通知する送信操作者通知手段と、
    上記第一ユーザの送信操作者に指定されたことに対する上記第二ユーザの拒否要求情報に基づいて、第一ユーザに拒否情報を通知する拒否情報通知手段とをさらに有する請求項1又は請求項2に記載のメッセージ配信システム。
  4. 上記送信先情報登録手段が、通信端末に第一ユーザ以外のユーザの識別情報を送信先候補リストとしてリスト表示し、このリストに対する上記第一ユーザの選択に基づいて上記送信メッセージ登録要求情報を生成する請求項1、請求項2又は請求項3に記載のメッセージ配信システム。
  5. 上記送信操作者情報登録手段が、通信端末に第一ユーザ以外のユーザの識別情報を送信操作者候補リストとしてリスト表示し、このリストに対する上記第一ユーザの選択に基づいて上記送信メッセージ登録要求情報を生成する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のメッセージ配信システム。
  6. 上記第二ユーザの通信端末にこの第二ユーザを送信操作者として指定した第一ユーザによって指定された送信先の合計数を表示する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のメッセージ配信システム。
  7. 上記第一メッセージ情報登録手段が、遺言情報に関するメッセージを登録するための画面を表示し、
    上記付加情報登録手段が、葬儀情報に関する情報を登録するための画面を表示する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のメッセージ配信システム。
  8. 通信端末と通信可能なサーバを用いたメッセージ配信方法であって、
    通信端末のユーザの識別情報を記憶するユーザ識別情報登録ステップと、
    上記ユーザ識別情報登録ステップにおいて記憶された第一ユーザが要求する送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一ユーザにより入力された第一メッセージ情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する第一メッセージ情報登録ステップと、
    上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、第一メッセージ情報を送信操作する第二ユーザの識別情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信操作者情報登録ステップと、
    上記送信メッセージ登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報の送信先である複数の送信先情報を上記第一ユーザの識別情報と関連付けて記憶する送信先情報登録ステップと、
    上記第一メッセージ情報登録ステップによって記憶されている第一メッセージ情報、上記送信操作者情報登録ステップによって記憶されている第二ユーザの識別情報、及び上記送信先情報登録ステップによって記憶されている送信先情報に対するアクセスを上記第一ユーザのみに許容するアクセス制限ステップと、
    上記第二ユーザの付加情報登録要求情報に基づいて、上記第二ユーザにより入力された第二メッセージ情報を上記第一メッセージ情報と関連付けて記憶する付加情報登録ステップと、
    上記付加情報登録要求情報に基づいて、上記第一メッセージ情報に上記第二メッセージ情報を付加したメッセージ情報を作成するメッセージ作成ステップと、
    上記第二ユーザの送信要求情報に基づいて、上記メッセージ情報を上記送信先情報登録手段に記憶されている送信先に送信するメッセージ送信ステップと、
    上記第二ユーザが上記送信操作者情報登録ステップによって記憶されていることを確認して、上記第二ユーザの通信端末に処理選択画面を表示させ、上記第二ユーザがこの処理選択画面から一括見積依頼部を選択して入力した見積要求情報に基づいて、見積依頼する見積依頼ステップとを有し、
    上記見積依頼ステップが、上記第一ユーザの登録により予め登録された業者へ見積依頼を送信することを特徴とするメッセージ配信方法。
JP2012199580A 2012-09-11 2012-09-11 メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法 Expired - Fee Related JP5285800B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012199580A JP5285800B1 (ja) 2012-09-11 2012-09-11 メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012199580A JP5285800B1 (ja) 2012-09-11 2012-09-11 メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5285800B1 true JP5285800B1 (ja) 2013-09-11
JP2014056324A JP2014056324A (ja) 2014-03-27

Family

ID=49274055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012199580A Expired - Fee Related JP5285800B1 (ja) 2012-09-11 2012-09-11 メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5285800B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017084018A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 株式会社Exidea 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6378727B2 (ja) * 2016-09-27 2018-08-22 峰村 淳 メッセージ送信方法、メッセージ送信用プログラム、及びメッセージ送信装置
JP7029874B2 (ja) * 2020-08-07 2022-03-04 三菱Ufj信託銀行株式会社 プログラム、情報管理方法、情報管理装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005100256A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Itoya Kk 葬儀費用見積発注システム
JP2005141607A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Youhan Matsutani 遺言配信サービスシステム
JP2005293500A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Life Way:Kk 企画支援システム
JP2012003738A (ja) * 2010-05-17 2012-01-05 Chiteki Mirai:Kk 異常事態対応システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005100256A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Itoya Kk 葬儀費用見積発注システム
JP2005141607A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Youhan Matsutani 遺言配信サービスシステム
JP2005293500A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Life Way:Kk 企画支援システム
JP2012003738A (ja) * 2010-05-17 2012-01-05 Chiteki Mirai:Kk 異常事態対応システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014056324A (ja) 2014-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6898297B2 (ja) サービス処理方法、装置、及びサーバ
US10657582B2 (en) Method, user terminal, and service terminal for processing service data
US8744966B1 (en) Real-time mobile wallet server
US9965795B2 (en) Automatic tab payment from a user device
US8880731B2 (en) Method, system and device for controlling and/or limiting electronic communication
CN101827454B (zh) 用于观察网络通信操作与服务器连接的信任级的方法和系统
US20130173424A1 (en) System for delivering gift item using social network information and method thereof
JP2010146452A (ja) メンバー登録方法、コミュニティサービスシステム、携帯端末、及びメンバー招待処理プログラム
JP5482495B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2017041249A (ja) タッチスクリーンデバイスの直接接続を介した電子データのソーシャル共有のための改良されたユーザ体験
JP2012093805A (ja) アフィリエイトシステム及びアフィリエイト方法並びにサーバ
JP5285800B1 (ja) メッセージ配信システム及びメッセージ配信方法
JP5710725B2 (ja) サーバ、端末管理方法、およびプログラム
CN102790731A (zh) 通过即时通信工具触发传递的方法、客户端及系统
KR101831381B1 (ko) 메신저서비스를 이용한 스마트 로그인 방법 및 그 장치
JP3696804B2 (ja) サービス提供方法、サービス提供システム、処理センタ装置及びプログラム
JP2010176230A (ja) 端末間連携方法、端末装置、端末間連携制御装置、及びプログラム
JP5048144B2 (ja) 情報交換システム
US20150088688A1 (en) E-commerce system and its authentication method
KR101971428B1 (ko) 사용자간 상호작용에 따른 컨텐츠 교환 방법 및 이를 실행하는 시스템
JP2021177336A (ja) ブログ投稿システム
JP4463323B1 (ja) 情報交換システム
JP2020091674A (ja) 仮想通貨提供システム、方法及びプログラム
CN112905294B (zh) 数据处理方法、装置、设备以及介质
JP6232397B2 (ja) 通信システム、端末管理サーバ、通信方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5285800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees