JP2011224177A - 防火扉用熱感知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 防火扉に設置する熱感知装置に係るものであって、低融点合金を有する温度感知部に伝導される高熱が他の部材へ伝導されるのを抑制し、短時間で低融点合金が融解する防火扉用熱感知装置を提供する。
【解決手段】 竪枠又は自動閉鎖装置を備える防火扉に設置される主軸を介して回動可能とされる基体と、前記防火扉又は前記竪枠に設置される係合部に係合される連結体と、前記連結体から突出する第1突出部と、前記基体から突出する第2突出部と、前記突出部を介して前記基体及び連結体に設置される温度感知部と、前記温度感知部が前記突出部と当接しないように設置される遮熱部とを備え、前記温度感知部は、前記第1突出部に固着される主片と、前記第2突出部に固着される分離片と、両者を連結固着する低融点合金とを備えることを特徴とする防火扉用熱感知装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、防火扉に設置する熱感知装置に係るものであって、特に短時間で低融点合金が融解する防火扉用熱感知装置に関するものである。
従来より、電気的制御手段を採用せずに、火災による温度上昇を温度ヒューズのみにて感知する防火扉等が公知である。
例えば、防火扉用のヒューズ付ストッパー金具であって、係着突出部を固設した取付部材金具とその取付部材金具の係着突出部に遊動状に取着したストッパー部材金具及びヒューズ金具とで横T字状に組み合わせた部材金具であり、ストッパー部材は係着部とストッパー部とで構成され、ストッパー部は係着部に枢動自在に連結されると共に係着部とストッパー部に止着した係止突出部間に嵌着するヒューズ金具により部材金具が横T字状に保持され、ヒューズ金具が加熱溶融した際はストッパー部材金具がL形に揺倒するように設けたものがある。
実用新案登録第2571029号
特許文献1に係る発明では、低融点合金からなり温度感知部となるヒューズ金具がストッパー部材金具に嵌着している際には、防火扉の回動による出入口の閉鎖を阻止するよう作用するものである。一方、ヒューズ金具が火災時の高熱により溶融した際には、ストッパー部材金具のストッパー部がL状に揺倒して防火扉の回動を解放して出入口を自動閉止するものである。
しかし、当該構造においては、火災時における高熱がヒューズ金具を介してヒューズ金具を固着する止着突出部又はストッパー部、係着部の他の部材へと伝導されてしまうので、ヒューズ金具が融解するのを妨げてしまう。結果として、ヒューズ金具の融点まで上昇するのに時間を有してしまう虞もある。
そこで、防火扉に設置する熱感知装置に係るものであって、低融点合金を有する温度感知部に伝導される高熱が他の部材へ伝導されるのを抑制し、短時間で低融点合金が融解する防火扉用熱感知装置を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、竪枠又は自動閉鎖装置を備える防火扉に設置される主軸を介して回動可能とされる基体と、前記防火扉又は前記竪枠に設置される係合部に係合される連結体と、前記連結体から突出する第1突出部と、前記基体から突出する第2突出部と、前記突出部を介して前記基体及び連結体に設置される温度感知部と、前記温度感知部が前記突出部と当接しないように設置される遮熱部とを備え、前記温度感知部は、前記第1突出部に固着される主片と、前記第2突出部に固着される分離片と、両者を連結固着する低融点合金とを備えるものである。
また、本発明の請求項2に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項1に記載の防火扉用熱感知装置において、遮熱部は2つのフランジ部を備え、両フランジの間に主片及び分離片に形成される貫通孔が位置するようにして装着されるものである。
また、本発明の請求項3に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項2に記載の防火扉用熱感知装置において、両フランジ部が孔縁部に当接するものである。
また、本発明の請求項4に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の防火扉用熱感知装置において、遮熱部はフランジ部を有する係止部とワッシャ部とを備え、主片及び分離片に形成される貫通孔の一方側から係止部を挿入し、他方側へ露呈する係止段部にワッシャ部を係止するものである。
また、本発明の請求項5に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防火扉用熱感知装置において、第2突出部を押し出しする押出手段を備えるものである。
また、本発明の請求項6に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項5に記載の防火扉用熱感知装置において、押出手段の押し出す力が、融解した低融点合金によって主片と分離片との間に生じる抵抗力より大きく設定されるものである。
また、本発明の請求項7に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項6に記載の防火扉用熱感知装置において、押出手段は、基体の回動方向に付勢力を有する弾性部材からなるものである。
また、本発明の請求項8に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項7に記載の防火扉用熱感知装置において、弾性部材は第1突出部又は第2突出部を狭持するようにして設置されるものである。
また、本発明の請求項9に記載の発明の防火扉用熱感知装置は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の防火扉用熱感知装置において、温度感知部を基体及び連結体の下方に配置し、火災による温度上昇を感知しやすいよう基体に段部を設けたものである。
本発明の防火扉用熱感知装置では、火災発生による高熱が温度感知部に伝導されるが、主片及び分離片に設置される遮熱部によって突出部への熱の伝導が抑制される。これにより、短時間で効率的に低融点合金を融解させ、主片と分離片を分離させることができるので、建築基準法に適合する防火扉用熱感知装置を実現することができる。更に、主片と分離片が分離した状態においても、これらは突出部に固着されているので落下することはなく、防火扉閉止の妨げにもならず安全性を確保することができる。
遮熱部は2つのフランジ部を備え、両フランジの間に主片及び分離片に形成される貫通孔が位置するようにして装着され、両フランジ部が孔縁部に当接するので、温度感知部に伝導される熱が他の部材へ伝導する虞をなくすことができる。
遮熱部はフランジ部を有する係止部とワッシャ部とを備え、係止段部にワッシャ部を係止させるだけでよいので、主片及び分離片に形成される貫通孔に容易に取り付けを行うことができる。
第2突出部を押し出しする押出手段を設けたので、主片と分離片が分離した状態において、第2突出部を押し出すことができる。これにより、防火扉の自動閉鎖装置の作動の妨げとなる基体を回動させることができる。
押出手段の押し出す力が融解した低融点合金によって主片と分離片との間に生じる抵抗力より大きく設定されるので、更に効率的に基体を回動させることができる。
押出手段は基体の回動方向に付勢力を有する弾性部材からなり、第1突出部又は第2突出部を狭持するようにして設置されるので、主片と分離片が分離した状態においても落下することはない。これにより、防火扉閉止の妨げにもならず安全性を確保することができる。
温度感知部を基体及び連結体の下方に配置し、火災による温度上昇を感知しやすいよう基体に段部を設けたので、防火扉用熱感知装置の横側から吹く熱風が妨げられることがなくなる。これにより、発生した高熱を効率よく温度感知部へ伝導させることができる。
本発明の実施例における防火扉用熱感知装置の正面図である。 本発明の実施例における防火扉用熱感知装置の斜視図である。 本発明の実施例における防火扉用熱感知装置を構成する部品の斜視図である。 本発明の実施例における防火扉用熱感知装置を構成する温度感知部の分解斜視図である。 本発明の実施例における防火扉用熱感知装置の図1のP−P拡大断面図である。 本発明の実施例における防火扉用熱感知装置の温度感知部材が作動した状態斜視図である。
以下、本発明の実施の形態における防火扉用熱感知装置を図面に基づいて説明する。当該防火扉用熱感知装置は、建築物等の竪枠と防火扉を連結するように設置される。防火扉用熱感知装置は、通常時には、防火扉に設置される自動閉鎖装置による閉鎖を阻止するものである。一方、火災発生時には高熱を感知し、竪枠と防火扉の連結状態を解除させ、防火扉の回動を開放するよう自動閉鎖装置を作動させるものである。
本発明に係る防火扉用熱感知装置1は、図1乃至図6に示すように、基体7、連結体9及び温度感知部13とを備えている。
基体7は、建築物の竪枠3又は自動閉鎖装置を備える防火扉2に設置されるとともに、連結体9と連結されるものである。図1乃至図3に示すように、例えば一枚の鋼板が略Z字状に折曲されて形成され、上端部7a、段部7b及び下端部7cを有してなる。上端部7a及び下端部7cは水平な端面からなり、下端部7cは上端部7aの下方に配置される。下端部7cには下方へ立設する2本の第2突出部11が固着される。第2突出部11には、下方端部に温度感知部13の取り付けを容易にする為の取付段部10aが設けられ、下方からは鉛直方向にネジ孔10bが設けられる。当該上端部7aには貫通孔7dが形成される。基体7は、竪枠3又は防火扉2に固着される第1支持部4に対して、貫通孔7dを挿通する主軸8にて軸支される。
連結体9は、防火扉2又は竪枠3の第2支持部5に係脱可能に連結されるものである。図1乃至図3に示すように、例えば一枚の鋼板が略L字状に折曲されて形成され、取付部9a及び脚部9bを有してなる。取付部9aと脚部9bとの境界、すなわち折曲箇所近郊には狭持片9cが設置される。狭持片9cは脚部9bと同方向であって、取付部9aの両端部を折曲して形成される。脚部9bと狭持片9cの間隙は、基体7における下端部7cが挿入できればよいものである。脚部9bには下方へ立設する2本の第1突出部10が固着される。第1突出部10にも、第2突出部11と同様の取付段部11a、ネジ孔11bが設けられる。取付部9aには、鉛直方向に長孔の貫通孔9dが形成される。第2支持部5の係合部6が貫通孔9dに挿通され係合されることで、連結体9は係脱可能に連結される。
温度感知部13は、火災発生時の高熱を感知し、竪枠3と防火扉2の連結状態を解除させ、防火扉2の回動を開放するよう自動閉鎖装置を作動させるものである。図4に示すように、温度感知部13は遮熱部14、主片17、分離片18及び低融点合金19とを備えている。
主片17及び分離片18は、火災発生時の高熱を感知するものである。主片17及び分離片18は、熱伝導率の高い、例えば略四角形状の真鍮等から形成される。主片17には、第1突出部10に対応する位置に貫通孔17aが形成される。分離片18には、第2突出部11に対応する位置に貫通孔18aが形成される。主片17は分離片18の略半分の形状とされ、分離片18の裏面に設けられる低融点合金19を介して、主片17が分離片18に重合した状態で連結固着される。低融点合金19は火災発生時による高熱で溶融させる為、融点が低いほうが望ましく、本実施例では融点が58℃の合金を採用している。分離片18には、一端から略四角状の切欠18bが設けられ、主片17の貫通孔17aが露呈している。
遮熱部14は、主片17及び分離片18に伝導される高熱が他の部材へ伝導するのを抑制するものである。遮熱部14は、例えばポリカーボネートから形成され、ワッシャ部15及び係止部16とを備えている。係止部16は、鉛直方向に貫通孔16dを有する円筒状の筒部16bから形成される。筒部16bの一端部には、筒部16bより大径のフランジ部16aを有してなる。当該筒部16bには、筒部16bより小径でワッシャ部15を係止する為の係止段部16cが形成される。遮熱部14は、主片17及び分離片18よりも熱伝導率が低いものであれば、他の合成樹脂、合成ゴム等であってもよいものである。
このようにして形成される遮熱部14は、主片17及び分離片18の貫通孔17a及び18aに取り付けられる。詳細には、貫通孔17aの一方側から係止部16の筒部16bを挿入し、他方側へ露呈する係止段部16cにワッシャ部15を係止させることで、遮熱部14が主片17に装着される。当該状態において、係止部16のフランジ部16a及びフランジの効果を奏するワッシャ部15は、貫通孔17aの孔縁部と当接した状態となる。分離片18への遮熱部14の取り付けも同様である。
このようにして構成される温度感知部13は、図1、図2及び図5に示すようにして、第1突出部10及び第2突出部11を介して基体7及び連結体9に設置される。詳細には、連結体9における脚部9bと狭持片9cの間隙に基体7の下端部7cを挿入した状態で、第1突出部10の取付段部10aには主片17の貫通孔17aを対応させ、第2突出部11の取付段部11aには分離片18の貫通孔18aを対応させて、下方よりネジ20等の固着手段により固着させる。当該状態において、突出部と温度感知部13との間には遮熱部14が介在するので、突出部と温度感知部13は接触することはない。このとき、温度感知部13は火災による温度上昇を感知しやすいよう、基体7及び連結体9の下方に配置された状態となる。また、基体7が段部7bを備えることから、防火扉用熱感知装置1の横側から吹く熱風も感知することもできる。
また、第1突出部10と第2突出部11との間には、付勢力を蓄積させた状態で押出手段となる弾性部材12が設置される。弾性部材12は、例えば略く字状の板バネからなり、一端には第1突出部10を挟み込んで装着する為の狭持部12aを有し、折返部12bを介した他端には第2突出部11と当接する円弧状の押圧部12cを備えている。弾性部材12は、弾性力を有する合成樹脂等から形成されてもよいものである。
このようにして構成される防火扉用熱感知装置1は、図2及び図6に示すようにして作動する。火災発生により、高熱が温度感知部13へ伝導されると、低融点合金19が融解し、主片17と分離片18が分離する。これにより、付勢力が蓄積された弾性部材12によって第2突出部11は押し出される。これにより、図6の矢印Aのように、基体7は主軸8を中心として回動する。結果として、防火扉用熱感知装置1による防火扉2と竪枠3との連結は解除され、自動閉鎖装置によって防火扉2が回動し出入り口を閉止する。
以上、説明した本発明に係る防火扉用熱感知装置1によれば、主片17及び分離片18に装着される遮熱部14によって他の部材への熱の伝導が抑制されるので、短時間で効率的に低融点合金19を融解させることができる。これにより、建築基準法に適合する防火扉用熱感知装置を実現することができる。
主片17と分離片18が分離した状態においては、主片17と分離片18との間の融解した低融点合金19が基体7を回動させる際の抵抗になってしまう。しかし、基体7の回動方向と同方向に付勢力を有する弾性部材12により第2突出部11が押し出されるので、防火扉2における自動閉鎖装置の作動力は抑制されることなく、出入り口を閉止することができる。
更に、弾性部材12は狭持部12aにより第1突出部10に装着されるので、当該分離状態においても落下することはなく、閉止の妨げにもならず安全性を確保することができる。
本実施例では、連結体9における脚部9bと狭持片9cの間隙に基体7の下端部7cを挿入した状態で、第1突出部10及び第2突出部11を介して温度感知部13により基体7と連結体9を連結したが、これに限られることなく、狭持片9cは設けなくてもよい。基体7と連結体9との連結は、主片17及び分離片18から熱が伝導しないように当接しない状態であって、且つ主片17と分離片18の分離に影響を及ぼさない程度に設計変更できるのは勿論である。少なくとも基体7に設置される分離片18と連結体9に設置される主片17とが低融点合金19にて固着されていればよい趣旨である。
更に、第1突出部10、第2突出部11の本数は制限されるものではない。第1突出部10は基体7と一体に形成してもよいし、第2突出部11は連結体9と一体に形成してもよい。また、弾性部材12を第2突出部11に設置してもよい。この際には、押圧部12cは第1突出部10と当接する。
また、遮熱部14は係止部16のみの一部材から形成されていてもよい。遮熱部14は2つのフランジ部を備えるものであって、両フランジの間に主片17及び分離片18の貫通孔17a及び18aが位置するようにして装着され、両フランジが孔縁部と当接するものであればよい趣旨である。また、主片17及び分離片18の形状を変更できるのは勿論である。低融点合金19の付着量においても制限はなく、融解した状態での主片17と分離片18が摺動する抵抗力より、弾性部材12の付勢力が大きければよい趣旨である。
1 防火扉用熱感知装置
2 防火扉
3 竪枠
4 第1支持部
5 第2支持部
6 係合部
7 基体
7a 上端部
7b 段部
7c 下端部
7d 貫通孔
8 主軸
9 連結体
9a 取付部
9b 脚部
9c 狭持片
9d 貫通孔
10 第1突出部
10a 取付段部
10b ネジ孔
11 第2突出部
11a 取付段部
11b ネジ孔
12 弾性部材
12a 狭持部
12b 折返部
12c 押圧部
13 温度感知部
14 遮熱部
15 ワッシャ部
16 係止部
16a フランジ部
16b 筒部
16c 係止段部
16d 貫通孔
17 主片
17a 貫通孔
18 分離片
18a 貫通孔
18b 切欠部
19 低融点合金
20 ネジ

Claims (9)

  1. 竪枠又は自動閉鎖装置を備える防火扉に設置される主軸を介して回動可能とされる基体と、
    前記防火扉又は前記竪枠に設置される係合部に係合される連結体と、
    前記連結体から突出する第1突出部と、
    前記基体から突出する第2突出部と、
    前記突出部を介して前記基体及び連結体に設置される温度感知部と、
    前記温度感知部が前記突出部と当接しないように設置される遮熱部と、
    を備え、
    前記温度感知部は、前記第1突出部に固着される主片と、
    前記第2突出部に固着される分離片と、
    両者を連結固着する低融点合金とを備えることを特徴とする防火扉用熱感知装置。
  2. 遮熱部は2つのフランジ部を備え、
    両フランジの間に主片及び分離片に形成される貫通孔が位置するようにして装着される請求項1に記載の防火扉用熱感知装置。
  3. 両フランジ部が孔縁部に当接する請求項2に記載の防火扉用熱感知装置。
  4. 遮熱部はフランジ部を有する係止部とワッシャ部とを備え、
    主片及び分離片に形成される貫通孔の一方側から係止部を挿入し、他方側へ露呈する係止段部にワッシャ部を係止する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の防火扉用熱感知装置。
  5. 第2突出部を押し出しする押出手段を備える請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防火扉用熱感知装置。
  6. 押出手段の押し出す力が、融解した低融点合金によって主片と分離片との間に生じる抵抗力より大きく設定される請求項5に記載の防火扉用熱感知装置。
  7. 押出手段は、基体の回動方向に付勢力を有する弾性部材からなる請求項6に記載の防火扉用熱感知装置。
  8. 弾性部材は第1突出部又は第2突出部を狭持するようにして設置される請求項7に記載の防火扉用熱感知装置。
  9. 温度感知部を基体及び連結体の下方に配置し、火災による温度上昇を感知しやすいよう基体に段部を設けた請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の防火扉用熱感知装置。
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