JP2011223405A - 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クライアントが望む時間及び撮影パラメータにより撮影することができるようにする。
【解決手段】記憶部103は、複数の利用者側装置に対応する撮影パラメータを利用者側装置ごとに記憶しており、利用者側装置から撮影パラメータ設定要求を受信すると、その利用者側装置に対応する撮影パラメータを更新する。また、利用者側装置から撮影スタンバイ要求を受信すると、制御部102は、その利用者側装置に対応する撮影パラメータを記憶部103から読み出し、撮影制御を行う。このとき、他の利用者側装置から撮影パラメータ設定要求などの要求があった場合は、その要求を受け付けない状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラムに関し、特に、ネットワーク上から撮影に関わる指示を行うために用いて好適な技術に関する。
従来、LANやインターネットといったネットワーク上に静止画像データや動画像データを直接配信することが可能なカメラが普及している。最近では、このようなカメラであって、静止画像データや動画像データを配信するだけでなく、表示デバイスから遠隔操作によって撮影パラメータを変更することができるものが増えつつある。その中で、AV値(絞り値)、シャッタースピード、ISO感度等の撮影パラメータをネットワーク上から変更することができる機種もある。この場合、クライアントであるパーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、モバイル機器などの表示デバイスからネットワークを介して撮影パラメータを変更する。これにより、カメラのAV値、シャッタースピード、ISO感度等の撮影パラメータや、コントラストやシャープネスといった現像パラメータを制御して、自分の好みの写真表現で撮影することができる。
しかしながら、このようなカメラでは、1台のカメラを複数のクライアントが使用した場合、撮影パラメータが同期して直近に設定された撮影パラメータが反映されてしまう。このため、自分が撮影パラメータを変更した後に、他のクライアントにより撮影パラメータが変更されると、自分が設定した撮影パラメータで撮影することができなくなってしまう。
そこでこの問題点を解決するために、例えば特許文献1には、以下のような技術が開示されている。すなわち、まず、あるクライアントがカメラの制御権を獲得して、撮影レンズの撮影方向、撮影倍率などの撮影パラメータを変更する。そして、カメラの制御権を獲得しているクライアントによりカメラの制御権を放棄する場合に、撮影レンズの撮影方向、撮影倍率などの撮影パラメータを既定値に戻す。なお、カメラ制御権が外れたときに戻る既定値を、制御権を獲得したクライアントごとに個別に設定することもできる。また、例えば特許文献2には、制御権の有無に関係なく、複数のクライアントが自分の閲覧したい範囲をカメラの巡回撮影リストに保存し、カメラはそのリストに従って撮影する画角範囲を変更して巡回撮影を行う技術が開示されている。
特開2006−54785号公報 特開2007−306048号公報
しかしながら特許文献1に記載の方法は、制御権を有しているクライアントが制御権を放棄するか時間切れとなるまで、他のクライアントは撮影したり撮影パラメータを変更したりすることができないという問題点がある。また、特許文献2に記載の方法は、カメラが自分の閲覧したい範囲を巡回した時のみ、自分の閲覧したい範囲を閲覧することができるが、それ以外の時は自分の閲覧したい範囲を閲覧することができないという問題点がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、クライアント間の競合を少なくしつつ、クライアントが望むタイミング及び撮影パラメータにより撮影することができるようにすることを目的としている。
本発明の撮像装置は、複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段と、前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている第1の外部装置から撮影要求を受信する受信手段と、前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した第1の外部装置に対応する撮影パラメータを用いて撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影した画像データを、前記第1の外部装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、クライアント間の競合を少なくしつつ、撮影要求を送信した外部装置に対応する撮影パラメータを用いて所望のタイミングで撮影を実行させることができる。
撮像装置及び利用者側装置の構成例を示すブロック図である。 撮影パラメータ設定要求を受けた際の処理例を示すフローチャートである。 撮影実行要求を受けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 要求を受け付けることができない旨を送信する処理例を説明する図である。 他の利用者側装置から撮影実行要求を受信した際の処理例を示す図である。 動画像の場合の撮影パラメータの振り分け手順を説明する図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100及び利用者側装置の構成例を示すブロック図である。
図1において、本実施形態に係る撮像装置100は、例えばインターネットやLAN等の回線200を介して第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、及び第3の利用者側装置500に接続されている。なお、無線LANのアドホックモードなどの直接通信において回線を介さず直接接続されていてもよい。
撮像装置100は、撮影部101、制御部102、記憶部103、現像部104、及び通信部105を備えている。撮像装置100は、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、または第3の利用者側装置500から送信される各撮影パラメータを判別する。そして、受け取った撮影パラメータで撮影、現像を行い、撮影した画像データを、撮影パラメータを送信した、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、または第3の利用者側装置500に伝送する。
第1の利用者側装置300は、通信部301、制御部302、入力部303、表示部304、及び記憶部305を備えている。なお、第2の利用者側装置400及び第3の利用者側装置500も第1の利用者側装置300と同様の内部構成を備えているため、図1において詳細な内部構成は省略している。本実施形態では、第1の利用者側装置300は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、PC)として構成されている。また、第2の利用者側装置400は携帯電話機器として構成されており、第3の利用者側装置500は携帯情報機器として構成されている。ここで、利用者側装置は、撮影画像を表示可能な表示部と、撮影命令や撮影パラメータ設定を行う入力部とを備える装置であれば構成形態は任意であり、PCや携帯電話機器、携帯情報機器に限定されるものではない。
撮像装置100において、撮影部101は、制御部102の制御に基づいた撮影パラメータにより撮影を行う。制御部102は、撮影パラメータを制御するためのカメラ制御部である。ここで、撮影パラメータには、撮像装置100が撮影の際に用いるパラメータが含まれており、絞り値、シャッタースピード、ISO感度等を指す。また、撮影パラメータには、後述する現像パラメータも含まれている。記憶部103は、複数の利用者側装置より設定された撮影パラメータを利用者側装置ごとに保持する記憶手段であり、制御部102は必要に応じて記憶部103に記憶された撮影パラメータを読み出す。
現像部104は、撮影部101にて撮影した画像に対して、記憶部103に記憶されている利用者側装置毎の現像パラメータを用いて現像(画像処理)を行う。ここで、現像パラメータは撮影した画像を現像する際に用いるパラメータであり、シャープネスやコントラスト等を指す。通信部105は、現像部104により生成された画像データを利用者側装置へ送信するとともに、利用者側装置から撮影パラメータ変更制御信号を受け取り、制御部102に送る。
第1の利用者側装置300において、通信部301は、撮像装置100との間の通信を司るものであり、入力部303より入力された制御情報を撮像装置100に送信する。また、通信部301は、撮像装置100より回線200を経由して送信された画像データを受信する。表示部304は、撮像装置100より受信した画像データを、制御部302の制御に基づき画像として表示する。制御部302は、第1の利用者側装置300の各部の制御を司る。入力部303は、ユーザーの操作に応じて撮影を実行したり、撮影パラメータ及び現像パラメータを設定したりするなどの入力に用いる。
図2は、本実施形態において、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、または第3の利用者側装置500から撮影パラメータ設定要求を受けた場合の撮像装置100の処理手順の一例を示すフローチャートである。ここで、撮像装置100は、複数の利用者側装置の撮影パラメータを保持・管理している。本実施形態では、記憶部103が、第1の利用者側装置300の撮影パラメータ、第2の利用者側装置400の撮影パラメータ、及び第3の利用者側装置500の撮影パラメータをそれぞれ記憶しているものとする。また、図2に示す各処理は、制御部102の制御により行われる。なお、現像パラメータに関しても同様に設定可能である。
図2において、通信部105を介して利用者側装置から撮影パラメータ設定要求を受信するまで待機する(ステップS201)。そして、撮影パラメータ設定要求を受信すると、撮像装置100が撮影中であるかどうかを判別する(ステップS202)。この判別の結果、撮影中である場合は、撮影パラメータ設定要求を反映しないように制御する(ステップS203)。そして、ステップS201に戻る。この制御により、撮影中に撮影パラメータが変更され、撮影中の画像に影響を及ぼすことを防止することができる。
一方、ステップS202の判別の結果、撮影中でない場合は、他の利用者側装置から撮影パラメータ設定要求を受けて、撮影パラメータの設定処理中であるかどうかを判別する(ステップS204)。この判別の結果、撮影パラメータの設定処理中である場合は、撮影パラメータの設定処理が完了するまで待つ(ステップS205)。そして、ステップS206に進む。一方、ステップS204の判別の結果、撮影パラメータの設定処理中でない場合は、撮影パラメータ設定要求を送信した利用者側装置の撮影パラメータが記憶部103に既に記憶されているかどうかを判別する(ステップS206)。
この判別の結果、当該利用者側装置の撮影パラメータが記憶されていない場合は、その撮影パラメータを記憶部103へ新規に保存する(ステップS207)。一方、ステップS206の判別の結果、既に撮影パラメータを記憶している場合は、記憶部103に記憶されている当該利用者側装置の撮影パラメータを更新する(ステップS208)。そして、撮影パラメータを更新または新規保存すると、撮像装置100において撮影パラメータ受け付け状態とし(ステップS209)、ステップS201に戻る。
なお、利用者側装置から撮影パラメータ設定要求を受け、撮影パラメータの設定処理を行う際に、設定する撮影パラメータによっては撮影パラメータの設定処理に時間が多くかかる場合もある。このような場合には、撮影パラメータの設定処理中は、他の利用者側装置からの要求を受け付けないようにしてもよい。
図3は、本実施形態における、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、または第3の利用者側装置500から撮影要求(撮影スタンバイ要求及び撮影実行要求)を受けた場合の撮像装置100の処理手順の一例を示すフローチャートである。ここで撮影スタンバイとは、一般的にレリーズボタンの半押しに応じて行われる処理であり、例えばオートフォーカス処理や露出制御などを行う。また、撮影実行とは実際に被写体を撮像し、画像データを得る動作をいうものとする。なお、図3に示す各処理は、制御部102の制御により行われる。また、図3の説明においては、第1の利用者側装置300から撮影スタンバイ要求及び撮影実行要求を受けた場合の例について説明する。
図3において、まず、通信部105を介して利用者側装置から撮影スタンバイ要求を受信するまで待機する(ステップS301)。そして、撮影スタンバイ要求を受信すると、撮像装置100が撮影中であるかどうかを判別する(ステップS302)。この判別の結果、撮影中である場合は、受信した撮影スタンバイ要求を反映しないように制御する(ステップS303)。そして、ステップS301に戻る。
一方、ステップS302の判別の結果、撮影中でない場合は、撮影スタンバイ要求を受け付け、他の利用者側装置からの要求を受け付けないようにする(ステップS304)。なお、ここでの要求とは、撮影スタンバイ要求だけでなく、撮影パラメータ設定要求なども含まれる。以下、ステップS304〜S310の状態を撮影中と定義する。次に、第1の利用者側装置300より受信した撮影スタンバイ要求に応じて、記憶部103から第1の利用者側装置300の撮影パラメータを読み出し、撮影制御を行う(ステップS305)。
次に、通信部105を介して第1の利用者側装置300から撮影実行要求を受信するまで待機する(ステップS306)。そして、撮影実行要求を受信すると、撮影部101により撮影を行う(ステップS307)。次に、記憶部103から第1の利用者側装置300の現像パラメータを読み出し、現像部104により撮影部101で撮影した画像を現像する(ステップS308)。そして、現像部104で現像した画像を画像データとして通信部105を介して第1の利用者側装置300に送信する(ステップS309)。さらに、撮影処理が終了したことにより他の利用者側装置から要求を受け付ける状態に戻し(ステップS310)、ステップS301に戻る。なお、画像データを送信する前に要求を受け付ける状態に戻してもよい。
以上のように本実施形態によれば、記憶部103に各利用者側装置に対応する撮影パラメータを記憶しており、撮影実行要求を受信すると、その利用者側装置の撮影パラメータを記憶部103から読み出して撮影を行うようにした。これにより、撮影実行要求を送信した利用者側装置の撮影パラメータで撮像装置100を制御して撮影することができる。また、撮影した画像データを送信した後に要求を受け付ける状態に戻るため、クライアント間での競合の可能性を極力減少させることができる。したがって、他のクライアントは好みのタイミングで撮影したり撮影パラメータを変更したりすることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置、利用者側装置の内部構成については図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。第1の実施形態では、利用者側装置から撮影スタンバイ要求を受け付けて撮影中の状態にあるとき、他の利用者側装置からの要求を受け付けないようにした。本実施形態では、このときに他の利用者側装置に対して、撮影中のため要求を受け付けることができない旨を送信する。
図4は、他の利用者側装置に対して、撮影中のため要求を受け付けることができない旨を送信する処理の一例を説明する図である。
図4に示す例では、撮像装置100は、第1の外部装置である第1の利用者側装置300から撮影スタンバイ要求を受け付けており撮影中の状態となっている。この状態で第2の外部装置である第2の利用者側装置400から撮影パラメータ設定要求を受信すると、撮影中である旨、すなわち要求を受け付けない旨を通知する。なお、第2の利用者側装置400から撮影パラメータ設定要求以外の、撮影スタンバイ要求、撮影実行要求を受信した時も同様に、要求を受け付けない旨を通知する。また、第2の利用者側装置400の表示部に、「撮像装置100は現在他のユーザーが撮影中のため、撮影パラメータの変更を行うことが出来ません」等の警告を表示できるようにしてもよい。
また、撮影パラメータ設定処理に時間が多くかかるため、撮影パラメータの設定処理中は他の利用者側装置からの要求を受け付けないようにする場合も、同様の処理を行ってもよい。すなわち、他の利用者側装置に対して撮影パラメータの設定処理中であり、要求を受け付けない旨を送信してもよい。
以上のように本実施形態によれば、第2の利用者側装置400は、要求を受け付けたものとして誤解してしまうことを防止することができる。また、第2の利用者側装置400側のユーザーは、要求を受け付けない理由について知ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置、利用者側装置の内部構成については図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。第1の実施形態では、利用者側装置から撮影実行要求を受け付けて撮影中の状態にあるとき、他の利用者側装置からの要求を受け付けないようにした。本実施形態では、撮影実行要求を受け付けてから所定の一定時間以内に他の利用者側装置から撮影実行要求を受信した場合、撮影そのものを1回だけ行い、複数の利用者側装置に対して同じタイミングで撮影された画像データを送信する。この時、撮影に用いる撮影パラメータは同じものとし、現像に用いる現像パラメータは、各利用者側装置の現像パラメータを用いる。
図5は、撮影中に他の利用者側装置から撮影実行要求を受信した場合の処理の一例を説明する図である。
図5に示す例では、撮像装置100が第1の利用者側装置300から撮影実行要求を受信してから一定時間内、例えば1ミリ秒の間に第2の利用者側装置400から撮影実行要求を受信した場合を示している。このとき、撮像装置100は、第1の利用者側装置300と第2の利用者側装置400とが同じタイミングで撮影された画像データを要求していると判断し、1回だけ撮影を行う。そしてそこで得られた撮像データを、第1の利用者側装置300と第2の利用者側装置400との両者に送信するための共通の画像データとする。この場合、画像データそのものは第1の利用者側装置300の撮影パラメータを用いて撮影された画像データである。
撮像装置100は、得られた撮像データを第1の利用者側装置300の現像パラメータを用いて現像する。このようにして得られた画像データが第1の利用者側装置300に送信する画像データとなる。一方、撮像装置100は、得られた撮像データを第2の利用者側装置400の現像パラメータを用いて現像する。このようにして得られた画像データが第2の利用者側装置400に送信する画像データとなる。撮像装置100は、このようにして得られた現像パラメータの異なる複数の画像データを、各利用者側装置に送信する。
以上のように本実施形態によれば、第2の利用者側装置400は、本来ならば第1の利用者側装置300が撮影中のため撮影不可となるところ、シャッターチャンスを逃さずに撮影することができる。そして、第2の利用者側装置400が望む現像パラメータを用いて現像することができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置、利用者側装置の内部構成については図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。本実施形態では、動画像を撮影する時に複数の利用者側装置から撮影実行要求があった際には、各利用者側装置の撮影パラメータを用いて動画像を撮影する。具体的には、動画像を撮影する場合、動画像は秒間n枚の静止画像(フレーム)からなることから、一枚一枚の静止画像(フレーム)を各利用者側装置の撮影パラメータで撮影する。
図6(a)は、静止画像に対する撮影パラメータの振り分け手順の一例を説明する図である。
図6(a)に示す例では、撮像装置100に、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、及び第3の利用者側装置500から動画像の撮影実行要求があった場合を示している。
まず、撮像装置100において、動画像のうちの1枚目のフレーム(静止画像)を第1の利用者側装置300の撮影パラメータを用いて撮影し、第1の利用者側装置300に送信する。次に、動画像のうちの2枚目のフレーム(静止画像)を第2の利用者側装置400の撮影パラメータを用いて撮影し、第2の利用者側装置400に送信する。そして、動画像のうちの3枚目のフレーム(静止画像)を第3の利用者側装置500の撮影パラメータを用いて撮影し、第3の利用者側装置500に送信する。そして、4枚目のフレーム(静止画像)は再び第1の利用者側装置300の撮影パラメータを用いて撮影し、第1の利用者側装置300に送信する。以上のような手順を繰り返す。
また動画像を撮影するときに、撮像装置100のスペックによってはフレームレートを落として撮影してもよい。例えば、撮像装置100の撮影フレームレートをxfpsとし、3台の利用者側装置から動画像の撮影実行要求があった場合、各利用者側装置の撮影パラメータを用いて撮影される動画像の撮影フレームレートをx/3fpsとしてもよい。
図6(b)は、撮影フレームレートを変更して複数の利用者側装置に振り分ける様子を示す図である。
図6(b)に示す例では、撮像装置100の撮影フレームレートは30fpsと設定されており、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、及び第3の利用者側装置500からほぼ同時に動画像の撮影実行要求があった場合を示している。撮像装置100において、第1の利用者側装置300、第2の利用者側装置400、第3の利用者側装置500の各々の撮影パラメータで各々10fpsで動画像を撮影し、撮影した動画像を各々の利用者側装置へ送信する。このとき、各利用者側装置へ送信する動画像データの表示フレームレートは10fpsとなる。
以上のように本実施形態によれば、各利用者側装置にとって自分の設定した撮影パラメータで動画像を撮影することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている第1の外部装置から撮影要求を受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した第1の外部装置に対応する撮影パラメータを用いて撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影した画像データを、前記第1の外部装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影手段による撮影が終了するまでの間、前記撮影要求を送信した第1の外部装置とは異なる第2の外部装置からの要求を反映しないように制御する制御手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記制御手段により前記要求を反映しない旨を前記第2の外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記受信手段により前記第1の外部装置から撮影要求を受信してから所定の時間内に、前記第1の外部装置とは異なる第2の外部装置から撮影要求を受信した場合に、前記送信手段は、前記第1の外部装置に対応する撮影パラメータを用いて撮影された画像データを前記第2の外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記送信手段は、前記第1の外部装置に対応する撮影パラメータを用いて撮影された画像データに対して、前記第2の外部装置に対応する撮影パラメータにより画像処理が施された画像データを前記第2の外部装置に送信することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている複数の外部装置から撮影要求を受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した複数の外部装置に対応する撮影パラメータをそれぞれ用いて撮影し、前記複数の外部装置にそれぞれ対応する複数の動画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段によって生成された複数の動画像データをそれぞれ、前記複数の外部装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段を備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている第1の外部装置から撮影要求を受信する受信工程と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した第1の外部装置に対応する撮影パラメータを用いて撮影する撮影工程と、
    前記撮影工程において撮影した画像データを、前記第1の外部装置に送信する送信工程とを備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  7. 複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段を備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている複数の外部装置から撮影要求を受信する受信工程と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した複数の外部装置に対応する撮影パラメータをそれぞれ用いて撮影し、前記複数の外部装置にそれぞれ対応する複数の動画像データを生成する撮影工程と、
    前記撮影工程において生成された複数の動画像データをそれぞれ、前記複数の外部装置に送信する送信工程とを備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段を備えた撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている第1の外部装置から撮影要求を受信する受信工程と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した第1の外部装置に対応する撮影パラメータを用いて撮影する撮影工程と、
    前記撮影工程において撮影した画像データを、前記第1の外部装置に送信する送信工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 複数の外部装置に対応する撮影パラメータを外部装置ごとに記憶する記憶手段を備えた撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記記憶手段に撮影パラメータが記憶されている複数の外部装置から撮影要求を受信する受信工程と、
    前記記憶手段に記憶されている、前記撮影要求を送信した複数の外部装置に対応する撮影パラメータをそれぞれ用いて撮影し、前記複数の外部装置にそれぞれ対応する複数の動画像データを生成する撮影工程と、
    前記撮影工程において生成された複数の動画像データをそれぞれ、前記複数の外部装置に送信する送信工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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