JP2011223374A - プログラマブル表示器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のプログラマブル表示器の問題点であった、同一のネットワーク上に存在するプログラマブル表示器間でのリモート操作中に発生するデータ送受信における多大な遅延を解決し、ネットワークに負荷をかけることのないリモート操作が実現可能なプログラマブル表示器を得る。
【解決手段】 プログラマブル表示器1においては、プロジェクトデータと第1、第2制御データを格納するRAM16と、プログラマブル表示器101からプロジェクトデータを取得するプロジェクトデータ送受信部13と、取得したプロジェクトデータのうち、画面データに基づいて画面を表示する表示部17と、プログラマブル表示器101との間で第2制御データを送受信し、プログラマブル表示器101と同期させると共に、取得したプロジェクトデータのうち、演算情報で演算処理された第1制御データをプログラマブル表示器101に送信する制御データ送受信部14を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 プログラマブル表示器1においては、プロジェクトデータと第1、第2制御データを格納するRAM16と、プログラマブル表示器101からプロジェクトデータを取得するプロジェクトデータ送受信部13と、取得したプロジェクトデータのうち、画面データに基づいて画面を表示する表示部17と、プログラマブル表示器101との間で第2制御データを送受信し、プログラマブル表示器101と同期させると共に、取得したプロジェクトデータのうち、演算情報で演算処理された第1制御データをプログラマブル表示器101に送信する制御データ送受信部14を備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、同一のネットワーク上に存在する他のプログラマブル表示器に接続された外部機器やデバイス等の装置のリモート操作が可能なプログラマブル表示器に関する。
従来では、パーソナルコンピュータ間や、プログラマブル表示器とパーソナルコンピュータ間でのリモート操作はすでに実現しており、画面の共有や互いの遠隔操作が可能となっている。一方、工場におけるプログラマブルロジックコントローラ(以下、「PLC」と略す)等の装置の制御には、パーソナルコンピュータは使用されず、主にプログラマブル表示器が使用されており、同一のネットワーク上に存在する他のプログラマブル表示器に接続された装置を制御するには、プログラマブル表示器間でリモート操作を実施する必要がある。
従来のプログラマブル表示器は、リモート操作に関わる部分は画像データ送信部、画像データ受信部、操作情報送信部、操作情報受信部で構成されており、同一のネットワーク上に存在する他のプログラマブル表示器の画像データを自身のプログラマブル表示器で受信することができる。さらに、自身のプログラマブル表示器の操作情報を他のプログラマブル表示器に送信することで、他のプログラマブル表示器に接続されているPLC等の装置のリモート操作を実現している(例えば、特許文献1参照)。
従来のプログラマブル表示器では、まず画面のイメージデータである画像データを他のプログラマブル表示器から自身のプログラマブル表示器で受信し、この画像データを画面に表示する。自身のプログラマブル表示器に表示されている画像データ自身は、イメージデータのため、操作者からの操作に対して何ら反応は示さないが、例えば、プログラマブル表示器がタッチパネルを構成している場合は、操作者がイメージデータである画像データの表面をタッチ操作することにより、タッチ操作された画像データの下部に位置する入力部がタッチ操作に対して反応する。そして、自身のプログラマブル表示器は、入力部で受付けたタッチ操作のタッチ領域を指定する座標情報と、入力部から新たに入力された、例えば、数値からなる入力情報の2つの情報を操作情報として、他のプログラマブル表示器に送信する。
座標情報と入力情報で構成される操作情報を受信した他のプログラマブル表示器は、受信した入力情報を、受信した座標情報に該当する事前に割当てられた所定の演算情報に基づいて演算処理し、その演算結果に基づいて自身に接続されているPLC等の装置を制御すると共に、その演算結果に基づいて自身の表示内容を内部処理し、表示画面を新しい画面に更新する。そして、従来のプログラマブル表示器は、この更新された新しい表示画面の画像データを、他のプログラマブル表示器から受信し、画像データを更新して表示する。
このように、従来のプログラマブル表示器は、他のプログラマブル表示器において画面の状態が更新されて変化する毎に、常に他のプログラマブル表示器から新しい画像データを取得し、その新しい画像データに対応して自身の入力部から所定のタッチ操作を実行し、実行された操作情報を他のプログラマブル表示器に送信するといった動作手順を、リモート操作が終了するまで繰り返す。
従来のプログラマブル表示器は、以上のように構成されているので、同一のネットワーク上に存在する2つのプログラマブル表示器間でリモート操作は実施できるが、リモート操作中において画像データを送受信しなければならず、画像データの大容量に起因して、画像データの送受信中はネットワークの帯域を常時多量に占有してしまうという問題点があった。さらに、同一のネットワーク上に存在する複数台のプログラマブル表示器間でリモート操作を実施すると、画像データを送受信する間は、画像データの容量が大きいために発生するネットワークにかかる多量の負荷によって、データ送受信の際に多大な遅延が発生するという問題点があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、その目的は、同一のネットワーク上に存在するプログラマブル表示器間でリモート操作する際に、容量の大きい画像データの送受信は行わずに、占有するネットワークの帯域が少量で済むプロジェクトデータと制御データを送受信することで、ネットワークに負荷をかけることのないリモート操作が実現可能なプログラマブル表示器を得るものである。
この発明に係るプログラマブル表示器においては、外部機器と接続可能であり、他のプログラマブル表示器と通信可能なプログラマブル表示器であって、他のプログラマブル表示器に対するリモート操作要求を受付け、他のプログラマブル表示器から入力操作及び表示用のプログラムである画面データと表示画面を構成する表示オブジェクトに関連付けられた外部機器を制御するための演算情報で構成されるプロジェクトデータを取得するプロジェクトデータ取得手段と、プロジェクトデータ取得手段により取得された画面データに基づき、他のプログラマブル表示器をリモート操作するための画面を表示する表示手段と、表示手段の表示内容に応じたリモート操作を受付け、プロジェクトデータ取得手段により取得された演算情報に基づいて演算処理した操作指示情報である制御データを他のプログラマブル表示器に送信する制御データ送信手段と、を備える。
この発明は、同一のネットワーク上に存在するプログラマブル表示器間のリモート操作に関わる通信データ量を大幅に削減できるため、ネットワークに負荷をかけずにリモート操作を実現することができ、データ送受信の際の遅延を解消できる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるプログラマブル表示器から構成されるシステム構成図である。図1において、1と101はプログラマブル表示器、2と102は外部機器であるPLC、3と103は外部機器であるデバイス、201はネットワークであり、プログラマブル表示器1にはPLC2とデバイス3が接続され、プログラマブル表示器101にはPLC102とデバイス103が接続され、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101はネットワーク201を介して互いに通信可能な状態となっている。
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるプログラマブル表示器から構成されるシステム構成図である。図1において、1と101はプログラマブル表示器、2と102は外部機器であるPLC、3と103は外部機器であるデバイス、201はネットワークであり、プログラマブル表示器1にはPLC2とデバイス3が接続され、プログラマブル表示器101にはPLC102とデバイス103が接続され、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101はネットワーク201を介して互いに通信可能な状態となっている。
プログラマブル表示器1において、11と12はインタフェース部(以下、「I/F部」と略す)、15は制御手段である制御部、16は記憶手段であるRAM、17は表示手段である表示部、18は操作部であり、プログラマブル表示器1はI/F部11、I/F部12、制御部15、記憶部16、表示部17、操作部18によって構成されている。I/F部11はネットワーク201と接続されており、I/F部12はPLC2やデバイス3と接続されている。13はプロジェクトデータ取得手段とプロジェクトデータ受信手段を兼ねたプロジェクトデータ送受信部、14は制御データ送信手段と制御データ受信手段を兼ねた制御データ送受信部であり、プロジェクトデータ送受信部13と制御データ送受信部14は、制御部15内に格納されている。
一方、プログラマブル表示器101において、111と112はI/F部、115は制御部、116は記憶部であるRAM、117は表示部、118は操作部であり、プログラマブル表示器101はI/F部111、I/F部112、制御部115、記憶部116、表示部117、操作部118によって構成されている。I/F部111はネットワーク201と接続されており、I/F部112はPLC102やデバイス103と接続されている。113はプロジェクトデータ送受信部、114は制御データ送受信部であり、プロジェクトデータ送受信部113と制御データ送受信部114は、制御部115内に格納されている。
入力操作及び表示用のプログラムである画面データと、表示画面を構成する表示オブジェクトに関連付けられたPLC2、PLC102、デバイス3、デバイス103等の外部機器を操作するための演算情報の2つの情報で構成されるプロジェクトデータは、ネットワーク201を介してプログラマブル表示器101からプログラマブル表示器1に送信され、RAM16に保存、展開される。また、プログラマブル表示器1の表示画面とプログラマブル表示器101の表示画面とを同一画面にするため、リモート操作に応じた表示画面の変化分に相当するデータ(以下、「第2制御データ」)や、リモート操作を受付け、入力操作された情報をプロジェクトデータの演算情報に基づいて演算処理した外部機器を制御するための操作指示情報である制御データ(以下、「第1制御データ」)も、ネットワーク201を介してプログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101との間で送受信され、RAM16やRAM116に保存、展開される。操作者からの入力は操作部18、操作部118で受付ける。
以上のように構成されたプログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101がネットワーク201を介してリモート操作を実行する場合、図2のような制御フローで動作する。
プログラマブル表示器1からプログラマブル表示器101に接続されているPLC102やデバイス103のリモート操作を開始する場合(ステップS301)、まず、プログラマブル表示器1の制御部15は、プログラマブル表示器101のRAM116に保存されているリモート操作時の対象となるプロジェクトデータを、制御部15内のプロジェクトデータ送受信部13と制御部115内のプロジェクトデータ送受信部113を使用してプログラマブル表示器101から取得する(ステップS302)。プロジェクトデータ取得後は、リモート操作が終了するまで、プログラマブル表示器1はプログラマブル表示器101との間でのプロジェクトデータの交換は一切実行しない。
次に、制御部15はプログラマブル表示器101のRAM116から取得したプロジェクトデータをRAM16に保存すると共に、プログラマブル表示器101に接続されたPLC102やデバイス103をリモート操作するための画面を表示部17に表示させるため、取得したプロジェクトデータをRAM16上に展開する(ステップS303)。
次に、制御部15はプログラマブル表示器1の表示画面とプログラマブル表示器101の表示画面とを同一画面にするため、すなわち、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101を同期させるために、第2制御データを制御部15の制御データ送受信部14と制御部115の制御データ送受信部114を使用してプログラマブル表示器101から取得する(ステップS304)。
プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101は、互いに第2制御データの送受信を行い、その結果、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101は同期する(ステップS305)。表示部17は、RAM16上に展開されたプロジェクトデータの画面データに基づいて、プログラマブル表示器1に画面を表示する。
操作者がプログラマブル表示器1の操作部18からプログラマブル表示器101に接続されているPLC102やデバイス103をリモート操作する場合、制御部15は操作部18から入力操作された情報を、RAM16上に展開されたプロジェクトデータのうち、演算情報に基づいて演算処理したPLC102やデバイス103を制御するための第1制御データを、制御データ送受信部14からプログラマブル表示器101の制御データ送受信部114に送信する(ステップS306)。
第1制御データを取得したプログラマブル表示器101は、第1制御データをRAM116に保存すると共に、RAM116上に展開する。そして、展開された第1制御データを用いて、プログラマブル表示器101はPLC102やデバイス103を制御する。
このように、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101間での第2制御データの交換により、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101の同期が保たれると共に(ステップS307)、プログラマブル表示器1からプログラマブル表示器101に第1制御データの送信を繰り返し実施し、PLC102やデバイス103の制御を行う。この動作は、リモート操作が終了するまで繰り返される。
最後に、制御部15はプログラマブル表示器101に接続されているPLC102やデバイス103のリモート操作終了後(ステップS308のYes)、プログラマブル表示器1のRAM16に展開されているプロジェクトデータを消去し(ステップS309)、プログラマブル表示器1に関してリモート操作開始前と同じ状態になるようにする(ステップS310)。一方、リモート操作が終了していない場合は(ステップS308のNo)、ステップS306に戻る。
この実施の形態1によれば、同一のネットワーク上に存在するプログラマブル表示器間でリモート操作する際に、容量の大きい画像データの送受信は行わずに、占有するネットワークの帯域が少量で済むプロジェクトデータと第1制御データと第2制御データを送受信することで、ネットワークに負荷をかけることのないリモート操作が実現可能となる。従って、プログラマブル表示器1から遠方にあるプログラマブル表示器101に接続されているPLC102やデバイス103をリモート操作し、PLC102やデバイス103を制御することができるので、大規模な工場においては、時間短縮や少人数での作業が可能となる。
また、ステップS302において、プログラマブル表示器1の制御部15は、プログラマブル表示器101のRAM116に保存されているリモート操作時の対象となるプロジェクトデータを、制御部15のプロジェクトデータ送受信部13と制御部115のプロジェクトデータ送受信部113を使用してプログラマブル表示器101から取得する方法について説明したが、これに限らず、予めRAM16内にリモート操作時の対象となる可能性のある全てのプロジェクトデータを一括して保存しておき、この全てのプロジェクトデータの中からリモート操作時の対象となるプロジェクトデータを必要に応じて選択し、この選択されたプロジェクトデータを展開する方法も可能である。このような方法を採用することで、リモート操作時におけるプロジェクトデータの送受信が不要となるため、ネットワークの負荷をさらに下げることができる。
また、ステップS302において、プログラマブル表示器1の制御部15は、プログラマブル表示器101のRAM116に保存されているリモート操作時の対象となるプロジェクトデータを、制御部15のプロジェクトデータ送受信部13と制御部115のプロジェクトデータ送受信部113を使用してプログラマブル表示器101から取得する方法について説明したが、これに限らず、予め制御部15内にリモート操作時の対象となる可能性のある全てのプロジェクトデータを直接に一括して保存しておき、この全てのプロジェクトデータの中からリモート操作時の対象となるプロジェクトデータを必要に応じて選択し、この選択されたプロジェクトデータを展開する方法も可能である。このような方法を採用することで、リモート操作時におけるプロジェクトデータの送受信が不要となるため、ネットワークの負荷をさらに下げることができる。
さらに、この実施の形態1では、リモート操作時の対象となるプロジェクトデータと第1制御データと第2制御データは、プログラマブル表示器1のRAM16やプログラマブル表示器101のRAM116に保存されている場合について説明したが、USBメモリやCFカード等の外部記憶装置に保存しておいても良い。この場合、操作者はリモート操作時の対象となるプロジェクトデータと第1制御データと第2制御データを可搬できるようになるため、リモート操作時におけるプロジェクトデータと第1制御データと第2制御データの送受信が不要となり、ネットワークの負荷をさらに下げることができる。プロジェクトデータのみを外部記憶装置に保存、あるいは第1制御データと第2制御データのみを外部記憶装置に保存しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態2.
実施の形態1では、プログラマブル表示器1の表示部17にプログラマブル表示器101の表示部117と同じ画面内容を全画面表示する場合について説明したが、プログラマブル表示器1の表示部17の画面の一部にプログラマブル表示器101の表示部117の画面内容を合成して表示しても良い。
実施の形態1では、プログラマブル表示器1の表示部17にプログラマブル表示器101の表示部117と同じ画面内容を全画面表示する場合について説明したが、プログラマブル表示器1の表示部17の画面の一部にプログラマブル表示器101の表示部117の画面内容を合成して表示しても良い。
図3はプログラマブル表示器1の表示部17の画面例であり、図4はプログラマブル表示器101の表示部117の画面例である。
プログラマブル表示器1でプログラマブル表示器101をリモート操作している場合において、操作者がプログラマブル表示器1の表示部17の画面とプログラマブル表示器101の表示部117の画面の二画面を同時に確認したい場合は、図5に示すように、制御部15はプログラマブル表示器1の表示部17の画面の一部にプログラマブル表示器101の表示部117の画面内容を合成した新しい画面データを作成する。表示部17は、この新しい画面データに基づいて、プログラマブル表示器1に画面内容を合成して表示する。
プログラマブル表示器1の表示部17の画面の一部にプログラマブル表示器101の表示部117の画面内容を合成して表示したい場合、例えば、操作者が事前にプログラマブル表示器1の表示部17の画面上に表示されている所定の切換えエリアに入力操作し、全画面表示モードと合成表示モードを切換えることで可能となる。
合成表示モードに切換えられると、例えば、図3に示す表示部17の画面の点Aの座標と図4に示す表示部117の画面の点Bの座標を入力するエリア、及び表示部117の画面内容を合成表示する倍率を入力するエリアが、表示部17の画面上にポップアップ表示される仕組みを用意する。そして、操作者が点Aの座標と点Bの座標と倍率を入力することで、プログラマブル表示器1の表示部17の画面の一部にプログラマブル表示器101の表示部117の画面内容を点Aと点Bを一致させ、さらに所定の倍率で表示部117の画面内容を合成表示する準備が整い、その後、プログラマブル表示器1は図6のような制御フローで動作する。倍率は縮小倍率でも拡大倍率でも良く、表示部17の画面範囲内において表示部117の画面内容の全部あるいは一部が合成表示される。
プログラマブル表示器1からプログラマブル表示器101に接続されているPLC102やデバイス103のリモート操作を開始する場合(ステップS401)、まず、プログラマブル表示器1の制御部15は、プログラマブル表示器101のRAM116に保存されているリモート操作時の対象となるプロジェクトデータを、制御部15のプロジェクトデータ送受信部13と制御部115のプロジェクトデータ送受信部113を使用してプログラマブル表示器101から取得する(ステップS402)。プロジェクトデータ取得後は、リモート操作が終了するまで、プログラマブル表示器1はプログラマブル表示器101との間でのプロジェクトデータの交換は一切実行しない。
次に、制御部15はプログラマブル表示器101のRAM116から取得したプロジェクトデータをRAM16に保存すると共に、プログラマブル表示器101に接続されたPLC102やデバイス103をリモート操作するための画面を表示部17に合成して表示させるため、取得したプロジェクトデータをRAM16上に展開する(ステップS403)。
次に、制御部15はプログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101を同期させるために、第2制御データを制御部15の制御データ送受信部14と制御部115の制御データ送受信部114を使用してプログラマブル表示器101から取得する(ステップS404)。
プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101は、互いに第2制御データの送受信を行い、その結果、プログラマブル表示器1とプログラマブル表示器101は同期する(ステップS405)。制御部15は、自身が有するプロジェクトデータの画面データと、取得したプロジェクトデータの画面データとを合成した新しい画面データを作成する。表示部17は、この新しい画面データに基づいて、プログラマブル表示器1に画面内容を合成して表示する。
その後のステップS406からステップS410までの制御フローは、実施の形態1で説明したステップS306からステップS310までの制御フローと同じなので、ここでは省略する。
この実施の形態2によれば、同一のネットワーク上に存在するプログラマブル表示器間でリモート操作する際に、容量の大きい画像データの送受信は行わずに、占有するネットワークの帯域が少量で済むプロジェクトデータと第1制御データと第2制御データを送受信することで、ネットワークに負荷をかけることのないリモート操作が実現可能となる。従って、操作者は操作対象となる複数台のプログラマブル表示器を同時にリモート操作する場合、複数台のプログラマブル表示器の画面内容を1台のプログラマブル表示器の表示部に集約することができるので、1台のプログラマブル表示器のみで操作対象となる複数台のプログラマブル表示器の画面内容を同時に確認し、操作することができるので、大規模な工場においては、さらなる時間短縮や少人数での作業が可能となる。
1 プログラマブル表示器、2 PLC、3 デバイス、11 I/F部、12 I/F部、13 プロジェクトデータ送受信部、14 制御データ送受信部、15 制御部、16 RAM、17 表示部、18 操作部、101 プログラマブル表示器、102 PLC、103 デバイス、111 I/F部、112 I/F部、113 プロジェクトデータ送受信部、114 制御データ送受信部、115 制御部、116 RAM、117 表示部、118 操作部、201 ネットワーク。
Claims (9)
- 外部機器と接続可能であり、他のプログラマブル表示器と通信可能なプログラマブル表示器であって、
前記他のプログラマブル表示器に対するリモート操作要求を受付け、前記他のプログラマブル表示器から入力操作及び表示用のプログラムである画面データと表示画面を構成する表示オブジェクトに関連付けられた前記外部機器を制御するための演算情報で構成されるプロジェクトデータを取得するプロジェクトデータ取得手段と、
前記プロジェクトデータ取得手段により取得された前記画面データに基づき、前記他のプログラマブル表示器をリモート操作するための画面を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示内容に応じたリモート操作を受付け、前記プロジェクトデータ取得手段により取得された前記演算情報に基づいて演算処理した操作指示情報である制御データを前記他のプログラマブル表示器に送信する制御データ送信手段と、
を備えたことを特徴とするプログラマブル表示器。 - 前記制御データ送信手段は、前記制御データと共に、自身の表示画面と前記他のプログラマブル表示器の表示画面とを同一画面にするため、リモート操作に応じた表示画面の変化分に相当するデータを送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。
- 前記プロジェクトデータ取得手段は、前記他のプログラマブル表示器から前記プロジェクトデータを取得し、自身が有する前記プロジェクトデータの前記画面データと、取得した前記プロジェクトデータの前記画面データとを合成した画面データを作成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプログラマブル表示器。
- 外部機器と接続可能であり、他のプログラマブル表示器と通信可能なプログラマブル表示器であって、
前記他のプログラマブル表示器からのリモート操作要求を受けて、前記他のプログラマブル表示器に入力操作及び表示用のプログラムである画面データと表示画面を構成する表示オブジェクトに関連付けられた前記外部機器を制御するための演算情報で構成されるプロジェクトデータを送信するプロジェクトデータ送信手段と、
前記画面データに基づき画面を表示する表示手段と、
送信した前記演算情報に基づいて、前記他のプログラマブル表示器が演算処理した操作指示情報である制御データを前記他のプログラマブル表示器から受信し、前記制御データに基づいて自身を制御する制御データ受信手段と、
を備えたことを特徴とするプログラマブル表示器。 - 前記制御データ受信手段は、前記制御データを受信すると共に、自身の表示画面と前記他のプログラマブル表示器の表示画面とを同一画面にするため、前記リモート操作に応じた表示画面の変化分に相当するデータを受信し、自身の表示画面を前記表示手段に更新させることを特徴とする請求項4に記載のプログラマブル表示器。
- 外部機器と接続可能であり、他のプログラマブル表示器と通信可能なプログラマブル表示器であって、
前記他のプログラマブル表示器から入力操作及び表示用のプログラムである画面データと表示画面を構成する表示オブジェクトに関連付けられた前記外部機器を制御するための演算情報で構成されるプロジェクトデータを複数格納する記憶手段と、
前記他のプログラマブル表示器に対するリモート操作要求を受付けると前記記憶手段にアクセスし、複数の前記プロジェクトデータの中から所定の前記プロジェクトデータを参照する制御手段と、
所定の前記プロジェクトデータの前記画面データに基づき、所定の前記プロジェクトデータに対応した前記他のプログラマブル表示器をリモート操作するための画面を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示内容に応じたリモート操作を受付け、所定の前記プロジェクトデータの前記演算情報に基づいて演算処理した操作指示情報である制御データを所定の前記プロジェクトデータに対応した前記他のプログラマブル表示器に送信する制御データ送信手段と、
を備えたことを特徴とするプログラマブル表示器。 - 前記制御データ送信手段は、前記制御データと共に、自身の表示画面と所定の前記プロジェクトデータに対応した前記他のプログラマブル表示器の表示画面とを同一画面にするため、前記リモート操作に応じた表示画面の変化分に相当するデータを送信することを特徴とする請求項6に記載のプログラマブル表示器。
- 前記制御手段は、前記記憶手段にアクセスし、複数の前記プロジェクトデータの中から所定の前記プロジェクトデータを参照し、自身が有する前記プロジェクトデータの前記画面データと、参照した所定の前記プロジェクトデータの前記画面データとを合成した画面データを作成することを特徴とする請求項6又は請求項7記載のプログラマブル表示器。
- 前記記憶手段は外部記憶装置であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のプログラマブル表示器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015026347A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 株式会社デジタル | 画像作成システム |
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2010
- 2010-04-12 JP JP2010091282A patent/JP2011223374A/ja active Pending
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