JP2011222400A - シールド端子の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対のシールド端子を一本のボルトで同時に且つ省スペースで締付接続し、一種類のシールド端子を共用して部品点数及び部品コストを削減する。
【解決手段】シールド電線1の編組2を挿通して接続する環状部4と、環状部からシールド電線に沿って延びた板部5と、ボルト挿通用の孔部14を中央に有して板部の先端側に直交して設けられた突片6,6’とを備え、突片の一方の面が環状部の中心線mの延長上に位置したシールド端子3を二つ用い、一方のシールド端子に対して他方のシールド端子を180°反転し、一方のシールド端子の突片6の一方の面6aに他方のシールド端子の突片6’の一方の面6aを重ねて接触させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のシールド電線の編組に同一形状のシールド端子を反転して接続した状態で導電ハウジングにねじ締め接続するシールド端子の接続構造に関するものである。
従来のシールド端子の接続構造の一形態として、例えば特許文献1には、左右一対のシールド端子を各シールド電線の編組に接続し、各シールド端子は、編組に外挿される環状部と、環状部から立ち上げられたL字状の板部と、板部に設けられたボルト挿通孔とで成り、両シールド端子の板部を上下に重ねた状態で両ボルト挿通孔に一本のボルトを挿通してナットで箱状の金属製のシールドシェルに締め付け接続させることが記載されている。
特開2005−129391号公報(図2)
しかしながら、上記従来の特許文献1に記載されたシールド端子の接続構造にあっては、一方のシールド端子の板部の上に他方のシールド端子の板部を重ね合わせるために、各シールド端子の寸法形状が異なり、部品の共通化(部品点数の削減)を図ることができないという問題があった。そこで、何れか一方のシールド端子のみを二つ用いて、各シールド電線の編組に各環状部を接続させた場合には、各板部が同じ方向に突出して大きなスペースを占めると共に、一本のボルトで同時に共締めすることができないという問題を生じてしまう。
本発明は、上記した点に鑑み、一対のシールド端子を一本のボルトで同時に且つ省スペースで締付接続できることは勿論のこと、一種類のシールド端子を共用して部品点数及び部品コストを削減することのできるシールド端子の接続構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るシールド端子の接続構造は、シールド電線の編組を挿通して接続する環状部と、該環状部から該シールド電線に沿って延びた板部と、ボルト挿通用の孔部を中央に有して該板部の先端側に直交して設けられた突片とを備え、該突片の一方の面が該環状部の中心線の延長上に位置したシールド端子を二つ用い、一方のシールド端子に対して他方のシールド端子を180°反転し、該一方のシールド端子の突片の一方の面に該他方のシールド端子の突片の一方の面を重ねて接触させたことを特徴とする。
上記構成により、二つのシールド端子の各突片を重ねて接触させた状態で、各環状部すなわちシールド電線挿通部の中心線が一致するので、同一形状大きさのシールド端子を二つ用いて二本のシールド端子が左右並列(対称)に配置される。重なった各突片の孔部は同心に連通し、一本のボルト(ビス)で接続固定側(例えば請求項2の導電ハウジング)に締付固定可能となる。突片の一方の面としては、例えば一方のシールド端子の突片の裏面に他方のシールド端子の突片の裏面を180°反転させて重ねて接触させ、あるいは一方のシールド端子の突片の表面(おもて面)に他方のシールド端子の突片の表面(おもて面)を180°反転させて重ねて接触させる。何れの場合も一方の面が環状部の中心線の延長上すなわちシールド電線の中心線の延長上に位置する。
請求項2に係るシールド端子の接続構造は、請求項1記載のシールド端子の接続構造において、導電ハウジングにねじ孔を有するボスを設け、該ボスの前端面に何れか一方の前記突片の他方の面を接触させ、前記孔部にボルトを挿通して両突片を該ボスに締付固定したことを特徴とする。
上記構成により、例えば突片の裏面を一方の面とした場合、他方の面は突片の表面(おもて面)となる。各突片の一方の面同士が接触し、各突片の他方の面は前後に離間して位置する。何れか一方の突片の他方の面が導電ハウジングのボスの前端面に接触した状態で、両突片がボルトでボスに締付接続固定される。導電ハウジングは例えば導電金属製のシールドシェルに接続(接合)され、シールド電線の編組がシールド端子を介して導電ハウジングからシールドシェルにシールド接続され、例えばシールドシェルで拾った電磁ノイズが編組を経てアースされる。
請求項3に係るシールド端子の接続構造は、請求項2記載のシールド端子の接続構造において、前記シールド電線を導出させる前記導電ハウジングの筒壁の中心線の延長上に前記突片の一方の面が位置したことを特徴とする。
上記構成により、導電ハウジングのボスの前端面に何れか一方の突片の他方の面を接触させた状態で、該何れか一方の突片の一方の面が導電ハウジングの筒壁の中心線の延長上に位置し、且つシールド電線の環状部の中心線の延長上すなわちシールド電線の中心の延長上に位置する。このように導電ハウジングのボスの突出長さが規定されたことで、シールド電線と筒壁とが同心に位置し、例えばシールド電線に装着(外挿)した環状のケーブルシールの外周面が偏りなく筒壁の内周面に密着する。
請求項1記載の発明によれば、一種類のシールド端子を二つ用いて、何れか一方を反転して使用することで、部品点数及び部品コストを削減することができる。また、二つのシールド端子を一本のボルトで接続固定側に接続することで、作業工数を低減させることができる。また、二つのシールド端子の各突片がそれぞれ内向きに位置することで、接続構造を省スペース化することができる。
請求項2記載の発明によれば、導電ハウジングに二本のシールドシェルを一本のボルトで同時に締付接続させることで、ボルト締めの作業工数を低減させることができる。また、導電ハウジング内に二つのシールド端子の各突片をそれぞれ内向きに配置することで、導電ハウジング内のスペースを削減して導電ハウジングをコンパクト化することができる。
請求項3記載の発明によれば、シールド端子の環状部の中心と導電ハウジングの筒壁の中心とを一致させることで、シールド電線の外周面と筒壁の内周面とに環状のケーブルシールを偏りなく密着させて防水性を高めることができる。
本発明に係るシールド端子の接続構造の一実施形態を示す斜視図である。 同じくシールド端子の一形態を示す、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図(円内は要部拡大図)である。 二本のシールド電線に各シールド端子を反転して接続した状態を示す正面図である。 同じく各シールド端子を相互に接触させた状態を示す正面図である。 導電ハウジングに各シールド端子を収容してねじ締め接続した状態を示す正面図である。 同じく各シールド端子を導電ハウジングにねじ締め接続した状態を示す横断面図である。 導電ハウジングの一形態を示す斜視図である。 シールド電線に接続したL字端子をインナハウジングで覆った状態を示す斜視図である。 インナハウジングの一形態を示す分解斜視図である。 シールド電線を三本使用した形態例を示す、シールド端子を接続する前の状態の斜視図である。 シールド端子の接続構造を適用したコネクタの一形態を示す分解斜視図である。
図1〜図7は、本発明に係るシールド端子の接続構造の一実施形態を示すものである。
この構造は、図1の如く、二本のシールド電線1の導電金属製の各編組2(図10参照)に、共用化された同一の大きさ形状の各シールド端子3の環状部4を外挿して加締め接続し、各シールド端子3の各延長板部5の先端部に直交して形成された各突片6,6’を板厚方向に重ね合わせて、後述の図5,図6のアルミニウム製の導電ハウジング7の雌ねじ部8に一つのボルト9で共締め接続させるものである。各突片は同一の大きさ形状のものであるが便宜上一方を符号6、他方を符号6’として説明する。
図1において、各シールド電線2の導電金属製の芯線10にはL字端子11が圧着接続され、各シールド端子3の各板部5は両シールド電線1の絶縁樹脂製の内皮12の間でシールド電線1と平行に位置し(各内皮12を結ぶ仮想直線の方向に各板部5の板厚方向を一致させ)、各L字端子11の電線圧着片部13の間で各突片6,6’がその幅方向を該仮想直線の方向に一致させて位置し、各突片6,6’の中央の各孔部14が前後に位置整合してL字端子11の雌型の電気接触部15の突出方向(該仮想直線とは直交する前後方向)に連通している。
シールド端子3の環状部4の上端に矩形状の鍔部16が形成され、鍔部16に板部5が突設され、板部5は、シールド電線1の編組2(図10参照)から芯線10すなわちL字端子11の圧着片部13の上端13aを少し越えた位置まで延長されている。環状部4の内側に編組2が位置し、編組2の内側に環状のシールドスリーブ17(図1ではシールドスリーブの下端の鍔部のみを図示している)が位置して、環状部4とシールドスリーブ17との間に編組2が折り返されて挟まれている。
シールドスリーブ17の下側にシールド電線1の絶縁樹脂製の外皮18が位置している。L字端子11は、相手雄端子(図示せず)を挿入させる雌型の電気接触部15と、電気接触部15に続く略L字状の板部19と、板部19の下部側に形成された圧着片部13とで成る。
図2(a)(b)の如く、シールド端子3の環状部4は短円筒状に形成され、内径側に円形の電線挿通口20を有し、環状部4の上端に直交して矩形状の鍔部16を有し、鍔部16の一辺16aから細長の真直な板部5が環状部4の軸線方向に突出(延長)形成され、板部5の先端部に板部5の幅の中央(幅寸法の1/2の位置)まで切欠された切欠部21が形成され、切欠部21内において板部5の先端部から板部5と直角に矩形状の突片6(6’)が設けられ、突片6(6’)の中央にボルト挿通用の孔部14が設けられている。
図2(a)のシールド端子3を図1の右側のシールド端子3とした場合、図2のシールド端子3の突片6の裏面(一方の面)6aに図1の左側にシールド端子3の突片6’の裏面6aが重ね合わされて接触する。図2(c)の如く、突片6の裏面6aは、シールド電線挿通部である環状部4のX方向(環状部径方向で板部幅方向)の中心線mの延長上に位置する。環状部4の中心線mはシールド電線1のX方向の中心線mと一致する(環状部4の中心oはシールド電線1の中心と一致する)。
裏面6aとは切欠部21とは反対側で板部5の半幅寸法の先端部5aの裏面(外側面)に直交する面である。図1の左側のシールド端子3の突片6の裏面6aも図2(c)の環状部4の中心線mの延長上すなわちシールド電線1の中心線の延長上に位置する。図2のシールド端子3が一対のシールド電線1の各シールド端子3として共通使用される。
図3の如く、向かって左側のシールド端子3の突片6’はその表面(おもて面ないし他方の面)6bを正面側に向けて位置し、右側のシールド端子3の突片6はその裏面6aを正面側に向けて位置する。図3で、符号5は板部、4は環状部、17はシールドスリーブの鍔部、11はL字端子、15はその電気接触部、13は圧着片部、10は芯線、12は内皮、18は外皮である。
図4の如く、左右のシールド端子3が径方向に同一高さで接近した状態で、各シールド端子3の突片6,6’が前後に重なって配置される。図3の左側のシールド端子3の突片6’が右側のシールド端子3の突片6の前側(L字端子11の電気接触部15の突出方向)に位置し、図4では左側の突片6’の表面(おもて面)6bが正面側に見えている。
図5,図6の如く、金属製の導電ハウジング7の内側に、図4の左右一対のL字端子11付きのシールド電線1の編組2に接続固定された各シールド端子3の各突片6,6’を重ね合わせた状態で一本のボルト(小ねじ)9とワッシャ22で締付接続固定する。
導電ハウジング7は、図7にも示す如く、楕円状の環状壁23と、環状壁23の後側に一体に続く膨出壁24と、膨出壁24の下側に一体に続く左右一対の筒壁25とを有する。環状壁23の前部開口23aの内側で膨出壁24の背壁部24aに断面矩形状のボス(突壁)8が水平に突設され、ボス8は内側中央に雌ねじ孔8aを有し、両シールド端子3の突片6,6’が重ね合わされた状態で、前部開口23aから両突片6,6’の孔部14にボルト9が挿通されて雌ねじ孔8aに螺挿される。シールド電線1の編組2はシールド端子3の突片6,6’を介して導電ハウジング7にシールド接続される。導電ハウジング7は後述のシールドシェル26(図11)にシールド接続される。
図5で、符号27は、環状壁(鍔壁)23の外側に突出形成された孔27aあきの小鍔部、28は膨出壁24内の縦横のリブ、29はパッキン用の周溝、図6で、4はシールド端子3の環状部、17はシールドスリーブの鍔部、5は板部、6,6’は前後に重なった突片、m,m’は環状部4のXY方向の中心線、をそれぞれ示している。
図6において、各シールド端子3の左右の環状部4の左右方向(X方向)の中心線mは、ねじ止め用のボス8の前端面8bに一方(右側)のシールド端子3の突片6を重ね合わせた該突片6の前面(図3の裏面)6aと同一面に位置し、且つ他方(左側)のシールド端子3の突片6’の後面(図3の表面)6aと同一面に位置する。ボス8の前端面8bはシールド端子3の環状部4のX方向の中心線mよりも一枚の突片6の板厚の寸法分、奥側(背壁24a寄り)に位置している。環状部4の中心線mは、シールド電線1を挿通させた導電ハウジング7の筒壁25の中心線mと一致している(環状部4の中心は筒壁25の中心と一致している)。
図7の如く、導電ハウジング7の膨出壁24の下側に左右一対の筒壁25の上部開口30が位置し、筒壁25の下部開口は上部開口25aから膨出壁24内の空間を経て環状壁23の前部開口23aに連通している。雌ねじ孔8aを有するボス8は左右の上部開口25aの中央上部に位置する。
図5では説明の便宜上、各L字端子11を露出した状態で図示しているが、実際には図8の如く、各L字端子11は絶縁樹脂製のL字状のインナハウジング31内に収容される。
図9の如くインナハウジング31は左右に分割可能で、水平な円形の筒部(水平部)32と垂直な矩形状の筒部(垂直部)33とで成り、左右の水平な筒部32は接合し、左の垂直な筒部33は右の垂直な筒部33内に係合し、内側に溝状の端子収容空間34を有し、左右の分割インナハウジング31a,31bは係止爪と係止枠片といった係止手段36で相互に係止される。インナハウジング31の前壁37には相手雄端子(図示せず)に対する挿入孔38が設けられている。
水平な筒部32内にL字端子11(図1)の電気接触部15が収容され、垂直な筒部33内にL字端子11の電線圧着部13側が収容される。インナハウジング31は、導電ハウジング7に対する挟持用の垂直な上下の鍔部39と、位置決め当接用の溝40a付きのブロック部40とを有している。溝40aは導電ハウジング7のリブ28(図5)に係合する。
図8の如く、シールド端子3(左側のシールド端子で説明する)の板部5はインナハウジング31の垂直な筒部(垂直部)33の外面に沿って近接して平行に位置し、板部5の先端の突片6’が垂直な筒部5の外面に対して直角方向に突出して位置する。図8で符号32は水平な筒部、4は環状部、16は鍔部、40はブロック部をそれぞれ示す。インナハウジング31を左右分割式ではなく上下分割式とすることも可能である。
また、図10の例に示す如く、シールド電線1を二本ではなく三本並列に導電ハウジング7’内に配置する構造も可能である。導電ハウジング7’は三つの筒壁25を有する。図5の例でも同様であるが、図10の如く、各シールド電線1を導電ハウジング7(7’)に貫通させた状態で、各シールド電線1に各シールドスリーブ17と各シールド端子3を遊嵌に外挿する。次いでシールド電線1の端末を皮剥きして芯線10と編組2を露出させ、L字端子11(図1)やシールド端子3の接続及びインナハウジング31(図8)の装着を行う。
図8のインナハウジング31の装着状態でシールド電線1を下方に引っ張って導電ハウジング7(7’)内にインナハウジング組立体(L字端子11とインナハウジング31で成る)やシールド端子3を収容する。次いで図5の如く各シールド端子3を導電ハウジング7(7’)にボルト止めする。図10で符号41は、シールド電線1に予め外挿された合成ゴム製の環状のワイヤシールである。ワイヤシール41の内周リップはシールド電線1の外皮に密着し、外周リップ41aは導電ハウジング7(7’)の筒壁25の内周面25bに密着する。
図10の例で三つのシールド端子3の各突片6は同一方向(左方向)を向いているが、左端のシールド端子3を180°反転させてその突片6を右向きにして中央のシールド端子3の突片6に重ね合わせることで、図5の例と同様に一つのボルト9で共締めできると共に、図10の導電ハウジング7’の左端側のスペース42が小さくて済む。図10の例では導電ハウジング7’にボルト止め用のボス8(図7)が二つ並列に設けられる。図10の状態からシールドスリーブ17とシールド端子3をシールド電線1に沿って上昇させ、折り返した編組2(図10では未だ折り返していない)に加締め接続させる。
図11は、上記シールド端子の接続構造を用いた防水シールドコネクタ43の一形態を示すものであり、導電ハウジング7内にインナハウジング31の垂直部33と鍔部39が収容され、導電ハウジング7の環状壁23からインナハウジング31の水平部32が前方に突出し、その状態で、環状壁23の周溝29にシールドパッキン44が装着され、その上から導電金属製のシールドシェル26と絶縁樹脂製のアウタ(フロント)ハウジング45が組み付けられ、シールドシェル26とアウタハウジング45との間にはハウジングパッキン46が装着される。
アウタハウジング45とシールドシェル26との鍔部45a,26aの各孔が導電ハウジング7の小鍔部27のねじ孔27aにボルト47締めで固定され、インナハウジング31の鍔部39がシールドシェル26の鍔部26aと導電ハウジング7との間に挟持固定される。ケーブルシール41(図10)は合成樹脂製の前後分割式のホルダ48で導電ハウジング7内に抜け出しなく保持される。ホルダ48はコルゲートチューブ49を保持している。
なお、上記実施形態においては、シールドスリーブ17を用いてシールド電線1の編組2をシールド端子3の環状部4との間に挟着させたが、シールドスリーブ17を排除してシールド端子3の環状部4を直接、編組2に加締め等で接続することも可能である。
また、上記実施形態においては、シールド端子3の板部5の先端部に切欠部21(図2)を設けて切欠部側に突片6を形成したが、板部5の幅を半分として切欠部21を排除することも可能である。
また、上記実施形態においては、図2の一方(右側)のシールド端子3の突片6の裏面6aに図1の他方(左側)のシールド端子3の突片6’の裏面6aを重ねて接触させたが、図2(a)のシールド端子3の突片6の表面(おもて面)6bを図2(c)のシールド端子3の環状部4の中心線mの延長上に位置させた場合には、図2の一方(右側)のシールド端子3の突片6の表面(おもて面)6bに図1の他方(左側)のシールド端子3の突片6’の表面(おもて面)6bを重ねて接触させるようにする。但し、板部先端部5aの板幅の範囲で両突片6を裏面6a同士で接触(当接)させる方が、省スペース化が促進される。
上記シールド端子3は一枚の導電金属板からプレス及び曲げ加工で一体に形成することが好ましいが、突片6を有する別体の板部5を環状部4に溶着等で固定することも可能である。環状部4は合わせ目を有するものであってもよい。
また、上記実施形態の構成は、シールド端子の接続構造として以外に、シールド端子の接続方法や、シールド端子の接続構造を用いたコネクタとしても有効なものである。コネクタ43(図11)の防水が不要な場合はシールやパッキンを省略可能である。
本発明に係るシールド端子の接続構造は、複数のシールド電線に接続する各シールド端子を共用化して低コストで且つ少ないねじ締め工数でしかも省スペースで導電ハウジングに接続固定してシールドコネクタの一部分を構成するために利用することができる。
1 シールド電線
2 編組
3 シールド端子
4 環状部
5 板部
6,6’ 突片
6a 裏面(一方の面)
6b 表面(他方の面)
7 導電ハウジング
8 ボス
8a ねじ孔
8b 前端面
9 ボルト
14 孔部
25 筒壁
m 中心線

Claims (3)

  1. シールド電線の編組を挿通して接続する環状部と、該環状部から該シールド電線に沿って延びた板部と、ボルト挿通用の孔部を中央に有して該板部の先端側に直交して設けられた突片とを備え、該突片の一方の面が該環状部の中心線の延長上に位置したシールド端子を二つ用い、一方のシールド端子に対して他方のシールド端子を180°反転し、該一方のシールド端子の突片の一方の面に該他方のシールド端子の突片の一方の面を重ねて接触させたことを特徴とするシールド端子の接続構造。
  2. 導電ハウジングにねじ孔を有するボスを設け、該ボスの前端面に何れか一方の前記突片の他方の面を接触させ、前記孔部にボルトを挿通して両突片を該ボスに締付固定したことを特徴とする請求項1記載のシールド端子の接続構造。
  3. 前記シールド電線を導出させる前記導電ハウジングの筒壁の中心線の延長上に前記突片の一方の面が位置したことを特徴とする請求項2記載のシールド端子の接続構造。
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