JP2011221949A - タッチパネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの上昇や利便性の低下を招くことなく、マイグレーションの発生を抑制すると共に、タッチ位置検出の高速化を図る。
【解決手段】複数の受信電極3から受信すべき電極を選択して、送信電極に印加された駆動信号に応答した充放電電流信号を受信して電極交点ごとのレベル信号を出力する受信部6に、受信電極の非選択時にその受信電極に与える電位を切り換える切換スイッチ23を設け、この切換スイッチにより、受信電極の選択時に受信信号処理部22と通電されることで受信電極に与えられる選択時電位Vraと略同一の第1の非選択時電位Vrb1と、送信電極の非選択時にその送信電極に与えられる非選択時電位と略同一の第2の非選択時電位Vrb2との間で受信電極に与える電位を切り換えるものとする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電極が格子状に配置されて、タッチ操作に応じた静電容量の変化に伴う電極の出力信号の変化に基づいてタッチ位置を検出する静電容量方式のタッチパネル装置、特に送信電極を1本ずつ選択しながら駆動信号を印加し、その駆動信号に応答した充放電電流信号を受信電極を1本ずつ選択しながら受信する相互容量方式のタッチパネル装置に関するものである。
タッチパネル装置には、タッチ位置を検出する原理が異なる種々の方式があるが、抵抗膜方式や静電容量方式のように多数の電極をパネル内に配設した構成のものでは、電極間にバイアス電圧が印加された状態が長期間継続すると、電極近傍の電解現象等によって電流が流れる現象、いわゆるマイグレーションが発生し、このマイグレーションを放置すると電極間を短絡させる障害を発生させ、製品寿命の低下やシステムの信頼性の低下を招くことから、有効なマイグレーション対策が望まれる。
特にタッチ操作に応じた静電容量の変化に伴う電極の出力信号の変化に基づいてタッチ位置を検出する静電容量方式のタッチパネル装置において、絶縁性の支持シートの表裏に送信電極及び受信電極を配設した構成のものでは、支持シートに存在するピンホール等が原因で、支持シートを挟んだ表裏の送信電極と受信電極との間でマイグレーションが発生することがある。
このようなタッチパネル装置に関するマイグレーション対策に関して、従来、抵抗膜方式のタッチパネル装置において、マイグレーションの原因となるバイアス電圧を、メカニカルスイッチによりタッチ操作が検出された時点で印加する技術が知られている(特許文献1参照)。また、抵抗膜方式のタッチパネル装置において、使用環境がマイグレーションが発生する状態となると、タッチ位置の検出処理を停止する技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2000−284911号公報 特開2006−39927号公報
ところで、タッチパネル装置は、パソコンや携帯情報端末の分野で広く普及しているが、このタッチパネル装置を、大画面の表示装置と組み合わせることで、多人数を対象にしたプレゼンテーションや講義で使用することができるようにした、いわゆるインタラクティブホワイトボードとして用いることができる。
しかしながら、前記従来の技術のようにメカニカルスイッチでタッチ操作を検出する構成では、タッチパネル装置が大型化すると、メカニカルスイッチでタッチ操作を検出する機構を実現することが難しくなり、製造コストが大幅に上昇するという課題が生じる。
一方、前記従来の技術のように使用環境に応じてタッチ位置の検出処理を停止する構成では、マイグレーションそのものを抑制することができず、またマイグレーションを十分に抑制するために、タッチ位置の検出処理を許容する環境条件を狭く限定すると、使用不能な事態が頻繁に発生するようになり、ユーザの使用に支障を来すことから、利便性の低下を招くという課題が生じる。
また、タッチパネル装置では、例えば描画モードでユーザが指を動かした際の指の軌跡に沿って線が描画されるが、指の動きが早過ぎてタッチ位置の検出が指の動きに追随することができないと、線が途切れた状態で描画される不具合が生じ、使い勝手が低下する。このため、ユーザが指を素早く動かした場合にもタッチ位置の検出を指の動きに追随させることができようにタッチ位置の検出を高速に行うことができる構成が望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、製造コストの上昇や利便性の低下を招くことなく、マイグレーションの発生を抑制すると共に、タッチ位置検出の高速化を図ることができるように構成されたタッチパネル装置を提供することにある。
本発明のタッチパネル装置は、タッチ面を備え、互いに並走する複数の送信電極及び互いに並走する複数の受信電極が格子状に配置されたパネル本体と、前記複数の送信電極から送信すべき電極を選択して駆動信号を印加する送信部と、前記複数の受信電極から受信すべき電極を選択して前記駆動信号に応答した充放電電流信号を受信して電極交点ごとのレベル信号を出力する受信部と、前記受信部から出力されるレベル信号に基づいてタッチ位置を検出すると共に前記送信部及び前記受信部の動作を制御する制御部と、を有し、前記受信部は、前記受信電極の非選択時にその受信電極に与える電位を切り換える電位切換え部を有し、この電位切換え部は、前記受信電極の選択時に受信信号処理部と通電されることで前記受信電極に与えられる選択時電位と略同一の第1の非選択時電位と、前記送信電極の非選択時にその送信電極に与えられる非選択時電位と略同一の第2の非選択時電位との間で前記受信電極に与える電位を切り換える構成とする。
本発明によれば、電位切換え部により受信電極の非選択時に、選択時電位と略同一の第1の非選択時電位を受信電極に与えることで、受信電極の選択切換時の切換ノイズを小さく抑えて、受信電極の選択切換の動作を高速化することができ、また、電位切換え部により受信電極の非選択時に、送信電極の非選択時電位と略同一の第2の非選択時電位を受信電極に与えることで、非選択状態での受信電極と送信電極との電位差を小さく抑えて、マイグレーションの発生を抑制することができ、これにより製造コストの上昇や利便性の低下を招くことなく、マイグレーションの発生を抑制すると共に、タッチ位置検出の高速化を図ることができる。
本発明によるタッチパネル装置を示す全体構成図 図1に示した送信部の概略構成図 図1に示した受信部の概略構成図 図3に示した受信信号処理部の概略構成図 図4に示したIV変換部の構成を示す回路図 図1に示した制御部で行われる第1の制御モード及び第2の制御モードの制御内容を示す図 図1に示した送信電極に印加される駆動信号、受信部でのIV変換後の出力信号、及び受信部での処理タイミングを規定する制御信号を示す波形図 図6に示した第1の制御モード及び第2の制御モードの制御状況を示す図
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、タッチ面を備え、互いに並走する複数の送信電極及び互いに並走する複数の受信電極が格子状に配置されたパネル本体と、前記複数の送信電極から送信すべき電極を選択して駆動信号を印加する送信部と、前記複数の受信電極から受信すべき電極を選択して前記駆動信号に応答した充放電電流信号を受信して電極交点ごとのレベル信号を出力する受信部と、前記受信部から出力されるレベル信号に基づいてタッチ位置を検出すると共に前記送信部及び前記受信部の動作を制御する制御部と、を有し、前記受信部は、前記受信電極の非選択時にその受信電極に与える電位を切り換える電位切換え部を有し、この電位切換え部は、前記受信電極の選択時に受信信号処理部と通電されることで前記受信電極に与えられる選択時電位と略同一の第1の非選択時電位と、前記送信電極の非選択時にその送信電極に与えられる非選択時電位と略同一の第2の非選択時電位との間で前記受信電極に与える電位を切り換える構成とする。
これによると、電位切換え部により受信電極の非選択時に、選択時電位と略同一の第1の非選択時電位を受信電極に与えることで、受信電極の選択切換時の切換ノイズを小さく抑えて、受信電極の選択切換の動作を高速化することができ、また、電位切換え部により受信電極の非選択時に、送信電極の非選択時電位と略同一の第2の非選択時電位を受信電極に与えることで、非選択状態での受信電極と送信電極との電位差を小さく抑えて、マイグレーションの発生を抑制することができ、これにより製造コストの上昇や利便性の低下を招くことなく、マイグレーションの発生を抑制すると共に、タッチ位置検出の高速化を図ることができる。
前記課題を解決するためになされた第2の発明は、前記第1の発明において、前記制御部は、前記電位切換え部により前記受信電極に前記第1の非選択時電位を与える第1の制御モードと、前記受信電極に前記第2の非選択時電位を与える第2の制御モードとを有し、前記第1の制御モードで、前記受信電極の選択を高速に切り換え、前記第2の制御モードで、前記受信電極の選択を低速に切り換えるようにした構成とする。
これによると、第1の制御モードで受信電極の選択を高速に切り換えるため、タッチ位置検出の高速化を図ることができる。また、第2の制御モードでは、受信電極の選択時と非選択時とで電位差があるため、切換ノイズが発生するが、受信電極の選択を低速に切り換えて、切換ノイズが収まるまでの待ち時間を長く確保することで、切換ノイズによるタッチ位置の誤検出を避けることができる。
前記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記第2の発明において、前記制御部は、タッチ操作が断続的に行われているタッチ操作期間か否かを判断し、タッチ操作期間であれば前記第1の制御モードとし、タッチ操作期間でなければ前記第2の制御モードとする構成とする。
これによると、ユーザがタッチ操作を行う時間は短く、殆どはタッチ面に表示された画面を見ている状態となることから、マイグレーションの観点で不都合な第1の制御モードをタッチ操作期間に限定し、残りの多くの時間をマイグレーションの観点で好都合な第2の制御モードとすることで、使い勝手を低下させることなく、マイグレーションの発生を効果的に抑制することができる。
前記課題を解決するためになされた第4の発明は、前記第3の発明において、前記制御部は、電源の投入に応じて前記第2の制御モードで処理を開始し、タッチ操作を検出すると前記第1の制御モードに切り換え、タッチ操作がない状態が所定時間継続すると前記第2のモードに復帰させる構成とする。
これによると、タッチ操作が断続的に行われているタッチ操作期間を適切に判断して、マイグレーションの観点で不都合な第1の制御モードを短時間に限定するため、マイグレーションの発生をより一層抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるタッチパネル装置を示す全体構成図である。このタッチパネル装置1は、互いに並走する複数の送信電極2と互いに並走する複数の受信電極3とが格子状に配置されたパネル本体4と、送信電極2に対して駆動信号(パルス信号)を印加する送信部5と、送信電極2に印加された駆動信号に応答した受信電極3の充放電電流信号を受信して、送信電極2と受信電極3とが交差する電極交点ごとのレベル信号を出力する受信部6と、この受信部6から出力されるレベル信号に基づいてタッチ位置を検出すると共に送信部5及び受信部6の動作を制御する制御部7とを備えている。
このタッチパネル装置1は、大画面の表示装置と組み合わせることで、プレゼンテーションや講義に用いることができるようにした、いわゆるインタラクティブホワイトボードとして用いられ、特にここでは、プロジェクタ装置と組み合わせて用いられ、タッチパネル装置1のタッチ面がプロジェクタ用のスクリーンとなる。
タッチパネル装置1から出力されるタッチ位置情報は、パソコンなどの外部機器8に入力され、外部機器8から出力される表示画面データに基づいてプロジェクタ装置9によりタッチパネル装置1のタッチ面上に投影表示される表示画面上に、タッチパネル装置1のタッチ面上でユーザが指示物(ユーザの指先及びスタイラスや指示棒等の導電体)で行ったタッチ操作に対応した画像が表示され、タッチパネル装置のタッチ面にマーカーで直接描画をするのと同様の感覚で所要の画像を表示させることができ、また表示画面に表示されたボタンなどを操作することができる。さらに、タッチ操作で描かれた画像を消去するイレーサを用いることもできる。
送信電極2及び受信電極3は同一の配置ピッチ(例えば10mm)で配置されており、その本数はパネル本体4のアスペクト比に応じて異なり、送信電極2が例えば120本、受信電極3が例えば186本配置される。
送信電極2と受信電極3とは、絶縁層(後述する支持シート)を挟んで重なり合う態様で交差しており、この送信電極2と受信電極3とが交差する電極交点にはコンデンサが形成され、ユーザが指示物でタッチ操作を行うと、これに応じて電極交点の静電容量が実質的に減少することで、タッチ操作の有無を検出することができる。
特にここでは、相互容量方式が採用され、送信電極2に駆動信号を印加すると、これに応答して受信電極3に充放電電流が流れ、このとき、ユーザのタッチ操作に応じて電極交点の静電容量が変化すると、受信電極3の充放電電流が変化し、この充放電電流の変化量を受信部6で電極交点ごとのレベル信号(ディジタル信号)に変換して制御部7に出力し、制御部7では、電極交点ごとのレベル信号に基づいてタッチ位置が算出される。この相互容量方式では、同時に複数のタッチ位置を検出する、いわゆるマルチタッチ(多点検出)が可能である。
制御部7は、受信部6から出力される電極交点ごとのレベル信号から所定の演算処理によってタッチ位置(タッチ領域の中心座標)を求める。このタッチ位置の演算では、X方向(送信電極2の延在方向)とY方向(受信電極3の延在方向)とでそれぞれ隣接する複数(例えば4×4)の電極交点ごとのレベル信号から所要の補間法(例えば重心法)を用いてタッチ位置を求める。これにより、送信電極2及び受信電極3の配置ピッチ(10mm)より高い分解能(例えば1mm以下)でタッチ位置を検出することができる。
図2は、図1に示した送信部5の概略構成図である。送信部5は、駆動信号発生部11と電極選択部12とを備えている。駆動信号発生部11は、制御部7から出力されるタイミング信号に同期して駆動信号(パルス信号)を生成する。電極選択部12では、送信電極2を1本ずつ選択して、駆動信号発生部11から出力される駆動信号を送信電極2に順次印加する。
送信電極2の選択時には、駆動信号である最大値Vp(例えば5V)のパルス波による選択時電位Vsaが送信電極2に与えられ、送信電極2の電位は、0Vと最大値Vpとの間で変化する。一方、送信電極2の非選択時には、接地電位である非選択時電位Vsb(0V)が送信電極2に与えられる。
図3は、図1に示した受信部6の概略構成図である。受信部6は、電極選択部21と受信信号処理部22と切換スイッチ(電位切換え部)23とを備えている。電極選択部21では、受信電極3ごとにスイッチング素子SWが接続されており、送信電極2の1本に駆動信号を印加する間に、受信電極3を1本ずつ選択して、受信電極3からの充放電電流信号を受信信号処理部22に順次入力させる。これにより、全ての電極交点ごとの充放電電流信号を取り出すことができる。
電極選択部21のスイッチング素子SWは、2つの接点の一方が受信信号処理部22に接続され、他方が切換スイッチ23に接続されており、受信電極3が受信信号処理部22に接続される選択状態と、受信電極3が切換スイッチ23に接続される非選択状態との間で切り換えられる。各スイッチング素子SWは制御部7からの駆動信号に応じて個別に切り換え制御される。
切換スイッチ23は、非選択状態での受信電極3の電位を切り換えるものであり、2つの接点の一方が電源回路15に接続され、他方が接地されている。切換スイッチ23が、電源回路15に接続された一方の接点につながると、受信電極3に第1の非選択時電位Vrb1(例えば2.0V)が与えられる。接地された他方の接点につながると、受信電極3に第2の非選択時電位Vrb2(ここでは0V)が与えられる。
受信電極3及び電極選択部21のスイッチング素子SWは、所定数(例えば24本)ごとにグループ化され、各グループに属するスイッチング素子SWの互いに対応するもの同士が並行して切り換え制御される。また、各グループごとに受信信号処理部22が設けられている。各グループでは受信電極3が1つずつ順に選択状態となるようにスイッチング素子SWが制御され、残りのスイッチング素子SWは非選択状態に制御されており、選択状態となる1本の受信電極3の充放電電流信号が受信信号処理部22に入力される。
このように、スイッチング素子SWのスイッチング動作が複数のグループ間で並行して行われるため、全ての受信電極3の充放電電流信号を受信するのに要する時間を短縮することができる。また、受信部6での充放電電流信号の処理をグループごとに分割して行うことができるため、ハードウエア構成の大型化を抑えることができる。
なお、受信電極3のグループ化では、各グループに属する受信電極3の本数を同一とする必要はなく、例えば受信電極3が186本の場合、7つのグループA〜Gを24本とし、最後のグループHを18本とすればよい。
図4は、図3に示した受信信号処理部22の概略構成図である。この受信信号処理部22は、IV変換部31と、バンドパスフィルタ32と、絶対値検出部33と、積分部34と、サンプルホールド部35と、AD変換部36とを備えている。
IV変換部31では、スイッチング素子SWを介して入力される受信電極3の充放電電流信号(アナログ信号)が電圧信号に変換される。バンドパスフィルタ32では、IV変換部31の出力信号に対して、送信電極2に印加される駆動信号の周波数以外の周波数成分を有する信号を除去する処理が行われる。絶対値検出部(整流部)33では、バンドパスフィルタ32の出力信号に対して全波整流が行われる。積分部34では、絶対値検出部33の出力信号を時間軸方向に積分する処理が行われる。サンプルホールド部35では、積分部34の出力信号を所定のタイミングでサンプリングする処理が行われる。AD変換部36では、サンプルホールド部35の出力信号をAD変換してレベル信号(ディジタル信号)を出力する。
図5は、図4に示したIV変換部31の構成を示す回路図である。IV変換部31は、オペアンプOPAと、抵抗成分Rと、容量成分Cとを備えており、抵抗成分R及び容量成分Cは、オペアンプOPAの一方の入力端子と出力端子との間に並列接続されている。オペアンプOPAは、単電源動作が可能なものであり、電源回路15から供給される単一の動作電圧(2.0V)で動作する。
オペアンプOPAでは、イマジナルショートにより、電極選択部21を介して受信電極3と接続された一方の入力端子が、電源回路15と接続された他方の入力端子と同じ電位となる。このため、受信電極3の選択時には、受信電極3がIV変換部31と通電されることで、オペアンプOPAの動作電圧と同じ選択時電位Vra(例えば2V)が受信電極3に与えられる。
図6は、図1に示した制御部7で行われる第1の制御モード及び第2の制御モードの制御内容を示す図である。制御部7は、切換スイッチ23により受信電極3に第1の非選択時電位Vrb1(2V)を与える第1の制御モード(高速モード)と、切換スイッチ23により受信電極3に第2の非選択時電位Vrb2(0V)を与える第2の制御モード(低速モード)とを有し、第1の制御モードで、受信電極3の選択を高速に切り換え、第2の制御モードで、受信電極3の選択を低速に切り換えるようにしている。
図3に示したように、切換スイッチ23により、受信電極3には、電源回路15から供給される第1の非選択時電位Vrb1と、接地電位である第2の非選択時電位Vrb2(0V)とのいずれかが与えられ、第1の制御モードと第2の制御モードとは、切換スイッチ23により非選択時に受信電極3に与える電位が異なるだけであり、この他は、第1の制御モードと第2の制御モードとで同一である。
受信電極3の非選択時に受信電極3に与える第1の非選択時電位Vrb1は、受信電極3の選択時に受信信号処理部22と通電されることで受信電極3に与えられる選択時電位Vraと同一(2V)となるように設定されている。受信電極3の非選択時に受信電極3に与える第2の非選択時電位Vrb2は、送信電極2の非選択時にその送信電極2に与えられる非選択時電位Vsbと同一(0V)となるように設定されている。
図7は、図1に示した送信電極2に印加される駆動信号、受信部6でのIV変換後の出力信号、及び受信部6での処理タイミングを規定する制御信号を示す波形図である。送信部5は、送信電極2を1本ずつ選択してその送信電極2に駆動信号(パルス信号)を印加し、受信部6は、送信電極2の1本に駆動信号を印加する間に、受信電極3を1本ずつ選択してその受信電極3の充放電電流信号を受信してIV変換し、このとき、送信電極2には1つの電極交点について複数(ここでは12)のパルス波が印加される。
受信部6の電極選択部21は、制御部7から出力される制御信号に基づいて受信電極3の選択を切り換え、制御信号がローからハイに変化するタイミングでスイッチング素子SWが切り換えられて次の受信電極3が選択される。また、積分部34では、制御信号に基づいて積分処理が実行され、制御信号がハイからローに変化するタイミングで積分処理が開始され、制御信号がローからハイに変化するタイミングで積分処理が終了する。
図7(A)は、第1の制御モード(高速モード)を示す。ここでは、受信電極3の非選択時に、選択時電位Vraと同一の第1の非選択時電位Vrb1が与えられる。この場合、受信電極3の選択時と非選択時とで電位差が生じないため、受信電極3が切り換えられる際に切換ノイズはほとんど発生しない。このため、切換ノイズが収まるまでの待ち時間(積分停止期間)が短くて済み、受信電極3の選択切換を高速に行うことができる。
図7(B)は、第2の制御モード(低速モード)を示す。ここでは、受信電極3の非選択時に、送信電極2の非選択時電位Vsbと同一の第2の非選択時電位Vrb2(0V)が与えられる。この場合、受信電極3の選択時と非選択時とで大きな電位差が生じるため、受信電極3が切り換えられる際に大きな切換ノイズが発生し、この切換ノイズが積分値に含まれると、タッチ位置の誤検出を招く。そこで、この第2の制御モードでは、切換ノイズが収まるまでの待ち時間(積分停止期間)を長く確保するようにしており、これにより切換ノイズによるタッチ位置の誤検出を避けることができるが、受信電極3の切り換えに時間を要するため、タッチ位置の検出が低速となる。
ところで、前記のように、送信電極2の本数を120本とすると、図6に示したように、その逆数である1/120の割合(デューティ比)で送信電極2が選択状態となり、この選択状態では送信電極2に選択時電位Vsa(0〜5V)が与えられ、残りの119/120の割合で送信電極2が非選択状態となり、この非選択状態では接地電位である非選択時電位Vsb(0V)が与えられる。したがって、送信電極2は殆どの時間で0Vとなる。
一方、受信電極3の1グループの本数を24本とすると、その逆数である1/24の割合(デューティ比)で受信電極3が選択状態となり、この選択状態では受信電極3に選択時電位Vra(2V)が与えられ、残りの23/24の割合で受信電極3が非選択状態となり、この非選択状態では第1の非選択時電位Vrb1(2V)及び第2の非選択時電位Vrb2(0V)のいずれかが与えられる。
ここで、第1の制御モード(高速モード)では、第1の非選択時電位Vrb1(2V)を受信電極3に与えることから、送信電極2と受信電極3との間に電位差が発生するため、マイグレーションの観点からは問題がある。したがって、第1の制御モードは、できるだけ短時間で済むように制御することが望ましい。
一方、第2の制御モード(低速モード)では、受信電極3の非選択時に第2の非選択時電位Vrb2(0V)を受信電極3に与えることから、受信電極3及び送信電極2が共に非選択状態では受信電極3と送信電極2との間に電位差が生じない。そして、送信電極2は119/120の割合で非選択状態となり、また受信電極3も23/24の割合で非選択状態となることから、殆どの時間で受信電極3と送信電極2との間に電位差が生じない。このため、マイグレーションの発生を大幅に抑制することができる。
なお、受信電極3の選択時には、受信電極3に選択時電位Vra(2V)が与えられることから、受信電極3と送信電極2との電位差が生じるが、これは1/24の割合で現れ、比較的短時間で済む。
図8は、図6に示した第1の制御モード及び第2の制御モードの制御状況を示す図である。制御部7は、タッチ操作が断続的に行われているタッチ操作期間か否かを判断し、タッチ操作期間であれば第1の制御モード(高速モード)とし、タッチ操作期間でなければ第2の制御モード(低速モード)とする。
タッチパネル装置の使用中に、ユーザがタッチ操作を行う時間は短く、ほとんどはタッチ面に表示された画面を見ている状態となる。このため、マイグレーションの観点で不都合な第1の制御モードをタッチ操作期間に限定し、残りの多くの時間をマイグレーションの観点で好都合な第2の制御モードとすることで、使い勝手を低下させることなく、マイグレーションの発生を効果的に抑制することができる。
特にここでは、電源の投入に応じて第2の制御モードで処理を開始し、タッチ操作を検出すると、タッチ操作期間に入ったものと判断して第1の制御モードに切り換え、タッチ操作がない状態が所定時間継続すると、タッチ操作期間が終了したものと判断して第2のモードに復帰させる。その後、再度タッチ操作を検出するとタッチ操作期間に入ったものと判断し、以降、前記と同様の制御が繰り返される。
このようにすると、タッチ操作が断続的に行われているタッチ操作期間を適切に判断して、マイグレーションの観点で不都合な第1の制御モードを短時間に限定することができるため、マイグレーションの発生をより一層抑制することができる。
なお、前記の例では、第1の非選択時電位Vrb1を受信電極3の選択時電位Vraと同一とし、第2の非選択時電位Vrb2を送信電極2の非選択時電位Vsbと同一としたが、これらの電位は厳密に一致させる必要はない。第1の非選択時電位Vrb1を受信電極3の選択時電位Vraに十分に近付ければ、切換ノイズを低減することができ、また、第2の非選択時電位Vrb2を送信電極2の非選択時電位Vsbに十分に近付ければ、マイグレーションの発生を抑制することができる。
本発明にかかるタッチパネル装置は、製造コストの上昇や利便性の低下を招くことなく、マイグレーションの発生を抑制すると共に、タッチ位置検出の高速化を図ることができる効果を有し、静電容量方式、特に相互容量方式によりタッチ位置を検出するタッチパネル装置などとして有用である。
1 タッチパネル装置
2 送信電極
3 受信電極
4 パネル本体
5 送信部
6 受信部
7 制御部
11 駆動信号発生部
12 電極選択部
21 電極選択部
22 受信信号処理部
23 切換スイッチ(電位切換え部)
Vsa 送信電極の選択時電位
Vsb 送信電極の非選択時電位
Vra 受信電極の選択時電位
Vrb1 受信電極の第1の非選択時電位
Vrb2 受信電極の第2の非選択時電位

Claims (4)

  1. タッチ面を備え、互いに並走する複数の送信電極及び互いに並走する複数の受信電極が格子状に配置されたパネル本体と、
    前記複数の送信電極から送信すべき電極を選択して駆動信号を印加する送信部と、
    前記複数の受信電極から受信すべき電極を選択して前記駆動信号に応答した充放電電流信号を受信して電極交点ごとのレベル信号を出力する受信部と、
    前記受信部から出力されるレベル信号に基づいてタッチ位置を検出すると共に前記送信部及び前記受信部の動作を制御する制御部と、を有し、
    前記受信部は、前記受信電極の非選択時にその受信電極に与える電位を切り換える電位切換え部を有し、この電位切換え部は、前記受信電極の選択時に受信信号処理部と通電されることで前記受信電極に与えられる選択時電位と略同一の第1の非選択時電位と、前記送信電極の非選択時にその送信電極に与えられる非選択時電位と略同一の第2の非選択時電位との間で前記受信電極に与える電位を切り換えることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記制御部は、前記電位切換え部により前記受信電極に前記第1の非選択時電位を与える第1の制御モードと、前記受信電極に前記第2の非選択時電位を与える第2の制御モードとを有し、前記第1の制御モードで、前記受信電極の選択を高速に切り換え、前記第2の制御モードで、前記受信電極の選択を低速に切り換えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記制御部は、タッチ操作が断続的に行われているタッチ操作期間か否かを判断し、タッチ操作期間であれば前記第1の制御モードとし、タッチ操作期間でなければ前記第2の制御モードとすることを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記制御部は、電源の投入に応じて前記第2の制御モードで処理を開始し、タッチ操作を検出すると前記第1の制御モードに切り換え、タッチ操作がない状態が所定時間継続すると前記第2のモードに復帰させることを特徴とする請求項3に記載のタッチパネル装置。
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