JP2011221368A - 液晶シャッター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶シャッターの両面に透明樹脂板を備えた液晶シャッターであって、液晶シャッターと透明樹脂板の間に干渉縞防止フィルムを設けた液晶表示装置において、干渉縞防止フィルムが基材の両面にゴム、熱可塑性エラストマーから選択されるものからなる軟質層を設けたものである。さらに前記軟質層がシリコーンゴムである液晶シャッターである。
【選択図】図1
Description
第2発明は、前記軟質層がシリコーンゴムである液晶シャッターである。
このビニル基以外のケイ素原子に結合した有機基(R)は異種でも同種でもよいが、具体例としてはメチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル基、フェニル基、トリル基、などのアリール基、又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換した同種又は異種の非置換又は置換の脂肪族不飽和基を除く1価炭化水素基で好ましくはその少なくとも50モル%がメチル基であるものなどが挙げられるが、このジオルガノポリシロキサンは単独でも2種以上の混合物であってもよい。
第1および第2の透明基板の種類としては、ガラスやプラスチック等の公知材料からなる基板を使用することができる。より具体的には、ガラスとして、ソーダガラスや石英ガラス等を挙げることができる。また、プラスチックとしては、ポリエーテルサルホン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエチレンテレフタレート等を挙げることができる。また、これらの透明基板の厚さについても特に制限されるものではないが、例えば、50μm〜10mmの範囲内の値であることが好ましい。
第1および第2の透明電極の種類についても特に制限されるものではないが、例えば、ITO、ATO、ZnO等の透明材料等を挙げることができる。また、これらの透明電極の厚さについても、0.01〜0.30μmの範囲内の値であることが好ましい。
さらに、相対向する透明電極間の短絡を防止したり、あるいは液晶の配向性を安定化させることを目的として、第1および第2の絶縁膜(配向膜を含む。)をそれぞれ第1および第2の透明電極上に形成することが好ましい。このような絶縁膜な材料としては、ポリイミド系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリエステル系樹脂等の一種単独または二種以上の組み合わせが挙げられる。また、これらの絶縁膜の厚さについて、0.01〜0.5μmの範囲内の値であることが好ましい。
液晶層を構成する液晶の種類としては、ネマチック液晶、強誘電性液晶、反強誘電性液晶等から適宜選択することが出来る。例えば、強誘電性液晶としては、(メタ)アクリレート主鎖系高分子液晶、クロロアクリレート主鎖系高分子液晶、シロキサン主鎖系高分子液晶、オキシラン主鎖系高分子液晶、シロキサン−オレフィン主鎖系高分子液晶、シッフ塩基系強誘電性低分子液晶、アゾおよびアゾキシ系強誘電性低分子液晶、ビフェニルおよびアロマチックエステル系強誘電性低分子液晶、ハロゲン、シアノ基等の環置換基を導入した強誘電性低分子液晶、複素環を有する強誘電性低分子液晶等の一種単独、または二種以上の組み合わせが挙げられる。
第1および第2の偏光板としては、通常市販されている偏光板の中から、適宜選択し使用することができる。偏光板は、液晶層を挟持する透明基板の外側表面に、アクリル樹脂などからなる粘着剤により貼合されていることが好ましい。これにより偏光板と透明基板界面における干渉縞の発生を有効に防止することができる。
基材上に、下記の軟質層塗工液を塗工し、150℃、100秒加熱して、シリコーンを架橋させて、厚み25μmの軟質層を形成した。さらに、基材の他方の面に、同じ軟質層特許確認液を同様に塗工し、150℃、100秒加熱して、シリコーンを架橋させて、厚み25μmの軟質層を形成して干渉縞防止フィルムを作成した。
両末端のみビニル基を有する直鎖状ポリオルガノシリコーン 100重量部
(無溶剤型)(商品名「X-62−1347」信越化学工業(株)製架橋剤含有品)
白金触媒 (商品名「CAT−PL−56」信越化学工業(株)製) 2重量部
実施例1の軟質層の代わりに下記の軟質層とした他は、実施例1と同じようにして干渉縞防止フィルムを作成した。
市販の高透明度型エチレン・プロピレンゴム組成物(ゴム硬度:50度)を用い、その100部に付きペンタエリスリトールテトラメタクリレートを3部配合し、常法により混練した。一方、基材にプラズマ処理を施し、このプラズマ処理面に上記のエチレン・プロピレンゴム組成物を厚みが100μmとなるようにカレンダー法で積層して軟質層を形成した。
実施例1の軟質層の代わりにアクリル系の弱粘着剤塗工液を塗工乾燥後、厚み25μmの弱粘着層を形成した他は、実施例1と同じようにして干渉縞防止フィルムを作成した。
この干渉縞防止フィルムを使って実施例1と同様にして液晶シャッターを作成した。
干渉縞防止フィルムを使わないで、液晶シャッターの両面にアクリル樹脂板を重ね合せた。
1、干渉縞の有無
目視にて、液晶シャッターに対して視線を直角にして、干渉縞の有無を確認する。
○ :干渉縞は見られない。
× :干渉縞が見られる。
2、再剥離性における作業性
◎:接着力がほとんどなく、剥離が容易である。再度貼る際に空気のかみ込みが無く作業性がよい。
○:接着力は、微弱であり、剥離は容易であるが、再度貼る際に空気のかみ込みに充分注意して貼る必要がある。
×:接着力は弱いものの、再度貼る際に空気のかみ込みに注意して貼っても空気のかみ込みが見られる。
評価結果
54、62 透明電極
56、60 絶縁膜
58 液晶層
63、71 透明基板の外側表面
66 液晶シャッター
68、70 偏光板
80 、81 透明樹脂板
Claims (2)
- 液晶シャッターの両面に透明樹脂板を備えた液晶シャッターであって、液晶シャッターと透明樹脂板の間に干渉縞防止フィルムを設けた液晶表示装置において、干渉縞防止フィルムが基材の両面にゴム、熱可塑性エラストマーから選択されるものからなる軟質層を設けたものであることを特徴とする液晶シャッター。
- 前記軟質層がシリコーンゴムであることを特徴とする液晶シャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010091871A JP2011221368A (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | 液晶シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010091871A JP2011221368A (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | 液晶シャッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011221368A true JP2011221368A (ja) | 2011-11-04 |
Family
ID=45038399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010091871A Pending JP2011221368A (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | 液晶シャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011221368A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06337411A (ja) * | 1993-04-01 | 1994-12-06 | Suzuki Sogyo Co Ltd | 液晶表示装置における光錯乱防止構造並びにその製造方法 |
WO2009038183A1 (ja) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | 粘着シート、タッチパネル用上部電極および画像表示装置 |
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2010
- 2010-04-13 JP JP2010091871A patent/JP2011221368A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPH06337411A (ja) * | 1993-04-01 | 1994-12-06 | Suzuki Sogyo Co Ltd | 液晶表示装置における光錯乱防止構造並びにその製造方法 |
WO2009038183A1 (ja) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | 粘着シート、タッチパネル用上部電極および画像表示装置 |
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