JP2011221287A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、リレー等の回路構成や束線の本数を増やすことなく、定着温調制御を行うための複数のCPUが暴走した場合でもヒータへの電流供給を適切に遮断することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、CPU207からの温度情報に基づいてリレー218やSSR217のオン/オフ制御を行うCPU215を備え、CPU207,215が共に暴走した場合、通信停止部210によりCPU207,215間の通信を停止する。そして、CPU207,215間の通信の有無を判定する通信判定部212により通信が無いと判断された場合、強制的にリレー/ヒータ制御信号をオフしてヒータ204への電流供給を停止するように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、定着器内のヒータを複数のCPUにより制御する制御回路を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用する画像形成装置のプリンタデバイス制御では、一般的に1CPUによる集中制御が行われている。しかし、制御の一点集中によるCPU負荷の増大によって、より高性能なCPUが必要となる。さらに、プリンタデバイスの制御負荷の増大に伴い、制御通信束線を制御CPU基板から離れた制御負荷ドライバユニットまで引き回す必要があり、長大な制御通信束線が多数必要となっていた。このような問題を解決するために、電子写真システムを構成する各制御モジュールを個々のサブCPUに分割する制御形態が注目されている。例えば、サブCPUの1つを定着制御回路に搭載して、本体を制御するCPUの制御負荷の増大や高パフォーマンス化コストアップを軽減する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
ところで、複写機、プリンタ、FAX機等の電子写真式の画像形成装置においては、加熱ローラとこれに圧接する加圧ローラとの間に未定着トナー像を転写した転写材を通過させて熱定着する定着器を備えている。この定着器は、定着ヒータを内蔵し、加圧ローラ上に設けたサーミスタでローラ表面温度を検知しながら、目標温度になるようにヒータを点灯制御している。この定着ヒータに対する交流(AC)電源の入力部にはリレーが設けられており、このリレーによりヒータへのAC入力電圧の供給/開放を行っている。ヒータの点灯時には、まずこのリレーをオンしてから、ヒータ制御用のソリッドステートリレー(SSR)を制御してヒータを点灯させる。もし、SSRが異常となり、ショート状態となった場合には、入力部に設けられたリレーを用いることで、ハロゲンヒータへの電流を遮断する。
このような定着構成において、定着制御回路にサブCPUを搭載した場合に考慮しなければならないことは、各CPU(あるいは両方)の暴走時のリレー/ヒータオフ手段である。複数CPU方式において、例えば、本体制御部の本体CPUが暴走した場合、リレーをオフさせることができないこともある。その解決方法として、例えば、本体CPUにてオン/オフ制御する主側リレーと、定着用CPUにてオン/オフ制御する副側リレーとをそれぞれ設け、何れかのCPUが暴走したような場合でも電流を遮断する画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−222191号公報 特開2005−091934号公報
しかしながら、上記特許文献1では、2つのCPUが暴走した場合に、ヒータへの電流供給を遮断する方法が考慮されていない。
また、上記特許文献2では、主側リレーと副側リレーをそれぞれ設けなければならず、温度検出手段(サーミスタ等)の信号線を定着側のCPUだけではなく、本体側のCPUにも入力させなければならないことから、回路/束線構成が増えてしまうおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、リレー等の回路構成や束線の本数を増やすことなく、定着温調制御を行うための複数のCPUが暴走した場合でもヒータへの電流供給を適切に遮断することができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、画像形成装置全体の動作を制御する主中央処理装置を有する本体制御回路と、前記主中央処理装置がオン/オフ制御することで定着用被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記定着用被加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱手段に対する電流供給を制御する加熱手段制御回路と、前記加熱手段制御回路に対する電流供給経路中に設けられ、前記主中央処理装置によりオン/オフ制御されるリレーと、前記主中央処理装置とは独立した副中央処理装置を有する定着制御回路とを備える画像形成装置において、前記主中央処理装置と前記副中央処理装置との間の通信を停止する通信停止手段と、前記通信の有無を判定する通信判定手段と、前記通信判定手段により通信が無いと判断された場合に、前記加熱手段制御回路と前記リレーを強制的にオフするオフ手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、リレー等の回路構成や束線の本数を増やすことなく、定着温調制御を行うための複数のCPUが暴走した場合でもヒータへの電流供給を適切に遮断することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1の定着部に設けられた定着器とヒータ制御部の概略構成を示すブロック図である。 図2の通信判定部及びオフ信号ラッチ部の構成例を示す図である。 2つのCPUのいずれも暴走していないときに、加熱ローラが過昇温になった場合の一方のCPUの制御処理を示すフローチャートである。 定着制御基板上のCPUが暴走している際に、加熱ローラが過昇温になった場合の本体制御基板上のCPUの制御処理を示すフローチャートである。 本体制御基板上のCPUが暴走している際に、加熱ローラが過昇温になった場合の定着制御基板上のCPUの制御処理を示すフローチャートである。 図6の制御処理時の本体制御基板の制御処理を示すフローチャートである。 定着制御基板上のCPUと本体制御基板上のCPUとが共に暴走した際に、加熱ローラが過昇温になった場合の制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
画像形成装置は、画像形成装置本体10と、折り装置40と、フィニッシャ50から構成される。画像形成装置本体10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部11とプリンタ部13から構成される。イメージリーダ部11には、ADF(Auto Document Feeder)に代表される原稿給送装置12が搭載されている。原稿給送装置12は、原稿トレイ12a上に上向きにセットされた原稿を、先頭ページから順に1枚ずつ図中左方向に給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス上に搬送して所定位置に停止させる。この状態でスキャナユニット21を左側から右側へ操作させることにより原稿を読み取る。読み取り後、外部の排紙トレイ12bに向けて原稿を排出する。
原稿の読み取り面にスキャナユニット21のランプからの光が照射され、その原稿からの反射光がミラー22,23,24を介してレンズ25に導かれる。このレンズ25を透過した光は、イメージセンサ26の撮像面に結像する。そして、原稿の画像を主走査方向に1ライン毎にイメージセンサ26で読み取りながら、スキャナユニット21を副走査方向に搬送することによって、原稿の画像全体の読み取りを行う。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ26によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ26から出力された画像データは、図示しない画像信号制御部(画像処理回路)において所定の処理が施された後、プリンタ部13の図示しない露光制御部(レーザ制御回路)にビデオ信号として入力される。
プリンタ部13の露光制御部は、入力されたビデオ信号に基づき、レーザ素子(図示せず)から出力されるレーザ光を変調する。変調されたレーザ光は、ポリゴンミラー27によって走査されながら、レンズ28,29、及びミラー30を介して感光ドラム31上に照射される。感光ドラム31には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム31上の静電潜像は、現像器33から供給される現像剤によって現像剤像(トナー像)として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット34,35,36,37,手差し給紙部38又は両面搬送パスから用紙が給紙される。この用紙は、感光ドラム31と転写部との間に搬送される。感光ドラム31に形成された現像剤像は、転写部で給紙された用紙上に転写される。
現像剤像が転写された用紙は、定着部32に搬送される。定着部32は、加熱ローラとこれに圧接する加圧ローラとの間に未定着の現像剤像が転写された転写材を通過させて熱定着する定着器やヒータ制御部を備え、用紙を熱圧することによって現像剤を用紙上に定着させる。定着部32を通過した用紙は、フラッパ及び排出ローラを経てプリンタ部13から外部(折り装置40)に向けて排出される。ここで、画像形成面を下向きにした状態(フェイスダウン状態)で用紙を排出するときには、定着部32を通過した用紙をフラッパの切換動作により一旦反転パス内に導く。そして、その用紙の後端がフラッパを通過した後、用紙をスイッチバックさせて排出ローラによりプリンタ部13から排出する。また、手差し給紙部38から給紙されるOHPシート等の硬い用紙に画像を形成する場合、当該用紙を反転パスに導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ状態)で排出ローラにより排出する。
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合、フラッパの切換動作により用紙を反転パスに導いた後、両面搬送パスに搬送する。そして、両面搬送パスに導かれた用紙を、前述したタイミングで感光ドラム31と転写部との間に再度給紙する。
プリンタ部13から排出された用紙は折り装置40に送られる。この折り装置40は、用紙をZ型に折りたたむ処理を行う。例えば、A3サイズやB4サイズのシートで、かつ折り処理が指定されている場合、折り装置40で折り処理を行う。それ以外の場合、プリンタ部13から排出された用紙は折り装置40を通過してフィニッシャ50に送られる。このフィニッシャ50には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ90が設けられている。フィニッシャ50では、製本処理、綴じ処理、穴あけ等の各処理が行われる。また、フィニッシャ50には、排紙トレイ91,92が設けられている。排紙トレイ91,92は、それぞれ通常排紙トレイ、エスケープトレイとして用いられる。
図2は、図1の定着部32に設けられた定着器とヒータ制御部の概略構成を示すブロック図である。
定着器201は、メインサーミスタ202、サブサーミスタ203、ヒータ204、加熱ローラ205(定着用被加熱部材)、さらに図示しない加圧ローラにて構成されている。加熱ローラ205内にはヒータ204(加熱手段)が内蔵されており、ヒータ204により加熱ローラ205表面を加熱させる。一般的な画像形成装置の定着器では、加熱ローラ205とこれに圧接する図示しない加圧ローラとの間に未定着トナー像を転写した転写材を通過させて熱定着させる。
メインサーミスタ202は加熱ローラ205の中央部の表面温度を、サブサーミスタ203は加熱ローラ205の端部の表面温度をそれぞれ検知する。画像形成装置では、加熱ローラ205の表面温度を温度検知手段であるサーミスタで検知して、加熱ローラ205が目標温度になるように、ヒータ204の点灯制御が行われる。
メインサーミスタ202及びサブサーミスタ203にて検知された温度情報(アナログ値)は、定着制御基板206(定着制御回路)内にあるCPU207に入力された後、A/D変換される。そして、本体制御基板211(本体制御回路)内にあるCPU215に、シリアル通信を介して送られる。
CPU215(主中央処理装置)は、画像形成装置全体の動作を制御すると共に、CPU215とは独立したCPU207(副中央処理装置)からの温度情報に基づいて、ACドライバ216内のリレー218やSSR217のオン/オフ制御を行う。リレー218は、SSR217に対する電流供給経路中に設けられ、ヒータ204への交流(AC)電源入力部219からのAC入力電圧の供給/開放を行う。SSR217(加熱手段制御回路)は、ヒータ204に対する電流供給のオン/オフ制御を行う。
コンパレータ208はサブサーミスタ203の過昇温検知のためのコンパレータであり、コンパレータ209はメインサーミスタ202の過昇温検知のためのコンパレータである。加熱ローラ205の表面温度がある値を超える、言い換えると、サーミスタからのアナログ値がある電圧を下回ると、コンパレータ208又はコンパレータ209の出力が切り替わる。コンパレータの出力が切り替わった場合、通信停止部210はCPU207とCPU215との間のシリアル通信を停止させる。
通信判定部212(通信判定手段)は、CPU207とCPU215との間のシリアル通信を監視している。そして、通信判定部212は、一定時間シリアル信号に変化が無ければ、CPU207が暴走したか、通信停止部210が働いたか、シリアル通信用束線が断線したか、のいずれかとみなし、オフ信号ラッチ部213にリレー/ヒータ用のオフ信号を出力する。通信判定部212の構成例としては、ウォッチドッグ機能付のリセットICを用いる等が挙げられる。図2の通信判定部212及びオフ信号ラッチ部213の構成例を図3に示す。
図3において、CPU215に入出力するシリアル信号を、受信信号(Rx)2121、送信信号(Tx)2122とする。ウォッチドッグ機能付きリセットIC2123は、そのクロック入力端子(不図示)に受信信号2121を入力した後一定時間受信信号に変化が無ければ、リセット出力端子からオフ信号2124を出力する。
オフ信号ラッチ部213の入力部には、1秒ほどの時定数が設定された時定数回路2131が配置されている。そして、連続して1秒以上オフ信号が入力されたときのみ、コンパレータ2132、トランジスタ2133により、リレー/ヒータオフ回路214にラッチされたオフ信号2134を出力する。
図2に戻り、リレー/ヒータオフ回路214は、CPU215の暴走の有無に関わらず、ラッチされたオフ信号2134が入力されることで、強制的にCPU215からのリレー/ヒータのオン信号をオフにする。
以上のことから、仮に2重故障として、定着制御基板206内のCPU207と、本体制御基板211内のCPU215とが同時に暴走したとしても、加熱ローラ205の過昇温時には、リレー/ヒータを確実にオフすることができる。
次に、加熱ローラ205が過昇温した場合の制御処理を説明する。
CPU207,215が暴走していない場合のCPU215の制御処理、CPU207が暴走しているときのCPU215の制御処理、CPU215が暴走しているときの制御処理、CPU207,215の両方が暴走しているときの制御処理の順に説明する。
図4は、CPU207,215のいずれも暴走していないときに、加熱ローラ205が過昇温になった場合のCPU215の制御処理を示すフローチャートである。
ここで、サーミスタの温度をT、CPUにて監視する過昇温検知温度をTerr(s)、コンパレータ208,209で監視する過昇温検知温度をTerr(h)とする。一般的に、Terr(s)とTerr(h)との関係は、Terr(s)<Terr(h)である。さらなる保護手段としてサーモSWをヒータの通電経路に入れている場合が多いが、サーモSWの接点開放温度はTerr(h)よりも高い温度に設定する。
図4において、まず、CPU215は、CPU207からシリアル送信されてくるサーミスタ温度Tを参照し(ステップS1)、サーミスタ温度TがTerr(s)以上かどうかを判断する(ステップS2)。もし、まだヒータを点灯させていないのにTerr(s)以上であったならば、サーミスタ束線が線噛みしてショートしていたり、サーミスタが故障していたりする可能性がある。このような場合、CPU215は、サーミスタ温度TがTerr(s)以上であると判断して、エラー表示を行うように制御する(ステップS9)。
ステップS2においてサーミスタ温度TがTerr(s)未満であると判断した場合、CPU215は、リレーオン後(ステップS3)、ヒータをオンさせて(ステップS4)定着温調制御処理を行う(ステップS5)。この定着温調制御処理の詳細については省略するが、定着温調制御時にサーミスタ温度TがTerr(s)になった場合(ステップS6)、CPU215は、ヒータとリレーをオフにし(ステップS7、S8)、エラー表示を行うように制御する(ステップS9)。
次に、定着制御基板206上のCPU207が暴走している際に、加熱ローラ205が過昇温になった場合のCPU215の制御処理について図5を参照して説明する。
図5において、CPU207とCPU215は常にシリアル通信を介して状態を確認し合っているので、CPU207が暴走した場合、CPU215は、CPU207との通信エラーを検知する(ステップS10)。通信エラーを検知すると、CPU215は、速やかにヒータとリレーをオフし(ステップSS11,S12)、エラー表示を行うようにせ制御して(ステップS13)、処理を終了する。
次に、本体制御基板211上のCPU215が暴走している際に、加熱ローラ205が過昇温になった場合のCPU207の制御処理を図6を参照して説明し、本体制御基板211の制御処理を図7を参照して説明する。
図6において、まず、CPU207は、CPU215との通信エラーを検知すると(ステップS14)、CPU215との通信を停止させる(ステップS15)。
図7において、本体制御基板211側では、図6のステップS15にてCPU207がシリアル通信を停止させたので、通信判定部212がシリアル通信の停止を検知する(ステップS16)。通信停止検知後、通信判定部212からオフ信号ラッチ部213へオフ信号を出力させ(ステップS17)、オフ信号ラッチ部213にて所定時間以上(例えば1秒以上)オフ信号が継続しているか判断する(ステップS18)。1秒以上の継続を判断している理由としては、シリアル通信エラーのリトライを1秒未満で数回行うことを想定している。1秒未満で数回通信リトライを繰り返し、それでもエラーとなれば、オフ信号ラッチ部213は、オフ信号をラッチして、リレー/ヒータオフ回路214へラッチしたオフ信号を出力する(ステップS19)。リレー/ヒータオフ回路214は、ラッチしたオフ信号が入力されると、強制的にリレー/ヒータ制御信号をオフにする(ステップS20)。
最後に、2重故障として、定着制御基板206上のCPU207と、本体制御基板211上のCPU215とが共に暴走した際に、加熱ローラ205が過昇温になった場合の制御処理を図8を参照して説明する。本実施形態では、加熱ローラ205の端部が過昇温になったと想定して説明する。
図8において、サブサーミスタ203から取得される温度情報(アナログ値)が所定の温度以上、即ちTerr(h)以上になった場合(ステップS21)、定着制御基板206上のコンパレータ209の出力が切り替わる(ステップS22)。そして、コンパレータ209の出力が、通信停止部210に入力され、シリアル通信を停止させる(ステップS23)。
本体制御基板211上の通信判定部212は、シリアル通信の停止を検知すると(ステップS24)、オフ信号ラッチ部213にオフ信号を出力する(ステップS25)。オフ信号ラッチ部213は、所定時間以上(例えば1秒以上)オフ信号が継続しているか判断する(ステップS26)。そして、所定時間以上オフ信号が継続していれば、オフ信号ラッチ部213は、ラッチしたオフ信号をリレー/ヒータオフ回路214に出力する(ステップS27)。
リレー/ヒータオフ回路214は、ラッチしたオフ信号が入力されると、強制的にリレー/ヒータ制御信号をオフにする(ステップS28)。
以上の処理により、仮にCPU207,215が共に暴走したとしても、加熱ローラ205の過昇温を検知して、Terr(h)以上(過昇温検知温度以上)になったときにリレー/ヒータをオフすることができる。
上記実施形態によれば、リレー等の回路構成や束線の本数を増やすことなく、定着温調制御を行うための複数のCPUが暴走した場合でもヒータへの電流供給を適切に遮断することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 定着器
202 メインサーミスタ
204 ヒータ
206 定着制御基板
207,215 CPU
208,209 コンパレータ
210 通信停止部
211 本体制御基板
212 通信判定部
213 オフ信号ラッチ部

Claims (5)

  1. 画像形成装置全体の動作を制御する主中央処理装置を有する本体制御回路と、前記主中央処理装置がオン/オフ制御することで定着用被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記定着用被加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱手段に対する電流供給を制御する加熱手段制御回路と、前記加熱手段制御回路に対する電流供給経路中に設けられ、前記主中央処理装置によりオン/オフ制御されるリレーと、前記主中央処理装置とは独立した副中央処理装置を有する定着制御回路とを備える画像形成装置において、
    前記主中央処理装置と前記副中央処理装置との間の通信を停止する通信停止手段と、
    前記通信の有無を判定する通信判定手段と、
    前記通信判定手段により通信が無いと判断された場合に、前記加熱手段制御回路と前記リレーを強制的にオフするオフ手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記通信停止手段は、前記温度検知手段から取得される温度情報に基づき、前記定着用被加熱部材が所定の温度以上であったときに、前記通信を停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記定着制御回路は、前記温度検知手段から取得された温度情報を監視し、当該温度情報が過昇温検知温度以上であるときには出力を切り替えるコンパレータを備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記通信停止手段は、前記定着制御回路に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記通信判定手段は、前記本体制御回路に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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