JP2011221133A - 情報処理装置、クライアント装置、サーバ装置、リスト生成方法、リスト取得方法、リスト提供方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、クライアント装置、サーバ装置、リスト生成方法、リスト取得方法、リスト提供方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実際に楽曲を聴かずに好みに合った楽曲のプレイリストを生成することが可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器と、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出部と、前記楽曲抽出部によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成部と、を備える、情報処理装置が提供される。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、クライアント装置、サーバ装置、リスト生成方法、リスト取得方法、リスト提供方法、及びプログラムに関する。
近年、音楽プレーヤの多くは、メタデータを利用して楽曲を整理する機能を有している。音楽プレーヤに楽曲データを格納すると、音楽プレーヤは、例えば、ジャンル毎、アーティスト毎、日付毎、再生頻度毎に楽曲を自動的にリスト化して表示したり、自動的に階層化して表示したりする。また、多くの音楽プレーヤには、ユーザが好みの楽曲を纏めて管理できるようにプレイリストの登録機能が搭載されている。例えば、就寝時に聴くために眠りやすい楽曲を集めた「睡眠用」プレイリストや、ランニングの際に聴くためにテンポの良い楽曲を集めた「ランニング用」プレイリストなど、環境や行動などに応じたプレイリストを作成するユーザは多い。音楽プレーヤのプレイリストに関し、下記の特許文献1には、歩行テンポに応じてプレイリストや楽曲を選択する方法が開示されている。
特開2007−164020号公報
しかしながら、プレイリストを作成するには、楽曲群からユーザが1曲ずつ所望の楽曲を選択してプレイリストに登録していくという作業が必要であった。また、この作業を行うために、ユーザは、楽曲群に含まれる全ての楽曲を事前に知っている必要がある。多くの場合、ユーザは、自分が所有する楽曲を1度は聴いているであろう。しかし、プレイリストを作成する際、楽曲の雰囲気を思い出すために聴き直すユーザは多い。そのため、プレイリストを作成するには大きな労力が必要になる。とは言え、個人ユーザが所有する楽曲は多くても数百曲程度であり、プレイリストを手作業で作成することは可能である。一方、数千、数万という膨大な楽曲を管理している楽曲販売者や楽曲配信サービスの提供者などが手作業でプレイリストを作成することは極めて困難である。
上記の通り、多数の楽曲を含む楽曲群から、所定の特徴を持つ楽曲を選択してプレイリストを作成する作業には大きな労力を要する。特に、楽曲を1曲ずつ聴く作業に大きな時間と労力が費やされる。そのため、楽曲を聴かずに、楽曲群から所定の特徴を持つ楽曲を抽出することができれば、プレイリストを作成する作業の負担を大きく低減することが可能になる。楽曲を聴かずに、楽曲群に含まれる楽曲を分類する方法としては、メタデータを利用する方法がある。多くの場合、メタデータには、ジャンル、アーティスト名、アルバム名、曲名などの情報が含まれている。そのため、メタデータを利用することにより、ジャンル毎、アーティスト毎、アルバム毎に分類したり、曲名のアルファベット順に並べたりすることができる。
しかしながら、プレイリストは、ユーザの主観に基づく分類であるから、ジャンル、アーティスト、アルバムなどに基づいて容易に分類できない場合が多い。また、ジャンルなどの情報は、楽曲の制作者や販売者などの楽曲提供者によって勝手に付加されるため、多くの場合には定義が一定していなかったり、ユーザの感覚とずれてしまったりしている。さらに、アーティスト名やアルバム名などを知らないユーザが、アーティスト名やアルバム名などから好みの楽曲を検索してプレイリストを作成することは不可能である。このように、事前情報のない多数の楽曲を含む楽曲群から、ユーザの好み(所望する楽曲の雰囲気)に合う楽曲を自動抽出してプレイリストを作成することは困難である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、指定した特徴を持つ楽曲の集合を動的に抽出して楽曲のリストを生成することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、クライアント装置、サーバ装置、リスト生成方法、リスト取得方法、リスト提供方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器と、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出部と、前記楽曲抽出部によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記の情報処理装置は、少なくともユーザの嗜好に合う前記パラメータ値の種類を選択し、選択したパラメータ値の種類に対応する前記指定器を操作可能な状態にする指定器管理部をさらに備えていてもよい。
また、上記の情報処理装置は、前記指定器管理部によって操作可能な状態にされた前記指定器の種類、及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値、の組み合わせを保持する情報保持部をさらに備えていてもよい。この場合、前記楽曲抽出部は、所定の場合に、前記情報保持部によって保持されている前記指定器の種類及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する。
また、上記の情報処理装置は、前記指定器管理部によって操作可能な状態にされた前記指定器の種類、及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値、の組み合わせを公開する情報公開部をさらに備えていてもよい。この場合、前記情報公開部により公開された指定器の種類及びパラメータ値を受信した他の情報処理装置が、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第2のデータベースから、受信した前記指定器の種類及びパラメータ値に合う楽曲を抽出できるようにする。
また、上記の情報処理装置は、前記指定器の種類及び当該指定器を用いて指定可能なパラメータ値、の組み合わせを他の情報処理装置から受信する情報受信部をさらに備えていてもよい。この場合、前記楽曲抽出部は、前記情報受信部によって受信された前記指定器の種類及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出可能である。
また、上記の情報処理装置は、予め設定された前記パラメータ値の種類を複数選択するための種類選択部と、前記種類選択部を用いて選択された種類に対応するパラメータ値の組を所定範囲のスカラー量に正規化する正規化部と、前記正規化部によって正規化されたスカラー量を新たな種類のパラメータ値に設定し、当該新たな種類のパラメータ値を指定するための指定器を生成する指定器生成部と、をさらに備えていてもよい。
また、上記の情報処理装置は、前記リスト生成部によって生成された楽曲のリストを表示する表示部と、前記第1のデータベースに格納された各楽曲に対応する画像を保持する画像保持部と、をさらに備えていてもよい。この場合、前記表示部は、前記楽曲のリストを表示する際、前記楽曲のリストを構成する楽曲毎の枠に合うように前記画像保持部に保持されている画像を分割して分割画像を生成し、前記各枠の楽曲に対応する画像の分割画像を当該各枠に表示する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器と、前記複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値をサーバ装置に送信するパラメータ送信部と、前記サーバ装置により、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ送信部によって送信されたパラメータ値に合う楽曲が抽出され、抽出された楽曲のリストが生成された後で、生成された楽曲のリストを前記サーバ装置から受信するリスト受信部と、を備える、クライアント装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置にて指定されたパラメータ値を受信するパラメータ受信部と、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ受信部によって受信されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出部と、前記楽曲抽出部によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成部と、前記リスト生成部によって生成された楽曲のリストを前記クライアント装置に送信するリスト送信部と、を備える、サーバ装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから抽出する楽曲抽出ステップと、前記楽曲抽出ステップで抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成ステップと、を含む、リスト生成方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置が、前記複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値をサーバ装置に送信するパラメータ送信ステップと、前記サーバ装置により、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ送信ステップで送信されたパラメータ値に合う楽曲が抽出され、抽出された楽曲のリストが生成された後で、生成された楽曲のリストを前記サーバ装置から受信するリスト受信ステップと、を含む、リスト取得方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置にて指定されたパラメータ値を受信するパラメータ受信ステップと、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ受信ステップで受信されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出ステップと、前記楽曲抽出ステップで抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成ステップと、前記リスト生成ステップで生成された楽曲のリストを前記クライアント装置に送信するリスト送信ステップと、を含む、リスト提供方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから抽出する楽曲抽出機能と、前記楽曲抽出機能によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値をサーバ装置に送信するパラメータ送信機能と、前記サーバ装置により、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ送信機能で送信されたパラメータ値に合う楽曲が抽出され、抽出された楽曲のリストが生成された後で、生成された楽曲のリストを前記サーバ装置から受信するリスト受信機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置にて指定されたパラメータ値を受信するパラメータ受信機能と、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ受信機能で受信されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出機能と、前記楽曲抽出機能で抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成機能と、前記リスト生成機能で生成された楽曲のリストを前記クライアント装置に送信するリスト送信機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記のプログラムが記録された、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される。
以上説明したように本発明によれば、指定した特徴を持つ楽曲の集合を動的に抽出して楽曲のリストを生成することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るプレイリスト生成器の構成を示す説明図である。 同実施形態に係る指定器一覧の取得方法を示す説明図である。 同実施形態に係る指定器の種類を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリストの生成方法を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリストの交換方法を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリスト生成システムの構成を示す説明図である。 同実施形態に係る特徴量メタデータベースの構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る楽曲基本メタデータベースの構成例を示す説明図である。 同実施形態に係るランキングメタデータベースの構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る指定器管理部の詳細な構成を示す説明図である。 同実施形態に係る指定器一覧の表示方法を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリストの保存方法を示す説明図である。 同実施形態に係る指定器の追加方法を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリスト生成システムのシステム構成例を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリスト生成手順の一例を示す説明図である。 同実施形態に係るプレイリスト生成システム、サーバ装置、クライアント装置の機能を実現することが可能なハードウェア構成の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[説明の流れについて]
ここで、以下に記載する本発明の実施形態に関する説明の流れについて簡単に述べる。まず、図1〜図4を参照しながら、本実施形態に係るプレイリスト生成方法の概要について説明する。次いで、図5を参照しながら、本実施形態に係るプレイリストの交換方法について簡単に説明する。次いで、図1、図5を参照しながら、本実施形態に係るプレイリストの表示方法について簡単に説明する。
次いで、図6〜図13を参照しながら、本実施形態に係るプレイリスト生成システム10の構成について説明する。この中で、本実施形態に係るプレイリスト生成方法、プレイリストの管理方法、パラメータ指定器の追加方法などについて詳細に説明する。次いで、図14、図15を参照しながら、本実施形態に係るプレイリスト生成システム10のシステム構成例について説明する。
次いで、図16を参照しながら、本実施形態に係るプレイリスト生成システム10、クライアント装置11、サーバ装置12の機能を実現することが可能なハードウェア構成の一例について説明する。最後に、同実施形態の技術的思想について纏め、当該技術的思想から得られる作用効果について簡単に説明する。
(説明項目)
1:はじめに
1−1:プレイリスト生成方法
1−2:プレイリストの交換方法
1−3:プレイリストの表示方法
2:プレイリスト生成システム10の構成
2−1:全体構成
2−2:指定器管理部112の構成
2−3:システムの構成例
3:ハードウェア構成
4:まとめ
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態について説明する。
[1:はじめに]
まず、本実施形態に係るプレイリストの生成方法などについて、その概要を説明する。本実施形態は、ユーザが知らない楽曲群の中から、ユーザが好む特徴を持った楽曲に関するプレイリストの生成方法に関する。また、以下では、本実施形態に係るプレイリストの生成方法に関連して、プレイリストの交換方法、プレイリストの表示方法についても説明する。特に、ある楽曲群の中から、ユーザの好みに合った楽曲を効率的に抽出したり、その楽曲の雰囲気を保存したり、その楽曲の雰囲気を他人と共有したりできるようにする仕組みについて説明する。以下、これらの点について説明する。
(1−1:プレイリストの生成方法)
まず、図1〜図4を参照しながら、本実施形態に係るプレイリストの生成方法について簡単に説明する。図1〜図4は、本実施形態に係るプレイリストの生成方法を概略的に示した説明図である。
まず、図1を参照する。本実施形態に係るプレイリストの生成方法は、プレイリスト生成器を用いて実現される。本実施形態に係るプレイリストの生成方法では、ユーザが、1曲ずつ「楽曲」を手作業で選択するのではなく、プレイリストに盛り込みたい「楽曲の特徴」を指定する点に技術的特徴がある。「楽曲の特徴」が指定されると、指定された特徴を持つ楽曲をプレイリスト生成器が自動的に抽出してプレイリストにする。
ユーザは、図1に示すようなパラメータ指定器101を用いて楽曲の特徴を指定する。パラメータ指定器101は、楽曲の特徴を表すパラメータ値を指定するための入力手段である。また、1つのパラメータ指定器101は、1つの楽曲の特徴に対応する。そのため、複数種類の特徴を同時に指定する場合、ユーザは、図1に示すように、複数のパラメータ指定器101を用いる。
パラメータ指定器101は、例えば、グラフィカルユーザインターフェース(以下、GUI)のオブジェクトとして提供される。もちろん、パラメータ指定器101は、物理的なインターフェースデバイスであってもよい。但し、以下では、パラメータ指定器101がGUIオブジェクトであるものとして説明を進める。
図1に示すように、パラメータ指定器101は、パラメータ操作部1011を有する。パラメータ操作部1011は、パラメータ値を指定するための操作手段である。パラメータ操作部1011は、回転式ツマミ(図1を参照)や数値入力ボックス(非図示)など、パラメータ値を指定できる形状であれば、どのような形状であってもよい。但し、以下では、パラメータ操作部1011が回転式ツマミの形状であるとして説明を進める。このような形状にすると、パラメータ操作部1011をぐるぐると回すことでパラメータ値を自由に操作できるため、パラメータ値の上限値や下限値に素早く設定できるなど、操作性がよい。
図1に示すように、パラメータ指定器101は、パラメータ表示部1012をさらに有する。パラメータ表示部1012は、パラメータ指定器101を用いて指定可能なパラメータ値の種類、パラメータ操作部1011を用いて指定されたパラメータ値、パラメータ操作部1011を用いて指定可能なパラメータ値の範囲などを表示する表示手段である。例えば、「曲の速さ」を指定するためのパラメータ指定器101において、パラメータ表示部1012には、「曲の速さ」という文字列やパラメータ値「88」が表示される。また、「楽器の種類」を指定するためのパラメータ指定器101において、例えば、パラメータ表示部1012には、「楽器の種類」という文字列やパラメータ値「P(ピアノ)」が表示される。
このように、パラメータ指定器101には操作手段と表示手段が設けられ、ユーザは、楽曲の特徴に対応するパラメータ指定器101を用いて、プレイリストに盛り込みたい楽曲を抽出するための「楽曲の特徴」を指定することができる。パラメータ指定器101を用いて指定可能なパラメータ値には、例えば、図3に示すような種類がある。
図3には、パラメータ値の種類一例として、テンポ(tempo)、ハッピー度(happy)、アコースティック度(acoustic)、有名度(major)、年代(decade)などを示した。また、図3に例示したタイムチャンネル(time channel)は制作年を指定するためのものであり、ムードチャンネル(mood channnel)はムードを指定するためのものである。
さらに、イベント情報(event)はイベントの雰囲気を指定するためのものであり、アーティスト名(artist)はアーティスト名のイニシャルを指定するためのものである。なお、ハッピー度は、ユーザが幸せな感じを受ける度合いを表すものである。また、アコースティック度は、電子楽器ではなく、楽器本来の響きを奏でる音響楽器の音が占める度合いを表すものである。なお、パラメータ値の種類はこれらの例に限定されない。例えば、春らしさを表現した「桜度」、アイドルグループの楽曲風である度合いを表現した「アイドル度」なども、パラメータ値の種類に含まれる。
このように、パラメータ値の種類は多数存在する。その中には、ユーザの好みに合わず、ほとんど指定されないパラメータ値も存在する。例えば、秋に「桜度」のパラメータ値を指定することは考えにくい。同様に、高齢のユーザが「アイドル度」のパラメータ値を指定することは考えにくい。また、多数のパラメータ指定器101をユーザに提示すると、ユーザが利用したいパラメータ指定器101を探し出すのに時間がかかったり、見栄えが悪くなったりする。そこで、本実施形態では、ユーザの嗜好や利用環境などに合ったパラメータ指定器101をユーザに提示する仕組みを提案する(図2を参照)。
まず、ユーザがプレイリスト生成器を最初に利用する際、予めユーザ情報や環境情報などを登録する。上記のユーザ情報としては、例えば、ユーザの年齢、性別、国籍、家族構成などがある。上記の環境情報としては、例えば、ユーザの所在地域、現在時刻(時間帯)、使用言語などがある。
また、過去にプレイリスト生成器を利用している場合には、プレイリスト生成器の操作履歴、楽曲の再生履歴、楽曲の購入履歴などの履歴情報を保持しておく。また、履歴情報などを解析して得られる嗜好情報(例えば、好きなジャンル、好きなアーティスト、好きなパラメータ値など)を保持しておく。そして、図2に示すように、ユーザ情報、環境情報、履歴情報を利用して、ユーザの嗜好解析、及びこれら各種情報の分析を行い、ユーザが指定しそうなパラメータ値の種類(パラメータ指定器101)を選択する。
例えば、プレイリスト生成器をユーザが起動した日が3月〜4月の期間に含まれる場合、「桜度」のパラメータ値を指定する可能性が高いと判断(環境情報に基づく判断)し、「桜度」に対応するパラメータ指定器101をユーザに提示する。また、ユーザが10代の女性であり、男性アイドルの楽曲を聴く頻度が高い場合、「男性アイドル度」のパラメータ値を指定する可能性が高いと判断(ユーザ情報、履歴情報(嗜好情報)に基づく判断)し、「男性アイドル度」に対応するパラメータ指定器101をユーザに提示する。さらに、ユーザがインドからアクセスしている場合、「シタール度」のパラメータ値を指定する可能性が高いと判断(環境情報に基づく判断)し、「シタール度」に対応するパラメータ指定器101をユーザに提示する。
上記のように、ユーザの嗜好や利用環境などに応じたパラメータ指定器101がユーザに提示されることにより、ユーザは、自分が指定したいパラメータ値に対応するパラメータ指定器101を素早く探し出すことが可能になる。また、パラメータ値の種類が絞り込まれることにより、多数のパラメータ指定器101が煩雑に表示されて見栄えが悪くなるのを回避することが可能になる。
なお、ユーザの嗜好や利用環境などに応じて選択されたパラメータ指定器101の一覧をユーザに提示し、その中からユーザが利用するパラメータ指定器101を選択させるような仕組みにしてもよい。また、嗜好解析、情報分析の結果として選択されたパラメータ指定器101の組み合わせ、各パラメータ指定器101を用いて指定されるパラメータ値の組み合わせなどを嗜好情報として保持してもよい。
さて、このようにして提示された複数のパラメータ指定器101を用いてパラメータ値が指定されると、指定されたパラメータ値の組は、プレイリスト生成器に入力される。図1に示すように、プレイリスト生成器は、楽曲抽出部102と、リスト生成部105とを有する。楽曲抽出部102は、入力されたパラメータ値の組(以下、指定特徴量ベクトル)に合う楽曲を抽出するものである。また、リスト生成部105は、楽曲抽出部102によって抽出された楽曲のリストを生成するものである。但し、指定特徴量ベクトルは、例えば、(テンポ,ピアノ度,…,アコースティック度)=(60,10,…,80)のように表現することができる。
なお、各パラメータ値を数値範囲で指定することも可能である。例えば、(テンポ,ピアノ度,…,アコースティック度)=(60〜70,10〜40,…,80〜88)のように指定することもできる。指定特徴量ベクトルが入力されると、楽曲抽出部102は、特徴量メタデータベース103を参照し、入力された指定特徴量ベクトルに合う楽曲を抽出する。特徴量メタデータベース103は、楽曲とパラメータ値の組(以下、楽曲特徴量ベクトル)とを対応付けるためのデータベースである(図7を参照)。
例えば、図7に例示した特徴量メタデータベース103は、楽曲の識別情報(Song ID)と、音量(amplitude)、テンポ(tempo)、リズム(cadence)、コードの複雑さ(chord complexity)、アコースティック度(acoustic)、ピアノ度(piano)などのパラメータ値とを対応付けている。なお、音楽特徴量ベクトルは、例えば、(音量,…,アコースティック度)=(40,…,80)のように表現することができる。
また、各楽曲に対応するパラメータ値は、例えば、特開2005−274708号公報(以下、文献A)、特開2008−123011号公報(以下、文献B)に記載された解析技術を用いて算出することが可能である。例えば、文献Aには、楽曲のオーディオ信号を周波数分析し、その分析結果に基づいて楽曲のテンポ、スピード感(曲の速さ)、テンポの揺らぎなどを特徴量(パラメータ値)として算出する方法が記載されている。
また、文献Bには、文献Aよりも、より汎用的な特徴量抽出アルゴリズムの生成方法が記載されている。文献Bの方法を利用すれば、同じ特徴を持つ多数の楽曲を教師データとして利用し、その特徴を表す特徴量を算出するための特徴量抽出アルゴリズムを自動構築することができる。さらに、この特徴量抽出アルゴリズムを利用すれば、任意の楽曲から、任意の特徴量(パラメータ値)を算出することができる。
さて、楽曲抽出部102は、指定特徴量ベクトルが入力されると、指定特徴量ベクトルに合う楽曲特徴量ベクトルを特徴量メタデータベース103から検出し、検出した楽曲特徴量ベクトルに対応する楽曲を抽出する。指定特徴量ベクトルに含まれるパラメータ値が1つの数値で指定されている場合、例えば、楽曲抽出部102は、楽曲特徴量ベクトルと指定特徴量ベクトルの差分絶対値を算出し、算出した差分絶対値が所定値以上となる楽曲特徴量ベクトルを検出する。なお、差分絶対値の代わりに差分の二乗を利用してもよい。
また、楽曲抽出部102は、差分絶対値が所定値以上となる楽曲特徴量ベクトルが所定数以上検出された場合、差分絶対値が大きい順に所定数の楽曲特徴量ベクトルを選択する。そして、楽曲抽出部102は、選択した楽曲特徴量ベクトルに対応する楽曲の識別情報を特徴量メタデータベース103から抽出し、抽出した楽曲の識別情報をリスト生成部105に入力する。
一方、指定特徴量ベクトルに含まれるパラメータ値が数値範囲で指定されている場合、楽曲抽出部102は、楽曲特徴量ベクトルに含まれる各パラメータ値が、指定特徴量ベクトルに含まれる各パラメータ値の数値範囲に含まれるような楽曲特徴量ベクトルを検出する。但し、所定数以上の楽曲特徴量ベクトルが検出された場合、楽曲抽出部102は、ユーザに対してパラメータ値の数値範囲を絞り込むように警告するか、任意に、或いは、各パラメータ値に設定された所定の重みに応じて、所定数の楽曲特徴量ベクトルを選択する。そして、楽曲抽出部102は、選択した楽曲特徴量ベクトルに対応する楽曲の識別情報を特徴量メタデータベース103から抽出し、抽出した楽曲の識別情報をリスト生成部105に入力する。
楽曲の識別情報が入力されると、リスト生成部105は、楽曲基本メタデータベース106を参照し、入力された識別情報に対応する楽曲の基本情報を取得する。楽曲基本メタデータベース106は、楽曲の識別情報と楽曲の基本情報とを対応付けるためのデータベースである(図8を参照)。楽曲の基本情報とは、楽曲の情報としてプレイリストに表示されるべき情報である。
例えば、図8に例示した楽曲基本メタデータベース106は、楽曲の識別情報(Song ID)に対し、楽曲の基本情報として、楽曲名(title)、アルバム名(album)、アーティスト名(artist)、ファイルの保存場所(content file)などを対応付けている。リスト生成部105は、楽曲抽出部102により入力された楽曲の識別情報に対応する基本情報を楽曲基本メタデータベース106から抽出し、抽出した基本情報をリスト化してプレイリストを生成する。リスト生成部105により生成されたプレイリストは、図1に示すように、表示部108に表示される。
これまで簡単に説明した本実施形態に係るプレイリストの生成方法を簡単に纏めると図4のようになる。図4に示すように、まず、ユーザによりパラメータ値の組(指定特徴量ベクトル)が指定される。図4の例では、(tempo,acoustic,happy)=(45〜80,20〜60,10〜40)が指定されている。このように、パラメータ値は、数値範囲により指定することも可能である。次いで、指定された各パラメータ値に応じてパラメータ毎の重みが決定される。例えば、パラメータ値の上限値や平均値などが大きなパラメータは大きな重みに決定される。
次いで、特徴量メタデータベース103の中から、楽曲特徴量ベクトルが(tempo,acoustic,happy)=(45〜80,20〜60,10〜40)の数値範囲に適合するような楽曲の識別情報が抽出される。但し、抽出された楽曲の数が所定数以上の場合、重みに応じて楽曲が絞り込まれ、絞り込まれた楽曲の識別情報がプレイリストの生成に利用される。次いで、抽出された楽曲の識別情報に対応する楽曲の基本情報が楽曲基本メタデータベース106から抽出され、抽出された楽曲の基本情報に基づいてプレイリストが生成される。次いで、生成されたプレイリストが表示され、ユーザに提示される。このような仕組みを適用することで、楽曲を手作業で選択する作業を行わずに、自分の好みに合ったプレイリストを自動生成することが可能になる。
以上、本実施形態に係るプレイリストの生成方法について簡単に説明した。この方法の特徴は、プレイリストに盛り込みたい「楽曲」をユーザが指定するのではなく、ユーザが好む「楽曲の特徴」を指定する点にある。つまり、ユーザが所望する楽曲の雰囲気だけを指定すれば、好みのプレイリストが自動生成される点に特徴がある。この仕組みを用いれば、膨大な数の楽曲群から自分の好む雰囲気に合ったプレイリストを自動生成することができる。
また、楽曲群が異なっても、同じ指定特徴量ベクトルを利用して楽曲の抽出を行えば、同じ雰囲気を持った楽曲で構成される違うプレイリストを生成することができる。そのため、指定特徴量ベクトルを保存しておき、その指定特徴量ベクトルを読み出して、様々な楽曲群から同じ雰囲気に対応する様々なプレイリストを生成するといったこともできるようになる。なお、指定特徴量ベクトルの保存は、例えば、パラメータ指定器101の組み合わせの情報、及び各パラメータ指定器101を用いて指定したパラメータ値の情報を保存しておくことで実現される。
(1−2:プレイリストの交換方法)
上記のように、本実施形態に係る仕組みは、「楽曲の特徴(雰囲気)」に合った楽曲を任意の楽曲群の中から抽出する技術に関する。上記プレイリストの生成方法は、この技術をプレイリストの生成に応用したものである。ここでは、この技術をプレイリストの交換に応用する方法について説明する。但し、ここで説明する方法により交換される対象は、プレイリストそのものではなく、楽曲の特徴(雰囲気)である点に注意されたい。
図5を参照しながら、ユーザU1とユーザU2との間でプレイリストを交換する方法について述べる。なお、ユーザU1、U2は、図1に示したプレイリスト生成器をそれぞれ利用しているものとする。また、ここではユーザU1からユーザU2へとプレイリストを伝達する方法について述べ、ユーザU2からユーザU1へとプレイリストを伝達する方法については説明を省略する。
まず、ユーザU1は、複数のパラメータ指定器101(101−1、101−2、101−3)を利用してパラメータ値を指定する。既に説明した通り、パラメータ値の組が指定されると、プレイリスト生成器によりプレイリストが生成され、生成されたプレイリストが表示される。このとき、プレイリストに表示される楽曲の基本情報は、ユーザU1が所有する楽曲に関するものである。例えば、ユーザU1の楽曲基本メタデータベース106にアルバム名AAA、楽曲名Song#001、…、アルバム名ABC、楽曲名Song#101、…などが格納されていた場合、この中から抽出された基本情報がプレイリストに表示される。
一般的な音楽プレーヤを利用する場合、ユーザU1がユーザU2と同じポリシーに基づいて集められた楽曲群を共有するには、プレイリストそのものをユーザU1からユーザU2へと伝達する必要があった。しかし、図5の例のように、ユーザU2の楽曲基本メタデータベース106に、プレイリストに含まれるアルバム名AAA、楽曲名Song#001、…が格納されていない場合、ユーザU2は、プレイリストの楽曲を聴くことができない。もし、ユーザU2がプレイリストの楽曲を聴けるようにするには、ユーザU1が楽曲をユーザU2に送るか、ユーザU2がプレイリストの楽曲を購入する必要がある。
一方、本実施形態に係るプレイリストの交換方法は、プレイリストそのものをユーザU2へと伝達することはない。ユーザU1がユーザU2へと伝達するのは、パラメータ指定器101の情報(以下、指定器情報)と、各パラメータ指定器101を用いて指定されたパラメータ値だけである。ユーザU1が指定器情報とパラメータ値をユーザU2に伝達すると、ユーザU2は、ユーザU1から受信した指定器情報に基づいてパラメータ指定器101を選択し、受信したパラメータ値を指定してプレイリスト生成器に入力する。プレイリスト生成器は、入力されたパラメータ値の組に基づいて楽曲を抽出し、ユーザU2の楽曲基本メタデータベース106から抽出した基本情報を用いてプレイリストを生成する。
図5に示すように、ユーザU1のプレイリストL1と、ユーザU2のプレイリストL2とは内容が異なる。これは、ユーザU2のプレイリストL2が、ユーザU2が所有する楽曲に基づいて生成されたからである。しかしながら、同じパラメータ値を用いて楽曲が抽出されているため、プレイリストL1、L2に含まれる楽曲は、同じ特徴を有する。つまり、ユーザU1、U2は、それぞれが生成したプレイリストL1、L2の楽曲を聴くことで同じ雰囲気を共有することができる。例えば、クリスマスに「クリスマスっぽい」雰囲気を他人と共有したい場合、本実施形態の方法を利用すれば、他人が自分と同じ楽曲を所有していなくても、「クリスマスっぽい」雰囲気を共有できるようになるのである。
以上、本実施形態に係るプレイリストの交換方法について簡単に説明した。上記の通り、本実施形態に係るプレイリストの交換方法は、プレイリストそのものを共有できるようにするのではなく、プレイリストの楽曲が奏する雰囲気を共有できるようにするものである。つまり、楽曲そのものを交換したり、相手に楽曲を購入させたりせず、言葉などでは表現しにくい「雰囲気」という主観的要素を他人と共有できるようにするのである。なお、ここでは2者でプレイリストを交換する方法について議論したが、指定器情報とパラメータ値を広く公開することも可能である。
(1−3:プレイリストの表示方法)
次に、図1、図5を参照しながら、本実施形態に係るプレイリストの表示方法について説明する。図1に示すように、プレイリストは、表示部108に表示される。また、プレイリストは、楽曲毎に分割して表示される。さらに、プレイリストの背景には、アルバムのジャケット写真など、楽曲やアルバムに関する画像が表示される。図1の例では、1つの同じアルバムに含まれる複数の楽曲がリストアップされているため、1種類のジャケット写真が表示されている。但し、ジャケット写真が1種類でも、各楽曲の基本情報が表示される枠に合わせて分割表示される。
一方、図5に例示したプレイリストL2のように2種類のアルバムから抽出された楽曲がリストアップされている場合、各アルバムのジャケット写真が分割表示される。このとき、各アルバムと各楽曲との対応関係を示すべく、各楽曲の基本情報が表示される枠には、その楽曲に対応するアルバムのジャケット写真が分割表示される。例えば、アルバムBBBに含まれる楽曲Song#021の基本情報が表示された枠には、アルバムBBBのジャケット写真が分割表示される。同様に、アルバムCAAに含まれる楽曲Song#202の基本情報が表示された枠には、アルバムCAAのジャケット写真が分割表示される。
なお、分割表示の方法としては、表示部108の画面サイズに合わせてジャケット写真を表示し、そのジャケット写真を等間隔で分割して得られる分割写真を各楽曲に対応する位置に合わせて表示する方法が考えられる。また、同じアルバムの楽曲は詰めて表示されるように工夫することで、ジャケット写真が繋がって見やすくなる。このように、ジャケット写真を分割表示する方法の場合、ジャケット写真を縮小して表示する一般的な方法に比べ、ジャケット写真の解像度や表示サイズを保つことができる分だけ識別し易くなる。特に、多数の楽曲を含むプレイリストのように、各楽曲の基本情報が表示される枠が小さくなってしまう場合に効果的である。
以上、本実施形態に係るプレイリストの表示方法について簡単に説明した。
以上説明したように、本実施形態は、任意の楽曲群から、指定した楽曲の特徴に合う楽曲を抽出する仕組みに関する。そして、この仕組みを応用することにより、プレイリストを自動生成したり、楽曲の雰囲気を保存したり、他人と楽曲の雰囲気を共有したりすることができる。ここまでは上記の仕組みについて大まかに説明したが、以下では、この仕組みを実現するための詳細なシステム構成などについて説明する。
[2:プレイリスト生成システム10の構成]
以下、本実施形態に係るプレイリストの生成方法、プレイリストの交換方法、プレイリストの表示方法など、先に説明した仕組みを実現することが可能なプレイリスト生成システム10の構成について説明する。後述するように、プレイリスト生成システム10の機能は、1台の情報処理装置を利用して実現することも可能であるし、部分的に機能を切り分けて複数の情報処理装置に各機能を分担させることも可能である。
(2−1:全体構成)
まず、図6を参照しながら、本実施形態に係るプレイリスト生成システム10の全体構成について説明する。図6は、本実施形態に係るプレイリスト生成システム10の全体構成を示す説明図である。
図6に示すように、プレイリスト生成システム10は、複数のパラメータ指定器101(101−1、…、101−N)と、楽曲抽出部102と、特徴量メタデータベース103と、ランキングデータベース104と、リスト生成部105と、楽曲基本メタデータベース106と、画像データ記憶部107と、表示部108とを有する。さらに、プレイリスト生成システム10は、楽曲再生部109と、楽曲データ記憶部110と、操作部111と、指定器管理部112と、環境情報データベース113と、履歴情報データベース114と、嗜好情報データベース115とを有する。そして、プレイリスト生成システム10は、ユーザ情報データベース116と、パラメータ記憶部117と、パラメータ送信部118と、パラメータ受信部119とを有する。
まず、パラメータ指定器101を用いてパラメータ値が指定されると、指定されたパラメータ値は、楽曲抽出部102に入力される。パラメータ値が入力されると、楽曲抽出部102は、特徴量メタデータベース103(図7を参照)を参照し、パラメータ値に合う楽曲を抽出して、抽出した楽曲の識別情報を取得する。なお、パラメータ値としてランキングに関する特徴が指定された場合、楽曲抽出部102は、ランキングデータベース104(図9を参照)を参照し、パラメータ値に合う楽曲を抽出して、抽出した楽曲の識別情報を取得する。ランキングデータベース104は、図9に示すように、楽曲、ランキングの種類、ランキング情報(順位に関する情報)を対応付けるためのデータベースである。
楽曲の識別情報を取得した後、楽曲抽出部102は、取得した楽曲の識別情報をリスト生成部105に入力する。楽曲の識別情報が入力されると、リスト生成部105は、楽曲基本メタデータベース106(図8を参照)を参照し、入力された楽曲の識別情報に対応する基本情報を抽出する。そして、リスト生成部105は、抽出した基本情報をリスト化してプレイリストを生成する。このとき、リスト生成部105は、画像データ記憶部107から、抽出した基本情報に対応する画像を読み出し、読み出した画像をプレイリストの背景に設定する。例えば、画像データ記憶部107には、アルバムのジャケット写真が格納されており、リスト生成部105は、このジャケット写真をプレイリストの枠に合うサイズに分割してプレイリストの背景に設定する(図1及び図5を参照)。
リスト生成部105によって生成されたプレイリストは、表示部108に表示される。また、プレイリストに含まれる楽曲の識別情報は、楽曲再生部109に入力される。楽曲再生部109は、プレイリストに含まれる楽曲を再生する手段である。プレイリストに含まれる楽曲の識別情報が入力されると、楽曲再生部109は、入力された識別情報に対応する楽曲データを楽曲データ記憶部110から読み出す。また、操作部111を用いて再生の操作が行われた場合、楽曲再生部109は、楽曲データ記憶部110から読み出した楽曲データを再生する。そして、楽曲再生部109は、再生した楽曲の識別情報を指定器管理部112に入力する。
楽曲再生部109により楽曲の識別情報が入力されると、指定器管理部112は、入力された識別情報を再生履歴を示す履歴情報として履歴情報データベース114に記録する。指定器管理部112は、パラメータ指定器101の制御や、パラメータ指定器101を用いて入力されたパラメータ値の管理を行う手段である。また、指定器管理部112は、各パラメータ指定器101の種類を示す情報や、各パラメータ指定器101を用いて指定可能なパラメータ値の上限及び下限を示す情報を保持している。
まず、指定器管理部112は、操作可能な状態にするパラメータ指定器101の組み合わせを選択する。このとき、指定器管理部112は、環境情報、履歴情報、嗜好情報、ユーザ情報に基づき、ユーザの好みに合うパラメータ指定器101の組み合わせを選択する。上記の環境情報は、環境情報データベース113に格納されている。また、上記の履歴情報は、履歴情報データベース114に格納されている。そして、上記の嗜好情報は、嗜好情報データベース115に格納されている。さらに、ユーザ情報は、ユーザ情報データベース116に格納されている。
指定器管理部112は、これらの情報を環境情報データベース113、履歴情報データベース114、嗜好情報データベース115、ユーザ情報データベース116から適宜読み出して利用する。但し、上記の嗜好情報は、履歴情報やユーザ情報などに基づいて指定器管理部112により生成され、嗜好情報データベース115に格納されたものである。
例えば、図6の例では、パラメータ指定器101−2、101−3が選択されている。なお、指定器管理部112により選択されたパラメータ指定器101は、例えば、図11に示すような形式で表示され、ユーザに提示される。ユーザは、提示されたパラメータ指定器101の一覧から、任意のパラメータ指定器101を選択して利用する。このようにして選択されたパラメータ指定器101の種類を示す情報(指定器情報)は、指定器管理部112によってパラメータ記憶部117に記録される。また、パラメータ指定器101を用いて入力されたパラメータ値は、楽曲抽出部102に入力されると共に、指定器管理部112にも入力される。パラメータ値が入力されると、指定器管理部112は、入力されたパラメータ値を指定器情報に対応付けてパラメータ記憶部117に記録する。
このように指定器情報とパラメータ値を記録しておくことで、過去に生成したプレイリストの楽曲群と同じ雰囲気を持つ楽曲群を抽出したい場合、パラメータ記憶部117から指定器情報とパラメータ値を読み出して所望の楽曲群を抽出することができる。このとき、指定器管理部112は、パラメータ記憶部117に記録された指定器情報とパラメータ値を読み出し、楽曲抽出部102に入力する。楽曲抽出部102に指定器情報とパラメータ値が入力されると、楽曲抽出部102、リスト生成部105などにより、入力されたパラメータ値の組に応じたプレイリストが生成される。
また、指定器情報とパラメータ値を他人に送る場合、指定器管理部112は、指定器情報とパラメータ値をパラメータ送信部118に入力する。指定器情報とパラメータ値が入力されると、パラメータ送信部118は、入力された指定器情報とパラメータ値を他人(他人が利用するプレイリスト生成システム10)へと送信する。なお、パラメータ送信部118は、指定器情報とパラメータ値を公開し、他人から指定器情報とパラメータ値の送信要求を受けた場合に当該指定器情報とパラメータ値を公開するように構成されていてもよい。
一方、パラメータ受信部119は、他人により送信された指定器情報とパラメータ値を受信することができる。指定器情報とパラメータ値を受信すると、パラメータ受信部119は、受信した指定器情報とパラメータ値を指定器管理部112に入力する。指定器情報とパラメータ値が入力されると、指定器管理部112は、入力された指定器情報とパラメータ値を楽曲抽出部102に入力するか、パラメータ記憶部117に記録する。指定器情報とパラメータ値が楽曲抽出部102に入力されると、楽曲抽出部102、リスト生成部105などの機能により、他人の好む雰囲気を持った楽曲群で構成されるプレイリストが生成される。
以上説明したように、図6に示すプレイリスト生成システム10を利用することにより、先に説明した本実施形態に係るプレイリストの生成方法、プレイリストの交換方法、プレイリストの表示方法を実現することが可能になる。
(2−2:指定器管理部112の構成)
これまではプレイリスト生成システム10の全体構成について説明してきた。ここでは、図10を参照しながら、プレイリスト生成システム10に含まれる指定器管理部112の機能について、より詳細に説明する。図10は、指定器管理部112の詳細な機能構成について説明するための説明図である。
図10に示すように、指定器管理部112は、主に、嗜好解析部1121と、指定器選択部1122と、指定器制御部1123と、パラメータ記録部1124と、パラメータ交換部1125と、指定器生成部1126とにより構成される。
嗜好解析部1121は、ユーザ情報、履歴情報を分析又は解析して嗜好情報を算出する手段である。例えば、嗜好解析部1121は、履歴情報に含まれる再生履歴や購入履歴などを参照し、ユーザが好むアーティストなどを統計的に検出する。また、嗜好解析部1121は、ユーザ情報に含まれる年齢や性別などを参照し、ユーザが好む年代の楽曲などを推定する。また、このようにして検出又は推定された嗜好情報から、嗜好解析部1121は、利用頻度が高いと推定されるパラメータ指定器101の種類、指定される可能性の高いパラメータ値の範囲などを予測し、嗜好情報データベース115に記録する。また、嗜好解析部1121は、このようにして検出、推定、予測された嗜好情報を指定器選択部1122に入力する。
嗜好解析部1121から嗜好情報が入力されると、指定器選択部1122は、環境情報、履歴情報、嗜好情報、ユーザ情報に基づいてユーザに提示するパラメータ指定器101の種類を選択する。指定器選択部1122により選択されたパラメータ指定器101の指定器情報は、指定器制御部1123に入力される。指定器情報が入力されると、指定器制御部1123は、入力された指定器情報に対応するパラメータ指定器101を操作可能な状態にする。例えば、指定器制御部1123は、入力された指定器情報に対応するパラメータ指定器101を表示したり(図11を参照)、パラメータ指定器101が操作可能な状態にあることをハイライト表示により明示したりする。
また、指定器制御部1123は、操作可能な状態にしたパラメータ指定器101の指定器情報をパラメータ記録部1124に入力する。パラメータ記録部1124には、指定器制御部1123から入力される指定器情報の他、操作可能な状態にされたパラメータ指定器101を用いて指定されたパラメータ値が入力される。これら指定器情報及びパラメータ値が入力されると、パラメータ記録部1124は、入力された指定器情報及びパラメータ値を対応付けてパラメータ記憶部117に記録する。例えば、パラメータ記録部1124は、パラメータ指定器#2、#3の組み合わせであること(指定器情報)、パラメータ指定器#2のパラメータ値がP1、パラメータ指定器#3のパラメータ値がP2であることをパラメータ記憶部117に記録する。
なお、パラメータ記録部1124は、図12に示すように、色を利用して指定器情報とパラメータ値を記録するように構成されていてもよい。指定器情報とパラメータ値を記録する方法として、例えば、図12に示すように、色領域毎に楽曲の特徴が割り当てられたカラーマップを用意しておき、指定器情報とパラメータ値に対応する色を記録する方法が考えられる。図12の例では、カラーマップの中にある3つの色領域に「tempo」、「happy」、「mood channel」が割り当てられている。この場合、「tempo」、「happy」、「mood channel」に対応するパラメータ指定器101によりパラメータ値が指定されると、指定されたパラメータ値に応じてカラーマップの中にある色が選択され、カラーブックマーク(Color Boolmark)として記録される。
このように、指定器情報とパラメータ値の組み合わせを色で表現することにより、多次元の情報をカラーマップ中の色度点で表現することが可能になる。なお、図11に示すように、パラメータ指定器101を示すGUIオブジェクトの一覧に、記録した指定器情報とパラメータ値に対応する色のGUIオブジェクト(bookmark)を表示してもよい。このような表示にすることで、ユーザが素早く記録した指定器情報とパラメータ値を呼び出すことが可能になる。また、指定器情報とパラメータ値を色で表現することにより、プレイリストに含まれる楽曲群の雰囲気が色で表現されるため、過去に記録した指定器情報とパラメータ値で表現される楽曲群の雰囲気を感覚的に思い出すことができるようになる。
さて、パラメータ交換部1125は、パラメータ送信部118を介して指定器情報とパラメータ値を他人に送信したり、パラメータ受信部119を介して他人から指定器情報とパラメータ値を受信したりする手段である。指定器情報とパラメータ値を他人に送信する際、パラメータ交換部1125は、指定器情報とパラメータ値をパラメータ送信部118に入力する。一方、指定器情報とパラメータ値を他人から受信した際、パラメータ交換部1125は、パラメータ受信部119から指定器情報とパラメータ値を取得し、楽曲抽出部102に入力したり、パラメータ記録部1124に記録したりする。
また、指定器生成部1126は、既存のパラメータを組み合わせて、新たな種類のパラメータ指定器101を生成する手段である。新たな種類のパラメータ指定器101を生成する際、まず、指定器生成部1126は、図13に示すように、既存のパラメータ値の中から、新たなパラメータ指定器101の生成に利用するパラメータをユーザに選択させる。また、指定器生成部1126は、新たなパラメータ指定器101の名称をユーザに入力させる。さらに、指定器生成部1126は、新たなパラメータ指定器101を公開するか否かをユーザに選択させる。
ユーザにより使用するパラメータが選択されると(Step.1)、指定器生成部1126は、選択されたパラメータのベクトルを正規化して0〜100のスカラー量に変換する(Step.2)。多くのパラメータ値は、必ずしも0〜100の範囲で定義されているわけではない。また、パラメータ値の組はベクトル量になるため、パラメータ指定器101で指定できるようにスカラー量に変換する必要がある。例えば、2種類のパラメータ(パラメータ値x1、x2)が選択された場合、指定器生成部1126は、ベクトル量(x1,x2)をスカラー量p(p=0〜100)に変換する変換アルゴリズムFを生成する。
例えば、最も単純な変換アルゴリズムFは、p=100*x1/x1max(但し、x1maxはx1の最大値)、p=100*x2/x2max(但し、x2maxはx2の最大値)である。この変換アルゴリズムFを用いると、スカラー量p(p=0〜100)が与えられた場合に(x1,x2)が一意に決まる。もちろん、変換アルゴリズムFは、p(p=0〜100)が与えられた場合に(x1,x2)が一意に決まるものであれば任意である。また、3つ以上のパラメータが選択された場合も同様である。
このようにしてベクトル量をスカラー量に変換する変換アルゴリズムFを決めた後、指定器生成部1126は、指定された名称を持ち、Step.2で求めた変換アルゴリズムFによって得られるスカラー量をパラメータ値とする新たなパラメータ指定器101を登録する(Step.3)。例えば、指定器生成部1126は、図11に示したパラメータ指定器101の一覧に、新たなパラメータ指定器101を表示できるようにする。そして、指定器生成部1126は、新たに登録したパラメータ指定器101の情報を保持する(Step.4)。
以上、指定器管理部112の機能構成について詳細に説明した。上記の通り、指定器管理部112は、ユーザに提示するパラメータ指定器101をユーザの嗜好などに基づいて選択し、その表示などを制御する機能を有する。また、この指定器管理部112は、ユーザに提示したパラメータ指定器101の組み合わせ、及びパラメータ指定器101を用いて指定されたパラメータ値を記録したり、他人との間で送受信したりする機能を有する。この機能により、プレイリストに登録した楽曲群の雰囲気を保持したり、他人と共有したりすることができる。さらに、この指定器管理部112は、新たなパラメータ指定器101を生成する機能を有する。この機能により、新たな楽曲の特徴をパラメータ値として指定できるようになる。
(2−3:システムの構成例)
これまでプレイリスト生成システム10の機能構成について説明してきた。ここでは、プレイリスト生成システム10を実際に運用する際のシステム構成について簡単に言及する。
(ローカル型)
上記のプレイリスト生成システム10の機能は、例えば、1台の情報処理装置により実現することができる。つまり、パラメータ値の指定、楽曲の抽出、プレイリストの生成、指定器情報とパラメータ値の送受信及び記録など、パラメータ指定器101、楽曲抽出部102、指定器管理部112などが担う機能を1台の情報処理装置で実現することが可能である。さらに、演算能力の高い情報処理装置を利用すれば、特徴量メタデータベース103や嗜好情報データベース115に格納される情報の算出も可能であろう。一方、演算能力の低い情報処理装置を利用する場合には、予め構築された特徴量メタデータベース103や嗜好情報データベース115を利用するのが望ましいであろう。
また、ネットワークに接続された情報処理装置を利用するのであれば、ネットワーク上にあるサーバ装置に各種のデータベースを用意しておき、必要に応じてサーバ装置に用意されたデータベースを利用するようなシステム構成にすることも可能である。このシステム構成の場合、携帯電話など、記憶容量は大きくないが通信機能を搭載した端末装置に適しているであろう。いずれにせよ、少なくともパラメータ指定器101、楽曲抽出部102、リスト生成部105、楽曲再生部109、指定器管理部112の機能を1台の情報処理装置によって実現するシステム構成(以下、ローカル型)が可能である。
(サーバ・クライアント型)
上記のローカル型は、個人ユーザの楽曲管理に適していると考えられる。一方、楽曲の販売者やダウンロード提供者などには、図14に示すようなサーバ・クライアント型のシステム構成の方が適していると考えられる。このシステム構成は、図14に示すように、クライアント装置11、サーバ装置12で構成される。クライアント装置11は、ユーザが管理する装置である。一方、サーバ装置12は、楽曲の販売者などが管理する装置である。もちろん、サーバ装置12を個人ユーザが管理していてもよい。
このシステム構成の場合、クライアント装置11には、主に、指定器制御部1123、表示部108、楽曲再生部109の機能が搭載される。一方、サーバ装置12には、主に、嗜好解析部1121、指定器選択部1122、楽曲抽出部102、リスト生成部105の機能が搭載される。つまり、クライアント装置11は、パラメータ指定器101を表示したり、楽曲を実際に再生したりする手段になる。一方、サーバ装置12は、クライアント装置11に指定器情報を提示したり、プレイリストを提供したりする手段になる。
ここで、図15を参照しながら、クライアント装置11、サーバ装置12の動作について説明する。図15は、クライアント装置11、サーバ装置12の動作を説明するための説明図である。
図15に示すように、まず、ユーザが、クライアント装置11を操作し、パラメータ指定器101によるパラメータ値の指定機能を起動する(S11)。次いで、クライアント装置11は、パラメータ指定器101の指定器情報をサーバ装置12に要求する(S12)。このとき、クライアント装置11は、サーバ装置12に対して、環境情報(使用言語、地域、時間帯など)、履歴情報(操作履歴、購買履歴、再生履歴など)、ユーザ情報(年齢、性別、国籍、家族構成など)を送信する。次いで、サーバ装置12は、クライアント装置11から受信した環境情報、履歴情報、ユーザ情報を分析又は解析して得られるユーザの嗜好などに合うパラメータ指定器101の種類を選択する(S13)。
次いで、サーバ装置12は、選択したパラメータ指定器101の組み合わせを示す指定器情報をクライアント装置11に送信する(S14)。次いで、クライアント装置11は、サーバ装置12から指定器情報を受信し、受信した指定器情報に対応するパラメータ指定器101の一覧を表示する(S15)。次いで、ユーザは、パラメータ指定器101の一覧から、利用するパラメータ指定器101を選択する(S16)。
次いで、クライアント装置11は、ユーザによって選択されたパラメータ指定器101を表示する(S17)。次いで、ユーザは、クライアント装置11に表示されたパラメータ指定器101を用いてパラメータ値を指定する(S18)。次いで、クライアント装置11は、ユーザによって指定されたパラメータ値を表示し(S19)、そのパラメータ値をサーバ装置12に送信する(S20)。
次いで、サーバ装置12は、クライアント装置11から受信したパラメータ値を記録すると共に、受信したパラメータ値に基づいてプレイリストを生成する(S21)。このとき、サーバ装置12は、楽曲抽出部102、リスト生成部105の機能を利用し、パラメータ値に合う楽曲群を抽出してプレイリストを生成する。次いで、サーバ装置12は、ステップS21で生成したプレイリストをクライアント装置11に送信する(S22)。次いで、クライアント装置11は、サーバ装置12から受信したプレイリストを表示する(S23)。
このように、ユーザの嗜好解析及びパラメータ指定器101の選択に係る処理、及び、指定されたパラメータ値に基づく楽曲の抽出処理をサーバ装置12で実行することにより、クライアント装置11の演算処理能力が低かったり、記憶容量が少なかったりしても、プレイリスト生成システム10の機能を実現することが可能になる。また、このシステム構成を適用することにより、楽曲の販売者など(サーバ装置12)が保持する膨大な量の楽曲から、一切楽曲を聴くことなしに、個人ユーザ(クライアント装置11)が自分の好みに合った楽曲のプレイリストを得ることが可能になる。
以上、プレイリスト生成システム10のシステム構成例について説明した。
[3:ハードウェア構成]
上記のプレイリスト生成システム10、クライアント装置11、サーバ装置12が有する各構成要素の機能は、例えば、図16に示す情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現することが可能である。つまり、当該各構成要素の機能は、コンピュータプログラムを用いて図16に示すハードウェアを制御することにより実現される。なお、このハードウェアの形態は任意であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末、ゲーム機、又は種々の情報家電がこれに含まれる。但し、上記のPHSは、Personal Handy−phone Systemの略である。また、上記のPDAは、Personal Digital Assistantの略である。
図16に示すように、このハードウェアは、主に、CPU902と、ROM904と、RAM906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、を有する。さらに、このハードウェアは、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926と、を有する。但し、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。また、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。そして、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM906には、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908を介して相互に接続される。一方、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続される。また、入力部916としては、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部916としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
出力部918としては、例えば、CRT、LCD、PDP、又はELD等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。但し、上記のCRTは、Cathode Ray Tubeの略である。また、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。そして、上記のPDPは、Plasma DisplayPanelの略である。さらに、上記のELDは、Electro−Luminescence Displayの略である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部920としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。但し、上記のHDDは、Hard Disk Driveの略である。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。但し、上記のICは、Integrated Circuitの略である。
接続ポート924は、例えば、USBポート、IEEE1394ポート、SCSI、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。但し、上記のUSBは、Universal Serial Busの略である。また、上記のSCSIは、Small Computer System Interfaceの略である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。但し、上記のLANは、Local Area Networkの略である。また、上記のWUSBは、Wireless USBの略である。そして、上記のADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略である。
[4:まとめ]
最後に、本発明の実施形態に係る技術内容について簡単に纏める。ここで述べる技術内容は、例えば、PC、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯情報端末、情報家電、カーナビゲーションシステム等、種々の情報処理装置に対して適用することができる。
上記の情報処理装置の機能構成は次のように表現することができる。当該情報処理装置は、次のような複数の指定器と、楽曲抽出部と、リスト生成部とにより構成される。当該複数の指定器は、楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するためのものである。また、上記の楽曲抽出部は、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出するものである。そして、上記のリスト生成部は、前記楽曲抽出部によって抽出された楽曲のリストを生成するものである。
既に説明した通り、楽曲には、様々な特徴がある。例えば、テンポの速さ、曲調の明るさ、楽器の種類などが楽曲の特徴として挙げられる。また、人が感じる楽曲の雰囲気も、楽曲の特徴の1つである。例えば、「春らしい」という人が感じる楽曲の雰囲気も特徴の1つである。通常、「春らしい」という特徴を持つ楽曲を探し出すには、ユーザ本人が実際に楽曲を聴いてみる必要がある。しかし、楽曲を大量に所有している場合、実際に1曲ずつ楽曲を聴いて「春らしい」楽曲を探し出すには長い時間と多大な労力が必要になる。同様の理由により、楽曲の販売者が提供する大量の楽曲やネットワークを介して提供される膨大な数の楽曲から、ユーザが「春らしい」楽曲を探し出すのは非常に難しい。もちろん、ユーザ本人が所有していない楽曲は、実際に聴くことが難しい場合もある。
そこで、本件発明者は、楽曲の雰囲気をパラメータ値の組み合わせによって定量的に表現し、そのパラメータ値の組み合わせに合う楽曲を自動的に抽出する仕組みを考案したのである。例えば、上記の指定器を利用すれば、ユーザは、容易に楽曲の特徴を表すパラメータ値を指定することができる。また、複数の指定器によって複数のパラメータ値を指定することにより、楽曲の雰囲気をパラメータ値の組み合わせによって表現することができる。パラメータ値の組み合わせを指定すると、上記の楽曲抽出部により、指定されたパラメータ値の組み合わせに合う楽曲が自動抽出される。そして、上記のリスト生成部により、自動抽出された楽曲のリストが生成される。このリストを参照することにより、ユーザは、自分が指定した雰囲気に合う楽曲の集合を把握することができるようになる。
なお、楽曲のリストを得る際に利用したパラメータ値の組を保持しておくことにより、後で同じ雰囲気の楽曲を容易に抽出することができるようになる。但し、後で楽曲を抽出する際、抽出対象となる楽曲の集合が変更されていると、パラメータ値を保存した際に抽出した楽曲の集合と、後で抽出した楽曲の集合とは異なるものとなる。しかし、これら2つの楽曲の集合は、同じ雰囲気を持つ楽曲の集合に他ならない。つまり、上記の指定器によって指定されたパラメータ値の組み合わせを保存しておくことは、ユーザが好む楽曲の雰囲気を保存しておくことに他ならないのである。通常のプレイリストは、抽出対象となる楽曲の集合が大きく変化すると用を成さなくなる。
しかし、楽曲の雰囲気だけを保存する上記の仕組みを適用すれば、抽出対象となる楽曲の集合が大きく変化しても、変化後の集合から、保存しておいた雰囲気に合う楽曲を抽出することができる。このとき抽出される楽曲の集合は、過去に抽出された楽曲の集合とは異なるかもしれないが、同じ雰囲気を持つものである。このような特性は次のような応用例を生む。例えば、パラメータ値の組み合わせを他人に伝達するユースケースが考えられる。ある雰囲気に対応するパラメータ値の組み合わせを他人に伝達することができれば、楽曲の雰囲気を他人と共有することが可能になる。もちろん、他人が所有する楽曲の集合は、多くの場合、自分が所有する楽曲の集合とは異なるであろう。しかし、本実施形態の仕組みを適用すれば、楽曲を交換せずとも、楽曲の雰囲気を確かに伝えることができるようになる。
(備考)
上記のパラメータ記憶部117は、情報保持部の一例である。上記のパラメータ送信部118は、情報公開部の一例である。上記のパラメータ受信部119は、情報受信部の一例である。上記の指定器生成部1126は、種類選択部、正規化部、指定器生成部の一例である。上記の画像データ記憶部107は、画像保持部の一例である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 プレイリスト生成システム
11 クライアント装置
12 サーバ装置
101 パラメータ指定器
1011 パラメータ操作部
1012 パラメータ表示部
102 楽曲抽出部
103 特徴量メタデータベース
104 ランキングデータベース
105 リスト生成部
106 楽曲基本メタデータベース
107 画像データ記憶部
108 表示部
109 楽曲再生部
110 楽曲データ記憶部
111 操作部
112 指定器管理部
1121 嗜好解析部
1122 指定器選択部
1123 指定器制御部
1124 パラメータ記録部
1125 パラメータ交換部
1126 指定器生成部
113 環境情報データベース
114 履歴情報データベース
115 嗜好情報データベース
116 ユーザ情報データベース
117 パラメータ記憶部
118 パラメータ送信部
119 パラメータ受信部

Claims (15)

  1. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器と、
    複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出部と、
    前記楽曲抽出部によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成部と、
    を備える、
    情報処理装置。
  2. 少なくともユーザの嗜好に合う前記パラメータ値の種類を選択し、選択したパラメータ値の種類に対応する前記指定器を操作可能な状態にする指定器管理部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記指定器管理部によって操作可能な状態にされた前記指定器の種類、及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値、の組み合わせを保持する情報保持部をさらに備え、
    前記楽曲抽出部は、所定の場合に、前記情報保持部によって保持されている前記指定器の種類及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記指定器管理部によって操作可能な状態にされた前記指定器の種類、及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値、の組み合わせを公開する情報公開部をさらに備え、
    前記情報公開部により公開された指定器の種類及びパラメータ値を受信した他の情報処理装置が、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第2のデータベースから、受信した前記指定器の種類及びパラメータ値に合う楽曲を抽出できるようにする、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記指定器の種類及び当該指定器を用いて指定可能なパラメータ値、の組み合わせを他の情報処理装置から受信する情報受信部をさらに備え、
    前記楽曲抽出部は、前記情報受信部によって受信された前記指定器の種類及び当該指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を抽出可能である、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 予め設定された前記パラメータ値の種類を複数選択するための種類選択部と、
    前記種類選択部を用いて選択された種類に対応するパラメータ値の組を所定範囲のスカラー量に正規化する正規化部と、
    前記正規化部によって正規化されたスカラー量を新たな種類のパラメータ値に設定し、当該新たな種類のパラメータ値を指定するための指定器を生成する指定器生成部と、
    をさらに備える、
    請求項1又は4に記載の情報処理装置。
  7. 前記リスト生成部によって生成された楽曲のリストを表示する表示部と、
    前記第1のデータベースに格納された各楽曲に対応する画像を保持する画像保持部と、
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記楽曲のリストを表示する際、前記楽曲のリストを構成する楽曲毎の枠に合うように前記画像保持部に保持されている画像を分割して分割画像を生成し、前記各枠の楽曲に対応する画像の分割画像を当該各枠に表示する、
    請求項1又は4に記載の情報処理装置。
  8. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器と、
    前記複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値をサーバ装置に送信するパラメータ送信部と、
    前記サーバ装置により、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ送信部によって送信されたパラメータ値に合う楽曲が抽出され、抽出された楽曲のリストが生成された後で、生成された楽曲のリストを前記サーバ装置から受信するリスト受信部と、
    を備える、
    クライアント装置。
  9. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置にて指定されたパラメータ値を受信するパラメータ受信部と、
    複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ受信部によって受信されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出部と、
    前記楽曲抽出部によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成部と、
    前記リスト生成部によって生成された楽曲のリストを前記クライアント装置に送信するリスト送信部と、
    を備える、
    サーバ装置。
  10. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから抽出する楽曲抽出ステップと、
    前記楽曲抽出ステップで抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成ステップと、
    を含む、リスト生成方法。
  11. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置が、
    前記複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値をサーバ装置に送信するパラメータ送信ステップと、
    前記サーバ装置により、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ送信ステップで送信されたパラメータ値に合う楽曲が抽出され、抽出された楽曲のリストが生成された後で、生成された楽曲のリストを前記サーバ装置から受信するリスト受信ステップと、
    を含む、リスト取得方法。
  12. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置にて指定されたパラメータ値を受信するパラメータ受信ステップと、
    複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ受信ステップで受信されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出ステップと、
    前記楽曲抽出ステップで抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成ステップと、
    前記リスト生成ステップで生成された楽曲のリストを前記クライアント装置に送信するリスト送信ステップと、
    を含む、リスト提供方法。
  13. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値に合う楽曲を、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから抽出する楽曲抽出機能と、
    前記楽曲抽出機能によって抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  14. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を用いて指定されたパラメータ値をサーバ装置に送信するパラメータ送信機能と、
    前記サーバ装置により、複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ送信機能で送信されたパラメータ値に合う楽曲が抽出され、抽出された楽曲のリストが生成された後で、生成された楽曲のリストを前記サーバ装置から受信するリスト受信機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  15. 楽曲の特徴を表す複数種類のパラメータ値をそれぞれ指定するための複数の指定器を有するクライアント装置にて指定されたパラメータ値を受信するパラメータ受信機能と、
    複数の楽曲と前記パラメータ値とを対応付けた第1のデータベースから、前記パラメータ受信機能で受信されたパラメータ値に合う楽曲を抽出する楽曲抽出機能と、
    前記楽曲抽出機能で抽出された楽曲のリストを生成するリスト生成機能と、
    前記リスト生成機能で生成された楽曲のリストを前記クライアント装置に送信するリスト送信機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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