JP2011218239A - フィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透過性樹脂材及び吸収性樹脂材で形成される流体通路の内壁に、連続して溶着可能なフィルタを備えるフィルタ装置を提供する
【解決手段】ハウジング2は、レーザ光を透過する透過性樹脂材で形成されたバルブシート4、及びレーザ光を吸収する吸収性樹脂材で形成されたバルブケース3で形成されている。バルブケース3及びバルブシート4の内壁により流体通路50が形成されており、流体通路50中にはフィルタユニット70が配置されている。フィルタユニット70は、フィルタ部71が支持部材72により支持されるように形成されている。支持部材72は流体通路50の内壁にレーザ溶着される。支持部材72のうち、透過性樹脂で形成されている流体通路50の内壁に接合される部分は吸収性樹脂材で形成され、吸収性樹脂で形成されている流体通路50の内壁に接合される他の部分は透過性樹脂材で形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体を濾過するフィルタを備えたフィルタ装置に関する。
従来、流体中に混入した異物を濾過するフィルタを備えたフィルタ装置が知られている。一般に、フィルタとしては樹脂のメッシュ状シートが用いられる。例えば、特許文献1では、このようなフィルタ装置を電磁弁に適用している。
特許文献1に開示される電磁弁では、流体が流れる流体通路を形成する内壁に嵌合溝を設け、メッシュ状シートを有するフィルタユニットとしてのフィルタを前述の嵌合溝に嵌合固定している。これにより、弁体と弁座との間へ異物が流入することに起因する弁座のシール性の低下や、電磁駆動部の摺動部へ異物が流入することに起因する電磁駆動部の動作不良等が抑制されるようになっている。
特開2006−305517号公報
しかしながら、上述の電磁弁では、嵌合溝にフィルタユニットを嵌合固定する際、嵌合溝とフィルタユニットの外枠との寸法精度が低い場合、及び、嵌合溝とフィルタユニットの外枠との当接箇所の平面度の精度が低い場合には、嵌合溝とフィルタユニットとの間に隙間が生じる。このため、フィルタとしてのメッシュ状シートを通過せずに前述の隙間から異物が流入することが懸念される。
ところで、上述のようなフィルタユニットと嵌合溝との隙間から異物が流入することを防止するためには、レーザ光による樹脂部材同士の重ね合わせ溶着(以下、レーザ溶着という)により、流体通路を形成する内壁にフィルタユニットの外枠の全周を溶着することが考えられる。
レーザ溶着では、レーザ光に対して透過性を有する樹脂材(以下、透過性樹脂材という)と、黒色等の濃色に着色されレーザ光に対し吸収性を有する樹脂材(以下、吸収性樹脂材という)とを当接し、この当接部に透過性樹脂材側からレーザ光を照射する。これにより、透過性樹脂材を透過したレーザ光が吸収性樹脂材に吸収されて発熱し、両樹脂材の当接面近傍が溶融する。この状態でレーザ光の照射を停止すると、両樹脂材の溶融した箇所は、温度が下がり固化する。その結果、両樹脂材を溶着させることができる。
しかしながら、特許文献1に開示されるような電磁弁では、外郭を形成するバルブシート及びバルブケースを当接面において気密または液密に接合するために、レーザ溶着による接合方法を採用し、バルブシートを透過性樹脂材で形成し、バルブケースを吸収性樹脂材で形成することが考えられる。つまり、流体通路を形成する内壁は、一部が透過性樹脂材で形成され、残部が吸収性樹脂材で形成されるというように、異なる樹脂材で形成されることが考えられる。
フィルタユニットの外枠は一種類の樹脂材で形成されることが一般的である。このため、流体通路の内壁が透過性樹脂材及び吸収性樹脂材のように異なる樹脂材で形成されていると、フィルタユニットの外枠の全周を通路壁面にレーザ溶着することが困難となる。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、透過性樹脂材及び吸収性樹脂材で形成される流体通路の内壁に、連続して溶着可能なフィルタを備えるフィルタ装置を提供することにある。
上述した目的を達成するためになされた請求項1に記載のフィルタ装置では、ハウジングは内部に流体通路を有し、この流体通路中にフィルタ本体を設けるように、支持部材が流体通路の内壁にレーザ溶着されている。
フィルタ本体は、流体を濾過するためのシート状のものであり、具体的には、樹脂により形成されたメッシュ状シート、金網、不織布等が例示される。フィルタ本体は、端部が支持部材により支持されている。
ハウジングは、レーザ溶着用の樹脂材で形成されている。すなわち、ハウジングは、レーザ光を透過する透過性樹脂材で形成された透過性樹脂部、及びレーザ光を吸収する吸収性樹脂材で形成された吸収性樹脂部で形成されており、流体通路を囲む内壁も同様に、透過性樹脂部及び吸収性樹脂部で形成されている。流体通路の内壁には、支持部材が溶着される。
ここで特に本発明では、支持部材のうち、透過性樹脂部に接合される部分が吸収性樹脂材で形成され、吸収性樹脂部に接合される他の部分が透過性樹脂材で形成されている。
これにより、支持部材の端部と流体通路の内壁との間に隙間が生じないように、支持部材は流体通路の内壁の全周にわたってレーザ溶着されるようになっている。
前述の様に、レーザ溶着は、透過性樹脂材と吸収性樹脂材とを当接し、この当接部に透過性樹脂材側からレーザ光を照射することで、両樹脂材を溶着させる方法である。
しかしながら、支持部材を溶着すべき流体通路の内壁が、前述のように透過性樹脂材及び吸収性樹脂材の両方で形成されていると、支持部材が透過性樹脂材のみ、あるいは吸収性樹脂材のみで形成されている場合、支持部材を流体通路の内壁の全周にわたってレーザ溶着することができない。つまり、支持部材を流体通路の内壁に連続してレーザ溶着することができない。
そこで、支持部材を、単一の樹脂材で形成するのではなく、上述のように流体通路の内壁にレーザ溶着可能な樹脂材により形成することで、支持部材を流体通路の内壁に全周にわたってレーザ溶着することができるのである。
このようにすれば、支持部材と流体通路の内壁との間に隙間が生じることが防止されるため、フィルタ本体を通過することなく異物が流入することが抑制される。結果として、流体の濾過能力を向上させることができる。
ここで、流体通路を形成する内壁には、具体的には請求項2に示すように、内壁から流体通路へ突出し、支持部材を係止可能な係止部が形成されることが例示される。このようにすれば、支持部材が流体通路の係止部に係止されるため、支持部材と流体通路の内壁とをレーザ溶着する際の作業性が向上する。
ここで、支持部材と係止部とがレーザ溶着されてもよい。係止部は、流体通路の内壁の一部に設けられても良いし、全周にわたって形成されてもよい。係止部が流体通路の内壁の一部に形成される場合、支持部材と流体通路の内壁とをレーザ溶着するとともに、支持部材と係止部とをレーザ溶着することにより、支持部材がより強固に溶着される。また、係止部が流体通路の内壁の全周にわたって形成される場合、支持部材が係止にレーザ溶着されることにより、支持部材と係止部との間に隙間が生じることがなくなるため、上記発明と同様に、フィルタ本体を通過することなく異物が流入することが抑制される。さらにまた、支持部材が流体通路の内壁にレーザ溶着されるとともに、係止部にも溶着されることにより、支持部材が強固に溶着されるという点で有利となる。
また、ハウジングは、具体的には請求項3に示すように、有底筒状に形成される筒状部と、前記筒状部の開口を覆うように設置される蓋部とで形成され、蓋部は上述の透過性樹脂部に相当し、筒状部は上述の吸収性樹脂部に相当することが例示される。
つまりここで、流体通路の内壁は、透過性樹脂部に相当する蓋部、及び吸収性樹脂部に相当する筒状部により形成されることになる。一方、フィルタユニットは、流体通路の蓋部側の内壁に溶着される支持部材が吸収性樹脂材で形成され、筒状部側の内壁に溶着される支持部材が透過性樹脂材で形成されることになる。
このようにすれば、蓋部側からレーザ光を照射して蓋部と筒状部とをレーザ溶着することにより、両部を気密及び液密に接合することができる。このとき、蓋部側からレーザ光を照射することにより、流体通路の蓋部側の内壁とフィルタユニットの支持部材とを溶着することができる。これにより、蓋部と筒状部との溶着、及び流体通路の蓋部側の内壁とフィルタユニットの蓋部側の支持部材との溶着が、蓋部側からレーザ光を照射するという1つの工程において行われるため、作業工程が短縮される。
さらにまた、支持部材を流体通路の内壁に連続して溶着するために、フィルタ本体と支持部材とで形成されるフィルタユニットは、流体通路の形状に対応した形状に形成される。
方形状に形成されている流体通路にフィルタユニットが設けられる場合、具体的には請求項4に示すように、フィルタユニットは、方形状に形成され、外周部分が支持部材となっている。そして、支持部材のうち透過性樹脂部に溶着される部分が吸収性樹脂材で形成され、支持部材のうち吸収性樹脂部に溶着される部分が透過性樹脂材で形成されるのである。
このようにすれば、支持部材は、流体通路の内壁に連続して溶着され、上記発明と同様の効果が奏される。
また、例えば請求項5に示すように、フィルタユニットは筒状に形成されてもよい。ここでは、筒状に形成されたフィルタユニットの筒軸方向の一方の端部及び筒軸方向の他方の端部が支持部材となっている。
つまり、筒状に形成されたフィルタユニットの筒軸方向における両側部分の一方は透過性樹脂材で形成され、他方は吸収性樹脂材で形成されるのである。支持部材のうち透過性樹脂材で形成されている部分は、流体通路を形成する吸収性樹脂部に、周方向における全周をレーザ溶着される。同様に、支持部材のうち吸収性樹脂材で形成されている部分は、流体通路を形成する透過性樹脂部に、周方向における全周をレーザ溶着される。
このようにすれば、支持部材を流体通路の内壁に連続して溶着することができ、上記発明と同様の効果が奏される。さらに、本発明では、フィルタユニットを筒状とすることで、上述のフィルタユニットに比べて流路面積が増加するため、流体の濾過能力が向上するという点で有利である。
ところで、以上フィルタ装置の発明として説明してきたが、当該フィルタ装置を電磁弁に適用することもできる。具体的には請求項6に示すように、流体通路に連通する通路内に弁部材が設けられ、上述のハウジングは弁部材が着座または離座可能な弁座を有し、弁部材を往復移動可能に駆動する電磁駆動部が備えることが例示される。
このような構成を採用しても、上記フィルタ装置と同様に、支持部材と流体通路の内壁との間に隙間が生じることが防止されるため、フィルタ本体を通過することなく異物が流入することが抑制される。結果として、流体の濾過能力を向上させることができ、上記発明と同様の効果が奏される。また本発明では、弁体と弁座との間へ異物が流入することに起因する弁座のシール性の低下や、電磁駆動部の摺動部へ異物が流入すること起因する電磁駆動部の動作不良等が抑制される。
第1実施形態のフィルタ装置の構成を示す断面図である。 第1実施形態のフィルタ装置が適用される蒸発燃料処理装置の構成を示す模式図である。 図2のIII−III線における断面である。 (a)は図3のIV−IV線から見た流体通路を示す模式図であり、(b)は図3のIV−IV線から見たフィルタユニットが配置された流体通路を示す模式図である。 フィルタユニットを示す模式図である。 第2実施形態のフィルタ装置の構成を示す断面図である。 (a)は第2実施形態のフィルタ装置の構成を示す断面図であり、(b)は図7(a)のVI−VI線から見たフィルタユニットを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下では、自動車等の車両で蒸発燃料をエンジン吸気管に導入する蒸発燃料処理装置に本発明を適用した実施形態を説明する。
(第1実施形態)
はじめに蒸発燃料処理装置について、図2に基づいて説明する。
蒸発燃料処理装置10は、自動車等の車両の燃料タンク11内で蒸発気化した蒸発燃料等の流体を、蒸発燃料導入通路14を介してキャニスタ12に導く。キャニスタ12は、内部に活性炭等の吸着材が収納されており、蒸発燃料等の流体を一時的にキャニスタ12内部に吸着させる。
大気導入通路16の途中には、外部からキャニスタ12内に流入する空気を濾過するフィルタ17、及び常閉型の電磁式開閉弁であるキャニスタ制御弁18が設けられている。
キャニスタ12に吸着された蒸発燃料等の流体は、大気導入通路16を介して導入される空気とともに、吸気管負圧を利用してエンジン吸気管13に導入される。これにより、蒸発燃料等の流体の大気中への放出が抑制される。
ここで、エンジン吸気管13内には、エンジンの各気筒の燃料室内に連通する吸気通路内を流れる吸入空気量を調整するためのスロットルバルブ19が設置されている。キャニスタ12は、パージ通路15を介して、エンジン吸気管13の負圧発生部分となるスロットルバルブ19の下流側に連通している。パージ通路15の途中には電磁弁1が設置されている。
エンジン運転中、大気導入通路16のキャニスタ制御弁18を開くことで外部からキャニスタ12へ空気が導入されるとともに、パージ通路15の電磁弁1を開くことでキャニスタ12内に吸着された蒸発燃料がエンジン吸気管13へ導入される。
次に、図1を参照して電磁弁1について説明する。電磁弁1は、図示しないECU(エンジン制御ユニット)からの制御信号によりパージ通路15の上流と下流とを連通させる常閉型の電磁弁であり、キャニスタ12からエンジン吸気管13内に導入する流体のパージ流量を調整する。
電磁弁1は、エンジン吸気管13側のパージ通路15に接続される流出ポート39が形成されたバルブシート4と、流出ポート39の流出通路38に通じる弁口36を開閉するバルブ7と、キャニスタ12側のパージ通路15に接続される流入ポート31が形成されたバルブケース3に覆われてバルブ7を駆動して弁口36を開閉させる電磁駆動部9等からなる。外郭を構成するハウジング2はバルブケース3及びバルブシート4により形成されており、バルブケース3とバルブシート4との間に形成される流体通路50にはフィルタユニット70が配置されている。バルブケース3とバルブシート4との接合、及び流体通路50とフィルタユニット70との接合については後に詳述する。以下、電磁弁1の説明では、図1の上側を上、図1の下側を下として説明する。
バルブケース3は有底筒状に形成されており、流入ポート31はバルブケース3の側壁21の径方向外側に向かって延びるように形成されている。流入ポート31の内部には流入通路32が形成されている。流入通路32は、流入ポート31の先端において外部に開口している。また、側壁21の径方向内側に開口33を有している。
側壁21の径方向内側には、略円筒状の弁収容部22が形成されている。また、弁収容部22の上端面51には、上端面51から上側に向かって突出するように係止部53が形成されている(図1、図4参照)。係止部53は、後述するフィルタユニット70の形状に対応して、流入ポート31側へ向かって凸となる弧を描くように上端面51に形成されている(図3参照)。また、係止部54及び係止部55は、側壁21の径方向内側の壁面から径方向内側に向かって突出するように形成されている。係止部54及び係止部55は、上端面51から軸方向上側に向かって延びるように側壁21の径方向内側の壁面に形成されている(図4(a)参照)。係止部53、54、55は、連続するように形成されている。
側壁21の上端部には側壁フランジ部27が形成されている。
バルブケース3の底部には、樹脂モールド部23が設けられている。樹脂モールド部23には、コネクタ端子25を保持する筒状のコネクタシェル26が形成されている。
バルブケース3は、レーザ溶着用の樹脂材であって、レーザ光に対して吸収率が高く、耐燃料性および難燃性を有する吸収性樹脂材で成形されている。吸収性樹脂材としては、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PA(ポリアミド)、または、それらのガラス繊維入り樹脂に、カーボン等の色素を混ぜて濃色に着色された樹脂材があげられる。
一方、バルブシート4は、レーザ光に対して透過率が高く、耐燃料性および難燃性を有する透過性樹脂材料で成形されている。透過性樹脂材としては、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PA(ポリアミド)、または、それらのガラス繊維入り樹脂があげられる。
バルブシート4は、図1に示すように、略円板状に形成された天板部28、天板部28から天板部28の軸の一方に延びて形成されている流出ポート39、及び、天板部28から天板部28の軸の他方に延びて形成されている筒部29を有している。流出ポート39と筒部29とは天板部28を間に挟んでそれぞれ反対側に延びて形成されている。
流出ポート39は、外部に開口している開口を先端に有している。流出ポート39の内部には、前記開口から天板部28へ向かって流出通路38が形成されている。一方、筒部29は、ハウジング2の内部に開口している弁口36を先端に有している。筒部29の内部には、弁口36から天板部28へ向かうに従い内径が徐々に拡径するテーパ通路37が形成されている。テーパ通路37と流出通路38とは互いに連通している。弁口36の先端にはシート部30が形成されている。
天板部28は、径方向外側端部に、周方向に連続して形成されたフランジ部24を有している。フランジ部24は、バルブケース3の側壁フランジ部27に対応するように形成されている。
前述のように、バルブシート4は透過性樹脂材で形成されており、バルブケース3は吸収性樹脂材で形成されているため、側壁フランジ部27とフランジ部24とは、バルブシート4側からレーザ光を照射することによりレーザ溶着可能となっている。
バルブシート4とバルブケース3とが接合されると、バルブシート4とバルブケース3との間には流体通路50が形成される。流体通路50は、主として、側壁21の径方向内側の壁面、弁収容部22、天板部28の軸方向下側の壁面、及び筒部29の径方向外側の壁面によって囲まれた筒状空間として形成されている。外部から流入ポート31に流入した流体は、開口33を経由して流体通路50に流入し、弁口36を経由して流出ポート39から外部へ流出する。また、流体通路50は、外部から流入する流体の圧力脈動を減衰させている。
次に、電磁駆動部9は、弁収容部22の径方向内側の壁面と筒部29の径方向外側の壁面との間の円環状空間34に収容され、ソレノイドコイル5、ムービングコア6、ステータコア41、ヨーク42、ピース43等から構成されている。ムービングコア6は可動コアであり、ステータコア41およびヨーク42は固定コアである。ソレノイドコイル5に励磁電流が供給されることにより、可動コアおよび固定コアに磁気吸引力が発生する。
ソレノイドコイル5は、通電を受けることにより起磁力を発生して、磁性材料よりなるムービングコア6、ステータコア41、及び、ヨーク42の各磁性体を磁化する。
ソレノイドコイル5は、絶縁被膜を施した導線が円筒状のコイルボビン44に複数回巻回されて構成されている。コイルボビン44は、樹脂モールド部23とステータコア41との間に設けられる。ソレノイドコイル5の径方向外側は、樹脂モールド部23により被覆されて保護されている。また、ソレノイドコイル5から延びる端末リード線は、コネクタ端子25に電気的に接続されている。
ムービングコア6は、磁性材料によってカップ状に形成されており、ソレノイドコイル5の通電時に磁化されて電磁石となり、ステータコア41の段差面48に吸引される。また、ムービングコア6は、ソレノイドコイル5の非通電時に、コイルスプリング8の付勢力によって、バルブ7をシート部30に着座させる方向にバルブ7に荷重を与える。
ムービングコア6は、軸線方向の上端側が閉塞し、下端側が開口するカップ状であり、カップ状の内径部がピース43の外径に摺動自在に外挿されるとともに、カップ状の外径部がステータコア41の大径孔49に摺動自在に内挿されている。上端側の中央には、軸線方向に貫通する貫通孔45が形成されている。また、ムービングコア6とピース43との間の円筒状空間であるスプリング室46には、コイルスプリング8が収容される。
ステータコア41は、磁性材料によって円筒状に形成されており、ソレノイドコイル5の通電時に磁化されて電磁石となる。ステータコア41は、上側に大径孔49を有し、大径孔49の下側に小径孔47を有している。大径孔49と小径孔47との段差面48は、ムービングコア6を下方向に吸引する。
ピース43は、ステータコア41の小径孔47に嵌め込まれて保持されている。ムービングコア6が下方向に吸引されたとき、ムービングコア6と一体に移動するバルブ7の下端部がピース43の上端面に当接して、下方向すなわち開弁方向への移動が規制される。このときのムービングコア6およびバルブ7の移動距離がフルリフト量となる。
バルブ7は、ゴム系弾性体で形成される。バルブ7は、ムービングコア6の貫通孔45に一体に装着されて、バルブ室35内を軸線方向に往復移動する。
バルブ7の上端部は、円環状のゴムシール部となっており、ソレノイドコイル5の非通電時にコイルスプリング8の付勢力によってシート部30に着座する。また、バルブ7の上端部は、ソレノイドコイル5の通電時にシート部30から離座する。これにより、弁口36がバルブ室35と連通する。
コイルスプリング8は、ムービングコア6とピース43との間に形成されるスプリング室46内に収容されている。コイルスプリング8は、一端がピース43に当接し、他端が、ムービングコア6に当接して、バルブ7を閉弁方向に付勢する。
次に、フィルタユニット70は、流体通路50に配置されており、流入ポート31から流体通路50内に流入した気体燃料は、フィルタユニット70を通過して弁口36へ導かれるようになっている。本形態では、フィルタユニット70は、流体通路50の形状に対応して、図3、図4(b)及び図5に示すように外周が略長方形の柵状で、中央部が円弧状に突出するような形状に形成されている。フィルタユニット70は、略方形状のメッシュ状シートで形成されたフィルタ部71、及び、このフィルタ部71の端部を支持するフィルタ枠72によって構成されている。
フィルタユニット70は、フィルタ枠72の端部が流体通路50の内壁に接合される(図1、図4(b)参照)。つまり、フィルタ枠72の上部枠73の端面77は、流体通路50の内壁であるバルブシート4の天板部28の軸方向下側の壁面に接合され、下部枠74の端面78は流体通路50を形成する内壁である弁収容部22の上端面51に接合されている。さらに、下部枠74は流体通路50の内壁に形成された係止部53に接合され、側部枠75は係止部54に接合され、側部枠76は係止部55に接合されている。
ここで特に、フィルタ枠72は、図5に示すように、上部枠73が吸収性樹脂材で形成され、下部枠74、側部枠75、76が透過性樹脂材で形成されている。
つまり、流体通路50を形成する内壁の透過性樹脂部に溶着されるフィルタ枠72の端部が吸収性樹脂材で形成され、流体通路50を形成する内壁の吸収性樹脂部に溶着されるフィルタ枠72の端部が透過性樹脂材で形成されている。このようにフィルタユニット70は、フィルタ枠72を構成する樹脂材の種類が途中で変化している。
ところで、このような2種類の樹脂材で構成されるフィルタ枠72を有するフィルタユニット70は、同時成形、及び2色成形等の方法により樹脂成形される。
ここで、同時成形は、成形装置において複数のゲートから異なる樹脂材を射出し、複数種類の樹脂による成形を行う方法である。
本形態のフィルタユニット70を同時成形で成形する場合は、例えば、フィルタ枠72の型に対して、成形装置の向かい合う2つのゲートから樹脂材を射出する際、一方からは吸収性樹脂材を射出し、他方からは透過性樹脂材を射出する。このとき、射出条件を調整することで、上部枠73が吸収性樹脂材で形成されるとともに下部枠74、側部枠75、76が透過性樹脂材で形成されるように樹脂材の変化位置を調整し、上述のように成形する。なお、射出条件とは、それぞれの樹脂材をゲートから射出するときのタイミング、樹脂材を射出するときの速度および圧力、射出される樹脂材の量、等である。
一方、2色成形は、まず型にダミー型をはめた状態で1種類目の樹脂材で成形を行い、次に型からダミー型のみを外して、その空いた場所に2種類目の樹脂材を射出することにより、2種類の樹脂による成形を行う方法である。
本形態のフィルタユニット70を2色成形で成形する場合は、例えば、フィルタ枠72の型に対して、上部枠73の部分に相当するダミー型を準備する。そして、まず型の上部枠73の場所にダミー型をはめた状態で下部枠74、側部枠75、76を1種類目の樹脂材として吸収性樹脂で成形する。次に型からダミー枠を外し、空いた場所に2種類目の樹脂材として透過性樹脂材を射出して上部枠73を成形する。これにより、上述のように成形される。
次に、本実施形態の電磁弁1を組み立てる際のバルブケース3とバルブシート4との接合、及び流体通路50とフィルタユニット70との接合について、図1、図4及び図5に基づいて説明する。
まず、バルブケース3とフィルタユニット70とを接合する。具体的には、フィルタユニット70の下部枠74をバルブケース3の上端面51及び係止部53に当接させ、側部枠75を係止部54に当接させ、側部枠76を係止部55に当接させて、透過性樹脂で形成されているフィルタユニット70の側からレーザ光を照射する。これにより、フィルタユニット70の下部枠74、側部枠75、76のそれぞれが対応する係止部にレーザ溶着される。
次に、バルブケース3及びフィルタユニット70とバルブシート4とを接合する。具体的には、バルブシート4をバルブケース3の開口40を塞ぐように配置し、バルブシート4のフランジ部24をバルブケース3の側壁フランジ部27に当接させるとともに、フィルタユニット70の上部枠73の端面77をバルブシート4の天板部28の壁面に当接させる。そして、透過性樹脂材で形成されているバルブシート4側からレーザ光を照射する。これにより、バルブシート4側からレーザ光を照射するという1つの工程で、フランジ部24と側壁フランジ部27とがレーザ溶着されるとともに、天板部28の軸方向下側の壁面とフィルタユニット70の端面77とがレーザ溶着される。
このように組み立てられた電磁弁1は、気化燃料が流通する流体通路50において高い気密性を有する。
次に、電磁弁1の基本作動を図1および図2に基づいて説明する。
ECUからソレノイドコイル5に励磁電流が供給されると、ソレノイドコイル5の周囲に磁束が発生し、ステータコア41、ヨーク42、及び、ムービングコア6が磁化されるため、ムービングコア6には、ステータコア41の段差面48に近づく方向への電磁吸引力が働く。
ムービングコア6がステータコア41の段差面48に近づく方向に移動すると、バルブ7がバルブシート4のシート部30から離座する。そして、弁口36が開放されるため、キャニスタ12内にエンジン吸気管13の吸気管負圧が導入される。
すると、キャニスタ12内の吸着剤より脱離した蒸発燃料は、キャニスタ12→パージ通路15の上流部→電磁弁1の流入ポート31→流入通路32→流体通路50→フィルタ部71→円環状空間34→バルブ室35→弁口36→流出通路38→流出ポート39→パージ通路15の下流部を経由してエンジン吸気管13内に導入される。このとき、フィルタユニット70のフィルタ部71に、流体中に混入したメッシュ開口サイズ以上の異物が捕捉されることにより、異物がエンジン吸気管13へ侵入することが防止される。
なお、ECUによって電磁弁1を通電する時間を制御することで、バルブ7のリフト量に対応した弁口36のバルブ開度を変更して、キャニスタ12からエンジン吸気管13内に導入する流体のパージ流量を制御することができる。
電磁弁1への通電時間が長い時には、ソレノイドコイル5に流れる平均電流が大きくなる。すると、ムービングコア6がコイルスプリング8の付勢力に抗してステータコア41の段差面48に近づく方向に動き、このムービングコア6の動きに連動してバルブ7のリフト量が大きくなり、バルブ開度が大きくなる。これにより、パージ流量が多くなる。
電磁弁1への通電時間が短い時には、ソレノイドコイル5に流れる平均電流が小さくなる。すると、ムービングコア6がコイルスプリング8の付勢力によって戻され、このムービングコア6の動きに連動してバルブ7のリフト量が小さくなり、バルブ開度が小さくなる。これにより、パージ流量が少なくなる。
電磁弁1への通電が停止された時には、ムービングコア6がコイルスプリング8の付勢力によって初期位置まで戻され、このムービングコア6の動きに連動してバルブ7がシート部30に密着する。これにより、パージ通路15は閉鎖される。
次に、本形態の電磁弁1による効果を説明する。
本形態の電磁弁1では、フィルタ枠72は、透過性樹脂で形成されている流体通路50の内壁に溶着される端部、つまり透過性樹脂部に溶着される上部枠73が吸収性樹脂材で形成されている。また、フィルタ枠72は、吸収性樹脂で形成されている流体通路50の内壁に溶着される端部、つまり吸収性樹脂部に溶着される下部枠74、側部枠75、76が透過性樹脂材で形成されている。
これにより、フィルタ枠72は流体通路50の内壁に連続してレーザ溶着されるため、フィルタ枠72の端部と流体通路50との間に隙間が生じることが防止される。結果として、フィルタ部71以外から異物が流入することが抑制され、流体の濾過能力を向上させることができる。また、バルブ7とシート部30との間へ異物が流入することに起因するシート部30のシール性の低下、及び電磁駆動部9の摺動部へ異物が流入することに起因する電磁駆動部9の動作不良等を抑制することができる。
また、本形態の電磁弁1では、流体通路50を形成する内壁には、フィルタ枠72の端部を係止する係止部53、54、55が形成されている。これにより、フィルタユニット70は、係止部53、54、55に係止されるとともにレーザ溶着されるため、溶着の際の作業性が向上し、フィルタユニット70が強固に溶着される。
フィルタ部71は特許請求の範囲に記載の「フィルタ本体」に相当し、フィルタ枠72は、特許請求の範囲に記載の「支持部材」に相当する。
(第2実施形態)
上記形態では、フィルタユニット70は略長方形の柵状に形成されていたが、フィルタユニットが筒状に形成されてもよい。
本形態のフィルタユニット80を、図6及び図7(b)に示す。フィルタユニット80は、異物を捕捉するためメッシュ状シートで形成されたフィルタ部81と、フィルタ部81を支持する略円筒状のフィルタ支持部材82とから構成される。フィルタ支持部材82は、上部枠85、下部枠87、及び、周方向にほぼ等間隔に配置された4本のリブ83から構成されている。なお、図7(b)には、簡単のためリブ83は1本のみ図示されている。
ここで、フィルタ支持部材82は、上部枠85が吸収性樹脂材で形成され、下部枠87が透過性樹脂材で形成されている(図7(b)参照)。
一方、上部枠85の端面86が当接するバルブシート4の軸方向下側の壁面は、上述のように透過性樹脂材で形成されており、下部枠87の端面88が当接するバルブケース3の弁収容部22の上端面51は、上述のように吸収性樹脂材で形成されている。
これにより、上記形態と同様に透過性樹脂材で形成されているバルブシート4側からレーザ光を照射することで、バルブケース3の側壁フランジ部27とバルブシート4のフランジ部24とが溶着されるとともに、天板部28の軸方向下側の内壁面とフィルタユニット80の上部枠85の端面86とが溶着され、バルブケース3の弁収容部22の上端面51と下部枠87の端面88とが溶着される。
本形態は、フィルタ支持部材82の端部を全周にわたって流体通路50を形成する内壁に溶着するという点では、上記構成と同様である。本形態によると、フィルタユニット80は筒状であるため、上記発明に比べて、流路面積が増加しており、濾過能力が向上するという効果が際立つ。また、バルブシート4側からレーザ光を照射するという1つの工程で、バルブケース3とバルブシート4との溶着、及び流体通路50の内壁とフィルタユニット80との溶着が行われるため、作業効率が向上する。
フィルタ部81は特許請求の範囲に記載の「フィルタ本体」に相当し、フィルタ支持部材82は、特許請求の範囲に記載の「支持部材」に相当する。
以上、本発明は、上記形態に何等限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる形態で実施可能である。
(イ)上記形態ではバルブケース3が吸収性樹脂材で形成され、バルブシート4が透過性樹脂材で形成されていたが、バルブケース3が透過性樹脂材で形成され、バルブシート4が吸収性樹脂材で形成されてもよい。
この場合、上記の第1実施形態のフィルタユニットであれば、上部枠が透過性樹脂材で形成され、下部枠、側部枠は、吸収性樹脂材で形成されることになる。また、上記の第2実施形態のフィルタユニットであれば、上部枠が透過性樹脂材で形成され、下部枠が吸収性樹脂材で形成されることになる。
本形態は、フィルタユニットの支持部材が流体通路を形成する内壁に全周にわたって溶着されるという点では、上記構成と同様である。
(ロ)上記の第1実施形態では、フィルタ枠72の下部枠74、側部枠75、76は、それぞれ係止部53、54、55にレーザ溶着されていた。本形態では、さらに、下部枠74を係止部53にレーザ溶着するとともに上端面51にレーザ溶着してもよい。また、側部枠75を係止部54にレーザ溶着するとともに、側部枠75の端面が当接する側壁21と側部枠75の端面とをレーザ溶着するようにしてもよい。さらにまた、側部枠76を係止部55にレーザ溶着するとともに、側部枠76の端面が当接する側壁21と側部枠76の端面とをレーザ溶着するようにしてもよい。このようにすれば、フィルタ枠72がより強固に溶着されるという点で有利である。
(ハ)上記の第2実施形態ではフィルタユニット80は略円筒形状に形成されているが、断面が長円形、楕円形、多角形などの筒形状に形成されてもよい。
(ニ)上記の実施形態ではフィルタ部として樹脂のメッシュ状シートを採用しているが、フィルタ部として金網、不織布などを採用し、フィルタ枠とともにインサート成形してもよい。
(ホ)上記の実施形態では電磁弁として電磁式流量制御弁を採用しているが、電磁弁として電磁式開閉弁を採用してもよい。また、常閉型の電磁弁だけでなく、常開型の電磁弁に本発明を適用してもよい。
1 ・・・ 電磁弁(フィルタ装置)
2 ・・・ ハウジング
3 ・・・ バルブケース(筒状部)
4 ・・・ バルブシート(蓋部)
50 ・・・ 流体通路
53、54、55 ・・・ 係止部
70 ・・・ フィルタユニット
71 ・・・ フィルタ部(フィルタ本体)
72 ・・・ フィルタ枠(支持部材)
80 ・・・ フィルタユニット
81 ・・・ フィルタ部(フィルタ本体)
82 ・・・ フィルタ支持部材(支持部材)

Claims (6)

  1. フィルタ本体と、
    前記フィルタ本体を支持する支持部材と、
    内部に流体通路を有し、前記流体通路中に前記フィルタ本体を設けるように前記支持部材をレーザ溶着する内壁を有するハウジングと、
    を備え、
    前記内壁は、レーザ光を透過する透過性樹脂材で形成された透過性樹脂部、及び、レーザ光を吸収する吸収性樹脂材で形成された吸収性樹脂部で形成され、
    前記支持部材のうち前記透過性樹脂部に接合される部分を吸収性樹脂材で形成し、
    前記支持部材のうち前記吸収性樹脂部に接合される他の部分を透過性樹脂材で形成することを特徴とするフィルタ装置。
  2. 前記内壁は、当該内壁から前記流体通路へ突出し、前記支持部材を係止可能な係止部が形成され、当該係止部と前記支持部材とはレーザ溶着可能であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記ハウジングは、有底筒状に形成されている筒状部と、前記筒状部の開口を覆う蓋部とで形成され、
    前記蓋部が前記透過性樹脂部に相当し、前記筒状部が前記吸収性樹脂部に相当することを特徴とする請求項1または2に記載のフィルタ装置。
  4. 前記フィルタ本体と前記支持部材とで形成されるフィルタユニットは、方形状に形成され、その外周部分が前記支持部材となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルタ装置。
  5. 前記フィルタ本体と前記支持部材とで形成されるフィルタユニットは、筒状に形成され、筒軸方向の一方の端部及び筒軸方向の他方の端部が前記支持部材となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルタ装置。
  6. 前記流体通路に連通する通路内に設けられる弁部材と、前記弁部材が着座または離座可能な弁座を有する前記ハウジングと、前記弁部材を往復移動可能に駆動する電磁駆動部と、を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のフィルタ装置。
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