JP2011217395A - スケーラブルチャンネル復号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 復号器に設けられたチャンネルまたはスピーカの設定を認識して、符号器で符号化された各マルチチャンネル信号に対して復号化しようとするレベルの数を計算し、そのレベルの数によって復号化してアップミキシングするスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムを提供すること。
【解決手段】 スケーラブルチャンネル復号化方法は、チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーディオコーディングに係り、さらに詳細には、マルチチャンネルでオーディオ信号を符号化/復号化するサラウンドオーディオコーディングに関する。
マルチチャンネルオーディオコーディングには、ウェーブフォームマルチチャンネルオーディオコーディングとパラメトリックマルチチャンネルオーディオコーディングとがある。ウェーブフォームマルチチャンネルオーディオコーディングには、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2 MCオーディオコーディング、AAC MCオーディオコーディング及びBSAC/AVS MCオーディオコーディングがあり、5個のチャンネル信号が符号化され、5個のチャンネル信号が復号化される。パラメトリックマルチチャンネルオーディオコーディングは、MPEGサラウンドコーディングがあり、MPEGサラウンドコーディングによれば、符号化過程によって6個または8個のマルチチャンネルから1個または2個の符号化されたチャンネルが生成され、その6個または8個のマルチチャンネルがその1個または2個の符号化されたチャンネルから復号化される。このとき、6個または8個のマルチチャンネルは、マルチチャンネル環境の一例に過ぎない。
一般的に、このようなマルチチャンネルオーディオコーディングは、復号器から出力するチャンネルの数が符号器によって固定されて出力される。例えば、MPEGサラウンドコーディングでは、符号器が6個または8個のマルチチャンネル信号を1個または2個の符号化されたチャンネルに符号化でき、復号器は、その1個または2個の符号化されたチャンネルを6個または8個のマルチチャンネルに復号化せねばならない。したがって、ユーザが再生しようとするスピーカの数及びスピーカの位置に該当する復号器のチャンネル設定が、符号器で設定されたチャンネルの数と相異なる場合、復号器でアップミキシングを行うに当たって、音質が低下する問題点を有する。
MPEGサラウンドスペックによれば、マルチチャンネル信号は、マルチチャンネル信号を窮極的に一つあるいは二つの符号化されたチャンネルに順次にダウンミックスできるダウンミキシングモジュールのステップを経て符号化される。その一つあるいは二つの符号化されたチャンネルは、そのダウンミキシングモジュールのステップと類似したステップ(ツリー構造)のアップミキシングモジュールを経て、そのマルチチャンネル信号に復号化される。ここで、例えば、そのアップミキシングステップは、はじめには、その符号化されたダウンミックスされた信号を入力され、その符号化されたダウンミックスされた信号をOTT(1−to−2)アップミキシングモジュールの組合わせを利用して、FL(Front Left)チャンネル、FR(Front Right)チャンネル、C(Center)チャンネル、LFE(Low Frequency Enhancement)チャンネル、BL(Back Left)チャンネル、BR(Back Right)チャンネルのマルチチャンネルにアップミックスする。ここで、OTTモジュールのステップのアップミキシングは、マルチチャンネルが符号化される間に生成されたCLSs(Channel Level Differences)及びICCs(Inter−Channel Correlations)の空間情報を利用して達成されることもあり、マルチチャンネル内の既設定のチャンネル間のエネルギー比率またはエネルギー差についての情報であるCLDを利用して達成されることもあり、入力信号の時間/周波数タイルに対応した関連情報であるICCを利用して達成もされる。それぞれのCLDs及びICCsと共に、それぞれのOTTステップは、単一入力信号をそれぞれのOTTステップを通じて個別的な出力信号にアップミックスしうる。本発明の実施例による段階化されたアップミキシングツリー構造の例が、図4ないし図8に示されている。
したがって、符号器のステップを反映する段階化された構造を有する復号器のかかる必要条件、ダウンミキシングの一般的な順序によって、符号化されたチャンネルをユーザが再生しようとするスピーカの数及びスピーカの位置に該当する復号器のチャンネル設定に基づいて、選択的に復号化することは困難である。
国際公開第2005/094125号パンフレット
本発明が解決しようとする技術的課題は、復号器に設けられたチャンネルまたはスピーカの設定を認識して、符号器で符号化された各マルチチャンネル信号に対して復号化しようとするレベルの数を計算し、そのレベルの数によって復号化してアップミキシングするスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムを提供することである。
一実施例による方法は、
チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、
前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、
前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、
を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法である。
本発明の一実施例によるマルチチャンネル復号化方法についての一実施例を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化システムの一実施例を示すブロック図である。 5−2−5ツリー構造とアービトラリツリー構造とを複合的に構成した一実施例を示す図である。 本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムを説明するための所定のツリー構造を示す図である。 5−1−5ツリー構造で、4チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。 5−1−5ツリー構造で、4チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。 5−1−5ツリー構造で、3チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。 5−1−5ツリー構造で、3チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。 本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムによってTreesign(ν)を設定する擬似コードを示す図である。 本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムによって、不要なモジュールに対応する行列の元素またはベクトルの元素を除去する擬似コードを示す図である。
本発明のその他の側面及び利点は、以下の明細書で、明細書の内容その自体あるいは本発明の実行によって理解される。
前記課題を達成するために、本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法は、チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して復号化するレベルの数を計算するステップと、前記計算されたレベルの数によって復号化してアップミキシングするステップと、を含みうる。
前記課題を達成するために、本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化システムは、チャンネルまたはスピーカの設定を認識する設定認識部と、前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して復号化するレベルの数を計算するレベル計算部と、前記計算されたレベルの数によって復号化してアップミキシングするアップミキシング部と、を備えうる。
前記課題を達成するために、本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法は、チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、符号器でマルチチャンネルからダウンミックスされた信号を前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定に対応するマルチチャンネル信号にアップミキシングするステップと、を含みうる。
前記課題を達成するために、本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法は、チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、を含みうる。
前記課題を達成するために、本発明の一実施例によるスケーラブルチャンネル復号化方法は、チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定するステップと、前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断するステップと、前記判断された結果によって、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、を含みうる。
前記の発明をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体であることが望ましい。
以下、添付された図面を参照して、本発明によるスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムについて詳細に説明する。
図1は、本発明によるマルチチャンネル復号化方法についての一実施例を示すフローチャートである。
まず、符号器から伝送されたサラウンドビットストリームを分析して空間情報及び付加情報を抽出する(ステップ100)。
復号器に設けられたチャンネルまたはスピーカの設定を認識する(ステップ103)。ここで、復号器のマルチチャンネルの設定は、復号器に備えられたスピーカの数(numPlayChan)、復号器に備えられたスピーカのうち動作可能なスピーカの位置(playChanPos(ch))、符号化されたチャンネルのうち復号器のマルチチャンネルで利用をできるか否かを表すベクトル(bPlaySpk(ch))を称す。
ここで、bPlaySpk(ch)は、次に記載された式(1)のように、符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用可能なスピーカを‘1’で表し、利用できないスピーカを‘0’で表す。
Figure 2011217395

ここで、numOutChanATは、次に記載された式(2)によって計算された値である。
Figure 2011217395

また、playChanPosは、例えば、5.1チャンネルに対して、次のような方式で表示しうる。
Figure 2011217395

ステップ103で認識した結果、符号器で符号化されたチャンネルのうち、マルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定する(ステップ106)。
行列
Figure 2011217395

(ここで、vは、‘0’以上であり、‘numOutChan’未満である)は、図3ないし8に示されたツリー構造で、各出力信号に対してOTTモジュールで上位に出力されるか(‘1’で表示する)下位に出力されるか(‘−1’で表示する)を表す元素で構成された行列である。以下で、行列
Figure 2011217395

を利用して説明する。しかし、当業者ならば、行列
Figure 2011217395


に限定されて実施されないということが分かる。例えば、行列
Figure 2011217395

に対して、行と列とが変わって実施されることもある。
例えば、図4に示されたツリー構造で説明すれば、行列
Figure 2011217395

でBox 0で上位に出力され、Box 1で上位に出力され、Box2 で上位に出力される1列は、[1 1 1]で表示され、Box 0で下位に出力され、Box 3で上位に出力される4列は、[1 1 n/a]で表示される。ここで、‘n/a’は、該当するチャンネル、モジュールまたはボックス(Box)は、使用できないことを表示する識別子である。これと同じ方式で全てのマルチチャンネルを行列
Figure 2011217395

で表せば、次の通りである。
Figure 2011217395

ステップ106では、符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルに該当する列を行列
Figure 2011217395

で何れも‘n/a’に設定する。
例えば、図4に示されたツリー構造で説明すれば、符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できるか否かを表すベクトルであるbPlaySpkが第2及び第4チャンネルに‘0’で表示されているので、復号器に設けられたマルチチャンネルのうち、第2及び第4チャンネルは利用できない。したがって、ステップ106では、行列
Figure 2011217395

で第2及び第4チャンネルに対応する列である2列と4列とを、次に記載されたように、何れもn/aに設定する。
Figure 2011217395


ステップ106で、復号化しないと決定されたチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるチャンネルの有無を判断する(ステップ108)。ステップ108では、ステップ106で設定された行列
Figure 2011217395

で所定の整数jとkとが同一でない場合、
Figure 2011217395

とが同じであるか否かを判断することによって、同じ経路に復号化されるマルチチャンネルの有無を判断する。
例えば、図4に示されたツリー構造で説明すれば、
Figure 2011217395

とが同一でないので、ステップ106で生成された行列
Figure 2011217395


で第1チャンネル及び第3チャンネルが同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルがないとステップ108で判断される。しかし、
Figure 2011217395


とが同一であるので、ステップ106で生成された行列
Figure 2011217395

で第5チャンネル及び第6チャンネルが同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルがあるとステップ108で判断される。
ステップ108で、同じ経路によって復号化されないマルチチャンネルと判断されたチャンネルに対して、復号化レベルを低下させる(ステップ110)。ここで、復号化レベルは、各マルチチャンネルで信号を出力するために経ねばならないOTTモジュールまたはTTTモジュールのような復号化を行うモジュールまたはボックスの数を称す。ステップ108で、同じ経路によって復号化されないマルチチャンネルと判断されたチャンネルに対して、最後に判断した復号化レベルをn/aで表示する。
例えば、図4に示されたツリー構造で第1チャンネル及び第3チャンネルが同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルがないことをステップ108で判断されたので、第1チャンネルに対応する1列及び第3チャンネルに対応する3列の最後の行を、次に記載されたように、n/aに設定する。
Figure 2011217395

ステップ108及びステップ110は、復号化レベルを1レベルずつ低下させつつ、反復的に行う。これにより、ステップ108及びステップ110では、
Figure 2011217395

に対して最後の行から最初の行まで1行ずつ上げつつ反復的に行う。
ステップ106ないしステップ110は、図9に示された擬似コードによって各サブツリーに対して
Figure 2011217395

を設定する。
ステップ110で、低下した結果を利用して、各マルチチャンネルに対して復号化レベルの数を計算する(ステップ113)。
ステップ113で、復号化レベルの数は、次に記載された数式によって計算する。
Figure 2011217395

例えば、図4に示されたツリー構造に対して、ステップ110で設定された行列
Figure 2011217395

の復号化レベルの数を求めれば、次に記載された行列のように計算される。
Figure 2011217395

これは、n/aは、絶対値を0と仮定し、何れもn/aである列は、−1と仮定したので、行列
Figure 2011217395

で1列に対する絶対値の和は2であり、何れもn/aである列に該当する2列は、−1に設定する。
このような方式によって計算されたDLを利用して、図4に示された点線以前のモジュールまで復号化を行ってスケーラブルに復号化させうる。
ステップ100で、抽出された空間情報を利用して、低ビット率で空間情報が急に変化することを防止するために、選択的に空間情報を平滑化する(ステップ116)。
ステップ116後に、既存のマトリックスサラウンド方式と互換性を維持するために、追加的なチャンネル別に利得値を計算し、プリベクトルを計算し、復号器で外部ダウンミックスを使用する場合、チャンネル別に利得値を補償するための変数を抽出することによって、行列Rを生成する(ステップ119)。ここで、Rは、デコリレーション(decorrelation)のために、デコリレータ(decorrelator)に入力するための信号の生成に利用される。
例えば、図5に示された5−1−5ツリー構造及び図6に示された5−1−5ツリー構造が、次に記載された行列に設定されていると仮定する。
Figure 2011217395

この場合、5−1−5ツリー構造で、ステップ119では、Rを次に記載されたように計算する。
Figure 2011217395

この場合、5−1−5ツリー構造で、ステップ119では、Rを次に記載されたように計算する。
Figure 2011217395

ステップ119で生成された行列Rに対して補間を行って、行列Mを生成する(ステップ120)。
デコリレーションされた信号とダイレクト信号とをミックスするための行列Rを生成する(ステップ123)。ステップ123で生成された行列Rは、ステップ106ないしステップ113で不要なモジュールと判断されたモジュールで復号化を行わないために、図10に示された擬似コードによって、不要なモジュールに対応する行列の元素またはベクトルの元素を除去する。
5−1−5ツリー構造及び5−1−5ツリー構造に適用した例を、以下で説明する。
第一に、図5は、5−1−5ツリー構造で4チャンネルのみが出力可能な場合を示した図である。図5に示された5−1−5ツリー構造に対して、ステップ103ないしステップ113を行えば、次に記載された
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。これにより、OTT及びOTTがアップミキシングを行わないので、ステップ126で次に記載された行列Rを生成する。
Figure 2011217395

第二に、図6は、5−1−5ツリー構造で4チャンネルのみが出力可能な場合を示した図である。図6に示された5−1−5ツリー構造に対して、ステップ103ないしステップ113を行えば、次に記載された
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって、点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。
図7は、5−1−5ツリー構造で3チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。この場合、ステップ103ないしステップ113によって、次に記載された
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって、点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。
図8は、5−1−5ツリー構造で3チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。この場合、ステップ103ないしステップ113によって
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって、点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。
また、5−2−5ツリー構造、7−2−7ツリー構造、7−2−7ツリー構造でも適用するために、
Figure 2011217395

を定義する。
第一に、5−2−5ツリー構造で、及びRは、次に記載されたように定義される。
Figure 2011217395

第二に、7−2−7ツリー構造で、
Figure 2011217395

及びRは、次に記載されたように定義される。
Figure 2011217395

第三に、7−2−7ツリー構造で、
Figure 2011217395

及びRは、次に記載されたように定義される。
Figure 2011217395

5−2−5ツリー構造及び7−2−7ツリー構造は、3個のサブツリーに分離される。したがって、前述された5−1−5ツリー構造で適用された方式と同じ方式で、ステップ123で行列Rを求めうる。
ステップ123で生成された行列Rに対して補間を行って行列Mを生成する(ステップ126)。
符号器でダウンミックスされた信号と原信号との差をACCで符号化してレジデュアルコーディングされた信号を復号化する(ステップ129)。
ステップ129で復号化されたMDCT係数をQMFドメインに変換する(ステップ130)。
ステップ130で出力された信号に対してフレーム間オーバーラップアッドを行う(ステップ133)。
低周波帯域信号がQMFフィルタバンクに周波数分解能が足りないので、追加的なフィルタリングを通じて周波数分解能を向上させる(ステップ136)。
QMFハイブリッド分析フィルタバンクを利用して、入力信号を周波数バンド別に分解する(ステップ140)。
ステップ120で生成された行列Mを利用して、ダイレクト信号及びデコリレーションする信号を生成する(ステップ143)。
ステップ143で生成されたデコリレーションする信号に対して、デコリレーションを空間感を有しうるように再構成するデコリレーションを行う(ステップ146)。
ステップ146でデコリレーションされた信号及びステップ143で生成されたダイレクト信号に対して、それぞれステップ126で生成された行列Mを適用する(ステップ148)。
ステップ150で行列Mが適用された信号にTES(Temporal Envelope Shaping)を適用する。
ステップ153でTESが適用された信号にQMFハイブリッド合成フィルタバンクを利用して時間ドメインに変換する。
ステップ153で変換された信号にTP(Temporal Processing)を適用する。
ここで、ステップ150及びステップ156は、アプローズ(applause)のようにテンポラル構造が重要な信号に対して音質を向上させるためのものであって、選択的に利用され、必須的に適用せねばならないものではない。
ダイレクト信号とデコリレーションされた信号とをミックスする(ステップ158)。
また、アービトラリツリー構造にも、次に記載された数式によってRを計算して適用しうる。
Figure 2011217395

図2は、本発明によるスケーラブルチャンネル復号化システムの一実施例を示すブロック図である。
ビットストリーム復号器200は、符号器から伝送されたサラウンドビットストリームを分析して空間情報及び付加情報を抽出する。
設定認識部230は、復号器に設けられたチャンネルまたはスピーカの設定を認識する。ここで、復号器のマルチチャンネルの設定は、復号器に備えられたスピーカの数(numPlayChan)、復号器に備えられたスピーカのうち動作可能なスピーカの位置(playChanPos(ch))、符号化されたチャンネルのうち復号器のマルチチャンネルで利用できるか否かを表すベクトル(bPlaySpk(ch))を称す。
ここで、bPlaySpk(ch)は、次に記載された式(6)のように、符号器で符号化されたチャンネルのうち復号器に設けられたマルチチャンネルで利用可能なスピーカを‘1’で表し、利用できないスピーカを‘0’で表す。
Figure 2011217395

ここで、numOutChanATは、次に記載された式(7)によって計算された値である。
Figure 2011217395

また、playChanPosは、例えば、5.1チャンネルに対して次のような方式で表示される。
Figure 2011217395

レベル計算部235は、設定認識部230で認識されたマルチチャンネルの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して復号化レベルの数を計算する。ここで、レベル計算部235は、復号化決定部240及び第1計算部250を含んでなる。
復号化決定部240は、設定認識部230で認識された結果を利用して、符号器で符号化されたチャンネルのうちマルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定する。
行列(ここで、vは、‘0’以上であり、‘numOutChan’未満である)は、図3ないし図8に示されたツリー構造で、各出力信号に対してOTTモジュールで上位に出力されるか(‘1’で表示する)下位に出力されるか(‘−1’で表示する)を表す元素で構成された行列である。以下で、行列
Figure 2011217395

を利用して説明する。しかし、当業者ならば、行列
Figure 2011217395

に限定されて実施されないということが分かるであろう。例えば、行列
Figure 2011217395

に対して行と列とが変わって実施することもできる。
例えば、図4に示されたツリー構造で説明すれば、行列
Figure 2011217395

でBox 0で上位に出力され、Box 1で上位に出力され、Box 2で上位に出力される1列は、[1 1 1]で表示され、Box
0で下位に出力され、Box 3で上位に出力される4列は、[1 1 n/a]で表示される。ここで、‘n/a’は、該当するチャンネル、モジュールまたはボックス(Box)は、使用できないことを表示する識別子である。このような方式で、全てのマルチチャンネルを行列
Figure 2011217395

で表せば、次の通りである。
Figure 2011217395

復号化決定部240は、符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルに該当する列を行列
Figure 2011217395

で何れも‘n/a’に設定する。
例えば、図4に示されたツリー構造で説明すれば、符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用をできるか否かを表すベクトルであるbPlaySpkが第2及び第4チャンネルに‘0’で表示されているので、復号器に設けられたマルチチャンネルのうち、第2及び第4チャンネルは利用できない。したがって、復号化決定部240では、行列
Figure 2011217395

で第2及び第4チャンネルに対応する列である2列と4列とを、次に記載されたように、何れもn/aに設定する。
Figure 2011217395

第1計算部250は、復号化決定部235で復号化しないと決定されたチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるチャンネルの有無を判断して、復号化レベルの数を計算する。ここで、復号化レベルは、各マルチチャンネルでマルチチャンネル信号を出力するために経ねばならないOTTモジュールまたはTTTモジュールのような復号化を行うモジュールの数を称す。
第1計算部250は、経路判断部252、レベル低下部254及び第2計算部256を備えてなる。
経路判断部252は、復号化決定部240で復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断する。ここで、経路判断部252は、復号化決定部240で設定された行列
Figure 2011217395

で所定の整数jとkとが同一でない場合、
Figure 2011217395

とが同一か否かを判断することによって、同じ経路に復号化されるマルチチャンネルの有無を判断する。
例えば、図4に示されたツリー構造で説明すれば、
Figure 2011217395

とが同一でないので、復号化決定部240で生成された行列
Figure 2011217395

で、第1チャンネル及び第3チャンネルが同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルがないことを経路判断部252で判断する。図4に示されたツリー構造で説明すれば、
Figure 2011217395

とが同一であるので、復号化決定部240で生成された行列
Figure 2011217395

で、第1チャンネル及び第3チャンネルが同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルがあることを経路判断部252で判断する。
レベル低下部254は、経路判断部252で同じ経路によって復号化されないマルチチャンネルと判断されたマルチチャンネルに対して復号化レベルを低下させる。ここで、復号化レベルは、各マルチチャンネルで信号を出力するために経ねばならないOTTモジュールまたはTTTモジュールのような復号化を行うモジュールまたはボックスの数を称す。経路判断部252で同じ経路によって復号化されないマルチチャンネルと判断されたチャンネルに対して、最後に判断した復号化レベルをn/aで表示する。
例えば、図4に示されたツリー構造で、第1チャンネル及び第3チャンネルが同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルがないことを経路判断部252で判断したので、第1チャンネルに対応する1列及び第3チャンネルに対応する3列の最後の行を、次に記載されたように、n/aに設定する。
Figure 2011217395

経路判断部252及びレベル低下部254は、復号化レベルを1レベルずつ低下させつつ反復的に行う。これにより、経路判断部252及びレベル低下部254では、
Figure 2011217395

に対して、最後の行から最初の行まで1行ずつ上げつつ反復的に行う。
レベル計算部235は、図9に示された擬似コードによって各サブツリーに対して
Figure 2011217395

を設定する。
第2計算部256は、レベル低下部254で低下した結果を利用して、各マルチチャンネルに対して復号化レベルの数を計算する。ここで、第2計算部256は、復号化レベルの数を、次に記載された数式によって計算する。
Figure 2011217395

例えば、図4に示されたツリー構造に対して、レベル低下部254で設定された行列
Figure 2011217395

の復号化レベルの数を求めれば、次に記載された行列のように計算される。
Figure 2011217395

これは、n/aは、絶対値を0と仮定し、何れもn/aである列は、−1と仮定したので、行列
Figure 2011217395

で1列に対する絶対値の和は2であり、何れもn/aである列に該当する2列は、−1に設定する。
このような方式によって計算されたDLを利用して、図4に示された点線以前のモジュールまで復号化を行ってスケーラブルに復号化させうる。
制御部260は、第2計算部256で求められた復号化レベルを利用して、不要なモジュールは行わないように行列R、R及びRを生成することを制御する。
スムージング部202は、ビットストリーム復号器200から抽出された空間情報を利用して、低ビット率で空間情報が急変することを防止するために、選択的に空間情報をスムージングする。
マトリックスコンポーネント計算部204は、既存のマトリックスサラウンド方式との互換性を維持するために、追加的なチャンネル別に利得値を計算する。
プリベクトル計算部206は、プリベクトルを計算する。
アービトラリダウンミックス利得値抽出部208は、復号器で外部ダウンミックスを使用する場合、チャンネル別に利得値を補償するための変数を抽出する。
マトリックス生成部212は、マトリックスコンポーネント計算部204、プリベクトル計算部206及びアービトラリダウンミックス利得値抽出部208から出力される結果を利用して、行列Rを生成する。ここで、Rは、デコリレーションするためにデコリレータに入力するための信号の生成に利用される。
例えば、図5に示された5−1−5ツリー構造及び図6に示された5−1−5ツリー構造が、次に記載された行列に設定されていると仮定する。
Figure 2011217395

この場合、5−1−5ツリー構造で、マトリックス生成部212では、Rを次に記載されたように計算する。
Figure 2011217395

この場合、5−1−5ツリー構造で、マトリックス生成部212では、Rを次に記載されたように計算する。
Figure 2011217395

補間処理部214は、マトリックス生成部212で生成された行列Rに対して補間を行って行列Mを生成する。
ミックスベクトル計算部210は、デコリレーションされた信号とダイレクト信号とをミックスするための行列Rを生成する。ミックスベクトル計算部210で生成された行列Rは、レベル計算部235で不要なモジュールと判断されたモジュールで復号化を行わないために、図10に示された擬似コードによって、不要なモジュールに対応する行列の元素またはベクトルの元素を除去する。
補間処理部316は、ミックスベクトル計算部210で生成された行列Rに対して補間を行って行列Mを生成する。
5−1−5ツリー構造及び5−1−5ツリー構造に適用した例を、以下で説明する。
第一に、図5は、5−1−5ツリー構造で4チャンネルのみが出力可能な場合を示した図である。この場合、レベル計算部235によって、次に記載された
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。これにより、OTT2及びOTT4が復号化を行わないので、ステップ126で次に記載された行列Rを生成する。
Figure 2011217395

第二に、図6は、5−1−5ツリー構造で、4チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。この場合、レベル計算部235によって、次に記載された
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。
図7は、5−1−5ツリー構造で、3チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。この場合、レベル計算部235によって、次に記載された
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。
図8は、5−1−5ツリー構造で、3チャンネルのみが出力可能な場合を示す図である。この場合、レベル計算部235によって、
Figure 2011217395

とが生成される。
Figure 2011217395

このように生成された
Figure 2011217395

によって点線で表示された部分以前のモジュールで復号化が中断される。
また、5−2−5ツリー構造、7−2−7ツリー構造、7−2−7ツリー構造でも適用するために
Figure 2011217395

を定義する。
第一に、5−2−5ツリー構造で、及びRは、次に記載されたように定義される。
Figure 2011217395

第二に、7−2−7ツリー構造で、
Figure 2011217395

及びRは、次に記載されたように定義される。
Figure 2011217395

第三に、7−2−7ツリー構造で、
Figure 2011217395

及びRは、次に記載されたように定義される。
Figure 2011217395

5−2−5ツリー構造及び7−2−7ツリー構造は、3個のサブツリーに分離される。したがって、前述された5−1−5ツリー構造で適用された方式と同じ方式で、ミックスベクトル生成部210で行列Rを求めうる。
AAC復号器216は、符号器でダウンミックスされた信号と原信号との差をACCで符号化して、レジデュアルコーディングされた信号を復号化する。
MDCT変換部218は、AAC復号器216で復号化されたMDCT係数をQMFドメインに変換する。
オーバーラップアッド部220は、MDCT変換部218から出力された信号に対してフレーム間オーバーラップアッドを行う。
ハイブリッド分析部222は、低周波帯域信号がQMFフィルタバンクに周波数分解能が足りないので、追加的なフィルタリングを通じて周波数分解能を向上させる。
ハイブリッド分析部270は、QMFハイブリッド分析フィルタバンクでもって、入力信号を周波数バンド別に分解する。
プリマトリックス適用部273は、補間処理部214で生成された行列Mを利用して、ダイレクト信号及びデコリレーションする信号を生成する。
デコリレーション部276は、プリマトリックス適用部273で生成されたデコリレーションする信号に対して空間感を有しうるように再構成するデコリレーションを行う。
ミックスマトリックス適用部279は、デコリレーション部276でデコリレーションされた信号及びプリマトリックス適用部273で生成されたダイレクト信号に対して、それぞれ補間処理部215で生成された行列Mを適用する。
TES(Temporal Envelope Shaping)適用部288は、ミックスマトリックス適用部279で行列Mが適用された信号にTESを適用する。
QMFハイブリッド合成部285は、TES適用部288でTESが適用された信号にQMFハイブリッド分析フィルタバンクを利用して時間ドメインに変換する。
TP(Temporal Processing)適用部288は、QMFハイブリッド合成部285で変換された信号にTPを適用する。
ここで、TES適用部282及びTP適用部288は、アプローズのようにテンポラル構造が重要な信号に対して音質を向上させるためのものであって、選択的に利用でき、必須的に適用せねばならないものではない。
ミキシング部290は、ダイレクト信号とデコリレーションされた信号とをミックスする。
また、アービトラリツリー構造にも、次に記載された数式によってRを計算して適用しうる。
Figure 2011217395

前記実施形態以外にも、本発明の実施形態は、その実施形態の具現のための少なくとも一つのプロセッシング要素を制御するためのコード/インストラクションを保存した記録媒体、例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体として具現される。その記録媒体は、コンピュータ可読コードの保存及び/または伝送を許容する媒体/メディアに対応しうる。
コンピュータ可読コードは、多様な媒体、例えば、マグネチック記録媒体(例えば、ROM(リードオンリメモリ)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク)、光学的記録媒体(例えば、CD−ROM、DVD)及びキャリアウェーブのような保存/伝送媒体を含む媒体の多様な例に保存/伝送される。ここで、媒体は、本発明の実施形態による信号(例えば、結果信号、ビットストリーム)でありうる。媒体は、コンピュータ可読コードが分配形式で保存/伝送され、かつ実行されるように分配ネットワークでもある。また、そのプロセッシング要素は、プロセッサまたはコンピュータプロセッサを含み、プロセッシング要素は、単一デバイスに含まれるか、または分配される。
本発明によるスケーラブルチャンネル復号化方法及びシステムによれば、復号器に設けられたチャンネルまたはスピーカの設定を認識して、各マルチチャンネル信号に対して復号化するレベルの数を計算し、そのレベルの数によって復号化してアップミキシングする。
これにより、復号器で出力チャンネルの数を減らせると同時に、復号化を行う複雑度を容易に軽減しうる。また、各ユーザの有している多様なスピーカの設定によって、適応的に最適の音質を提供しうる。
以上、本発明の実施例が様々な形態とともに記載されたが、明細書に記載された本発明の内容は、特許請求の範囲に記載された発明思想とその均等の範囲を逸脱しない範囲内で当業者によって様々に変形可能である。以下、開示される発明の実施形態を例示的に列挙する。
(第1項)
一つ以上の符号化されたマルチチャンネル信号に対して復号化するレベルの数を設定するステップと、
前記設定されたレベルの数によって、前記一つ以上の符号化されたマルチチャンネル信号の復号化及びアップミキシングを選択的に行うステップと、を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第2項)
前記スケーラブルチャンネル復号化方法は、
チャンネルまたはスピーカの設定を認識し、前記認識された設定を考慮して、前記復号化するレベルの数を設定するステップをさらに含むことを特徴とする第1項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第3項)
前記マルチチャンネルの設定は、
符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できるチャンネルに関する情報であることを特徴とする第2項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第4項)
前記情報は、
復号器に設けられたマルチチャンネルの数、復号器でスピーカが設けられた位置、符号器で符号化されたチャンネルに対して、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用されるか否かを表すベクトル及び各マルチチャンネル信号が経ねばならないモジュールの数のうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする第3項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第5項)
前記計算するステップは、
符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定するステップと、
前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断して復号化するレベルの数を計算するステップと、を含むことを特徴とする第1項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第6項)
前記判断して復号化するレベルの数を計算するステップは、
前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断するステップと、
同じ経路によって復号化されないマルチチャンネル信号に対して復号化するレベルを低下させるステップと、
前記低下した結果を利用して、前記各マルチチャンネルに対して復号化するレベルの数を計算するステップと、を含むことを特徴とする第5項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第7項)
前記決定するステップは、
前記各マルチチャンネルに対して復号化する経路及び符号化されたチャンネルのうち、前記マルチチャンネルで利用をできるか否かを表す行列で、前記利用できないチャンネルに対して復号化する経路を表す行または列を符号化されたチャンネルのうち、復号器で利用できないチャンネルを表示する識別子に何れも変換することを特徴とする第5項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第8項)
前記判断するステップは、
前記行列で前記識別子に何れも変換された行または列を除いて、同じ経路によって復号化するチャンネルを表す行または列の有無を判断することを特徴とする第7項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第9項)
前記低下させるステップは、
前記判断するステップで、行または列がないと判断されたチャンネルに対して、最後に判断した復号化するレベルを表す前記行列の要素を前記識別子に変化させ、
前記判断するステップは、

復号化するレベルを1レベルずつ低下させつつ反復して判断することを特徴とする第8項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第10項)
前記利用して復号化するレベルの数を計算するステップは、
前記識別子で表示された前記行列の要素を除外して、各チャンネルに対して復号化するレベルの数を計算することを特徴とする第9項に記載のスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第11項)
第1項に記載の発明をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
(第12項)
一つ以上の符号化されたマルチチャンネル信号に対して復号化するレベルの数を設定するレベル設定部と、
前記設定されたレベルの数によって、前記一つ以上の符号化されたマルチチャンネル信号の復号化及びアップミキシングを選択的に行うアップミキシング部と、を備えることを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第13項)
前記スケーラブルチャンネル復号化システムは、
チャンネルまたはスピーカの設定を認識する設定認識部をさらに備え、
前記レベル設定部は、前記認識された設定を考慮して前記復号化するレベルの数を設定することを特徴とする第12項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第14項)
前記マルチチャンネルの設定は、
符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できるチャンネルに関する情報であることを特徴とする第13項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第15項)
前記情報は、
復号器に設けられたマルチチャンネルの数、復号器でスピーカが設けられた位置、符号器で符号化されたチャンネルに対して復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できるか否かを表すベクトル及び各マルチチャンネル信号が経ねばならないモジュールの数のうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする第14項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第16項)
前記レベル計算部は、
符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定する復号化決定部と、
前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断して復号化するレベルの数を計算する第1計算部と、を備えることを特徴とする第12項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第17項)
前記計算部は、
前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断する経路判断部と、
同じ経路によって復号化されないマルチチャンネル信号に対して復号化するレベルを低下させるレベル低下部と、
前記低下した結果を利用して、前記各マルチチャンネルに対して復号化するレベルの数を第2計算部と、を備えることを特徴とする第16項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第18項)
前記復号化決定部は、
前記各マルチチャンネルに対して復号化する経路及び符号化されたチャンネルのうち、前記マルチチャンネルで利用できるか否かを表す行列で、前記利用できないチャンネルに対して復号化する経路を表す行または列を符号化されたチャンネルのうち、復号器で利用できないチャンネルを表示する識別子に何れも変換することを特徴とする第16項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第19項)
前記経路判断部は、
前記行列で前記識別子に何れも変換された行または列を除いて、同じ経路によって復号化するチャンネルを表す行または列の有無を判断することを特徴とする第18項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第20項)
前記レベル低下部は、
前記経路判断部で行または列がないと判断されたチャンネルに対して、最後に判断した復号化するレベルを表す前記行列の要素を前記識別子に変化させ、
前記経路判断部は、
復号化するレベルを1レベルずつ低下させつつ反復して判断することを特徴とする第19項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第21項)
前記第2計算部は、
前記識別子で表示された前記行列の要素を除外して、各チャンネルに対して復号化するレベルの数を計算することを特徴とする第20項に記載のスケーラブルチャンネル復号化システム。
(第22項)
チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、
符号器でマルチチャンネルからダウンミックスされた信号を前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定に対応するマルチチャンネル信号にアップミキシングするステップと、を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第23項)
チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、
前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、
前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法。
(第24項)
チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、
符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定するステップと、
前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断するステップと、
前記判断された結果によって、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、
前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法。

Claims (2)

  1. チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、
    前記認識されたチャンネルまたはスピーカの設定を利用して、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、
    前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、
    を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法。
  2. チャンネルまたはスピーカの設定を認識するステップと、
    符号器で符号化されたチャンネルのうち、復号器に設けられたマルチチャンネルで利用できないチャンネルを復号化しないと決定するステップと、
    前記復号化しないと決定されたマルチチャンネルを除いて、同じ経路によって復号化されるマルチチャンネルの有無を判断するステップと、
    前記判断された結果によって、各マルチチャンネル信号に対して経ねばならないモジュールの数を計算するステップと、
    前記計算されたモジュールの数によって復号化してアップミキシングするステップと、
    を含むことを特徴とするスケーラブルチャンネル復号化方法。
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