JP2011215910A - 保守システム、警備制御装置、保守装置および通信方法 - Google Patents

保守システム、警備制御装置、保守装置および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】警備制御装置と保守装置との通信を警備モードを考慮して行う。
【解決手段】警備制御装置は、転送速度の異なる複数の通信仕様を格納した通信仕様テーブルを持つ。メンテナンス用PCは、自身の通信仕様を格納した通信仕様テーブルと、装置の通信仕様テーブルから1の通信仕様を指定する通信仕様指定テーブル311を持つ。PCと装置との間での通信開始により装置の現在の警備モードと負荷状態とが装置からPCに送信される。PCは、警備モードと負荷状態との組み合わせに従い通信仕様指定テーブルから通信仕様を選択し、その情報を装置に送信する。装置は、受信した情報に従い通信仕様テーブルから通信仕様を選択し、通信仕様に基づきPCとの通信の通信仕様を決定する。PCでも、警備モードと負荷状態との組み合わせに従い通信仕様指定テーブルから選択した通信仕様に基づき装置との通信の通信仕様を決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、監視センタと通信して警備を行う警備システムに用いて好適な保守システム、警備制御装置、保守装置および通信方法に関する。
従来より、警備会社によって警備依頼主である顧客の店舗、事務所、テナントビル、マンション、住宅などのセキュリティを確保する警備システムとして、顧客の店舗、事務所、テナントビル、マンション、住宅などの警備対象に監視カメラや各種センサを設置する警備システムが知られている。これら監視カメラや各種センサの出力は、同じく警備対象に設置された警備制御装置を介して遠隔地にある警備会社の監視センタにネットワークを介して送信される。
警備制御装置は、警備動作として、接続される監視カメラや各種センサを制御し、監視センタからの要求に応じて、または、予め設定された任意のタイミングで、若しくは常にリアルタイムで、警備対象における画像データや各種センサの検知結果を監視センタに送信する。そして、監視センタの監視員は、これら画像データや各種センサの検知結果などに基づき警備対象を監視し、警備対象内に侵入者や火災などの異常状態が発生しているものと判断した場合には、警備員を警備対象に急行させることによって、警備対象のセキュリティを確保している。
警備制御装置は、必要に応じてメンテナンスが行われる。例えば、警備制御装置に対し、ファームウェアのアップデートや新たなセンサなどを接続する際の登録作業、蓄積された履歴情報の抽出などが、メンテナンスとして必要に応じて行われる。
このようなメンテナンスは、警備制御装置に対してパーソナルコンピュータなどによる保守装置を接続し、この保守装置と警備制御装置との間で通信を行うことで実行される。このとき、警備制御装置は、メンテナンス中であっても警備動作、すなわち、監視カメラなどの制御や画像データ、センサの検知結果の監視センタへの送信が継続されることが望ましい。特許文献1および特許文献2には、警備制御装置がメンテナンス中であっても警備動作を継続可能とする技術が記載されている。
警備動作を継続しながら警備制御装置のメンテナンスを行う場合、警備制御装置における警備動作による負荷が大きいと、警備制御装置と保守装置との間の通信に通信エラーが発生することがある。通信エラーが発生した場合、通信が成功するまで再試行を繰り返さなければならず、作業時間が増えてしまう。また、通信相手先の負荷が大きいために通信エラーが発生する場合、より低い通信レートで通信を行うように、通信設定を変更することが考えられる。しかしながら、この場合、通信設定の変更のために煩雑な手順が必要となる場合があった。
特許文献3には、接続先の機器の負荷に応じてデータ転送量を制限することで、このような通信エラーの発生を抑制可能とした技術が記載されている。この技術によれば、ユーザが煩雑な設定変更を行わなくても、通信相手先の負荷に応じた通信を行うことができる。
すなわち、特許文献3によれば、ストレージ装置とリモートアクセスサーバとが接続されたネットワークにおいて、リモートアクセスサーバを介してストレージ装置に対してデータをアップデートする際に、ストレージ装置の処理負荷を算出する。そして、算出された処理負荷が閾値を超えた場合に、リモートアクセスサーバに対して、ストレージ装置へのデータ転送量を制限するように指示する。
特開2007−323399号公報 特開2009−271737号公報 特開2008−305095号公報
ところで、警備システムは、センサ発報があった際に警報を発する警備状態と、センサ発報があっても警報を発しない警備解除状態との2つの警備モードを有する。これら警備モードのうち、特に、警備状態において警備に関する処理が滞ることは、安全保障上重大な問題となる。そのため、警備制御装置においては、保守装置との間の通信を、警備制御装置の負荷状態と共に、この警備モードを考慮して行う必要がある。従来では、警備制御装置と保守装置との間の通信を、警備モードを考慮して行うようにされていなかったという問題点があった。
例えば、上述した特許文献3では、単に通信相手先の処理負荷に応じてデータ転送量を制限するのみであり、通信相手先の動作モードを考慮するようにはなっていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、警備制御装置と保守装置との間での通信を警備モードを考慮して行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の発明は、ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置と、警備制御装置の保守を警備制御装置との通信により行う保守装置とを備える保守システムであって、警備制御装置は、転送速度の異なる複数の通信仕様が予め格納される通信仕様テーブルを記憶する第1の記憶手段と、監視領域において異常を検知した場合における警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードのうち現在の警備モードを記憶する警備モード記憶手段と、現在の負荷状態を取得する第1の取得手段と、保守装置との通信を制御する第1の通信制御手段とを有し、保守装置は、複数の通信仕様をそれぞれ示す情報が、警備モードおよび負荷状態の各組み合わせと関連付けられて予め格納される通信仕様指定テーブルを記憶する第2の記憶手段と、警備制御装置から、現在の警備モードと現在の負荷状態と複数の通信仕様とを取得する第2の取得手段と、通信仕様指定テーブルから、第2の取得手段で取得された現在の警備モードおよび現在の負荷状態の組み合わせに関連付けられた通信仕様を示す情報を取得する第3の取得手段と、第3の取得手段で取得された通信仕様を示す情報を警備制御装置に送信する送信手段と、警備制御装置との通信を、第2の取得手段で取得された複数の通信仕様のうち、第3の取得手段で取得された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第2の通信制御手段とを有し、第1の通信制御手段は、保守装置との通信を、通信仕様テーブルに格納される複数の通信仕様のうち、送信手段で保守装置から送信された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御することを特徴とする。
また、第2の発明は、ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置であって、転送速度の異なる複数の通信仕様が予め格納される通信仕様テーブルを記憶する記憶手段と、監視領域において異常を検知した場合における警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードのうち現在の警備モードを記憶する警備モード記憶手段と、現在の負荷状態を取得する取得手段と、保守装置との通信を、通信仕様テーブルに格納される複数の通信仕様のうち、保守装置で現在の警備モードおよび現在の負荷状態の組み合わせにより指定された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する通信制御手段とを有することを特徴とする。
また、第3の発明は、ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置の保守を通信を介して行う保守装置であって、警備制御装置における複数の通信仕様をそれぞれ示す情報が、監視領域において異常を検知した場合における警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードと警備制御装置の負荷状態との各組み合わせと関連付けられて予め格納される通信仕様指定テーブルを記憶する記憶手段と、警備制御装置から、現在の警備モードと現在の負荷状態と複数の通信仕様とを取得する第1の取得手段と、通信仕様指定テーブルから、第1の取得手段で取得された現在の警備モードおよび現在の負荷状態の組み合わせに関連付けられた通信仕様を示す情報を取得する第2の取得手段と、第2の取得手段で取得された通信仕様を示す情報を警備制御装置に送信する送信手段と、警備制御装置との通信を、第1の取得手段で取得された複数の通信仕様のうち、第2の取得手段で取得された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第2の通信制御手段とを有することを特徴とする。
また、第4の発明は、ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置と、警備制御装置の保守を警備制御装置との通信により行う保守装置とを備える保守システムの通信方法であって、警備制御装置は、転送速度の異なる複数の通信仕様が予め格納される通信仕様テーブルを記憶する第1の記憶手段と、監視領域において異常を検知した場合における警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードのうち現在の警備モードを記憶する警備モード記憶手段とを有し、保守装置は、複数の通信仕様をそれぞれ示す情報が、警備モードおよび負荷状態の各組み合わせと関連付けられて予め格納される通信仕様指定テーブルを記憶する第2の記憶手段を有し、警備制御装置が、警備制御装置の現在の負荷状態を取得する第1の取得ステップと、保守装置が、警備制御装置から、現在の警備モードと現在の負荷状態と複数の通信仕様とを取得する第2の取得ステップと、保守装置が、通信仕様指定テーブルから、第2の取得ステップにより取得された現在の警備モードおよび現在の負荷状態の組み合わせに関連付けられた通信仕様を示す情報を取得する第3の取得ステップと、保守装置が、第3の取得ステップで取得された通信仕様を示す情報を警備制御装置に送信する送信ステップと、保守装置が、警備制御装置との通信を、第2の取得ステップで取得された複数の通信仕様のうち、第3の取得ステップで取得された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第1の通信制御ステップと、警備制御装置が、保守装置との通信を、通信仕様テーブルに格納される複数の通信仕様のうち、送信ステップで保守装置から送信された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第2の通信制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、警備制御装置と保守装置との間での通信を警備モードを考慮して行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に適用可能な警備システムの一例の構成を示すブロック図である。 警備制御装置の一例の構成を示すブロック図である。 メンテナンス用PCの一例の構成を概略的に示すブロック図である。 本実施形態に係る、警備制御装置とメンテナンス用PCとによる通信システムの機能を示す機能ブロック図である。 警備制御装置が有する通信仕様テーブルの一例を示す略線図である。 メンテナンス用PCが有する通信仕様テーブルの一例を示す略線図である。 通信仕様指定テーブルの一例を示す略線図である。 メンテナンス用PCと警備制御装置の接続時の一例の処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る警備システムの一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に適用可能な警備システムの一例の構成を示す。例えば顧客の店舗、事務所、テナントビル、マンション、住宅といった警備対象エリア100に対して警備制御装置130が設置される。警備制御装置130は、例えばインターネットによる警備回線110を介して監視センタ120に接続される。
警備制御装置130は、1または複数のセンサ140や監視カメラ141が接続され、センサ140による検知結果を示す検知信号や監視カメラ141により撮影された画像データを収集し、警備回線110を介して監視センタ120に送信する。また、警備制御装置130は、これらセンサ140や監視カメラ141の制御を行う。なお、図1において、警備制御装置130に接続される監視カメラ141が1台として示されているが、勿論、警備制御装置130に対して複数の監視カメラ141を接続することができる。
なお、監視カメラ141は、画像処理部を有し、撮影された画像から異変を検知することが可能とされている。例えば、画像処理部は、撮像された画像データを時系列で比較し、所定以上の変化が検出された場合に、異変が検知されたとして、その旨示す検知信号を警備制御装置130に対して送信する。
監視センタ120では、警備制御装置130から送信されてきた監視カメラ141による画像データや、各種センサ140による検知結果に基づく画像などを、モニタに表示させる。例えば、監視員がこれらモニタの表示に基づき、各警備対象エリア100における異変の発生の有無を監視する。
メンテナンス用PC200は、例えば一般的なパーソナルコンピュータであって、警備制御装置130と通信ケーブル150で接続される。メンテナンス用PC200は、警備制御装置130との間で通信ケーブル150を介して通信し、プログラムに従い、警備制御装置130に対するメンテナンス処理を行う保守装置である。メンテナンス用PC200と警備制御装置130との接続は、LAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)、RS−232Cなど、一般的な通信インターフェイスを用いることができる。本実施形態では、メンテナンス用PC200と警備制御装置130との接続にRS−232Cを用いるものとする。
本実施形態による警備システムは、警備モードに応じて警備動作が行われる。すなわち、警備モードとは、警備対象エリア100において異常検知した際の通報先への通報の可否、または警備対象エリア100内に対する報知の可否などを定めたモードであり、異常を検知したときの警備制御装置130の動作を決定するモードである。
警備モードは、通報の可否および通報先、警備対象エリア100への報知の有無などによって複数のモードが存在する。代表的な警備モードとしては、警備状態および警備解除状態が存在する。警備対象エリア100の警備モードは、警備制御装置130に対する操作、監視センタ120からの警備回線110を介しての指令、警備制御装置130と有線または無線で通信可能なコントローラ(図示しない)に対する操作により設定できる。
それぞれの警備モードについて、より詳細に説明する。警備状態は、警備を必要とする場合に設定する警備モードである。警備状態においては、センサ140や監視カメラ141によって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備制御装置130が受信した場合に、異常を知らせる警報情報を監視センタ120に送信する。なお、警備対象エリア100において異常を検知したことを警備制御装置130などに設けられたスピーカに報知する場合もある。これは、侵入者を威嚇する目的や誤報である場合に警報解除操作を促す目的で報知するものである。
警備解除状態は、警備を必要としない場合に設定する警備モードである。警備解除状態においては、センサ140や監視カメラ141によって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備制御装置130が受信した場合でも、監視センタ120への警報情報の送信、警備対象エリア100における異常の検知、通報先端末(図示しない)への異常の通報の何れも行わない状態である。これは、例えばセンサ140や監視カメラ141により異常が検知(人の存在の検知、扉の開閉の検知)されても、在宅中の住人を検知したものと判断するためである。
なお、検知された異常が火災やガス漏れの場合、または、非常ボタンが操作されたような、警備上重要な事態が発生した場合は、上述の何れの警備モードであるかに関わらず、監視センタ120への通報、各エリアへの異常が検知された旨の報知などを行う。
図2は、警備制御装置130の一例の構成を示す。警備制御装置130は、検知情報受信部131と、画像情報受信部132と、警備モード切換部133と、操作パネル制御部134と、操作パネル135と、送受信部136と、警備モード記憶部137と、通信制御部138と、通信インターフェイス(I/F)139と、制御部145とを有する。制御部145は、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを有し、ROMに記憶されるファームウェアに従い、RAMをワークメモリとして動作し、この警備制御装置130の全体を制御する。
検知情報受信部131は、センサ140や監視カメラ141によって異常が検知された場合に送出される検知信号を受信する。検知信号は、センサ140や監視カメラ141が複数設置されている場合は、その検知信号が各センサ140や各監視カメラ141の何れから送信されたかを識別するセンサIDを含む。画像情報受信部132は、監視カメラ141によって撮像された画像データを受信する。
警備モード切替部133は、操作パネル制御部134に対する操作や、監視センタ120から送信された指令によって指示された警備モードを示す情報を、警備モード記憶部137に格納する。すなわち、警備モード記憶部137は、警備制御装置130の現在の警備モードが警備状態および警備解除状態の何れであるかを示す情報を記憶する。制御部145は、この警備モード記憶部137に記憶される敬慕モードを示す情報に従い、この警備制御装置130の動作を、警備状態および警備解除状態の何れかの動作に制御する。
操作パネル135は、警備制御装置130に関する情報が表示され、ユーザ操作に応じて警備制御装置130に対して情報が入力される。操作パネル135は、ボタンの押下などによって警備状態または警備解除状態の何れかの警備モードを入力することができる。操作パネル制御部134は、操作パネル135への表示情報の出力や、操作パネル135から入力された入力情報の取得等の操作パネル135に対する制御を行う。
送受信部136は、監視センタ120と警備回線110を介して各種情報の送受信を行う。送受信部136は、監視カメラ141から送出され画像情報受信部132で受信された画像データを監視センタ120に送信する。また、送受信部136は、各センサ140や監視カメラ141から検知信号を検知情報受信部131が受信した場合で、且つ、警備モード記憶部137に記憶された現在の警備モードとして警備状態が記憶されている場合に、検知信号に応じた警報情報を監視センタ120に送信する。
通信制御部138は、例えばマイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを有し、ROMに予め記憶されるプログラムに従い、RAMをワークメモリとして用いて、通信I/F139によって行われる通信を制御する。通信制御部138は、制御部145における機能の一部としてもよい。通信I/F139は、通信ケーブル150が接続され、通信制御部138の制御に従い、メンテナンス用PC200などの外部の情報機器との通信ケーブル150を介しての通信を司る。
本実施形態では、通信I/F139は、メンテナンス用PC200との接続をRS−232Cによって行うものとする。これに限らず、通信I/F139は、LANやUSBなど、他の通信手段を用いてメンテナンス用PC200との通信を行ってもよい。
図3は、メンテナンス用PC200の一例の構成を概略的に示す。バス220に対してCPU(Central Processing Unit)201、メモリ202、ドライブ装置203、通信I/F204が接続される。さらに、バス220に対してハードディスク205、入力装置206および表示制御部207が接続される。バス220に接続される各部は、バス220を介して互いに通信可能とされている。
ハードディスク205は、CPU201が動作するためのプログラムや各種データが予め格納される。CPU201は、メモリ202をワークメモリとして用いてハードディスク205から読み出したプログラムを実行する。
通信I/F204は、通信ケーブル150を介した通信を制御する。この例では、通信I/F204は、RS−232Cによる通信を制御する。入力装置206は、マウスなどのポインティングデバイスや、キーボードであって、ユーザ操作を受け付ける。入力装置206は、ユーザ操作に応じた制御信号を出力し、CPU201に供給する。表示制御部207は、LCD(Liquid Crystal Display)などを表示デバイスとして用いたディスプレイ208が接続される。表示制御部207は、CPU201がプログラムに従い生成した表示制御信号を、ディスプレイ208が表示可能な信号に変換してディスプレイ208に供給する。
ドライブ装置203は、脱着可能な記録媒体210が装填可能とされ、当該記録媒体210からのデータの読み出しを行うことができる。ドライブ装置203が対応可能な記録媒体210としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)といったディスク記録媒体や、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリ(例えばEEPROM)が考えられる。
上述したハードディスク205に格納されるプログラムなどは、例えば記録媒体210に記録されて提供される。ドライブ装置203により、記録媒体210に記録されるプログラムなどを読み出してハードディスク205に所定に格納することで、コンピュータ20に対してプログラムが実装される。
メンテナンス用PC200から警備制御装置130に対して行うメンテナンス処理の種類としては、例えば下記のような処理が挙げられる。警備制御装置130とメンテナンス用PC200とを通信ケーブル150で接続し、ユーザが入力装置206に対して所定の操作を行うことで、メンテナンス用PC200に対して下記の処理を実行させることができる。
(1)警備制御装置130のファームウェアの更新。
(2)警備制御装置130に対して新たなセンサ140、監視カメラ141などの機器を接続するための、警備制御装置130に対する機器情報の登録。
(3)警備制御装置130に蓄積された履歴情報の抽出。
なお、履歴情報とは、例えばセンサ140の検知履歴や、センサ140としてIC(Integrated Circuit)カードの読み取りを行うカードリーダが用いられている場合、このICカードの操作(読み取り)履歴などを指す。
次に、本発明の実施形態に係る、警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間で行われる通信について、より詳細に説明する。本発明の実施形態では、警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間で行われる通信の通信仕様を、警備制御装置130の負荷状態および警備モードに応じて設定する。このとき、警備制御装置130における警備動作に影響が出ないように、通信仕様が設定される。
図4は、本実施形態に係る、警備制御装置130とメンテナンス用PC200とによる通信システムの機能を示す機能ブロック図である。警備制御装置130は、警備制御装置130自身の通信仕様を設定するための情報が格納される通信仕様テーブル300を有する。この通信仕様テーブル300は、異なる複数の通信仕様の情報が格納されるもので、例えば通信制御部138が有するROMに予め記憶される。
図5は、通信仕様テーブル300の一例を示す。この例では、通信仕様テーブル300には、高速通信、中速通信および低速通信の3種類の通信仕様が格納されている。またこの例では、通信仕様は、パラメータとして、通信速度と、最大フレームレングスと、PC側無応答タイマと、装置側無応答タイマとを有する。
これらのうち、最大フレームレングスは、連続して送信または受信する最大のデータ長を示す。最大フレームレングスが大きいほど、より高速な転送速度での通信が可能となる。PC側無応答タイマは、警備制御装置130からの通信に対する通信相手、すなわちメンテナンス用PC200の応答のタイムアウト時間を示す。また、装置側無応答タイマは、警備制御装置130側のタイムアウト時間を示す。PC側無応答タイマおよび装置側無応答タイマは、値が小さいほど、より高速な転送速度での通信が可能となる。
転送速度の異なる3種類の通信仕様を用意し、最も高速の転送速度で通信を行う通信仕様を高速通信、最も低速の転送速度で通信を行う通信仕様を低速通信、高速通信と低速通信の間の転送速度で通信を行う通信仕様を中速通信と呼ぶ。これら高速通信、中速通信および低速通信の各通信仕様の情報が、通信仕様テーブル300に格納される。
図5の例では、高速通信は、通信速度が38400bps(bit per second)、最大フレームレングスが4kB(キロバイト)〜40kB、PC側無応答タイマおよび装置側無応答タイマがそれぞれ2500msec(ミリ秒)未満とされている。中速通信は、通信速度が19200bps、最大フレームレングスが1kB〜4kB、PC側無応答タイマおよび装置側無応答タイマがそれぞれ2500msec〜10000msecとされている。また、低速通信は、通信速度が1200bps、最大フレームレングスが1kB未満、PC側無応答タイマおよび装置側無応答タイマがそれぞれ10000msec以上とされている。
一方、メンテナンス用PC200は、メンテナンス用PC200自身の通信仕様を設定するための通信仕様テーブル310と、警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間で行われる通信の仕様を指定するための通信仕様指定テーブル311とを有する。これら通信仕様テーブル310および通信仕様指定テーブル311は、例えばメンテナンス用PC200が有するハードディスク205に予め格納される。
図6は、通信仕様テーブル310の一例を示す。この例では、通信仕様テーブル310は、通信速度が38400bps、最大フレームレングスが4091バイト、PC側無応答タイマが3000msec、装置側無応答タイマが2500msecの1種類の通信仕様の情報のみが格納されている。
通信仕様指定テーブル311は、警備制御装置130の負荷および警備モードに応じて警備制御装置130における通信仕様を指定する。このとき、メンテナンス用PC200と警備制御装置130との間でなされる通信によって警備制御装置130において実行されている警備処理に対して影響が出ないように、通信仕様の指定が行われるようにする。
図7は、通信仕様指定テーブル311の一例を示す。この例では、警備制御装置130が高負荷状態および低負荷状態の何れであるか、ならびに、警備制御装置130に設定されている警備モードが警備解除状態および警備状態の何れであるかで、警備制御装置130における通信仕様を指定する。
より具体的な例として、警備モードが警備解除状態であって、且つ、高負荷状態であれば、警備制御装置130が有する通信仕様テーブル300における中速通信を指定する。警備モードが警備解除モードであって、且つ、低負荷状態であれば、通信仕様テーブル300における高速通信を指定する。一方、警備モードが警備状態の場合には、この例では、警備制御装置130の負荷状態が高負荷状態および低負荷状態の何れであっても、通信仕様テーブル300における低速通信を指定する。
なお、警備制御装置130が警備に関する重要な処理中であれば、負荷状態および警備モードに関わらず、通信仕様テーブル300における最も転送速度の遅い通信仕様である低速通信を指定する。警備に関わる重要な処理の例としては、監視センタ120に対する警報信号の通信処理や、警備制御装置130におけるファームウェアの更新処理などが挙げられる。
ここで、警備制御装置130の負荷状態について説明する。警備制御装置130が高負荷状態である例としては、例えば下記のような、警備制御装置130が警備動作を実行している状態が挙げられる。
(A)警備制御装置130に接続されたセンサ140、例えば人体を検知する人体検知センサなどが人体を検知しており、警備制御装置130が当該センサ140から送信された検知情報を処理している場合。
(B)警備制御装置130に接続されたセンサ140から送信された検知情報に基づき、監視センタ120に対する通報処理を行っている場合。通報処理の例としては、侵入警報や火災警報などの通報を行う処理がある。
(C)警備制御装置140に接続された監視カメラ141や画像センサ(図示しない)から画像データを受信している場合。
(D)これら監視カメラ141や画像センサから受信した画像データを監視センタ120に対して送信している場合。
一方、警備制御装置130が低負荷状態である例としては、例えば下記のような状態が挙げられる。
(E)上述した高負荷状態に該当しない状態であって、制御部145においてマイクロプロセッサがアイドル状態となっている状態。
図4の説明に戻り、例えば、警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間で通信が開始された直後のネゴシエーション処理時に、メンテナンス用PC200と警備制御装置130との間で、互いに通信仕様の送信を行う。例えば、メンテナンス用PC200は、図6に例示した通信仕様テーブル310の内容を警備制御装置130に対して送信する。また、警備制御装置130は、図5に例示した通信仕様テーブル300の内容をメンテナンス用PC200に対して送信する。これにより、警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間で、それぞれの通信仕様を示す情報が共有される。
また、上述のネゴシエーション処理時に、メンテナンス用PC200は、警備制御装置130から、現在の警備モードおよび負荷状態を示す情報と、現在の状態を示す情報とを取得する。メンテナンス用PC200は、取得した現在の警備モードおよび負荷状態を示す情報と、現在の状態を示す情報とに基づき通信仕様指定テーブル311を参照し、高速通信、中速通信および低速通信の中から警備モードおよび負荷状態に応じた通信仕様を指定する。指定された通信仕様を示す情報は、メンテナンス用PC200から警備制御装置130に対して送信される。
警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間での通信仕様の送信と、警備制御装置130に対する通信仕様の指定とが行われると、警備制御装置130およびメンテナンス用PC200それぞれにおいて、以降の通信で用いる通信仕様が決定される。本実施形態では、メンテナンス用PC200の通信仕様と、警備制御装置130に対して指定された通信仕様とを比較し、比較結果に基づき、転送速度がより遅くなるように各パラメータを決定する。
一例として、警備制御装置130が負荷状態が高負荷で、且つ、警備モードが警備解除状態である場合について考える。この場合、メンテナンス用PC200は、警備制御装置130から取得した通信仕様指定テーブル311に従い、警備制御装置130に対して通信仕様として中速通信を指定する。
中速通信の通信仕様は、図5を用いて説明したように、通信速度が19200bps、最大フレームレングスが1kB〜4kB、PC側無応答タイマおよび装置側無応答タイマがそれぞれ2500msec〜10000msecとされている。一方、メンテナンス用PC200の通信仕様は、図6を用いて説明したように、通信速度が38400bps、最大フレームレングスが4091バイト、PC側無応答タイマが3000msec、装置側無応答タイマが2500msecとされている。
これらの通信仕様を、対応するパラメータ同士で比較する。通信速度は、中速通信の方がメンテナンス用PC200の通信仕様よりも遅いので、中速通信の通信速度を選択する。最大フレームレングスは、中速通信の方が小さいので、中速通信の最大フレームレングスを選択する。この場合、最大フレームレングスは、1kバイト〜4kバイトの範囲内のある値とされる。
PC側無応答タイマは、メンテナンス用PC200側の値が3000msecであるのに対し、中速通信では2500msec〜10000msecであるので、3000msecよりも大きな値、例えば3000msec〜10000msecの範囲内のある値とする。同様に、装置側無応答タイマは、メンテナンス用PC200側の値が2500msecであるのに対し、中速通信では2500msec〜10000msecであるので、2500msec〜10000msecの範囲内のある値とする。
上述した通信仕様の決定処理は、ネゴシエーション処理の最後に、メンテナンス用PC200および警備制御装置130においてそれぞれ行われる。すなわち、ネゴシエーション処理時において、メンテナンス用PC200および警備制御装置130は、通信仕様を互いに送信し、通信仕様に関して同じ情報をそれぞれ保持している。そのため、通信仕様の決定処理をメンテナンス用PC200および警備制御装置130においてそれぞれ行うことが可能となっている。
図8は、メンテナンス用PC200と警備制御装置130との接続時の一例の処理を示すシーケンス図である。このシーケンス図による処理に先立って、メンテナンス用PC200と警備制御装置130とが通信ケーブル150で接続されると共に、警備制御装置130がアイドル状態とされ、ポートオープンの待ち受け状態となっているものとする。
メンテナンス用PC200において、警備制御装置130に対する通信のトリガが発生され、通信I/F204のポートがオープンされる(SEQ100)。そして、メンテナンス用PC200から警備制御装置130に対して接続要求CRが送信される(SEQ101)。このとき、メンテナンス用PC200は、通信仕様テーブル310を参照し、メンテナンス用PC200の通信仕様を示す情報を接続要求CRに含めて警備制御装置130に対して送信する。
警備制御装置130は、メンテナンス用PC200からの接続要求CRを受信すると、メンテナンス用PC200に対して肯定応答AKを返す(SEQ102)。その後、警備制御装置130は、メンテナンス用PC200に対して接続応答CAを送信する(SEQ103)。
このとき、警備制御装置130において、通信制御部138は、図示されないROMに記憶される通信仕様テーブル300から通信仕様を示す情報を読み出すと共に、警備モード記憶部137から現在の警備モードを示す情報を読み出す。通信制御部138は、これら通信仕様を示す情報と、現在の警備モードを示す情報と、警備制御装置130の現在の状態を示す情報とを、接続応答CAに含めてメンテナンス用PC200に対して送信する。
なお、警備制御装置130の現在の状態を示す情報は、例えば、警備制御装置130が警報信号の通信中であるか否か、ファームウェアの更新中であるか否かといった、警備に関する重要な処理中であることを示す情報である。このような情報は、例えば制御部145から取得することができる。
メンテナンス用PC200は、接続応答CAを受信すると、受信した接続応答CAに含まれる警備モードを示す情報に基づき通信仕様指定テーブル311を参照して、警備制御装置130に対して指定する通信仕様を、高速通信、中速通信および低速通信の中から選択する。そして、選択された通信仕様を示す情報を含む肯定応答AKを、警備制御装置130に対して送信する(SEQ104)。
警備制御装置130は、SEQ104でメンテナンス用PC200から送信された肯定応答AKを受信すると、通信I/F139のポートをクローズする(SEQ105)。警備制御装置130は、SEQ105でポートをクローズすると、SEQ104でメンテナンス用PC200から送信された肯定応答AKに含まれる通信仕様を示す情報に基づき通信仕様テーブル300を参照し、通信仕様を選択する。そして、選択された通信仕様と、SEQ101でメンテナンス用PC200から受信した接続要求CRに含まれるメンテナンス用PC200側の通信仕様とを比較して、その後の通信で用いる通信仕様を決定する。
一方、メンテナンス用PC200は、SEQ104で肯定応答AKを送信した後、所定時間(例えば100msec)後に通信I/F204のポートをクローズする(SEQ106)。ポートをクローズすると、メンテナンス用PC200は、SEQ102で警備制御装置130から送信された通信仕様と、SEQ104で警備制御装置130に送信するために高速通信、中速通信および低速通信の中から選択した通信仕様と、通信仕様テーブル310に格納される通信仕様とに基づき、その後の通信で用いる通信仕様を決定する。
以上により、警備制御装置130とメンテナンス用PC200との間で、互いに決定した通信仕様による通信が可能となる。
なお、上述では、警備制御装置130側の通信仕様が高速通信、中速通信および低速通信の3種類としたが、これはこの例に限られない。すなわち、さらに細かく通信仕様を分けてもよいし、高速通信および低速通信のみといったように、通信仕様を2種類のみとしてもよい。また、警備制御装置130の負荷状態も、上述では高負荷状態と低負荷状態との2種類としたが、これはこの例に限られず、さらに細かく負荷状態を定義してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、メンテナンス用PC200と警備制御装置130との通信の際に、警備制御装置130の負荷状態と共に、警備制御装置130にその時点で設定されている警備モードをも考慮して、通信仕様を決定している。したがって、に対するメンテナンス用PC200と警備制御装置130との通信が、警備制御装置130による警備処理に与える影響を抑制することができる。
また、警備制御装置130が高負荷状態または警備モードが警備状態の場合に転送速度がより遅くなるように通信仕様を決定しているので、メンテナンス用PC200と警備制御装置130との通信における通信エラーの発生を抑制することができる。
100 警備対象エリア
110 警備回線
120 監視センタ
130 警備制御装置
137 警備モード記憶部
138 通信制御部
139,204 通信I/F
140 センサ
141 監視カメラ
145 制御部
150 通信ケーブル
200 メンテナンス用PC
300,310 通信仕様テーブル
311 通信仕様指定テーブル

Claims (8)

  1. ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置と、該警備制御装置の保守を該警備制御装置との通信により行う保守装置とを備える保守システムであって、
    前記警備制御装置は、
    転送速度の異なる複数の通信仕様が予め格納される通信仕様テーブルを記憶する第1の記憶手段と、
    監視領域において異常を検知した場合における前記警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードのうち現在の警備モードを記憶する警備モード記憶手段と、
    現在の負荷状態を取得する第1の取得手段と、
    前記保守装置との通信を制御する第1の通信制御手段と
    を有し、
    前記保守装置は、
    前記複数の通信仕様をそれぞれ示す情報が、前記警備モードおよび前記負荷状態の各組み合わせと関連付けられて予め格納される通信仕様指定テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記警備制御装置から、前記現在の警備モードと前記現在の負荷状態と前記複数の通信仕様とを取得する第2の取得手段と、
    前記通信仕様指定テーブルから、前記第2の取得手段で取得された前記現在の警備モードおよび前記現在の負荷状態の組み合わせに関連付けられた前記通信仕様を示す情報を取得する第3の取得手段と、
    前記第3の取得手段で取得された前記通信仕様を示す情報を前記警備制御装置に送信する送信手段と、
    前記警備制御装置との通信を、前記第2の取得手段で取得された前記複数の通信仕様のうち、前記第3の取得手段で取得された前記通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第2の通信制御手段と
    を有し、
    前記第1の通信制御手段は、
    前記保守装置との通信を、前記通信仕様テーブルに格納される前記複数の通信仕様のうち、前記送信手段で該保守装置から送信された前記通信仕様を示す情報に対応する前記通信仕様に従い制御する
    ことを特徴とする保守システム。
  2. 前記警備モードは、異常を検知した場合でも前記監視センタまたは前記監視領域へ報知を行わない警備解除状態と、異常を検知した場合に前記監視センタに報知を行う警備状態との2のモードを含み、
    前記通信仕様指定テーブルには、前記警備解除状態に関連付けられる前記通信仕様よりも転送速度が遅い前記通信仕様が前記警備状態に関連付けられて格納されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の保守システム。
  3. 前記通信仕様指定テーブルには、前記負荷状態が高い負荷であるほど転送速度が遅い前記通信仕様が前記負荷状態に関連付けられて格納されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の保守システム。
  4. 前記第2の取得手段は、
    前記警備制御装置から現在の状態を示す情報をさらに取得し、
    前記送信手段は、
    前記第2の取得手段で取得された前記現在の状態を示す情報が警備に関する重要な処理中を示していた場合に、前記第2の取得手段で取得された前記現在の警備モードおよび前記現在の負荷状態に関わらず、前記複数の通信仕様のうち最も転送速度の遅い通信仕様を送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の保守システム。
  5. 前記保守装置は、
    前記保守装置の通信仕様を前記警備制御装置に対して送信する他の送信手段をさらに有し、
    前記第2の通信制御手段は、
    前記保守装置の通信仕様と、前記第3の取得手段で取得された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様とを比較して、転送速度が遅い方の通信仕様を選択し、選択された該通信仕様に従い前記警備制御装置との通信を制御し、
    前記第1の通信制御手段は、
    前記他の送信手段で送信された前記保守装置の通信仕様と、前記送信手段で保守装置から送信された通信仕様を示す情報に対応する通信仕様とを比較して、転送速度が遅い方の通信仕様を選択し、選択された該通信仕様に従い前記保守装置との通信を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の保守システム。
  6. ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置であって、
    転送速度の異なる複数の通信仕様が予め格納される通信仕様テーブルを記憶する記憶手段と、
    監視領域において異常を検知した場合における前記警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードのうち現在の警備モードを記憶する警備モード記憶手段と、
    現在の負荷状態を取得する取得手段と、
    保守装置との通信を、前記通信仕様テーブルに格納される前記複数の通信仕様のうち、該保守装置で前記現在の警備モードおよび前記現在の負荷状態の組み合わせにより指定された通信仕様を示す情報に対応する前記通信仕様に従い制御する通信制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする警備制御装置。
  7. ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置の保守を通信を介して行う保守装置であって、
    前記警備制御装置における複数の通信仕様をそれぞれ示す情報が、監視領域において異常を検知した場合における前記警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードと該警備制御装置の負荷状態との各組み合わせと関連付けられて予め格納される通信仕様指定テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記警備制御装置から、現在の前記警備モードと現在の前記負荷状態と前記複数の通信仕様とを取得する第1の取得手段と、
    前記通信仕様指定テーブルから、前記第1の取得手段で取得された前記現在の警備モードおよび前記現在の負荷状態の組み合わせに関連付けられた前記通信仕様を示す情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段で取得された前記通信仕様を示す情報を前記警備制御装置に送信する送信手段と、
    前記警備制御装置との通信を、前記第1の取得手段で取得された前記複数の通信仕様のうち、前記第2の取得手段で取得された前記通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第2の通信制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする保守装置。
  8. ネットワークを介して監視センタと接続される警備制御装置と、該警備制御装置の保守を該警備制御装置との通信により行う保守装置とを備える保守システムの通信方法であって、
    前記警備制御装置は、
    転送速度の異なる複数の通信仕様が予め格納される通信仕様テーブルを記憶する第1の記憶手段と、
    監視領域において異常を検知した場合における前記警備制御装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードのうち現在の警備モードを記憶する警備モード記憶手段と
    を有し、
    前記保守装置は、
    前記複数の通信仕様をそれぞれ示す情報が、前記警備モードおよび前記負荷状態の各組み合わせと関連付けられて予め格納される通信仕様指定テーブルを記憶する第2の記憶手段を有し、
    前記警備制御装置が、該警備制御装置の現在の負荷状態を取得する第1の取得ステップと、
    前記保守装置が、前記警備制御装置から、前記現在の警備モードと前記現在の負荷状態と前記複数の通信仕様とを取得する第2の取得ステップと、
    前記保守装置が、前記通信仕様指定テーブルから、前記第2の取得ステップにより取得された前記現在の警備モードおよび前記現在の負荷状態の組み合わせに関連付けられた前記通信仕様を示す情報を取得する第3の取得ステップと、
    前記保守装置が、前記第3の取得ステップで取得された前記通信仕様を示す情報を前記警備制御装置に送信する送信ステップと、
    前記保守装置が、前記警備制御装置との通信を、前記第2の取得ステップで取得された前記複数の通信仕様のうち、前記第3の取得ステップで取得された前記通信仕様を示す情報に対応する通信仕様に従い制御する第1の通信制御ステップと、
    前記警備制御装置が、前記保守装置との通信を、前記通信仕様テーブルに格納される前記複数の通信仕様のうち、前記送信ステップで該保守装置から送信された前記通信仕様を示す情報に対応する前記通信仕様に従い制御する第2の通信制御ステップと
    を有する
    ことを特徴とする通信方法。
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