JP2022157775A - 監視システム、端末装置、及びプログラム - Google Patents

監視システム、端末装置、及びプログラム Download PDF

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展康 古田
Nobuyasu Furuta
哲也 ▲高▼橋
Tetsuya Takahashi
達樹 松尾
Tatsuki Matsuo
達也 深澤
Tatsuya Fukazawa
雄一郎 河村
Yuichiro Kawamura
敏弘 松本
Toshihiro Matsumoto
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【課題】監視サービスの活用状況を容易に把握できるようにする。【解決手段】監視システムは、複数の警備モードに基づき監視対象エリアを監視する。監視システムは、複数の警備モードのいずれかを設定する設定手段と、複数の警備モードの設定履歴を用いて、警備モード毎に所定期間における利用時間の合計を算出する算出手段と、警備モード毎の利用時間の合計に応じた情報を表示する表示手段とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、監視対象エリアを監視する技術に関する。
複数の警備モードを有する警備システムが知られている(例えば特許文献1)。
特開2008-250745号公報
従来の監視システムでは、監視サービスの活用状況を容易に把握することが難しかった。
本発明は、監視サービスの活用状況を容易に把握できるようにすることを目的の一つとする。
本発明の一態様は、複数の警備モードに基づき監視対象エリアを監視する監視システムにおいて、前記複数の警備モードのいずれかを設定する設定手段と、前記複数の警備モードの設定履歴を用いて、警備モード毎に所定期間における利用時間の合計を算出する算出手段と、警備モード毎の前記利用時間の合計に応じた情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする監視システムを提供する。
前記複数の警備モードは、前記監視対象エリアを監視する警戒モードと前記監視対象エリアを監視しない解除モードとを少なくとも含み、前記表示手段は、所定期間に占める前記警戒モードの前記利用時間の合計の割合を表すグラフを表示してもよい。
前記警戒モードは、前記監視対象エリア全体を監視する無人警戒モードと、前記監視対象エリアの一部を監視する有人警戒モードとを含み、前記表示手段は、前記無人警戒モードの前記利用時間の合計と、前記有人警戒モードの前記利用時間の合計とを区別して前記グラフを表示してもよい。
前記表示手段は、前記グラフの原点から、前記無人警戒モード、前記有人警戒モードの順に、前記利用時間の合計を表す要素を表示してもよい。
前記表示手段は、警備モード毎の前記利用時間の合計の割合を表す前記グラフとは別に、前記複数の警備モードの前記設定履歴を用いて、各警備モードが設定されていた時間帯を時系列で表すグラフを表示してもよい。
本発明の別の態様は、複数の警備モードのいずれかに基づき監視対象エリアを監視する監視システムに含まれる端末装置において、前記複数の警備モードの設定履歴を用いて算出された、警備モード毎の所定期間における利用時間の合計を取得する取得手段と、警備モード毎の前記利用時間の合計に応じた情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする端末装置を提供する。
本発明のさらに別の態様は、複数の警備モードのいずれかに基づき監視対象エリアを監視する監視システムに含まれるコンピュータに、前記複数の警備モードの設定履歴を用いて算出された、警備モード毎の所定期間における各警備モードの利用時間の合計を取得するステップと、警備モード毎の前記利用時間の合計に応じた情報を表示するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、監視サービスの活用状況を容易に把握することができる。
実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。 コントローラの構成の一例を示す図である。 サーバ装置の構成の一例を示す図である。 端末装置の構成の一例を示す図である。 警備モードの利用状況を示す情報を提供する動作の一例を示すシーケンスチャートである。 端末装置に表示される画面650の一例を示す図である。 変形例に係る各警備モードの利用時間を表すグラフの一例を示す図である。 変形例に係る各警備モードの利用時間を表すグラフの一例を示す図である。
構成
図1は、実施形態に係る監視システム10の構成の一例を示す図である。監視システム10は、対象者が所在する監視対象エリアへの侵入等の異常を監視する監視サービスと、高齢者等の対象者の状況を見守る見守りサービスとを提供する。
監視システム10は、複数のセンサ100と、コントローラ200と、設定ユニット300と、サーバ装置400と、複数の端末装置600とを備える。複数のセンサ100、コントローラ200、及び設定ユニット300は、対象者の住居等の監視対象エリアに設置され、LAN(Local Area Network)等の通信網11を介して接続されている。サーバ装置400は、監視サービス及び見守りサービスを提供する事業者により運営される監視センタに設置される。複数の端末装置600は、それぞれ、対象者及び見守り者により使用される。コントローラ200、サーバ装置400、及び端末装置600は、インターネットと移動体通信ネットワークとを含む通信網12を介して接続されている。
複数のセンサ100は、監視対象エリアにおける対象者の状況を検知し、その検知結果を示す検知情報を出力する。また、複数のセンサ100の少なくとも一部は、監視対象エリアへの侵入者を検知して検知情報を出力する。監視対象エリアが住居である場合、複数のセンサ100には、住居の屋内に設置されるセンサ100(以下、「屋内のセンサ100」ともいう。)と、住居の屋外に設置されるセンサ100(以下、「屋外のセンサ100」ともいう。)とが含まれる。屋内のセンサ100は、例えば玄関扉や窓等の開口部、住居内における通路等の動線部分や居室などに設置される。屋外のセンサ100は、例えば庭や門扉に設置される。一の例において、複数のセンサ100には、窓/ドアセンサ、人感センサ、TOF(Time Of Flight)センサ、超音波(ミリ波、マイクロ波)センサ、及び照明/家電操作検知センサが含まれる。
窓/ドアセンサは、玄関扉、窓、門扉等の開口部に設置され、扉や窓などの開閉体の開放を検知する。窓/ドアセンサの例としては、磁界の変化を検知して扉の開放を検知するセンサ、及びタンパースイッチのオン/オフで扉の開放を検知するセンサが挙げられる。人感センサは、空間センサとも呼ばれ、動線部分や居室に設置され、人の存在を検知する。人感センサの例としては、熱線の変動により人の存在を検知するセンサ、音波や高周波により人の存在を検知するセンサ、入力画像から人の存在を検知するセンサ、及び投光部からの入射光が遮られることにより人の存在を検知するセンサが挙げられる。TOF(Time Of Flight)センサ及び超音波センサは人感センサの用途に加え、動線部分や居室に設置され、対象者の姿勢を検知する。照明/家電操作検知センサは、家電機器に対する操作を検知する。照明/家電操作検知センサは、家電機器に設けられ、家電機器の操作ボタンを用いて行われた操作を検知してもよい。或いは、照明/家電操作検知センサは、リモートコントローラから家電機器に送信される操作信号を受信し得る場所に設置され、この操作信号に基づいて家電機器に対する操作を検知してもよい。家電機器の例としては、テレビ受信機、照明機器、エアコン、暖房器具、扇風機、電子ケトルラジオ、水道、ガス及び電気等が挙げられる。例えば、テレビを操作したことを検知した場合は、テレビが設置されている場所(リビングなど)や操作された時間から、対象者がリビングでテレビを付けた動き(状況)を検知できる。さらに、見守り用途のセンサとして、水道、ガス、電気などのライフラインの使用量を検知するセンサを用いてよい。
コントローラ200は、センサ100を用いて対象者が所在する監視対象エリアへの侵入監視を行う。コントローラ200は、本発明に係る「警備装置」の一例である。例えばセンサ100により侵入者が検知されると、コントローラ200は、監視対象エリアへ侵入者が侵入したことをサーバ装置400へ通知する。コントローラ200は、無人警戒モード、有人警戒モード、及び解除モードの3つの警備モードを有する。また、コントローラ200は、対象者の見守りのための処理を行う。例えばセンサ100から検知情報が出力されない期間が所定時間継続すると、コントローラ200は、対象者に所定時間動きがないことをサーバ装置400に通知する。これらの通知は、例えば異常信号の送信により実現される。
無人警戒モードは、監視対象エリア全体を監視する警備モードである。無人警戒モードは、対象者が外出して監視対象エリアが無人であるときに用いられる。無人警戒モードにおいては、複数のセンサ100のうち侵入監視用途に用いられるセンサの検知情報が出力されると、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号が送信される。なお、無人警戒モードが設定された場合、対象者の退館経路を監視するセンサ100については、無人警戒モードが設定されてから予め定められた時間が経過した後に侵入者の検知を開始し、外出する対象者を侵入者として誤検知しないようにすることが好ましい。
有人警戒モードは、監視対象エリアの一部を監視する警備モードである。有人警戒モードは、監視対象エリアに対象者が居る場合において、対象者が居ない部分における侵入者の監視を行うときに用いられる。例えば有人警戒モードにおいては、外部から監視対象エリアへの侵入を検知するために玄関扉、窓、門扉、住居の屋外などの予め定められた外周エリアが監視される。或いは、監視対象エリアに含まれる複数の区域のうち、対象者の操作に応じて指定された区域が監視されてもよい。有人警戒モードにおいては、外周エリア又は指定された区域(2階など)に設置された侵入監視用途に用いられるセンサ100から検知情報が出力されると、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号が送信される。一方、外周エリア又は指定された区域以外の場所に設置されたセンサ100から検知情報が出力されてもこの検知情報は無視され、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号は送信されない。なお、以下の説明では、有人警戒モードと無人警戒モードとを総称して「警戒モード」ともいう。
解除モードは、監視対象エリアの監視を行わない警備モードである。解除モードは、監視対象エリアに対象者が居る場合において、侵入者を監視する必要がないときに用いられる。解除モードにおいては、監視対象エリアへの侵入者の監視が行われず、センサ100から検知情報が出力されても、この検知情報は無視され、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号は送信されない。
設定ユニット300は、コントローラ200の警備モードを設定する操作を受け付ける。例えば設定ユニット300は、住居の玄関に設置され、外出時や帰宅時などに警備モードの設定を行うために用いられる。
サーバ装置400は、コントローラ200から異常信号を受信すると、監視対象エリアや対象者の情報を出力することにより、監視センサの管制員に対象者への確認や監視対象エリアへ駆けつける警備員への対処を促す。また、サーバ装置400は、監視サービス又は見守りサービスの一環として、警備モードが適切に利用されているかを振り返って検討することができるように、警備モードの利用状況を示す情報を見守り者が使用する端末装置600及び対象者が使用する端末装置600のうち少なくとも一方に提供する。
端末装置600は、対象者又は見守り者が監視サービスや見守りサービスに関する各種の情報を見るために用いられる。端末装置600の例としては、スマートフォン、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、及びウェアラブル端末が挙げられる。
図2は、コントローラ200の構成の一例を示す図である。コントローラ200は、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、操作部204と、表示部205と、鳴動部206とを備える。コントローラ200の各部は、バスを介して接続されている。
制御部201は、自装置の各部の制御及び各種の処理を行うプロセッサである。例えば、制御部201にはCPU(Central Processing Unit)が含まれる。記憶部202は、自装置の機能を実現するためのプログラムと各種のデータを記憶するメモリである。記憶部202に記憶されるデータには、現在設定されている警備モードを示す情報と警備モードの設定操作に必要な認証コードとが含まれる。例えば、記憶部202にはROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、及びSSD(Solid State Drive)のうち少なくともいずれかが含まれる。通信部203は、自装置を通信網11及び12に接続するための通信インターフェースである。通信部203は、通信網11又は12を介して接続された他の装置と通信を行うために用いられる。
操作部204は、自装置に対する各種の操作を受け付ける。操作部204が受け付ける操作には、警備モードを設定する操作と、認証媒体から認証コードを読み取らせる操作とが含まれる。例えば、操作部204には、表示部205の画面上の操作を受け付けるタッチセンサと、警備モードの設定を受け付ける操作ボタンと、対象者が所持するICカード等の認証媒体から認証コードを読み取る読取装置とが含まれる。表示部205は、各種の情報を表示する。表示部205が表示する情報には、現在設定されている警備モード、センサ100の状態、及びセンサ100の設置場所を示す情報が含まれる。例えば、表示部205には液晶ディスプレイが含まれる。また、表示部205は、タッチセンサとの組み合わせによりタッチパネルとして構成されてもよい。鳴動部206は、異常の発生を知らせる音やメッセージ音声等の各種の音を出力する。例えば、鳴動部206にはスピーカが含まれる。
制御部201は、取得手段211と、設定手段212と、送信手段213として機能する。これらの機能は、制御部201が記憶部202に記憶されたプログラムを実行して、制御部201が演算を行い又はコントローラ200の各部を制御することにより実現される。
取得手段211は、設定ユニット300を用いて警備モードを設定する操作が行われると、この操作を示す操作情報を取得する。
設定手段212は、対象者の操作に応じて複数の警備モードのうちいずれかを設定する。設定手段212は、操作部204を用いて警備モードを設定する操作が行われた場合には、この操作に応じた警備モードを、設定ユニット300を用いて警備モードを設定する操作が行われた場合には、取得手段211により取得された操作情報に応じた警備モードを設定する。
送信手段213は、設定手段212により設定された警備モードを示す警備モード情報をサーバ装置400に送信する。警備モード情報には、設定された警備モードの種類とその警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。
図3は、サーバ装置400の構成の一例を示す図である。サーバ装置400は、制御部401と、記憶部402と、通信部403とを備える。サーバ装置400の各部は、バスを介して接続されている。制御部401、記憶部402、及び通信部403は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、及び通信部203と同様である。ただし、通信部403は、自装置を通信網12に接続するための通信インターフェースであり、通信網12を介して接続された他の装置と通信を行うために用いられる。
制御部401は、取得手段411と、算出手段412と、送信手段413として機能する。これらの機能は、制御部401が記憶部402に記憶されたプログラムを実行して、制御部401が演算を行い又はサーバ装置400の各部を制御することにより実現される。
取得手段411は、コントローラ200から警備モード情報を取得する。この警備モード情報は、警備モードの設定履歴を構成する。
算出手段412は、警備モードの設定履歴を用いて、所定期間における各警備モードの利用時間の合計を算出する。この利用時間とは、警備モードが設定されていた時間をいう。
送信手段413は、算出手段412により算出された各警備モードの利用時間の合計を示す積算情報と、取得手段411により取得された警備モード情報とを端末装置600に送信する。積算情報には、所定期間と各警備モードの利用時間の合計とを示す情報が含まれる。警備モード情報には、設定された警備モードの種類とその警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。
図4は、端末装置600の構成の一例を示す図である。端末装置600は、制御部601と、記憶部602と、通信部603と、操作部604と、表示部605とを備える。端末装置600の各部は、バスを介して接続されている。制御部601、記憶部602、通信部603、操作部604、及び表示部605は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、サーバ装置400の通信部403、コントローラ200の操作部204、及び表示部205と同様である。ただし、記憶部602には、端末装置600の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。操作部604には、例えば表示部605の画面上の操作を受け付けるタッチセンサと、各種の操作を受け付ける操作ボタンとが含まれる。端末装置600は、本発明に係る「コンピュータ」の一例であり、記憶部602に記憶されたアプリケーションプログラムは本発明に係る「プログラム」の一例である。表示部605は、本発明に係る「表示手段」の一例である。
制御部601は、取得手段611と、表示制御手段612として機能する。これらの機能は、制御部601が記憶部602に記憶されたプログラムを実行して、制御部601が演算を行い又は端末装置600の各部を制御することにより実現される。
取得手段611は、サーバ装置400から積算情報と警備モード情報とを取得する。
表示制御手段612は、取得手段611により取得された積算情報と警備モード情報とを用いて、各警備モードの利用時間の合計に応じた情報と、各警備モードが設定されていた時間帯とを表示部605に表示する。
動作
図5は、警備モードの利用状況を示す情報を提供する動作の一例を示すシーケンスチャートである。一の例において、この動作は所定の時間間隔で開始される。なお、端末装置600は、見守り者が使用する端末装置600であってもよいし、対象者が使用する端末装置600であってもよいし、見守り者が使用する端末装置600と対象者が使用する端末装置600との両方であってもよい。
ステップS11において、コントローラ200の設定手段212は、警備モードが変更されたか否かを判定する。例えば対象者により警備モードを変更する操作が行われていない場合には、ステップS11の判定がNOになる。この場合、処理は終了する。一方、対象者により警備モードを変更する操作が行われ、設定手段212がこの操作に応じて警備モードを変更した場合には、ステップS11の判定がYESになる。この場合、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、コントローラ200の送信手段213は、警備モード情報をサーバ装置400に送信する。例えば20XX年12月1日10時に有人警戒モードから無人警戒モードに変更された場合、警備モード情報には、「無人警戒モード」という種類と、「20XX年12月1日10時」という設定日時とを示す情報が含まれる。サーバ装置400の取得手段411は、コントローラ200から警備モード情報を受信する。
ステップS13において、サーバ装置400の取得手段411は、受信した警備モード情報を記憶部402に記憶させる。このようにして、記憶部402には、警備モードが変更される度に、コントローラ200から受信した警備モード情報が記憶される。記憶部402に記憶された複数の警備モード情報により警備モードの設定履歴が構成される。
ステップS14において、サーバ装置400の算出手段412は、記憶部402に記憶された警備モードの設定履歴を用いて、所定期間における利用時間の合計を警備モード毎に算出する積算処理を行う。ここでは、所定期間は1日であるものとする。記憶部402に記憶された警備モードの設定履歴には、各警備モードの設定日時が含まれる。各警備モードの設定日時から、各警備モードが設定されていた時間帯が得られる。例えば20XX年12月1日の0時から9時及び18時から24時まで有人警戒モードが設定された場合、この日における有人警戒モードの利用時間の合計は、0時から9時までの9時間に18時から24時までの6時間を加えた15時間となる。また、20XX年12月1日の9時から15時まで無人警戒モードが設定された場合、この日の無人警戒モードの利用時間の合計は、9時から15時までの6時間となる。さらに、20XX年12月1日の15時から18時まで解除モードが設定された場合、この日の解除モードの利用時間の合計は、15時から18時までの3時間となる。
ステップS15において、サーバ装置400の送信手段413は、ステップS14の積算処理の結果を示す積算情報と、記憶部402に記憶された所定期間における警備モード情報とを、端末装置600に送信する。積算情報には、所定期間と、その所定期間内での警備モード毎の利用時間の合計とを示す情報が含まれる。所定期間における警備モード情報には、所定期間において設定された警備モードの種類と、その警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。端末装置600の取得手段611は、サーバ装置400から積算情報と警備モード情報とを受信する。
ステップS16において、端末装置600の表示制御手段612は、受信した積算情報と警備モード情報とを用いて、所定期間における警備モード毎の利用時間の合計に応じた情報と、各警備モードが設定されていた時間帯とを表示部605に表示する。
図6は、表示部605に表示される画面650の一例を示す図である。画面650には、一日単位の画面650Aと、一週間単位の画面650Bとが含まれる。これらの画面650A及び650Bは、操作部604を用いた操作に応じて切り替えられる。例えば画面650Aに含まれるスイッチ690を切り替える操作に応じて、画面650Aから画面650Bに切り替えられる。同様に、画面650Bに含まれるスイッチ690を切り替える操作に応じて、画面650Bから画面650Aに切り替えられる。
画面650Aには、警備モード毎の利用時間の合計を表す図形であるグラフ651が含まれる。グラフ651は、一日に占める各警備モードの利用時間の合計の割合を表す100%積み上げ棒グラフである。グラフ651の縦軸は一日の時間を示す。バー652、653、及び654は、それぞれ、有人警戒モードの利用時間の合計の割合、無人警戒モードの利用時間の合計の割合、及び解除モードの利用時間の合計の割合を表す。バー652~654は、色、色の濃淡、又はパターンを異ならせることにより、それぞれ区別して表示される。バー652、653、及び654は、本発明に係る「要素」の一例である。グラフ651では、バー653が最初に積み上げられ、バー653の上にバー652及び654が順番に積み上げられる。すなわち、無人警戒モードの利用時間の合計を表すバー653は最初に配置される。つまり、グラフ651の原点から、無人警戒モード、有人警戒モードの順に、利用時間の合計を表すバー653、652を表示する。
ここでは、画面650Aの対象の日が20XX年12月1日であるものとする。例えば20XX年12月1日の有人警戒モードの利用時間の合計が15時間である場合、バー652は、一日に占めるこの利用時間の合計の割合に応じた長さを有する。また、20XX年12月1日の無人警戒モードの利用時間の合計が6時間である場合、バー653は、一日に占めるこの利用時間の合計の割合に応じた長さを有する。さらに、20XX年12月1日の解除モードの利用時間の合計が3時間である場合、バー654は、一日に占めるこの利用時間の合計の割合に応じた長さを有する。
グラフ651を見ることにより、見守り者又は対象者は一日に占める警備モード毎の利用時間の合計の割合が分かる。また、見守り者又は対象者は、バー652及び653を併せて見ることにより、一日に占める警戒モードの利用時間の合計が分かる。例えば解除モードの利用時間の合計の割合が多い場合には、警備モードが適切に利用されていないことを意味する。一方、解除モードの利用時間の合計の割合が少なく、警戒モードの利用時間の合計の割合が多い場合には、警備モードが適切に利用されていることを意味する。グラフ651により、見守り者又は対象者は、一日に設定した警備モードの利用時間の合計の割合を警備モード毎に視覚的に認識することができ、警戒モードを設定して監視サービスを活用していたのか一目で確認することができる。
また、画面650Aには、各警備モードが設定されていた時間帯を表すドーナツ型のチャート655が含まれる。チャート655は、グラフの一種である。上述した例では、20XX年12月1日の0時から9時までは有人警戒モードが設定され、9時から15時まで無人警戒モードが設定され、15時から18時まで解除モードが設定され、18時から24時まで有人警戒モードが設定されている。この場合、円周の時間軸に沿って、0時から9時の時間帯及び18時から24時の時間帯に有人警戒モードを表す要素656が表示され、9時から15時の時間帯に無人警戒モードを表す要素657が表示され、15時から18時までの時間帯に解除モードを表す要素658が表示される。すなわち、これらの要素656~658は時系列に沿って表示される。要素656~658は、色、色の濃淡、又はパターンを異ならせることにより、それぞれ区別して表示される。
チャート655を見ることにより、見守り者又は対象者は各警備モードが設定されていた時間帯が分かる。例えばグラフ651において解除モードの利用時間の合計を確認した後に、チャート655を見ることにより、解除モードが実際に一日のどの時間帯で設定されていたかが分かる。また、例えば解除モードが設定されていた時間帯が、対象者が家の内外を動き回る時間帯である場合には、警備モードが適切に利用されていることを意味する。一方、解除モードが設定されていた時間帯が、対象者が就寝している時間帯等、対象者が同じ場所に居てあまり動かない時間帯である場合には、警備モードが適切に利用されていないことを意味する。
画面650Bには、一週間の各曜日のグラフ651が横に並べて表示される。また、画面650Bには、有人警戒モードと無人警戒モードとを含む警戒モードの利用時間の基準値を示す基準線659が表示されてもよい。警戒モードの利用時間の合計は、有人警戒モードの利用時間の合計と無人警戒モードの利用時間の合計とを加算することにより得られる。この基準値は、警備モードが適切に利用されているか否かを図る目安になる。例えば警戒モードの利用時間の合計が基準値以上である場合には、警備モードが適切に利用されていることを意味する。基準値は、予め定められていてもよいし、設定された警備モードの種類に応じて日毎に変更されてもよい。
例えば或る日において設定された警備モードに有人警戒モードが含まれていない場合には、この日の基準値として予め定められた第1基準値が用いられる。一方、或る日において設定された警備モードに有人警戒モードが含まれている場合には、この日の基準値として第1基準値よりも小さい第2基準値が用いられる。これは、有人警戒モードが設定されている場合には、対象者の防犯意識が高いと考えられるため、有人警戒モードが設定されていない場合に比べて警戒モードの利用時間の合計が小さくても、警備モードが適切に利用されていると考えられるためである。
なお、上述したステップS15において、積算情報と警備モード情報とは、サーバ装置400からプッシュ型で送信されてもよいし、端末装置600からの要求に応じてプル型で送信されてもよい。一の例において、端末装置600において見守りサービスの機能を提供するためのアプリケーションプログラムが起動されると、端末装置600からサーバ装置400に積算情報及び警備モード情報の取得要求が行われ、この取得要求に応じてサーバ装置400から端末装置600にこれらの情報が送信される。
また、端末装置600からの要求に応じてプル型で送信される場合において端末装置600からリアルタイムの情報の取得要求が行われたときは、所定期間の開始時刻から現在時刻までの期間が所定期間となる。例えば20XX年12月1日15時にリアルタイムの情報の取得要求が行われた場合には、20XX年12月1日0時から15時までの各警備モードの利用時間の合計が算出され、サーバ装置400から端末装置600に送信される。この場合、20XX年12月1日のグラフ651は、0時から15時までの時間に占める各警備モードの利用時間の合計の割合を表す。また、20XX年12月1日のチャート655は、0時から15時までの期間において、各警備モードが設定されていた時間帯を表す。15時より後の時間帯については、いずれも警備モードを表す要素も表示されない。
上述した実施形態によれば、各警備モードの利用時間の合計を表すグラフ651が表示されるため、複数の警備モードが適切に利用されているかを視覚的にわかり易く振り返えることができる。また、グラフ651に加えて各警備モードが設定されていた時間帯を表すチャート655が表示されるため、これらを併せて見ることにより複数の警備モードが適切に利用されているかをより詳細に確認することができる。さらに、一日に占める各警備モードの利用時間の合計の割合を表すグラフ651の表示により、一日に占める各警備モードの利用時間の合計の割合を容易に視認することができる。さらに、グラフ651においては、無人警戒モードの利用時間の合計を表すバー653が最初に配置されるため、特に一週間単位の画面650Bにおいて、各曜日における無人警戒モードの利用時間の合計の割合を容易に比較することができる。
変形例
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態は、以下の例のように変形して実施されてもよい。このとき、以下の2以上の変形例が組み合わせて用いられてもよい。
変形例1
上述した実施形態において、各警備モードの利用時間の合計を表すグラフは、グラフ651に限定されない。各警備モードの利用時間の合計を表すグラフは、各警備モードの利用時間の合計又は一日に占める各警備モードの利用時間の割合が分かるグラフであればどのような種類のグラフであってもよい。
図7は、この変形例に係る各警備モードの利用時間の合計を表すグラフ660の一例を示す図である。グラフ660は、一日に占める各警備モードの利用時間の合計の割合を表す円グラフである。グラフ660の円周は一日の時間を示す。要素661、662、及び663は、それぞれ、有人警戒モードの利用時間の合計の割合、無人警戒モードの利用時間の合計の割合、及び解除モードの利用時間の合計の割合を表し、それぞれの利用時間の合計の割合に応じた大きさを有する。要素661~663は、色、色の濃淡、又はパターンを異ならせることにより、それぞれ区別して表示される。グラフ660では、0を起点として時計回りに順番に要素662、661、及び663が配置される。すなわち、無人警戒モードの利用時間の合計の割合を表す要素662が原点から見て最初に配置される。グラフ660を見ることにより、見守り者又は対象者は一日に占める各警備モードの利用時間の合計の割合が分かる。また、週単位の画面650Bでも同様にグラフ651に代えてグラフ660が表示されてもよい。
図8は、この変形例に係る各警備モードの利用時間を表すグラフ670の一例を示す図である。グラフ670は、集合棒グラフである。集合棒グラフの縦軸(非表示)は時間を示す。バー671、672、及び673は、それぞれ、有人警戒モードの利用時間の合計、無人警戒モードの利用時間の合計、及び解除モードの利用時間の合計を表し、それぞれの利用時間の合計に応じた長さを有する。バー671~673は、色、色の濃淡、又はパターンを異ならせることにより、それぞれ区別して表示される。グラフ670では、左から順番にバー672、671、673が配置される。すなわち、無人警戒モードの利用時間の合計を表すバー672が原点からみて最初に配置される。グラフ670を見ることにより、見守り者又は対象者は各警備モードの利用時間の合計が分かる。
変形例2
上述した実施形態において、グラフ651とチャート655とは、一画面に含まれなくてもよい。例えばグラフ651とチャート655とが別の画面に含まれており、画面を切り替える操作に応じてそれぞれの画面が表示されてもよい。また、図6に示されるグラフ651では、必ずしも無人警戒モードを表すバー653が原点から見て最初に配置されなくてもよい。例えば有人警戒モードを表すバー652又は解除モードを表す654が原点から見て最初に配置されてもよい。同様に、図7に示されるグラフ660において要素661又は663が原点から見て最初に配置されてもよいし、図8に示されるグラフ670においてバー671又は673が原点から見て最初に配置されてもよい。
変形例3
上述した実施形態において、センサ100の検知結果に応じた情報がグラフ651及びチャート655のうち少なくとも一方に付加されてもよい。一の例において、解除モードが設定されていた時間帯におけるセンサ100の検知結果又は属性情報がグラフ651及びチャート655に付加されてもよい。この例では、サーバ装置400は、センサ100から受信した検知情報の中から、検知時間について解除モードが設定されていた時間帯に含まれる検知情報を抽出する。サーバ装置400により抽出された検知情報は端末装置600に送信され、各警備モードの利用時間の合計及び各警備モードが設定されていた時間帯と併せて表示される。
例えば解除モードが設定されていた時間帯に窓センサが窓の開放を検知した場合には、図6に示されるグラフ651において、解除モードの利用時間の合計の割合を表すバー654に窓が開放されたことを示す付加情報が付加されてもよい。また、図6に示されるチャート655において、解除モードを表す要素658に窓が開放されたことを示す付加情報が付加されてもよい。この付加情報を見ることにより、見守り者又は対象者は解除モードの設定が妥当であったか否かが分かる。
別の例において、解除モードが設定されていた時間帯のうち対象者の活動量が少ない時間帯が改善候補の時間帯としてグラフ651及びチャート655上に表示されてもよい。この例では、サーバ装置400は、センサ100から受信した検知情報を用いて、所定期間における対象者の活動量を時間帯毎に決定する。例えばサーバ装置400は、センサ100により対象者の活動が検知された回数が多いほど、大きい活動量を決定する。続いてサーバ装置400は、解除モードが設定されていた時間帯のうち、対象者の活動量が所定の活動量以下である時間帯を、改善候補の時間帯として特定する。例えば20XX年12月1日15時から18時までの時間帯に解除モードが設定されていた場合において、この時間帯のうち17時から18時までの時間帯の対象者の活動量が所定の活動量以下である場合には、17時から18時の時間帯が改善候補の時間帯として特定される。サーバ装置400により特定された改善候補の時間帯を示す改善情報は端末装置600に送信され、各警備モードの利用時間の合計及び各警備モードが設定されていた時間帯と併せて表示される。
例えば図6に示されるグラフ651において、解除モードの利用時間の合計の割合を表すバー654のうち、改善候補の時間帯の長さに相当する部分が強調表示されてもよい。また、図6に示されるチャート655において、解除モードを表す要素658のうち、改善候補の時間帯に相当する部分が強調表示されてもよい。この強調表示は、例えば色、色の濃度、又はパターンを異ならせることにより実現される。この強調表示を見ることにより、見守り者又は対象者は、過去に解除モードが設定されていた時間帯の一部については、他の警備モード、例えば有人警戒モードに設定すべきであったことが分かる。
また、警戒モードの利用時間の基準値は、実際の警戒モードの利用時間の合計に、改善候補の時間帯の長さを加えた時間であってもよい。例えば20XX年12月1日の実際の有人警戒モードの利用時間の合計が15時間であり、実際の無人警戒モードの利用時間の合計が6時間であり、改善候補の時間帯の長さが1時間である場合には、基準値はこれらの時間の合計である22時間になる。この場合、図6に示される画面650Bには、20XX年12月1日のグラフ651上に、22時間という基準値を示す基準線659が表示される。この基準線659を見ることにより、見守り者又は対象者は、警戒モードが設定されるべきであった時間の合計が分かる。
なお、改善候補の時間帯は、AI(Artificial Intelligence)を用いて特定されてもよい。例えばサーバ装置400は、センサ100の検知情報と適切な警備モードとを機械学習することにより機械学習モデルを予め生成しておく。サーバ装置400は、所定期間におけるセンサ100の検知情報をこの機械学習モデルに入力して、所定期間の各時間帯における適切な警備モードを判定する。そして、サーバ装置400は、時間帯毎に判定された適切な警備モードと実際に設定された警備モードとを比較し、これらの警備モードが異なる時間帯を改善候補の時間帯として特定してもよい。
或いは、時間帯毎に適切な警備モードが予め定められており、サーバ装置400は、実際に設定された警備モードが予め定められた警備モードと異なる時間帯を改善候補の時間帯としてもよい。例えば深夜の時間帯には有人警戒モードが適切な警備モードとして予め定められていてもよい。この場合、深夜の時間帯において有人警戒モード以外の警備モードが設定されていた場合には、有人警戒モード以外の警備モードが設定されていた部分が改善候補の時間帯として特定される。
この変形例によれば、複数の警備モードが適切に利用されているかをより詳細に確認することができる。
変形例4
上述した実施形態において、警戒モードの利用時間の基準値は、有人警戒モードの利用時間に応じて変更されてもよい。例えば有人警戒モードの利用時間が長いほど、基準値が小さくなってもよい。
変形例5
上述した実施形態において、警戒モードの利用時間の合計が基準値に達していない場合には、解除モードの利用時間の合計及び解除モードが設定されていた時間帯のうち少なくとも一方が強調表示されてもよい。例えば警戒モードの利用時間の合計が基準値に達していない場合には、図6に示されるグラフ651において、解除モードの利用時間の合計の割合を表すバー654が強調表示されてもよい。また、図6に示されるチャート655において、解除モードを表す要素658が強調表示されてもよい。この強調表示は、例えば色、色の濃度、パターンを異ならせることにより実現される。なお、警戒モードの利用時間の合計が基準値に達している場合には、強調表示は行われない。この表示によれば、警戒モードの利用時間の合計が基準値に達していない場合に、解除モードの設定について改善の余地があることを知らせることができる。
変形例6
上述した実施形態において、サーバ装置400において警備モードの設定履歴を用いて算出される値は、各警備モードの利用時間の合計に限定されない。例えば警備モードの設定履歴を用いて、各警備モードの利用時間の平均値、最大値、最小値等、合計以外の統計量が算出されてもよい。この場合、サーバ装置400において算出された統計量が端末装置600に送信され、端末装置600において表示される。
変形例7
上述した実施形態において、警備モード毎の利用時間の合計や各警備モードが設定されていた時間帯を、グラフを用いずに表示してもよい、例えば、警備モード毎の利用時間の合計の割合の数値を表示してもよく、また各警備モードが設定されていた時間帯について、横軸を一日の各時間帯、縦軸を警備モードとして表を用いて、時間帯毎に設定された警備モードを時系列で表示してもよい。
変形例8
上述した実施形態において、サーバ装置400は、画面650A及び650Bに対応するウェブ画面を生成し、端末装置600に提供してもよい。
変形例9
上述した実施形態において、一の装置の機能を複数の装置が分散して有してもよいし、複数の装置の機能を一の装置がまとめて有していてもよい。例えばコントローラ200は、監視対象エリアの侵入監視を行う機能と対象者の見守りを行うための機能とを両方とも有していた。しかし、コントローラ200に代えて監視対象エリアの侵入監視を行う機能を有する第1コントローラと、対象者の見守りを行うための機能を有する第2コントローラとが用いられてもよい。
変形例10
上述した実施形態において、監視システム10の機能の主体は例示であり、この例に限定されない。サーバ装置400の機能をコントローラ200又は端末装置600が有していてもよい。すなわち、サーバ装置400が行っている処理をコントローラ200又は端末装置600が行ってもよい。一の例において、サーバ装置400の取得手段411、算出手段412、及び送信手段413のうち少なくとも一部をコントローラ200又は端末装置600が有していてもよい。
変形例11
上述した実施形態において、監視システム10の動作は上述した例に限定されない。監視システム10の処理手順は、矛盾の無い限り、順序が入れ替えられてもよい。また、監視システム10の一部の処理手順が省略されてもよい。
変形例12
本発明の別の形態は、監視システム10、センサ100、コントローラ200、設定ユニット300、サーバ装置400、及び端末装置600のうち少なくともいずれかにおいて行われる処理のステップを有する方法を提供してもよい。また、本発明のさらに別の形態は、センサ100、コントローラ200、設定ユニット300、サーバ装置400、又は端末装置600において実行されるプログラムを提供してもよい。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されて提供されてもよいし、インターネット等を介したダウンロードによって提供されてもよい。
10:監視システム、100:センサ、200:コントローラ、211:取得手段、212:設定手段、213:送信手段、300:設定ユニット、400:サーバ装置、411:取得手段、412:算出手段、413:送信手段、600:端末装置、611:取得手段、612:表示制御手段

Claims (7)

  1. 複数の警備モードに基づき監視対象エリアを監視する監視システムにおいて、
    前記複数の警備モードのいずれかを設定する設定手段と、
    前記複数の警備モードの設定履歴を用いて、警備モード毎に所定期間における利用時間の合計を算出する算出手段と、
    警備モード毎の前記利用時間の合計に応じた情報を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする監視システム。
  2. 前記複数の警備モードは、前記監視対象エリアを監視する警戒モードと前記監視対象エリアを監視しない解除モードとを少なくとも含み、
    前記表示手段は、前記所定期間に占める前記警戒モードの前記利用時間の合計の割合を表すグラフを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記警戒モードは、前記監視対象エリア全体を監視する無人警戒モードと、前記監視対象エリアの一部を監視する有人警戒モードとを含み、
    前記表示手段は、前記無人警戒モードの前記利用時間の合計と、前記有人警戒モードの前記利用時間の合計とを区別して表す前記グラフを表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
  4. 前記表示手段は、前記グラフの原点から、前記無人警戒モード、前記有人警戒モードの順に、前記利用時間の合計を表す要素を表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の監視システム。
  5. 前記表示手段は、警備モード毎の前記利用時間の合計の割合を表す前記グラフとは別に、前記複数の警備モードの前記設定履歴を用いて、各警備モードが設定されていた時間帯を時系列で表すグラフを表示する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の監視システム。
  6. 複数の警備モードのいずれかに基づき監視対象エリアを監視する監視システムに含まれる端末装置において、
    前記複数の警備モードの設定履歴を用いて算出された、警備モード毎の所定期間における利用時間の合計を取得する取得手段と、
    警備モード毎の前記利用時間の合計に応じた情報を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  7. 複数の警備モードのいずれかに基づき監視対象エリアを監視する監視システムに含まれるコンピュータに、
    前記複数の警備モードの設定履歴を用いて算出された、警備モード毎の所定期間における各警備モードの利用時間の合計を取得するステップと、
    警備モード毎の前記利用時間の合計に応じた情報を表示するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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