JP2011215858A - 火災警報器 - Google Patents

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裕 齊藤
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光弘 松田
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Abstract

【課題】他の火災警報器との間の無線信号の送受信状態を監視して、屋内の環境変化によっても送受信できなくなることを未然に防止可能な火災報知器を提供。
【解決手段】火災警報器1は、火災を検知する火災検知部2と、火災検知部2が火災を検知したときに火災信号を無線信号で送信するとともに、他の火災警報器から送信された火災信号を受信する送受信部3と、点検信号を送受信部3から送信する点検部4と、送受信部3が受信した他の火災警報器から送信された点検信号の電波強度レベルを報知する報知部6を具備し、点検信号の電波の強度レベルが報知されることにより、送受信部が受信する火災信号の電波の強弱が判断される。この判断に基づいて、火災警報器は、受信する火災信号の電波強度が低くなる位置を避けて、受信する火災信号の電波強度が高い位置に設置可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災発生を検知する火災検知部を有し、無線により火災信号を送受信する火災警報器に関する。
住宅用火災警報器は、屋内の各部屋などにそれぞれ配設され、互いに連動動作するように構成されている。そして、最近では、住宅用火災警報器同士で無線信号を送受信する住宅用火災警報システムが用いられている(例えば特許文献1参照。)。すなわち、例えば1つの住宅用火災警報器が火災発生時に警報を発したときに無線信号を送信し、屋内に配設される他の複数の住宅用火災報知器がこの無線信号を受信して警報を発することにより、火災発生を屋内の人たちに迅速に告知できるようにしている。そして、特許文献1の住宅用火災警報システムにおいて、住宅用火災警報器に個別のIDコードを持たせておき、IDコードによって遅延時間を設けて、その遅延時間毎に無線信号を送信することにより、無線信号が相互に干渉しあうことを防止できることが開示されている。
特開2009−238250号公報(第3頁、第1図)
しかし、住宅用火災警報器は、家具や電気機器等の設置位置によっては、無線信号の電波強度が弱くなるので、他の住宅用火災警報器に対して無線信号を正常に送信できず、あるいは他の住宅用火災警報器からの無線信号を正常に受信することができないことがある。
本来、住宅用火災警報器は、設置時に他の住宅用火災警報器との間で無線信号を送受信可能であることを確認して設置している。しかし、例えば、ある住宅用火災警報器は無線信号の電波強度の弱い位置に設置されても受信可能と判断するが、その後の家具や電気機器の新設、配置換え等の屋内の環境変化によっては、他の住宅用火災警報器からの無線信号を正常に受信することができなくなるという問題がある。
本発明は、他の火災警報器との間の無線信号の送受信状態を監視して、屋内の環境変化によっても送受信できなくなることを未然に防止可能な火災報知器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の火災警報器の発明は、火災を検知する火災検知部と;この火災検知部が火災を検知したときに火災信号を無線信号で送信するとともに、他の火災警報器から送信された火災信号を受信する送受信部と;点検信号を送受信部から送信する点検部と;送受信部が受信した他の火災警報器から送信された点検信号の電波強度レベルを報知する報知部と;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
火災検知部は、例えば、煙を煙検知ユニットで検知し、熱をサーミスタなどの温度センサで検知し、その検知量が予め設定された基準値以上となったときに火災発生を検知する。
無線信号の電波は、特定省電力無線などの規格化された周波数が使用される。
点検信号は、火災信号が送受信部から送信され、また、他の火災警報器から送信された火災信号が送受信部に受信されることの確認、および送受信部に受信される電波強度レベルを確認するための確認信号である。したがって、報知部は、送受信部が点検信号を受信しても、火災発生を報知しない。
報知部は、一例として、スピーカによる発音または表示ランプの発光による表示のいずれか一方または両方のいずれを有して構成することができる。
本発明によれば、点検信号の電波の強度レベルが報知されることにより、送受信部が受信する火災信号の電波の強弱が判断される。この判断に基づいて、火災警報器は、受信する火災信号の電波強度が低くなる位置を避けて、受信する火災信号の電波強度が高い位置に設置可能となる。
請求項2に記載の火災警報器の発明は、請求項1に記載の火災警報器の発明において、点検部は、所定時間毎に点検信号を出力し、報知部は、点検信号の電波強度レベルが所定値以下のときに異状を報知するように形成されていることを特徴とする。
所定時間は、例えば24時間とすることができる。点検部は、例えばタイマーを備える。
「異状」とは、火災信号を正常に受信することができないことがあることを意味する。したがって、火災が発生し、他の火災警報器から火災信号が送信されても、報知部が火災発生を報知しないことがある。
本発明によれば、報知部が異状を報知すると、他の火災警報器が火災発生を報知しても、当該火災警報器から火災発生が確実に報知されないことが屋内の人に知らされる。
請求項3に記載の火災警報器の発明は、請求項1または2に記載の火災警報器の発明において、点検部は、点検信号を送信させる操作部を有し、この操作部の操作後に設定時間に亘って点検信号を出力し、報知部は、火災発生を報知しているときに操作部が操作されると当該報知を停止させるように形成されていることを特徴とする。
操作部は、手動操作される操作スイッチやリモコンなどである。
本発明によれば、操作部は、点検信号を送信する点検手段および火災発生の報知を停止させる停止手段の両方を兼ねるので、火災警報器でのスイッチの数量が削減される。
請求項1の発明によれば、報知部が報知する点検信号の電波強度レベルを確認することにより、火災警報器は、他の火災警報器から送信される火災信号の電波を高い強度で受信する屋内の位置に設置することができ、これにより、他の火災警報器からの火災信号を正常に受信することができて、火災発生時に火災発生を正常に報知することができる。
請求項2の発明によれば、火災警報器は、所定時間毎に点検信号が出力され、点検信号の電波強度レベルが所定値以下のときに異状が報知されるので、当該火災警報器が火災発生を正常に報知できないことを屋内の人に知らせることができ、当該火災警報器を直ちに他の火災警報器から送信される火災信号の電波を高い強度で受信する屋内の位置に移動設置させることができる。
請求項3の発明によれば、点検部の操作部は、火災発生の報知を停止させる停止手段を兼ねるので、火災警報器での部品数を削減することができて、火災警報器の低価格化を図ることができる。
本発明の実施例1を示す火災警報器の要部構成を示すブロック図。 同じく、火災警報器の概略斜視図。 同じく、火災警報器の概略平面図 同じく、火災警報器の概略側面図。 同じく、火災警報器の概略側断面図。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明は、他の火災警報器から送信された点検信号の電波強度レベルが報知部で報知される。これにより、送受信部が受信する火災信号の電波の強弱を判断することができる。
図1ないし図5は、本発明の実施例1を示し、図1は火災警報器の要部構成を示すブロック図、図2は火災警報器の概略斜視図、図3は火災警報器の概略平面図、図4は火災警報器の概略側面図、図5は火災警報器の概略側断面図である。
図1において、火災警報器1は、住宅用の火災警報器であり、火災検知部2、送受信部3、点検部4、強度演算部5および報知部6、これらを制御監視する制御部7を有して構成されている。以下、火災警報器を住宅用火災警報器1として説明する。
火災検知部2は、煙を検知するものであり、発光素子8および受光素子9を備えている。すなわち、発光素子8の発光により放射された光は、煙の粒子で散乱され、その散乱光が受光素子9に入射される。そして、受光素子9の検知量(受光量)に応じた電圧が増幅器10で増幅され、入出力部11を介して制御部7に送信される。そして、煙の濃度が高まって煙の粒子が増加し、受光素子9が検知する検知量に応じた電圧が予め設定された基準値以上になると、制御部7は、火災発生と判断する。このように、火災検知部2は、受光素子9の検知量に応じて火災を検知する。
送受信部3は、アンテナ12から火災信号を無線信号で送信し、アンテナ12で連動動作する他の住宅用火災警報器から送信された火災信号を受信するものである。制御部7は、火災検知部2が火災を検知したときに、火災信号を送受信部3の入出力部13に出力する。送受信部3は、当該火災信号を増幅器14で増幅してアンテナ12から無線で送信する。また、アンテナ12で受信した火災信号を増幅し、入出力部13を介して制御部7に送信するように形成されている。
また、送受信部3は、点検信号を送受信する。点検信号は、例えば火災信号と同等の信号であり、火災信号と区別する識別記号を有している。アンテナ12から送信される点検信号は、制御部7から入出力部13に入力され、アンテナ12で受信した点検信号は、入出力部13から強度演算部5に出力される。
点検部4には、操作部としての操作スイッチ15が接続されている。この操作スイッチ15がオンされると、点検部4は、操作信号または停止信号を制御部7に出力する。ここで、点検部4は、操作スイッチ15が予め設定された時間(例えば5〜10秒)に亘って連続してオンされると、操作信号を制御部7に出力し、操作スイッチ15が短時間(例えば2秒以内)オンされると、停止信号を制御部7に出力する。制御部7は、操作信号を入力すると、点検信号を送受信部3から予め設定された設定時間(例えば5分)に亘って送信させる。このように、点検部4は、操作スイッチ15を有し、操作スイッチ15の操作に応じて火災信号の点検信号を送受信部3から送信するように形成されている。
また、点検部4は、タイマー16を備えている。そして、タイマー16の計時に応じて所定時間(例えば24時間)毎に操作信号を制御部7に出力する。これにより、制御部7は、所定時間毎に点検信号を送受信部3から送信させる。このように、点検部4は、タイマー16の計時による所定時間毎に点検信号を出力するように形成されている。
強度演算部5は、送受信部3から送信された点検信号の電波強度レベルを演算し、演算した電波強度レベルを制御部7に出力する。制御部7は、電波強度レベルに応じたデータ信号を報知部6の入力部17に出力する。ここで、制御部7は、例えば電波強度レベルが強い強度範囲、中程度の強度範囲、弱い強度範囲の三段階のデータ信号を出力する。このように、強度演算部5は、送受信部3が受信した連動動作する他の住宅用火災警報器から送信された点検信号の電波強度レベルを演算して、制御部7を介して報知部6に出力するように形成されている。
報知部6は、表示灯としての発光ダイオード18および音声を発するスピーカ19を備えている。報知部6は、火災検知部2が火災を検知したときに、または送受信部3が他の住宅用火災警報器から送信された火災信号を受信したときに、制御部7から入力部17に警報データおよび点滅データの制御信号が送信される。発光ダイオード18は、点滅データに応じて例えば0.5秒間隔で点滅する。また、スピーカ19は、増幅器20で警報データが増幅され、例えば「ビュービュービュー、火事です、火事です。」という音声メッセージを発する。これにより、屋内の人に火災発生が報知される。
また、報知部6は、制御部7から電波強度レベルのデータ信号が送信される。発光ダイオード18は、例えば、電波強度レベルが強い強度範囲、中程度の強度範囲、弱い強度範囲の三段階に応じて、それぞれ例えば連続点灯、1秒間隔での点滅、3秒間隔での点滅をする。また、スピーカ19は、同じく「電波強度は強です。」、「電波強度は中程度です。」、「電波強度は弱です。」という音声メッセージを発する。これにより、強度演算部5が演算した点検信号の電波強度レベルが報知される。すなわち、点検者に送受信部3が受信する火災信号の電波強度レベルが報知される。
制御部7は、マイクロコンピータ(マイコン)に形成され、CPU(中央処理装置)21、ROM22およびRAM23を有して構成されている。CPU21は、プログラムに基づいて各種演算や制御を行う。ROM22は、プログラム、上述の音声メッセージデータおよび電波強度レベルデータ、異状の音声メッセージデータおよび表示データ、煙検知の基準値、電波強度レベルの所定値、所定時間、設定時間やIDコードなどを記憶している。また、ROM22は、強度演算部5から送信された電波強度レベルデータや演算処理データなどを記憶する。
そして、制御部7は、上述した制御を行う他に、操作スイッチ15の短時間操作(例えば2秒以内のオン操作)が行われて点検部4から停止信号が送信されると、火災発生を報知する警報データおよび点滅データの制御信号の送信を停止するように形成されている。これにより、報知部6による火災発生の報知が停止される。
また、制御部7は、所定時間(例えば24時間)毎に強度演算部5から送信される点検信号の電波強度レベルデータと、ROM22に記憶している電波強度レベルの所定値とを比較し、電波強度レベルデータが所定値以下のときに、報知部6に異状の音声メッセージデータおよび表示データの制御信号を送信するように形成されている。これにより、報知部6のスピーカ19は、例えば、「電波が非常に受信しにくいです。」の音声メッセージを発し、発光ダイオード18は、例えば1秒間隔で点滅する。屋内の人に、火災発生が報知されにくいということが知らされる。そして、制御部7は、異状の制御信号を送信しているときに、操作スイッチ15がオン操作されると、異状の制御信号の送信を停止する。
そして、制御部7には、直流電源24が接続されている。制御部7は、その制御により、火災検知部2ないし報知部6などに対して動作電源を供給している。直流電源24は、例えばリチウム電池である。
なお、点検部4および強度演算部5は、制御部7と一体化に構成されていてもよい。すなわち、制御部7が点検部4および強度演算部5の機能を有するように構成されてもよい。
そして、火災検知部2は、煙検知ユニット25に、送受信部3ないし制御部7は、無線ユニット26に構成されている。
住宅用火災警報器1は、図2および図3に示すように、火災報知器本体を構成するケース本体27と、このケース本体27内に設けられた煙検知ユニット25とを有して構成されている。
ケース本体27は、住宅用火災報知器1を平面視したときに、円形形状を有し、カバー28と、このカバー28が着脱自在に取付けられるベース部29とを有して構成される。なお、ベース部29は、天井等に取り付けられる取り付け面を有している。
カバー28は、カバー表面28aより高さ方向に突出するカバー蓋部30と、このカバー蓋部30とカバー表面28aとの間に設けられた、煙を導入するための開口部31とを有して構成されている。カバー蓋部30は、住宅用火災報知器1を平面視したときに円形形状を有し、カバー28の延設部28bを介して、カバー28と一体的に構成されている。
また、カバー28上には、操作スイッチ15と、報知用開口溝28cが設けられている。操作スイッチ15は、押下することでオンする。操作スイッチ15は、その操作部が内部に設けられた発光ダイオード18による光が透過する材質で形成されている。報知用開口溝28cは、ケース本体27内に設けられたスピーカ19などからの音声を効果的に外部へと伝えるための貫通孔である。
煙検知ユニット25は、図4に示すように、例えば円筒状に構成されたもので、側面部25aの外周面全体が煙を導入する導入部分として構成されている。この側面部25aの外周面には、煙などの気体が通過可能で、かつ、虫などが侵入しないように図示しない防虫金網等が設けられている。
また、煙検知ユニット25の内部には、火災検知部2が収容されている。そして、図示はしないが、発光素子8と、受光素子9とが同心円状で、かつ、この同心円の中心と発光素子8および受光素子9のそれぞれを結ぶ線分が所定の角度となるように配置されている。煙検知ユニット25は、電源がオン状態である場合、発光素子8から定期的に光が出射されている。そして、侵入した煙の検知量に応じて火災を検知する。
ケース本体27は、図5に示すように、その内部にカバー28に取り付けられる中底部材31が設けられている。無線ユニット26は、中底部材31に固定されている。そして、無線ユニット26からアンテナ12が延出されている。
そして、中底部材31には、電池収容部32が設けられている。この電池収容部32に、直流電源としてのリチウム電池24が収容されている。
次に、本発明の実施例1の作用について述べる。
屋内に住宅用火災報知器1を設置するときに、当該住宅用火災警報器1を仮設置して、連動動作する他の住宅用火災警報器の操作スイッチ15を予め設定された時間(例えば5〜10秒)に亘って連続的にオンにすると、他の住宅用火災警報器から火災信号の点検信号が設定時間(例えば10分)に亘って無線送信される。この点検信号は、仮設置された住宅用火災警報器1の送受信部3で受信され、強度演算部5において点検信号の電波強度レベルが演算される。
そして、制御部7の制御により、報知部6において点検信号の電波強度レベルが例えば強い強度、中程度の強度および弱い強度の三段階で、スピーカ19による音声メッセージおよび発光ダイオード18の点灯または点滅により報知される。この報知により、住宅用火災報知器1を設置する作業者は、送受信部3が受信する火災信号の電波の強弱を判断することができる。そして、この判断に基づいて、住宅用火災警報器1を受信する火災信号の電波強度レベルが低くなる位置を避けて、受信する火災信号の電波強度レベルが中程度の位置または高い位置に移動させて設置することができる。
このように、作業者は、報知部6が報知する点検信号の電波強度レベルを確認することにより、送受信部3が受信する他の住宅用火災警報器から送信される火災信号の電波強度レベルを判断することができるので、住宅用火災警報器1は、連動動作する他の住宅用火災警報器から送信される火災信号の電波を中程度の強度または高い強度で受信する屋内の位置に設置することができ、これにより、他の住宅用火災警報器からの火災信号を正常に受信することができて、火災発生時に火災発生を正常に報知することができる。
住宅用火災警報器1は、点検部4のタイマー16の計時に応じて、所定時間(例えば24時間)毎に火災信号の点検信号を送信する。すなわち、住宅用火災警報器1は、所定時間(例えば24時間)毎に、送受信部3が他の住宅用火災警報器1から送信された火災信号の点検信号を受信する。そして、強度演算部5において点検信号の電波強度レベルが演算され、制御部7において、点検信号の電波強度レベルデータと、ROM22に記憶している電波強度レベルの所定値とを比較される。
そして、制御部7は、電波強度レベルデータが所定値以下のときには、報知部6に異状の音声メッセージデータおよび表示データの制御信号を送信する。報知部6は、例えば、そのスピーカ19が「電波が非常に受信しにくいです。」の音声メッセージを発し、発光ダイオード18が1秒間隔で点滅する。この報知により、屋内の人に、他の住宅用火災警報器が火災発生を報知しても、住宅用火災警報器1から火災発生が確実に報知されないことが知らされる。
このように、住宅用火災警報器1は、所定時間(例えば24時間)毎に点検信号が出力され、点検信号の電波強度レベルが所定値以下のときに異状が報知されるので、住宅用火災警報器1が火災発生を正常に報知できないことを屋内の人に知らせることができて、住宅用火災警報器1を直ちに他の住宅用火災警報器から送信される火災信号の電波を中程度の強度または高い強度で受信する屋内の位置に移動設置させることができる。
そして、住宅用火災警報器1が火災発生を報知しているときに、操作スイッチ15を短時間(例えば2秒以内)オンすると、制御部7は、火災発生の制御信号の送信を停止する。これにより、報知部6は、火災発生を報知しなくなる。この操作スイッチ15のオン操作は、火災発生が終了したとき、または連動動作している複数の住宅用火災警報器のうち、操作スイッチ15がオン操作された住宅用火災警報器1が火元を検知しているか否かを確認するために行われる。
操作スイッチ15は、点検信号を送信する点検スイッチおよび火災発生の報知を停止させる停止スイッチの両方を兼ねている。したがって、住宅用火災警報器1での部品数を削減することができるので、住宅用火災警報器1の低価格化を図ることができる。
本発明は、無線信号で連動動作する住宅用火災警報システムに利用することができる。
1…住宅用火災報知器、 2…火災検知部、 3…送受信部、 4…点検部、 6…報知部、 15…操作部としての操作スイッチ

Claims (3)

  1. 火災を検知する火災検知部と;
    この火災検知部が火災を検知したときに火災信号を無線信号で送信するとともに、他の火災警報器から送信された火災信号を受信する送受信部と;
    点検信号を送受信部から送信する点検部と;
    送受信部が受信した他の火災警報器から送信された点検信号の電波強度レベルを報知する報知部と;
    を具備していることを特徴とする火災警報器。
  2. 点検部は、所定時間毎に点検信号を出力し、報知部は、点検信号の電波強度レベルが所定値以下のときに異状を報知するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の火災警報器。
  3. 点検部は、点検信号を送信させる操作部を有し、この操作部の操作後に設定時間に亘って点検信号を出力し、報知部は、火災発生を報知しているときに操作部が操作されると当該報知を停止させるように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の火災警報器。
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