JP2011215851A - 確認システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供すること。
【解決手段】入稿するWebページを構成する入稿ソースコード12のバージョンを管理するソース管理サーバ30から、所定のWebページ単位で該入稿ソースコード12を取得して記憶部に記憶し、記憶部に記憶した入稿ソースコード12に対応する運用ソースコード14をステージングサーバ51から取得して入稿ソースコード12と共に表示し、記憶した入稿ソースコード12をステージングサーバ51に反映し、記憶部に記憶した入稿ソースコード12に対応する入稿バイナリデータ41をイメージサーバ40から受信し、反映した入稿ソースコード12をステージングサーバ51から受信し、所定のWebページを構成して端末20のディスプレイにおいて表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、Webページの入稿内容を確認する確認システム及び方法に関する。
従来、Webページの更新の際に、更新前のソースコードと入稿ソースコードとを比較することにより入稿内容の事前確認が行われている。今日ではWebシステムはビジネスや人々の生活の中でますます重要なメディアとして活用されており、Webページの更新内容が不適切であった場合の影響も大きくなってきているので、このような事前確認はWebシステムの提供者にとってますます重要な業務となっている。
当該事前確認の具体的な方法として、入稿ソースコード及び更新前のソースコードについて、UNIX(登録商標)のdiffなどのファイル差分検出ツールを使用して、ソースコードを比較することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなツールを用いれば、HTMLやスクリプトなどのテキストファイルの更新内容を画面に比較表示させることにより、管理者は、当該テキストファイルが変更・追加・削除などされた部分を的確に把握することができる。
特開2004−126986号公報
ところで、Webページは、HTMLファイルやスクリプトプログラムなどのテキストファイルと、画像や動画などの非テキストファイルとで構成されている。したがって、Webページの事前確認としては、上述のようなソースコードの確認だけでは十分ではなく、最終的には画像や動画などの非テキストファイルを加えて、Webページ全体のレイアウトも含めて、ブラウザに表示されるWebページ自体を視認して確認する必要がある。テキストファイルの差分の確認だけでは、管理者が、最終的に表示されるWebページの更新内容を認識し、確認することは困難だからである。
さらに、Webページの更新の際には、プログラマのみならず、コンテンツのデザインを設計するデザイナや、コンテンツの企画を行う企画者などの複数の者が管理者として関係することが多い。画像や動画などのファイルについては、プログラマではなく、デザイナが担当することが多いからである。さらに、一旦リリースされたWebページの見た目の小変更や、ごくわずかな変更・追加・削除を伴う更新が頻繁に行われることがある。このような場合には、更新の要件は企画担当者が決定し、プログラマの手を介することなく、デザイナが当該要件に応じた変更を行い、その結果を企画者が確認することにより更新作業を行うことになる。
一般的に、プログラマと比較してデザイナや企画者はプログラムに関する知識に乏しく、より容易に事前確認を行う環境が求められていた。さらに、上述のように、たとえプログラマであっても、テキストファイルの確認だけでは十分な事前確認が出来ないため、最終的に表示されるWebページの内容を総合的に事前確認する環境が求められていた。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みて提案されたものであり、Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) 入稿するWebページを構成する入稿ソースコードのバージョンを管理するソース管理サーバから、所定のWebページ単位で前記入稿ソースコードを取得して記憶する入稿ソースコード記憶手段と、前記入稿ソースコード記憶手段が記憶した前記入稿ソースコードに対応する運用ソースコードを運用サーバから取得して前記入稿ソースコードと共に表示するソースコード対比手段と、前記入稿ソースコード記憶手段が記憶した前記入稿ソースコードを前記運用サーバに反映する運用反映手段と、前記入稿ソースコード記憶手段が記憶した前記入稿ソースコードに対応する入稿バイナリデータをイメージサーバから受信し、前記運用反映手段が反映した前記入稿ソースコードを前記運用サーバから受信し、前記所定のWebページを構成して表示する運用確認手段と、を備える確認システム。
(1)に記載の確認システムによれば、入稿ソースコードを運用サーバに送信する前に、入稿ソースコードに対応する運用ソースコードを運用サーバから取得してこの入稿ソースコードと運用ソースコードとを共に表示する。そして、この入稿ソースコードを運用サーバに反映後、対応する入稿バイナリデータをイメージサーバから受信し、入稿ソースコードを運用サーバから受信し、所定のWebページを構成して表示する。したがって、当該確認システムは、管理者が、入稿ソースコードと運用ソースコードの比較確認を容易に行うと共に、運用サーバに反映した入稿ソースコードに対応する画像や動画などの入稿バイナリデータにより構成したWebページも併せて確認することができる環境を提供することができる。このことにより、当該確認システムは、管理者に対して、Webページの更新前にテキストファイルの差分の細かな確認とWebページ全体の確認とを相互補完的に行う中間環境を提供することができる。その結果、当該確認システムは、管理者のプログラムに関する知識などに関わらず、Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供することができる。なお、運用サーバは後述のように例えばステージングサーバや本番サーバ等で構成するが、本番サーバに入稿ソースコードを反映する前の段階でステージングサーバに入稿ソースコードを反映し、上述のWebページの確認を行うことが好ましい。
(2) 前記入稿ソースコード記憶手段が取得した前記入稿ソースコードと、前記ソースコード対比手段が取得した運用ソースコードとの相違部分を特定する相違部分特定手段をさらに備え、前記運用確認手段は、前記相違部分特定手段が特定した前記相違部分に対応する前記所定のWebページの表示部分を強調して表示する、(1)に記載の確認システム。
(2)に記載の確認システムによれば、入稿ソースコードと、運用ソースコードとの相違部分を特定し、特定した相違部分に対応する所定のWebページの表示部分を強調して表示する。したがって、当該確認サーバは、管理者にとって、入稿ソースコードと運用ソースコードにおけるテキストファイルの相違部分の発見をより容易なものとすると共に、当該相違部分が反映されたWebページにおける当該相違部分の発見をも容易なものとすることができる。このことにより、当該確認サーバは、管理者にとって、Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供することができる。
(3) コンピュータが入稿ソースの要求に応じてWebページの更新の際の事前確認を行うための所定のWebページを構成して表示する確認方法であって、前記確認方法は、入稿するWebページを構成する入稿ソースコードのバージョンを管理するソース管理サーバから、所定のWebページ単位で前記入稿ソースコードを取得して記憶する入稿ソースコード記憶ステップと、前記入稿ソースコード記憶ステップにおいて記憶した前記入稿ソースコードに対応する運用ソースコードを運用サーバから取得して前記入稿ソースコードと共に表示するソースコード対比ステップと、前記入稿ソースコード記憶ステップにおいて記憶した前記入稿ソースコードを前記運用サーバに反映する運用反映ステップと、前記入稿ソースコード記憶ステップにおいて記憶した前記入稿ソースコードに対応する入稿バイナリデータをイメージサーバから受信し、前記運用反映ステップにおいて反映した前記入稿ソースコードを前記運用サーバから受信し、前記所定のWebページを構成して表示する運用確認ステップと、を備える確認方法。
(3)に記載の確認方法によれば、(1)と同様の作用・効果を期待することができる。
本発明によれば、Webページの更新前にテキストファイルの差分の細かな確認とWebページ全体の確認とを相互補完的に行う中間環境を提供することができる。その結果、管理者のプログラムに関する知識などに関わらず、Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供することができる。
本発明の実施形態における確認システムの構成を示す機能構成図である。 本発明の実施形態における確認システムの処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における確認システムの処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における表示例を示す図である。 別実施形態における確認システムの構成を示す機能構成図である。 別実施形態における確認システムの構成を示す機能構成図である。 別実施形態における確認システムの処理フローを示す図である。 別実施形態における表示例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図を参照し、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る確認システム1の概略構成を示す機能構成図である。図1を参照して、本実施形態に係る確認システム1について説明する。本実施形態に係る確認システム1は、確認サーバ10と、端末20と、を含んで構成される。また、確認システム1には、ソース管理サーバ30と、イメージサーバ40と、運用サーバ群50と、がそれぞれ接続される。
ソース管理サーバ30は、入稿するWebページを構成する入稿ソースコード12のバージョンを管理するバージョン管理システムのデータベースであり、ファイルの作成日時、変更日時、変更点などの履歴に基づいてファイルのバージョンを管理する。ソース管理サーバ30としては、オープンソースのCVS(Concurrent Versions System)などのデータベースアプリケーションにより構成される。
イメージサーバ40は、Webページを構成する入稿バイナリデータ41及び運用バイナリデータ42を記憶するサーバである。入稿バイナリデータ41は、入稿するWebページを構成する画像や動画などのバイナリデータである。一方、運用バイナリデータ42は、本番環境(後述の本番サーバ52)で運用されているWebページを構成する画像や動画などのバイナリデータである。画像のファイルフォーマットとしては、GIF(Graphics Interchange Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などが用いられる。また、動画のファイルフォーマットとしては、Flash(登録商標)、アニメーションGIF(GIF animation)などが用いられる。
運用サーバ群50は、ステージングサーバ51及び本番サーバ52を備える。ステージングサーバ51及び本番サーバ52は、端末20のWebブラウザからのリクエスト要求に応じて、コンテンツの提供などといったレスポンスを返す制御部(HTTPデーモン)を備え、端末20のWebブラウザとHTTPプロトコルにより通信する。運用サーバ群50は、確認サーバ10とSSH(Secure Shell)で暗号化されたtelnetなどの通信プロトコルにより通信する。なお、運用サーバ群50と確認サーバ10との間の通信の暗号化の方法や通信プロトコルはこれに限られるものではない。本発明の運用サーバは、ステージングサーバ51又は本番サーバ52により実現される。
ステージングサーバ51には、入稿するWebページを構成する入稿ソースコード12(テキスト系)が保存され、本番サーバ52には、本番サーバ52で運用されているWebページを構成する運用ソースコード14(テキスト系)が保存される。
端末20は、運用サーバ群50とHTTPプロトコルにより通信するWebブラウザを備え、例えば、デスクトップPCやノートブックPCなど任意の端末を採用することができる。また、端末20は、入稿ソース取得要求手段21と、ソース比較要求手段22と、ソースコード比較表示手段23と、入稿ソース反映要求手段24と、入稿Webページ表示手段25と、を備える。
入稿ソース取得要求手段21は、管理者からの要求操作を受け付けたことにより、確認サーバ10に対し、当該管理者が要求するバージョンの入稿ソースコード12を要求するデータを確認サーバ10に送信する。
ソース比較要求手段22は、確認サーバ10に対し、確認サーバ10の記憶部において記憶された入稿ソースコード12に対応する運用ソースコード14をステージングサーバ51から取得して入稿ソースコード12と共に表示する要求を行う。
ソースコード比較表示手段23は、確認サーバ10から送信された入稿ソースコード12と運用ソースコード14とを共に端末20のディスプレイの画面300(図4参照)において表示する。ソースコード比較表示手段23は、図4に示すように、入稿ソースコード12及び運用ソースコード14の差異部分が画面300の左右に対比して視認できる態様で、ソースコード比較表示200として表示する。
入稿ソース反映要求手段24は、確認サーバ10に対し、確認サーバ10において取得され記憶部において記憶されている入稿ソースコード12をステージングサーバ51に反映させるための要求を行う。
入稿Webページ表示手段25は、入稿ソースコード12をステージングサーバ51にページ要求して受信し、入稿ソースコード12において指定された入稿バイナリデータ41をイメージサーバ40から受信し、この入稿ソースコード12と入稿バイナリデータ41からWebページを構成して、端末20のディスプレイの画面300(図4参照)においてWebページ表示100として表示する。本発明の運用確認手段は、入稿Webページ表示手段25により実現される。また、入稿Webページ表示手段25は、必要に応じて、後述するソースコード比較送信手段15が特定した相違部分に対応する当該Webページの表示部分を強調して表示する。
確認サーバ10は、端末20からの入稿ソース取得要求に応じて、入稿ソースを取得したり、取得した入稿ソースの反映を行う制御部である。確認サーバ10は、入稿ソース取得手段11と、運用ソース取得手段13と、ソースコード比較送信手段15と、入稿ソース反映手段16と、各ソースコードを記憶する記憶部(図示せず)と、を備える。記憶部には、ソース管理サーバ30や運用サーバ群50から取得した入稿ソースコード12及び運用ソースコード14を記憶する。
以下、確認サーバ10の具体的な構成を説明する。
入稿ソース取得手段11は、ソース管理サーバ30にアクセスして、入稿ソース取得要求手段21から要求されたバージョンの入稿ソースコード12のファイルをチェックアウトして確認サーバ10の記憶部に記憶する。本発明の入稿ソースコード記憶手段は、入稿ソース取得手段11により実現される。
運用ソース取得手段13は、端末20から入稿ソースコード12と運用ソースコード14との比較の要求を受け付けると、記憶部において記憶された入稿ソースコード12に対応する運用ソースコード14をステージングサーバ51から取得して確認サーバ10の記憶部に記憶する。
ソースコード比較送信手段15は、例えば、UNIX(登録商標)でテキストファイルの差分を生成する際に使用されるdiffコマンドを用いて入稿ソースコード12と運用ソースコード14との差分情報を生成する。そして、ソースコード比較送信手段15は、この生成した差分情報を基に入稿ソースコード12と運用ソースコード14との相違を比較し、この相違部分を示す比較情報と共に端末20に送信する。本発明の相違部分特定手段は、ソースコード比較送信手段15により実現される。本発明のソースコード対比手段は、運用ソース取得手段13、ソースコード比較送信手段15及びソースコード比較表示手段23により実現される。
入稿ソース反映手段16は、端末20から所定の入稿ソースコード12の反映要求を受け付けると、当該所定の入稿ソースコード12を記憶部から読み出してステージングサーバ51に送信して、ステージングサーバ51に、入稿ソース反映手段16から受信した入稿ソースコード12でステージングサーバ51が記憶しているソースコードを上書き保存させることにより反映を行う。なお、このステージングサーバ51へのソースコードの反映に併せて、イメージサーバ40が記憶しているバイナリデータについても、対応する入稿バイナリデータ41を記憶することにより反映する。このことにより、ステージングサーバ51が新たに記憶した入稿ソースコード12に対応する入稿バイナリデータ41がイメージサーバ40に記憶され、以降の処理の準備が整うことになる。本発明の運用反映手段は、入稿ソース反映手段16により実現される。
本実施形態の確認システム1を実現するために好適な確認サーバ10は、コンピュータ及びその周辺装置に適用される。本実施形態における各手段(各部)は、コンピュータ及びその周辺装置が備えるハードウェア及び該ハードウェアを制御するソフトウェアによって構成される。
上記ハードウェアには、制御装置(制御部)としてのCPUの他、記憶装置(記憶部)、通信装置(通信部)、表示装置(表示部)及び入力装置(入力部)が含まれる。記憶装置(記憶部)としては、例えば、メモリ(RAM、ROMなど)、ハードディスクドライブ(HDD)及び光ディスク(CD、DVDなど)ドライブが挙げられる。通信装置(通信部)としては、例えば、各種有線及び無線インターフェース装置が挙げられる。表示装置(表示部)としては、例えば、液晶ディスプレイ及びプラズマディスプレイなどの各種ディスプレイが挙げられる。入力装置(入力部)としては、例えば、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボールなど)が挙げられる。端末20のソースコード比較表示手段23及び入稿Webページ表示手段25は、ディスプレイにより実現される。
上記ソフトウェアには、上記ハードウェアを制御するコンピュータ・プログラムやデータが含まれる。コンピュータ・プログラムやデータは、記憶装置(記憶部)により記憶され、制御装置(制御部)により適宜実行、参照される。また、コンピュータ・プログラムやデータは、通信回線を介して配布することも可能であり、CD−ROMなどのコンピュータ可読媒体に記録して配布することも可能である。なお、詳細な説明は省略するが、端末20、ソース管理サーバ30、イメージサーバ40、ステージングサーバ51及び本番サーバ52も確認サーバ10と同様のハードウェア構成を有している。
ハードディスクドライブは、本ハードウェアを確認サーバ10として機能させるための各種プログラム、本実施形態における各種機能を実行するプログラムを記憶する。
なお、本実施形態においては、入稿ソース取得要求手段21、ソース比較要求手段22、ソースコード比較表示手段23、入稿ソース反映要求手段24及び入稿Webページ表示手段25は、端末20により行われているがこれに限られない。例えば、図5に示すように、入稿ソース取得要求手段21、ソース比較要求手段22、ソースコード比較表示手段23、入稿ソース反映要求手段24及び入稿Webページ表示手段25の全てを確認サーバ10aにより行われる確認システム1aとしてもよい。
[処理フロー]
図2は、本実施形態の確認方法を実現するためのステージングサーバ51を介して行われる確認システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
[入稿ソース取得処理]
S1〜S7を参照して、確認システム1により行われる入稿ソース取得処理について説明する。この処理では、新しいバージョンの入稿ソースコード12を取得する処理を行う。
S1:はじめに、端末20において、管理者により入稿ソースコード12の要求操作が行われると、端末20の制御部(入稿ソース取得要求手段21)は、通信部を介して、確認サーバ10に対し、当該管理者から要求されたバージョンに対応する入稿ソースコード12の取得要求を行う。
S2:端末20により入稿ソースコード12の取得要求が行われると、確認サーバ10の制御部は、端末20から取得要求を受けたバージョンに対応する入稿ソースコード12の要求を受け付ける。
S3:端末20から入稿ソースコード12の取得要求を受け付けると、確認サーバ10の制御部(入稿ソース取得手段11)は、通信部を介して、ソース管理サーバ30に対し、要求されたバージョンに対応する入稿ソースコード12の取得要求を行う。
S4:確認サーバ10から入稿ソースコード12の取得要求が行われると、ソース管理サーバ30の制御部は、確認サーバ10から取得要求を受け付けたバージョンに対応する入稿ソースコード12の要求を受け付ける。
S5:確認サーバ10から入稿ソースコード12の取得要求を受け付けると、ソース管理サーバ30の制御部は、通信部を介して、確認サーバ10に対し、端末20から取得要求が行われたバージョンに対応するの入稿ソースコード12をのファイルをチェックアウトし送信する。
S6:ソース管理サーバ30から入稿ソースコード12の送信が行われると、確認サーバ10の制御部は、通信部を介して、ソース管理サーバ30から送信された入稿ソースコード12を受信して取得する。
S7:ソース管理サーバ30から送信された入稿ソースコード12の取得が行われると、確認サーバ10の制御部は、取得した入稿ソースコード12を確認サーバ10の記憶部に記憶する。この処理が終了すると入稿ソース取得処理を終了する。
[ソースコード比較表示処理]
S8〜S14を参照して、確認システム1により行われるソースコード比較表示処理について説明する。この処理では、運用ソースコード14と入稿ソースコード12とを対比して表示する処理を行う。
S8:はじめに、端末20において、管理者によりソースコードの比較要求が行われると、端末20の制御部(ソース比較要求手段22)は、通信部を介して、確認サーバ10に対し、入稿ソースコード12と運用ソースコード14の差異部分を対比する比較要求を行う。
S9:端末20からソースコードの比較要求を受け付けると、確認サーバ10の制御部(運用ソース取得手段13)は、通信部を介して、ステージングサーバ51に対し、確認サーバ10の記憶部に記憶されている入稿ソースコード12に対応する運用ソースコード14の取得要求を行う。
S10:確認サーバ10から運用ソースコード14の取得要求が行われると、ステージングサーバ51の制御部は、確認サーバ10から取得要求を受けた運用ソースコード14の要求を受け付ける。
S11:確認サーバ10から運用ソースコード14の取得要求を受け付けると、ステージングサーバ51の制御部は、通信部を介して、確認サーバ10に対し、入稿ソースコード12に対応する運用ソースコード14の送信を行う。
S12:ステージングサーバ51から運用ソースコード14の送信が行われると、確認サーバ10の制御部は、通信部を介して、ステージングサーバ51から送信された運用ソースコード14を取得する。
S13:ステージングサーバ51から送信された運用ソースコード14の取得が行われると、確認サーバ10の制御部(ソースコード比較送信手段15)は、端末20に対し、取得した運用ソースコード14と記憶部に記憶されている入稿ソースコード12とを対比して、通信部を介して、運用ソースコード14と入稿ソースコード12の対比結果の送信を行う。運用ソースコード14と入稿ソースコード12との対比は、UNIX(登録商標)のdiffコマンドを用いて入稿ソースコード12と運用ソースコード14との差分情報を生成し、この生成された差分情報を基に入稿ソースコード12と運用ソースコード14との相違を比較を行う。
S14:確認サーバ10から運用ソースコード14と入稿ソースコード12の送信が行われると、端末20の制御部(ソースコード比較表示手段23)は、取得された運用ソースコード14と入稿ソースコード12を端末20のディスプレイに表示する。端末20の制御部は、確認サーバ10のdiffコマンドにより生成された差分情報を基に、図4に示すように、入稿ソースコード12及び運用ソースコード14の差異部分が端末20のディスプレイの画面300の左右に対比して視認できる態様でソースコード比較表示200として表示する。具体的には、ソースコード比較表示200において、ソースコード比較表示200の左側に、ステージングサーバ51から取得して記憶されている運用ソースコード14に対応するソースコードの内容を表示し、ソースコード比較表示200の右側に、ソース管理サーバ30(CVS)から取得して記憶されている入稿ソースコード12に対応するソースコードの内容を表示し、各ソースコードを対比する。この時、運用ソースコード14と入稿ソースコード12とで相違する箇所にそれぞれ蛍光、下線、網掛け、点滅、文字囲みなどの強調処理を行ってもよい。この処理が終了するとソースコード比較表示処理を終了する。
[入稿ソース反映処理]
S15〜S19を参照して、確認システム1により行われる入稿ソース反映処理について説明する。この処理では、ステージングサーバ51に記憶されている既存バージョンの入稿ソースコード12を新しいバージョンの入稿ソースコード12に置き換える処理を行う。
S15:はじめに、端末20において、管理者により入稿ソースコード12の反映要求が行われると、端末20の制御部(入稿ソース反映要求手段24)は、通信部を介して、確認サーバ10に対し、入稿ソースコード12の反映要求を行う。
S16:端末20から入稿ソースコード12の反映要求が行われると、確認サーバ10の制御部は、端末20から反映要求を受け付けた入稿ソースコード12の要求を受け付ける。
S17:端末20から入稿ソースコード12の反映要求を受け付けると、確認サーバ10の制御部(入稿ソース反映手段16)は、当該所定の入稿ソースコード12を記憶部から読み出して、通信部を介してステージングサーバ51に入稿ソースコード12を送信し、入稿ソースコード12の反映要求を行う。
S18:確認サーバ10から入稿ソースコード12の反映要求が行われると、ステージングサーバ51の制御部は、確認サーバ10から反映要求を受け付けた入稿ソースコード12の要求を受け付ける。
S19:確認サーバ10から入稿ソースコード12の反映要求を受け付けると、ステージングサーバ51の制御部は、確認サーバ10から反映要求を受けた入稿ソースコード12の反映を行う。具体的には、ステージングサーバ51の制御部は、入稿ソース反映手段16から受信した入稿ソースコード12でステージングサーバ51が記憶しているソースコードを上書き保存することにより、既存バージョンの入稿ソースコード12を確認サーバ10の記憶部に記憶されている新しいバージョンの入稿ソースコード12に置き換える処理を行う。このステージングサーバ51への入稿ソースコード12の反映に併せて、イメージサーバ40が記憶しているバイナリデータについても、対応する入稿バイナリデータ41を記憶することにより反映する処理を行う。この処理が終了すると入稿ソース反映処理を終了する。
[Webページ表示処理]
S20〜S26を参照して、確認システム1により行われるWebページ表示処理について説明する。この処理では、反映された新しいバージョンの入稿ソースコード12及びこの入稿ソースコード12に対応する入稿バイナリデータ41により構成されたWebページを表示する処理を行う。
S20:はじめに、端末20において、管理者によりWebページの要求操作が行われると、端末20の制御部は、通信部を介して、ステージングサーバ51に対し、Webページの閲覧要求を行う。
S21:端末20からWebページの閲覧要求が行われると、ステージングサーバ51の制御部は、端末20から閲覧要求を受け付けたWebページのページ要求を受け付ける。
S22:Webページの閲覧要求が行われると、ステージングサーバ51の制御部は、通信部を介して、要求されたWebページに対応する入稿ソースコード12を配信する。
S23:ステージングサーバ51からWebページに対応する入稿ソースコード12の配信が行われると、端末20の制御部は、通信部を介して、ステージングサーバ51から配信された入稿ソースコード12を受信する。
S24:ステージングサーバ51から配信された入稿ソースコード12の受信が行われると、端末20の制御部は、配信された入稿ソースコード12において指定された入稿バイナリデータ41をイメージサーバ40から受信する。具体的には、入稿ソースコード12に記述されたURL(Uniform Resource Locator)にしたがい、入稿ソースコード12に対応する画像や動画などの入稿バイナリデータ41を取得する。
S25:入稿ソースコード12及びこの入稿ソースコード12に対応する入稿バイナリデータ41の受信が行われると、端末20の制御部は、入稿ソースコード12及び入稿バイナリデータ41を基に入稿ソースコード12に対応するWebページを構成する。
S26:入稿ソースコード12に対応するWebページの構成が行われると、端末20の制御部(入稿Webページ表示手段25)は、図4に示すように、構成されたWebページを端末20のWebブラウザを介してディスプレイの画面300にWebページ表示100を表示する。具体的には、Webページ表示100においては、入稿ソースコード12に記述されたhtmlタグ(<html>)で囲まれたhtml要素、headタグ(<head>)で囲まれたhead要素又はbodyタグ(<body>)で囲まれたbody要素に基づき、Webブラウザ内のテキストの内容、配置及び入稿バイナリデータ41の内容を決定し表示する。この処理が終了すると、確認システム1による処理を終了する。したがって、図4に示すように、端末20の制御部は、入稿ソースコード12及び運用ソースコード14の差異部分をディスプレイの画面300の右側において、確認サーバ10のdiffコマンドにより生成された差分情報に基づくソースコード比較表示200として表示すると共に、当該入稿ソースコード12に対応するWebページをディスプレイの画面300の左側においてWebページ表示100として表示することができる。
[処理フロー]
図3は、本番サーバ52を介して行われる処理の流れを示すフローチャートである。
S1〜S26の処理を行い、図4のWebページ表示100及びソースコード比較表示200を確認した結果、管理者が本番環境において運用を開始してもよいと確認することができた場合には、図3のS31〜S42の処理を行う。
[入稿ソース反映処理]
S31〜S35を参照して、確認システム1により行われる入稿ソース反映処理について説明する。この処理では、本番サーバ52に記憶されている既存バージョンの運用ソースコード14を新しいバージョンの入稿ソースコード12に置き換える処理を行う。
S31:はじめに、端末20において、管理者により入稿ソースコード12の要求操作が行われると、端末20の制御部は、通信部を介して、確認サーバ10に対し、入稿ソースコード12の反映要求を行う。
S32:端末20から入稿ソースコード12の反映要求が行われると、確認サーバ10の制御部は、端末20から反映要求を受け付けた入稿ソースコード12の要求を受け付ける。
S33:端末20から入稿ソースコード12の反映要求を受け付けると、確認サーバ10の制御部は、当該所定の入稿ソースコード12を記憶部から読み出して、通信部を介して本番サーバ52に入稿ソースコード12を送信し、入稿ソースコード12の反映要求を行う。
S34:確認サーバ10から入稿ソースコード12の反映要求が行われると、本番サーバ52の制御部は、確認サーバ10から反映要求を受け付けた入稿ソースコード12の要求を受け付ける。
S35:確認サーバ10から入稿ソースコード12の反映要求を受け付けると、本番サーバ52の制御部は、確認サーバ10から反映要求を受けた入稿ソースコード12の反映を行う。具体的には、本番サーバ52の制御部は、入稿ソース反映手段16から受信した入稿ソースコード12で本番サーバ52が記憶しているソースコードを上書き保存することにより、本番サーバ52に記憶されている既存バージョンの運用ソースコード14を確認サーバ10の記憶部に記憶されている新しいバージョンの入稿ソースコード12に置き換える処理を行う。この本番サーバ52への入稿ソースコード12の反映に併せて、イメージサーバ40が記憶しているバイナリデータについても、対応する入稿バイナリデータ41を記憶することにより反映する処理を行う。この処理が終了すると入稿ソース反映処理を終了する。
[Webページ表示処理]
S36〜S42を参照して、確認システム1により行われるWebページ表示処理について説明する。この処理では、反映された新しいバージョンの入稿ソースコード12及びこの入稿ソースコード12に対応する運用バイナリデータ42により構成されたWebページを表示する処理を行う。
S36:はじめに、端末20において、管理者によりWebページの要求操作が行われると、端末20の制御部は、通信部を介して、本番サーバ52に対し、Webページの閲覧要求を行う。
S37:端末20からWebページの閲覧要求が行われると、本番サーバ52の制御部は、端末20から閲覧要求を受け付けたWebページのページ要求を受け付ける。
S38:Webページの閲覧要求が行われると、本番サーバ52の制御部は、通信部を介して、要求されたWebページに対応する運用ソースコード14を配信する。
S39:本番サーバ52から要求されたWebページに対応する運用ソースコード14の配信が行われると、端末20の制御部は、通信部を介して、本番サーバ52から配信された運用ソースコード14を受信する。
S40:ステージングサーバ51から配信された運用ソースコード14の受信が行われると、端末20の制御部は、配信された運用ソースコード14において指定された運用バイナリデータ42をイメージサーバ40から受信する。具体的には、運用ソースコード14に記述されたURL(Uniform Resource Locator)にしたがい、運用ソースコード14に対応する画像や動画などの運用バイナリデータ42を取得する。
S41:運用ソースコード14及びこの運用ソースコード14に対応する運用バイナリデータ42の受信が行われると、端末20の制御部は、運用ソースコード14及び運用バイナリデータ42を基に運用ソースコード14に対応するWebページを構成する。
S42:運用ソースコード14に対応するWebページの構成が行われると、端末20の制御部は、構成されたWebページを端末20のディスプレイに表示し、確認システム1による処理を終了する。
[端末における表示例]
次に、図4を参照して、端末20に表示する表示例について説明する。
管理者により、端末20において、ソース比較要求が行われると、確認サーバ10のdiffコマンドにより生成された差分情報を基に、入稿ソースコード12及び運用ソースコード14のソースコード比較表示200を端末20のディスプレイの画面300に表示する。さらに、管理者により、Webページの操作要求が行われると、入稿ソースコード12と入稿バイナリデータ41により構成されたWebページ表示100を端末20のディスプレイの画面300に表示する。
したがって、管理者は、ディスプレイの画面300に表示されているソースコード比較表示200とWebページ表示100を確認することにより、入稿ソースコード12と運用ソースコード14の比較確認を容易に行うことができると共に、反映した入稿ソースコード12に対応する画像や動画などの入稿バイナリデータ41が構成されたWebページも併せて確認することができる。このことにより、確認システム1は、管理者に対して、本番サーバ52におけるWebページの更新前にテキストファイルの差分の細かな確認とWebページ全体の確認とを相互補完的に行う中間環境を提供することができる。その結果、当該確認システム1は、管理者のプログラムに関する知識などに関わらず、Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供することができる。
[第2実施形態]
次に、図6〜図8を参照して、第2実施形態について説明する。第1実施形態では図4に示すように、ディスプレイの画面300において、diffコマンドにより生成された差分情報を基づくソースコード比較表示200と共に、入稿ソースコード12bに対応するWebページ表示100のみを表示していたのに対し、入稿ソースコード12と運用ソースコード14bから生成された差分情報を基に、その相違部分に対応するWebページ及びソースコードの表示部分を強調して表示する点において、第1実施形態と異なる。第2実施形態の確認システム1bの構成は基本的に第1実施形態と同じである。ただし、相違部分に対応するWebページ及びソースコードの表示部分を強調して表示する処理を行うに際して、図1の端末20においてWebページ強調手段26bによる処理が追加して行われる。
図6の確認システム1bは、確認サーバ10bと、端末20bと、を含んで構成される。また、確認システム1bは、ソース管理サーバ30bと、イメージサーバ40bと、運用サーバ群50bと、がそれぞれ接続される。端末20b以外の構成については、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
端末20bは、入稿ソース取得要求手段21bと、ソース比較要求手段22bと、ソースコード比較表示手段23bと、入稿ソース反映要求手段24bと、入稿Webページ表示手段25bと、Webページ強調手段26bと、を備える。Webページ強調手段26b及び入稿Webページ表示手段25b以外の構成については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
Webページ強調手段26bは、確認サーバ10bから送信された入稿ソースコード12と運用ソースコード14bから生成された差分情報を基にステージングサーバ51bから受信した入稿ソースコード12bにおいて相違部分の強調表示を行う。具体的には、図8に示すように、無色透明のFlash(登録商標)のページレイヤを作成してWebページ表示100b及びソースコード比較表示200bに重ね合わせ、入稿ソースコード12bと運用ソースコード14bから生成された差分情報を基に相違部分に相当するFlash(登録商標)のページレイヤ箇所に強調表示を行う。強調表示としては、該当部分に蛍光、下線、網掛け、点滅、文字囲みなどの処理を行うことにより、相違部分の強調表示を行う。なお、Webページ強調手段26bは、Webブラウザのツールバーなどの機能として実現してもよい。
入稿Webページ表示手段25bは、入稿ソースコード12bをステージングサーバ51bにページ要求して受信し、入稿ソースコード12bにおいて指定された入稿バイナリデータ41bをイメージサーバ40bから受信し、この入稿ソースコード12bと入稿バイナリデータ41bからWebページを構成すると共に、図8に示すように、Webページ強調手段26bにより強調表示が行われたFlash(登録商標)のページレイヤをWebページ表示100b及びソースコード比較表示200bに重ね合わせ、端末20bのディスプレイの画面300bにおいてWebページ表示100bとして表示する。
[処理フロー]
図7は、本発明の第2実施形態に係る確認方法を実現するためのステージングサーバ51bを介して行われる確認システム1bの処理の流れを示すフローチャートである。S1〜S19については、第1実施形態における図2の処理と略同様の処理である。したがって、S1〜S19についての説明は省略する。
[Webページ表示処理]
S20〜S26を参照して、第2実施形態の確認システム1bにより行われるWebページ表示処理について説明する。この処理では、反映された新しいバージョンの入稿ソースコード12b及びこの入稿ソースコード12bに対応する入稿バイナリデータ41bにより構成されたWebページを表示する処理を行う。
S20:はじめに、端末20bにおいて、管理者によりWebページの閲覧操作が行われると、端末20bの制御部は、通信部を介して、ステージングサーバ51bに対し、Webページの閲覧要求を行う。
S21:端末20bからWebページの閲覧要求が行われると、ステージングサーバ51bの制御部は、端末20bから閲覧要求を受け付けたWebページのページ要求を受け付ける。
S22:Webページの閲覧要求が行われると、ステージングサーバ51bの制御部は、通信部を介して、要求されたWebページに対応する入稿ソースコード12bを配信する。
S23:ステージングサーバ51bから入稿ソースコード12bの配信が行われると、端末20bの制御部は、通信部を介して、ステージングサーバ51bから配信された入稿ソースコード12bを受信する。
S24:ステージングサーバ51bから配信された入稿ソースコード12bの受信が行われると、端末20bの制御部は、配信された入稿ソースコード12bにおいて指定された入稿バイナリデータ41bをイメージサーバ40bから受信する。具体的には、入稿ソースコード12bに記述されたURL(Uniform Resource Locator)にしたがい、入稿ソースコード12bに対応する画像や動画などのバイナリデータを取得する。
Sa:端末20bの制御部(Webページ強調手段26b)は、S13において生成され、送信された運用ソースコード14bと入稿ソースコード12bとの差分情報を基に、Webページ及びソースコードの強調を行う。具体的には、図8に示すように、無色透明のFlash(登録商標)のページレイヤを作成し、作成したFlash(登録商標)のページレイヤをWebページ表示100b及びソースコード比較表示200bに重ね合わせる。そして、S13において確認サーバ10bから送信された差分情報を基に運用ソースコード14bの相違部分801b,802b,803b、入稿ソースコード12b(CVS)の相違部分801c,802c,803c及び入稿ソースコード12の相違部分801b,802b,803bと運用ソースコードの相違部分801c,802c,803cに対応するWebページの該当部分801a,802a,803aに相当するFlash(登録商標)のページレイヤ箇所に網掛けによる強調を行う。また、本実施例においては、網掛けによる強調を行うと共に、各強調箇所の右上端に丸付き数字(丸1、丸2、丸3)を表示する。これにより、管理者がWebページ表示100bを見ることで各ソースコードの相違部分に相当するWebページ表示100bの該当箇所の特定を容易に行うことができる。また、管理者が丸付き数字を確認することで、入稿ソースコード12の相違部分801b,802b,803bと運用ソースコードの相違部分801c,802c,803cに対応するWebページの該当部分801a,802a,803aがどこの箇所であるかということを一目で確認することができる。
なお、本実施例において、運用ソースコード14bの相違部分802bと入稿ソースコード12b(CVS)の相違部分802cに相当するWebページ表示100bの該当部分802aはテキストデータであるがこれに限られるのではなく、例えば、運用ソースコード14bの相違部分801bと入稿ソースコード12b(CVS)の相違部分801cに相当するWebページ表示100bの該当部分801aはGIFなどの画像であり、また、運用ソースコード14bの相違部分803bと入稿ソースコード12b(CVS)の相違部分803cに相当するWebページ表示100bの該当部分803aはFlash(登録商標)などの動画である。これにより、管理者は、相違部分に相当する変更場所をWebページを見ることにより確認することができ、プログラムに関する知識に乏しいデザイナや企画者であってもテキストデータのみならず、画像や動画などのバイナリデータが構成されたWebページの変更箇所を容易に確認することができる。
S25:相違部分に対応するWebページの強調表示が行われると、端末20bの制御部は、入稿ソースコード12b及び入稿バイナリデータ41bを基に入稿ソースコード12bに対応するWebページを構成する。
S26:入稿ソースコード12bに対応するWebページの構成が行われると、端末20bの制御部(入稿Webページ表示手段25b)は、図8に示すように、構成されたWebページを端末20bのWebブラウザを介してディスプレイの画面300bにWebページ表示100bを表示する。具体的には、Webページ表示100bにおいては、入稿ソースコード12に記述されたhtmlタグ(<html>)で囲まれたhtml要素、headタグ(<head>)で囲まれたhead要素又はbodyタグ(<body>)で囲まれたbody要素に基づき、Webブラウザ内のテキストの内容、配置及び入稿バイナリデータ41の内容を決定してWebページを構成すると共に、構成されたWebページに強調表示が行われたFlash(登録商標)のページレイヤを重ね合わせ端末20bのディスプレイに表示し、確認システム1bによる処理を終了する。したがって、図8に示すように、端末20bの制御部は、入稿ソースコード12b及び運用ソースコード14bの差異部分をディスプレイの画面300bの右側において、確認サーバ10bのdiffコマンドにより生成された差分情報に基づくソースコード比較表示200bとして表示を行い、当該入稿ソースコード12に対応するWebページをディスプレイの画面300の左側においてWebページ表示100として表示と併せて、入稿ソースコード12bと運用ソースコード14bとの相違部分が強調表示されたFlash(登録商標)のページレイヤにより強調表示が行われる。
[端末における表示例]
次に、図8を参照して、端末20bに表示する表示例について説明する。
管理者により、端末20bにおいて、ソース比較要求が行われると、確認サーバ10bのdiffコマンドにより生成された差分情報を基に、入稿ソースコード12b及び運用ソースコード14bのソースコード比較表示200bを端末20bのディスプレイの画面300bに表示する。さらに、管理者により、Webページの相違部分の強調表示を要求する操作が行われると、Webページ表示100b及びソースコード比較表示200bに入稿ソースコード12bと運用ソースコード14bとの相違点が強調表示されたFlash(登録商標)のページレイヤを重ね合わせ、端末20bのディスプレイの画面300bに表示する。
したがって、管理者は、ディスプレイの画面300bに表示されているソースコード比較表示200bと強調表示されたWebページ表示100bを確認することにより、入稿ソースコード12bと運用ソースコード14bにおけるテキストファイルの相違部分の発見をより容易に行うことができると共に、当該相違部分が反映されたWebページにおける当該相違部分の発見をも容易に行うことができる。このことにより、確認システム1bは、管理者にとって、Webページの更新の際の事前確認をより容易かつ総合的に行う環境を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
1 確認システム
10 確認サーバ
11 入稿ソース取得手段
13 運用ソース取得手段
15 ソースコード比較送信手段
16 入稿ソース反映手段
20 端末
21 入稿ソース取得要求手段
22 ソース比較要求手段
23 ソースコード比較表示手段
24 入稿ソース反映要求手段
25 入稿Webページ表示手段
26b Webページ強調手段
30 ソース管理サーバ
40 イメージサーバ
50 運用サーバ群
51 ステージングサーバ
52 本番サーバ
100 Webページ表示
200 ソースコード比較表示
300 画面

Claims (3)

  1. 入稿するWebページを構成する入稿ソースコードのバージョンを管理するソース管理サーバから、所定のWebページ単位で前記入稿ソースコードを取得して記憶する入稿ソースコード記憶手段と、
    前記入稿ソースコード記憶手段が記憶した前記入稿ソースコードに対応する運用ソースコードを運用サーバから取得して前記入稿ソースコードと共に表示するソースコード対比手段と、
    前記入稿ソースコード記憶手段が記憶した前記入稿ソースコードを前記運用サーバに反映する運用反映手段と、
    前記入稿ソースコード記憶手段が記憶した前記入稿ソースコードに対応する入稿バイナリデータをイメージサーバから受信し、前記運用反映手段が反映した前記入稿ソースコードを前記運用サーバから受信し、前記所定のWebページを構成して表示する運用確認手段と、を備える確認システム。
  2. 前記入稿ソースコード記憶手段が取得した前記入稿ソースコードと、前記ソースコード対比手段が取得した運用ソースコードとの相違部分を特定する相違部分特定手段をさらに備え、
    前記運用確認手段は、前記相違部分特定手段が特定した前記相違部分に対応する前記所定のWebページの表示部分を強調して表示する、請求項1に記載の確認システム。
  3. コンピュータが入稿ソースの要求に応じてWebページの更新の際の事前確認を行うための所定のWebページを構成して表示する確認方法であって、
    前記確認方法は、入稿するWebページを構成する入稿ソースコードのバージョンを管理するソース管理サーバから、所定のWebページ単位で前記入稿ソースコードを取得して記憶する入稿ソースコード記憶ステップと、
    前記入稿ソースコード記憶ステップにおいて記憶した前記入稿ソースコードに対応する運用ソースコードを運用サーバから取得して前記入稿ソースコードと共に表示するソースコード対比ステップと、
    前記入稿ソースコード記憶ステップにおいて記憶した前記入稿ソースコードを前記運用サーバに反映する運用反映ステップと、
    前記入稿ソースコード記憶ステップにおいて記憶した前記入稿ソースコードに対応する入稿バイナリデータをイメージサーバから受信し、前記運用反映ステップにおいて反映した前記入稿ソースコードを前記運用サーバから受信し、前記所定のWebページを構成して表示する運用確認ステップと、を備える確認方法。
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