JP2011215726A - 作業申請管理システム、作業申請管理方法及び作業申請管理プログラム - Google Patents

作業申請管理システム、作業申請管理方法及び作業申請管理プログラム Download PDF

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敏伸 高木
Hironori Ishioka
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Abstract

【課題】作業対象システムについての作業申請や、作業内容の的確性についての判断を効率的に行なうための作業申請管理システム、作業申請管理方法及び作業申請管理プログラムを提供する。
【解決手段】申請管理サーバ20の制御部21は、申請処理において、クライアント端末10から作業内容を取得した場合、申請雛形情報記憶部23において申請書の雛形を検索する。そして、制御部21は、申請書の雛形をクライアント端末10に提供する。また、作業実績確認処理において、制御部21は、作業実績と作業申請との不整合の有無を判定する。不整合がある場合には、申請者や作業者に注意を喚起する。作業後処理において、作業結果の承認申請を取得した場合、制御部21は、作業結果と申請内容とを比較する。そして、内容が一致していない場合、差分補完処理として、元の申請の修正処理、追加作業申請処理のいずれかを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業対象システムについての作業申請や、作業内容の的確性についての判断を行なうための作業申請管理システム、作業申請管理方法及び作業申請管理プログラムに関する。
企業等の組織内において、管理者の承認のために申請書を提出することが一般的である。このような承認の申請業務における効率化のために申請処理システムが検討されている(例えば、特許文献1参照)。この文献に記載された申請処理システムは、サーバと複数の端末が相互に通信可能に接続されたネットワークを備える。端末は、申請を処理する複数の申請処理端末を含む。サーバは、申請の申請情報を管理情報と共に記録する記録手段と、申請の申請情報及び管理情報を管理する管理手段とを備える。そして、管理手段は、申請処理端末が備える申請処理機能に応じて、他の申請処理端末の申請処理を制限する管理を行なう。
また、業務情報システムへのアクセス規制の強化とアクセス内容の検証を行なうためのリモートアクセス制御装置も検討されている(例えば、特許文献2参照)。この文献に記載されたリモートアクセス制御装置では、ユーザの操作に基づく制御命令の送信により管理対象装置のシステム操作を行なう作業用端末と管理対象装置のそれぞれと接続される。この装置は、システム操作により実行されるシステム作業の実行予定者の指定を含む作業申請情報を受信し、開発側承認者と運用側承認者に作業申請情報を送信する。システム作業の実行予定者の指定を含む作業実行要求を受信すると、作業実行要求に指定された実行予定者を対象とするメンテナンス作業が開発側承認者と運用側承認者により承認済であることを条件として、作業用端末から送信される制御命令を管理対象装置に転送する。
特開2004−341797号公報(第1頁、図5) 特開2008−117009号公報(第1頁、図2)
コンピュータシステムの運用作業における申請と承認は通常の事務処理とは異なり、上述のようにアクセス管理のために、詳細で的確な作業申請が必要である。しかしながら、詳細な申請書を準備することは、申請者にとって負担となる場合がある。従って、効率的に的確な申請書を準備できることが望ましい。又、アクセス管理を強化するためには、事前に申請された内容通りに作業が行なわれたことを確認するために、作業申請に含まれる内容と、実際に行なわれた作業内容とを比較して確認することが望ましい。このような確認作業においても効率性が望まれる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、作業対象システムについての作業申請や、作業内容の的確性についての判断を効率的に行なうための作業申請管理システム、作業申請管理方法及び作業申請管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、作業対象システムのシステム
管理識別子毎に、前記作業対象システムについて作業を行なうための申請書を作成するための申請雛形を記憶した申請雛形記憶手段と、作業対象システムの作業申請を記憶した作業申請記憶手段と、申請者端末及び管理者端末に接続された制御手段とを備えた作業申請管理システムであって、前記制御手段が、申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、前記申請雛形記憶手段から、前記システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、前記申請者端末に提供する手段と、前記申請者端末から作業申請を取得した場合、前記作業申請を前記作業申請記憶手段に記録するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する手段と、前記管理者端末から、承認結果を取得した場合、前記申請者端末に承認結果を通知する手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の作業申請管理システムにおいて、前記制御手段は、作業対象システムにおける作業実績の内容を記録するログ管理システムに更に接続されており、前記制御手段が、前記ログ管理システムから作業実績の内容を取得し、前記作業申請の内容と前記作業申請記憶手段に記憶された作業実績の内容とを比較し、差分を出力する手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の作業申請管理システムにおいて、前記制御手段が、前記ログ管理システムに記憶されている作業実績について、前記作業申請記憶手段に作業申請が記憶されていない場合には、この作業実績の作業を行なった担当者を特定し、前記担当者に対して、事後申請を促す通知を送信する手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の作業申請管理システムにおいて、前記作業申請記憶手段に作業申請が記憶されていない作業実績について、前記作業対象システムにおいて緊急対応の必要性を判定した場合のみ、前記事後申請を促す通知を送信することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一つに記載の作業申請管理システムにおいて、前記制御手段が、作業申請の内容と作業実績の内容との差異を検知した場合には、前記申請者端末に対して、前記差異についての追加申請を依頼する差分補完処理を実行することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の作業申請管理システムにおいて、前記制御手段が、前記差分補完処理において追加申請された内容を、前記申請雛形記憶手段の申請雛形として更新する手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の作業申請管理システムにおいて、前記制御手段が、作業申請を取得した場合、前記作業申請記憶手段において、この作業申請に含まれる作業対象システム及び作業日について競合する他の作業申請を検索し、既に登録されている他の作業申請と競合する場合には、前記申請者端末においてアラームを出力する手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、作業対象システムのシステム管理識別子毎に、前記作業対象システムについて作業を行なうための申請書を作成するための申請雛形を記憶した申請雛形記憶手段と、作業対象システムの作業申請を記憶した作業申請記憶手段と、申請者端末及び管理者端末に接続された制御手段とを備えた作業申請管理システムを用いて、作業申請を管理するための方法であって、前記制御手段が、申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、前記申請雛形記憶手段から、前記システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、前記申請者端末に提供する段階と、前記申請者端末から作業申請を取得した場合、前記作業申請を前記作業申請記憶手段に記録
するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する段階と、前記管理者端末から、承認結果を取得した場合、前記申請者端末に承認結果を通知する段階とを実行することを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、作業対象システムのシステム管理識別子毎に、前記作業対象システムについて作業を行なうための申請書を作成するための申請雛形を記憶した申請雛形記憶手段と、作業対象システムの作業申請を記憶した作業申請記憶手段と、申請者端末及び管理者端末に接続された制御手段とを備えた作業申請管理システムを用いて、作業申請を管理するためのプログラムであって、前記制御手段を、申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、前記申請雛形記憶手段から、前記システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、前記申請者端末に提供する手段、前記申請者端末から作業申請を取得した場合、前記作業申請を前記作業申請記憶手段に記録するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する手段、前記管理者端末から、承認結果を取得した場合、前記申請者端末に承認結果を通知する手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
請求項1、8又は9に記載の発明によれば、制御手段が、申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、申請雛形記憶手段から、システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、申請者端末に提供する。次に、申請者端末から作業申請を取得した場合、作業申請を作業申請記憶手段に記録するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する。そして、管理者端末から、承認結果を取得した場合、申請者端末に承認結果を通知する。これにより、雛形を利用して、効率的に作業申請を行なうことができる。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段が、ログ管理システムから作業実績の内容を取得し、作業申請の内容と作業申請記憶手段に記憶された作業実績の内容とを比較し、差分を出力する。これにより、申請の内容と実績の内容との違いについて、注意を喚起することができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段が、ログ管理システムに記憶されている作業実績について、作業申請記憶手段に作業申請が記憶されていない場合には、この作業実績の作業を行なった担当者を特定する。そして、担当者に対して、事後申請を促す通知を送信する。これにより、事前申請がない場合には、事後申請を促すことができる。
請求項4に記載の発明によれば、作業申請記憶手段に作業申請が記憶されていない作業実績について、作業対象システムにおいて緊急対応の必要性を判定した場合のみ、事後申請を促す通知を送信する。障害対応等のように緊急で対応しなければならない場合もあり、このような緊急状況においてのみ、事前申請がない状況下で行なわれた作業について事後申請を促すことができる。
請求項5に記載の発明によれば、制御手段が、作業申請の内容と作業実績の内容との差異を検知した場合には、申請者端末に対して、差異についての追加申請を依頼する差分補完処理を実行する。これにより、申請に含まれる作業項目と、実際に行なわれた作業項目との不整合の発生を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、制御手段が、差分補完処理において追加申請された内容を、申請雛形記憶手段の申請雛形として更新する。これにより、実際に行なわれた作業項目が異なる場合には、この項目を雛形に反映させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、制御手段が、作業申請を取得した場合、作業申請記憶手段において、この作業申請に含まれる作業対象システム及び作業日について競合する他の作業申請を検索する。そして、既に登録されている他の作業申請と競合する場合には、申請者端末においてアラームを出力する。作業申請の段階で、予め作業の競合を抑制することにより、確実に作業を行なうことができる。
本発明によれば、作業対象システムについての作業申請や、作業内容の的確性についての判断を効率的に行なうことができる。
本発明の実施形態のシステム概略図。 本実施形態で用いるデータの説明図であって、(a)は権限管理情報記憶部、(b)は申請雛形情報記憶部、(c)は作業予定情報記憶部、(d)は申請管理情報記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図9に従って説明する。本実施形態では、管理対象システムについて作業を行なう場合に、作業内容について承認を受けるために用いる作業申請管理システム、作業申請管理方法及び作業申請管理プログラムとして説明する。
本実施形態では、図1に示すように、管理対象システム30についての作業申請及び作業内容の承認を支援するために、申請管理サーバ20を用いる。この申請管理サーバ20は、ネットワークを介して、クライアント端末10、ログ管理システム50、障害監視サーバ60に接続される。
そして、担当者は、作業を行なうために、申請管理サーバ20を用いて、電子化された各種申請書を作成し、管理者に提出する。管理者は、提出された申請書に記載された作業内容を確認して、作業の適否を判断する。作業内容に問題がない場合には、管理者は申請書を承認する。そして、作業者は、作業端末40を用いて、承認された申請内容に基いて、管理対象システム30についての作業を行なう。作業終了後には、申請管理サーバ20を用いて、作業結果について管理者の承認を受ける。
クライアント端末10は、申請者や管理者が用いるコンピュータ端末(申請者端末、管理者端末)である。申請者は、このクライアント端末10を用いて、作業を行なうために必要な各種申請書(作業申請書、手順書、作業場所利用申請書、持込申請書等)を作成する。管理者は、このクライアント端末10を用いて、申請された内容を確認する。そして、申請内容に基いて、承認入力や差し戻し入力を行なう。このクライアント端末10は、図示しないディスプレイ等から構成された表示部や、キーボードやポインティングデバイス等から構成された入力部を備える。
申請管理サーバ20は、申請者による作業申請処理や、管理者による承認処理を支援す
るためのサーバコンピュータである。この申請管理サーバ20は、制御部21、権限管理情報記憶部22、申請雛形情報記憶部23、作業予定情報記憶部24、申請管理情報記憶部25を備えている。
ここで、制御部21は、CPU、RAM、ROM(図示せず)等から構成された制御手段を備えており、後述する処理(申請確認段階、申請支援管理段階、障害対応段階、承認管理段階、作業内容確認段階等の各処理)を行なう。そして、制御部21は、図1に示すように、作業申請管理プログラムにより、申請確認手段211、申請支援管理手段212、障害対応手段213、承認管理手段214、作業確認手段215、結果確認手段216として機能する。
申請確認手段211は、管理対象システム30についての作業予定に基いて、作業に必要な申請書の提出状況を確認する処理を実行する。
申請支援管理手段212は、申請者における申請書の作成を支援する処理を実行する。この申請支援管理手段212は、作業の優先順位を決定するための優先度評価テーブルを保持している。この優先度評価テーブルには、作業目的に対応させて優先度評価値が記録されている。例えば、「定期メンテナンス」に対して、「障害対応」等のように緊急性が高い作業は、高い優先度評価値が設定されている。
障害対応手段213は、管理対象システム30における障害情報を取得した場合に、このシステムにおいて予定されている作業を管理する処理を実行する。障害対応手段213は、障害から復旧するまでの所要時間を算出するための復旧予想時間テーブルを保持している。この復旧予想時間テーブルには、管理対象システム30における障害内容毎に、障害発生〜復旧までの所要時間の予測値(障害対応所要時間)に関するデータが記録されている。
承認管理手段214は、管理者における申請についての承認処理を支援する処理を実行する。
作業確認手段215は、作業申請と作業実績とを比較して、作業の実行の有無を判断する処理を実行する。
結果確認手段216は、申請された作業内容と、実際に行われた作業内容とを比較して、作業内容の的確性を判断する処理を実行する。この結果確認手段216は、作業ログとして記録された操作入力データや画面イメージに含まれる項目と、手順書などの含まれる項目とを対応付けるための作業項目対応テーブルを保持している。
更に、この結果確認手段216は、作業に含まれる各項目の重要度を決定するための項目評価テーブルを保持している。この項目評価テーブルには、作業に含まれる各項目に対応させて重要度評価値が記録されている。この重要度評価値を用いることにより、申請内容において項目を追加したり修正したりする場合に、申請書の修正で対応可能な場合と、新たに申請が必要な場合とを識別することができる。
権限管理情報記憶部22は、図2(a)に示すように、ワークフローにおいて、各種申請の承認権限を管理するための権限管理レコード220を記憶する。この権限管理レコード220は、各種申請についての承認権限が登録された場合に記録される。この権限管理レコード220は、申請者コード、所属コード、申請種別、承認者コード、所要日数に関するデータを含んで構成される。
申請者コードデータ領域には、各種申請を行なう担当者(申請者)を特定するための識別子(利用者コード)に関するデータが記録される。
所属コードデータ領域には、この申請者が所属する組織を特定するための識別子に関するデータが記録される。
申請種別データ領域には、この担当者によって行われる申請の種別を特定するための識別子に関するデータが記録される。
承認者コードデータ領域には、この担当者によって行われた申請を承認する権限を有する管理者を特定するための識別子(利用者コード)に関するデータが記録される。
所要日数データ領域には、この承認者において承認手続に必要な日数に関するデータが記録される。本実施形態では、この所要日数は、過去の承認において要した平均日数を用いる。
申請雛形情報記憶部23は申請雛形記憶手段として機能し、図2(b)に示すように、各種申請を行なう場合に必要な申請書の雛形についての申請雛形管理レコード230を記憶する。この申請雛形管理レコード230は、雛形となる申請書が登録された場合に記録されるとともに、作業実績の確認が行われた場合に、実際に使われた申請書類が雛形として更新される。この申請雛形管理レコード230は、システム管理コード、作業目的、申請種別、雛形に関するデータを含んで構成される。
システム管理コードデータ領域には、管理対象システム30を特定するための識別子(システム管理識別子)に関するデータが記録される。
作業目的データ領域には、この管理対象システム30において作業を行なう目的に関するデータが記録される。
申請種別データ領域には、この管理対象システム30において、この作業目的のために行なわれる作業についての必要な申請種別を特定するための識別子に関するデータが記録される。
雛形データ領域には、この申請において用いる申請書のテンプレートデータが記録される。このデータ領域には、後述するように、雛形となる申請書内容の各項目に関するデータが記録される。
作業予定情報記憶部24は、図2(c)に示すように、各管理対象システム30において行なわれる作業予定についての作業予定管理レコード240を記憶する。この作業予定管理レコード240は、各担当者の作業予定が入力された場合に登録される。この作業予定管理レコード240は、日程、システム管理コード、作業目的、担当者コード、申請状況に関するデータを含んで構成される。
日程データ領域には、作業を行なう時期(年月日)に関するデータが記録される。
システム管理コードデータ領域には、この日程における作業対象の管理対象システム30を特定するための識別子(システム管理識別子)に関するデータが記録される。
作業目的データ領域には、この日程において行なわれる作業を特定するための作業目的に関するデータが記録される。
担当者コードデータ領域には、この作業を行なう担当者(作業者)を特定するための識別子(利用者コード)に関するデータが記録される。
申請状況データ領域には、この作業予定についての申請状況を特定するための識別子に関するデータが記録される。この作業予定についての申請が起案されている場合には、申請済フラグが記録される。
申請管理情報記憶部25は作業申請記憶手段として機能し、図2(d)に示すように、各作業に必要な申請を管理するための申請管理レコード250を記憶する。この申請管理レコード250は、申請が行われた場合に登録され、承認処理により更新される。この申請管理レコード250は、起案コード、申請種別、申請者コード、申請日、承認者コード、承認日、ステータス、申請書内容に関するデータを含んで構成される。
起案コードデータ領域には、この申請を特定するための識別子に関するデータが記録される。
申請種別データ領域には、この申請の種別を特定するための識別子に関するデータが記録される。
申請者コードデータ領域には、この申請を行なった担当者を特定するための識別子(利用者コード)に関するデータが記録される。
申請日データ領域には、この申請が行なわれた年月日に関するデータが記録される。
承認者コードデータ領域には、この申請についての承認を行なった管理者を特定するための識別子(利用者コード)に関するデータが記録される。
承認日データ領域には、この申請の承認が行なわれた年月日に関するデータが記録される。
ステータスデータ領域には、この申請の状況を特定するための識別子に関するデータが記録される。このステータスデータ領域には、「承認済」、「差戻し」を識別するための各フラグが記録される。
申請書内容データ領域には、申請種別に対応する申請書に記載される項目内容に関するデータが記録される。このデータ領域には、申請書に記載される項目に対応させて、作業名称、作業予定日時(年月日、開始時刻、終了時刻)、作業対象の管理対象システム30のシステム管理コード、作業を行なう担当者の担当者コード、作業場所、作業項目(この作業において実施される作業内容)等に関するデータが記録される。更に、この申請書内容データ領域には、この申請において行なわれる作業についての手順書を特定するための識別情報(手順書識別子)が記録されている。この手順書には、作業において行なうべき作業項目に関するデータが記録されている。この手順書識別子を用いることにより、手順書管理情報記憶手段(図示せず)から手順書を取得することができる。
更に、申請管理サーバ20は、担当者の連絡先を記録した担当者情報記憶部(図示せず)を備える。この担当者情報記憶部には、利用者コードに関連付けた連絡先(例えば、メールアドレス)が登録されている。更に、担当者情報記憶部には、管理対象システム毎に、管理者の連絡先が登録されている。
管理対象システム30は、各種情報処理を実行するコンピュータシステムであり、本実施形態では、作業者による作業対象システムである。この作業を行なう場合には、管理対象システム30に接続された作業端末40を用いる。
ログ管理システム50は、管理対象システム30に対するログイン認証や管理対象システム30における操作の監視を行なうためのコンピュータシステムである。このログ管理システム50は、管理対象システム30における作業者のログイン状況を管理するためにログ記憶部52を備えている。そして、ログ管理システム50は、システム管理コード、作業者の利用者コード、作業時間帯(ログイン時刻、ログアウト時刻)等からなるログイン状況をログ記憶部52に記録する。
更に、ログ管理システム50は、ログインした作業者の操作内容についての記録を行なう。具体的には、ログ管理システム50は、作業が行なわれた管理対象システム30のシステム管理コードに関連付けて、作業端末40において入力されたデータ(パラメータやコマンド)をログ記憶部52に記録する。更に、作業端末40のディスプレイに表示された画面をイメージデータとしてログ記憶部52に蓄積する。これらの操作入力データや画面イメージは、ログ記憶部52において、入力や出力された時刻に関連付けられて記録される。そして、ログ管理システム50は、申請管理サーバ20からの要求に応じて、ログ記憶部52に記録された情報を提供する。
障害監視サーバ60は、管理対象システム30の障害状況を監視するコンピュータシステムである。この障害監視サーバ60は、管理対象システム30において発生した障害情報や復旧情報を取得して蓄積する。
上記のように構成されたシステムを用いて、管理対象システム30についての作業申請を管理する場合の処理手順について、図3〜図9を用いて説明する。ここでは、申請確認処理、申請処理、障害対応処理、承認処理、作業前処理、ログ記録処理、作業実績確認処理、作業後処理の順番に説明する。
(申請確認処理)
まず、図3を用いて、申請確認処理を説明する。
担当者は、クライアント端末10を用いて、申請管理サーバ20にアクセスする。そして、申請管理サーバ20の制御部21は、作業日程の登録処理を実行する(ステップS0)。具体的には、担当者が予定している作業内容を、申請管理サーバ20に送信する。この場合、申請管理サーバ20の制御部21は、作業内容に基づき作業予定管理レコード240を生成し、作業予定情報記憶部24に登録する。
そして、申請管理サーバ20は、定期的に申請確認処理を実行する。
ここでは、申請管理サーバ20の制御部21は、作業予定の検索処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の申請確認手段211は、作業予定情報記憶部24において、申請状況データ領域に申請済フラグが記録されていない作業予定管理レコード240を検索する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請の検索処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の申請確認手段211は、抽出した作業予定管理レコード240に記録されているシステム管理コード、担当者コード、日程が記録された申請書を、申請管理情報記憶部25において検索する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、未承認の作業予定があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の申請確認手段211は、申請管理情報記憶部25において、システム管理コード、担当者コード、日程が記録された申請書の申請管理レコード250の有無によって判定する。更に、申請管理レコード250が抽出できた場合においても、ステータスデータ領域に「承認済」フラグが記録されていない場合には、未承認の作業予定が残っていることになる。
申請管理レコード250を抽出できたことにより、未承認の作業予定がない場合(ステップS1−3において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、この作業予定についての申請確認処理を終了する。
一方、申請管理レコード250を抽出できない未承認の作業予定がある場合(ステップ
S1−3において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、未承認の作業予定毎に以下の処理を繰り返す。
ここでは、まず、申請管理サーバ20の制御部21は、承認所要日数の算出処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の申請確認手段211は、権限管理情報記憶部22から、この申請種別の申請承認に必要な所要日数を取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請承認が間に合うかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の申請確認手段211は、現在日付に所要日数を加算した場合、作業予定の日程以前かどうかにより判定する。
現在日付に所要日数を加算した日付が作業予定の日程以前であり、申請承認が間に合うと判定した場合(ステップS1−5において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、この作業予定についての申請確認処理を終了する。
一方、現在日付に所要日数を加算した日付が作業日程より遅く、申請承認が間に合わないと判定した場合(ステップS1−5において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、アラーム出力処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21の申請確認手段211は、作業予定管理レコード240に記録された担当者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、申請確認手段211は、この担当者のクライアント端末10に、作業予定の申請の承認が作業日程までに間に合わないことを知らせるためのメッセージを含めたアラームを送信する。
(申請処理)
次に、図4を用いて、申請処理を説明する。
申請管理サーバ20の制御部21は、作業内容の取得処理を実行する(ステップS2−1)。作業申請を行なう場合、申請者は、クライアント端末10を用いて、申請管理サーバ20にアクセスする。この場合、申請管理サーバ20は、作業申請画面をクライアント端末10のディスプレイに出力する。申請者は、この作業申請画面を用いて、作業目的、作業対象の管理対象システム30のシステム管理コード等を入力する。そして、申請管理サーバ20の制御部21の申請支援管理手段212は、クライアント端末10から作業内容(作業目的、システム管理コード等)を取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書の雛形の検索処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、申請雛形情報記憶部23において、クライアント端末10から取得した作業目的、システム管理コードに関連付けられた申請雛形管理レコード230を検索する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書の雛形の提供処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、抽出した申請雛形管理レコード230に記録された雛形データをクライアント端末10に送信する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書の取得処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、クライアント端末10から、雛形データを用いて作成された作業申請を取得する。これにより、申請支援管理手段212は、作業の詳細情報(作業対象システム、作業予定日時、作業場所等についての情報)を取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、競合作業の検索処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、申請管理情報記憶部
25において、新たに取得した申請書に設定された作業予定日時、対象システムのシステム管理コード、作業場所が重複している他の申請管理レコード250を検索する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、競合しているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、作業予定日時、システム管理コード、作業場所が重複している申請管理レコード250が既に登録されている場合には競合すると判定する。
競合すると判定した場合(ステップS2−6において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、競合する作業の優先度評価値の取得処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、今回の申請における作業目的の優先度評価値と既登録申請における作業目的の優先度評価値とを、優先度評価テーブルから取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録申請を優先するかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−8)。具体的には、申請管理サーバ20の申請支援管理手段212は、取得した優先度評価値を比較することにより、作業優先順位を決定する。ここでは、既登録申請の優先度評価値の方が高い場合には既登録申請を優先し、今回の申請についての優先度評価値の方が高い場合には今回の申請を優先する。
既登録申請を優先する場合(ステップS2−8において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、日程調整依頼処理を実行する(ステップS2−9)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、今回の申請者のクライアント端末10に対して、競合する作業が既に登録されており、作業予定日時の調整を依頼するメッセージを出力する。
一方、今回の作業申請を優先する場合(ステップS2−8において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録作業の担当者に対する通知処理を実行する(ステップS2−10)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、既登録の申請管理レコード250に記録された申請者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、申請支援管理手段212は、この連絡先に対して、優先度評価値の高い作業申請があるため、作業日程の調整依頼を含めたメッセージを送信する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請登録処理を実行する(ステップS2−11)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は、受け付けた申請書を含めた申請管理レコード250を登録する。更に、申請支援管理手段212は、権限管理情報記憶部22から、申請者コード、申請種別に対応する承認者コードを取得し、申請管理レコード250に記録する。
(障害対応処理)
次に、図5を用いて、障害対応処理を説明する。
申請管理サーバ20の制御部21は、障害情報の取得処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の障害対応手段213は、各管理対象システム30を監視している障害監視サーバ60から障害情報を取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、対象システム、障害内容の特定処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の障害対応手段213は、障害情報に含まれるシステム管理コード、障害コードを用いて、障害が発生した管理対象システム30や障害内容を特定する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、所定時間内の既登録申請の検索処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の障害対応手段213は、復旧予想時間テーブルから、障害が発生したシステムや障害内容に対応する障害対応所要時間を取得する。そして、障害対応手段213は、申請管理情報記憶部25において、現在時刻から障害対応所要時間に含まれる作業予定日時が記録された申請書を検索する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録申請があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部21の障害対応手段213は、障害対応所要時間内に作業予定日時が記録された申請書の抽出の有無によって判定する。
既登録申請がある場合(ステップS3−4において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録申請の担当者に対する通知処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、制御部21の障害対応手段213は、抽出した申請管理レコード250に記録された担当者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、障害対応手段213は、この連絡先に、対象システムにおいて障害が発生したこと、作業予定の延期の検討依頼を含めたメッセージを送信する。
なお、既登録申請がない場合(ステップS3−4において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録申請の担当者に対する通知処理(ステップS3−5)をスキップして、障害対応処理を終了する。
(承認処理)
次に、図6を用いて、承認処理を説明する。
申請管理サーバ20の制御部21は、作業申請の承認依頼処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21の承認管理手段214は、権限管理情報記憶部22において、担当者コード、申請種別に対応する承認者コードを特定する。次に、承認管理手段214は、この承認者の連絡先を担当者情報記憶部から取得して、この連絡先に承認依頼を送信する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、承認確認処理を実行する(ステップS4−2)。承認依頼を受け取った管理者は、クライアント端末10を用いて申請管理サーバ20にアクセスする。この場合、制御部21の承認管理手段214は、この承認者コードが記録された申請管理レコード250を抽出する。そして、承認管理手段214は、抽出した申請管理レコード250に記録された内容を一覧表示させた表示画面を、クライアント端末10のディスプレイに出力する。管理者は、クライアント端末10を用いて、未承認の申請を選択し、承認又は差し戻しのいずれかを入力する。そして、制御部21の承認管理手段214は、クライアント端末10から、申請についての確認結果通知を受信する。この確認結果通知には、承認又は差し戻しのいずれかを特定するための識別フラグを含める。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、承認かどうかについての判定処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21の承認管理手段214は、管理者のクライアント端末10から取得した確認結果通知に含まれる識別フラグに基づいて判定する。
確認結果通知に差し戻しフラグが含まれており、申請が承認されなかった場合(ステップS4−3において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、申請者に差戻し処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21の承認管理手段214は、申請管理レコード250に、ステータスとして「差戻し」フラグを記録する。次に
、承認管理手段214は、この申請管理レコード250に含まれる申請者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、承認管理手段214は、この連絡先に対して、申請が差し戻されたことを知らせるメッセージを送信する。この場合、申請者は、必要に応じて再申請を行なう。
一方、承認結果通知に承認フラグが含まれており、申請が承認された場合(ステップS4−3において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、承認結果の通知処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部21の承認管理手段214は、申請管理レコード250に、ステータスとして「承認済」フラグを記録する。次に、承認管理手段214は、この申請管理レコード250に含まれる申請者の連絡先に対して、申請が承認されたことを知らせるメッセージを送信する。
(作業前処理)
申請が承認されたことを知らせるメッセージを受け取った申請者は、クライアント端末10を用いて、申請管理サーバ20にアクセスする。この場合、申請管理サーバ20の制御部21は、申請管理情報記憶部25から、この申請者コードが記録された申請管理レコード250を抽出する。次に、制御部21は、抽出した申請管理レコード250の内容を一覧表示させるための画面をクライアント端末10に送信する。そして、制御部21は、この一覧画面において選択された起案コードを、クライアント端末10から取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書(作業内容)の出力処理を実行する。具体的には、制御部21の承認管理手段214は、クライアント端末10に対して、選択された申請書を印刷するためのデータを送信する。これにより、承認された手順書等を取得することができる。
(ログ記録処理)
次に、図7を用いて、ログ記録処理を説明する。作業者(申請者)は、管理対象システム30において、申請を行なった作業を実施する。この場合、必要に応じて作業端末40を利用する。
まず、ログ管理システム50は、ログイン認証処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、作業者は作業端末40を用いて、ログ管理システム50に対して、管理対象システム30へのログイン要求を送信する。このログイン要求には、作業者の利用者コードやパスワードを含める。そして、ログ管理システム50は、取得した利用者コードやパスワードを用いて、ログイン認証を行なう。ログイン認証できない場合には、ログ管理システム50は、ログインを拒否して、アクセスを終了する。一方、ログイン認証完了した場合、ログ管理システム50は、管理対象システム30へのログインを許可する。
次に、ログ管理システム50は、ログイン情報の蓄積処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、ログ管理システム50は、作業端末40において入力されたパラメータやコマンドを取得する。そして、ログ管理システム50は、利用者コード、システム管理コード、現在時刻に関連付けて、入力パラメータやコマンドを記録する。
次に、ログ管理システム50は、出力イメージの蓄積処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、ログ管理システム50は、作業端末40のディスプレイに表示された画面データを、利用者コード、システム管理コード、現在時刻に関連付けて記録する。
(作業実績確認処理)
次に、図8を用いて、作業実績確認処理を説明する。本実施形態では、この処理を、毎日の業務終了後に実施する。
申請管理サーバ20の制御部21は、作業実績の取得処理を実行する(ステップS6−1)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、ログ管理システム50から、当日の作業実績を取得する。この作業実績は、システム管理コード、ログインした利用者コード、作業時間帯(ログイン時刻、ログアウト時刻)に関するデータを含める。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請情報の取得処理を実行する(ステップS6−2)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、申請管理情報記憶部25から、当日の作業予定日時が記録された申請管理レコード250を取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、不整合があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−3)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、ログ管理システム50から取得した作業実績と、申請管理情報記憶部25から取得した申請管理レコード250とを比較して、システム管理コード、作業者の利用者コード、作業時間帯の重複を確認する。この場合、システム管理コード、利用者コードに対応する作業実績に含まれる作業時間帯が、申請管理レコード250に記録されている作業予定日時に含まれている場合には、不整合がないと判定する。
不整合がないと判定した場合(ステップS6−3において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、作業内容確認処理を終了する。
一方、不整合があると判定した場合(ステップS6−3において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、不整合毎にステップS6−4〜S6−10の処理を実行する。
ここでは、申請管理サーバ20の制御部21は、実績又は申請の中で不足している記録についての判定処理を実行する(ステップS6−4)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、作業実績に含まれる利用者コード、作業時間帯に整合する作業申請の有無により判定する。
作業実績に対応する作業申請が登録されておらず、作業申請が不足している場合(ステップS6−4において「申請」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、障害情報の記録があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−5)。本実施形態では、緊急対応の必要性を障害対応の要否により判断する。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、障害監視サーバ60にアクセスする。そして、作業確認手段215は、申請管理レコード250に記録された作業予定日時について、管理対象システム30における障害情報を確認する。
障害情報が記録されている場合(ステップS6−5において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、事後申請の登録依頼処理を実行する(ステップS6−6)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、ログ管理システム50から取得した作業実績の利用者コードに関連付けられた連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、作業確認手段215は、この連絡先に対して、事後申請の登録依頼を送信する。
一方、障害情報が記録されていない場合(ステップS6−5において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、アラーム処理を実行する(ステップS6−7)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、作業実績が記録されていた管理対象システムの管理者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、作業確認手段215は、この連絡先に対して、作業申請がない作業が行なわれたことを知らせるメッセージを送信する。
また、作業申請に対する作業実績が登録されておらず、作業実績が不足している場合(ステップS6−4において「実績」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、優先対応があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−8)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、対象システムや作業予定日時が競合している申請管理レコード250を検索する。そして、申請管理レコード250を抽出した場合、作業確認手段215は、申請書の作業種別に基づいて、優先順位が高い他の作業申請を検索する。
優先順位が高い作業申請が記録されていた場合(ステップS6−8において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、再申請の登録依頼処理を実行する(ステップS6−9)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、作業実績がない申請管理レコード250に記録された申請者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、作業確認手段215は、この連絡先に対して、再申請を依頼するメッセージを送信する。
一方、優先順位が高い申請管理レコード250が記録されておらず、優先対応がない場合(ステップS6−8において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、確認通知処理を実行する(ステップS6−10)。具体的には、制御部21の作業確認手段215は、作業実績がない申請管理レコード250に記録された担当者や承認者の連絡先を担当者情報記憶部から取得する。そして、作業確認手段215は、この連絡先に対して、作業が行なわれていないことを知らせるメッセージを送信する。
(作業後処理)
次に、図9を用いて、作業後処理を説明する。
申請管理サーバ20の制御部21は、作業結果の承認申請処理を実行する(ステップS7−1)。作業を終了した担当者は、クライアント端末10を用いて、作業結果の承認申請を申請管理サーバ20に送信する。この場合、申請管理サーバ20の制御部21の結果確認手段216は、クライアント端末10から、作業結果の承認依頼を取得する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、申請内容との比較処理を実行する(ステップS7−2)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、申請管理レコード250の申請書に記録されたシステム管理コード、申請者コード、作業予定日時を特定する。次に、結果確認手段216は、システム管理コード、作業予定日時に対応するログイン情報をログ管理システム50から取得する。次に、結果確認手段216は、取得したログイン情報において、申請者(作業者)の作業時間帯(ログイン時刻、ログアウト時刻)を特定する。そして、結果確認手段216は、特定した作業時間帯における操作入力データや画面イメージをログ管理システム50から取得する。
次に、結果確認手段216は、申請管理レコード250の申請書内容データ領域に記録された手順書識別子を用いて手順書を取得する。そして、結果確認手段216は、手順書作業項目対応テーブルを用いて、操作入力データ及び表示画面データに含まれる項目と、申請管理レコード250により特定される手順書に含まれる項目とを比較する。
次に、申請管理サーバ20の制御部21は、内容が一致しているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−3)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、操作入力データ及び表示画面データに含まれる項目と、申請管理レコード250の手順書等に含まれる項目に差異が生じていない場合には、内容が一致していると判定する。
内容が一致していない場合(ステップS7−3において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、新たな申請が必要かどうかについての判定処理を実行する(ス
テップS7−4)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、差異が生じている項目について、項目評価テーブルに記録されている重要度評価値に応じて判定する。
差異が生じている項目の重要度評価値が低く、新たな申請が必要でないと判定した場合(ステップS7−4において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、元の申請の修正処理を実行する(ステップS7−5)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、申請者のクライアント端末10に対して、元の申請の修正依頼を含めたメッセージを出力する。この修正依頼には、作業実績と申請内容とにおいて差異があった項目に関する情報を含める。そして、申請者のクライアント端末10から修正内容を取得した場合には、結果確認手段216は、申請管理情報記憶部25の申請管理レコード250の申請書に修正内容を追加する。
一方、差異が生じている項目の重要度評価値が高く、新たな申請が必要と判定した場合(ステップS7−4において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、追加作業申請処理を実行する(ステップS7−6)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、申請者のクライアント端末10に対して、追加申請依頼を含めたメッセージを出力する。この修正依頼には、作業実績と申請内容とにおいて差異があった項目に関する情報を含める。申請者のクライアント端末10から追加作業申請を取得した場合、結果確認手段216は、新たな申請管理レコード250を生成し、申請管理情報記憶部25に登録する。
そして、作業実績と作業申請の項目内容が一致している場合(ステップS7−3において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、作業結果の承認処理を実行する(ステップS7−7)。具体的には、制御部21の承認管理手段214が、作業結果について承認処理(図6)を実行する。
そして、管理者のクライアント端末10から承認情報を取得した場合、申請管理サーバ20の制御部21は、申請雛形の更新が必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−8)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、申請雛形情報記憶部23の雛形データに記録されていない項目が含まれているかどうかを判定する。
雛形データに記録されていない項目が含まれており、申請雛形の更新が必要と判定した場合(ステップS7−8において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書類雛形フィードバック処理を実行する(ステップS7−9)。具体的には、制御部21の結果確認手段216は、承認された申請書を雛形データとして、申請雛形情報記憶部23に登録する。
一方、雛形データに記録されていない項目がなく、申請雛形の更新が必要でないと判定した場合(ステップS7−8において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書類雛形フィードバック処理(ステップS7−9)をスキップして作業後処理を終了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、申請確認処理において、申請管理レコード250を抽出できない未承認の作業予定がある場合(ステップS1−3において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、申請管理サーバ20の制御部21は、承認所要日数の算出処理を実行する(ステップS1−4)。現在日付に所要日数を加算した日付が作業日程より遅く、申請承認が間に合わないと判定した場合(ステップS1−5において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、アラーム出力処理を実行する(ステップS1−6)。これにより、作業予定に対して、作業申請が遅れている場合に注意を喚起する
ことができる。
(2)本実施形態では、申請処理において、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書の雛形の検索処理を実行する(ステップS2−2)。そして、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書の雛形の提供処理を実行する(ステップS2−3)。これにより、申請者は、雛形を利用して、効率的に申請書を作成することができる。
(3)本実施形態では、申請処理において、申請管理サーバ20の制御部21は、競合作業の検索処理を実行する(ステップS2−5)。競合すると判定した場合(ステップS2−6において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、競合する作業の優先度評価値の取得処理を実行する(ステップS2−7)。既登録申請を優先する場合(ステップS2−8において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、日程調整依頼処理を実行する(ステップS2−9)。これにより、優先作業が既に登録されている場合には、作業日程を変更して申請を行なうことができる。
今回の作業申請を優先する場合(ステップS2−8において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録作業の担当者に対する通知処理を実行する(ステップS2−10)。これにより、優先度が高い作業についての申請が行なわれた場合には、優先度の低い作業申請についての作業予定を変更することができる。
(4)本実施形態では、障害対応処理において、申請管理サーバ20の制御部21は、障害情報の取得処理(ステップS3−1)、所定時間内の既登録申請の検索処理(ステップS3−3)を実行する。既登録申請がある場合(ステップS3−4において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、既登録申請の担当者に対する通知処理を実行する(ステップS3−5)。これにより、申請済みの作業予定について、作業日程を変更する必要があることを、作業申請の申請者に知らせることができる。
(5)本実施形態では、作業実績確認処理において、申請管理サーバ20の制御部21は、作業実績と作業申請とに不整合があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−3)。これにより、問題がある作業について速やかに注意を喚起することができる。更に、作業実績がない作業申請については、申請の修正を促すことができる。
ここで、作業実績に対応する作業申請が登録されておらず、作業申請が不足している場合(ステップS6−4において「申請」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、障害情報の記録があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−5)。障害情報が記録されている場合(ステップS6−5において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、事後申請の登録依頼処理を実行する(ステップS6−6)。障害発生時には、障害対応を優先して、作業申請は後から行なうことがある。このような場合においても、事後申請の失念を抑制することができる。
一方、障害情報が記録されていない場合(ステップS6−5において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、アラーム処理を実行する(ステップS6−7)。これにより、申請の根拠がない操作について、注意を喚起することができる。従って、管理対象システムにおけるセキュリティを向上させることができる。
作業申請に対して作業実績がない場合(ステップS6−4において「実績」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、優先対応があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−8)。優先順位が高い作業申請が記録されていた場合(ステップS6−8において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、再申請の登録依頼処理を実行する(ステップS6−9)。作業申請が競合した場合、優先順位が高い作
業申請を優先させる。この場合においても、優先順位が低い作業申請の再申請の失念を抑制することができる。
一方、優先順位が高い申請管理レコード250が記録されておらず、優先対応がない場合(ステップS6−8において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、確認通知処理を実行する(ステップS6−10)。これにより、担当者や管理者に対して、作業についての状況確認を促すことができる。
(6)本実施形態では、ログ記録処理において、ログ管理システム50は、ログイン情報の蓄積処理を実行する(ステップS5−2)。ログ管理システム50は、出力イメージの蓄積処理を実行する(ステップS5−3)。そして、作業後処理において、申請管理サーバ20の制御部21は、内容が一致しているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−3)。内容が一致していない場合(ステップS7−3において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、新たな申請が必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−4)。そして、差分補完処理として、元の申請の修正処理(ステップS7−5)、追加作業申請処理(ステップS7−6)のいずれかを実行する。これにより、実際に行なわれた作業の内容と、申請された作業内容との不整合を是正することができる。そして、具体的な作業内容においても、より確実に管理することができる。
(7)本実施形態では、作業後処理において、申請管理サーバ20の制御部21は、申請雛形の更新が必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−8)。雛形データに記録されていない項目が含まれており、申請雛形の更新が必要と判定した場合(ステップS7−8において「YES」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書類雛形フィードバック処理を実行する(ステップS7−9)。これにより、作業実績において適切な雛形を蓄積し、次回の申請において、より的確な申請を行なうことができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態では、申請確認処理、申請処理、障害対応処理、承認処理、作業前処理、ログ記録処理、作業実績確認処理、作業後処理を実施した。これらの処理の内で部分的な処理や、他の処理を組み合わせて実施するようにしてもよい。
・ 上記実施形態では、ログ管理システム50は、管理対象システム30に対するログイン認証や管理対象システム30における操作の監視を行なう。この場合、ログイン認証や操作監視を行なうハードウェア構成は、ログ管理システム50に限定されるものではない。ログイン認証は、管理対象システム30や、別に設けられた認証管理システムにおいて行なうようにしてもよい。この場合、申請管理サーバ20は、各情報を保存されたシステムにアクセスして、ログイン状況や操作ログを取得する。
・ 上記実施形態では、権限管理情報記憶部22には、ワークフローにおいて、各種申請の承認権限を管理するための権限管理レコード220が記録されている。この権限管理レコード220は、所要日数に関するデータを含んで構成される。この所要日数を用いて、申請管理サーバ20の制御部21は、アラーム出力処理(ステップS1−6)により、作業申請を促す。ここで、承認者のスケジュールを考慮して、所要日数を算出してもよい。この場合には、承認者のスケジュールを取得して、承認作業可能な日付を特定する。そして、この承認作業可能日付の所定期間前に、作業申請を促すようにしてもよい。
・ 上記実施形態では、申請管理サーバ20の制御部21は、申請書の雛形の検索処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の申請支援管理手段212は
、申請雛形情報記憶部23において、クライアント端末10から取得した作業目的、システム管理コードに関連付けられた申請雛形管理レコード230を検索する。申請雛形管理レコード230を検索する方法は、これに限定されるものではない。例えば、申請雛型に含まれる単語や日付、作業者名等を用いて検索できるようにしてもよい。この場合には、制御部21は、作業申請画面において入力された検索キーを、クライアント端末10から取得する。
・ 上記実施形態では、申請管理サーバ20の制御部21は、所定時間内の既登録申請の検索処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の障害対応手段213は、復旧予想時間テーブルから、障害が発生したシステムや障害内容に対応する障害対応所要時間を取得する。これに対して、障害対応者から復旧見込み時刻を取得し、この時刻に応じて、既登録申請を検索するようにしてもよい。これにより、障害状況や障害対応者の状況に応じて、作業申請者に通知を行なうことができる。
・ 上記実施形態では、優先対応がない場合(ステップS6−8において「NO」の場合)、申請管理サーバ20の制御部21は、確認通知処理を実行する(ステップS6−10)。この場合、制御部21の作業確認手段215は、担当者や承認者の連絡先に対して、作業が行なわれていないことを知らせるメッセージを送信する。メッセージを送信する連絡先は、担当者や承認者に限定されるものではなく、申請者の上長や、作業対象の管理対象システム30の管理者についての連絡先を含めるようにしてもよい。この場合には、申請者の利用者コードに関連付けられた上長の連絡先や、管理対象システム30のシステム管理コードに関連付けられた管理者の連絡先を、担当者情報記憶部から取得する。
10…クライアント端末、20…申請管理サーバ、21…制御部、211…申請確認手段、212…申請支援管理手段、213…障害対応手段、214…承認管理手段、215…作業確認手段、216…結果確認手段、22…権限管理情報記憶部、23…申請雛形情報記憶部、24…作業予定情報記憶部、25…申請管理情報記憶部、30…管理対象システム、40…作業端末、50…ログ管理システム、52…ログ記憶部、60…障害監視サーバ。

Claims (9)

  1. 作業対象システムのシステム管理識別子毎に、前記作業対象システムについて作業を行なうための申請書を作成するための申請雛形を記憶した申請雛形記憶手段と、
    作業対象システムの作業申請を記憶した作業申請記憶手段と、
    申請者端末及び管理者端末に接続された制御手段とを備えた作業申請管理システムであって、
    前記制御手段が、
    申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、前記申請雛形記憶手段から、前記システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、前記申請者端末に提供する手段と、
    前記申請者端末から作業申請を取得した場合、前記作業申請を前記作業申請記憶手段に記録するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する手段と、
    前記管理者端末から、承認結果を取得した場合、前記申請者端末に承認結果を通知する手段と
    を備えたことを特徴とする作業申請管理システム。
  2. 前記制御手段は、作業対象システムにおける作業実績の内容を記録するログ管理システムに更に接続されており、
    前記制御手段が、
    前記ログ管理システムから作業実績の内容を取得し、前記作業申請の内容と前記作業申請記憶手段に記憶された作業実績の内容とを比較し、差分を出力する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業申請管理システム。
  3. 前記制御手段が、
    前記ログ管理システムに記憶されている作業実績について、前記作業申請記憶手段に作業申請が記憶されていない場合には、この作業実績の作業を行なった担当者を特定し、
    前記担当者に対して、事後申請を促す通知を送信する手段を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の作業申請管理システム。
  4. 前記作業申請記憶手段に作業申請が記憶されていない作業実績について、前記作業対象システムにおいて緊急対応の必要性を判定した場合のみ、前記事後申請を促す通知を送信することを特徴とする請求項3に記載の作業申請管理システム。
  5. 前記制御手段が、作業申請の内容と作業実績の内容との差異を検知した場合には、前記申請者端末に対して、前記差異についての追加申請を依頼する差分補完処理を実行することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の作業申請管理システム。
  6. 前記制御手段が、前記差分補完処理において追加申請された内容を、前記申請雛形記憶手段の申請雛形として更新する手段を更に備えたことを特徴とする請求項5に記載の作業申請管理システム。
  7. 前記制御手段が、
    作業申請を取得した場合、前記作業申請記憶手段において、この作業申請に含まれる作業対象システム及び作業日について競合する他の作業申請を検索し、
    既に登録されている他の作業申請と競合する場合には、前記申請者端末においてアラームを出力する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の作業申請管理システム。
  8. 作業対象システムのシステム管理識別子毎に、前記作業対象システムについて作業を行
    なうための申請書を作成するための申請雛形を記憶した申請雛形記憶手段と、
    作業対象システムの作業申請を記憶した作業申請記憶手段と、
    申請者端末及び管理者端末に接続された制御手段とを備えた作業申請管理システムを用いて、作業申請を管理するための方法であって、
    前記制御手段が、
    申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、前記申請雛形記憶手段から、前記システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、前記申請者端末に提供する段階と、
    前記申請者端末から作業申請を取得した場合、前記作業申請を前記作業申請記憶手段に記録するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する段階と、
    前記管理者端末から、承認結果を取得した場合、前記申請者端末に承認結果を通知する段階と
    を実行することを特徴とする作業申請管理方法。
  9. 作業対象システムのシステム管理識別子毎に、前記作業対象システムについて作業を行なうための申請書を作成するための申請雛形を記憶した申請雛形記憶手段と、
    作業対象システムの作業申請を記憶した作業申請記憶手段と、
    申請者端末及び管理者端末に接続された制御手段とを備えた作業申請管理システムを用いて、作業申請を管理するためのプログラムであって、
    前記制御手段を、
    申請者端末から、作業対象システムについてのシステム管理識別子を取得した場合、前記申請雛形記憶手段から、前記システム管理識別子に関連付けられた申請雛形を抽出し、前記申請者端末に提供する手段、
    前記申請者端末から作業申請を取得した場合、前記作業申請を前記作業申請記憶手段に記録するとともに、管理者端末に対して、承認依頼を送信する手段、
    前記管理者端末から、承認結果を取得した場合、前記申請者端末に承認結果を通知する手段
    として機能させることを特徴とする作業申請管理プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014178725A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The スケジュール管理装置、方法及びプログラム
JP6060226B1 (ja) * 2015-07-31 2017-01-11 株式会社三井住友銀行 個人情報保護営業支援システム
JP2019016291A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 日本電信電話株式会社 危機対応支援装置及び危機対応支援方法

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