JP2011215721A - 顧客媒体取り忘れ警報システムおよび顧客媒体取り忘れ警報方法 - Google Patents

顧客媒体取り忘れ警報システムおよび顧客媒体取り忘れ警報方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動取引装置を用いた取引において、排出されたキャッシュカード、明細票、通帳、引き出した現金等の顧客媒体を取り忘れてその場を離れてしまう顧客に対して、顧客媒体の取り忘れを迅速かつ確実に報知することが可能な顧客媒体取り忘れ警報システムおよび顧客媒体取り忘れ警報方法を提供すること。
【解決手段】顧客媒体の取り忘れを防止するため、誘導通路に自動取引装置と通信可能な2組のゲートを設け、顧客媒体の取り忘れがあるまま第1のゲートを通過した場合、警告音を鳴動させ、さらに第2のゲートを通過した場合、顧客媒体を収容する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関の店舗等に設置される自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)に関するもので、特に、自動取引装置による処理終了後に、操作者がキャッシュカード、現金、通帳等の顧客媒体を取り忘れた場合、その取り忘れを操作者に報知する顧客媒体取り忘れ警報システムおよび顧客媒体取り忘れ警報方法に関する。
従来、銀行や郵便局等の金融機関の自動取引装置による取引において、取引後に排出されたキャッシュカード、明細票、現金、通帳等の顧客媒体は、例えば一定時間の経過後に取り忘れられたものと判断し、顧客媒体を機器内部に取り込んで収納していた。
このような場合、金融機関の職員(行員等)が自動取引装置の扉を開け、収納された顧客媒体を顧客に返却することで対応していた。
また、顧客が自動取引装置から離れたことを検出する機能と、顧客媒体が取り残されていることを検出する機能と、顧客に忘れ物がある旨を知らせる機能とを備えることにより、顧客媒体の放出後、取り残された顧客媒体を検出し、一定時間抜き取りがない場合、顧客に向けた警告音を鳴動させ、取り忘れ防止を警告している技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、顧客誘導用のポールに発光部を有する表示装置を自動取引装置利用後の退出通路上に設置し、自動取引装置内に取引媒体が残留している間、すなわち取引の間中、取引の顧客に対して取引媒体の取り忘れの注意を促す旨を表示装置により警告する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−117429号公報 特開2000−339517号公報
しかしながら、顧客媒体の取り忘れが発生した場合、自動取引装置は、収納された顧客媒体を顧客へ返却するまでの一定時間、自動取引を休止しなければならず、次の顧客の自動取引の開始が遅れてしまう、という問題点があった。
また、自動取引装置が顧客媒体の取り忘れを判断するまでの一定時間が長いと、その判断を下す前に顧客が去ってしまう恐れがある、という問題点があった。逆に、判断するまでの一定時間が短いと、取り忘れではない顧客に対してまで警告音を発生してしまう恐れがある、という問題点があった。
また、特に現金やキャッシュカードの取り忘れの場合、次の顧客に持ち去られてしまう恐れがある、という問題点があった。
また、取引の間中、警告表示されているのは、顧客の気分を害する恐れがあるとともに、取引の度に警告表示されることによりその警告表示に慣れてしまい、本当に取り忘れした場合であっても顧客がそれに気付かない恐れがある、という問題点があった。
本発明は、上述のような実状に鑑みたものであり、自動取引装置を用いた取引において、排出されたキャッシュカード、明細票、通帳、引き出した現金等の顧客媒体を取り忘れてその場を離れてしまう顧客に対して、顧客媒体の取り忘れを迅速かつ確実に報知することが可能な顧客媒体取り忘れ警報システムおよび顧客媒体取り忘れ警報方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の顧客媒体取り忘れ警報システムは、顧客の操作により取引を行う自動取引装置と前記顧客が前記自動取引装置へ移動する際に通過する場所に設置することが可能な第1の通過ゲート装置および第2の通過ゲート装置とが互いに通信可能に接続された顧客媒体取り忘れ警報システムである。
そして、前記自動取引装置は、取引の状態が実行中であることを検出する取引状態検出手段と、前記取引状態検出手段によって取引が実行中であることを検出した場合、実行中であることを示す実行中情報を前記第1の通過ゲート装置へ送信する実行中情報送信手段とを備える。前記第1の通過ゲート装置は、前記自動取引装置から送信された前記実行中情報を受信する実行中情報受信手段と、前記実行中情報受信手段によって前記実行中情報を受信した後に、顧客の通過を検出することが可能な第1の顧客通過検出手段と、前記第1の顧客通過検出手段によって顧客の通過を検出した場合、通過したことを示す第1の通過情報を前記自動取引装置へ送信する第1の通過情報送信手段とを備える。前記自動取引装置は、さらに、前記第1の通過ゲート装置から送信された前記第1の通過情報を受信する第1の通過情報受信手段と、前記第1の通過情報受信手段によって前記第1の通過情報を受信した場合、前記第1の通過情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信する第2の通過情報送信手段とを備える。前記第2の通過ゲート装置は、前記自動取引装置から送信された前記第1の通過情報を受信する第2の通過情報受信手段と、前記第2の通過情報受信手段によって前記第1の通過情報を受信した場合、顧客媒体の取り忘れを警告する取り忘れ警告情報を報知する報知手段とを備える。
また、本発明の顧客媒体取り忘れ警報システムは、前記第2の通過ゲート装置が、さらに、前記報知手段によって前記取り忘れ警告情報が報知されている間に、顧客の通過を検出することが可能な第2の顧客通過検出手段と、前記第2の顧客通過検出手段によって顧客の通過を検出した場合、通過したことを示す第2の通過情報を前記自動取引装置へ送信する第2の通過情報送信手段とを備え、前記自動取引装置が、さらに、前記第2の通過ゲート装置から送信された前記第2の通過情報を受信する第3の通過情報受信手段と、前記第3の通過情報受信手段によって前記第2の通過情報を受信した場合、抜き取られていない顧客媒体を内部に取り込む顧客媒体取込手段と、前記第3の通過情報受信手段によって前記第2の通過情報を受信した場合、前記第2の通過ゲート装置により報知されている前記取り忘れ警告情報の報知を停止させるための報知停止情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信する第3の通過情報送信手段とを備え、前記第2の通過ゲート装置が、さらに、前記自動取引装置から送信された前記報知停止情報を受信する報知停止情報受信手段と、前記報知停止情報受信手段によって前記報知停止情報を受信した場合、前記報知手段による前記取り忘れ警告情報の報知を停止する報知停止手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、本発明の顧客媒体取り忘れ警報方法は、顧客の操作により自動取引を行う自動取引装置と前記顧客が前記自動取引装置へ移動する際に通過する場所に設置することが可能な第1の通過ゲート装置および第2の通過ゲート装置とを備える顧客媒体取り忘れ警報システムにおいて実行される顧客媒体取り忘れ警報方法である。
そして、前記自動取引装置のコンピュータが、取引の状態が実行中であることを検出した場合、実行中であることを示す実行中情報を前記第1の通過ゲート装置へ送信し、前記第1の通過ゲート装置のコンピュータが、前記自動取引装置から送信された前記実行中情報を受信し、前記実行中情報を受信した後に、顧客の通過をセンサーで検出した場合、通過したことを示す第1の通過情報を前記自動取引装置へ送信し、前記自動取引装置のコンピュータが、前記第1の通過ゲート装置から送信された前記第1の通過情報を受信した場合、前記第1の通過情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信し、前記第2の通過ゲート装置のコンピュータが、前記自動取引装置から送信された前記第1の通過情報を受信した場合、顧客媒体の取り忘れを警告する取り忘れ警告情報を報知することを特徴とする。
また、本発明の顧客媒体取り忘れ警報方法は、前記第2の通過ゲート装置のコンピュータが、前記取り忘れ警告情報が報知されている間に、顧客の通過をセンサーで検出した場合、通過したことを示す第2の通過情報を前記自動取引装置へ送信し、前記自動取引装置のコンピュータが、前記第2の通過ゲート装置から送信された前記第2の通過情報を受信した場合、抜き取られていない顧客媒体を内部に取り込み、かつ、前記第2の通過ゲート装置により報知されている前記取り忘れ警告情報の報知を停止させるための報知停止情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信し、前記第2の通過ゲート装置のコンピュータが、前記自動取引装置から送信された前記報知停止情報を受信した場合、前記取り忘れ警告情報の報知を停止することを特徴とする。
本発明は、自動取引装置で保有している媒体情報と、2組の通過ゲート装置より通知される顧客の通過情報に基づき、即時に顧客媒体の取り忘れ状態を検知し、顧客への通知および取り忘れられた顧客媒体の確実な確保が可能となる、という効果を奏する。
本発明を適用した顧客媒体取り忘れ警報システム1の外観を示す図である。 取り忘れが発生しなかった場合の顧客媒体取り忘れ警報システム1の処理の流れを示す図である。 取り忘れが発生した場合の顧客媒体取り忘れ警報システム1の処理の流れを示す図である。 本発明を適用した顧客媒体取り忘れ警報システム1の全体的な処理の流れを示す図である。 自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4へ送信される電文の構成を示す図である。 第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される電文の構成を示す図である。 自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3へ送信される電文を示す図である。 顧客が第1の通過ゲート装置3を通過した状態を示す図である。 第1の通過ゲート装置3から自動取引装置2へ送信される電文を示す図である。 自動取引装置2から第2の通過ゲート装置4へ送信される電文を示す図である。 顧客が第2の通過ゲート装置4を通過した状態を示す図である。 第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される電文を示す図である。 自動取引装置2から第2の通過ゲート装置4へ送信される電文を示す図である。 自動取引装置2において実行される処理の流れを示すフローチャートである。 第1の通過ゲート装置3において実行される処理の流れを示すフローチャートである。 第2の通過ゲート装置4において実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した顧客媒体取り忘れ警報システム1の外観を示す図である。
図1において、顧客媒体取り忘れ警報システム1は、自動取引装置2と第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4とが、無線通信システムにより互いに通信可能に接続されて構成されている。
自動取引装置2は、銀行や郵便局等の金融機関、コンビニエンスストアの店舗等に設置され、顧客の操作による現金の預け入れ、引き出し、振り込み等の取引を自動的に行う、所謂ATMである。また、自動取引装置2は、無線装置21を備え、不図示の無線装置を内部に備えた第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4と無線通信を行う。
第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4は、それぞれ2本で1組のポールにより構成され、顧客が前記自動取引装置2へ移動する際に通過する場所に設置することが可能である。そして、各ポールの先端部分に備えられた顧客通過検知センサー31、41によってポール間を通過した顧客を検知する。
なお、第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4は、それぞれの内部にパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)を備え、不図示のCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などの書き換え可能なメモリ、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリを備えている。そして、後述する顧客媒体取り忘れ警報処理は、CPUがRAMを用いながら所定のプログラムを実行することにより実現される。また、顧客媒体取り忘れ警報処理の機能を実現するためのプログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納され、第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4に提供されてもよい。
図2は、取り忘れが発生しなかった場合の顧客媒体取り忘れ警報システム1の処理の流れを示す図である。
図2において、顧客が自動取引装置2に対して、各種取引のうち「現金引き出し」の処理を指示すると、自動取引装置2による現金引き出し処理が開始される。
まず、ステップS201において、顧客が自動取引装置2のカード挿入口から顧客媒体の1つであるキャッシュカードを挿入する。すると、自動取引装置2が備える顧客情報通知装置22(図4参照)は、キャッシュカードが挿入されていることを示す信号を、無線装置21を用いて第1の通過ゲート装置3へ送信する。この信号を受信した第1の通過ゲート装置3は、顧客が2つの顧客通過検知センサー31間を通過した場合にそのことを検知することが可能な状態に顧客通過検知センサー31を設定する(センサーオン)。
次に、顧客は、ステップS202において、暗証番号を入力し、ステップS203において、引き出したい金額を入力する。すると、自動取引装置2は、ステップS204において、ホストコンピュータと交信し、その間、顧客は、ステップS205において、明細票を発行するか否かを選択指示する。
そして、ステップS206において、自動取引装置2は、ステップS201で挿入したキャッシュカード、ステップS205で発行を指示したことにより発行された明細票を放出する。顧客は、放出されたキャッシュカードおよび明細票を自動取引装置2から抜き取る。さらに、ステップS207において、自動取引装置2は、ステップS203で入力したことにより搬出された現金を放出する。顧客は、放出された現金を自動取引装置2から抜き取る。
すると、自動取引装置2が備える顧客情報通知装置22(図4参照)は、顧客媒体であるキャッシュカード、明細票および現金が抜き取られたことをセンサーで検知し、抜き取られていることを示す信号を、無線装置21を用いて第1の通過ゲート装置3へ送信する。この信号を受信した第1の通過ゲート装置3は、顧客が2つの顧客通過検知センサー31間を通過した場合であってもそのことを検知しない状態に顧客通過検知センサー31を設定する。
図3は、取り忘れが発生した場合の顧客媒体取り忘れ警報システム1の処理の流れを示す図である。
図2と同様、図3において、顧客が自動取引装置2に対して、各種取引のうち「現金引き出し」の処理を指示すると、自動取引装置2による現金引き出し処理が開始される。ステップS201乃至S206は、図2と同様であるので、説明を省略する。
ステップS207で放出された現金を自動取引装置2から抜き取り忘れたまま、顧客が第1の通過ゲート装置3の2つのポールが備える顧客通過検知センサー31間を通過すると、顧客の通過を検知したことを示す信号が第1の通過ゲート装置3から自動取引装置2へ送信される。この際、第1の通過ゲート装置3は、前記顧客または他の顧客がその後に2つの顧客通過検知センサー31間を通過してもそのことを検知しないように顧客通過検知センサー31を設定する(センサーオフ)。
そして、自動取引装置2が第1の通過ゲート装置3から顧客の通過を検知したことを示す信号を受信すると、自動取引装置2が備える顧客情報通知装置22(図4参照)は、顧客媒体の取り忘れを認識させるブザーを鳴動させるための信号を、無線装置21を用いて第2の通過ゲート装置4へ送信する。
すると、第2の通過ゲート装置4は、2つの顧客通過検知センサー41間を顧客が通過した場合にそのことを検知することが可能な状態に顧客通過検知センサー41を設定するとともに、顧客が顧客媒体を取り忘れたことを顧客に認識させるためのブザーを鳴動させる。このブザーは、第2の通過ゲート装置4が備えている。
次に、このブザーの鳴動に気付かないまま、顧客が第2の通過ゲート装置4の2つのポールが備える顧客通過検知センサー41間を通過すると、顧客の通過を検知したことを示す信号が第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される。
そして、自動取引装置2が第2の通過ゲート装置4から顧客の通過を検知したことを示す信号を受信すると、自動取引装置2は、ステップS308において、抜き取り忘れられた現金を自動取引装置2の内部に取り込み、ステップS309において、処理を休止する。さらに、自動取引装置2が備える顧客情報通知装置22(図4参照)は、上述の鳴動を停止させるための信号を、無線装置21を用いて第2の通過ゲート装置4へ送信する。
すると、第2の通過ゲート装置4は、上述の鳴動を停止した上で、前記顧客または他の顧客がその後に2つの顧客通過検知センサー41間を通過してもそのことを検知しないように顧客通過検知センサー41を設定する(センサーオフ)。
これにより、自動取引装置2から顧客が立ち去る前に現金等の顧客媒体の取り忘れを顧客に対して報知することができるとともに、取り忘れてしまった場合であっても、他人に現金等の顧客媒体を持ち去られる危険性が大幅に減少する。
次に、本発明の実施の形態をさらに詳細に説明する。
図4は、本発明を適用した顧客媒体取り忘れ警報システム1の全体的な処理の流れを示す図である。図5は、自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4へ送信される電文の構成を示す図である。図6は、第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される電文の構成を示す図である。図7は、自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3へ送信される電文を示す図である。図8は、顧客が第1の通過ゲート装置3を通過した状態を示す図である。図9は、第1の通過ゲート装置3から自動取引装置2へ送信される電文を示す図である。図10は、自動取引装置2から第2の通過ゲート装置4へ送信される電文を示す図である。図11は、顧客が第2の通過ゲート装置4を通過した状態を示す図である。図12は、第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される電文を示す図である。図13は、自動取引装置2から第2の通過ゲート装置4へ送信される電文を示す図である。
図4に示すように、自動取引装置2は、第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4との間で通信する各種信号を、例えば図5および図6に示したような2バイト長で構成される電文で通信する。
図5に示した電文は、自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4へ送信される電文であり、項目名「送信種別」「要求種別1」「要求種別2」の3つの項目から構成されている。項目名「送信種別」は、自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3への電文であるのか、第2の通過ゲート装置4への電文であるのかを示し、キャラクタが‘0’であれば第1の通過ゲート装置3への電文であり、‘1’であれば第2の通過ゲート装置4への電文である。項目名「要求種別1」は、キャラクタが‘0’であれば、自動取引装置2にキャッシュカード等の顧客媒体が無いことを示し、‘1’であれば、顧客媒体が未だあることを示し、‘2’であれば、顧客通過検知センサー31または顧客通過検知センサー41に対するセンサーオンの指示を示し、‘3’であれば、顧客通過検知センサー31または顧客通過検知センサー41に対するセンサーオフの指示を示す。また、項目名「要求種別2」は、キャラクタが‘0’であれば、第2の通過ゲート装置4が備えるブザーの鳴動の停止の指示を示し、‘1’であれば、ブザー鳴動の指示を示す。
図6に示した電文は、第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される電文であり、項目名「送信種別」「要求種別1」「要求種別2」の3つの項目から構成されている。項目名「送信種別」は、第1の通過ゲート装置3から自動取引装置2への電文であるのか、第2の通過ゲート装置4からの電文であるのかを示し、キャラクタが‘2’であれば第1の通過ゲート装置3からの電文であり、‘3’であれば第2の通過ゲート装置4からの電文である。項目名「要求種別1」は、キャラクタが‘0’であれば、顧客通過検知センサー31または顧客通過検知センサー41の検知がないことを示し、‘1’であれば、顧客通過検知センサー31または顧客通過検知センサー41の検知があることを示す。また、項目名「要求種別2」は、キャラクタが‘0’であれば、取り忘れられた顧客媒体の自動取引装置2への取り込み指示がないことを示し、‘1’であれば、取り込み指示であることを示す。
図4に示すように、顧客の操作によって現金の預け入れ、引き出し、振り込み等の自動取引が開始されると、自動取引装置2は、キャッシュカードが自動取引装置2へ挿入されたことを検知して、自動取引の状態が実行中であること、すなわちキャッシュカードが自動取引装置2から排出されていない状態であることを検出する。
そして、自動取引装置2、より具体的には、自動取引装置2が備える顧客情報通知装置22は、自動取引の実行中であることを示す情報として、図7に示したような「媒体あり情報」の電文401を第1の通過ゲート装置3へ送信する。ここで、図7の「媒体あり情報」の電文401は、「送信種別」が‘0’であるので、この電文が自動取引装置2から第1の通過ゲート装置3への電文であることを示している。また、「要求種別1」が‘1’であるので、顧客媒体が自動取引装置2内にあることを示し、「要求種別2」については、第1の通過ゲート装置3はブザーを備えていないため無視される。
この「媒体あり情報」の電文401を受信した第1の通過ゲート装置3は、「媒体あり情報」の電文401の「要求種別1」が‘1’であるので、顧客が2つの顧客通過検知センサー31間を通過した場合にそのことを検知することが可能な状態に顧客通過検知センサー31を設定する。
次に、図8に示したように、取引を終了したと思った顧客が、現金等の顧客媒体を抜き取らずに、すなわち顧客媒体を取り忘れて第1の通過ゲート装置3の間を追加すると、顧客の通過を検知したことを示す信号として、図9に示したような「センサー検知情報」の電文402が第1の通過ゲート装置3から自動取引装置2へ送信される。ここで、図9の「センサー検知情報」の電文402は、「送信種別」が‘2’であるので、この電文が第1の通過ゲート装置3から自動取引装置2への電文であることを示している。また、「要求種別1」が‘1’であるので、顧客通過検知センサー31の検知があったことを示し、「要求種別2」が‘0’であるので、取り忘れられた顧客媒体の自動取引装置2への取り込み指示がこの時点では無いことを示す。
この「センサー検知情報」の電文402を受信した自動取引装置2は、顧客媒体の取り忘れを認識させるブザーを鳴動させるための信号として、図10に示したような「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」の電文403を、無線装置21を用いて第2の通過ゲート装置4へ送信する。ここで、図10の「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」の電文403は、「送信種別」が‘1’であるので、この電文が自動取引装置2から第2の通過ゲート装置4への電文であることを示している。また、「要求種別1」が‘2’であるので、顧客通過検知センサー41に対するセンサーオンの指示を示し、「要求種別2」が‘1’であるので、第2の通過ゲート装置4が備えるブザーの鳴動の指示を示す。
この「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」の電文403を受信した第2の通過ゲート装置4は、2つの顧客通過検知センサー41間を顧客が通過した場合にそのことを検知することが可能な状態に顧客通過検知センサー41を設定するとともに、顧客が顧客媒体を取り忘れたことを顧客に認識させるためのブザーを鳴動させる。
次に、図11に示したように、鳴動しているブザーに気付かない顧客が、顧客媒体を取り忘れたまま第2の通過ゲート装置4の間を追加すると、顧客の通過を検知したことを示す信号として、図12に示したような「取り忘れ媒体取り込み通知情報」の電文404が第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2へ送信される。ここで、図12の「取り忘れ媒体取り込み通知情報」の電文404は、「送信種別」が‘3’であるので、この電文が第2の通過ゲート装置4から自動取引装置2への電文であることを示している。また、「要求種別1」が‘1’であるので、顧客通過検知センサー41の検知があったことを示し、「要求種別2」が‘1’であるので、取り忘れられた顧客媒体の自動取引装置2への取り込みの指示であることを示す。
この「取り忘れ媒体取り込み通知情報」の電文404を受信した自動取引装置2は、抜き取り忘れられた現金を自動取引装置2の内部に取り込んだ上で取引処理を停止し、鳴動を停止させるための信号として、図13に示したような「ブザー停止/センサー検知終了情報」の電文405を、無線装置21を用いて第2の通過ゲート装置4へ送信する。ここで、図13の「ブザー停止/センサー検知終了情報」の電文405は、「送信種別」が‘1’であるので、この電文が自動取引装置2から第2の通過ゲート装置4への電文であることを示している。また、「要求種別1」が‘3’であるので、顧客通過検知センサー41に対するセンサーオフの指示を示し、「要求種別2」が‘0’であるので、第2の通過ゲート装置4が備えるブザーの鳴動の停止の指示を示す。
この「ブザー停止/センサー検知終了情報」の電文405を受信した第2の通過ゲート装置4は、ブザーの鳴動を停止した上で、前記顧客または他の顧客がその後に2つの顧客通過検知センサー41間を通過してもそのことを検知しないように顧客通過検知センサー41を設定する。
次に、自動取引装置2、第1の通過ゲート装置3および第2の通過ゲート装置4のそれぞれにおいて実行される処理の流れを、フローチャートを用いて説明する。
図14は、自動取引装置2において実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1401において、挿入されたキャッシュカード等の顧客媒体を検出すると、ステップS1402において、電文401の「媒体あり情報」を第1の通過ゲート装置3へ送信する。
次に、ステップS1403において、暗証番号の入力および取引金額の入力等の取引操作、取引金額の確認等を含む自動取引処理を実行すると、ステップS1404において、キャッシュカード、現金等の顧客媒体を放出する。
そして、ステップS1405において、顧客媒体が抜き取られたか否かを判断する。
顧客媒体が抜き取られていた場合(ステップS1405:YES)は、ステップS1406において、第1の通過ゲート装置3に対して「媒体なし情報」の電文(送信種別:0,要求種別1:0,要求種別2:0)を送信する。
他方、顧客媒体が抜き取られていない場合(ステップS1405:NO)は、ステップS1407において、第1の通過ゲート装置3から電文402の「センサー検知情報」を受信したか否かを判断する。
受信していない場合(ステップS1407:NO)は、ステップS1405に戻り、受信した場合(ステップS1407:YES)は、ステップS1408において、電文403の「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」を第2の通過ゲート装置4へ送信する。
次に、第2の通過ゲート装置4のブザーが鳴動したことにより、顧客が顧客媒体の取り忘れに気付き取りに戻ることが想定されるので、ステップS1409において、顧客媒体が抜き取られたか否かを判断する。
顧客媒体が抜き取られていた場合(ステップS1409:YES)は、ステップS1410において、第2の通過ゲート装置4に対して電文405の「ブザー停止/センサー検知終了情報」を送信する。
他方、顧客媒体が抜き取られていない場合(ステップS1409:NO)は、ステップS1411において、第2の通過ゲート装置4から電文404のような「取り忘れ媒体取り込み通知情報」を受信したか否かを判断する。
「取り忘れ媒体取り込み通知情報」を受信した場合(ステップS1411:YES)は、ステップS1410において、第2の通過ゲート装置4に対して電文405の「ブザー停止/センサー検知終了情報」を送信する。
図15は、第1の通過ゲート装置3において実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1501において、自動取引装置2から電文401の「媒体あり情報」を受信したか否かを判断する。
「媒体あり情報」を受信した場合(ステップS1501:YES)は、ステップS1502において、顧客が2つの顧客通過検知センサー31間を通過した場合にそのことを検知することが可能な状態に顧客通過検知センサー31を設定する。他方、「媒体あり情報」を受信していない場合(ステップS1501:NO)は、受信待ちとなる。
次に、ステップS1503において、顧客が顧客通過検知センサー31間を通過したことを検知したか否かを判断する。
検知した場合(ステップS1503:YES)は、ステップS1504において、電文402の「センサー検知情報」を自動取引装置2へ送信する。そして、ステップS1505において、ステップS1502で設定した「顧客が2つの顧客通過検知センサー31間を通過した場合にそのことを検知することが可能な状態」を解除する。
他方、ステップS1503で顧客の通過を検知しなかった場合(ステップS1503:NO)は、ステップS1506において、「媒体なし情報」の電文(送信種別:0,要求種別1:0,要求種別2:0)を受信したか否かを判断する。
受信した場合(ステップS1506:YES)は、ステップS1505において、ステップS1502で設定した状態を解除する。他方、受信していない場合(ステップS1506:NO)は、受信待ちとなる。
図16は、第2の通過ゲート装置4において実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1601において、自動取引装置2から電文403の「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」を受信したか否かを判断する。
「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」を受信した場合(ステップS1601:YES)は、ステップS1602において、2つの顧客通過検知センサー41間を顧客が通過した場合にそのことを検知することが可能な状態に顧客通過検知センサー41を設定するとともに、顧客媒体を取り忘れたことを顧客に認識させるためのブザーを鳴動させる。他方、「ブザー鳴動/センサー検知開始情報」を受信していない場合(ステップS1601:NO)は、受信待ちとなる。
次に、ステップS1603において、顧客が顧客通過検知センサー41間を通過したことを検知したか否かを判断する。
検知した場合(ステップS1603:YES)は、ステップS1604において、電文404の「取り忘れ媒体取り込み通知情報」を自動取引装置2へ送信する。他方、検知しなかった場合(ステップS1603:NO)は、検知待ちとなる。
次に、ステップS1605において、自動取引装置2から電文405の「ブザー停止/センサー検知終了情報」を受信したか否かを判断する。
「ブザー停止/センサー検知終了情報」を受信した場合(ステップS1605:YES)は、ステップS1606において、ブザーの鳴動を停止した上で、前記顧客または他の顧客がその後に2つの顧客通過検知センサー41間を通過してもそのことを検知しないように顧客通過検知センサー41を設定する。他方、「ブザー停止/センサー検知終了情報」を受信していない場合(ステップS1605:NO)は、受信待ちとなる。
以上、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、上述してきた本発明の実施の形態は、自動取引装置2、第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4の一機能としてハードウェアまたはDSP(Digital Signal Processor)ボードやCPUボードでのファームウェアもしくはソフトウェアにより実現することができる。
また、本発明が適用される自動取引装置2、第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4は、その機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、バスに接続されたCPU、ROMやRAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、媒体駆動装置、ネットワーク接続装置で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプログラムを記録したROMやRAMのメモリ、外部記録装置、可搬記録媒体を、自動取引装置2、第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4に供給し、その自動取引装置2、第1の通過ゲート装置3または第2の通過ゲート装置4のコンピュータがプログラムを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記録媒体等から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した可搬記録媒体等は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための可搬記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
また、コンピュータ(情報処理装置)がメモリ上に読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記録媒体から読み出されたプログラムやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
1 顧客媒体取り忘れ警報システム
2 自動取引装置
3 第1の通過ゲート装置
4 第2の通過ゲート装置
21 無線装置
22 顧客情報通知装置
31、41 顧客通過検知センサー
401、402、403、404、405 電文

Claims (4)

  1. 顧客の操作により取引を行う自動取引装置と前記顧客が前記自動取引装置へ移動する際に通過する場所に設置することが可能な第1の通過ゲート装置および第2の通過ゲート装置とが互いに通信可能に接続された顧客媒体取り忘れ警報システムにおいて、
    前記自動取引装置は、
    取引の状態が実行中であることを検出する取引状態検出手段と、
    前記取引状態検出手段によって取引が実行中であることを検出した場合、実行中であることを示す実行中情報を前記第1の通過ゲート装置へ送信する実行中情報送信手段と、
    を備え、
    前記第1の通過ゲート装置は、
    前記自動取引装置から送信された前記実行中情報を受信する実行中情報受信手段と、
    前記実行中情報受信手段によって前記実行中情報を受信した後に、顧客の通過を検出することが可能な第1の顧客通過検出手段と、
    前記第1の顧客通過検出手段によって顧客の通過を検出した場合、通過したことを示す第1の通過情報を前記自動取引装置へ送信する第1の通過情報送信手段と、
    を備え、
    前記自動取引装置は、
    前記第1の通過ゲート装置から送信された前記第1の通過情報を受信する第1の通過情報受信手段と、
    前記第1の通過情報受信手段によって前記第1の通過情報を受信した場合、前記第1の通過情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信する第2の通過情報送信手段と、
    を備え、
    前記第2の通過ゲート装置は、
    前記自動取引装置から送信された前記第1の通過情報を受信する第2の通過情報受信手段と、
    前記第2の通過情報受信手段によって前記第1の通過情報を受信した場合、顧客媒体の取り忘れを警告する取り忘れ警告情報を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする顧客媒体取り忘れ警報システム。
  2. 前記第2の通過ゲート装置は、
    前記報知手段によって前記取り忘れ警告情報が報知されている間に、顧客の通過を検出することが可能な第2の顧客通過検出手段と、
    前記第2の顧客通過検出手段によって顧客の通過を検出した場合、通過したことを示す第2の通過情報を前記自動取引装置へ送信する第2の通過情報送信手段と、
    を備え、
    前記自動取引装置は、
    前記第2の通過ゲート装置から送信された前記第2の通過情報を受信する第3の通過情報受信手段と、
    前記第3の通過情報受信手段によって前記第2の通過情報を受信した場合、抜き取られていない顧客媒体を内部に取り込む顧客媒体取込手段と、
    前記第3の通過情報受信手段によって前記第2の通過情報を受信した場合、前記第2の通過ゲート装置により報知されている前記取り忘れ警告情報の報知を停止させるための報知停止情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信する第3の通過情報送信手段と、
    を備え、
    前記第2の通過ゲート装置は、
    前記自動取引装置から送信された前記報知停止情報を受信する報知停止情報受信手段と、
    前記報知停止情報受信手段によって前記報知停止情報を受信した場合、前記報知手段による前記取り忘れ警告情報の報知を停止する報知停止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の顧客媒体取り忘れ警報システム。
  3. 顧客の操作により取引を行う自動取引装置と前記顧客が前記自動取引装置へ移動する際に通過する場所に設置することが可能な第1の通過ゲート装置および第2の通過ゲート装置とを備える顧客媒体取り忘れ警報システムにおいて実行される顧客媒体取り忘れ警報方法であって、
    前記自動取引装置のコンピュータが、
    取引の状態が実行中であることを検出した場合、実行中であることを示す実行中情報を前記第1の通過ゲート装置へ送信し、
    前記第1の通過ゲート装置のコンピュータが、
    前記自動取引装置から送信された前記実行中情報を受信し、
    前記実行中情報を受信した後に、顧客の通過をセンサーで検出した場合、通過したことを示す第1の通過情報を前記自動取引装置へ送信し、
    前記自動取引装置のコンピュータが、
    前記第1の通過ゲート装置から送信された前記第1の通過情報を受信した場合、前記第1の通過情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信し、
    前記第2の通過ゲート装置のコンピュータが、
    前記自動取引装置から送信された前記第1の通過情報を受信した場合、顧客媒体の取り忘れを警告する取り忘れ警告情報を報知する、
    ことを特徴とする顧客媒体取り忘れ警報方法。
  4. 前記第2の通過ゲート装置のコンピュータが、
    前記取り忘れ警告情報が報知されている間に、顧客の通過をセンサーで検出した場合、通過したことを示す第2の通過情報を前記自動取引装置へ送信し、
    前記自動取引装置のコンピュータが、
    前記第2の通過ゲート装置から送信された前記第2の通過情報を受信した場合、抜き取られていない顧客媒体を内部に取り込み、かつ、前記第2の通過ゲート装置により報知されている前記取り忘れ警告情報の報知を停止させるための報知停止情報を前記第2の通過ゲート装置へ送信し、
    前記第2の通過ゲート装置のコンピュータが、
    前記自動取引装置から送信された前記報知停止情報を受信した場合、前記取り忘れ警告情報の報知を停止する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の顧客媒体取り忘れ警報方法。
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