JP2011214547A - ピストンクランク機構 - Google Patents

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JP2011214547A JP2010085320A JP2010085320A JP2011214547A JP 2011214547 A JP2011214547 A JP 2011214547A JP 2010085320 A JP2010085320 A JP 2010085320A JP 2010085320 A JP2010085320 A JP 2010085320A JP 2011214547 A JP2011214547 A JP 2011214547A
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Abstract

【課題】この発明は、要求性能に合わせてピストンのストローク量とピストンの上死点位置を同時に変更可能とし、ピストンクランク機構の性能を低下させずに駆動ロスを低減することを目的とする。
【解決手段】この発明は、ピストンとクランク軸との間を、ピストンのストロークを変更可能なリンク機構を介して連結したピストンクランク機構において、リンク機構を、本体に一端部が揺動自在に連結される第1アームと、一端部が連結ピンを介して第1アームの他端部に揺動自在に連結されるとともに他端部がクランク軸のクランクピンに回転自在に連結される第2アームと、第2アーム上をスライド移動可能なスライダと、その両端部がピストンおよびスライダにピンによって回転自在に連結されるコネクティングロッドと、スライダを移動させるスライダ移動機構とによって構成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明はピストンクランク機構に係り、特に、ピストンクランク機構を備えた装置の性能を低下させずに、駆動ロスの低減を図ったピストンクランク機構に関する。
本体のシリンダ内を往復移動するピストンを備えた装置には、ガソリンエンジンなどの内燃機関、スターリングエンジンなどの外燃機関、オイルポンプやコンプレッサなどの流体圧送装置がある。
ガソリンエンジンなどの内燃機関は、本体のシリンダ内をピストンが往復移動しており、また、シリンダ内にピストンで区画された燃焼室の圧力をシールする必要があるため、ピストンの摺動抵抗(メカロス)が大きい問題がある。また、自動車用の内燃機関は、加速時や高速走行時の性能に合わせて排気量を決めているが、実際には中、低速走行や渋滞による断続走行、アイドリング状態など、能力の一部しか使わない状況が多く、能力の一部しか使っていないため、効率が悪いという問題がある。
その対策として、内燃機関の気筒数の一部を休止させる可変排気量システムがある。しかし、休止時のショックや、休止している気筒のピストンも摺動していることから、摺動抵抗(メカロス)が減少しないなどの問題がある。
これに対して、特開平2−19621号公報には、内燃機関のピストンのストローク量を変更可能なピストンクランク機構により、アクセル開度に応じてピストンストロークを連続的に変更可能な装置が提案されている。(特許文献1)
特開平2−19621号公報
ところが、上記特許文献1に記載のピストンクランク機構は、ピストンストロークを変更すると、ピストンの上死点位置が移動してしまう構造であるため、圧縮比が変化して性能低下を招く不都合があった。
この発明は、要求性能に合わせてピストンのストローク量とピストンの上死点位置を同時に変更可能とし、ピストンクランク機構の性能を低下させずに駆動ロスを低減することを目的とする。
この発明は、本体のシリンダ内を往復移動するピストンと前記本体に回転自在に支持したクランク軸の間を、前記ピストンのストロークを変更可能なリンク機構を介して連結したピストンクランク機構において、前記リンク機構を、前記本体に一端部が揺動自在に連結される第1アームと、一端部が連結ピンを介して前記第1アームの他端部に揺動自在に連結されるとともに他端部が前記クランク軸のクランクピンに回転自在に連結される第2アームと、前記第2アーム上をスライド移動可能なスライダと、その両端部が前記ピストンおよび前記スライダにピンによって回転自在に連結されるコネクティングロッドと、前記スライダを移動させるスライダ移動機構とによって構成したことを特徴とする。
この発明のピストンクランク機構は、ピストンの往復運動をコネクティングロッドとスライダを介して第1アームとの連結点を中心に揺動する第2アームに伝え、第2アームの揺動によりクランク軸を回転させる。この際、スライダを第2アームの揺動中心に対して移動させることで、ピストンのストロークを変更できる。
そのため、この発明のピストンクランク機構は、ピストンを備えた装置である内燃機関の出力やオイルポンプの吐出量の減少に応じてピストンのストロークを減少させ、ピストンクランク機構の駆動ロスを低減することができる。
また、この発明のピストンクランク機構は、第2アームをシリンダ軸線に直交する方向から適宜傾斜させることにより、ピストンの上死点の位置をピストンストロークとは独立して設定できる。
そのため、この発明のピストンクランク機構は、ピストンのストロークを減少させる場合に、ピストンを備えた装置である内燃機関の圧縮比やオイルポンプの吐出圧の低下を防止でき、内燃機関やオイルポンプの性能低下を防止できる。
内燃機関に適用したピストンクランク機構の構成図である。(実施例) ストローク大時のコネクティングロッド軌跡を示すピストンクランク機構の動作を説明する図である。(実施例) ストローク小時のコネクティングロッド軌跡を示すピストンクランク機構の動作を説明する図である。(実施例) ピストンクランク機構を適用可能なスターリングエンジンの構成図である。(変形例)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図1において、1はガソリンエンジンなどの内燃機関、2は本体、3はシリンダ、4はピストン、5は燃焼室、6はクランク軸である。内燃機関1は、本体2のシリンダ3内にピストン4を往復移動可能に保持し、本体2にクランク軸6のジャーナル部7を回転自在に支持している。クランク軸6は、ジャーナル部7から径方向外側に突出するクランクアーム8を備え、クランクアーム8の先端にクランクピン9を備え、ジャーナル部7からクランクアーム8と反対の径方向外側に突出させたバランスウエイト10を備えている。
内燃機関1は、ピストン4の往復運動をクランク軸6の回転運転に変換するピストンクランク機構11を備えている。ピストンクランク機構11は、本体2のシリンダ3内を往復移動するピストン4と本体2に回転自在に支持したクランク軸6との間を、ピストン4のストロークを変更可能なリンク機構12を介して連結している。
前記ピストンクランク機構11は、リンク機構12を、第1アーム13と、第2アーム14と、スライダ15と、コネクティングロッド16と、スライダ移動機構17とによって構成している。第1アーム13は、クランク軸6下方一側の本体2に一端部がピン18で揺動自在に連結される。第2アーム14は、一端部が連結ピン19を介して前記第1アーム13の他端部に揺動自在に連結されるとともに、他端部がクランク軸6のクランクピン9に回転自在に連結される。
スライダ15は、例えば、第2アーム14に形成した溝部20にスライダ15の係合部21を摺動自在に係合することで、第2アーム14上をスライド移動可能に設けている。コネクティングロッド16は、その両端部がピストン4およびスライダ15にピストンピン22およびピン23によって回転自在に連結される。スライダ移動機構17は、スライダ15を第2アーム14の長手方向にスライド移動させる。
前記スライダ15をスライド移動させるスライダ移動機構17は、アクチュエータ24と、レバー25と、ベルクランク26と、第3アーム27と、第4アーム28とを備えている。アクチュエータ24は、回転力を発生するモータなどからなり、回転するウォーム29を備え、第1アーム13のピン18近傍の本体2に取り付けられている。レバー25は、第1アーム13のピン18とアクチュエータ24のウォーム29との間の本体2にピン30で揺動自在に支持され、一端部にアクチュエータ24のウォーム29に噛み合うウォームホイール31を備えている。レバー25は、ウォーム29およびウォームホイール31の噛み合いで伝達されるアクチュエータ24の回転力により、ピン30を中心に揺動される。
ベルクランク26は、第2アーム14の一端部の連結ピン19近傍にピン32で中央部を揺動自在に支持している。第3アーム27は、一端部をピン33でレバー25の他端部に揺動自在に連結し、他端部をピン34でベルクランク26の一端部に揺動自在に連結することで、レバー25とベルクランク26との間を連絡している。第4アーム28は、一端部をピン35でベルクランク26の他端部に揺動自在に連結し、他端部をピン36でスライダ15の一端部に揺動自在に連結することで、ベルクランク26とスライダ15との間を連絡している。スライダ移動機構17は、スライダ15のスライド移動により第1アーム13の連結ピン19とコネクティングロッド16下端のピン23との距離Lを変化させる。
前記第2アーム14は、クランク軸6の中心を通り、シリンダ軸線C1に対して直交する直交線C2を描出した場合に、ピストン4が上死点にある状態において、直交線C2からシリンダ軸線C1方向でピストン4側に向かって、第1アーム13との連結点である連結ピン19が離間する距離D1と、クランク軸6との連結点であるクランクピン9が離間する距離D2との関係を、D1>D2に設定している。
これにより、第2アーム14は、ピストン4が図1に示す上死点にある場合、第1アーム13との連結点である連結ピン19が、クランク軸6との連結点であるクランクピン9よりも、シリンダ軸線C1方向でピストン4側に位置するように、傾けられている。
ピストンクランク機構11は、連結ピン19による第1アーム13と第2アーム14との間のはさみ角が小さくなった時の干渉を防ぐために、この実施例では第1アーム13のベルクランク26が支持されるピン32の部分よりも連結ピン19側を第1アーム13側に向かって折り曲げている。
また、ピストンクランク機構11は、第1アーム13のピン18と第3アーム27のピン33、および、第1アーム13の連結ピン19と第3アーム27のピン34を、クランク軸線C3方向から見た側面視において一致させて配置する。なお、図1においては、各部の連結関係が明確に把握できるように、第1アーム13のピン18と第3アーム27のピン33、および、第1アーム13の連結ピン19と第3アーム27のピン34を、夫々一致させずにずらした状態で図示している。
これは、第1アーム13のピン18と第3アーム27のピン33、および、第1アーム13の連結ピン19と第3アーム27のピン34が側面視で一致していれば、クランク軸6が回転して第1アーム13と第2アーム14とのはさみ角が変わってても、第1アーム13とベルクランク26の位置関係は変わらないが、側面視でずれていると第1アーム13とベルクランク26の位置関係が変わり、スライダ15の位置が変わってしまうからである。
次に、作用を説明する。
ピストンクランク機構11は、図2に示すように、アクチュエータ24によりレバー25を矢印A方向に回転させると、第3アーム27、ベルトクランク26、第4アーム28を介してスライダ15が第1アーム13の連結ピン19から離れる矢印B方向に移動し、第1アーム13の連結ピン19とコネクティングロッド16の下端のスライダ15が連結されたピン23との距離L1が大きくなる。
ピストンクランク機構11は、この状態でクランク軸6が回転し、ピストン4が図2に示す下死点に移動すると、第2アーム14の図2における左端が下がるので、第1アーム13の連結ピン19から離れたコネクティングロッド16の下端のピン23の位置が下がることになり、ピストン4のストロークが大きくなって排気量が増大する。
一方、ピストンクランク機構11は、図3に示すように、アクチュエータ24によりレバー25を矢印C方向に回転させると、第3アーム27、ベルトクランク26、第4アーム28を介してスライダ15が第1アーム13の連結ピン19に近付く矢印D方向に移動し、第1アーム13の連結ピン19とコネクティングロッド16の下端のスライダ15が連結されたピン23との距離L2が図2の距離L1よりも小さくなる。
ピストンクランク機構11は、この状態でクランク軸6が回転し、ピストン4が図3に示す下死点に移動すると、第2アーム14の図3における左端が下がるが、距離L1が距離L2よりも小さいので、第1アーム13の連結ピン19から離れたコネクティングロッド16の下端のピン23の位置が上がることになり、ピストン4のストロークが小さくなって排気量が減少する。
ピストンクランク機構11は、アクチュエータ24によりレバー25を矢印A方向・矢印C方向に回転させることで、内燃機関1の運転中でも連続的に排気量を変更することができる。
このように、ピストンクランク機構11は、ピストン4の往復運動をコネクティングロッド16とスライダ15を介して第1アーム13との連結点である連結ピン19を中心に揺動する第2アーム14に伝え、第2アーム14の揺動によりクランク軸6を回転させる。この際、スライダ15を第2アーム14の揺動中心である連結ピン19に対して移動させることで、ピストン4のストロークを変更することができる。
そのため、このピストンクランク機構11は、内燃機関1の出力(オイルポンプの場合は吐出量)の減少に応じて、ピストン4のストロークを減少させ、ピストンクランク機構11の駆動ロスを低減することができる。
また、このピストンクランク機構11は、ピストン4が上死点にある場合、第2アーム14は第1アーム13との連結ピン19による連結点がクランク軸6とのクランクピン9による連結点よりもシリンダ軸線C1方向でピストン4側に位置するように傾けられている。
これにより、このピストンクランク機構11は、第2アーム14をシリンダ軸線C1に直交する方向から適宜傾斜させることにより、ピストン4の上死点の位置をピストンストロークとは独立して設定でき、スライダ15を第1アーム13との連結点である連結ピン19に近づけてピストンストロークを小さくするにつれ、ピストン4の上死点位置を上昇させ、小ストローク時に圧縮比の低下を防止できる。
そのため、このピストンクランク機構11は、ピストン4のストロークを減少させる場合に、内燃機関1の圧縮比(オイルポンプの場合は吐出圧)の低下を防止でき、内燃機関1(オイルポンプ)の性能低下を防止できる。
さらに、スライダ移動機構17は、アクチュエータ24によって回転するレバー25と、第2アーム14に揺動自在に支持されるベルクランク26と、レバー25とベルクランク26の間を連絡する第3アーム27と、ベルクランク26とスライダ15の間を連絡する第4アーム28とを備えている。
これにより、このピストンクランク機構11は、ベルクランク26によりスライダ15の移動量の調整が容易になる。
なお、上述実施例においては、ピストンクランク機構11を内燃機関1に適用したが、オイルポンプやコンプレッサに適用することができる。
自動車用の内燃機関のオイルポンプは、駆動力として内燃機関のクランク軸を使っている。オイルポンプの吐出量は、クランク軸の回転数により変わるが、必ずしも必要量と一致している訳ではなく、余ったオイルをリリーフバルブから捨てている状況である。
このピストンクランク機構11は、オイルポンプへの適用により、ストロークを変えて吐出量を調整することで、エンジン回転数に関わらず最適な吐出量とすることができるため、駆動力の無駄な損失を無くすことができる。なお、ピストンクランク機構11は、オイルポンプだけでなく、コンプレッサなどの流体圧送装置に適用が可能である。
また、上述実施例においては、ガソリンエンジンなどの内燃機関1に適用したが、スターリングエンジンなどの外燃機関にも適用が可能である。
スターリングエンジン101は、図4に示すように、本体102内のディスブレーサピストン103が上下することにより冷却、加熱が繰り返される気体の体積変化により、パワーピストン104が上下し、クランク軸105を回転させることで動力を得る外燃機関である。
スターリングエンジン101で動力を得るための気体の体積変化量は熱源と冷却源の温度差により変わるが、パワーピストン104のストローク(排気量)と気体の体積変化量のバランスが取れていないと効率の良い運転ができない。
このピストンクランク機構11は、スターリングエンジン101への適用により、パワーピストン104のストロークを可変とすることで、熱源、冷却源の条件が変わった場合でも効率の良い運転が可能となる。
さらに、このピストンクランク機構11は、ミラーサイクルエンジンヘの適用も可能である。ガソリンエンジンの熱効率は、膨張比が高いほど良くなる。しかし、通常のエンジンでは圧縮比=膨張比であり、圧縮比を上げるとノッキングが起こりやすくなることから、膨張比はノッキングが起こらない範囲までしか上げられない。ミラーサイクルエンジンは、圧縮比を上げずに膨張比を上げて効率を良くしたエンジンである。
このピストンクランク機構11は、吸入行程ではストロークを短く、膨張行程では長くすることで、ミラーサイクルとすることができ、ミラーサイクルエンジンへの適用が可能となる。また、吸入行程のストロークを短くすることは、長いストローク時と比較してピストンの速度が遅くなることになる(同じ回転数で比較して)。
これは、吸人気をゆっくり吸うことになるので、充填効率が良くなる(空気をたくさん吸うことが出来る)という利点もある。
一般的に、ガソリンエンジンではスロットルバルブを使い吸入空気量を絞ることでエンジンの出力を制御している。スロットルバルブを絞っている時には、吸い込み難い空気を無理に吸込んでいることから、マイナスの仕事(スロットルロス)をしていることになる。通常の自動車の運転条件では、常に吸気を絞っていることになるため(アクセルを全開にしている条件は非常に少ない)、このスロットルロスによる効率の低下が問題となっている。
この対策例として、吸気バルブのタイミングを可変とし、吸入空気量を制御することでスロットルロスを減らす案が実用化されている。
このピストンクランク機構11は、スロットルバルブを備えたガソリンエンジンへの適用により、出力の制御を吸入空気量を絞ることで行うのでは無く、排気量を変えることにより行うことができ、スロットルロスを減らすことができる。
この発明は、内燃機関の出力やオイルポンプの吐出量などの減少に応じて、ピストンのストロークを減少させ、ピストンクランク機構の駆動ロスを低減することができるものであり、本体のシリンダ内を往復移動するピストンを備えた装置に適用することができる。
1 車両
2 本体
3 シリンダ
4 ピストン
5 燃焼室
6 クランク軸
9 クランクピン
11 ピストンクランク機構
12 リンク機構
13 第1アーム
14 第2アーム
15 スライダ
16 コネクティングロッド
17 スライダ移動機構
19 連結ピン
22 ピストンピン
24 アクチュエータ
25 レバー
26 ベルクランク
27 第3アーム
28 第4アーム

Claims (3)

  1. 本体のシリンダ内を往復移動するピストンと前記本体に回転可能に支持したクランク軸との間を、前記ピストンのストロークを変更可能なリンク機構を介して連結したピストンクランク機構において、
    前記リンク機構を、前記本体に一端部が揺動自在に連結される第1アームと、一端部が連結ピンを介して前記第1アームの他端部に揺動自在に連結されるとともに他端部が前記クランク軸のクランクピンに回転自在に連結される第2アームと、前記第2アーム上をスライド移動可能なスライダと、その両端部が前記ピストンおよび前記スライダにピンによって回転自在に連結されるコネクティングロッドと、前記スライダを移動させるスライダ移動機構とによって構成したことを特徴とするピストンクランク機構。
  2. 前記ピストンが上死点にある場合、前記第2アームは前記第1アームとの連結点が前記クランクピンとの連結点よりシリンダ軸線方向でピストン側に位置するように傾けられていることを特徴とする請求項1に記載のピストンクランク機構。
  3. 前記スライダ移動機構は、アクチュエータによって回転するレバーと、前記第2アームに揺動自在に支持されるベルクランクと、前記レバーと前記ベルクランクの間を連絡する第3アームと、前記ベルクランクと前記スライダの間を連絡する第4アームとを備えることを特徴とする請求項1に記載のピストンクランク機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103835807A (zh) * 2012-11-21 2014-06-04 通用汽车环球科技运作有限责任公司 具有用于可变循环发动机的相位调整机构的发动机组件
CN104481687A (zh) * 2014-11-17 2015-04-01 重庆翼虎动力机械有限公司 曲轴连杆机构
CN104481688A (zh) * 2014-11-17 2015-04-01 重庆翼虎动力机械有限公司 摩擦阻力小且连杆与活塞杆连接不易断的曲轴连杆机构

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