JP2011211384A - 携帯電話及び携帯電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被連絡者が通話できない状態であっても、連絡者が被連絡者に連絡を行うことができる携帯電話や携帯電話システムを提供する。
【解決手段】携帯電話80は、待受モード通知情報を連絡者の携帯電話90に送信し、携帯電話80が携帯電話90からメッセージを受信した場合には、携帯電話80は前記メッセージを、ヘッドマウントディスプレイ100に送信する。このため、連絡者が連絡を携帯電話で行い、被連絡者が通話できない場合には、連絡者が所有する携帯電話80に待受モード通知情報が送信されるので、連絡者は被連絡者が通話できない状態であることを知覚することができる。そして、連絡者は携帯電話90を用いてメッセージを被連絡者の携帯電話80に送信し、携帯電話80はメッセージをヘッドマウントディスプレイ100に送信するので、連絡者が被連絡者に連絡を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、着信を受け取った人が通話できない場合であっても、連絡を行うことができる携帯電話及び携帯電話システムに関する。
従来、携帯電話を利用して、メール等のメッセージを送受信する技術が知られている。携帯電話は持ち運びが可能なため、携帯電話の所有者は、メッセージを受信したときに確認することができる。しかし、会議中等手が離せない場合には、連絡者から携帯電話での連絡をうけた被連絡者は、通話することはできない。そこで、特許文献1には、腕時計型の表示装置に着信情報等を表示させる携帯端末システムが提案されている。
特開2000―69149号公報
前述のように、被連絡者が通話できない場合には、連絡者は被連絡者がどのような状況にあるかが分からず、どのような連絡方法であれば被連絡者に対して連絡可能か分からなかった。特許文献1に示される携帯端末システムでは、前記問題を解決する方法は開示されていない。
本発明は、上記問題を解決し、被連絡者が通話できない状態であっても、連絡者が被連絡者に適切な手段にて連絡を行うことができる携帯電話や携帯電話システムを提供する。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
無線公衆網を介して他の電話と通信する公衆網通信部を有し、通話機能を有する携帯電話であって、
表示機能を有する外部端末と通信する外部通信部と、
通信相手の電話情報が記憶される電話情報記憶手段と、
通信相手の電話情報を、前記公衆網通信部を介して取得し、前記電話情報を前記電話情報記憶手段に記憶させる電話情報取得手段と、
前記公衆網通信部が通信相手の電話から着信したときに、前記電話情報取得手段が取得した前記通信相手の電話情報を、前記外部通信部を介して前記外部端末に送信する電話情報送信手段と、
前記外部端末が表示可能な状態であるか否かを判断する外部端末表示可能確認手段と、
前記外部端末表示可能確認手段が、外部端末が表示可能な状態であると判断した場合に、前記通信相手の電話に、前記公衆網通信部が受信したメッセージを前記外部端末で表示可能な状態である待受モードであることを通知させる待受モード通知情報を生成し、当該待受モード通知情報を、前記公衆網通信部を介して、前記通信相手の電話に送信する待受モード設定手段と、
前記公衆網通信部がメッセージを受信した場合には、前記外部通信部を介して、前記メッセージを前記外部端末に送信するメッセージ転送手段を有すること特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
待受モードが設定されているか否かを判断する待受モード判断手段を有し、
待受モード判断手段が、待受モードであると判断した場合に限り、
待受モード設定手段は、待受モード通知情報を通信相手の電話に送信し、
メッセージ転送手段は、公衆網通信部が受信したメッセージを、外部端末に送信することを特徴とする。
これにより、ユーザーが、携帯電話が受信したメッセージを外部端末に送信させることを希望する場合に限り、前記メッセージが外部端末に送信される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
待受けモードであるか否かを示す待受モードフラグが記憶される待受モードフラグ記憶手段を有し、
待受モード判断手段は、待受モードフラグ記憶領域に待受モードフラグが記憶されている場合に、ユーザーが所持する携帯電話が待受モードであると判断することを特徴とする。
これにより、待受モード判断手段は、確実に待受モードであることを判断することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3に記載の発明において、
メッセージ転送手段は、電話情報記憶手段に記憶されている電話情報と同一の電話から送信されたメッセージに限り、当該メッセージを外部端末に送信することを特徴とする。
これにより、通信相手と関係の無いメッセージが、外部端末に送信されることが無いので、ユーザーが煩わしく感じることが無い。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4に記載の発明において、
待受モード判断手段が、待受モードであると判断した場合において、外部通信部が外部端末から送信された入力情報を受信した場合に、
前記入力情報に基づいて、公衆網通信部が受信したメッセージに対する応答情報を生成し、当該応答情報を、公衆網通信部を介して通信相手の電話に送信する応答手段を更に有することを特徴とする。
これにより、ユーザーは、通信相手の電話から送信されたメッセージに対する応答を行うことが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
入力情報と応答情報との関係を表した応答情報テーブルが記憶される応答情報テーブル記憶手段を有し、
応答手段は、外部端末から送信された入力情報及び前記応答情報テーブルに基づき、応答情報を生成することを特徴とする。
これにより、会議中等手が離せない場合であっても、ユーザーは簡単な入力操作により、通信相手の電話から送信されたメッセージに対する応答を行うことが可能となる。
請求項7に記載の発明は、
無線公衆網を介して他の電話と通信する公衆網通信部を有し通話機能を有する携帯電話と、この携帯電話と通信する外部端末とからなる携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話は、
前記外部端末と通信する外部通信部と、
通信相手の電話情報が記憶される電話情報記憶手段と、
通信相手の電話情報を、前記公衆網通信部を介して取得し、前記電話情報を前記電話情報記憶手段に記憶させる電話情報取得手段と、
前記公衆網通信部が通信相手の電話から着信したときに、前記電話情報取得手段が取得した前記通信相手の電話情報を、前記外部通信部を介して前記外部端末に送信する電話情報送信手段と、
前記外部端末が表示可能な状態であるか否かを判断する外部端末表示可能確認手段と、
前記外部端末表示可能確認手段が、外部端末が表示可能な状態であると判断した場合に、前記通信相手の電話に、前記公衆網通信部が受信したメッセージを前記外部端末で表示可能な状態である待受モードであることを通知させる待受モード通知情報を生成し、当該待受モード通知情報を、前記公衆網通信部を介して、前記通信相手の電話に送信する待受モード設定手段と、
前記公衆網通信部がメッセージを受信した場合には、前記外部通信部を介して、前記メッセージを前記外部端末に送信するメッセージ転送手段を有し、
前記外部端末は、
画像が表示される画像表示部と、
前記携帯電話の外部通信部と通信する通信部と、
前記携帯電話が受信したメッセージを、前記通信部を介して取得するメッセージ取得手段と、
前記メッセージ取得手段が取得したメッセージを、前記画像表示部で表示させるメッセージ表示手段を有することを特徴とする。
このため、連絡者が連絡を携帯電話で行い、被連絡者が通話できない場合であっても、連絡する人が所有する携帯電話に前記待受モード通知情報が送信されるので、連絡者は被連絡者が通話できない状態であることを知覚することができる。そして、連絡者は携帯電話を用いてメッセージを被連絡者が所持する携帯電話に送信し、当該メッセージは被連絡者が視認する外部端末に送信されるので、連絡者が被連絡者に連絡を行うことが可能となる。
本発明によれば、待受モード設定手段は、待受モード通知情報を通信相手の電話に送信し、公衆網通信部が前記通信相手の電話からメッセージを受信した場合には、外部通信部を介して、前記メッセージを外部端末に送信する。このため、被連絡者が通話できない場合には、連絡者が所有する携帯電話に前記待受モード通知情報が送信されるので、連絡者は被連絡者が通話できない状態であることを知覚することができる。そして、連絡者は携帯電話を用いてメッセージを被連絡者の携帯電話に送信し、当該メッセージは被連絡者が視認する外部端末に送信されるので、連絡者が被連絡者に適切な手段で連絡を行うことが可能となる。
本発明の概念図である。 ヘッドマウントディスプレイのブロック図である。 携帯電話のブロック図である。 携帯電話システムの各処理のフロー図である。
(本発明の概要)
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を示す。図1に示されるように、本発明の携帯電話システムは、ユーザーが所持する携帯電話80と、この携帯電話80と通信するヘッドマウントディスプレイ100とから構成されている。ヘッドマウントディスプレイ100は、ユーザーの頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ部50と、ユーザーの腰等の身体に装着される制御部30とから構成されている。ヘッドマウントディスプレイ部50は、頭部装着部51、画像表示部52とから構成されている。頭部装着部51は、図1に示される実施形態では、眼鏡のフレーム形状であるが、ヘルメット形状等であってもよく、ユーザーの頭部に装着される構造のものであれはすべて含まれる。
画像表示部52は、頭部装着部51の側前部に取り付けられている。画像表示部52は、画像を生成し、当該画像をユーザーに視認させるものである。本実施形態では、画像表示部52は、レーザ光を直接ユーザーの眼球に走査することにより、ユーザーに画像を視認させる網膜走査型ディスプレイを用いて構成される。画像表示部52は、ハーフミラー52aを有する。ハーフミラー52aは、画像表示部52から入射された画像光の一部を反射し、ユーザーの左眼に導く。ハーフミラー52aはまた、外界像を表す外界光の一部を透過し、ユーザーの左眼に導く。このように、画像表示部52がハーフミラー52aを有するので、ユーザーは画像表示部52が生成する画像を視認することができると同時に、外界もまた視認することができる。なお、画像表示部52は、液晶ディスプレイ、有機EL(Organic Electroluminescence)ディスプレイなど、その他の装置を用いた構成であっても差し支えない。画像表示部52には、ユーザーによる入力操作を受け付ける複数のボタン等からなる入力部53や加速度センサー54(図2に示す)が設けられている。
制御部30は、画像表示部52と接続し、画像表示部52が表示する画像を生成する機能を有している。制御部30は、ユーザー(被連絡者)が所持する携帯電話80と通信する機能を有している。本発明では、携帯電話80が着信した場合には(図1の(A)の(1))、携帯電話80は通信相手(連絡者)の「電話情報」を制御部30に送信し(図1の(A)の(2))、当該「電話情報」が画像表示部52で表示される(図1の(A)の(3))。携帯電話80は「待受モード通知情報」を携帯電話90に送信する(図1の(A)の(4))。なお、「待受モード」とは、画像表示部52で携帯電話90の「電話情報」が表示されるとともに、画像表示部52で携帯電話90から送信され携帯電話80で受信したメッセージが表示される状態のモードである。「待受モード通知情報」を確認した通信相手が、メール等の「メッセージ」を携帯電話90で携帯電話80に送信し、携帯電話80が前記「メッセージ」を受信すると(図1の(A)の(5))、携帯電話80は当該「メッセージ」を制御部30に送信する(図1の(A)の(6))。「メッセージ」を受信した制御部30は、当該「メッセージ」を画像表示部52で表示させる(図1の(A)の(7))。このため、会議中等手が離せない場合であっても、ユーザーは携帯電話80が受信した「メッセージ」を簡単に確認することが可能となる。
画像表示部52で表示された「メッセージ」を視認したユーザーは、入力部53を操作したり、頭を動かしたりすることにより、前記「メッセージ」に対する応答を行うことができる。ユーザーが、入力部53を操作して応答する場合には、制御部30は「入力情報」を80に送信し、図1の(C)に示されるように、携帯電話80は前記「入力情報」に基づいて「応答情報」を生成する。或いは、ユーザーが頭を動かす等により応答する場合には、加速度センサー54(図2参照)はユーザーの頭の動きを検知して「検知信号」を制御部30に出力し、制御部30は前記「検知信号」に基づいて「入力情報」を携帯電話80に送信する。そして、図1の(B)に示されるように、携帯電話80は前記「入力情報」に基づいて「応答情報」を生成する。携帯電話80は生成された「応答情報」を通信相手の電話90に送信する(図1の(A)の(9))。このように、会議中等手が離せない場合であっても、ユーザーは簡単な入力操作により、通信相手の電話90から送信された「メッセージ」に対する応答を行うことが可能となる。
以下、このような機能を実現するヘッドマウントディスプレイ100について詳細に説明する。
(ヘッドマウントディスプレイのブロック図)
図2を用いて、ヘッドマウントディスプレイ100を説明する。制御部30は、CPU11、RAM12、記憶部13、入力インターフェース14、画像生成部15、通信部16を有している。これらの構成は、相互にバス9で接続されている。ヘッドマウントディスプレイ部50は、入力部53、加速度センサー54及び画像表示部52を有している。入力部53や加速度センサー54は、入力インターフェース14に接続している。画像表示部52は、画像生成部15に接続している。なお、ヘッドマウントディスプレイ部50と制御部30との各構成間の接続方式には、有線及び無線の両方の接続方式が含まれる。
CPU(Central Processing Unitの略)11は、RAM(Random Access Memoryの略)12、記憶部13と協動して、各種演算、処理を行う。
RAM12は、CPU11で処理されるプログラムや、CPU11が処理するデータを、そのアドレス空間に一時的に記憶する。
記憶部13には、不揮発性メモリーやハードディスク等の補助記憶装置が含まれる。記憶部13には、制御部30を制御する各種プログラムやパラメータが記憶されている。当該各種プログラムが、CPU11で処理されることにより、各種機能を実現している。記憶部13には、電話情報取得プログラム13a、電話情報表示プログラム13b、メッセージ取得プログラム13c、メッセージ表示プログラム13d、入力情報送信プログラム13eが記憶されている。また、記憶部13には、電話情報記憶領域13f、メッセージ記憶領域13gを有している。
電話情報取得プログラム13aは、通信部16を介して、ユーザーが所持する携帯電話80から送信された通信相手の電話情報」を受信して取得し、当該「電話情報」を電話情報記憶領域13fに記憶させるプログラムである。
電話情報表示プログラム13bは、電話情報記憶領域13fに記憶された「電話情報」を画像表示部52で表示させる描画命令を画像生成部15に出力するプログラムである。
メッセージ取得プログラム13cは、携帯電話90から送信され、携帯電話80から転送された「メッセージ」を、通信部16を介して取得し、メッセージ記憶領域13gに記憶させる。
メッセージ表示プログラム13dは、メッセージ記憶領域13gに記憶された「メッセージ」を、画像表示部52に表示させる描画命令を画像生成部15に出力する。
入力情報送信プログラム13eは、ユーザーの入力操作により生成された「入力情報」を、通信部16を介して、携帯電話80に送信するプログラムである。
なお、電話情報取得プログラム13a、電話情報表示プログラム13b、メッセージ取得プログラム13c、メッセージ表示プログラム13d、入力情報送信プログラム13eを、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成することとしても差し支えない。
電話情報記憶領域13fには、携帯電話80から送信された通信相手の電話90の「電話情報」が記憶される。
メッセージ記憶領域13gには、携帯電話90から送信され、携帯電話80によって転送された「メッセージ」が記憶される。
入力部53は、ユーザーからの入力操作を受け付けるものである。入力部53には、物理的なボタン、マトリックススイッチ式や静電容量式等のタッチパネルが含まれる。ユーザーの入力部53での入力操作により生成された信号は、入力インターフェース14で、物理的・論理的な形式が変換されて、「入力情報」としてバス9に出力される。図1に示される実施形態では、入力部53は、画像表示部52に設けられているが、他のヘッドマウントディスプレイ部50に設けられていても差し支えない。
なお、ユーザーは入力部53を操作することにより、「待受モード」の設定及び解除を行うこともできる。つまり、ユーザーが入力部53を操作すると、入力インターフェース14で「待受モード設定信号」又は「待受モード解除信号」を生成され、当該「待受モード設定信号」又は「待受モード解除信号」が通信部16を介して携帯電話80に送信される。
加速度センサー54は、ユーザーの頭の動作や、画像表示部52が受ける加速度を検出する。加速度センサー54が検出した加速度は、入力インターフェース14で、物理的・論理的な形式が変換されて、「入力情報」としてバス9に入力される。なお、加速度センサー54は、頭部装着部51に設けられていても差し支えない。
画像生成部15は、GPU(Graphics Processing Unit)及びVRAMを有している。GPUは、電話情報表示プログラム13bやメッセージ表示プログラム13dからの描画命令により、「画像データ」を生成し、VRAMに記憶させる。VRAMに記憶された「画像データ」は、「画像信号」として画像表示部52に出力される。
通信部16は、ユーザーが所持する携帯電話80と通信を行う装置である。通信部16は、赤外線通信やブルートゥース(登録商標)による無線規格のインターフェースとなっている。
(携帯電話のブロック図)
図3を用いて、以下に、携帯電話80について説明する。携帯電話80は、CPU61、RAM62、記憶部63、入力インターフェース64、画像生成部65、外部通信部66、公衆網通信部67を有している。これらの構成は、相互にバス79で接続されている。携帯電話80は更に入力部68及び表示部69を有している。入力部68は、入力インターフェース64に接続している。表示部69は、画像生成部65に接続している。
CPU61は、RAM62、記憶部63と協動して、各種演算、処理を行う。RAM62は、CPU61で処理されるプログラムや、CPU61が処理するデータを、そのアドレス空間に一時的に記憶する。
記憶部63には、不揮発性メモリーやハードディスク等の補助記憶装置が含まれる。記憶部63には、携帯電話80を制御する各種プログラムやパラメータが記憶されている。当該各種プログラムが、CPU61で処理されることにより、各種機能を実現している。
記憶部63には、外部端末表示可能確認プログラム63a、電話情報取得プログラム63b、電話情報送信プログラム63c、通話状態通知プログラム63d、待受モード設定プログラム63e、音声変換プログラム63f、メッセージ転送プログラム63g、応答プログラム63hが記憶されている。また、記憶部63には、電話情報記憶領域63j、待受モードフラグ記憶領域63k、メッセージ記憶領域63m、応答情報テーブル記憶領域63nが記憶されている。
外部端末表示可能確認63aは、画像表示部52が表示可能な状態であるか否かを判断するプログラムである。
電話情報取得プログラム63bは、通信相手の名前や通信相手の電話90の電話番号からなる「電話情報」公衆網通信部67を介して取得し、電話情報記憶領域63jに記憶させるプログラムである。
電話情報送信プログラム63c、着信があった場合に、前記「電話情報」を、外部通信部66を介してヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に送信するプログラムである。
通話状態通知プログラム63dは、携帯電話80が通信相手の電話90と通話状態であることを表す「通話状態情報」を、外部通信部66を介してヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に送信するプログラムである。
待受モード設定プログラム63eは、ユーザーの入力部68への入力操作により、「待受モード設定信号」が入力インターフェース64からバス79に入力されたと判断した場合には、「待受モードフラグ」を待受モードフラグ記憶領域63kに記憶させる。また、待受モード設定プログラム63eは、ユーザーの入力部68への入力操作により、「待受モード解除信号」が入力インターフェース64からバス79に入力されたと判断した場合には、待受モードフラグ記憶領域63kから「待受モードフラグ」を消去させる。或いは、ユーザーがヘッドマウントディスプレイ部50の入力部53を操作することにより、待受モード設定プログラム63eが制御部30から送信された「待受モード設定信号」を、外部通信部66を介して受信したと判断した場合には、待受モード設定プログラム63eは、「待受モードフラグ」を待受モードフラグ記憶領域63kに記憶させる。また、ユーザーが入力部53を操作することにより、待受モード設定プログラム63eが制御部30から送信された「待受モード解除信号」を、外部通信部66を介して受信したと判断した場合には、待受モード設定プログラム63eは、待受モードフラグ記憶領域63kに記憶されている「待受モードフラグ」を消去させる。待受モード設定プログラム63eは、「待受モード通知情報」を、公衆網通信部67を介して、通信相手の電話90に送信する。
メッセージ転送プログラム63gは、メッセージ記憶領域63mに記憶されている通信相手の電話90から送信された「メッセージ」をヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に転送するプログラムである。
音声変換プログラム63fは、通信相手の電話90から送信された音声の「メッセージ」を音声認識により、文字に変換し、文字の「メッセージ」を生成するプログラムである。
応答プログラム63hは、ユーザーによる入力操作により生成され、制御部30から外部通信部66を介して送信された「入力情報」に基づいて「応答情報」を生成するプログラムである。また、応答プログラム63hは生成された「応答情報」を、公衆網通信部67を介して、通信相手の電話90に送信する。
待受モード判断プログラム63iは、待受モードであるか否かを判断するプログラムである。具体的には、待受モード判断プログラム63iは、待受モードフラグ記憶領域63kを参照することにより、「待受モードフラグ」が記憶されているか否かにより、待受モードであるか否かを判断する。
勿論、記憶部63には、携帯電話としての通話機能及びメール送受信機能を実現するプログラムが記憶されている。
外部端末表示可能確認プログラム63a、電話情報取得プログラム63b、電話情報送信プログラム63c、通話状態通知プログラム63d、待受モード設定プログラム63e、音声変換プログラム63f、メッセージ転送プログラム63g、応答プログラム63h、待受モード判断プログラム63iをASIC(Application Specific IntegratedCircuit)として構成することとしても差し支えない。
電話情報記憶領域63jには、電話情報取得プログラム63bによって取得された「電話情報」が記憶される。
待受モードフラグ記憶領域63kには、待受モード設定プログラム63eによって「待受モード設定フラグ」が記憶される。
メッセージ記憶領域63mには、携帯電話90から送信された「メッセージ」が記憶される。
応答情報テーブル記憶領域63nは、図1の(B)や(C)に示されるように、ユーザーによる複数の入力操作と、当該入力操作に対応した応答情報との対応関係を表した「応答情報テーブル」が記憶されている。
入力部68は、ユーザーからの入力操作を受け付けるものである。入力部68には、物理的なボタン、マトリックススイッチ式や静電容量式等のタッチパネルが含まれる。ユーザーの入力部68での入力操作により生成された信号は、入力インターフェース64で、物理的・論理的な形式が変換されて、「入力情報」としてバス79に出力される。
ユーザーは、入力部68を操作することにより、「待受モード」の設定及び解除を行うことができる。つまり、ユーザーが、入力部68を操作すると、入力インターフェース64で、「待受モード設定信号」又は「待受モード解除信号」が生成されて、「待受モード設定信号」又は「待受モード解除信号」がバス79に入力される。
画像生成部65は、GPU及びVRAMを有している。GPUは、CPU61からの描画命令により、「画像データ」を生成し、VRAMに記憶させる。VRAMに記憶された「画像データ」は、「画像信号」として表示部69に出力される。
外部通信部66は、制御部30の通信部16と通信を行う装置である。通信部18は、通信部16に対応したインターフェースとなっている。
公衆網通信部67は、無線公衆通信網と通信を行う装置である。公衆網通信部67は、前記無線公衆通信網に対応したインターフェースとなっている。本発明では、公衆網通信部67は、無線公衆通信網を介して、通信相手の電話90と通信する。
(ヘッドマウントディスプレイメイン処理)
図4を用いて、ヘッドマウントディスプレイメイン処理の説明をする。ヘッドマウントディスプレイ100に電源が投入されヘッドマウントディスプレイメイン処理が開始すると、S11の判断処理に進む。
S11「電話情報受信」の判断処理において、電話情報取得プログラム13aは、携帯電話80から送信された「電話情報」を受信したか否かを判断する。電話情報取得プログラム13aが、「電話情報」を受信したと判断した場合には(S11の判断処理がYES)、前記「電話情報」を電話情報記憶領域13fに記憶させて、S12の処理に進む。一方で、電話情報取得プログラム13aが、「電話情報」を受信したと判断しない場合には(S11の判断処理がNO)、S12の処理に進まない。
S12の「電話情報表示」の処理において、電話情報表示プログラム13bは、電話情報記憶領域13fに記憶されている「電話情報」を画像表示部52で表示させる描画命令を、画像生成部15に出力する。通信相手の名前や通信相手の電話90の電話番号からなる「電話情報」は、画像表示部52で表示される。S12の処理が終了すると、S13の判断処理に進む。
S13「通話」の判断処理において、CPU11は、携帯電話80から「通話状態情報」を受信したか否かを判断する。CPU11が、携帯電話80から「通話状態情報」を受信したと判断した場合には(S13の判断処理がYES)、ユーザーが携帯電話80を用いて通話を行っていると考えられる。そのため、CPU11は、画像表示部52における「電話情報」の表示を停止させる描画命令を画像生成部15に出力した後に、S11の判断処理に戻る。一方で、CPU11が、「通話状態情報」を、S11の判断処理で携帯電話80から「電話情報」を受信してから所定時間の内に受信しなかったと判断した場合には(S13の判断処理がNO)、S14の判断処理に進む。
S14「メッセージ受信」の判断処理において、メッセージ取得プログラム13cは、携帯電話80から「メッセージ」を受信したか否かを判断する。メッセージ取得プログラム13cが、携帯電話90から「メッセージ」を受信したと判断した場合には(S14の判断処理がYES)、当該「メッセージ」をメッセージ記憶領域13gに記憶させて、S15の処理に進む。一方で、メッセージ取得プログラム13cが、携帯電話90から「メッセージ」を受信したと判断しない場合には(S14の判断処理がNO)、S15の処理に進まない。
S15「メッセージを表示」の処理において、メッセージ表示プログラム13dは、メッセージ記憶領域13gに記憶されている「メッセージ」を画像表示部52で表示させる描画命令を、画像生成部15に出力する。前記「メッセージ」は画像表示部52で表示され、ユーザーは、前記「メッセージ」を確認することができる。S15の処理が終了すると、S16の判断処理に進む。
S16「入力あり」の判断処理において、CPU11は、ユーザーによる入力操作があったか否かを判断する。具体的には、ユーザーが入力部53への入力操作を行うことにより、CPU11が、入力インターフェース14からバス9に「入力情報」が入力されたと判断した場合には、ユーザーによる入力操作があったと判断する。或いは、ユーザーが頭を振ったり、画像表示部53を指で叩いたりして、加速度センサー54が所定値以上の加速度を検知し、CPU11が、入力インターフェース14からバス9に「入力情報」が入力されたと判断した場合には、ユーザーによる入力操作があったと判断する。CPU11が、ユーザーによる入力操作があったと判断した場合には(S16の判断処理がYES)、S17の処理に進む。一方で、CPU11が、ユーザーによる入力操作があったと判断しない場合には(S16の判断処理がNO)、S17の処理には進まない。
S17「入力情報を携帯電話に送信」の処理において、入力情報送信プログラム13eは、S16の判断処理で生成された「入力情報」を、通信部16を介して、ユーザーが所持する携帯電話80に送信する。S17の処理が終了すると、S11の判断処理に戻る。
(携帯電話メイン処理)
図4を用いて、携帯電話メイン処理の説明をする。携帯電話80に電源が投入されると、携帯電話メイン処理が開始し、S51の判断処理に進む。
S51「着信有り」の判断処理において、CPU61は、携帯電話90からの着信が有ったか否かを判断する。CPU61が、携帯電話90からの着信が有ったと判断した場合には(S51の判断処理がYES)、電話情報取得プログラム63bは、通信相手の名前や通信相手の電話90の電話番号からなる「電話情報」を、公衆網通信部67を介して取得し、電話情報記憶領域63jに記憶させる。勿論、CPU61は、前記「電話情報」を表示部69で表示させる描画命令を、画像生成部65に出力する。その後、CPU61は、S52の判断処理に処理を進ませる。一方で、CPU61が、携帯電話90からの着信が有ったと判断しない場合には(S51の判断処理がNO)、S52の判断処理に進まない。
S52「HMDは表示可」の判断処理において、外部端末表示可能確認プログラム63aは、ヘッドマウントディスプレイ100が画像表示可能であるか否かを判断する。具体的には、外部端末表示可能確認プログラム63aは、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30と通信可能であるか否かを判断する。制御部30と通信可能であった場合、外部端末表示可能確認プログラム63aは、制御部30を介して、画像表示部52が画像表示可能な状態か否かを(例えば、画像表示部52の電源が入っているか否か)を判断する。外部端末表示可能確認プログラム63aが、ヘッドマウントディスプレイ100が画像表示可能であると判断した場合には(S52の判断処理がYES)、S53の処理に進む。一方で、外部端末表示可能確認プログラム63aが、ヘッドマウントディスプレイ100が画像表示不能であると判断した場合には(S52の判断処理がNO)、S51の判断処理に戻る。
S53「HMDに電話情報送信」の処理において、電話情報送信プログラム63cは、電話情報記憶領域63jに記憶されている「電話情報」を、外部通信部66を介して、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に送信する。S53の処理が終了すると、S54の判断処理に進む。
S54「通話」の判断処理において、CPU61は、ユーザーが入力部68を操作することにより通話することを選択したか否かを判断する。CPU61は、ユーザー通話することを選択したと判断した場合には(S54の判断処理がYES)、S55の処理に進む。一方で、ユーザーが操作部68を操作することにより通話を保留することを選択した場合、或いは、ユーザーが一定時間以上操作部68を操作しなかった場合には、CPU61はユーザーが通話することを選択しなかったと判断し(S54の判断処理がNO)、S56の判断処理に進む。
S55の「HMDに通話状態通知」の処理において、通話状態通知プログラム63dは、携帯電話80が携帯電話90と通話状態であることを表す「通話状態情報」を、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に送信する。S55の処理が終了すると、S51の判断処理に戻る。
S56「待受モードフラグ有り」の判断処理において、待受モード判断プログラム63iは、待受モードフラグ記憶領域63kを参照することにより、「待受モードフラグ」が記憶されているか否かを判断する。待受モード判断プログラム63iが、「待受モードフラグ」が記憶されていると判断した場合には(S56の判断処理がYES)、S57の処理に進む。待受モード判断プログラム63iが、「待受モードフラグ」が記憶されていないと判断した場合には(S56の判断処理がNO)、S51の判断処理に戻る。
S57「待受モード通知情報を通信相手の電話に送信」の処理において、待受モード設定プログラム63eは、「待受モード通知情報」を通信相手の電話90に送信する。通信相手(連絡者)は、「待受モード通知情報」を自己が所持する携帯電話90で確認することにより、ユーザー(被連絡者)が通話できない状態であることを知覚することができる。S57の処理が終了すると、S51の判断処理に戻る。
(メッセージ待受処理)
図4を用いて、メッセージ待受処理について説明する。携帯電話80の電源が投入されると、メッセージ待受処理が開始し、S61の判断処理に進む。
S61「メッセージあり」の判断処理において、CPU61は、電話情報記憶領域63jに記憶されている「電話情報」と同一の携帯電話90からメール等の「メッセージ」を受信したか否かを判断する。CPU61が、電話情報記憶領域63jに記憶されている「電話情報」と同一の携帯電話90から「メッセージ」を受信したと判断した場合には(S61の判断処理がYES)、当該「メッセージ」がメッセージ記憶領域63mに記憶されて、S62の処理に進む。一方で、CPU61が、電話情報記憶領域63jに記憶されている「電話情報」と同一の携帯電話90から「メッセージ」を受信したと判断しない場合には(S61の判断処理がNO)、S62の処理に進まない。
S62「メッセージが音声か」の判断処理において、CPU61は、S61の判断処理で受信した「メッセージ」が音声であるか否かを判断する。CPU61が、S61の判断処理で受信した「メッセージ」が音声であると判断した場合には(S62の判断処理がYES)、S63の処理に進む。一方で、CPU61が、S61の判断処理で受信した「メッセージ」が音声でないと判断した場合には(S62の判断処理がNO)、S64の処理に進む。
S63「文字に変換」の処理において、音声変換プログラム63fは、S62の判断処理した音声の「メッセージ」を、音声認識により文字に変換し、当該文字の「メッセージ」をメッセージ記憶領域63mに記憶させる。S63の処理が終了すると、S64の処理に進む。
S64「受信したメッセージをHMDに送信」に処理において、メッセージ転送プログラム63gは、メッセージ記憶領域63mに記憶された「メッセージ」をヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に転送する。S64の処理が終了すると、S61の判断処理に戻る。
このように、本実施形態では、S61の判断処理において、CPU61が、電話情報記憶領域63jに記憶されている「電話情報」と同一の携帯電話90から「メッセージ」を受信したと判断した場合に限り、当該「メッセージ」がメッセージ記憶領域63mに記憶されて、S64の処理において前記「メッセージ」のみがヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に転送されるので、通信相手と関係の無い「メッセージ」が、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30に送信されることが無いので、ユーザーが煩わしく感じることが無い。
(応答待受処理)
図4を用いて、応答待受処理について説明する。携帯電話80の電源が投入されると、応答待受処理が開始し、S71の判断処理に進む。
S71「待受モードフラグ有り」の判断処理において、待受モード判断プログラム63iは、待受モードフラグ記憶領域63kを参照することにより、「待受モードフラグ」が記憶されているか否かを判断する。待受モード判断プログラム63iが、「待受モードフラグ」が記憶されていると判断した場合には(S71の判断処理がYES)、S72の処理に進む。待受モード判断プログラム63iが、「待受モードフラグ」が記憶されていないと判断した場合には(S71の判断処理がNO)、S72判断処理に進まない。
S72「入力情報受信」の判断処理の処理において、CPU61は、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30から、外部通信部66を介して「入力情報」を受信したか否かを判断する。CPU61が、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30から、外部通信部66を介して「入力情報」を受信したと判断した場合には(S72の判断処理がYES)S73の処理に進む。一方で、CPU61が、ヘッドマウントディスプレイ100の制御部30から、外部通信部66を介して「入力情報」を受信したと判断しない場合には(S72の判断処理がNO)S71の判断処理に戻る。
S73「入力情報を応答情報に変換」の処理において、応答プログラム63hは、「入力情報」を「応答情報」に変換して生成する。具体的には、ヘッドマウントディスプレイメイン処理のS16の判断処理において、ユーザーが入力部53に入力操作を行った場合には、応答プログラム63hは、前記入力操作によって生成された「入力情報」と、応答情報テーブル記憶領域63nに記憶されている「応答情報テーブル」(図1の(C)に示す)を対応させて、前記「入力情報」に対応する「応答情報」特定する。或いは、S16の判断処理において、ユーザーが頭を振る若しくは画像表示部52を叩くことによる入力操作を行った場合には、応答プログラム63hは、前記入力操作によって生成された「入力情報」と、応答情報テーブル記憶領域63nに記憶されている「応答情報テーブル」(図1の(B)に示す)を対応させて、前記「入力情報」に対応する「応答情報」特定する。S73の処理が終了すると、S74の処理に進む。
S74「応答を通信相手の電話に送信」の処理において、応答プログラム63hは、S73の処理で生成した「応答情報」を、公衆網通信部67を介して、通信相手の電話90(図1の(A)に示す)に送信する。このようにして、通信相手は、ユーザーによる応答を認知することができる。
S74の処理が終了すると、S71の判断処理に戻る。
(総括)
以上説明した実施形態では、通信相手の電話が携帯電話90である例について本発明を説明したが、通信相手の電話が固定電話であっても差し支えないことは言うまでもない。
以上説明した実施形態では、携帯電話80が受信した「メッセージ」をヘッドマウントディスプレイ100に送信して、ヘッドマウントディスプレイ100で表示させることにしているが、例えば、パーソナルコンピュータ等ユーザーが画像を視認することができる外部端末に携帯電話80が受信した「メッセージ」を送信する実施形態であっても差し支えない。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う携帯電話や携帯電話システムもまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
9 バス
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
13a 電話情報取得プログラム
13b 電話情報表示プログラム
13c メッセージ取得プログラム
13d メッセージ表示プログラム
13e 入力情報送信プログラム
13f 電話情報記憶領域
13g メッセージ記憶領域
14 入力インターフェース
15 画像生成部
16 通信部
30 制御部
50 ヘッドマウントディスプレイ部
51 頭部装着部
52 画像表示部
52a ハーフミラー
53 入力部
54 加速度センサー
61 CPU
62 RAM
63 記憶部
63a 外部端末表示可能確認プログラム
63b 電話情報取得プログラム
63c 電話情報送信プログラム
63d 通話状態通知プログラム
63e 待受モード設定プログラム
63f 音声変換プログラム
63g メッセージ転送プログラム
63h 応答情報生成プログラム
63i 待受モード判断プログラム
63j 電話情報記憶領域
63k 待受モードフラグ記憶領域
63m メッセージ記憶領域
63n 応答情報テーブル記憶領域
64 入力インターフェース
65 画像生成部
66 外部通信部
67 公衆網通信部
68 入力部
69 表示部
79 バス
80 ユーザーが所持する携帯電話
90 通信相手の電話
100 ヘッドマウントディスプレイ

Claims (7)

  1. 無線公衆網を介して他の電話と通信する公衆網通信部を有し、通話機能を有する携帯電話であって、
    表示機能を有する外部端末と通信する外部通信部と、
    通信相手の電話情報が記憶される電話情報記憶手段と、
    通信相手の電話情報を、前記公衆網通信部を介して取得し、前記電話情報を前記電話情報記憶手段に記憶させる電話情報取得手段と、
    前記公衆網通信部が通信相手の電話から着信したときに、前記電話情報取得手段が取得した前記通信相手の電話情報を、前記外部通信部を介して前記外部端末に送信する電話情報送信手段と、
    前記外部端末が表示可能な状態であるか否かを判断する外部端末表示可能確認手段と、
    前記外部端末表示可能確認手段が、外部端末が表示可能な状態であると判断した場合に、
    前記通信相手の電話に、前記公衆網通信部が受信したメッセージを前記外部端末で表示可能な状態である待受モードであることを通知させる待受モード通知情報を生成し、当該待受モード通知情報を、前記公衆網通信部を介して、前記通信相手の電話に送信する待受モード設定手段と、
    前記公衆網通信部がメッセージを受信した場合には、前記外部通信部を介して、前記メッセージを前記外部端末に送信するメッセージ転送手段を有すること特徴とする携帯電話。
  2. 待受モードが設定されているか否かを判断する待受モード判断手段を有し、
    待受モード判断手段が、待受モードであると判断した場合に限り、
    待受モード設定手段は、待受モード通知情報を通信相手の電話に送信し、
    メッセージ転送手段は、公衆網通信部が受信したメッセージを、外部端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  3. 待受けモードであるか否かを示す待受モードフラグが記憶される待受モードフラグ記憶手段を有し、
    待受モード判断手段は、待受モードフラグ記憶領域に待受モードフラグが記憶されている場合に、ユーザーが所持する携帯電話が待受モードであると判断
    することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話。
  4. メッセージ転送手段は、電話情報記憶手段に記憶されている電話情報と同一の電話から送信されたメッセージに限り、当該メッセージを外部端末に送信することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の携帯電話。
  5. 待受モード判断手段が、待受モードであると判断した場合において、外部通信部が外部端末から送信された入力情報を受信した場合に、
    前記入力情報に基づいて、公衆網通信部が受信したメッセージに対する応答情報を生成し、当該応答情報を、公衆網通信部を介して通信相手の電話に送信する応答手段を更に有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の携帯電話。
  6. 入力情報と応答情報との関係を表した応答情報テーブルが記憶される応答情報テーブル記憶手段を有し、
    応答手段は、外部端末から送信された入力情報及び前記応答情報テーブルに基づき、応答情報を生成することを特徴とする請求項5に記載の携帯電話。
  7. 無線公衆網を介して他の電話と通信する公衆網通信部を有し通話機能を有する携帯電話と、この携帯電話と通信する外部端末とからなる携帯電話システムにおいて、
    前記携帯電話は、
    前記外部端末と通信する外部通信部と、
    通信相手の電話情報が記憶される電話情報記憶手段と、
    通信相手の電話情報を、前記公衆網通信部を介して取得し、前記電話情報を前記電話情報記憶手段に記憶させる電話情報取得手段と、
    前記公衆網通信部が通信相手の電話から着信したときに、前記電話情報取得手段が取得した前記通信相手の電話情報を、前記外部通信部を介して前記外部端末に送信する電話情報送信手段と、
    前記外部端末が表示可能な状態であるか否かを判断する外部端末表示可能確認手段と、
    前記外部端末表示可能確認手段が、外部端末が表示可能な状態であると判断した場合に、前記通信相手の電話に、前記公衆網通信部が受信したメッセージを前記外部端末で表示可能な状態である待受モードであることを通知させる待受モード通知情報を生成し、当該待受モード通知情報を、前記公衆網通信部を介して、前記通信相手の電話に送信する待受モード設定手段と、
    前記公衆網通信部がメッセージを受信した場合には、前記外部通信部を介して、前記メッセージを前記外部端末に送信するメッセージ転送手段を有し、
    前記外部端末は、
    画像が表示される画像表示部と、
    前記携帯電話の外部通信部と通信する通信部と、
    前記携帯電話が受信したメッセージを、前記通信部を介して取得するメッセージ取得手段と、
    前記メッセージ取得手段が取得したメッセージを、前記画像表示部で表示させるメッセージ表示手段を有することを特徴とする携帯電話システム。
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