JP2011209642A - デジタルカメラのモータ配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のモータへの配線が容易なデジタルカメラのモータ配置構造を得る。
【解決手段】撮像素子を撮影光軸と直交した二方向に移動させて手振れ補正する防振装置と撮影光学系を構成する一部の光学要素とを備えた撮像素子防振ブロックと、撮影光学系の他の光学要素を備えた撮影光学ブロックとを備えたデジタルカメラであって、前記撮像素子防振ブロックに装着された部材と前記撮像素子防振ブロック外の部材とを電気的に接続するFPCと、前記撮像素子防振ブロックに、シャフトが前記撮影光軸と直交する二方向と平行に配置された防振モータと、シャフトが前記撮影光軸と平行に配置された光学要素駆動モータとを備え、前記各防振モータ及び他のモータの端子と、前記撮像素子防振ブロック外の部材の端子とを前記FPCによって接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラのモータ配置構造に係り、より詳細には、手振れ補正装置を備えたデジタルカメラにおいて、手振れ補正用の複数のモータ及び機能が異なる他のモータの配置構造に関する。
従来、デジタルカメラに搭載された手振れ補正時に撮像素子をシフトさせる手振れ補正装置では、撮像素子をX−Y軸に沿って移動させるための可動部材を、2個のモータ(アクチュエータ)で独立して駆動している。可動部材は固定枠部材に支持されていて、2個のモータは、固定枠部材にねじ止めされていた(特許文献1)。
特開2007−128055号公報
しかしながら、従来技術は、手振れ補正装置のモータ以外のモータは、別の固定部材に固定していた。例えば、特許文献1では、手振れ補正装置のモータ以外のモータとしてのAFモータ、ズームモータを、手振れ補正装置とは異なる固定部材である固定レンズ鏡筒に固定していた。手振れ補正用のモータや他のモータは、手振れ補正用FPC、他のFPCを介して、制御、駆動回路に接続されるが、各モータの端子と対応するFPCの端子とははんだ付けにより接続される。そのため従来技術では、はんだ付けを異なる工程で行う必要があった。つまり従来技術では、手振れ補正制御用のFPCに手振れ補正用モータの端子をはんだ付けする工程と、AFモータの端子を他のFPCにはんだ付けする工程と、ズームモータの端子を他のFPCにはんだ付けをする工程がそれぞれ別の三つの工程に分かれていた。
本発明は以上の従来技術の問題に鑑みてなされたものであって、複数のモータへの配線が容易なデジタルカメラのモータ配置構造を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るデジタルカメラのモータ配置構造は、撮像素子を撮影光軸と直交した二方向に移動させて手振れ補正する防振装置と撮影光学系を構成する光学要素の一部とを備えた撮像素子防振ブロックと、撮影光学系の他の光学要素を備えた撮影光学ブロックとを備えたデジタルカメラであって、前記撮像素子防振ブロックに装着された部材と前記撮像素子防振ブロック外の部材とを電気的に接続するFPCと、前記撮像素子防振ブロックに、シャフトが前記撮影光軸と直交する二方向と平行に配置された防振モータと、シャフトが前記撮影光軸と平行に配置された光学要素駆動モータとを備え、前記各防振モータ及び光学要素駆動モータの端子と、前記撮像素子防振ブロック外の部材の端子とを前記FPCによって接続したことに特徴を有する。
前記撮像素子防振ブロックは、光軸方向から見て略矩形の外形を有していて、前記各猛進モータは前記矩形の一つの角部にシャフトを突き合わせるように配置されていて、前記光学要素駆動モータは前記矩形の他の角部に配置することが好ましい。
本発明のデジタルカメラのモータ配置構造にあっては、前記撮像素子防振ブロックに備えられた光学要素をフォーカシングレンズとし、前記光学要素駆動モータを、前記フォーカシングレンズを撮影光軸に沿って進退駆動するAFモータとすることができる。
実際的には、撮像素子防振ブロックと撮影光学ブロックとは別個に組み立てられ、組立後に互いに固定される。
前記撮影光学系はズームレンズであり、前記撮像光学ブロックにズームレンズが取り付けられ、該ズームモータの端子と前記FPCとが導通ケーブルで接続されるデジタルカメラに適用する。
前記各モータの端子は制御端子及び駆動端子であって、撮像素子防振ブロック外の部材は制御回路及び電源回路とすることが好ましい。
本発明のデジタルカメラのモータ配置構造によれば、手振れ補正用のモータと他の光学要素駆動用のモータとを単一の固定部材に固定したので、この固定部材を組み立てる際にこれらのモータの配線、はんだ付け等を同一の工程で実施することが可能になり、作業効率が向上する。
本発明のデジタルカメラのモータ配置構造を適用した撮像素子防振ブロック及びレンズ鏡筒ブロックの実施形態を組み付ける前の状態で示す斜視図である。 同実施形態において、AFレンズ群を含む撮像素子防振ブロックを分解した斜視図である。 同実施形態の撮像素子防振ブロックの、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 同実施形態の撮像素子防振ブロックの背面図である。 同実施形態の撮像素子防振ブロックを、支持台、保護板などを取り除いた状態で示す、(A)は正面図、(B)は背面図である。 図3(B)の切断線VI−VIに沿った断面図である。 同実施形態の撮像素子防振ブロックに搭載されたモータ部分の側面図である。 同モータに駆動ナットを取り付ける前の分解斜視図である。 同モータを組み立てた状態の斜視図である。
図1は、本発明を適用したズームレンズ鏡筒の、レンズ鏡筒ブロック10と撮像素子防振ブロック100とを分離して示した斜視図、図2は撮像素子防振ブロック100を分解して示した斜視図である。
本実施形態のレンズ鏡筒ブロック10及び撮像素子防振ブロック100はいわゆるコンパクトデジタルカメラに搭載されるもので、その撮影光学系として、物体側から順に、図示しない第1レンズ群、第2レンズ群、シャッター装置及び第3レンズ群と、第4レンズ群(AFレンズ群)並びにCCD又はCMOSタイプのイメージセンサ(以下「撮像素子」という)101を備えている。なお、撮像素子101の前面には通常、ローパスフィルタ(赤外カットフィルタ)105が装着される。
以上の撮影光学系の内、第1レンズ群、第2レンズ群、シャッター装置及び第3レンズ群はレンズ鏡筒ブロック10に備えられ、AFレンズLAF、ローパスフィルタ105及び撮像素子101は撮像素子防振ブロック100に備えられている。
「レンズ鏡筒ブロック」
レンズ鏡筒ブロック10は、最も外径側に、固定レンズ鏡筒11が設けられ、この固定レンズ鏡筒11の後端に、撮像素子防振ブロック100が固定される。この撮像素子防振ブロック100は、デジタルカメラに加わる振れ(手振れ)の大きさと方向に応じて、撮像素子101を光軸Zと垂直な平面に沿った直交二方向(X軸方向とY軸方向)に移動させて、撮像素子101で撮像される被写体像の振れを抑制する防振装置を備えていて、防振制御は制御回路(図示せず)によって行われる。
なお、以下の説明中で、「光軸方向」とは、特に断りがなければ、レンズ鏡筒ブロック10及び撮像素子防振ブロック100を組み付けた状態における光軸Zと平行な方向であり、光軸Zに沿った方向を意味し、被写体側を前方とし、被写体側とは反対方向又は像面側を後方とする。また、カメラが正位置(横位置)に置かれた状態で、光軸Zと直交する平面における上下方向をY軸、左右方向をX軸とする。
固定レンズ鏡筒11の側部にはズームモータ17が支持されている。ズームモータ17の駆動力は、レンズ鏡筒ブロック10内の図示しないズーム駆動機構に伝達されて、固定レンズ鏡筒11内に搭載されたレンズ群を光軸方向に進退移動させて撮影光学系の焦点距離を変更する。
レンズ鏡筒ブロック10は、固定レンズ鏡筒11内に重複支持された複数の可動レンズ鏡筒13が伸縮移動するテレスコピック構造からなる。レンズ鏡筒ブロック10が伸長したときに最先端となる可動レンズ鏡筒13の先端部には、レンズ開口13aを開閉するレンズバリア機構15が搭載されている。レンズバリア機構15は、レンズ鏡筒ブロック10の伸縮運動によって開閉駆動されるが、レンズ鏡筒ブロック10が最も繰り込まれた(短縮した)収納状態では全閉しているが(図1)、繰り出されたときに全開する。
「撮像素子防振ブロック」
撮像素子防振ブロック100には、デジタルカメラに加わる振れ(手振れ)の大きさと方向に応じて撮像素子101を光軸Zと直交するX軸方向及びY軸方向に移動させて、撮像素子101に形成される被写体像の振れを抑制するステージ装置が搭載されていて、振れを抑制する制御は制御回路(図示せず)によって行われる。図2は、撮像素子101を含む撮像素子防振ブロック100の分解斜視図であり、図3は同撮像素子防振ブロック100を組み立てた状態の、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図であり、図4は背面図である。
撮像素子101は、背面に、撮像素子101と図示しない制御回路とを接続する撮像素子FPC102が接続されている。さらに撮像素子101の背面には、撮像素子FPC102を挟むように取付板103が固定されている。撮像素子101は、前面に、シールドシート104を介してローパスフィルタ105が装着されている。そしてこの撮像素子101は、Yベース110の箱状の枠部110a内に背後から嵌合されている。その際、取付板103と枠部110aとの間には3本の撮像素子調整ばね106が配置され、ねじ107が取付板103の通し孔から撮像素子調整ばね106を挿通して、Yベース110に形成された対応するねじ穴にねじ込まれている。各撮像素子調整ばね106は圧縮状態で保持されている。
撮像素子101を保持したYベース110は、Xベース120に対して、Y軸方向と平行に配置されたYガイド軸111を介してY軸方向スライド自在に支持されている。Yガイド軸111は、Yベース110の枠部110aにY軸方向に離反して形成された軸受けの穴に挿通され、両端部がXベース120の枠部120aに固定されている。撮像素子101の撮像素子FPC102は、Xベース120の枠部120a内を通ってXベース120の後方に引き出され、さらに支持台130の枠部130a内を通り、先端部が支持台130の背面に沿って側方(正面視左方向)に引き出されている。
撮像素子FPC102は、撮像素子101から上方に延びて、Xベース120の枠部120aの上部と支持台130の枠部130a間の隙間から光軸Zに沿って前方に延出した撓み部を介して、再び下方に延びてから、支持台130の側方に延びている。撮像素子101のY軸方向及びX軸方向運動を、撮像素子FPC102の前記撓み部が撓んで許容する。
撮像素子FPC102は、撮像素子防振ブロック100外の、図示しない撮像素子駆動回路、画像信号処理回路などに接続される。
Yガイド軸111の近傍には、Xベース120に対してYベース110をY軸方向下方に移動付勢するY付勢ばね112が張設されている。Y付勢ばね112はYガイド軸111と平行に配置され、一方の端部がYベース110に係合され、他方の端部がXベース120に係合されている。
支持台130の正面には、Xベース120の右上角部近傍位置に、Yガイド軸111と平行に補助軸113が配置され、補助軸113の両端部が支持台130に固定されている。この補助軸113の両端部間には、Yスライダー114が補助軸113に沿ってスライド自在に支持されている。そしてYスライダー114の下端部には、光軸Zと平行な軸を介してローラ114aが装着されている。このローラ114aには、Yベース110の正面に形成された、光軸Z及びX軸方向と平行に延びたガイド面110bが、上方から当て付いている。Yベース110はY付勢ばね112の付勢力によって下方に付勢されているので、ガイド面110bがローラ114aに常時押圧されている。又、Yベース110がXベース120と共にX軸方向に移動すると、ガイド面110bがローラ114aを転動させながらガイド面110bとローラ114aとの当接を維持して移動する。
さらにYスライダー114の上部前面には、YSRモータ150の駆動力が伝達される連係片114bが、光軸Z及びX軸と平行に形成されている。連係片114bの光軸Z方向略中央には、YSRモータ150の送りねじ151aが非接触で挿通されるU溝114cが形成されている。U溝114cは、X軸と平行に右縁部から左方向に切り込まれている。そして連係片114bは、送りねじ151aに螺合された駆動ナット154に、上方から下方に向かって当て付いている(図5、図6、図7)。つまり連係片114bと駆動ナット154は、Yスライダー114がY付勢ばね112の付勢力によってY軸下方向に移動しようとするのを規制している。従って送りねじ151aが正又は逆回転すると、駆動ナット154が送りねじ151aのリードに従って下方又は上方に移動し、Yスライダー114が一緒に下方又は上方に移動し、さらにYスライダー114と一緒にYベース110が下方又は上方に移動する。この駆動ナット154は、シャフト151(送りねじ151a)の回転に従って該シャフト151(送りねじ151a)に沿って移動する可動部材である。
駆動ナット154は、略中央部に雌ねじ154aが形成されていて、この雌ねじ154aに送りねじ151aが螺入されている。また、駆動ナット154の側部に突設形成されたガイド突起(ガイドキー)154bが、モータブラケット153のガイド長孔153cに、回転規制された状態でスライド移動自在に嵌っている。モータブラケット153は、YSRモータ150のハウジング152前面に固定された固定部153aから屈曲して、送りねじ151aと平行に延びたガイド部153bを有し、このガイド部153bに、送りねじ151aと平行にガイド長孔153cが形成されている。ガイド長孔153cは、ガイド部153bの表裏を貫通した直進案内溝、直進キー溝である。
Yスライダー114の上端部には、光軸Z及びY軸と平行に遮光板114dが一体に突設されている。一方、支持台130には、遮光板114dがセンサ間隙を通過するコ字形状のフォトセンサ115が固定されている。このフォトセンサ115により、支持台130に対するYスライダー114のY軸方向位置、つまり、撮像素子101のY軸方向位置を検知する。
Xベース120は、フレーム形状に形成されていて、上枠部の上面にはX軸方向に所定間隔で軸受が突設され、これらの軸受に挿通されたXガイド軸121によってX軸方向に移動自在に支持されている。Xガイド軸121は、両端部が支持台130に支持されているので、Xベース120は、支持台130に対してX軸方向にスライド自在に支持されている。
Xガイド軸121近傍には、Xベース120と支持台130との間に、Xベース120を支持台130に対してX軸方向、図3では左方向に弾性的に移動付勢するX付勢ばね122が張設されている。
Xベース120には、Yベース110に干渉しない正面右肩上部に、XSRモータ140の駆動力が伝達される連係片120bが一体に、光軸Z及びY軸と平行に突設形成されている。連係片120bには、XSRモータ140の送りねじ141aが非接触で挿通されるU溝120cが形成されている。U溝120cは、Y軸と平行に、上縁部から下方向に切り込まれている。そして連係片120bは、送りねじ141aに螺合された駆動ナット144に、正面視右側から左に向かって当て付いている(図5、図6、図7)。つまり連係片120bと駆動ナット144は、Xベース120がX付勢ばね122の付勢力によってX軸左方向に移動しようとするのを規制している。従って送りねじ141aが正又は逆回転すると、駆動ナット144が送りねじ141aのリードに従って左方向(XSRモータ140に接近する方向)又は右方向(XSRモータ140から離反する方向)に移動して、駆動ナット144と一緒にXベース120がX軸と平行に左方向又は右方向に移動する。この駆動ナット144は、シャフト141(送りねじ141a)の回転に従って該シャフト141(送りねじ141a)に沿って移動する可動部材である。
XSRモータ140をマウントするためのモータブラケット143は、XSRモータ140のハウジング142前面に固定された固定部143aから送りねじ141aと平行に延びた平板状のガイド部143bを有し、このガイド部143bに、送りねじ141aと平行にガイド長孔143cが形成されている。ガイド部143bは送りねじ141よりも長く形成され、ガイド長孔143cは、送りねじ141aよりも長く形成されている。ガイド長孔143cは、ガイド部143bの表裏を貫通した直進案内溝、直進キー溝である。
駆動ナット144は、略中央部に雌ねじ部144aが形成されていて、この雌ねじ部144aに送りねじ141aが螺入されている(図7、図8、図9参照)。また、駆動ナット144には、雌ねじ部144aを挟んで径方向にガイド突起144b、144cが形成されている。図において、駆動ナット144の上部に突設形成されたガイド突起144bとモータブラケット143のガイド長孔143cは、駆動ナット144をモータブラケット143に組み付ける際、つまり駆動ナット144を送りねじ141aに螺合させる際に、螺合前にガイド突起144bがガイド長孔143cに挿入されて(図9)、仮の回転規制構造として機能する。駆動ナット144の下端のガイド突起144cは、Xモータ収容ボックス部131の底面にX軸と平行に形成されたガイド溝131dに嵌って、回転規制している。
Xベース120の枠部120a前面には、光軸Z及びX軸と平行に遮光板120dが一体に突設されている。一方支持台130には、遮光板120dがセンサ間隙を通過するコ字形状のフォトセンサ123が固定されている。このフォトセンサ123により、支持台130に対するXベース120のX軸方向位置、つまり、撮像素子101のX軸方向位置を検知する。
以上の通りこの手振れ補正装置によれば、撮像素子101がYベース110に支持され、Yベース110はXベース120に対しY軸方向に移動自在に支持され、Xベース120は支持台130に対してX軸方向移動自在に支持されているので、撮像素子101は、支持台130に対して、X軸方向及びY軸方向に移動自在に支持され、XSRモータ140によってX軸方向に駆動され、YSRモータ150によってY軸方向に駆動される。
「AFレンズ」
支持台130には、光軸Z方向から見て(正面)、XSRモータ140、YSRモータ150を配置した角部とは異なる角部である、左上角部には、AFレンズLAFを支持及び駆動する機構が搭載されている(図1、図2)。AFレンズLAFは、AFレンズ枠160のレンズ保持部160aに支持されている。AFレンズ枠160は、中央のレンズ保持部160aから、光軸Zを挟んで略対称の方向に延設された一対のガイド腕部160b、160cを有する。このうち一方のガイド腕部160bの先端部にはガイド穴160dが形成され、このガイド穴160dに対して、AFレンズガイド軸161が摺動自在に挿通されている。このAFガイド軸161は、一方の端部が支持台130の軸受穴に嵌合支持され、他方の端部は、固定レンズ鏡筒11に支持される。
AFレンズ枠160の他方のガイド腕部160cの先端部に設けた回転規制突起160eが、支持台130の内周面に形成した直進ガイド溝130bに対して摺動自在に係合している。AFレンズガイド軸161の軸線と直進ガイド溝130bの長手方向はそれぞれ光軸Zと平行な方向に向いており、このAFレンズガイド軸161と直進ガイド溝22fによってガイド穴160dと回転規制突起160eが案内されることによって、AFレンズ枠160は光軸Zと平行に移動可能に直進案内されている。
AF駆動手段であるAFモータ163のシャフトには送りねじ164が形成されていて、この送りねじ164がAFガイド軸161と平行になるように、ハウジング前端面に固定されたモータブラケット165の通し孔165aを通り、支持台130のねじ穴130b(図2、図3(B))に螺入されるねじによって支持台130にねじ止め固定される。
送りねじ164にはAFナット166が螺合され、AFナット166は、AFレンズ枠160に対して回転しないように係合されている。送りねじ164の先端部は、AFレンズ枠160に形成されたAFガイド孔160dを貫通している。
AFレンズ枠160は、AFレンズLAFが撮像素子101から離反する方向にAF付勢ばね167によって付勢されて、AFナット166に像面側から当て付いている。従って、AFモータ163によって送りねじ164が回転駆動されると、AFナット166が送りねじ164のリードに拘束されて光軸Z方向に進退移動し、AFナット166に当て付いたAFレンズ枠160が一緒に光軸Z方向に進退移動して、AFレンズ枠160の光軸方向位置が変化する。なお、このAFモータ163はステッピングモータである。
AFレンズ枠160には、送りねじ164近傍位置に遮光板160fが一体に突設形成されている。一方、支持台130には、AFレンズ枠160が進退移動した際に遮光板160fがセンサ間隙を通過するフォトセンサ168が固定されている。このフォトセンサ168により、遮光板160fが光軸方向の特定位置を通過する時にその遮光板160fの絶対位置を検知して、この通過時の位置を基準位置としてAFモータ163の駆動(回転)ステップ数をカウントすることによりAFレンズ枠160の光軸方向位置を制御する。なお、AFモータ163には駆動制御用の端子169aを有する端子板169が装着されていて、各端子169aがレンズFPC181を介して、図示しない駆動回路及び制御回路に接続されている。
「X、YSRモータ」
支持台130は、枠部130aが光軸Z方向に見て(正面視)、略矩形を呈していて、枠部130aの右上角部に、撮像素子101をX軸方向及びY軸方向に駆動するアクチュエータとして、XSRモータ140及びYSRモータ150が、X軸方向及びY軸方向にシャフト141、151を突き合わせるように配置されている。図5(A)は支持台130を取り除いた状態の正面図、図5(B)は同背面図、図6は図3(B)の切断線VI−VIに沿った断面図である。なお、本実施形態のXSRモータ140及びYSRモータ150はステッピングモータであるが、ブラシレスDCモータなども使用できる。
支持台130の右上角部には、XSRモータ140及びYSRモータ150が、送りねじ141a、151aを突き合わせる向きでX軸、Y軸と直交方向から装着されている。XSRモータ140及びYSRモータ150の基本構成は同一なので、XSRモータ140について、さらに図7に示した側面図及び図8、図9に示した斜視図を参照して説明する。
XSRモータ140のシャフト141には、送りねじ141aが一体に形成されている。XSRモータ140のハウジング142には、XSRモータ140を支持台130に固定するためのL字形のモータブラケット143が固定されている。モータブラケット143は、ハウジング142の前端面に固定された固定部143aと、固定部143aから直交方向に屈曲して、送りねじ141aと平行に延びて先端部が自由端となるガイド部143bとを備えている。固定部143aにはハウジング142から突出した軸受に嵌る軸穴を有し、この軸穴から送りねじ141aが突出している。なお、送りねじ141aは、シャフト141とは別体として形成してシャフト141に圧入してもよい。
ガイド部143bには、送りねじ141aと平行に延びたガイド長孔143cと、ガイド長孔143cよりも先端部に、光軸Z方向に離反して形成された、小径の位置決め孔143d及び大径のねじ通し孔143eを備えている。ガイド長孔143cには、送りねじ141aに螺合された駆動ナット144のガイド突起144bが挿入され、固定部143aと駆動ナット144との間にはモータばね145が嵌装されている。
駆動ナット144は、XSRモータ140がXモータ収容ボックス部131に収容されたときに、下端のガイド突起144cがガイド溝131dに嵌って、これらの係合により駆動ナット144は、送りねじ141aが回転しても回転しないように回り止め規制されつつ、送りねじ141aのリードに従って進退移動するようにガイドされている。送りねじ141aには、固定部143aと駆動ナット144との間に、駆動ナット144を固定部143aから離反させる方向に付勢するモータばね145が嵌合されている。
モータブラケット143の固定部143aの先端部には、回り止め爪143fが突設されている。この回り止め爪143fはハウジング142の外観から突出していて、支持台130のXモータ収容ボックス部131の底面に形成された溝131aに係合されて、XSRモータ140の浮き上がりや揺動を防止している。
XSRモータ140のハウジング142にはさらに、モータ収容ボックス部131に収容したときにモータ収容ボックス部131外に露出する4個の端子146aを備えた端子板146が設けられている。
YSRモータ150の構成もXSRモータ140と同様の構成である。つまり、シャフト151と一体に形成された送りねじ151aを備え、L字形状のモータブラケット153の固定部153aがハウジング152の前端面に固定されている。モータブラケット153のガイド部153bには長孔153c、小径の位置決め孔153d及び大径のねじ通し孔153eが形成されている。送りねじ151aに螺合された駆動ナット154は、ガイド突起154bがガイド長孔153cに嵌り、ガイド突起154cはガイド溝132dに嵌って、送りねじ151aが回転しても回転しないで進退移動するようにガイドされている。送りねじ151aには、固定部153aと駆動ナット154との間に、駆動ナット154を固定部153aから離反させる方向に付勢するモータばね155が嵌合されている。固定部153aの先端部に形成された回り止め爪153fは、支持台130のモータ収容ボックス部132の底面に形成された溝132aに係合されて、YSRモータ150の浮き上がりや回転を防止している。さらにYSRモータ150のハウジング152には、4個の端子156aを備えた端子板156が設けられている。
以上のハウジング142、152は通常金属で形成される。モータブラケット143、153は金属又は合成樹脂で形成され、固定部143a、153aがハウジング142、152の前端面に、ねじ止め又は接着により、金属製の場合はさらにスポット溶接により固定できる。送りねじ141a、151a及び駆動ナット144、154も耐久性を重視すれば金属製が好ましいが、一方又は双方を合成樹脂製としてもよい。
XSRモータ140、YSRモータ140を収容するX、Yモータ収容ボックス部131、132は、支持台130の正面右肩部にモータ固定部として形成されたリブ133を挟んで、支持台130の上面及び側面に沿って直交方向に形成されている(図6)。X、Yモータ収容ボックス部131、132の底部に、溝131a、132a及びガイド溝131d、132dが形成されている。
Xモータ収容ボックス部131は、支持台130の上面側にほぼ全域が開放された着脱開口131bを有し、背面側に一部が開放された背面開口131cを有する(図2)。背面開口131cからは、Xベース120の連係片120bがXモータ収容ボックス部131内に挿入される。背面開口131cは、Xベース120の連係片120bがX軸方向に移動するのを妨げない形状に形成されている。着脱開口131bからは、XSRモータ140をその送りねじ141aがX軸と平行になるように保持して送りねじ141aと直交する方向からXモータ収容ボックス部131に着脱し、送りねじ141aと直交する方向からねじ147を螺入、螺脱操作することができる。
Xモータ収容ボックス部131に収容されたXSRモータ140の送りねじ141aは、連係片120bに形成されたU溝120c内に非接触状態で保持される。
Yモータ収容ボックス部132は、支持台130の側面側にほぼ全域が開放された着脱開口132bと、背面側に一部が開放された背面開口132cを有する。背面開口132cからは、Yスライダー114の連係片114bがYモータ収容ボックス部132内に挿入される。背面開口132cは、Yスライダー114の連係片114bがY軸方向に移動するのを妨げない形状、長さに形成されている。着脱開口132bからはYSRモータ150を、その送りねじ151aがY軸と平行になるように保持して、送りねじ151aと直交する方向からYモータ収容ボックス部132に着脱し、送りねじ151aと直交する方向からねじ147を螺入、螺脱操作することができる。
Yモータ収容ボックス部132に収容されたYSRモータ150の送りねじ151aは、連係片114bに形成されたU溝114c内に非接触状態で保持される。
X、Yモータ収容ボックス部131、132が突き合わされた角部に位置するリブ133には、XSRモータ140が収容されたときにモータブラケット143のガイド部143bの先端部が対向するモータ固定面134aが上面(支持台130の図2中上面側)に形成されている。位置決め孔143dが嵌合される位置決め突起133aがこのモータ固定面134aに突設され、ねじ147がねじ通し穴143eを通して螺入されるねじ穴133bがモータ固定面134aと直交する方向に延びるように形成されている(図1、図2)。さらにリブ133には、YSRモータ150が収容されたときにモータブラケット153のガイド部153bの先端部が対向するモータ固定面134bがリブ133の側面(支持台130の図2中側面側)に形成され、このモータ固定面134bに位置決め孔153dが嵌合される位置決め突起133cが突設され、ねじ157がねじ通し穴153eを通して螺入されるねじ穴133dがモータ固定面134bと直交する方向に延びるように形成されている。
これらの位置決め突起133a、133cには、X、YSRモータ140、150がX、Yモータ収容ボックス部131、132に収容されたときに、それぞれの位置決め孔143d、153dが嵌る。X、YSRモータ140、150はそれぞれ、X、Yモータ収容ボックス部131、132に、着脱開口131b、132bから、送りねじ141a、151aと直交する方向に挿入される。そして、回り止め爪143f、153fは溝131a、132aに嵌り、位置決め孔143d、153dが位置決め突起133a、133bに嵌合され、ガイド部143b、153bは、リブ133のモータ固定面134a、134bに面接触する。その後、ねじ147、157がねじ通し孔143e、153eからねじ穴133b、133dにねじ込まれて、ガイド部143b、153bがリブ133に固定され、したがってX、YSRモータ140、150が支持台130に固定される。
X、Yモータ収容ボックス部131、132は、ハウジング142、152が僅かな隙間を空けて嵌る幅と、ねじ止めしたときにハウジング142、152が底に接触しない深さを持つように形成されている。X、YSRモータ140、150がX、Yモータ収容ボックス部131、132に収容されたときに各モータ収容ボックス131、132内の送りねじ141a、151a先端に対向する面は、リブ133のモータ固定面134aとほぼ直交する面134c、固定面134bとほぼ直交する面134dにより構成されている。
なお、X、YSRモータ140、150をX、Yモータ収容ボックス部131、132に収容する前に、Yベース110、Xベース120が支持台130に組み付けられる。X、YSRモータ140、150をX、Yモータ収容ボックス部131、132に嵌め込む際に、駆動ナット144、154から突出した送りねじ141a、151a部分を、連係片120b、114bのU溝120c、114cの空間に挿入する。これにより連係片120b、114bは、X、Y付勢ばね122、112の付勢力によって駆動ナット144、154に押圧された状態で停止する。このとき送りねじ141a、151aは、連係片120b、114b及びリブ133とは非接触状態にある。リブ133が送りねじ141a、151a(シャフト141、151)の先端と対向する壁面134c、134dは、駆動ナット144、154、連係片120b、114bの抜け止めを防止するストッパ面として機能する(図6)。
本実施例ではモータブラケット143、153をL字形状としたが、別の実施例では、固定部及びガイド部が直線状に延びた平板状に形成してもよい。この実施例の場合は、固定部をX、YSRモータ140、150のハウジング142、152の外周面に固定して、ガイド部がハウジング142、152の前端から送りねじ141a、151aと平行に延びるように形成する。
「FPC」
支持台130には、後方から保護板180がねじ止めされ、保護板180の後方から、レンズFPC181が装着されている。レンズFPC181は、X、YSRモータ140、150の端子146a、156a及びAFモータ163の端子169aと接続される端子接続部181a、181b、181c及び撮像素子FPC102と接続される端子部を有し、これらの端子接続部181a、181b、181cと端子146a、156a、166aとが、撮像素子防振ブロック100の組立段階で、予めはんだ付けされる。その後撮像素子防振ブロック100と鏡筒ブロック10とが固定される。ズームモータ17とレンズFPC181とは、レンズ鏡筒ブロック10と撮像素子防振ブロック100とを組み付ける際に、導通ケーブル183を介して接続される。導通ケーブル183は、ズームモータ17の端子17a及びレンズFPC181の端子181dにはんだ付けにより接続される。
また、撮影レンズブロック10の固定レンズ鏡筒11からは、内蔵した図示しないシャッター装置に接続されたシャッターFPCの端子部18が露出していて、この端子部18が、レンズFPC181のシャッター端子部181e(図1)にはんだ付けされる。
「撮像素子防振ブロックの組立工程」
撮像素子防振ブロック100は、以下の工程で組み立てられる。
撮像素子101及び関連部品をYベース110に組み付ける。そうしてこのYベース110を、Xベース120に組み付ける。
Yベース110が組み付けられたXベース120を、支持台130に前面から組み付ける。Y付勢ばね112などの付勢ばねを取り付ける。
支持台130に背面から、保護板181を固定する。
支持台130に前面からAFレンズガイド軸161を組み付け、AF、AFレンズガイド軸161にAFレンズ枠160を組み付ける。さらにAFモータ17及びその関連部品を支持台130に組み付け、AF付勢ばね167を取り付ける。そして、レンズFPC181を這い回す。
レンズFPC181の各端子接続部181a、181b、181cと、X、YSRモータ140、150の端子146a、156a及びAFモータ163の端子169aをそれぞれはんだ付けする。
以上の工程で、撮像素子防振ブロック100の組立工程が終了する(図1)。撮像素子防振ブロック100の組立において、レンズFPC181と3個のモータ140、150、163とのはんだ付けは同一の1回の工程で実施できる。
組み立てられた撮像素子防振ブロック100は、レンズ鏡筒ブロック10を組み付け、3本のねじによって固定する(図1)。そして、ズームモータ17の端子17aにはんだ付けされた導通ケーブル183の他端を、レンズFPC181の端子181dにはんだ付けし、レンズFPC18の端子18aをレンズFPC181の端子181eにはんだ付けして、配線工程は終了する。このはんだ付けは、同一の1回の工程で実施できる。
以上の通り本実施形態では、撮像素子防振ユニット100の構造体である単一の支持台130に3個のモータ、X、YSRモータ140、150及びAFモータ163を搭載したので、これらのモータ140、150、163を駆動、制御する電源、制御信号を単一のレンズFPC181に接続することが可能になり、はんだ付け工程は2回で済むので、従来に比してはんだ付けの工程を1回少なくできる。しかも従来に比して、配線の引き回しが容易になり、配線長が短くなる。
10 レンズ鏡筒ブロック
11 固定レンズ鏡筒
15 レンズバリア機構
17 ズームモータ(光学要素駆動用モータ)
18 シャッター端子部
100 撮像素子防振ブロック
101 撮像素子
102 撮像素子FPC
103 取付板
104 シールドシート
105 ローパスフィルタ
106 撮像素子調整ばね
107 ねじ
110 Yベース
110a 枠部
110b ガイド面
111 Yガイド軸
112 Y付勢ばね
113 補助軸
114 Yスライダー
114a ローラ
114b 連係片
114c U溝
114d 遮光板
115 フォトセンサ
120 Xベース
120a 軸受
120b 連係片
120c U溝
121 Xガイド軸
122 X付勢ばね
123 フォトセンサ
130 支持台(固定部材)
131Xモータ収容ボックス部
131a 溝
131d ガイド溝(回り止め溝、キー溝)
132 Yモータ収容ボックス部
132a 溝
132d ガイド溝(回り止め溝、キー溝)
133 リブ(モータ固定部)
133a 133c 位置決め突起
133b 133d ねじ穴
134a 134b 固定面
134c 133d 壁面(ストッパ面)
140 XSRモータ(手振れ補正用のモータ)
141 シャフト(出力軸)
141a 送りねじ
142 ハウジング
143 モータブラケット
143a 固定部
143b ガイド部
143c ガイド長孔(回り止め溝)
143d 位置決め孔
143e 通し孔
143f 回り止め爪
144 駆動ナット
144b 144c ガイド突起
145 モータばね
146 端子板
150 YSRモータ(手振れ補正用のモータ)
151 シャフト(出力軸)
151a 送りねじ
152 ハウジング
153 モータブラケット
153a 固定部
153b ガイド部
153c ガイド長孔(回り止め溝)
153d 位置決め孔
153e 通し孔
153f 回り止め爪
154 駆動ナット
154b 154c ガイド突起
155 モータばね
156 端子板
160 AFレンズ枠
163 AFモータ(光学要素駆動用モータ)
180 保護板
181 レンズFPC(FPC)
181a 181b 181c 端子接続部

Claims (6)

  1. 撮像素子を撮影光軸と直交した二方向に移動させて手振れ補正する防振装置と撮影光学系を構成する光学要素の一部とを備えた撮像素子防振ブロックと、撮影光学系の他の光学要素を備えた撮影光学ブロックとを備えたデジタルカメラであって、
    前記撮像素子防振ブロックに装着された部材と前記撮像素子防振ブロック外の部材とを電気的に接続するFPCと、
    前記撮像素子防振ブロックに、シャフトが前記撮影光軸と直交する二方向と平行に配置された防振モータと、シャフトが前記撮影光軸と平行に配置された光学要素駆動モータとを備え、
    前記各防振モータ及び光学要素駆動モータの端子と、前記撮像素子防振ブロック外の部材の端子とを前記FPCによって接続したこと、を特徴とするデジタルカメラのモータ配置構造。
  2. 請求項1記載のデジタルカメラのモータ配置構造において、前記撮像素子防振ブロックは、光軸方向から見て略矩形の外形を有していて、前記各猛進モータは前記矩形の一つの角部にシャフトを突き合わせるように配置されていて、前記光学要素駆動モータは前記矩形の他の角部に配置されているデジタルカメラのモータ配置構造。
  3. 請求項1又は2記載のデジタルカメラのモータ配置構造において、前記撮像素子防振ブロックに備えられた光学要素はフォーカシングレンズであり、前記光学要素駆動モータは、前記フォーカシングレンズを撮影光軸に沿って進退駆動するAFモータであるデジタルカメラのモータ配置構造。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項記載のデジタルカメラのモータ配置構造において、撮像素子防振ブロックと撮影光学ブロックとは別個に組み立てられ、組立後に互いに固定されるデジタルカメラのモータ配置構造。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項記載のデジタルカメラのモータ配置構造において、前記撮影光学系はズームレンズであり、前記撮像光学系ブロックにズームレンズが搭載され、該ズームモータの端子と前記FPCとが導通ケーブルで接続されるデジタルカメラのモータ配置構造。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項記載のデジタルカメラのモータ配置構造において、前記各モータの端子は制御端子及び駆動端子であって、撮像素子防振ブロック外の部材は制御回路及び電源回路であることを特徴とするデジタルカメラのモータ配置構造。
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