JP2011204641A - 調光制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具の使用実績から、電力使用量の削減が可能な照明器具の調光レベルを自動的に設定できる調光制御システムを提供する。
【解決手段】調光制御システムは、外部から入力される調光上限値以下の調光範囲で光源14を調光点灯させる複数台の照明器具1と、各照明器具1に個別に調光上限値を出力することによって各照明器具1の調光範囲を個別に制限する調光制御装置2とを備える。調光制御装置2は、所定の集計期間における前記各照明器具1の累積点灯時間を計時するタイマ24と、タイマ24が計時した各照明器具1の累積点灯時間に基づいて、集計期間内での累積点灯時間が長いほど調光上限値が低下するように、各照明器具1に出力する調光上限値を決定する調光レベル決定部21と、調光レベル決定部21で決定された調光上限値を、対応する照明器具1に通信部22から出力させる制御部20とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、調光制御システムに関するものである。
従来、長時間の使用に伴ってランプの表面が汚れることにより、見掛け上の照度が低下するのを抑制した照明制御装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この照明制御装置では、ランプ交換時からの経過時間を計時し、時間が経過するにつれてランプ出力を明るくするように調光することで、見掛け上の照度をほぼ一定に保っている。
また従来、複数台の照明器具と調光制御装置とが調光信号線を介して接続された調光制御システムが提供されている。調光制御装置では、ユーザの調光操作に応じて、制御対象の照明器具に調光信号線を介して調光制御信号を出力し、この調光制御信号が入力された照明器具では、調光制御信号に応じた調光レベルで光源を調光点灯させていた。
この種の調光制御システムでは、ユーザの操作履歴を記録する目的で、各照明器具の全点灯、調光点灯、消灯の情報を蓄積しておくものがあり、蓄積した情報は例えば調光制御装置に保存されている。
特開平9−97683号公報
上述した従来の調光制御システムでは、調光制御装置に保存されたユーザの操作履歴を電力使用量の削減に利用しようとしても、一般のユーザでは、省電力を実現するためにどのような対策をとればよいのか、判断が難しかった。また、操作履歴から省電力を実現するための方策を検討するため、専門的な知識を持たない一般のユーザでは、正しい判断が行えない場合があり、また判断に時間を要するという問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、照明器具の使用実績から、電力使用量の削減が可能な照明器具の調光レベルを自動的に設定できる調光制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の調光制御システムは、外部から入力される調光上限値以下の調光範囲で光源を調光点灯させる複数台の照明器具と、これら照明器具に個別に調光上限値を出力することによって各照明器具の調光範囲を個別に制御する調光制御装置とを備える。この調光制御装置は、使用実績検出部と、調光レベル決定部と、出力部とを備える。使用実績検出部は、所定の集計期間における各照明器具の使用実績を検出し、検出結果をメモリに記憶させる。調光レベル決定部は、メモリに記憶された各照明器具の使用実績に基づいて、集計期間内で多く使用されている照明器具ほど調光上限値が低下するように、各照明器具に出力する調光上限値を決定する。出力部は、調光レベル決定部で決定された調光上限値を、対応する照明器具に出力する。
この調光制御システムにおいて、各照明器具に設置場所を示す属性情報が設定されることも好ましい。この場合、調光レベル決定部は、属性情報が示す設置場所によって、使用実績に応じた調光上限値が異なるように、各照明器具に出力する調光上限値を決定する。
ことを特徴とする。
また、この調光制御システムにおいて、照明器具の使用実績と調光上限値とを対応付けた調光テーブルをユーザが設定するための調光テーブル設定部を備えることも好ましい。この場合、調光レベル決定部は、使用実績検出部が検出した使用実績をもとに調光テーブルを参照して、この照明器具の調光上限値を決定する。
また、使用実績検出部が、集計期間において各照明器具の累積点灯時間を計時するタイマを備え、使用実績として累積点灯時間を検出することも好ましい。
また、使用実績検出部が、集計期間において各照明器具の点灯回数をカウントするカウンタを備え、使用実績として点灯回数を検出することも好ましい。
また、使用実績検出部が、集計期間において各照明器具の累積点灯時間を計時するタイマと、集計期間において各照明器具の点灯回数をカウントするカウンタとを備え、使用実績として累積点灯時間及び点灯回数を検出することも好ましい。
本発明によれば、照明器具の使用実績から、電力使用量の削減が可能な照明器具の調光レベルを自動的に設定することができる。
(a)は実施形態1の調光制御システムを構成する調光制御装置のブロック図、(b)は照明器具のブロック図である。 同上の調光制御システムの概略的なシステム構成図である。 同上の調光制御システムのフローチャートである。 実施形態2の調光制御システムを構成する調光制御装置のブロック図である。 実施形態3の調光制御システムを構成する調光制御装置のブロック図である。 実施形態4の調光制御システムを構成する調光制御装置のブロック図である。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の技術思想を、住宅内に設置された照明器具の調光範囲を制御する調光制御システムに適用した実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図2は調光制御システムの概略的なシステム構成図であり、本システムは、住宅内に設置された複数台の照明器具1と、複数台の照明器具1に通信線3を介して接続された調光制御装置2とを主要な構成として備えている。なお、調光制御装置2は、ゲートウェイ装置(GW)5を介してインターネットのような広域通信網NTに接続されている。
照明器具1は、図1(b)のブロック図に示すように、制御部10と、通信部11と、リモコン通信部12と、点灯回路部13と、光源14とを備える。
点灯回路部13は、制御部10から入力される制御信号に応じて、蛍光灯のような放電灯からなる光源14を点灯又は消灯させるとともに、制御部10から入力される調光信号に応じた調光レベルで光源14を調光点灯させる機能を有している。
通信部11は、調光制御装置2との間で通信を行い、光源14の点灯状態に関わる情報(点灯/消灯の情報や調光点灯時の調光レベルの情報など)を調光制御装置2側へ送信する。また通信部11は、調光制御装置2から送信された調光上限値を受信し、この調光上限値を制御部10に出力する。ここにおいて、各々の照明器具1及び調光制御装置2には個別のアドレスが割り当てられており、照明器具1と調光制御装置2の間でアドレスを用いた通信を行うことによって、送信元及び送信先の機器を識別することができる。尚、本実施形態では照明器具1と調光制御装置2との間で有線通信を行っているが、無線通信で信号の授受を行うにしてもよい。
リモコン通信部12は、リモコン送信機(リモコン)4から送信されたリモコン信号(例えば赤外線のような光信号からなる信号)を受信し、受信したリモコン信号を制御部10に出力する。尚、リモコン送信機4には、対応する照明器具1の点灯/消灯を切り替えるためのスイッチが設けられ、このスイッチをユーザが操作することによって、点灯/消灯を切り替えるリモコン信号が照明器具1に送信される。またリモコン送信機4には、対応する照明器具1の調光レベルを変化させるスイッチが設けられ、このスイッチをユーザが操作することによって、調光レベルを変化させるリモコン信号が照明器具1に送信される。
制御部10は、リモコン通信部12から点灯/消灯を切り替えるリモコン信号が入力されると、点灯回路部13の出力を制御して、光源14を点灯状態から消灯状態へ、或いは、消灯状態から点灯状態へと反転させる。また制御部10は、光源14の点灯時において、リモコン通信部12から調光レベルを変化させるリモコン信号が入力されると、このリモコン信号に応じた調光レベルで光源14を点灯させるように、点灯回路部13の調光出力を制御する。また制御部10は、通信部11から調光上限値が入力されると、光源14の調光範囲が調光上限値以下に制限され、この調光上限値よりも明るい調光レベルでは光源14を点灯させることができないようになっている。
また制御部10は、リモコン信号に応じて光源14の点灯/消灯を切り替えると、光源14の点灯又は消灯を示す情報を通信部11から調光制御装置2へ送信させ、調光点灯時には光源14の調光レベルを示す情報も通信部11から調光制御装置2へ送信させる。
一方、調光制御装置2は、図1(a)のブロック図に示すように、制御部20と、調光レベル決定部21と、通信部22と、データ収集部23と、タイマ24と、メモリ25とを主要な構成として備えている。
通信部22は、通信線3を介して各々の照明器具1との間で通信を行う。
データ収集部23は、通信部22が照明器具1との間で通信を行って得た情報から、各々の照明器具1毎に、光源14の点灯状態に関わる情報(光源14の点灯又は消灯、或いは調光レベル)を収集する。
タイマ24は、データ収集部23が各照明器具1から収集した情報をもとに、所定の集計期間において各照明器具1の光源14が点灯した累積点灯時間を計時し、累積点灯時間の計時結果をメモリ25に記憶させる。集計期間は各照明器具1の使用実績を判断するのに十分な期間であればよい。本実施形態では過去1週間の期間(168時間)を集計期間としているが、集計期間を1ヶ月或いは1年としてもよいし、集計期間を都度変更してもよい。
メモリ25は、各々の照明器具1について、過去の集計期間における累積点灯時間を記憶する。
調光レベル決定部21は、各々の照明器具1について、メモリ25に記憶された各照明器具1の累積点灯時間をもとに、集計期間内で累積点灯時間が長い照明器具ほど調光上限値が低くなるように、各照明器具1の調光上限値を決定する。
制御部20は、各照明器具1に対して、調光レベル決定部21で決定されたこの照明器具1の調光上限値を、通信部22から対応する照明器具1へ送信させる。
次に、この調光制御システムにより各照明器具1の調光上限値を決定する動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
調光制御装置2では、データ収集部23が、通信部22の受信した信号をもとに、各照明器具1から使用実績に関わる情報を収集し(図3のステップS1)、収集した情報をメモリ25に蓄積する。尚、データ収集部23では、使用実績に関わる情報として光源14の点灯状態に関わる情報を

各照明器具1から光源14の制御情報(すなわち光源14の点灯、消灯の情報)を収集している。
タイマ24では、所定の集計期間において各々の照明器具1の累積点灯時間を計時する(ステップS2)。すなわちタイマ24では、集計対象の照明器具1からデータ収集部23が点灯情報を取得した時点より、消灯情報を取得した時点までの時間(点灯時間)を計時し、所定の集計期間内で点灯時間を積算することによって各照明器具1の累積点灯時間を求めている。タイマ24によって計時された各照明器具1の累積点灯時間はメモリ25にテーブルとして記憶される(ステップS3)。下記の表1は、ある集計期間内でメモリ25に記憶された累積点灯時間のテーブルを示し、キッチン照明、玄関照明及び寝室照明の3台の照明器具1について累積点灯時間を計時した結果が記憶されている。尚、メモリ25に記憶される累積点灯時間のデータは、テーブルとして記憶されるものには限られず、各々の照明器具1毎に累積点灯時間の測定値が記憶されていればよい。
Figure 2011204641
調光レベル決定部21は、メモリ25から読み出した各照明器具1の累積点灯時間をもとに、集計期間内での累積点灯時間が長い照明器具ほど調光上限値が低くなるように、各照明器具1に出力する調光上限値を決定する。
照明器具1の累積点灯時間が表1の通りである場合、調光レベル決定部21は、先ず、各々の照明器具1について、集計期間内の総時間に対する累積点灯時間の割合を算出する(ステップS4)。例えばキッチン照明であれば10÷168≒6(%)、玄関照明であれば100÷168≒60(%)、寝室照明であれば20÷168≒12(%)となる。累積点灯時間が長い照明器具ほど、総時間に対する累積点灯時間の割合も大きくなるので、割合の大きい照明器具ほど調光上限値が低くなるように、調光上限値を決定すればよい。
そこで、調光レベル決定部21では、ステップS4で求めた割合の逆数をとり、この値にデフォルト値(例えば50%)を加算することによって、各照明器具1の調光上限値を決定する(ステップS5)。例えばキッチン照明であれば、100÷6+50≒66.7(%)が調光上限値に設定される。玄関照明であれば、100÷60+50≒51.7(%)が調光上限値に設定される。また寝室照明であれば、100÷12+50≒58.3(%)が調光上限値に設定される。尚、照明器具1の累積点灯時間が0時間であった場合、調光レベル決定部21は、この照明器具1の調光上限値を100%に設定する。
調光レベル決定部21によって各照明器具1の調光上限値が決定されると、制御部20は、調光レベル決定部21によって決定された調光上限値を、通信部22から各照明器具1へ送信させる(ステップS6)。
各照明器具1では、調光制御装置2から送信された調光上限値を通信部11で受信すると、制御部10は、光源14を点灯させる際に、受信した調光上限値以下の調光範囲で光源14を調光点灯させるように点灯回路部13の出力を制御する。各照明器具1では、リモコン送信機4を用いて調光レベルを変化させることが可能であるが、調光制御装置2によって決定された調光上限値以下の調光範囲でしか調光点灯させることができず、調光上限値よりも明るい範囲では調光できないようになっている。
上述のように、本システムでは、照明器具の使用実績として累積点灯時間を検出しており、使用実績検出部たるタイマ24が、所定の集計期間における各照明器具1の累積点灯時間を計時し、計時結果をメモリ25に記憶させている。そして、調光レベル決定部21では、使用実績検出部によって検出された各照明器具1の使用実績に基づいて、照明器具1が多く使用されているほど調光上限値が低下するように、各照明器具1に出力する調光上限値を決定している。
これにより、各照明器具1の調光上限値は、所定の集計期間内で多く使用されている照明器具ほど、調光上限値が低くなるように設定される。調光上限値を下げると、調光上限値よりも明るい範囲で調光されなくなるから、電力使用量を抑制することができ、多用されている照明器具ほど調光レベルが低く設定されるので、電力使用量の抑制効果が高まるような調光レベルの設定を自動的に行うことができる。また、ユーザが各照明器具1の使用実績に基づいて調光レベルを判断する場合に比べて、調光レベルの決定を短時間で行え、且つ、電力使用量の抑制効果が高い設定を確実に行うことができる。
さらに、本実施形態では、使用実績検出部としてのタイマ24が、各照明器具1の使用実績として累積点灯時間を計時し、調光レベル決定部21では、累積点灯時間が長い照明器具ほど調光レベルが低くなるように、各照明器具1の調光レベルを決定している。このように、本実施形態では照明器具の使用実績として累積点灯時間を計時しており、照明器具1の点灯及び消灯の情報から累積点灯時間を計時できるので、使用実績を容易に検出することができる。
尚、調光レベル決定部21では、集計期間内の総時間に対する累積点灯時間の割合を求め、この割合の逆数にデフォルト値を加算することで各照明器具1の調光上限値を決定しているが、この演算ロジックとは別の演算ロジックで調光上限値を決定してもよい。また調光レベル決定部21では、調光上限値を決定する演算ロジックをその都度変更してもよい。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図4を参照して説明する。尚、調光制御システムの基本的な構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
調光制御装置2には、照明器具1の累積点灯時間と調光上限値とを対応付けた調光テーブルをユーザが設定するための設定部(調光テーブル設定部)26が設けられている。設定部26としては、調光制御装置2が備える表示モニタ(図示せず)に設定用のGUI画面を表示させ、このGUI画面の案内にしたがってユーザが調光テーブルを設定するものでもよい。また設定部26は、調光テーブルを設定するために設けられた操作スイッチ(図示せず)でもよく、この操作スイッチを操作することで調光テーブルの設定を行ってもよい。
設定部26を用いて設定された調光テーブルでは、累積点灯時間が長くなるほど調光上限値が低下するように、累積点灯時間と調光上限値とが対応付けて設定されている。下記の表2は調光テーブルの一例である。この調光テーブルでは累積点灯時間が20時間未満であれば調光上限値が90%に設定され、20時間以上且つ40時間未満であれば80%に設定される。また、累積点灯時間が40時間以上且つ60時間未満であれば調光上限値が70%に、60時間以上且つ80時間未満であれば60%に、80時間以上であれば50%に設定されている。
Figure 2011204641
そして、調光レベル決定部21では、各照明器具1に出力する調光上限値を決定する際に、メモリ25に記憶された累積点灯時間をもとに、設定部26により設定された調光テーブルを参照して調光上限値を決定する。表1の例ではキッチン照明の照明器具1の累積点灯時間は10時間であるから、調光レベル決定部21は表2の調光テーブルより調光上限値を90%に設定し、この調光上限値を通信部22からキッチン照明の照明器具1に送信させる。キッチン照明の照明器具1では、調光制御装置2から送信された調光上限値により調光範囲が90%以下に設定される。尚、リモコン送信機4を用いて照明器具1の調光レベルを変更することは可能であるが、キッチン照明の照明器具1は調光制御装置2によって調光上限値が90%に設定されているので、90%以下の調光範囲でしか調光レベルを変更させることができない。したがって、キッチン照明の照明器具1を90%よりも高い調光レベルに変化させることはできず、電力使用量を削減することができる。また表1に示された照明器具の中では、玄関照明の累積点灯時間が最も長く、100時間となっている。調光レベル決定部21は、玄関照明の累積点灯時間をもとに調光テーブルを参照して、調光上限値を50%に決定すると、この調光上限値を通信部22から玄関照明の照明器具1に送信し、この照明器具1の調光範囲を50%以下に設定する。
このように、設定部26を用いて設定された調光テーブルでは、累積点灯時間が長くなるほど調光上限値が低下するように、累積点灯時間と調光上限値とが対応付けて設定されている。そして、調光レベル決定部21では、メモリ25に記憶された各照明器具1の累積点灯時間をもとに、調光テーブルを参照して各照明器具1に出力する調光上限値を決定する。
これにより、累積点灯時間の長い照明器具ほど調光上限値が低くなるように、調光上限値が設定される。調光上限値を下げれば使用電力量も低減されるから、長い時間使用される照明器具ほど調光上限値を低下させることによって、使用電力量の抑制効果を高めることができる。
また表1の集計結果が得られた後にキッチン照明が長時間点灯されて、集計期間内(例えば過去1週間内)でのキッチン照明の累積点灯時間が40時間以上になると(例えば55時間)、調光レベル決定部21は、調光テーブルの設定を参照して、キッチン照明の調光上限値を70%に決定する。この場合、キッチン照明の照明器具1では調光上限値が90%から70%に低減され、リモコン送信機4を用いても70%以上の調光レベルに変化させることができず、調光レベルが70%以下に制限されるから、電力使用量の低減効果が向上する。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について説明を行う。尚、調光制御システムの基本的なシステム構成は実施形態2と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述の実施形態1,2では、照明器具1の設置場所に関係無く、所定の集計期間内での累積点灯時間が長いほど調光上限値が低下するように、各照明器具1の調光レベルが設定されている。ところで、累積点灯時間が長い照明器具ほど調光上限値を低下させるように調光上限値が設定されると、照明器具の設置場所によっては使い勝手が悪い場合も発生する。例えば浴室照明の場合、住居人が入浴する際に浴室照明を点灯させるため、毎日一定時間以上点灯し、それによって累積点灯時間が毎日一定時間以上増加することになる。そのため、他の設置場所にある照明器具1と同じ割合で、累積点灯時間に応じて調光上限値を低下させると、累積点灯時間の増加に伴って浴室照明の調光上限値が暗くなりすぎるという問題があった。
そこで、本実施形態の調光制御システムでは照明器具1の設置場所に応じて、累積点灯時間に応じた調光上限値の変化度合いを異ならせており、累積点灯時間の増加に伴って調光上限値が低下させられたとしても、設置場所で必要な照度が確保できるようにしている。
この調光制御システムでは、各照明器具1に自身の設置場所を示す属性情報が予め設定されている。
また設定部26を用いて、累積点灯時間と調光上限値とを対応付けた調光テーブルが設定されるのであるが、本システムでは照明器具の設置場所毎に累積点灯時間と調光上限値とを対応付けた調光テーブルをそれぞれ設定してある。下記の表3は、設置場所を示す属性情報が「浴室」である場合の調光テーブルを示している。この調光テーブルでは、累積点灯時間が60時間未満であれば調光上限値が90%に設定され、累積点灯時間が60時間以上であれば調光上限値が85%に設定されている。
Figure 2011204641
そして、調光レベル決定部21では、各照明器具1の調光上限値を決定する際に、先ず、設定対象の照明器具1から、この照明器具1に予め割り当てた属性情報を読み取るとともに、メモリ25からこの照明器具1の累積点灯時間を読み出す。次に調光レベル決定部21は、この照明器具1の属性情報、すなわち照明器具1の設置場所に対応した調光テーブルを設定部26から選択する。そして、調光レベル決定部21は、メモリ25から読み出した累積点灯時間をもとに、設置場所に対応した調光テーブルを参照して、累積点灯時間に応じた調光上限値を決定する。例えば浴室照明の累積点灯時間が88時間であるとすると、調光レベル決定部21は、表3の調光テーブルから調光上限値を85%に設定する。そして、調光レベル決定部21で決定された調光上限値は、通信部22から浴室照明の照明器具1に送信される。浴室照明の照明器具1では、調光制御装置2から送信された調光上限値によって調光範囲が決定され、この場合は調光範囲の上限値が85%に設定される。
ここで、照明器具1の設置場所に関係無く、1つの調光テーブル(例えば表2の調光テーブル)で各照明器具1の調光上限値が決定される場合、浴室照明の累積点灯時間が88時間であれば、その調光上限値は50%に設定される。それに対して、本実施形態では照明器具1の設置場所毎に別個の調光テーブルが用意されており、浴室照明に対しては表3の調光テーブルが用意されている。したがって、浴室照明の累積点灯時間が88時間であっても調光上限値は85%となり、浴室内で十分な明るさを確保できる。
このように、設置場所毎に累積点灯時間に対する調光上限値の設定を異ならせているので、照明器具の設置場所に合わせて、累積点灯時間に応じた調光度合いを変化させることができる。したがって、設置場所によって必要な明るさが異なる場合でも、各々の設置場所で必要とされる照度を十分に確保することができる。
尚、本システムでは照明器具1の設置場所毎に累積点灯時間と調光上限値とを対応付けた調光テーブルが設定されているが、複数の調光テーブルのうち、少なくとも1つは、累積点灯時間が長いほど調光上限値が低くなるように設定されていればよい。また、設置場所によっては累積点灯時間に関係無く一定の明るさが必要な場所もあるので、このような設置場所に対応した調光テーブルでは、累積点灯時間に関係無く調光上限値が一定に設定されていればよい。
また、本システムでは調光レベル決定部21が、各照明器具1の累積点灯時間をもとに、設置場所に応じた調光テーブルを参照して、調光上限値を決定しているが、実施形態1で説明したような演算ロジックで調光上限値を決定してもよい。すなわち、照明器具1の設置場所に応じて異なる演算ロジックを用意しておき、調光レベル決定部21が、照明器具の設置場所に応じた演算ロジックを選択し、この照明器具の使用実績をもとに、調光上限値を演算により求めてもよい。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図5に基づいて説明する。上述した実施形態1〜3では、各照明器具の使用実績として累積点灯時間を検出しているのに対して、本実施形態では、所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数を使用実績として検出している。尚、調光制御システムの構成は実施形態1〜3と略同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
調光制御装置2では、タイマ24の代わりに、所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数をカウントするカウンタ27を備えている。カウンタ27は、データ収集部23が各照明器具1から収集した点灯/消灯の情報をもとに、所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数をカウントする。カウンタ27では、各々の照明器具1について、所定の集計期間における点灯回数のカウント値をメモリ25に記憶させる。なお、カウンタ27は、所定の集計期間内であれば点灯回数のカウントを継続して行うものとする。下記の表4は、ある集計期間内で3台の照明器具1について点灯回数をカウントした結果を示しており、キッチン照明の点灯回数は5回、玄関照明の点灯回数は30回、寝室照明の点灯回数は10回となっている。集計期間は各照明器具1の使用実績を判断するのに十分な期間であればよい。本実施形態では過去1週間の期間(168時間)を集計期間としているが、集計期間を1ヶ月或いは1年としてもよいし、集計期間を都度変更してもよい。
Figure 2011204641
また調光制御装置2には、照明器具1の点灯回数と調光上限値とを対応付けた調光テーブルをユーザが設定するための設定部26が設けられている。
設定部26を用いて設定された調光テーブルでは、集計期間内での点灯回数が多いほど調光上限値が低下するように、点灯回数と調光上限値とが対応付けて設定されている。下記の表5は調光テーブルの一例である。この調光テーブルでは点灯回数が5回未満であれば調光上限値が90%、5回以上且つ10回未満であれば80%、10回以上且つ15回未満であれば70%、15回以上且つ20回未満であれば60%、20回以上であれば50%に設定されている。
Figure 2011204641
そして、調光レベル決定部21では、各照明器具1に出力する調光上限値を決定する際に、メモリ25に記憶された点灯回数をもとに、設定部26により設定された調光テーブルを参照して調光上限値を決定する。表4の例では寝室照明の点灯回数は10回であるから、調光レベル決定部21は表5の調光テーブルより調光上限値を70%に設定し、この調光上限値が通信部22から寝室照明の照明器具1に送信される。寝室照明の照明器具1では、調光制御装置2から送信された信号により調光上限値が70%に設定される。尚、リモコン送信機4を用いて照明器具1の調光レベルを変更することは可能であるが、寝室照明の照明器具1は調光制御装置2によって調光上限値が70%に設定されているので、70%以下の調光範囲でしか調光レベルを変更させることができない。したがって、キッチン照明の照明器具1を70%よりも高い調光レベルに変化させることはできず、電力使用量を削減することができる。
また表4の集計結果では、玄関照明の点灯回数が最も多く、30回となっている。調光レベル決定部21は、玄関照明の点灯回数をもとに調光テーブルを参照して、調光上限値を50%に決定すると、この調光上限値を通信部22から玄関照明の照明器具1に送信し、この照明器具1の調光レベルを50%に設定する。
また表4の集計結果が得られた後も寝室照明の点灯/消灯が繰り返されて、集計期間内での寝室照明の点灯回数が20回以上になると(例えば22回)、調光レベル決定部21は、調光テーブルの設定を参照して、寝室照明の調光上限値を50%に決定する。この場合、寝室照明の調光上限値が70%から50%に低減させられ、リモコン送信機4を用いても50%以上の調光レベルに変化させることはできず、調光レベルが50%以下に制限されるので、電力使用量の抑制効果を高めることができる。
上述のように、本システムでは、照明器具の使用実績として点灯回数を検出しており、使用実績検出部たるカウンタ27が、所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数をカウントしている。そして、調光レベル決定部21では、使用実績検出部によって検出された各照明器具1の使用実績に基づいて、照明器具1が多く使用されているほど調光上限値が低下するように、各照明器具1に出力する調光上限値を決定している。
これにより、各照明器具1の調光上限値は、所定の集計期間内で多く使用されている照明器具ほど、調光上限値が低くなるように設定される。調光上限値を下げると、その分だけ電力使用量も低減されるが、多用されている照明器具ほど調光上限値が低く設定されるので、電力使用量の低減効果が高まるような調光上限値の設定を自動的に行うことができる。また、ユーザが各照明器具1の使用実績に基づいて調光上限値を判断する場合に比べて、調光上限値の決定を短時間で行え、且つ、電力使用量の低減効果が高い設定を確実に行うことができる。
さらに、本実施形態では、使用実績検出部としてのカウンタ27が、各照明器具1の使用実績として点灯回数をカウントし、調光レベル決定部21では、点灯回数が多いほど調光上限値が低くなるように、各照明器具1の調光上限値を決定している。このように、本実施形態では照明器具の使用実績として点灯回数をカウントしており、照明器具1の点灯及び消灯の情報から点灯回数をカウントできるので、使用実績を容易に検出することができる。
ところで、本実施形態では調光レベル決定部21が、所定の集計期間内の点灯回数をもとに、点灯回数と調光上限値とが対応付けて設定された調光テーブルを参照して、調光上限値を決定しているが、以下に説明する演算ロジックで調光上限値を決定してもよい。
各照明器具1の点灯回数が表4の通りである場合、調光レベル決定部21は、所定の集計期間において宅内にある全ての照明器具1が点灯した回数の総和(以下、総点灯回数という。)を求めた後、総点灯回数に対する、各照明器具1の点灯回数の割合を求める。例えばキッチン照明であれば5÷(5+30+10)≒11.1(%)、玄関照明であれば30÷45≒66.7(%)、寝室照明であれば10÷45≒22.2(%)となる。点灯回数が多い照明器具ほど、総点灯回数に対する点灯回数の割合も大きくなるので、割合の大きい照明器具ほど調光上限値が低くなるように、調光上限値を決定すればよい。
そこで、調光レベル決定部21では、各々の照明器具1について総点灯回数に対する点灯回数の割合を求めた後、この割合の逆数を求め、この値にデフォルト値(例えば50%)を加算することによって、各照明器具1の調光上限値を決定する。例えばキッチン照明であれば、100÷11.1+50≒59(%)が調光上限値に設定される。玄関照明であれば、100÷66.7+50≒51.5(%)が調光上限値に設定される。また寝室照明であれば、100÷22.2+50≒54.5(%)が調光上限値に設定される。尚、集計期間において照明器具1の点灯回数が0回であった場合、調光レベル決定部21は、この照明器具1の調光上限値を100%に設定する。
調光レベル決定部21によって各照明器具1の調光上限値が決定されると、制御部20は、調光レベル決定部21によって決定された調光上限値を、通信部22から各照明器具1へ送信させる。
各照明器具1では、調光制御装置2から送信された調光上限値を通信部11で受信すると、制御部10は、光源14を点灯させる際に、調光上限値以下の調光レベルで光源14を点灯させるように点灯回路部13の出力を制御する。各照明器具1では、リモコン送信機4を用いて調光レベルを変化させることが可能であるが、調光制御装置2によって決定された調光上限値以下に調光範囲が制限されるので、この調光上限値よりも明るい範囲では調光することができず、電力使用量の抑制を図ることができる。
尚、調光レベル決定部21では、集計期間内の総点灯回数に対する、各照明器具1の点灯回数の割合を求め、この割合の逆数にデフォルト値を加算することで調光上限値を決定しているが、この演算ロジックとは別の演算ロジックで調光上限値を決定してもよい。また調光レベル決定部21では、調光上限値を決定する演算ロジックをその都度変更してもよい。
(実施形態5)
本発明の実施形態5を図6に基づいて説明する。各照明器具の使用実績として実施形態1〜3では累積点灯時間を検出し、実施形態4では点灯回数を検出しているのに対して、本実施形態では、使用実績として累積点灯時間と点灯回数の両方を検出している。尚、調光制御システムの構成は実施形態1〜4と略同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
調光制御装置2では、所定の集計期間における各照明器具1の累積点灯時間を計時するタイマ24と、所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数をカウントするカウンタ27を両方共に備えている。タイマ24は、データ収集部23が各照明器具1から収集した点灯/消灯の情報をもとに、所定の集計期間における各照明器具1の累積点灯時間を計時する。またカウンタ27は、データ収集部23が各照明器具1から収集した点灯/消灯の情報をもとに、所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数をカウントする。タイマ24によって計時された各照明器具1の累積点灯時間、並びに、カウンタ27によってカウントされた各照明器具1の点灯回数はそれぞれメモリ25に記憶される。
また調光制御装置2には、照明器具1の累積点灯時間並びに点灯回数と調光上限値とを対応付けた調光テーブルをユーザが設定するための設定部26が設けられている。
設定部26を用いて設定された調光テーブルでは、累積点灯時間が長いほど、或いは、点灯回数が多いほど、調光上限値が低下するように、累積点灯時間及び点灯回数と調光上限値とが対応付けて設定されている。下記の表6はこのような調光テーブルの一例である。
Figure 2011204641
そして、調光レベル決定部21では、各照明器具1の調光上限値を決定する際に、メモリ25に記憶された累積点灯時間および点灯回数をもとに、設定部26により設定された調光テーブルを参照して調光上限値を決定する。例えば子供部屋に設置された照明器具1の累積点灯時間が50時間、点灯回数が17回であれば、調光レベル決定部21は、この照明器具1の調光上限値を65%に設定し、この調光上限値が通信部22から子供部屋の照明器具1に送信される。子供部屋の照明器具1では、調光制御装置2から送信された調光上限値により調光範囲の最大値が65%に設定される。尚、リモコン送信機4を用いて照明器具1の調光レベルを変更することは可能であるが、子供部屋の照明器具1は調光制御装置2によって調光上限値が65%に設定されているので、65%以下の範囲でしか調光レベルを変更させることができない。したがって、子供部屋の照明器具1を65%よりも高い調光レベルに変化させることはできず、電力使用量を削減することができる。
上述のように、本システムでは、照明器具の使用実績として累積点灯時間と点灯回数の両方を検出している。すなわち、タイマ24が所定の集計期間における各照明器具1の累積点灯時間を計時するとともに、カウンタ27が所定の集計期間における各照明器具1の点灯回数をカウントしている。そして、調光レベル決定部21では、使用実績検出部によって検出された各照明器具1の使用実績(累積点灯時間および点灯回数)に基づいて、照明器具1が多く使用されているほど調光上限値が低下するように、各照明器具1に出力する調光上限値を決定している。
これにより、各照明器具1の調光上限値は、所定の集計期間内で多く使用されている照明器具ほど、調光上限値が低くなるように設定される。調光上限値を下げると、その分だけ電力使用量も低減されるが、多用されている照明器具ほど調光上限値が低く設定されるので、電力使用量の低減効果が高まるような調光上限値の設定を自動的に行うことができる。また、ユーザが各照明器具1の使用実績に基づいて調光上限値を判断する場合に比べて、調光上限値の決定を短時間で行え、且つ、電力使用量の低減効果が高い設定を確実に行うことができる。しかも、調光レベル決定部21では、累積点灯時間と点灯時間の両方から照明器具1の使用実績を判断しているので、累積点灯時間だけから使用実績を判断する場合や、点灯回数だけから使用実績を判断する場合に比べて、使用実績の判断をより正確に行うことができる。
尚、調光レベル決定部21が、実施形態1又は4で説明したような演算ロジックを用いて、累積点灯時間及び点灯回数の両方から調光上限値を決定してもよいことは言うまでもない。
1 照明器具
2 調光制御装置
14 光源
20 制御部(出力部)
21 調光レベル決定部
22 通信部(出力部)
24 タイマ(使用実績検出部)
25 メモリ
26 設定部(調光テーブル設定部)
27 カウンタ(使用実績検出部)

Claims (6)

  1. 外部から入力される調光上限値以下の調光範囲で光源を調光点灯させる複数台の照明器具と、
    これら照明器具に個別に調光上限値を出力することによって前記各照明器具の調光範囲を個別に制御する調光制御装置とを備え、
    この調光制御装置は、
    所定の集計期間における前記各照明器具の使用実績を検出して検出結果をメモリに記憶させる使用実績検出部と、
    前記メモリに記憶された前記各照明器具の使用実績に基づいて、前記集計期間内で多く使用されている照明器具ほど調光上限値が低下するように、前記各照明器具に出力する調光上限値を決定する調光レベル決定部と、
    この調光レベル決定部で決定された調光上限値を、対応する前記照明器具に出力する出力部とを備えたことを特徴とする調光制御システム。
  2. 前記各照明器具に設置場所を示す属性情報が設定され、
    前記調光レベル決定部は、前記属性情報が示す設置場所によって、使用実績に応じた調光上限値が異なるように、前記各照明器具に出力する調光上限値を決定することを特徴とする請求項1記載の調光制御システム。
  3. 前記照明器具の使用実績と調光上限値とを対応付けた調光テーブルをユーザが設定するための調光テーブル設定部を備え、
    前記調光レベル決定部は、前記使用実績検出部が検出した使用実績をもとに前記調光テーブルを参照して、この照明器具の調光上限値を決定することを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の調光制御システム。
  4. 前記使用実績検出部が、前記集計期間において前記各照明器具の累積点灯時間を計時するタイマを備え、前記使用実績として累積点灯時間を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載に調光制御システム。
  5. 前記使用実績検出部が、前記集計期間において前記各照明器具の点灯回数をカウントするカウンタを備え、前記使用実績として点灯回数を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載に調光制御システム。
  6. 前記使用実績検出部が、前記集計期間において前記各照明器具の累積点灯時間を計時するタイマと、前記集計期間において前記各照明器具の点灯回数をカウントするカウンタとを備え、前記使用実績として累積点灯時間及び点灯回数を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載に調光制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018206690A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 東芝ライテック株式会社 照明器具および照明システム

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