JP2011200311A - 放射線画像撮影管理装置、放射線画像撮影システム、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することのできる放射線画像撮影管理装置、放射線画像撮影システム、およびプログラムを得る。
【解決手段】CPU104により、電子カセッテ32を特定するためのID情報および当該電子カセッテ32の設置位置を示す位置情報を関連付けてHDD110により記憶しておき、新たに用いられる電子カセッテ32のID情報および位置情報が操作パネル102を介して受け付けられた場合の、当該受け付けられた位置情報に関連付けられてHDD110に記憶されている、当該受け付けられたID情報を除くID情報の数が予め定められた上限値以上になっている場合、および撤去される電子カセッテ32のID情報および位置情報が受け付けられた場合の、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されているID情報の数が予め定められた下限値以下になっている場合に警告を報知する。
【選択図】図4

Description

本発明は、放射線画像撮影管理装置、放射線画像撮影システム、およびプログラムに係り、特に、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置の管理を行う放射線画像撮影管理装置、放射線画像撮影システム、およびプログラムに関する。
近年、TFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板上に放射線感応層を配置し、放射線を直接デジタルデータに変換できるFPD(Flat Panel Detector)等の放射線検出器が実用化されており、この放射線検出器を用いて、照射された放射線により表わされる放射線画像を撮影する可搬型放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」ともいう。)が実用化されている。なお、上記電子カセッテに用いられる放射線検出器には、放射線を変換する方式として、放射線をシンチレータで光に変換した後にフォトダイオード等の半導体層で電荷に変換する間接変換方式や、放射線をアモルファスセレン等の半導体層で電荷に変換する直接変換方式等があり、各方式でも半導体層に使用可能な材料が種々存在する。
ところで、以上のような電子カセッテを含めた放射線画像撮影装置により、当該放射線画像撮影装置を装着可能に構成された撮影台を用いて放射線画像の撮影を行う場合、すでに放射線画像撮影装置が装着されているはずの撮影台に対して、他の放射線画像撮影装置が装着されてしまう場合がある。例えば、放射線画像撮影装置に内蔵された充電池を充電するために当該放射線画像撮影装置を撮影台から取り外している間に他の放射線画像撮影装置が当該撮影台に装着されてしまう場合等である。
この場合、放射線画像撮影装置による撮影動作を制御装置により制御する場合には、実際には装着されていない放射線画像撮影装置に対して撮影を行うように制御してしまう結果、不要な撮影を行ってしまう場合があった。
この問題を解決するために適用できる技術として、特許文献1には、被写体を透過した放射線を撮影する放射線撮影システムであって、光電変換部を有し、被写体を透過した放射線を撮影するための少なくとも1つのカセッテ型撮影装置と、前記カセッテ型撮影装置を着脱自在に保持する保持部を有する少なくとも1つの撮影台と、前記カセッテ型撮影装置と前記保持部との組み合わせにより構成される撮影システムを特定するシステム情報に基づいて動作する制御装置と、を備えることを特徴とする放射線撮影システムが開示されている。
特開2002−336225号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、カセッテ型撮影装置(放射線画像撮影装置)が保持部に保持されたことを検出する検出手段、および当該検出手段による検出結果を示す情報を、カセッテ型撮影装置を制御する制御装置に送信する送信手段を、撮影台または保持部に設ける必要がある、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することのできる放射線画像撮影管理装置、放射線画像撮影システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の放射線画像撮影管理装置は、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置を特定するための特定情報および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報を関連付けて記憶する記憶手段と、新たに用いられる前記放射線画像撮影装置、および撤去される前記放射線画像撮影装置の少なくとも一方の前記特定情報および前記位置情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって新たに用いられる前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている、当該受け付けられた前記特定情報を除く前記特定情報の数が予め定められた上限値以上になっているか否かの判定、および前記受付手段によって撤去される前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報の数が予め定められた下限値以下になっているか否かの判定の少なくとも一方の判定を行う判定手段と、前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合、および前記下限値以下になっていると判定された場合に警告を報知する報知手段と、を備えている。
請求項1に記載の放射線画像撮影管理装置によれば、記憶手段により、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置を特定するための特定情報および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報が関連付けられて記憶される。
また、本発明では、受付手段により、新たに用いられる前記放射線画像撮影装置、および撤去される前記放射線画像撮影装置の少なくとも一方の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられる。
ここで、本発明では、判定手段により、前記受付手段によって新たに用いられる前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている、当該受け付けられた前記特定情報を除く前記特定情報の数が予め定められた上限値以上になっているか否かの判定、および前記受付手段によって撤去される前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報の数が予め定められた下限値以下になっているか否かの判定の少なくとも一方の判定が行われる。
そして、本発明では、前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合、および前記下限値以下になっていると判定された場合に報知手段によって警告が報知される。なお、上記報知手段による報知には、可視表示による報知、永久可視表示による報知、および可聴表示による報知が含まれる。
このように、請求項1に記載の放射線画像撮影管理装置によれば、放射線画像撮影装置を特定するための特定情報および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報を関連付けて記憶しておき、新たに用いられる放射線画像撮影装置の特定情報および位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されている、当該受け付けられた特定情報を除く特定情報の数が予め定められた上限値以上になっている場合、および撤去される放射線画像撮影装置の特定情報および位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されている特定情報の数が予め定められた下限値以下になっている場合の少なくとも一方の場合に警告を報知しているので、新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合に、前記受付手段によって受け付けられた前記位置情報と共に受け付けられた前記特定情報に、当該位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報を更新する更新手段をさらに備えてもよい。これにより、新たに用いられる放射線画像撮影装置を優先して用いることが可能となり、より利便性を向上させることができる。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、同一の設置位置において複数の前記放射線画像撮影装置により撮影を行う場合に、当該複数の放射線画像撮影装置の全てに対して撮影を行うように指示する撮影指示手段をさらに備えてもよい。これにより、一度の撮影によって確実に放射線画像の撮影を行うことができる結果、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置が新たに用いられることを検出する第1検出手段をさらに備え、前記受付手段が、前記第1検出手段によって前記放射線画像撮影装置が新たに用いられることが検出された場合に当該放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報を受け付けてもよい。これにより、自動的に前記特定情報および前記位置情報が受け付けられる結果、より利便性を向上させることができる。
特に、請求項4に記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、前記第1検出手段が、前記放射線画像撮影装置の電源スイッチが投入されたこと、および前記放射線画像撮影装置との通信が可能となったことの少なくとも一方を検出することによって当該放射線画像撮影装置が新たに用いられることを検出してもよい。これにより、放射線画像撮影装置の電源スイッチを投入するという自然な行動や、放射線画像撮影装置との通信が可能となるという自然な状態のみに応じて前記特定情報および前記位置情報が受け付けられるようにすることができる。
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置が撤去されることを検出する第2検出手段をさらに備え、前記受付手段が、前記第2検出手段によって前記放射線画像撮影装置が撤去されることが検出された場合に当該放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報を受け付けてもよい。これにより、自動的に前記特定情報および前記位置情報が受け付けられる結果、より利便性を向上させることができる。
特に、請求項6に記載の発明は、請求項7に記載の発明のように、前記第2検出手段が、前記放射線画像撮影装置の電源スイッチがオフ状態とされたこと、および前記放射線画像撮影装置との通信ができなくなったことの少なくとも一方を検出することによって当該放射線画像撮影装置が撤去されることを検出してもよい。これにより、放射線画像撮影装置の電源スイッチをオフ状態にするという自然な行動や、放射線画像撮影装置との通信ができなくなるという自然な状態のみに応じて前記特定情報および前記位置情報が受け付けられるようにすることができる。
また、本発明は、請求項8に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置により撮影を行う際に、当該放射線画像撮影装置に対して撮影を行うことを示す情報を提示するように指示する提示指示手段をさらに備えてもよい。これにより、撮影を行う放射線画像撮影装置が特定しやすくなる結果、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
さらに、本発明は、請求項9に記載の発明のように、前記受付手段が、前記放射線画像撮影装置から前記特定情報および前記位置情報を直接受け付けてもよい。これにより、より利便性を向上させることができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項10に記載の放射線画像撮影システムは、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の放射線画像撮影管理装置と、前記放射線画像撮影管理装置により管理対象とされる放射線画像撮影装置と、を含んでいる。
請求項10に記載の放射線画像撮影システムによれば、本発明の放射線画像撮影管理装置により、放射線画像撮影装置が管理される。
このように、請求項10に記載の放射線画像撮影システムによれば、本発明の放射線画像撮影管理装置によって放射線画像撮影装置が管理されるので、当該放射線画像撮影管理装置と同様に、新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項11に記載のプログラムは、コンピュータを、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置を特定するための特定情報および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報を関連付けて記憶する記憶手段と、新たに用いられる前記放射線画像撮影装置、および撤去される前記放射線画像撮影装置の少なくとも一方の前記特定情報および前記位置情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって新たに用いられる前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている、当該受け付けられた前記特定情報を除く前記特定情報の数が予め定められた上限値以上になっているか否かの判定、および前記受付手段によって撤去される前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報の数が予め定められた下限値以下になっているか否かの判定の少なくとも一方の判定を行う判定手段と、前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合、および前記下限値以下になっていると判定された場合に警告を報知する報知手段と、として機能させるためのものである。
従って、本発明によれば、コンピュータを請求項1に記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1に記載の発明と同様に、新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
本発明の放射線画像撮影管理装置、放射線画像撮影システム、およびプログラムによれば、新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することができる、という効果が得られる。
実施の形態に係る放射線情報システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影システムの放射線撮影室における各装置の配置状態の一例を示す側面図である。 実施の形態に係る電子カセッテの内部構成を示す透過斜視図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影システムの電気系の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る電子カセッテ管理情報のデータ構成の一例を示す模式図である。 実施の形態に係る電子カセッテ管理処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る登録画面の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る第1警告画面の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る削除画面の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る第2警告画面の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る初期情報入力画面の一例を示す概略図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明を、病院における放射線科部門で取り扱われる情報を統括的に管理するシステムである放射線情報システムに適用した場合の形態例について説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る放射線情報システム(以下、「RIS(Radiology Information System)」と称する。)10の構成について説明する。
RIS10は、放射線科部門内における、診療予約、診断記録等の情報管理を行うためのシステムであり、病院情報システム(以下、「HIS(Hospital Information System)」と称する。)の一部を構成する。
RIS10は、複数台の撮影依頼端末装置(以下、「端末装置」と称する。)12、RISサーバ14、および病院内の放射線撮影室(あるいは手術室)の個々に設置された放射線画像撮影システム(以下、「撮影システム」と称する。)18を有しており、これらが有線や無線のLAN(Local Area Network)等から成る病院内ネットワーク16に各々接続されて構成されている。なお、RIS10は、同じ病院内に設けられたHISの一部を構成しており、病院内ネットワーク16には、HIS全体を管理するHISサーバ(図示省略。)も接続されている。
端末装置12は、医師や放射線技師が、診断情報や施設予約の入力、閲覧等を行うためのものであり、放射線画像の撮影依頼や撮影予約もこの端末装置12を介して行われる。各端末装置12は、表示装置を有するパーソナル・コンピュータを含んで構成され、RISサーバ14と病院内ネットワーク16を介して相互通信が可能とされている。
一方、RISサーバ14は、各端末装置12からの撮影依頼を受け付け、撮影システム18における放射線画像の撮影スケジュールを管理するものであり、データベース14Aを含んで構成されている。
データベース14Aは、患者(被検者)の属性情報(氏名、性別、生年月日、年齢、血液型、体重、患者ID(Identification)等)、病歴、受診歴、過去に撮影した放射線画像等の患者に関する情報、撮影システム18で用いられる、後述する電子カセッテ32の識別番号(ID情報)、型式、サイズ、感度、使用可能な撮影部位(対応可能な撮影依頼の内容)、使用開始年月日、使用回数等の電子カセッテ32に関する情報、および電子カセッテ32を用いて放射線画像を撮影する環境、すなわち、電子カセッテ32を使用する環境(一例として、放射線撮影室や手術室等)を示す環境情報を含んで構成されている。
撮影システム18は、RISサーバ14からの指示に応じて医師や放射線技師の操作により放射線画像の撮影を行う。撮影システム18は、放射線源130(図2も参照。)から曝射条件に従った線量とされた放射線X(図3も参照。)を被検者に照射する放射線発生装置34と、被検者の撮影対象部位を透過した放射線Xを吸収して電荷を発生し、発生した電荷量に基づいて放射線画像を示す画像情報を生成する放射線検出器60(図3も参照。)を内蔵する電子カセッテ32と、電子カセッテ32に内蔵されているバッテリを充電するクレードル40と、電子カセッテ32,放射線発生装置34,およびクレードル40を制御するコンソール42と、を備えている。
コンソール42は、RISサーバ14からデータベース14Aに含まれる各種情報を取得して後述するHDD110(図4参照。)に記憶し、当該情報に基づいて、電子カセッテ32,放射線発生装置34,およびクレードル40の制御を行う。
図2には、本実施の形態に係る撮影システム18の放射線撮影室44における各装置の配置状態の一例が示されている。
同図に示すように、放射線撮影室44には、立位での放射線撮影を行う際に用いられる立位台45と、臥位での放射線撮影を行う際に用いられる臥位台46とが設置されており、立位台45の前方空間は立位での放射線撮影を行う際の被検者の撮影位置48とされ、臥位台46の上方空間は臥位での放射線撮影を行う際の被検者の撮影位置50とされている。
立位台45には電子カセッテ32を保持する保持部150が設けられており、立位での放射線画像の撮影を行う際には、電子カセッテ32が保持部150に保持される。同様に、臥位台46には電子カセッテ32を保持する保持部152が設けられており、臥位での放射線画像の撮影を行う際には、電子カセッテ32が保持部152に保持される。
また、放射線撮影室44には、単一の放射線源130からの放射線によって立位での放射線撮影も臥位での放射線撮影も可能とするために、放射線源130を、水平な軸回り(図2の矢印A方向)に回動可能で、鉛直方向(図2の矢印B方向)に移動可能で、さらに水平方向(図2の矢印C方向)に移動可能に支持する支持移動機構52が設けられている。ここで、支持移動機構52は、放射線源130を水平な軸回りに回動させる駆動源と、放射線源130を鉛直方向に移動させる駆動源と、放射線源130を水平方向に移動させる駆動源を各々備えている(何れも図示省略。)。
一方、クレードル40には、電子カセッテ32を収納可能な収容部40Aが形成されている。
電子カセッテ32は、未使用時にはクレードル40の収容部40Aに収納された状態で内蔵されているバッテリに充電が行われ、放射線画像の撮影時には放射線技師等によってクレードル40から取り出され、撮影姿勢が立位であれば立位台45の保持部150に保持され、撮影姿勢が臥位であれば臥位台46の保持部152に保持される。
ここで、本実施の形態に係る撮影システム18では、放射線発生装置34とコンソール42との間、および電子カセッテ32とコンソール42との間で、無線通信によって各種情報の送受信を行う。
なお、電子カセッテ32は、立位台45の保持部150や臥位台46の保持部152で保持された状態のみで使用されるものではなく、その可搬性から、保持部に保持されていない状態(以下、「フリー状態」と称する。)で使用することもできる。
図3には、本実施の形態に係る電子カセッテ32の内部構成が示されている。
同図に示すように、電子カセッテ32は、放射線Xを透過させる材料からなる筐体54を備えており、防水性、密閉性を有する構造とされている。電子カセッテ32は、手術室等で使用されるとき、血液やその他の雑菌が付着するおそれがある。そこで、電子カセッテ32を防水性、密閉性を有する構造として、必要に応じて殺菌洗浄することにより、1つの電子カセッテ32を繰り返し続けて使用することができる。
筐体54の内部には、放射線Xが照射される筐体54の照射面56側から、被検者による放射線Xの散乱線を除去するグリッド58、被検者を透過した放射線Xを検出する放射線検出器60、および放射線Xのバック散乱線を吸収する鉛板62が順に配設されている。なお、筐体54の照射面56をグリッド58として構成してもよい。
また、筐体54の内部の一端側には、マイクロコンピュータを含む電子回路および充電可能で、かつ着脱可能なバッテリ96Aを収容するケース31が配置されている。放射線検出器60および電子回路は、ケース31に配置されたバッテリ96Aから供給される電力によって作動する。ケース31内部に収容された各種回路が放射線Xの照射に伴って損傷することを回避するため、ケース31の照射面56側には鉛板等を配設しておくことが望ましい。なお、本実施の形態に係る電子カセッテ32は、照射面56の形状が長方形とされた直方体とされており、その長手方向一端部にケース31が配置されている。
また、筐体54の外壁の所定位置には、電源スイッチ54Aと、当該電源スイッチ54Aのオン・オフの状態(投入状態)、‘レディ状態’,‘データ送信中’といった動作モード、バッテリ96Aの残容量の状態等の電子カセッテ32の動作状態を示す表示を行う表示部56Aとが設けられている。なお、本実施の形態に係る電子カセッテ32では、表示部56Aとして、発光ダイオードを適用しているが、これに限らず、発光ダイオード以外の発光素子や、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の他の表示手段としてもよい。
さらに、筐体54の外壁の所定位置には、電子カセッテ32を移動させる際に把持される把手54Bが設けられている。なお、本実施の形態に係る電子カセッテ32では、把手54Bが筐体54における照射面56の長手方向に延設された側壁の中央部に設けられているが、これに限らず、例えば、照射面56の短手方向に延設された側壁の中央部、これら側壁の中央部より電子カセッテ32の重心位置の偏りを考慮した距離だけ偏倚した位置等、他の位置に設けてもよいことは言うまでもない。
次に、図4を参照して、本実施の形態に係る撮影システム18の電気系の要部構成について説明する。
同図に示すように、電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60は、TFTアクティブマトリクス基板66上に、放射線Xを吸収し、電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)からなり、放射線Xが照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線Xを電荷へ変換する。なお、放射線検出器60は、アモルファスセレンのような放射線Xを直接的に電荷に変換する放射線-電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換してもよい。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)がよく知られている。この場合、蛍光体材料によって放射線X−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行う。
また、TFTアクティブマトリクス基板66上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量68と、蓄積容量68に蓄積された電荷を読み出すためのTFT70を備えた画素部74(図4では個々の画素部74に対応する光電変換層を光電変換部72として模式的に示している。)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ32への放射線Xの照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積される。これにより、電子カセッテ32に照射された放射線Xに担持されていた画像情報は電荷情報へ変換されて放射線検出器60に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板66には、一定方向(行方向)に延設され、個々の画素部74のTFT70をオン・オフさせるための複数本のゲート配線76と、ゲート配線76と直交する方向(列方向)に延設され、オンされたTFT70を介して蓄積容量68から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線78が設けられている。個々のゲート配線76はゲート線ドライバ80に接続されており、個々のデータ配線78は信号処理部82に接続されている。個々の画素部74の蓄積容量68に電荷が蓄積されると、個々の画素部74のTFT70は、ゲート線ドライバ80からゲート配線76を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT70がオンされた画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は、アナログの電気信号としてデータ配線78を伝送されて信号処理部82に入力される。従って、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
一方、信号処理部82は、個々のデータ配線78毎に設けられた増幅器およびサンプルホールド回路を備えており、個々のデータ配線78を伝送された電荷信号は増幅器で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側にはマルチプレクサ、A/D(アナログ/デジタル)変換器が順に接続されており、個々のサンプルホールド回路に保持された電荷信号はマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器によってデジタルの画像データへ変換される。
信号処理部82には画像メモリ90が接続されており、信号処理部82のA/D変換器から出力された画像データは画像メモリ90に順に記憶される。画像メモリ90は複数フレーム分の画像データを記憶可能な記憶容量を有しており、放射線画像の撮影が行われる毎に、撮影によって得られた画像データが画像メモリ90に順次記憶される。
画像メモリ90は電子カセッテ32全体の動作を制御するカセッテ制御部92と接続されている。カセッテ制御部92はマイクロコンピュータを含んで構成されており、CPU(中央処理装置)92A、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含むメモリ92B、HDD(ハードディスク・ドライブ)やフラッシュメモリ等からなる不揮発性の記憶部92Cを備えている。
また、カセッテ制御部92には前述した表示部56Aが接続されており、表示部56Aによる表示状態は、カセッテ制御部92に設けられたCPU92Aによって制御される。
また、カセッテ制御部92には無線通信部94が接続されている。本実施の形態に係る無線通信部94は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応しており、無線通信による外部機器との間での各種情報の伝送を制御する。カセッテ制御部92は、無線通信部94を介してコンソール42と無線通信が可能とされており、コンソール42との間で各種情報の送受信が可能とされている。
また、電子カセッテ32には電源部96が設けられており、上述した各種回路や各素子(ゲート線ドライバ80、信号処理部82、画像メモリ90、無線通信部94、カセッテ制御部92等)は、電源部96から供給された電力によって作動する。電源部96は、電子カセッテ32の可搬性を損なわないように、前述したバッテリ(二次電池)96Aを内蔵しており、充電されたバッテリ96Aから各種回路や各素子へ電力を供給する。なお、図4では、電源部96と各種回路や各素子を接続する配線の図示を省略している。
一方、コンソール42は、サーバ・コンピュータとして構成されており、操作メニューや撮影された放射線画像等を表示するディスプレイ100と、複数のキーを含んで構成され、各種の情報や操作指示が入力される操作パネル102と、を備えている。
また、本実施の形態に係るコンソール42は、装置全体の動作を司るCPU104と、制御プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM106と、各種データを一時的に記憶するRAM108と、各種データを記憶して保持するHDD110と、ディスプレイ100への各種情報の表示を制御するディスプレイドライバ112と、操作パネル102に対する操作状態を検出する操作入力検出部114と、を備えている。また、コンソール42は、無線通信により、放射線発生装置34との間で後述する曝射条件等の各種情報の送受信を行うと共に、電子カセッテ32との間で画像データ等の各種情報の送受信を行う無線通信部118を備えている。
CPU104、ROM106、RAM108、HDD110、ディスプレイドライバ112、操作入力検出部114、および無線通信部118は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU104は、ROM106、RAM108、HDD110へのアクセスを行うことができると共に、ディスプレイドライバ112を介したディスプレイ100への各種情報の表示の制御、および無線通信部118を介した放射線発生装置34および電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御を各々行うことができる。また、CPU104は、操作入力検出部114を介して操作パネル102に対するユーザの操作状態を把握することができる。
一方、放射線発生装置34は、放射線源130と、コンソール42との間で曝射条件等の各種情報を送受信する無線通信部132と、受信した曝射条件に基づいて放射線源130を制御する線源制御部134と、を備えている。
線源制御部134もマイクロコンピュータを含んで構成されており、受信した曝射条件等を記憶する。このコンソール42から受信する曝射条件には管電圧、管電流、曝射期間等の情報が含まれている。線源制御部134は、受信した曝射条件に基づいて放射線源130から放射線Xを照射させる。
ところで、本実施の形態に係る撮影システム18では、同一の放射線撮影室44において複数の電子カセッテ32を使用することができるものとされており、本実施の形態に係るコンソール42には、上記複数の電子カセッテ32が何れの位置で使用されているのかを管理する電子カセッテ管理機能が設けられている。このため、コンソール42のHDD110には、電子カセッテ管理情報が記憶されている。
図5には、本実施の形態に係る電子カセッテ管理情報の一例が模式的に示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る電子カセッテ管理情報は、設置位置を示す位置情報、対応する設置位置に設置しなければならない電子カセッテ32の台数の下限数、対応する設置位置に設置してよい電子カセッテ32の台数の上限数、対応する設置位置に設置されている電子カセッテ32に予め付与されたID情報、および対応するID情報が電子カセッテ管理情報に登録(更新)された日時を示す登録日時の各情報が記憶されるように構成されている。
同図に示す例では、例えば、臥位台46の保持部152に設置しなければならない電子カセッテ32の下限数および設置してよい上限数が共に‘1’であること、すなわち、当該保持部152には電子カセッテ32が1台のみ保持可能で、かつ当該電子カセッテ32を常時保持しておかなければならないことが示されており、さらに、この電子カセッテ32のID情報が‘00001’であることが示されている。
電子カセッテ管理機能を実現するために、放射線画像の撮影者は、放射線撮影室44にて電子カセッテ32を新たに用いる際には当該電子カセッテ32の電源スイッチ54Aをオン状態とする一方、今まで用いていた電子カセッテ32を放射線撮影室44から撤去させる際には当該電子カセッテ32の電源スイッチ54Aをオフ状態とする。そして、本実施の形態に係る電子カセッテ32は、電源スイッチ54Aがオン状態とされた際に電源オン情報を、オフ状態とされた際に電源オフ情報を、各々無線通信部94を介してコンソール42に送信する。
なお、本実施の形態に係る電子カセッテ管理情報では、位置情報、下限数、および上限数が各々固定とされているが、これに限らず、これらの情報を電子カセッテ32の使用状態等に応じて適宜設定する形態としてもよい。
次に、本実施の形態に係る撮影システム18の作用を説明する。
本実施の形態に係る撮影システム18では、上記電子カセッテ管理機能を実現するために、電源オン情報または電源オフ情報が電子カセッテ32から受信された際に、コンソール42によって電子カセッテ管理処理が実行される。
そこで、まず、図6を参照して、電子カセッテ管理処理を実行する際のコンソール42の作用を説明する。なお、図6は、電子カセッテ32から電源オン情報または電源オフ情報が受信された際にコンソール42のCPU104によって実行される電子カセッテ管理処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM106の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ200では、電子カセッテ32から受信された情報が電源オン情報であったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202に移行して、予め定められた登録画面をディスプレイ100により表示させるようにディスプレイドライバ112を制御し、次のステップ204にて所定情報の入力待ちを行う。
図7には、上記ステップ202の処理によってディスプレイ100により表示される登録画面の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る登録画面では、電源スイッチ54Aをオン状態とした、新たに用いる電子カセッテ32のID情報および設置位置の入力を促すメッセージと、これらの情報の入力領域が表示される。
同図に示す登録画面がディスプレイ100に表示されると、撮影者は、電源スイッチ54Aをオン状態とした電子カセッテ32のID情報および設置位置(本実施の形態では、臥位台46、立位台45、およびフリー状態の何れか1つ。)を、各々対応する入力領域に操作パネル102を介して入力した後、当該登録画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作パネル102を介して指定する。撮影者によって終了ボタンが指定されると、上記ステップ204が肯定判定となってステップ206に移行する。
ステップ206では、電子カセッテ管理情報における、登録画面において入力された設置位置に対応する上限数、ID情報、および登録日時をHDD110から読み出し、次のステップ208にて、読み出したID情報の数(登録数)が上限数より少ないか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ210に移行する。
ステップ210では、上記ステップ206の処理によって読み出したID情報に、登録画面において入力されたID情報が含まれているか否かを判定し、肯定判定となった場合は本電子カセッテ管理処理プログラムを終了する一方、否定判定となった場合にはステップ212に移行して、登録画面において入力されたID情報を、電子カセッテ管理情報における、登録画面において入力された設置位置に対応する記憶領域に記憶(登録)した後、本電子カセッテ管理処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ208において否定判定となった場合にはステップ214に移行し、上記ステップ206の処理によって読み出したID情報に、登録画面において入力されたID情報が含まれているか否かを判定し、肯定判定となった場合は本電子カセッテ管理処理プログラムを終了する一方、否定判定となった場合にはステップ216に移行して、予め定められた第1警告画面をディスプレイ100により表示させるようにディスプレイドライバ112を制御し、次のステップ218にて所定情報の入力待ちを行う。
図8には、上記ステップ216の処理によってディスプレイ100により表示される第1警告画面の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る第1警告画面では、指定位置には既に他の電子カセッテ32が登録されていること、および確認を促すメッセージが表示される。
同図に示す第1警告画面がディスプレイ100に表示されると、撮影者は、入力した設置位置に電子カセッテ32が既に設置されているか否かを確認し、設置されている場合は当該電子カセッテ32を用いることとする一方、設置されていない場合は、新たに用いようとしている電子カセッテ32を当該設置位置に設置した後、当該第1警告画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作パネル102を介して指定する。撮影者によって終了ボタンが指定されると、上記ステップ218が肯定判定となってステップ220に移行する。
ステップ220では、登録画面において入力されたID情報を、電子カセッテ管理情報における、登録画面において入力された設置位置に対応する記憶領域に上書き記憶(更新)した後、本電子カセッテ管理処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ220の処理を実行する際に、上記登録数が複数である場合には、登録日時が最も古い情報に対して更新を行う。
一方、上記ステップ200において否定判定となった場合は、電源オフ情報が受信されたものと見なしてステップ222に移行し、予め定められた削除画面をディスプレイ100により表示させるようにディスプレイドライバ112を制御し、次のステップ224にて所定情報の入力待ちを行う。
図9には、上記ステップ222の処理によってディスプレイ100により表示される削除画面の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る削除画面では、電源スイッチ54Aをオフ状態とした、放射線撮影室44から撤去する電子カセッテ32のID情報および設置位置の入力を促すメッセージと、これらの情報の入力領域が表示される。
同図に示す削除画面がディスプレイ100に表示されると、撮影者は、電源スイッチ54Aをオフ状態とした電子カセッテ32のID情報および設置位置を、各々対応する入力領域に操作パネル102を介して入力した後、当該削除画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作パネル102を介して指定する。撮影者によって終了ボタンが指定されると、上記ステップ224が肯定判定となってステップ226に移行する。
ステップ226では、電子カセッテ管理情報における、削除画面において入力された位置情報に対応する下限数およびID情報をHDD110から読み出し、次のステップ228にて、読み出したID情報の数(登録数)が下限数以下となっているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ230に移行する。
ステップ230では、予め定められた第2警告画面をディスプレイ100により表示させるようにディスプレイドライバ112を制御し、次のステップ232にて所定情報の入力待ちを行う。
図10には、上記ステップ230の処理によってディスプレイ100により表示される第2警告画面の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る第2警告画面では、指定位置から電子カセッテを撤去することができないこと、および確認を促すメッセージが表示される。
同図に示す第2警告画面がディスプレイ100に表示されると、撮影者は、電源スイッチ54Aをオフ状態とした電子カセッテ32の設置位置を変更することなく電源スイッチ54Aをオン状態とした後、当該第2警告画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作パネル102を介して指定する。撮影者によって終了ボタンが指定されると、上記ステップ232が肯定判定となって本電子カセッテ管理処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ228において否定判定となった場合はステップ234に移行し、削除画面において入力されたID情報を、電子カセッテ管理情報における、削除画面において入力された設置位置に対応する記憶領域から削除した後、本電子カセッテ管理処理プログラムを終了する。
なお、撮影者は、上記登録画面において電源スイッチ54Aをオン状態とした電子カセッテ32のID情報および設置位置を入力した後に、当該電子カセッテ32を上記設置位置に設置する。
この際、上記設置位置に別の電子カセッテが既に設置されており、電源スイッチ54Aをオン状態とした電子カセッテ32を設置するための空きがない場合があるが、この場合には、既に設置されている電子カセッテに代えて上記電子カセッテ32を設置するようにする。この場合、既に設置されている電子カセッテが複数である場合もあるが、この場合には、電子カセッテ管理情報により特定される、登録日時が最も古い電子カセッテに代えて上記電子カセッテ32を設置するようにする。
また、撮影者は、上記削除画面において電源スイッチ54Aをオフ状態とした電子カセッテ32のID情報および設置位置を入力した後に、上記第2警告画面がディスプレイ100に表示されなかった場合に限り、当該電子カセッテ32を放射線撮影室44から撤去する。
次に、図11を参照して、放射線画像の撮影を行う際のコンソール42の作用を説明する。なお、図11は、この際にコンソール42のCPU104によって実行される放射線画像撮影処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM106の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ300では、予め定められた初期情報入力画面をディスプレイ100により表示させるようにディスプレイドライバ112を制御し、次のステップ302にて所定情報の入力待ちを行う。
図12には、上記ステップ300の処理によってディスプレイ100により表示される初期情報入力画面の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る初期情報入力画面では、これから放射線画像の撮影を行う被検者の氏名、撮影部位、撮影時の姿勢(本実施の形態では、臥位、立位、フリー状態の何れか)、および撮影時の放射線Xの曝射条件(本実施の形態では、放射線Xを曝射する際の管電圧、管電流、および曝射期間)の入力を促すメッセージと、これらの情報の入力領域が表示される。
同図に示す初期情報入力画面がディスプレイ100に表示されると、撮影者は、撮影対象とする被検者の氏名、撮影部位、撮影時の姿勢、および曝射条件を、各々対応する入力領域に操作パネル102を介して入力すると共に、被検者を所定の撮影位置に位置させた後、当該初期情報入力画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作パネル102を介して指定する。ユーザによって終了ボタンが指定されると、上記ステップ302が肯定判定となってステップ304に移行する。
ステップ304では、初期情報入力画面において入力された撮影時の姿勢に応じた位置情報に対応するID情報を電子カセッテ管理情報から読み出し、次のステップ306にて、読み出したID情報により特定される電子カセッテ32(以下、「撮影対象電子カセッテ」と称する。)に対し、表示部56Aによる放射線画像の撮影を実施することを示す表示の開始を指示する指示情報(以下、「撮影提示指示情報」と称する。)を、無線通信部118を介して送信する。なお、この際、上記ステップ304において複数のID情報を読み出す場合があるが、この場合には、読み出した複数のID情報に対応する全ての電子カセッテ32に対して撮影提示指示情報を送信する。
撮影提示指示情報を受信した撮影対象電子カセッテは、撮影を実施することを示す表示を行わせるように表示部56Aを制御する。なお、本実施の形態に係る撮影システム18では、上記撮影を実施することを示す表示として、表示部56Aを点滅させる表示を適用しているが、これに限らず、他の表示を適用してもよいことは言うまでもない。
次のステップ308では、初期情報入力画面において入力された曝射条件を放射線発生装置34および撮影対象電子カセッテへ無線通信部118を介して送信することにより当該爆射条件を設定する。これに応じて線源制御部134は、受信した曝射条件での曝射準備を行う。
次のステップ310では、曝射開始を指示する指示情報を放射線発生装置34および撮影対象電子カセッテへ無線通信部118を介して送信する。
これに応じて、放射線源130は、放射線発生装置34がコンソール42から受信した曝射条件に応じた管電圧、管電流、および曝射期間で放射線を発生して射出する。放射線源130から曝射された放射線Xは、被検者を透過した後に撮影対象電子カセッテのうちの少なくとも1つに到達する。
一方、撮影対象電子カセッテのカセッテ制御部92は、上記曝射開始を指示する指示情報を受信すると内蔵された放射線検出器60の各画素部74の蓄積容量68への電荷の蓄積を開始し、上記曝射条件で指定された曝射期間の経過後にゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にオン信号を出力させ、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にオンさせる。
放射線検出器60は、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にオンされると、1ラインずつ順に各蓄積容量68に蓄積された電荷が電気信号として各データ配線78に流れ出す。各データ配線78に流れ出した電気信号は信号処理部82でデジタルの画像データに変換されて、画像メモリ90に記憶される。
カセッテ制御部92は、撮影終了後、画像メモリ90に記憶された画像データを無線通信によりコンソール42へ送信する。
そこで、次のステップ312では、当該画像データが撮影対象電子カセッテから受信されるまで待機し、次のステップ314にて、上記ステップ306の処理に応じて開始した、撮影を実施することを示す表示の停止を指示する指示情報を撮影対象電子カセッテに対して送信する。これに応じて撮影対象電子カセッテは、撮影を実施することを示す表示を停止するように制御する。
次のステップ316では、受信した画像データに対してシェーディング補正等の各種の補正を行う画像処理を実行する。なお、撮影対象電子カセッテが複数である場合には、上記画像データが複数受信されることになるが、この場合には、受信した画像データのうち、放射線画像を撮影したものと見なすことのできる予め定められた条件(本実施の形態では、各画素データの分布が放射線画像を示す濃度範囲となっている、との条件)を満足する画像データのみを画像処理の対象とする。
次のステップ318では、上記画像処理が行われた画像データ(以下、「補正画像データ」と称する。)をHDD110に記憶し、次のステップ320にて、補正画像データにより示される放射線画像を、確認等を行うためにディスプレイ100によって表示させるようにディスプレイドライバ112を制御し、次のステップ322にて、補正画像データをRISサーバ14へ病院内ネットワーク16を介して送信した後、本放射線画像撮影処理プログラムを終了する。なお、RISサーバ14へ送信された補正画像データはデータベース14Aに格納され、医師が撮影された放射線画像の読影や診断等を行うことが可能となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、放射線画像撮影装置(本実施の形態では、電子カセッテ32)を特定するための特定情報(本実施の形態では、ID情報)および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報を関連付けて記憶しておき、新たに用いられる放射線画像撮影装置の特定情報および位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されている、当該受け付けられた特定情報を除く特定情報の数が予め定められた上限値以上になっている場合、および撤去される放射線画像撮影装置の特定情報および位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されている特定情報の数が予め定められた下限値以下になっている場合の双方の場合に警告(本実施の形態では、第1警告画面および第2警告画面による警告)を報知しているので、新たな構成品を付加することなく、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、前記上限値以上になっていると判定された場合に、受け付けられた前記位置情報と共に受け付けられた前記特定情報に、当該位置情報に関連付けられて記憶されている前記特定情報を更新しているので、新たに用いられる放射線画像撮影装置を優先して用いることが可能となり、より利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、同一の設置位置において複数の前記放射線画像撮影装置により撮影を行う場合に、当該複数の放射線画像撮影装置の全てに対して撮影を行うように指示しているので、一度の撮影によって確実に放射線画像の撮影を行うことができる結果、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、前記放射線画像撮影装置が新たに用いられることが検出された場合に当該放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報を受け付けているので、自動的に前記特定情報および前記位置情報が受け付けられる結果、より利便性を向上させることができる。
特に、本実施の形態によれば、前記放射線画像撮影装置の電源スイッチが投入されたことを検出することによって当該放射線画像撮影装置が新たに用いられることを検出しているので、放射線画像撮影装置の電源スイッチを投入するという自然な行動のみに応じて前記特定情報および前記位置情報が受け付けられるようにすることができる。
また、本実施の形態によれば、前記放射線画像撮影装置が撤去されることが検出された場合に当該放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報を受け付けているので、自動的に前記特定情報および前記位置情報が受け付けられる結果、より利便性を向上させることができる。
特に、本実施の形態によれば、前記放射線画像撮影装置の電源スイッチがオフ状態とされたことを検出することによって当該放射線画像撮影装置が撤去されることを検出しているので、放射線画像撮影装置の電源スイッチをオフ状態とするという自然な行動のみに応じて前記特定情報および前記位置情報が受け付けられるようにすることができる。
さらに、本実施の形態によれば、前記放射線画像撮影装置により撮影を行う際に、当該放射線画像撮影装置に対して撮影を行うことを示す情報を提示するように指示しているので、撮影を行う放射線画像撮影装置が特定しやすくなる結果、不要な放射線画像の撮影を防止することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明を抽出できる。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施の形態では、電源スイッチ54Aが投入されたことを検出することによって、電子カセッテ32が新たに用いられることを検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、新たに無線通信が可能となった電子カセッテ32を検出することにより、電子カセッテ32が新たに用いられることを検出する形態としてもよい。なお、この場合、無線通信ができなくなった電子カセッテ32を検出することにより、登録されている電子カセッテ32が放射線撮影室44から撤去されたことを検出する形態としてもよい。
また、上記実施の形態では、撮影者から登録画面および削除画面を介して電子カセッテ32のID情報および位置情報を受け付ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子カセッテ32からID情報および位置情報を直接受け付ける形態としてもよい。この場合の形態例としては、電子カセッテ32において電源オン情報および電源オフ情報を送信する際に、これらの情報と共に自身に付与されているID情報および自身が設置されている位置を示す位置情報を送信する一方、コンソール42において、これらの情報を受信する形態を例示することができる。なお、この場合には、電子カセッテ32において位置情報を手動で設定できるように、電子カセッテ32の筐体にスイッチ等の入力手段を設けるようにしてもよい。この場合、より利便性を向上させることができる。
また、上記実施の形態では、新たに用いられる電子カセッテ32のID情報および位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されている、当該受け付けられたID情報を除くID情報の数が予め定められた上限値以上になっている場合、および撤去される電子カセッテ32のID情報および位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた位置情報に関連付けられて記憶されているID情報の数が予め定められた下限値以下になっている場合の双方の場合に警告を報知する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの何れか一方の場合のみに警告を報知する形態としてもよい。
また、上記実施の形態では、電子カセッテ32とコンソール42との間、放射線発生装置34とコンソール42との間で、無線にて通信を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらの少なくとも一方を有線にて通信を行う形態としてもよい。
その他、上記実施の形態で説明したRIS10の構成(図1参照。)、放射線撮影室の構成(図2参照。)、電子カセッテ32の構成(図3参照。)、撮影システム18の構成(図4参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したり、接続状態等を変更したりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した各種プログラムの処理の流れ(図6,図11参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ換えたりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した電子カセッテ管理情報のデータ構成(図5参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要な情報を削除したり、新たな情報を追加したりすることができることは言うまでもない。
さらに、上記実施の形態で説明した各種画面(図7〜図10,図12参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、表示内容を変更することができることは言うまでもない。
10 RIS
18 放射線画像撮影システム
32 電子カセッテ
34 放射線発生装置
42 コンソール
60 放射線検出器
92 カセッテ制御部
92A CPU
94 無線通信部
100 ディスプレイ
102 操作パネル
104 CPU
106 ROM
110 HDD
118 無線通信部
130 放射線源

Claims (11)

  1. 放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置を特定するための特定情報および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
    新たに用いられる前記放射線画像撮影装置、および撤去される前記放射線画像撮影装置の少なくとも一方の前記特定情報および前記位置情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって新たに用いられる前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている、当該受け付けられた前記特定情報を除く前記特定情報の数が予め定められた上限値以上になっているか否かの判定、および前記受付手段によって撤去される前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報の数が予め定められた下限値以下になっているか否かの判定の少なくとも一方の判定を行う判定手段と、
    前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合、および前記下限値以下になっていると判定された場合に警告を報知する報知手段と、
    を備えた放射線画像撮影管理装置。
  2. 前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合に、前記受付手段によって受け付けられた前記位置情報と共に受け付けられた前記特定情報に、当該位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報を更新する更新手段
    をさらに備えた請求項1記載の放射線画像撮影管理装置。
  3. 同一の設置位置において複数の前記放射線画像撮影装置により撮影を行う場合に、当該複数の放射線画像撮影装置の全てに対して撮影を行うように指示する撮影指示手段
    をさらに備えた請求項1または請求項2記載の放射線画像撮影管理装置。
  4. 前記放射線画像撮影装置が新たに用いられることを検出する第1検出手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記第1検出手段によって前記放射線画像撮影装置が新たに用いられることが検出された場合に当該放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報を受け付ける
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載の放射線画像撮影管理装置。
  5. 前記第1検出手段は、前記放射線画像撮影装置の電源スイッチが投入されたこと、および前記放射線画像撮影装置との通信が可能となったことの少なくとも一方を検出することによって当該放射線画像撮影装置が新たに用いられることを検出する
    請求項4記載の放射線画像撮影管理装置。
  6. 前記放射線画像撮影装置が撤去されることを検出する第2検出手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記第2検出手段によって前記放射線画像撮影装置が撤去されることが検出された場合に当該放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報を受け付ける
    請求項1〜請求項5の何れか1項記載の放射線画像撮影管理装置。
  7. 前記第2検出手段は、前記放射線画像撮影装置の電源スイッチがオフ状態とされたこと、および前記放射線画像撮影装置との通信ができなくなったことの少なくとも一方を検出することによって当該放射線画像撮影装置が撤去されることを検出する
    請求項6記載の放射線画像撮影管理装置。
  8. 前記放射線画像撮影装置により撮影を行う際に、当該放射線画像撮影装置に対して撮影を行うことを示す情報を提示するように指示する提示指示手段
    をさらに備えた請求項1〜請求項7の何れか1項記載の放射線画像撮影管理装置。
  9. 前記受付手段は、前記放射線画像撮影装置から前記特定情報および前記位置情報を直接受け付ける
    請求項1〜請求項8の何れか1項記載の放射線画像撮影管理装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の放射線画像撮影管理装置と、
    前記放射線画像撮影管理装置により管理対象とされる放射線画像撮影装置と、
    を含む放射線画像撮影システム。
  11. コンピュータを、
    放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置を特定するための特定情報および当該放射線画像撮影装置の設置位置を示す位置情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
    新たに用いられる前記放射線画像撮影装置、および撤去される前記放射線画像撮影装置の少なくとも一方の前記特定情報および前記位置情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって新たに用いられる前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている、当該受け付けられた前記特定情報を除く前記特定情報の数が予め定められた上限値以上になっているか否かの判定、および前記受付手段によって撤去される前記放射線画像撮影装置の前記特定情報および前記位置情報が受け付けられた場合における、当該受け付けられた前記位置情報に関連付けられて前記記憶手段に記憶されている前記特定情報の数が予め定められた下限値以下になっているか否かの判定の少なくとも一方の判定を行う判定手段と、
    前記判定手段によって前記上限値以上になっていると判定された場合、および前記下限値以下になっていると判定された場合に警告を報知する報知手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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