JP2010214095A - 放射線画像撮影システム、放射線発生装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影装置 - Google Patents

放射線画像撮影システム、放射線発生装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影装置 Download PDF

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    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/17Circuit arrangements not adapted to a particular type of detector

Abstract

【課題】被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる放射線画像撮影システム、放射線発生装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線X1を照射させた後に撮影用に放射線X2を照射させるように放射線源130を制御し、通知用の放射線X1が検出された場合に電子カセッテ32において当該検出後に照射される撮影用の放射線X2による放射線画像を撮影するように放射線検出器60を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、放射線画像撮影システム、放射線発生装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影装置に関する。
近年、TFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板上に放射線感応層を配置し、放射線を直接デジタルデータに変換できるFPD(Flat Panel Detector)等の放射線検出器が実用化されており、この放射線検出器を筐体に収容し、照射された放射線により表わされる放射線画像を撮影する可搬型放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」ともいう。)が実用化されている。
この電子カセッテは、可搬性を有するため、ストレッチャーやベッドに載せたまま患者(被検者)を撮影することもでき、電子カセッテの位置を変更することにより撮影箇所を調整することができるため、動けない患者に対しても柔軟に対処することができる。
ところで、FPDは、X線が照射されていない状態であっても暗電流等によって電荷が発生して各画素に電荷が蓄積される。このため、電子カセッテでは、待機中、FPDの各画素に蓄積された電荷を取り出して除去するリセット動作を繰り返し行っている。このリセットモード動作は、途中で停止すると放射線画像のリセットモードの取出動作を停止した位置に線ムラが発生して画質が低下する。電子カセッテでは、画質が低下を抑えるため、撮影の制御を行なう撮影制御装置(所謂、コンソール)から放射線画像の撮影を要求する指示情報が受信されると1フレーム分のリセット動作が完了後に撮影開始を指示する指示情報をコンソールへ送信する。コンソールは指示情報を受信すると放射線発生装置から電子カセッテへX線を照射させる。電子カセッテは指示情報の送信後、所定時間後にFPDの各画素に蓄積された電荷を読み出しを行う。このように、電子カセッテは、1フレーム分のリセット動作が完了するまで待たねばならず、撮影開始までにタイムラグが発生する場合がある。
このタイムラグを短縮する技術として、特許文献1には、FPDの駆動状態(リセット動作)を撮影者へ報知することで、リセット動作とX線発生タイミングとの同期を不要とする技術が開示されている。
また、特許文献2には、放射線発生装置から電子カセッテに対して無線通信で放射線照射の開始及び終了のタイミング情報を送り、放射線検出器はタイミング情報に基づいて放射線画像を読み取る。また、放射線検出器は放射線照射開始信号を受信してから所定時間経過後に放射線画像の読み取る技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、電子カセッテに放射線の照射を検出するセンサを設け、電子カセッテがX線の照射開始の制御信号を受信した場合だけでなく、放射線発生装置から撮影のための放射線の照射開始をセンサで検知した場合にも、リセット動作から各画素に電荷を蓄積させる電荷蓄積状態へ移行させる技術が開示されている。
特開2005−13272号公報 特開2006−25832号公報 特開2008−132216号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、撮影タイミングが限定されてしまい、所望のタイミングで放射線画像を撮影をすることができないため、タイミングの同期がとれずに撮影が失敗する場合がある。
また、電子カセッテとコンソール間の通信を無線通信にした場合、通信状態が不安定となって情報が遅延して伝送される場合もある。
このため、特許文献2の技術のように、電子カセッテに対して無線通信で放射線照射の開始及び終了のタイミング情報を送ったとしても、無線通信で遅延が発生してタイミングの同期が取れず、FPDが電荷蓄積状態の間に放射線を照射できずに撮影が失敗する場合がある。
さらに、特許文献3の技術は、センサで撮影用の放射線の照射を検出してからFPDを電荷蓄積状態へ移行させるまでの間に被検者がよけいに被曝してしまう。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる放射線画像撮影システム、放射線発生装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の放射線画像撮影システムは、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源を制御する線源制御手段と、前記放射線源から照射される放射線の照射範囲内に設けられ、前記放射線源から照射された放射線を検出する検出手段と、放射線に対して感度を有するセンサ部を有し、当該センサ部に照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成する生成手段、及び前記検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段を制御する撮影制御手段を有する放射線画像撮影装置と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、線源制御手段により、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源が制御され、放射線源から照射される放射線の照射範囲内に設けられた検出手段により、放射線源から照射された放射線が検出される。
また、本発明によれば、放射線画像撮影装置では、放射線に対して感度を有するセンサ部を有する生成手段により、センサ部に照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報が生成され、撮影制御手段により、検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように生成手段が制御される。
このように、請求項1に記載の発明によれば、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源を制御し、通知用の放射線が検出された場合に放射線画像撮影装置において当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように生成手段を制御するので、被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置は、前記生成手段による放射線画像の撮影準備が整ったタイミングで撮影開始の指示を無線通信で送信する送信手段をさらに備え、前記線源制御手段を、前記放射線源を備えた放射線発生装置又は放射線画像の撮影の制御を行なう撮影制御装置に設けると共に、当該放射線発生装置又は撮影制御装置が前記送信手段と無線通信が可能とされ、前記送信手段から送信された撮影開始の指示を受信する受信手段をさらに備え、前記線源制御手段が、前記受信手段で撮影開始の指示が受信された場合に、放射線画像の撮影を行なうため放射線の曝射を開始し、前記撮影制御手段が、前記送信手段から撮影開始の指示を送信した後に前記検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段を制御してもよい。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、非撮影時に、前記検出手段で通知用の放射線が検出されてから撮影用に放射線が検出されるまでの待機時間を計測する計測手段と、前記計測手段により計測された待機時間を記憶する記憶手段と、さらに備え、前記撮影制御手段が、前記記憶手段に記憶された待機時間に基づいて前記生成手段の制御タイミングを変更してもよい。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記センサ部が前記検出手段を兼ねることが好ましい。
また、請求項4記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、前記生成手段が、放射線が照射されることにより前記センサ部に電荷が蓄積され、当該センサ部に蓄積された電荷量に基づいて当該放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成し、前記撮影制御手段が、非撮影時、前記センサ部に蓄積された電荷を取り出して除去するリセット動作を繰り返し行なうように前記生成手段を制御し、前記センサ部で通知用の放射線の検出を行なう場合、前記センサ部に蓄積された電荷を取り出す時間間隔を前記リセット動作時よりも短くすることがこのましい。
また、請求項4又は請求項5記載の発明は、請求項6に記載の発明のように、前記撮影制御手段が、前記センサ部で通知用の放射線を検出する場合、前記センサ部の部分的な電荷の取り出しを行なうようにしてもよい。
また、請求項1〜請求項6記載の発明は、請求項7に記載の発明のように、前記撮影制御手段が、前記センサ部で通知用の放射線が検出された場合、撮影用の放射線が照射される前に前記センサ部に蓄積された電荷を取り出して除去するリセット動作を行ってもよい。
また、請求項7記載の発明は、請求項8に記載の発明のように、前記センサ部は、放射線が照射されると電荷が蓄積されると共に蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた多数の画素、及び当該多数の画素のスイッチ素子をオンオフさせるための複数のゲート配線が設けられ、前記リセット動作では、全てゲート配線に前記スイッチ素子をオンさせる信号を出力して各画素に蓄積された電荷を一度に取り出してもよい。
一方、請求項9に記載の発明の放射線発生装置は、放射線を照射可能な放射線源と、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように前記放射線源を制御する線源制御手段と、を備えている。
請求項9に記載の発明によれば、線源制御手段により、放射線を照射可能な放射線源から、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように制御が行なわれる。
よって、請求項9に記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に作用するので、被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる。
一方、請求項10に記載の発明の撮影制御装置は、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源を制御する線源制御手段を備えている。
請求項10に記載の発明によれば、線源制御手段により、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源が制御される。
よって、請求項10に記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に作用するので、被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる。
一方、請求項11に記載の発明の放射線画像撮影装置は、放射線に対して感度を有するセンサ部を有し、当該センサ部に照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成する生成手段と、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射した後に撮影用に放射線を照射する放射線源から照射される放射線の照射範囲内に設けられ、前記放射線源から照射された放射線を検出する検出手段と、前記検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段を制御する撮影制御手段と、を備えている。
請求項11に記載の発明によれば、放射線に対して感度を有するセンサ部を有する生成手段により、当該センサ部に照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報が生成され、放射線源から照射される放射線の照射範囲内に設けられた検出手段により、放射線源から照射された放射線が検出され、撮影制御手段により、検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段が制御される。
よって、請求項11に記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に作用するので、被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる。
本発明によれば、被検者の被曝を抑えつつ、安定して放射線画像の撮影を行うことができる、という効果が得られる。
実施の形態に係る放射線情報システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影システムが設置された放射線撮影室の様子を示す図である。 実施の形態に係る電子カセッテの内部構成を示す透過斜視図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る放射線検出器の1画素部分に注目した等価回路図である。 第1の実施の形態に係る放射線画像を撮影する際の動作の流れを示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態に係る放射線画像を撮影する際の動作の流れを示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
先ず、実施の形態に係る放射線情報システム10の構成について説明する。
図1には、本実施の形態に係る放射線情報システム10{以下、「RIS10」(RIS:Radiology Information System)とも称する。)の各構成要素を示すブロック図が示されている。
RIS10は、放射線科部門内における、診療予約、診断記録等の情報管理を行うためのシステムであり、病院情報システム(HIS:Hospital Information System)の一部を構成する。
RIS10は、複数台の撮影依頼端末装置12(以下、「端末装置12」とも称する。)、RISサーバ14、病院内の個々の放射線撮影室(或いは手術室)に設置された放射線画像撮影システム18が、有線又は無線のLAN(Local Area Network)から成る病院内ネットワーク16に各々接続されて構成されている。この病院内ネットワーク16にはHIS全体を管理するHISサーバ(図示省略)も接続されている。
端末装置12は、医師や放射線技師が、診断情報や施設予約の入力・閲覧をするためのものであり、放射線画像の撮影依頼(撮影予約)もこの端末装置12からなされる。各端末装置12は、表示装置付きのパーソナルコンピュータから構成され、RISサーバ14と病院内ネットワーク16により接続されて相互通信が可能となっている。
RISサーバ14は、各端末装置12からの撮影依頼を受け付け、撮影システム18における放射線画像の撮影スケジュールを管理するものであり、データベース14Aを含んで構成されている。
データベース14Aは、患者の属性情報(氏名、性別、生年月日、年齢、血液、患者ID等)、病歴、受診歴、過去に撮影した放射線画像等、患者に関する情報、撮影システム18の電子カセッテ32の識別番号、型式、サイズ、感度、使用可能な撮影部位(対応可能な撮影依頼の内容)、使用開始年月日、使用回数等、電子カセッテ32に関する情報、及び電子カセッテ32を用いて放射線画像を撮影する環境、すなわち、電子カセッテ32を使用する環境(一例として、手術室や放射線画像の撮影専用に設置された撮影室など)を示す環境情報を含んで構成されている。
撮影システム18は、RISサーバ14からの指示に応じて医師や放射線技師の操作により放射線画像の撮影を行う。撮影システム18は、放射線源130(図2、図3参照。)から曝射条件に従った線量からなる放射線Xを被写体に照射する放射線発生装置34と、患者を透過した放射線Xを吸収して電荷を発生し、発生した電荷量に基づいて放射線画像を示す画像情報を生成する放射線検出器60(図3参照。)を内蔵する電子カセッテ32と、電子カセッテ32に内蔵されるバッテリを充電するクレードル40と、放射線画像の撮影の制御を行なうコンソール42と、を備える。
図2には、本実施の形態に係る撮影システム18を放射線撮影室44に配置した様子の一例が示されている。
同図に示すように、放射線撮影室44には、立位での放射線撮影を行う際に電子カセッテ32を保持するためのラック45と、臥位での放射線撮影を行う際に患者が横臥するためのベッド46が設置されており、ラック45の前方空間は立位での放射線撮影を行う際の患者の撮影位置48とされ、ベッド46の上方空間は臥位での放射線撮影を行う際の患者の撮影位置50とされている。
放射線撮影室44には、単一の放射線源130からの放射線によって立位での放射線撮影も臥位での放射線撮影も可能とするために、放射線源130を、水平な軸回り(図2の矢印A方向)に回動可能で、鉛直方向(図2の矢印B方向)に移動可能で、かつ水平方向(図2の矢印C方向)に移動可能に支持する支持移動機構52が設けられている。支持移動機構52は、放射線源130を水平な軸回りに回動させる駆動源と、放射線源130を鉛直方向に移動させる駆動源と、放射線源130を水平方向に移動させる駆動源を各々備えている(何れも図示省略)。
クレードル40には、電子カセッテ32を収納可能な収容部40Aが形成されている。
電子カセッテ32は、待機時、クレードル40の収容部40Aに収納され、内蔵されるバッテリに充電が行われ、放射線画像の撮影時、放射線技師によってクレードル40から取り出され、撮影姿勢が立位であればラック45に保持される位置49へ移動・位置決めされ、撮影姿勢が臥位であればベッド46上の位置51へ移動・位置決めされる。
本実施の形態に係る撮影システム18では、放射線発生装置34とコンソール42とをそれぞれケーブルで接続して有線通信によって各種情報の送受信を行うが、図2では、各機器間を接続するケーブルを省略している。また、電子カセッテ32とコンソール42との間は、無線通信によって各種情報の送受信を行う。
なお、電子カセッテ32は、放射線撮影室44で使用される場合に限られるものではなく、例えば、検診や病院内での回診にも適用することができる。
図3には、本実施の形態に係る電子カセッテ32の内部構成が示されている。
同図に示すように、電子カセッテ32は、放射線Xを透過させる材料からなる筐体54を備えており、防水性、密閉性を有する構造とされている。電子カセッテ32は、手術室等で使用されるとき、血液やその他の雑菌が付着するおそれがある。そこで、電子カセッテ32を防水性、密閉性を有する構造として、必要に応じて殺菌洗浄することにより、1つの電子カセッテ32を繰り返し続けて使用することができる。
筐体54の内部には、放射線Xが照射される筐体54の照射面56側から、患者による放射線Xの散乱線を除去するグリッド58、患者を透過した放射線Xを検出する放射線検出器60、及び、放射線Xのバック散乱線を吸収する鉛板62が順に配設される。なお、筐体54の照射面56をグリッド58として構成してもよい。
また、筐体54の内部の一端側には、マイクロコンピュータを含む電子回路及び充電可能な二次電池を収容するケース31が配置されている。放射線検出器60及び電子回路は、ケース31に配置された二次電池から供給される電力によって作動する。ケース31内部に収容された各種回路が放射線Xの照射に伴って損傷することを回避するため、ケース31の照射面22側には鉛板等を配設しておくことが望ましい。
図4には、本実施の形態に係る放射線画像撮影システム18の詳細な構成を示すブロック図が示されている。
放射線発生装置34には、コンソール42と通信を行うための接続端子34Aが設けられている。コンソール42には、放射線発生装置34と通信を行うための接続端子42Aが設けられている。放射線発生装置34は通信ケーブル35を介してコンソール42に接続されている。
電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60は、TFTアクティブマトリクス基板66上に、放射線Xを吸収し、電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、放射線Xが照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線Xを電荷へ変換する。なお、放射線検出器60は、アモルファスセレンのような放射線Xを直接的に電荷に変換する放射線-電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換してもよい。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)が良く知られている。この場合、蛍光材料によって放射線X−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行なう。
また、TFTアクティブマトリクス基板66上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量68と、蓄積容量68に蓄積された電荷を読み出すためのTFT70を備えた画素部74(図4では個々の画素部74に対応する光電変換層を光電変換部72として模式的に示している)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ32への放射線Xの照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積される。これにより、電子カセッテ32に照射された放射線Xに担持されていた画像情報は電荷情報へ変換されて放射線検出器60に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板66には、一定方向(行方向)に延設され個々の画素部74のTFT70をオンオフさせるための複数本のゲート配線76と、ゲート配線76と直交する方向(列方向)に延設されオンされたTFT70を介して蓄積容量68から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線78が設けられている。個々のゲート配線76はゲート線ドライバ80に接続されており、個々のデータ配線78は信号処理部82に接続されている。個々の画素部74の蓄積容量68に電荷が蓄積されると、個々の画素部74のTFT70は、ゲート線ドライバ80からゲート配線76を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT70がオンされた画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は、アナログの電気信号としてデータ配線78を伝送されて信号処理部82に入力される。従って、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
信号処理部82は、後述するカセッテ制御部92からの制御によって動作し、各画素部74の蓄積容量68に蓄積された電荷量を行単位で検出してデジタルの画像情報を出力する。
信号処理部82には画像メモリ90が接続されている。信号処理部82から出力された画像情報や誤差情報は画像メモリ90に順に記憶される。画像メモリ90は放射線画像を示す画像情報を所定枚数分記憶可能な記憶容量を有しており、1ラインずつ電荷の読み出しが行われる毎に、読み出された1ライン分の画像情報が画像メモリ90に順次記憶される。
画像メモリ90は電子カセッテ32全体の動作を制御するカセッテ制御部92と接続されている。カセッテ制御部92はマイクロコンピュータによって実現されており、CPU92A、ROM及びRAMを含むメモリ92B、HDDやフラッシュメモリ等から成る不揮発性の記憶部92Cを備えている。
このカセッテ制御部92には無線通信部94が接続されている。無線通信部94は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応しており、無線通信による外部機器との間で各種情報の伝送を制御する。カセッテ制御部92は、無線通信部94を介してコンソール42と無線通信が可能とされており、コンソール42との間で各種情報の送受信が可能とされている。カセッテ制御部92は、コンソール42から受信される後述する曝射条件を記憶し、曝射条件に基づいて電荷の読み出しを開始する。
また、電子カセッテ32には電源部96が設けられており、上述した各種回路や各素子(ゲート線ドライバ80、信号処理部82、画像メモリ90、無線通信部94やカセッテ制御部92として機能するマイクロコンピュータ)は、電源部96から供給された電力によって作動する。電源部96は、電子カセッテ32の可搬性を損なわないように、バッテリ(充電可能な二次電池)を内蔵しており、充電されたバッテリから各種回路・素子へ電力を供給する。なお、図4では、電源部96と各種回路や各素子を接続する配線を省略している。
図5には、本実施の形態に係る放射線検出器60の1画素部分に注目した等価回路図が示されている。
同図に示すように、TFT70のソースは、データ配線78に接続されており、このデータ配線78は、信号処理部82に接続されている。また、TFT70のドレインは蓄積容量68及び光電変換部72に接続され、TFT70のゲートはゲート配線76に接続されている。このゲート配線76はゲート線ドライバ80に接続されている。
信号処理部82は、個々のデータ配線78毎にサンプルホールド回路84を備えている。個々のデータ配線78を伝送された電気信号はサンプルホールド回路84に保持される。サンプルホールド回路84はオペアンプ84Aとコンデンサ84Bを含んで構成され、電気信号をアナログ電圧に変換する。また、サンプルホールド回路84にはコンデンサ84Bの両電極をショートさせ、コンデンサ84Bに蓄積された電荷を放電させるリセット回路としてスイッチ84Cが設けられている。
サンプルホールド回路84の出力側にはマルチプレクサ86、電圧増幅器87、A/D変換器88が順に接続されている。個々のサンプルホールド回路に保持された電気信号はアナログ電圧に変換されてマルチプレクサ86に順に(シリアルに)入力され、電圧増幅器87で電圧が増幅されたの後に、A/D変換器88によってデジタルの画像情報へ変換される。
一方、コンソール42(図4参照。)は、サーバ・コンピュータとして構成されており、操作メニューや撮影された放射線画像等を表示するディスプレイ100と、複数のキーを含んで構成され、各種の情報や操作指示が入力される操作パネル102と、を備えている。
また、本実施の形態に係るコンソール42は、装置全体の動作を司るCPU104と、制御プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM106と、各種データを一時的に記憶するRAM108と、各種データを記憶して保持するHDD110と、ディスプレイ100への各種情報の表示を制御するディスプレイドライバ112と、操作パネル102に対する操作状態を検出する操作入力検出部114と、接続端子42Aに接続され、接続端子42A及び通信ケーブル35を介して放射線発生装置34との間で後述する曝射条件や姿勢情報、放射線発生装置34の状態情報等の各種情報の送受信を行う通信インタフェース(I/F)部116と、電子カセッテ32との間で無線通信により曝射条件や画像情報等の各種情報の送受信を行う無線通信部118と、を備えている。
CPU104、ROM106、RAM108、HDD110、ディスプレイドライバ112、操作入力検出部114、通信I/F部116、及び無線通信部118は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU104は、ROM106、RAM108、HDD110へのアクセスを行うことができると共に、ディスプレイドライバ112を介したディスプレイ100への各種情報の表示の制御、通信I/F部116を介した放射線発生装置34との各種情報の送受信の制御、及び無線通信部118を介した電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御、を行うことができる。また、CPU104は、操作入力検出部114を介して操作パネル102に対するユーザの操作状態を把握することができる。
一方、放射線発生装置34は、放射線Xを出力する放射線源130と、コンソール42との間で曝射条件や姿勢情報、放射線発生装置34の状態情報等の各種情報を送受信する通信I/F部132と、受信した曝射条件に基づいて放射線源130を制御する線源制御部134と、支持移動機構52に備えられた各駆動源への電力供給を制御することにより支持移動機構52の動作を制御する線源駆動制御部136と、を備えている。
線源制御部134もマイクロコンピュータによって実現されており、受信した曝射条件や姿勢情報を記憶する。このコンソール42から受信する曝射条件には管電圧、管電流、照射時間等の情報が含まれており、姿勢情報には撮影姿勢が立位か臥位かを表す情報が含まれている。線源制御部134は、受信した姿勢情報で指定された撮影姿勢が立位であれば、線源駆動制御部136を介して放射線源130が立位撮影用の位置53A(図2参照、射出した放射線が撮影位置48に位置している患者に側方から照射される位置)に位置するように支持移動機構52を制御し、受信した姿勢情報で指定された撮影姿勢が臥位であれば、線源駆動制御部136を介して放射線源130が臥位撮影用の位置53B(図2参照、射出した放射線が撮影位置50に位置している患者に上方から照射される位置)に位置するように支持移動機構52を制御し、受信した曝射条件に基づいて放射線源130から放射線Xを照射させる。
次に、本実施の形態に係る放射線情報システム10の作用について説明する。
入力端末12(図1参照。)は、医師又は放射線技師からの、環境情報を含む撮影依頼を受け付ける。当該撮影依頼では、電子カセッテ32を使用する環境、撮影の日時及び撮影条件{撮影の部位、角度及び枚数、放射線を照射するための管電圧、管電流、照射時間並びに電子カセッテ32のサイズ及び感度等}が指定される。
端末装置12は、受け付けた撮影依頼の内容をRISサーバ14に通知する。RISサーバ14は、端末装置12から通知された撮影依頼の内容をデータベース14Aに記憶する。
コンソール42は、RISサーバ14にアクセスすることにより、RISサーバ14から撮影依頼の内容を取得し、撮影依頼の内容をディスプレイ100に表示する。
また、コンソール42は、これから行う放射線撮影における撮影姿勢を示す姿勢情報を放射線発生装置34へ送信する。これにより、放射線発生装置34の線源制御部134は、受信した姿勢情報で指定された撮影姿勢に応じた位置に放射線源130が位置するように線源駆動制御部136を制御する。
医師や放射線技師がディスプレイ100に表示された撮影依頼の内容に基づいて放射線画像の撮影を開始する。
例えば、図2に示すように、ベッド46上に横臥した患者の患部の放射線画像の撮影を行う場合、医師や放射線技師は、撮影の部位、角度に応じてベッド46と患者の患部との間に電子カセッテ32を配置すると共に、患部上方に放射線発生装置34を配置する。また、医師や放射線技師は、患者の撮影部位や撮影条件に応じてコンソール42の操作パネル102に対して放射線Xを照射する際の管電圧、管電流、及び照射時間を指定する曝射条件指定操作を行う。医師や放射線技師は、放射線発生装置34の曝射準備が完了すると、コンソール42の操作パネル102に対して撮影を指示する撮影指示操作を行う。
次に、本実施の形態に係る撮影システム18の動作について詳細に説明する。
図6には、第1の実施の形態に係る撮影システム18により放射線画像を撮影する際の動作の流れを示すタイミングチャートが示されている。
電子カセッテ32は、電源がオンされた状態(立ち上げた状態)では動作モードが初期状態である非動作状態(NOP状態)となっており、コンソール42から無線通信により受信される指示情報に基づいて動作する。
ところで、電子カセッテ32の内蔵された放射線検出器60(図4参照。)は、電子カセッテ32の電源がオン状態の場合、放射線Xが照射されていない状態であっても暗電流等により各蓄積容量68に電荷が蓄積される。このため、カセッテ制御部92は、動作モードが非動作状態の場合、信号処理部82に対してリセットを指示する指示信号を出力している。信号処理部82は、リセットを指示する指示信号が入力されると、スイッチ84C(図5参照。)がオンなってコンデンサ84Bの両電極をショートさせる。このようにコンデンサ84Bの両電極をショートさせることによってコンデンサ84Bに不要に蓄積された電荷が放出される。
コンソール42は、電子カセッテ32と通信可能となると、リセットモードでの動作を指示する指示情報C1を無線通信により電子カセッテ32へ送信する。
カセッテ制御部92は、リセットモードでの動作を指示する指示情報C1が受信されると、動作モードがリセットモードへ移行し、所定の蓄積期間経過後に、ゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させ、各ゲート配線76に接続された各TFT36を1ラインずつ順にONさせて電荷の取り出しを行う。これにより、1ラインずつ順に各蓄積容量68に蓄積された電荷が電荷信号として各データ配線78に流れ出す。カセッテ制御部92は、動作モードがリセットモードである間、蓄積期間経過後に、1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させて放射線検出器60の各画素部74の各々に蓄積された電荷を取り出して1フレーム分リセットするリセット動作を繰り返す。
放射線画像の撮影を行なう場合、コンソール42は、放射線撮影における撮影姿勢を示す姿勢情報C2を放射線発生装置34へ送信する。
また、コンソール42は、操作パネル102に対して曝射条件指定操作が行われると、曝射条件指定操作で指定された管電圧、管電流、照射時間等の曝射条件情報C3を通信ケーブル35を介して放射線発生装置34へ送信する。また、コンソール42は、放射線画像の撮影の際、放射線発生装置34から放射線を照射させる照射時間等の撮影制御情報C4を無線通信により電子カセッテ32へ送信する。
放射線発生装置34は、電源をオンされて所定の初期起動動作が完了すると、動作状態がスリープ状態となって待機している。放射線発生装置34は、上述した姿勢情報C2が受信されると動作状態が駆動状態へ移行し、曝射条件情報C3が受信されると、受信した当該曝射条件情報を記憶する。放射線発生装置34は、動作状態が駆動状態に復帰して姿勢情報で指定された撮影姿勢での撮影準備が完了すると、撮影準備完了を示す情報C5を通信ケーブル35を介してコンソール42へ送信する。
電子カセッテ32のカセッテ制御部92は、撮影制御情報C4が受信されると、受信した当該撮影制御情報を記憶する。
コンソール42は、撮影準備完了を示す情報C5が受信されると、撮影準備が完了したことをディスプレイ100に表示し、操作パネル102に対する撮影を指示する撮影指示操作が可能となる。本実施の形態に係る撮影システム18では、操作パネル102に対する撮影指示操作を2段階の操作としており、操作パネル102に対して1段階目の撮影指示操作の後に2段階目の撮影指示操作が行われることにより放射線画像の撮影が行われる。この2段階の撮影指示操作は、例えば、操作パネル102の2つのボタンを順に押下するものでもあってもよく、また、例えば、1つのボタンに対する半押、全押であってもよい。
コンソール42は、操作パネル102に対して1段階目の撮影指示操作が行われると、曝射用意を指示する指示情報C6を通信ケーブル35を介して放射線発生装置34へ送信する。
放射線発生装置34は、曝射用意を指示する指示情報C6が受信されると、直前に記憶した曝射条件情報により示される管電圧、管電流での曝射が行われるように放射線源130のスタンバイを行う。放射線発生装置34は、放射線源130のスタンバイが完了すると、スタンバイ完了を示す情報C7を通信ケーブル35を介してコンソール42へ送信する。
コンソール42は、スタンバイ完了を示す情報C7が受信されると、2段階目の撮影指示操作が可能となる。コンソール42は、操作パネル102に対して2段階目の撮影指示操作が行われると、撮影のため放射線の照射許可を要求する要求情報C8を無線通信により電子カセッテ32へ送信する。
カセッテ制御部92は、撮影を要求する指示情報C8が受信されると、1フレーム分のリセット動作が完了するまでリセット動作を行い、1フレーム分のリセット動作の完了後、撮影開始を指示する指示情報C9を無線通信によりコンソール42へ送信し、動作モードを撮影モードへ移行する。
コンソール42は、指示する指示情報C9が受信されると、曝射を指示する指示情報C10を通信ケーブル35を介して放射線発生装置34へ送信する。
放射線発生装置34の線源制御部134は、曝射を指示する指示情報C10が受信されると、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線X1を放射線源130から照射させた所定の待機時間の後に、直前に記憶した曝射条件情報により示される照射時間だけ撮影用に放射線X2を放射線源130から照射させる。
放射線源130から照射された放射線X1、X2は、それぞれ患者を透過した後に電子カセッテ32に到達する。よって、曝射開始を通知する通知用に放射線X1の曝射は、患者の被曝を抑えるため、曝射開始を通知可能な範囲内で照射時間が短いほど好ましい。
電子カセッテ32のカセッテ制御部92は、撮影開始を指示する指示情報C9を送信した後、ゲート線ドライバ80を制御してリセット動作時よりも短い時間間隔でゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させる検出動作を行ない、各ゲート配線76に接続された各TFT36を1ラインずつ順にONさせて電荷の取り出しを行う。各データ配線78に流れ出した電気信号は個々のサンプルホールド回路84に入力されて電圧信号に変換され、変換された電圧信号がマルチプレクサに順に入力され、A/D変換器88によってデジタルデータへ変換されて、画像メモリ90に記憶される。カセッテ制御部92は、画像メモリ90に記憶されたデジタルデータに基づいて通知用に放射線X1の検出を行なう。なお、検出動作では、ゲート線ドライバ80から所定本ずつ間引いてゲート配線76に順にON信号を出力するようにしてもよく、また、列方向の一端から複数本(例えば、2本)のゲート配線76に対してのみ順にON信号を出力して部分的な電荷を取り出しを行うようにしてもよい。
カセッテ制御部92は、通知用に放射線X1の検出すると、上記待機時間と曝射条件で指定された照射時間を加算した加算時間の経過後にゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させ、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にONさせる。
放射線検出器60は、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にONされると、1ラインずつ順に各蓄積容量68に蓄積された電荷が電気信号として各データ配線78に流れ出す。各データ配線78に流れ出した電気信号は個々のサンプルホールド回路84に入力されて電圧信号に変換され、変換された電圧信号がマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器88によってデジタルの画像情報へ変換されて、画像メモリ90に記憶される。
カセッテ制御部92は、撮影終了後、画像メモリ90に記憶された画像情報を無線通信によりコンソール42へ送信する。
コンソール42は、受信した画像情報に対してシェーディング補正などの各種の補正する画像処理を行ない、補正後の画像情報をHDD110に記憶する。HDD110に記憶された画像情報は、撮影した放射線画像の確認等のためにディスプレイ100に表示されると共に、RISサーバ14に転送されてRISデータベースにも格納される。これにより、撮影された放射線画像を端末装置12のディスプレイに表示させ、医師が放射線画像の読影や診断等を行うことが可能となる。
以上のように、本実施の形態によれば、放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線発生装置34の放射線源130から撮影用に放射線X2を照射させる前に放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線X1を照射させ、電子カセッテ32において通知用に放射線X1の検出を行なうことにより、撮影用の放射線X2が照射されることが判別できるため、安定して放射線画像の撮影を行うことができる。また、通知用の放射線X1の照射後、撮影用の放射線X2の照射開始まで放射線の照射を一旦停止することにより患者の被曝を抑えることができる。
また、本実施の形態のように、電子カセッテ32とコンソール42間の通信を無線通信とした放射線画像撮影システム18では、通信状態が不安定となって電子カセッテ32から送信された撮影開始を指示する指示情報C9がコンソール42に遅延して伝送された場合、電子カセッテ32とコンソール42のタイミングの同期が取れなくなるが、本実施の形態のように、通知用に放射線X1の照射を行ない、電子カセッテ32で通知用に放射線X1を検出してから上記加算時間の経過後に電荷の読み出しを開始することによりタイミングの同期が取りやすくなる。
また、電子カセッテ32は、可搬性を有するため、複数の撮影システム18で共用して使用される場合があるが、撮影システム毎に、通知用に放射線X1を照射させてから撮影用に放射線X2が照射されるまでの待機時間が異なる場合もあり、また、放射線源130の種類や放射線発生装置34によって待機時間が異なる場合がある。そこで、例えば、キャリブレーション時などの非撮影時に、放射線源130から通知用に放射線X1を照射させた所定の待機時間の後に撮影用に放射線X2を放射線源130から照射させ、カセッテ制御部92が通知用の放射線が検出されてから撮影用に放射線が検出されるまでの待機時間を計測して、記憶部92Cに記憶させ、撮影時に、カセッテ制御部92が記憶部92Cに記憶された待機時間と照射時間を加算した加算時間の経過後に電荷の読み出しを開始するように制御タイミングを変更してもよい。これにより、待機時間が異なる場合でも安定して放射線画像の撮影を行うことができる。また、放射線発生装置34と電子カセッテ32との間で待機時間を通知する必要がない。
[第2の実施の形態]
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態に係る放射線情報システム10、撮影システム18、電子カセッテ32の構成は、上記第1の実施の形態(図1〜5参照)と同一であるので、ここでの説明は省略する。
図7には、第2の実施の形態に係る撮影システム18により放射線画像を撮影する際の動作の流れを示すタイミングチャートが示されている。なお、第1の実施の形態(図6参照)と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分について符号に「A」を付して説明する。
第2の実施の形態に係る電子カセッテ32は、通知用の放射線X1を検出した場合、放射線X1によりセンサ部に蓄積された電荷を取り出して除去するリセット動作を行うものとされている。また、放射線X1により蓄積された電荷を除去するリセット動作の動作期間を短縮するため、第2の実施の形態に係る電子カセッテ32は、通知用の放射線X1を検出した場合、ゲート線ドライバ80から全ゲート配線76に同時にON信号を出力させ、全てのゲート配線76でTFT40をONして一度に1フレーム分の電荷の取り出しを行うものとされている。
カセッテ制御部92は、撮影を要求する指示情報C8が受信されると、1フレーム分のリセット動作が完了するまでリセット動作を行い、1フレーム分のリセット動作の完了後、一度に1フレーム分の電荷を取り出すリセット動作を1回行うために必要な時間Tを待機時間として撮影開始を指示する指示情報C9Aに含めて無線通信によりコンソール42へ送信する。
コンソール42は、指示情報C9Aが受信されると、指示情報C9Aに含まれる待機時間を曝射を指示する指示情報C10Aに含めて通信ケーブル35を介して放射線発生装置34へ送信する。
放射線発生装置34の線源制御部134は、指示情報C10Aが受信されると、放射線の曝射開始を通知する放射線X1を放射線源130から照射させ、放射線X1を照射してから指示情報C10Aに含まれる待機時間の経過後に、直前に記憶した曝射条件情報により示される照射時間だけ撮影用に放射線X2を放射線源130から照射させる。
電子カセッテ32のカセッテ制御部92は、指示情報C9Aを送信した後、第1の実施の形態と同様に、ゲート線ドライバ80を制御してリセット動作時よりも短い時間間隔でゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させる検出動作を行なう。そして、カセッテ制御部92は、通知用の放射線X1の検出すると、ゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から全ゲート配線76に同時にON信号を出力して一度に1フレーム分の電荷の取り出すリセット動作を行い、リセット動作後に電荷の蓄積を開始し、当該リセット動作の完了から曝射条件で指定された照射時間の経過後にゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させ、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にONさせる。
以上のように、本実施の形態によれば、放射線の曝射開始を通知する放射線X1の検出後、リセット動作を行うことにより放射線X1により発生した電荷が除去されるため、撮影用に放射線X2により撮影される放射線画像への放射線X1の影響を除くことができる。
また、本実施の形態によれば、電子カセッテ32から待機時間を通知することにより、放射線源130から撮影用の放射線X2が照射される照射期間と電子カセッテ32での電荷の蓄積期間を略一致させることができ、放射線画像に暗電流等によって発生するノイズを少なく抑えることができる。
なお、上記各実施の形態では、可搬型の放射線画像撮影装置である電子カセッテに適応した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、据置型の放射線画像撮影装置に適用してもよい。
また、上記各実施の形態では、放射線検出器60で通知用に放射線X1を検出する検出手段を兼ねさせた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、放射線検出器60とは別に放射線検出センサを設けてもよい。この放射線検出センサは、放射線源130から照射される放射線の照射範囲内に設けられていればよい。
また、上記各実施の形態では、通知用に放射線X1を1回曝射させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、複数回に分けて曝射させるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、放射線発生装置34の線源制御部134が放射線源130を制御して曝射させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンソール42のCPU104が放射線源130を直接制御して曝射させるようにしてもよい。
さらに、上記各実施の形態では、コンソール42から放射線発生装置34へ曝射を指示する指示情報C10が送信される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、放射線発生装置34に無線通信部を設けて電子カセッテ32から直接曝射を指示する指示情報C10を送信するものとしてもよい。
また、上記第2の実施の形態では、カセッテ制御部92は、通知用に放射線X1の検出した場合、ゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から全ゲート配線76に同時にON信号を出力して一度に1フレーム分の電荷の取り出す場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力して1ラインずつ電荷の取り出すリセット動作の動作時間が十分に短い場合、カセッテ制御部92は、通知用に放射線X1の検出した場合、1ラインずつ電荷の取り出すリセット動作を行うようにしてもよい。
また、上記第1の実施の形態においても、放射線X1が照射されてからの待機時間の間にリセット動作を行うようにしてもよい。
その他、上記各実施の形態で説明した放射線情報システム10の構成(図1参照。)、撮影システム18の構成(図2、図4参照。)及び電子カセッテ32の構成(図3、図5参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
また、上記実施の実施の形態で説明した放射線画像を撮影する際の動作の流れ(図6、図7参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
18 放射線画像撮影システム
32 電子カセッテ(放射線画像撮影装置)
34 放射線発生装置
42 コンソール(撮影制御装置)
60 放射線検出器(検出手段、生成手段)
82 信号処理部(生成手段)
92 カセッテ制御部(撮影制御手段、計測手段)
92A CPU(撮影制御手段、計測手段)
92C 記憶部(記憶手段)
94 無線通信部(送信手段)
104 CPU
118 無線通信部(受信手段)
130 放射線源
134 線源制御部(線源制御手段)
X1 通知用の放射線
X2 撮影用の放射線

Claims (11)

  1. 放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源を制御する線源制御手段と、
    前記放射線源から照射される放射線の照射範囲内に設けられ、前記放射線源から照射された放射線を検出する検出手段と、
    放射線に対して感度を有するセンサ部を有し、当該センサ部に照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成する生成手段、及び前記検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段を制御する撮影制御手段を有する放射線画像撮影装置と、
    を備えた放射線画像撮影システム。
  2. 前記放射線画像撮影装置は、前記生成手段による放射線画像の撮影準備が整ったタイミングで撮影開始の指示を無線通信で送信する送信手段をさらに備え、
    前記線源制御手段を、前記放射線源を備えた放射線発生装置又は放射線画像の撮影の制御を行なう撮影制御装置に設けると共に、当該放射線発生装置又は撮影制御装置が前記送信手段と無線通信が可能とされ、前記送信手段から送信された撮影開始の指示を受信する受信手段をさらに備え、
    前記線源制御手段は、前記受信手段で撮影開始の指示が受信された場合に、放射線画像の撮影を行なうため放射線の曝射を開始し、
    前記撮影制御手段は、前記送信手段から撮影開始の指示を送信した後に前記検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段を制御する
    請求項1項記載の放射線画像撮影システム。
  3. 非撮影時に、前記検出手段で通知用の放射線が検出されてから撮影用に放射線が検出されるまでの待機時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された待機時間を記憶する記憶手段と、さらに備え、
    前記撮影制御手段は、前記記憶手段に記憶された待機時間に基づいて前記生成手段の制御タイミングを変更する
    請求項1又は請求項2記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記センサ部が前記検出手段を兼ねる
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記生成手段は、放射線が照射されることにより前記センサ部に電荷が蓄積され、当該センサ部に蓄積された電荷量に基づいて当該放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成し、
    前記撮影制御手段は、非撮影時、前記センサ部に蓄積された電荷を取り出して除去するリセット動作を繰り返し行なうように前記生成手段を制御し、前記センサ部で通知用の放射線の検出を行なう場合、前記センサ部に蓄積された電荷を取り出す時間間隔を前記リセット動作時よりも短くする
    請求項4記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記撮影制御手段は、前記センサ部で通知用の放射線を検出する場合、前記センサ部の部分的な電荷の取り出しを行う
    請求項4又は請求項5記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記撮影制御手段は、前記センサ部で通知用の放射線が検出された場合、撮影用の放射線が照射される前に前記センサ部に蓄積された電荷を取り出して除去するリセット動作を行う
    請求項1〜請求項6の何れか1項記載の放射線画像撮影システム。
  8. 前記センサ部は、放射線が照射されると電荷が蓄積されると共に蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子を備えた多数の画素、及び当該多数の画素のスイッチ素子をオンオフさせるための複数のゲート配線が設けられ、
    前記リセット動作では、全てゲート配線に前記スイッチ素子をオンさせる信号を出力して各画素に蓄積された電荷を一度に取り出す
    請求項7記載の放射線画像撮影システム。
  9. 放射線を照射可能な放射線源と、
    放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように前記放射線源を制御する線源制御手段と、
    を備えた放射線発生装置。
  10. 放射線画像の撮影を行なう場合に、放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射させた後に撮影用に放射線を照射させるように放射線源を制御する線源制御手段を備えた撮影制御装置。
  11. 放射線に対して感度を有するセンサ部を有し、当該センサ部に照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成する生成手段と、
    放射線の曝射開始を通知する通知用に放射線を照射した後に撮影用に放射線を照射する放射線源から照射される放射線の照射範囲内に設けられ、前記放射線源から照射された放射線を検出する検出手段と、
    前記検出手段で通知用の放射線が検出された場合に当該検出後に照射される撮影用の放射線による放射線画像を撮影するように前記生成手段を制御する撮影制御手段と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
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