JP2011199611A - 音響信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザの第2の操作に応じて、カレントメモリの内容をバッファ領域にコピーし(S17)、先頭イベントからカレントポインタcpの直前のイベントデータまでの各イベントデータのシーンデータについて、それぞれ、シーンリコール対象範囲内のパラメータグループpg毎のパラメータブロックPBをバッファ領域に範囲制限コピーし(S18〜S22)、その後、カレントポインタ(cp)のイベントデータED(cp)のシーンデータ(s(cp))について、シーンリコール対象範囲内のパラメータグループpg毎のパラメータブロックPBをバッファ領域にコピーする(S24)。そして、バッファ領域の内容をカレントメモリにコピーする(S25〜S27)。
【選択図】図10
Description
図1において、デジタルミキサデジタルオーディオミキサ(「デジタルミキサ」又は、単に「ミキサ」とも言う)1は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)10、フラッシュメモリ11、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)12、操作子3、音量レベル制御用操作子(電動フェーダ)4、表示器5、波形入出力インターフェース(波形I/O)6、信号処理部(DSP(Digital Signal Processing)部)7、及び、その他I/O8を備え、各構成要素がバスライン9を介して接続される。
図2は、図1の波形I/O6及びDSP部7で行われるオーディオ信号に対する信号処理の構成を説明するブロック図である。図2において、アナログ入力部(A入力)20及びデジタル入力部(D入力)21は、波形I/O6によるアナログオーディオ信号及びデジタルオーディオ信号の入力を示す。CPU10は、オペレータが指定したパッチ設定に基づいて、入力パッチ部22に対して、入力元(A入力20,D入力21)毎に、その出力先(後段の入力チャンネル部23の1ch)を割り当てる。本明細書において、「パッチ」とは、オーディオ信号の入力元に出力先を割り当てることである。
ミキサ1の現在の設定状態、言い換えれば、ミキサ1の現在の動作を制御するための制御データ(各パラメータの値)の設定状態を「シーン」と呼ぶ。現在の「シーン」の内容は、フラッシュメモリ11内のカレントメモリに記憶された内容(各パラメータの値)である。ユーザは、操作子3を用いたシーンストア操作により、カレントメモリの内容を、1つの「シーン」とするシーンデータとして、フラッシュメモリ11又はRAM12に設けられたシーンメモリに保存(ストア)させることができる。1つのシーンデータは、ミキサ1の現在の動作を制御するための全て又は一部の制御データ(複数のパラメータの値)からなる。シーンメモリには、複数のシーンデータを格納することができ、各シーンデータにはそれぞれ固有のシーン番号と任意の名前(シーンネーム)が付与される。ユーザは、操作子3を用いたシーンリコール操作により、任意のシーンに対応するシーンデータをシーンメモリから読み出して、読み出したシーンデータに基づくミキサ1の設定状態を、カレントメモリに再現(シーンリコール)することができる。
また、フラッシュメモリ11又はRAM12には、順次実行すべき「イベント」の内容を示すイベントデータを、実行すべきイベントの順番に並べて登録したイベントリストを記録する領域が設けられている。イベントリストのデータ構造について、図3を参照して説明する。図3において、イベントリストは、「n」個のイベントの内容を規定するイベントセットES1〜ESnから構成されている。1つのイベントセットESk(kは1〜n)は、実行すべきイベントの内容を示すイベントデータEDkと、当該イベントデータの実行タイミングを示すトリガデータTDkにより構成される。
1つのイベントデータEDkは、シーンのリコールを指示するイベントを示すデータ又は1つの制御信号の出力を指示するイベントを示すデータである。シーンのリコールを指示するイベントデータEDkには、当該イベントにおいてリコールすべきシーンに対応するシーンデータを特定する情報が記録される。シーンデータを特定する情報とは、例えば、そのシーンに該当するシーン番号やシーンメモリにおける当該シーンデータ記録位置を示すポインタである。また、1つの制御信号の出力を指示するイベントは、その他I/O8を介して接続された周辺機器(MIDI機器やGPI機器)に対する制御信号(MIDI信号やGPI信号など)を、当該ミキサ1から周辺機器へ出力するイベントである。制御信号の出力を指示するイベントデータEDkには、出力すべき制御信号が記録される。
操作パネル2の要部構成を図3を参照し説明する。図3において、ドットマトリクス表示部202、NEXTイベント表示部204、及び、シーン番号表示部206は、図1の表示器5に相当するもので、各種情報をグラフィカルに提示する。ドットマトリクス表示部202は、後述するイベントリスト画面(図4)や、信号処理ch毎のパラメータ設定を行う画面等、ミキサ1の各種設定に関する画面を表示する。ユーザは、ドットマトリクス表示部202に表示されたカーソルやボタン画像(GUIパーツ)を用いて、各種指示を入力できる。NEXTイベント表示部204は、前述したイベントリストに基づくイベントの実行に関して、直前に実行されたイベントセットの次の実行順位にあるイベントセットの情報(シーケンスナンバ、トリガデータ、リコールされるシーンのシーン番号およびシーンネーム)を表示する。
図4は、ドットマトリクス表示部202に表示されるイベントリスト画面の構成を説明する図である。ユーザの所定の操作に応じて、CPU10は、ドットマトリクス表示部202に図4に示すイベントリスト画面を表示する制御を行う。イベントリスト画面に表示された各種GUIパーツ(ボタン等)に対する操作は、操作パネルの各種スイッチ類やマウス操作子等(操作子3)を用いて入力できる。
イベントリスト110は、図3に示すイベントリストのデータに基づく順番で、順次実行すべきイベントセットES1〜ESnを表示するリストである。イベントリスト110の各行には、各イベントセットES1〜ESnの内容が表示される。イベントリスト110のシーケンスナンバ表示部112は、各イベントセットの実行順位を昇順の数字によって表示する。
カレントポインタ118は、イベントリスト110上の1つのイベントセットに対応する1行を指標(指摘)する指標手段であり、イベントセットの実行時にはカレントポインタ118が指標している行に対応するイベントセットが実行される。カレントポインタ118は、イベントリスト110の左右両脇に配置された左右一対の指標子(三角形の表示物)からなる。カレントポインタ118により指摘された行(指標子が指摘している行)は、表示色反転等により他の行と異なる表示態様で明示される。図では、カレントポインタ118により指摘された行(シーケンスナンバ「005」の行)を斜線で示している。カレントポインタで指標された行のイベントセットの情報は、操作パネル2のNEXTイベント表示部204に表示される(図3参照)。なお、操作者は、カレントポインタ118で現在氏的中の行のトリガデータ表示部114およびシーン表示部116の内容を編集(変更)できる。編集された内容はイベントリストに直ちに反映され、且つ、必要に応じて、イベントリスト110におけるイベントセットの順番がソートされる。
手動実行指示用ボタン120〜127は、ユーザの手動操作により、イベントリスト110上のイベントセットに基づくイベントの実行を指示するために用いるボタンである。ボタン120〜122は、イベントセットを1つずつ実行する通常実行の指示(第1の操作)を入力するために用いる。また、ボタン123〜125は、イベントリスト110の先頭からユーザにより指定されたイベントセットまでの複数イベントデータに基づくシーンリコールを実行するトレース実行の指示(第2の操作)を入力するために用いる。
nextボタン120は、カレントポインタ118により現在指標されているイベントデータの直後のイベントデータに基づくイベントの実行を指示するボタンである。exeボタン121は、カレントポインタ118により現在指標されているイベントデータに基づくイベントの実行を指示するボタンである。また、prevボタン122は、カレントポインタ118により現在指標されているイベントデータの直前のイベントデータに基づくイベントの実行を指示するボタンである。各ボタン120〜122の操作に応じた動作は後述する。
EXEボタン123は、イベントリストの先頭のイベントデータからカレントポインタ118により現在指標されているイベントデータまでの各イベントデータに基づくイベントを順次実行するトレース実行を指示するボタンである。NEXTボタン124は、イベントリストの先頭のイベントデータから、カレントポインタ118により現在指標されているイベントデータの直後のイベントデータまでの各イベントデータに基づくイベントを順次実行するトレース実行を指示するボタンである。PREVボタン125は、イベントリストの先頭のイベントデータから、カレントポインタ118により現在指標されているイベントデータの直前のイベントデータまでの各イベントデータに基づくイベントを順次実行するトレース実行を指示するボタンである。各ボタン123〜125の操作に応じた動作は後述する。
Auto/Manual切り替えボタン134は、ユーザの操作に応じて、イベントの自動実行機能のオン/オフを交互に切り替えるボタンである。自動実行機能(Auto)は、当該機能がオンのとき、タイムコード供給手段により供給されたタイムコードに基づいて、イベントリストに基づく順番でイベントセットを順次実行する機能である。自動実行機能がオフのときは、後述する手動実行指示用のボタン120〜125を用いた手動操作による実行指示を受け付ける手動実行機能(MANUAL)がオンの状態となる。「自動実行機能」がオンのとき、トリガタイプが「タイムコード型」及び「インターバル型」のイベントセットは、供給されたタイムコードに基づいて自動的に実行される。トリガタイプが「マニュアル型」のイベントセットは、自動実行機能がオンであっても自動的に実行はされず、ユーザの手動操作に応じて実行される。なお、自動実行機能による動作は後述する。
図5は、ドットマトリクス表示部202に表示されるリコールフィルタ設定画面の構成を説明する図である。ユーザの所定の操作に応じて、CPU10は、ドットマトリクス表示部202に図5に示すリコールフィルタ設定画面を表示する制御を行う。リコールフィルタ設定画面に表示された各種GUIパーツ(ボタン等)に対する操作は、操作パネルの各種スイッチ類やマウス操作子等(操作子3)を用いて入力できる。
イベントリスト画面におけるボタン操作に応じて、CPU10が実行する処理を、図7(a)〜(d)の各フローチャートを参照して説明する。
nextボタン120が操作されたとき、CPU10は、図7(a)に示す通り、カレントポインタcpの現在位置を、次のイベントセット(図5のイベントリスト110において1行下のイベントセット)の位置に移動し(ステップS1)、移動されたカレントポインタcpの位置のイベントセットに基づいて、後述する通常実行処理を実行する(ステップS2)。なお、ここで、カレントポインタcpは、図5のイベントリスト110におけるカレントポインタ118の現在位置(ポインタ118が指標している行のイベントセット)を示すデータである。また、prevボタン122が操作されたとき、CPU10は、図7(b)に示す通り、カレントポインタcpの現在位置を1つ前のイベントセット(図5のイベントリスト110において1行上のイベントセット)の位置に移動し(ステップS3)、移動されたcpの位置のイベントセットに基づいて、後述する通常実行処理を実行する(ステップS4)。また、exeボタン121が操作されたとき、CPU10は、図7(c)に示す通り、カレントポインタcpの現在位置のイベントセットに基づいて、後述する通常実行処理を実行する(ステップS5)。ステップS2、S4、又はS5の通常実行処理において、詳しくは後述する通り、カレントポインタcpの位置のイベントセットに含まれるイベントデータを実行対象として、当該イベントデータに基づく1つのイベントが実行される。
EXEボタン123が操作されたとき、CPU10は、図7(c)に示す通り、カレントポインタcpの現在位置のイベントセットに基づいて、後述するトレース実行処理を実行する(ステップS5)。また、NEXTボタン124が操作されたとき、CPU10は、図7(a)に示す通り、カレントポインタcpの現在位置を次のイベントセットの位置に移動し(ステップS1)、移動されたcpの位置のイベントセットに基づいて、後述するトレース実行処理を実行する(ステップS2)。また、PREVボタン125が操作されたとき、CPU10は、図7(b)に示す通り、カレントポインタcpの現在位置を1つ前のイベントセットの位置に移動し(ステップS3)、移動されたcpの位置のイベントセットに基づいて、後述するトレース実行処理を実行する(ステップS4)。ステップS2、S4、又はS5のトレース実行処理では、詳しくは後述する通り、カレントポインタcpの位置のイベントセットに含まれるイベントデータを実行対象として、イベントリストの先頭のイベントセットから、当該実行対象のイベントセットまでの各イベントセットに基づく複数のイベントが順次実行される。
自動実行機能(Auto)がオンのとき、タイムコード供給手段により供給されたタイムコードに基づいて、イベントリストに基づく順番でイベントセットが自動的に実行される。自動実行機能(Auto)がオンのとき、CPU10は、カレントポインタcpの現在位置の次のイベントセット(図5のイベントリスト110において1行下のイベントセット)の実行タイミングを、そのイベントセットのトリガデータに基づいて取得しておき、タイムコード供給手段により供給されたタイムコードが当該イベントセットの実行タイミングの時刻に達したときに、図8の処理を実行する。ここで、「次のイベントセット」とはトリガタイプが「タイムコード型」又は「インターバル型」のものである。「マニュアル型」はトリガデータによる実行タイミングが規定されていないので含まない。
前記ステップS2、S4、S5及びS8において、CPU10が実行する通常実行処理の手順について、図9を参照して説明する。ステップS10において、CPU10は、カレントポインタcpにより現在指標されているイベントセットにおけるイベントデータED(cp)がシーンリコールを指示するデータかどうかを判断する。ここで、カレントポインタcpにより指標中のイベントデータED(cp)が、ユーザの第1の操作(ボタン120乃至122のいずれかの操作)に応じて、今回の通常実行処理の実行対象に指定されたイベントデータである。
前記ステップS2、S4、及びS5において、CPU10が実行するトレース実行処理の手順について、図10を参照して説明する。ステップS17において、カレントメモリに現在記録されている全ての制御データ(全パラメータの値)を、シーンリコール用のバッファ領域にコピーする。ステップS18において、CPU10は、テンポラリポインタtpを、イベントリストに基づいて、当該イベントリストの先頭のイベントセットの位置へ移動する。テンポラリポインタtpは、トレース実行処理において現在処理中の1つのイベントセットの位置を指標するデータである。
前記ステップS12、S21、及びS24において、1つのシーン(s)に対応するシーンデータをバッファ領域へコピーする処理の手順について、図11を参照して説明する。また、図12はカレントメモリ及びバッファ領域において1つのシーンとなる制御データ(パラメータの値)全体のデータ構造を説明する図である。カレントメモリ及びバッファ領域内のデータ構造は共通するものである。
ユーザの第1の操作(ボタン120〜122の何れかの操作)に応じて、通常実行処理(図9)が行われる。この場合、カレントポインタcpのイベントデータED(cp)のシーンデータ(s(cp))について、シーンリコール対象範囲内のパラメータグループpg毎のパラメータブロックPBをバッファ領域にコピーすることで、当該通常実行処理の指示(ユーザの第1操作)が行われた時点でのカレントメモリの設定内容に、シーンリコール対象範囲内の各パラメータグループpgのパラメータブロックPBを上書きする。シーンリコール対象範囲外のパラメータグループpgに関しては、当該通常実行処理によるイベント(シーンリコール)を実行する直前のカレントメモリの設定内容(例えば、図12ではパラメータグループpg(2)、pg(3)、pg(6)・・・)が残る。従って、直前のカレントメモリの内容に応じて、イベントデータED(cp)のシーンリコール結果が異なる。
図6のイベントリスト画面において、トレース実行を指示するためのボタン(第2の操作入力用のボタン)としてEXEボタン123のみを設ける構成であってもよい。更に別の構成例として、トレース実行指示用のボタン123〜125を設けずに、イベント実行モードとして「トレース実行モード」のオンオフを切り替えるボタンを設け、「トレース実行モード」がオンのとき、「prev」122、「exe」121、又は「next」120のいずれかの操作に応じて,「PREV」125、「EXE」123、又は「NEXT」124のいずれかが操作されたときと同じトレース実行処理を行う構成、或いは、「トレース実行モード」がオンのとき「exe」121の操作に応じてトレース実行処理を行う構成(「prev」122、及び「next」120の操作は無効とする構成)であってもよい。
Claims (5)
- 音響信号処理装置の現在の動作を制御するための複数の制御データを記憶するカレント記憶手段と、
前記カレント記憶手段に記憶された複数の制御データの設定状態を1つのシーンとするシーンデータを複数記憶するシーン記憶手段と、
順次実行すべきイベントを示す複数のイベントデータを、実行すべきイベントの順番に並べて登録したイベントリスト手段であって、前記イベントデータが前記シーン記憶手段に記憶された1つのシーンのリコールを指示するイベントを示すデータであるものと、
前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータの各々について、そのイベントでリコールすべきシーンに含まれる前記複数の制御データ全体のうちの一部の制御データをリコールする範囲として指定することで、シーンのリコールを行う範囲を選択的に設定する範囲指定手段と、
ユーザの第1の操作に応じて、前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータのうちの何れか1つを実行対象に指定して、指定された1つのイベントデータに基づくシーンのリコールを実行する通常実行手段であって、前記シーン記憶手段に記憶された複数のシーンデータの中から、前記指定されたイベントデータに基づいてリコールすべきシーンのシーンデータを特定し、特定されたシーンデータに基づいて、前記カレント記憶手段の記憶する制御データのうち、当該指定されたイベントデータに関して前記範囲指定手段により指定された範囲の制御データの値を変更する通常実行手段と、
ユーザの第2の操作に応じて、前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータのうちの何れか1つを実行対象に指定して、該イベントリスト手段に登録された先頭のイベントから前記指定されたイベントまでの複数のイベントデータに基づくシーンのリコールを実行するトレース実行手段であって、前記シーン記憶手段に記憶された複数のシーンデータの中から、前記複数のイベントデータに基づいてリコールすべき各シーンのシーンデータを特定し、特定された各シーンデータに基づいて、前記カレント記憶手段の記憶する制御データのうち、そのイベントデータに関して前記範囲指定手段により指定された範囲の制御データの値を変更するトレース実行手段
を備える音響信号処理装置。 - 前記イベントリスト手段が、前記イベントデータと当該イベントデータの実行タイミングを示すトリガデータを含む複数のイベントセットを、実行すべきイベントの順番に並べて登録したものであり、
現在の時刻を示すタイムコードを供給するタイムコード手段と、
前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントセットのうち1つを指標するカレントポインタ手段と、
前記イベントリスト手段に基づく順番で自動的に前記イベントセットに基づくシーンのリコールを実行する自動実行手段であって、前記カレントポインタ手段により現在指標されているイベントセット以降の各イベントセットに関して、前記タイムコード手段からのタイムコードが、前記現在指標されているイベントセット以降の各イベントセットに含まれるトリガデータが示す実行タイミングの時刻に達する毎に、そのイベントセットを実行対象に指定して、前記シーン記憶手段に記憶された複数のシーンデータの中から、前記指定されたイベントセットに基づいてリコールすべきシーンのシーンデータを特定し、特定されたシーンデータに基づいて、前記カレント記憶手段の記憶する制御データのうち、当該指定されたイベントセットに関して前記範囲指定手段により指定された範囲の制御データの値を変更し、且つ、前記イベントリスト手段に基づいて、前記カレントポインタ手段より指標するイベントセットを現在位置から次のイベントセットに移動させる自動実行手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載の音響信号処理装置。 - 前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータのうち1つを指標するカレントポインタ手段を備え、
前記通常実行手段が、前記第1の操作に応じて、前記イベントリスト手段に基づいて前記カレントポインタ手段により現在指標されているイベントデータの直後のイベントデータ、前記カレントポインタ手段により現在指標されているイベントデータ、又は、前記イベントリスト手段に基づいて前記カレントポインタ手段により現在指標されているイベントデータの直前のイベントデータのいずれか1つを実行対象に指定すること特徴とする請求項1に記載の音響信号処理装置。 - 前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータのうち1つを指標するカレントポインタ手段と、
前記トレース実行手段が、前記第2の操作に応じて、前記カレントポインタ手段により現在指標されているイベントデータを実行対象に指定して、前記イベントリスト手段に登録された先頭のイベントから前記実行対象に指定されたイベントデータまでのイベントデータに基づくシーンのリコールを実行することを特徴とする請求項1に記載の音響信号処理装置。 - 音響信号処理装置の現在の動作を制御するための複数の制御データを記憶するカレント記憶手段と、
前記カレント記憶手段に記憶された複数の制御データの設定状態を1つのシーンとするシーンデータを複数記憶するシーン記憶手段と、
順次実行すべきイベントを示す複数のイベントデータを、実行すべきイベントの順番に並べて登録したイベントリスト手段であって、前記イベントデータが前記シーン記憶手段に記憶された1つのシーンのリコールを指示するイベント又は1つの制御信号の出力を指示するイベントを示すデータであるものと、
前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータの各々について、そのイベントでリコールすべきシーンに含まれる前記複数の制御データ全体のうちの一部の制御データをリコールする範囲として指定することで、シーンのリコールを行う範囲を選択的に設定する範囲指定手段と、
ユーザの第1の操作に応じて、前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータのうちの何れか1つを実行対象に指定して、前記指定された1つのイベントデータに基づくイベントを実行する通常実行手段であって、指定されたイベントデータがシーンのリコールを指示するデータである場合は、前記シーン記憶手段に記憶された複数のシーンデータの中から、前記指定されたイベントデータに基づいてリコールすべきシーンのシーンデータを特定し、特定されたシーンデータに基づいて、前記カレント記憶手段の記憶する制御データのうち、当該指定されたイベントデータに関して前記範囲指定手段により指定された範囲の制御データの値を変更し、他方、前記指定されたイベントデータが制御信号の出力を指示するデータである場合は、該指定されたイベントデータに基づく制御信号を出力する通常実行手段と、
ユーザの第2の操作に応じて、前記イベントリスト手段に登録された複数のイベントデータのうちの何れか1つを実行対象に指定して、指定されたイベントデータがシーンのリコールを指示するデータである場合は、該イベントリスト手段に登録された先頭のイベントから前記指定されたイベントまでの複数のイベントデータに基づくシーンのリコールを実行するトレース実行手段であって、前記シーン記憶手段に記憶された複数のシーンデータの中から、前記複数のイベントデータに基づいてリコールすべき各シーンのシーンデータを特定し、特定された各シーンデータに基づいて、前記カレント記憶手段の記憶する制御データのうち、そのイベントデータに関して前記範囲指定手段により指定された範囲の制御データの値を変更し、他方、前記指定されたイベントデータが制御信号の出力を指示するデータである場合は、該指定されたイベントデータに基づく制御信号を出力するトレース実行手段
を備える音響信号処理装置。
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