JP2011198404A - 情報再生装置及び情報再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】一般のディスクを再生する場合にユーザーにパレンタル制御の国コード情報を提示する情報再生装置および情報再生方法を提供する。
【解決手段】ユーザーが設定可能な第1のパレンタル国コードを記憶する記憶手段と、複数のパレンタル国コードを選択可能なデータ構造を有する情報記憶媒体から第2のパレンタル国コードを選択する選択手段と、前記第1のパレンタル国コードの前記複数のパレンタル国コード中における有無を判定する判定手段と、前記判定が無しの場合に前記複数のパレンタル国コードに対応する国のリストを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
【選択図】 図7
【解決手段】ユーザーが設定可能な第1のパレンタル国コードを記憶する記憶手段と、複数のパレンタル国コードを選択可能なデータ構造を有する情報記憶媒体から第2のパレンタル国コードを選択する選択手段と、前記第1のパレンタル国コードの前記複数のパレンタル国コード中における有無を判定する判定手段と、前記判定が無しの場合に前記複数のパレンタル国コードに対応する国のリストを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
【選択図】 図7
Description
本発明は、情報再生装置及び情報再生方法に係わり、特にDVD-Videoにおけるパレンタル国コード情報の表示方法に関する。
DVD-Video規格には、パレンタル制御機能がある。このパレンタル制御は、予めプレーヤに設定された国コード、レベルに従って動作するようになっている。
例えば特許文献1に記載の内容は、DVD再生装置を使用する国を検出し、自動的にその国に適したメニュー言語の設定、音声言語の設定、字幕言語の設定、パレンタルレベル定義の設定等を行うものである。
しかしながら、その国に適したパレンタルレベル定義が用意されないディスクを再生する場合の対応については開示されていない。また、コンテンツにどのような国のパレンタル定義が記録されているかユーザーは知ることができないため使い勝手が悪い。
本発明は、一般のディスクを再生する場合にユーザーにパレンタル制御の国コード情報を提示する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報再生装置は、ユーザーが設定可能な第1のパレンタル国コードを記憶する記憶手段と、複数のパレンタル国コードを選択可能なデータ構造を有する情報記憶媒体から第2のパレンタル国コードを選択する選択手段と、前記第1のパレンタル国コードの前記複数のパレンタル国コード中における有無を判定する判定手段と、前記判定が無しの場合に前記複数のパレンタル国コードに対応する国のリストを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、一般のディスクを再生する場合にユーザーにパレンタル制御の国コード情報を提示する情報再生装置および情報再生方法が得られる。
本発明による実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、本発明の情報再生装置の一実施形態に係わる動画像再生装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、動画像再生装置10は、ディスクドライブ部101、ネットワークアクセス部102、データプロセッサ部104、メモリ部105、分離部106、ビデオデコーダ部107、サブピクチャデコーダ部108、グラフィックデコーダ部109、オーディオデコーダ部110、ビデオプロセッサ部111、D/A変換部112、113、MPU部114、キー入力部115、ROM部116を備えている。
図1は、本発明の情報再生装置の一実施形態に係わる動画像再生装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、動画像再生装置10は、ディスクドライブ部101、ネットワークアクセス部102、データプロセッサ部104、メモリ部105、分離部106、ビデオデコーダ部107、サブピクチャデコーダ部108、グラフィックデコーダ部109、オーディオデコーダ部110、ビデオプロセッサ部111、D/A変換部112、113、MPU部114、キー入力部115、ROM部116を備えている。
ディスクドライブ部101は、CD、DVD、ChinaHD DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)などの光ディスク1に記録されたデータを読み出し、読み出したデータをデータプロセッサ部104及びMPU部114へ供給する。本実施形態では、光ディスク1に記録されたコンテンツデータに基づく表示制御について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明は、ハードディスクに記録されたコンテンツデータに基づく表示制御、及びSD(登録商標)等のメモリカードに記憶されたコンテンツデータに基づく表示制御であってもよい。
データプロセッサ部104は、読み出されたデータに含まれた再生データを分離部106へ供給する。分離部106は、再生データに含まれたビデオデータ、サブピクチャデータ、グラフィックデータ、オーディオデータを分離し、ビデオデータをビデオデコーダ部107へ供給し、サブピクチャデータをサブピクチャデコーダ部108へ供給し、グラフィックデータをグラフィックデコーダ部109へ供給し、オーディオデータをオーディオデコーダ部110へ供給する。
ビデオデコーダ部107は、ビデオデータをデコードし、デコードされたビデオデータをビデオプロセッサ部111へ供給する。サブピクチャデコーダ部108は、サブピクチャデータをデコードし、デコードされたサブピクチャデータをビデオプロセッサ部111へ供給する。グラフィックデコーダ部109は、グラフィックデータをデコードし、デコードされたグラフィックデータをビデオプロセッサ部111へ供給する。オーディオデコーダ部110は、オーディオデータをデコードし、デコードされたオーディオデータをD/A変換部113へ供給する。
ビデオプロセッサ部111は、デコードされたビデオデータ、サブピクチャデータ、グラフィックデータを合成し、合成データをD/A変換部112へ供給する。D/A変換部112は、合成データをアナログビデオ信号へ変換し、アナログビデオ信号を出力する。また、D/A変換部113は、デコードされたオーディオデータをアナログオーディオ信号へ変換し、アナログオーディオ信号を出力する。
また、ネットワークアクセス部102は、ネットワークサーバ2等へアクセスし、必要なデータをダウンロードする。例えば、本発明は、ダウンロードデータに基づく表示制御であってもよい。
また、図2に示すように、MPU部114は、メディア判別部1141、管理情報判別部1142、デコードモード設定部1143、キー入力判別部1144、メモリアクセス部1145、及び操作音設定部1146を備えている。さらに、管理情報判定部1142は、ビデオ情報取得部1142a、テレビジョン方式判別部1142bを備えている。
メディア判別部1141は、光ディスク1から読み出されたデータに基づき、光ディスク1の種別を判別する。管理情報判定部1142は、光ディスク1から読み出されたデータに含まれた管理情報に基づき各種判定を行う。例えば、ビデオ情報取得部1142aが管理情報からビデオ情報を取得し、テレビジョン方式判別部1142bはこのビデオ情報に基づき光ディスク1に記録されたコンテンツに対応したテレビジョン方式を判別し、判別したテレビジョン方式をデコードモード設定部1143へ通知する。デコードモード設定部1143は、通知されたテレビジョン方式に対応したデコードモードを、ビデオデコーダ部107、サブピクチャデコーダ部108、及びグラフィックデコーダ部109のデコードモードへ設定する。
キー入力判別部1144は、キー入力部115で入力されたキーを判別する。キー入力部115は、動画像再生装置10の筐体に設けられたキー入力部、又はリモートコントローラに設けられたキー入力部である。キー入力部115は、ユーザーにより操作されたキーに対応した信号を送信し、キー入力判別部1144は、この信号を受信し、受信した信号からキー入力部115に設けられた複数のキーのうちのどのキーが操作されたかを判別する。MPU部114は、キー操作に対応し、各部を制御し、光ディスク1に記録されたデータを再生したり、再生を停止したり、再生を早送りしたり、メニュー画面を表示するためのメニュー画面情報を出力したり、メニュー画面中の選択項目上のカーソルを移動したり、カーソルで選択された選択項目を決定したりする。
メモリアクセス部1145は、メモリ部105にアクセスし、データを読み出したり書き込んだりする。さらに、メモリアクセス部1145は、ROM部116にアクセスし、データを読み出したりする。
図1に示した動画像再生装置10の詳細な動作については、次に説明する光ディスク1の論理フォーマットを参照して後により詳細に説明する。
図3は、図1に示される光ディスク1の論理フォーマットの構造を示している。即ち、図1に示される光ディスク1のリードインエリア27からリードアウトエリア26までのデータ記録領域28は、図3に示されるようなボリューム及びファイル構造を有している。この構造は、論理フォーマットとして特定の規格、例えば、マイクロUDF(micro UDF )及びISO9660に準拠されて定められている。データ記録領域は、物理的に複数のセクタに分割され、その物理的セクタには、連続番号が付されている。下記の説明で論理アドレスは、マイクロUDF(microUDF)及びISO9660で定められるように論理セクタ番号(LSN)を意味し、論理セクタは、物理セクタのサイズと同様に2048バイトであり、論理セクタの番号(LSN)は、物理セクタ番号の昇順とともに連続番号が付加されている。
図3は、図1に示される光ディスク1の論理フォーマットの構造を示している。即ち、図1に示される光ディスク1のリードインエリア27からリードアウトエリア26までのデータ記録領域28は、図3に示されるようなボリューム及びファイル構造を有している。この構造は、論理フォーマットとして特定の規格、例えば、マイクロUDF(micro UDF )及びISO9660に準拠されて定められている。データ記録領域は、物理的に複数のセクタに分割され、その物理的セクタには、連続番号が付されている。下記の説明で論理アドレスは、マイクロUDF(microUDF)及びISO9660で定められるように論理セクタ番号(LSN)を意味し、論理セクタは、物理セクタのサイズと同様に2048バイトであり、論理セクタの番号(LSN)は、物理セクタ番号の昇順とともに連続番号が付加されている。
図3に示されるようにこのボリューム及びファイル構造は、階層構造を有し、ボリューム及びファイル構造領域100、ビデオマネージャー(VMG)101、少なくとも1以上のビデオタイトルセット(VTS)102及び他の記録領域103を有している。これら領域は、論理セクタの境界上で区分されている。ここで、従来のCDと同様に1論理セクタは、2048バイトと定義されている。同様に、1論理ブロックも2048バイトと定義され、従って、1論理セクタは、1論理ブロックと定義される。
ボリューム及びファイル構造領域100は、マイクロUDF及びISO9660に定められる管理領域に相当し、この領域の記述を介してビデオマネージャー101が例えばメモリ部105に格納される。ビデオマネージャー101には、図4を参照して説明するようにビデオタイトルセットを管理する情報が記述され、ファイル#0から始まる複数のファイル104から構成されている。また、各ビデオタイトルセット(VTS)102には、後に説明するように圧縮されたビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データ及びこれらの再生情報が格納され、同様に複数のファイル104から構成されている。ここで、複数のビデオタイトルセット102は、最大99個に制限され、また、各ビデオタイトルセット102を構成するファイル104(File#jからFile#j+ 11)の数は、最大12個に定められている。これらファイルも同様に論理セクタの境界で区分されている。
他の記録領域103には、上述したビデオタイトルセット102を利用可能な情報が記録されている。この他の記録領域103は、必ずしも設けられなくとも良い。
図4に示すようにビデオマネージャー101は、夫々が各ファイ104に相当する3つの項目を含んでいる。即ち、ビデオマネージャー101は、ビデオマネージャー情報(VMGI)105、ビデオマネージャーメニューの為のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106及びビデオマネージャー情報のバックアップ(VMGI_BUP)107から構成されている。ここで、ビデオマネージャー情報(VMGI)105及びビデオマネージャー情報のバックアップ(VMGI_BUP)107は、必須の項目とされ、ビデオマネージャーメニューの為のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106は、オプションとされている。このVMGM用のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106には、ビデオマネージャー101が管理する当該光ディスク中のボリュームに関するメニューのビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データが格納されている。
図4に示すようにビデオマネージャー101は、夫々が各ファイ104に相当する3つの項目を含んでいる。即ち、ビデオマネージャー101は、ビデオマネージャー情報(VMGI)105、ビデオマネージャーメニューの為のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106及びビデオマネージャー情報のバックアップ(VMGI_BUP)107から構成されている。ここで、ビデオマネージャー情報(VMGI)105及びビデオマネージャー情報のバックアップ(VMGI_BUP)107は、必須の項目とされ、ビデオマネージャーメニューの為のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106は、オプションとされている。このVMGM用のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106には、ビデオマネージャー101が管理する当該光ディスク中のボリュームに関するメニューのビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データが格納されている。
続いて図4を参照してビデオの管理データが格納されているビデオマネージャー101について説明する。ビデオマネージャー101の先頭に配置されるビデオ管理情報105は、そのビデオマネージャー自体の情報、タイトルをサーチする為の情報、ビデオマネージャーメニューの再生の為の情報、及びビデオタイトルの属性情報の等のビデオタイトルセット(VTS)102を管理する情報が記述され、図4に示す順序で4つのテーブル108、109、111、110が記録されている。この各テーブル108、109、111、110は、論理セクタの境界に一致されている。第1のテーブルであるビデオ管理情報管理テーブル(VMGI_MAT)108は、必須のテーブルであってビデオマネージャー101のサイズ、このビデオマネージャー101中の各情報のスタートアドレス、ビデオマネージャーメニュー用のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106のスタートアドレス及びその属性情報等が記述されている。この属性情報には、ビデオの属性情報、オーディオの属性情報及び副映像の属性情報があり、これらの属性情報よってデコーダ107、108、109、110及びビデオプロセッサ部111の各部のモードが変更され、ビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)106が適切なモードで再生される。
また、ビデオマネージャー101の第2のテーブルであるタイトルサーチポインターテーブル(TT_SRPT)109には、装置のキー入力部115からのタイトル番号の入力に応じて選定可能な当該光ディスク1中のボリュームに含まれるビデオタイトルセットのスタートアドレスが記載されている。
ビデオマネージャー101の第3のテーブルであるビデオマネージャーメニューPGCIユニットテーブル(VMGM_PGCI_UT)110は、ビデオマネージャーメニュー用のビデオオブジェクト(VMGM_VOB)106がある場合には、必須項目とされている。ビデオマネージャーメニュー用のビデオオブジェクト(VMGM_VOB)106内には、種々の言語に対応したプログラムチェーンが設けられ、この各言語に対応したメニュー用のプログラムチェーンに関する情報が記述されている。
ビデオマネージャー101の第4のテーブルであるビデオタイトルセット属性テーブル(VTS_ATRT)111には、当該光ディスクのボリューム中のビデオタイトルセット(VTS)102に定められた属性情報が記載される。即ち、属性情報としてビデオタイトルセット(VTS)102の数、ビデオタイトルセット(VTS)102の番号、ビデオの属性、例えば、ビデオデータの圧縮方式等、オーディオストリームの属性、例えば、オーディオの符号化モード等、副映像の属性、例えば、副映像の表示タイプ等がこのテーブルに記載されている。
またパレンタルマネージメントに関する情報、及びビデオタイトルセットの属性に関する方法が含まれる。例えば子供に見せられる映像と見せられない映像をパレンタル情報として管理する情報が記録されたパレンタル管理情報テーブル(PLT_MAIT)がある場合は、ビデオタイトルセットアトリビュートテーブル(VTS_ATRT)の前に位置する。
さてDVD-Video規格におけるパレンタル制御用のデータ構造を図5に示す。図5で一点鎖線より左の部分は図4で述べた部分を簡略に表現したものであるので説明を省略する。
パレンタル管理情報テーブル(PTL_MAIT)情報内のデータ構造として、パレンタル管理情報テーブル情報(PTL_MAITI)内には国の数(CTY_Ns)、HDVTSの数(HDVTS_Ns)、PTL_MAITの終了アドレス(PTL_MAIT_EA)のそれぞれの情報が記録され、パレンタル管理情報サーチポインタ(PTL_MAI_SRP)は国コード(CTY_CD)とPTL_MAIの先頭アドレス(PTL_MAI_SA)の情報を持つ。
また、パレンタル管理情報(PTL_MAI)内のデータ構造は図示しないが、パレンタルレベル情報(PTL_LVLI)を有し、パレンタルレベル情報(PTL_LVLI)内にはHDVMG用Parental_ID_Field(PTL_ID_FLD_HDVMG)とHDVTS用Parental_ID_Field(PTL_ID_FLD_HDVTS)の情報を有し、更にHDVTS用Parental_ID_Field(PTL_ID_FLD_HDVTS)の情報内にはPGC選択用Parental_ID_Field(PTL_ID_FLD)が存在する。
次にDVD-Video規格におけるPGCの構造を図6に示す。DVD-Videoディスクに記録されたデータを再生する際のデータ構造について説明する。
DVD-Videoディスクに記録されたデータを再生する際に、再生対象となる1つのコンテンツはタイトルという再生単位に対応する。タイトルの構造は、少なくとも1つのプログラムチェーン(PGC:Program Chain)によって構成される。各タイトルの先頭のPGCはエントリPGCと呼ばれ、以後のPGCは、ユーザーの操作や制作者の意図に応じて分岐させることができ、これにより、マルチストーリやパレンタル再生などのDVD特有の機能を実現することが可能となっている。
DVD-Videoディスクに記録されたデータを再生する際に、再生対象となる1つのコンテンツはタイトルという再生単位に対応する。タイトルの構造は、少なくとも1つのプログラムチェーン(PGC:Program Chain)によって構成される。各タイトルの先頭のPGCはエントリPGCと呼ばれ、以後のPGCは、ユーザーの操作や制作者の意図に応じて分岐させることができ、これにより、マルチストーリやパレンタル再生などのDVD特有の機能を実現することが可能となっている。
PGCは、メニューまたはタイトル、またはそれらの一部を提供する論理ユニットであり、図6に示すように、再生順序が記述されたPGC情報(PGCI:PGC Information)と、再生に必要なVOB内の1つ以上のセルによって構成される。1つのPGCは、整数個のプログラム(PG:Program)に分割されている。PGは、PGCの内容を分割した単位であり、1つのPGは、整数個のセル(Cell)の集まりである。PGCIは、プリコマンドエリアおよびポストコマンドエリアとプレゼンテーション・コントロールブロックからなり、プレゼンテーション・コントロールブロックによりセルの再生順序とVOBのプレゼンテーションを制御するためのナビゲーションデータを与えるようになっている。
PGCIは、ナビゲーションコマンドと、セルの再生順を示す情報とを含んでおり、そのセルの再生順に従ってPGCが再生される。また、ナビゲーションコマンドにより、PGC、PTT(Part Of Title)、PG、セルの各単位でリンクやジャンプなどを設定することが可能となっている。なお、PTTはタイトルを区切った単位であり、例えば、ユーザーが映画の視聴時に異なるシーンにアクセスできるようにするために使用される。
以上のように、DVD-Videoディスクでは、DVD-Videoゾーンに、プレゼンテーションデータすなわちビデオ、オーディオ、サブピクチャなどを再生するためのデータとともに、再生を制御するためのナビゲーションデータが記録されている。ここで、プレゼンテーションデータには、再生時刻を示す時刻管理情報が含まれており、DVD-Videoディスクの再生装置では、この時刻管理情報に従ってデータを再生することで、映像や音声を同期させることが可能となっている。
処理手順としては、まずDVD-Videoディスクの再生開始時に再生されるFP_PGC(First Play PGC)が存在するか否かを判定する。
存在しない場合は、ユーザー操作によって指定されたタイトルがあるか否かを判定し、タイトルが指定されている場合は次の処理ステップに進み、指定されていない場合は処理を終了する。
存在しない場合は、ユーザー操作によって指定されたタイトルがあるか否かを判定し、タイトルが指定されている場合は次の処理ステップに進み、指定されていない場合は処理を終了する。
ここで、データ再生制御部121は、光ディスク1内のVMGを読み出して、ディスク内に存在するタイトルを選択するためのメニュー情報を抽出する。コントローラ12は、このメニュー情報からメニュー画像を生成して、例えば副映像デコーダ7を通じて出力させる。
上記の存在する場合はまたは上記の次の処理ステップとして、指定されるPGCから順次再生する処理を実行する。なお、一連のタイトルの再生が終了すると、存在しない場合のステップに戻り、次に再生するように選択されたタイトルがない場合には、処理が終了される。
図7は、ディスク挿入からパレンタル制御情報取得までのフローチャートである。
図7において、プレーヤは、ディスクローディング(ステップS70)後、パレンタル機能が有効となっているときは(ステップS71のY(Yes))、VMGIのPTL_MAITから、プレーヤに設定されているパレンタル国コードと一致するCTY_CDを検索する(ステップS72)。
図7において、プレーヤは、ディスクローディング(ステップS70)後、パレンタル機能が有効となっているときは(ステップS71のY(Yes))、VMGIのPTL_MAITから、プレーヤに設定されているパレンタル国コードと一致するCTY_CDを検索する(ステップS72)。
一致するCTY_CDが存在する場合は(ステップS72のY)、対応するPTL_MATを取得した上で(ステップS73)、First Play PGCを実行する(ステップS74)。
一致するCTY_CDが存在しなかった場合は(ステップS72のN)、PTL_MAITに記録されているすべての国コードを列挙したメニューを作成し表示する(ステップS75)。(図8参照)
ユーザーによって決定(ステップS76)された国コードに対応したPTL_MATを取得(ステップS77)した上で、First Play PGCを実行する(ステップS74)。
なお、ステップS71で、パレンタル機能が有効となっているときは(ステップS71のN)、プレーヤに設定されているパレンタル国コードと一致するPTL_MATを取得した上で(ステップS73)、First Play PGCを実行する(ステップS74)。
図8は、実施形態におけるプレーヤによるパレンタル制御選択メニューを表したものである。ユーザーへの選択をうながすプロンプトメッセージの下に、ディスクに記録されている全てのパレンタル国コード名が表示されている。ここでは、アメリカとフランスの2つが表示されている。今はアメリカにフォーカスされており、例えばリモコンのカーソルキーで上下にフォーカスを移動させ決定機能を表すボタンを押して選択することができる。
本実施形態は、パレンタル情報が記録されているディスクにおいて、プレーヤに設定されている国コード一致する国のパレンタル情報が無い場合に、プレーヤがディスクに記録されているパレンタル国コードから、パレンタル国コード選択メニューを作成し、ユーザーに国コードを決定させ、設定された国コードのもとにパレンタル制御を行なうものである。
効果として、ユーザーの意図に従った国コードで、パレンタル制御させることができる。換言すれば、意図した国のパレンタル制御に従った再生を行なうことができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
10…情報再生装置、101…ディスクドライブモジュール、102…ネットワークアクセスモジュール、104…データプロセッサ部、105…メモリ部、106…分離モジュール、107…ビデオデコーダ部、108…サブピクチャデコーダ部、109…グラフィックデコーダ部、110…オーディオデコーダ部、111…ビデオプロセッサ部、112、113…D/A変換モジュール、114…MPUモジュール、115…キー入力部、116…ROM部、1141…メディア判別モジュール、1142…管理情報判別モジュール、1142a…ビデオ情報取得モジュール、1142b…テレビジョン方式判別モジュール、1143…デコードモード設定モジュール、1144…キー入力判別モジュール、1145…メモリアクセスモジュール。
Claims (4)
- ユーザーが設定可能な第1のパレンタル国コードを記憶する記憶手段と、
複数のパレンタル国コードを選択可能なデータ構造を有する情報記憶媒体から第2のパレンタル国コードを選択する選択手段と、
前記第1のパレンタル国コードの前記複数のパレンタル国コード中における有無を判定する判定手段と、
前記判定が無しの場合に前記複数のパレンタル国コードに対応する国のリストを表示する表示手段とを
備えたことを特徴とする情報再生装置。 - 前記データ構造はDVD-Video規格に拠るものであることを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
- さらに前記リストの表示に基づいて外部から前記第2のパレンタル国コードを選択され、この第2のパレンタル国コードを前記第1のパレンタル国コードとして設定することを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
- ユーザーが設定可能な第1のパレンタル国コードを記憶し、
前記第1のパレンタル国コードの、複数のパレンタル国コードを選択可能なデータ構造を有する情報記憶媒体の前記複数のパレンタル国コード中における有無を判定し、
前記判定が無しの場合に前記複数のパレンタル国コードに対応する国のリストを表示することを特徴とする情報再生方法。
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---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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