JP3376370B2 - 光ディスクと光ディスク記録装置と光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスクと光ディスク記録装置と光ディスク再生装置

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JP3376370B2
JP3376370B2 JP2001361175A JP2001361175A JP3376370B2 JP 3376370 B2 JP3376370 B2 JP 3376370B2 JP 2001361175 A JP2001361175 A JP 2001361175A JP 2001361175 A JP2001361175 A JP 2001361175A JP 3376370 B2 JP3376370 B2 JP 3376370B2
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秀夫 安東
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Toshiba Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像や音声等の
データを記録する光ディスクと、この光ディスクにデー
タを記録する光ディスク記録装置と、光ディスクに記録
されているデータを再生する光ディスク再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声等のデータを記録した
光ディスクを再生する動画対応の光ディスク再生装置が
開発され、例えばLDや、ビデオCDなどの様に、映画
ソフトやカラオケ等の目的で一般に普及されている。
【0003】その中で、現在、国際規格化したMPEG
2(Moving Image Coding Exp
ert Group)方式を使用し、AC3オーディオ
圧縮方式を採用したDVD(デジタル ビデオ ディス
ク)規格が提案された。
【0004】この規格は、MPEG2システムレイヤに
従って、動画圧縮方式にMPEG2、音声にAC3オー
ディオ、MPEGオーディオをサポートし、さらに、字
幕用としてビットマップデータをランレングス圧縮した
副映像データ、早送り巻き戻しなどの特殊再生用コント
ロールデータ(ナビパック)を追加して構成されてい
る。
【0005】また、この規格では、コンピュータでデー
タを読むことが出来るように、ISO9660とマイク
ロUDFをサポートしている。
【0006】しかしながら、本規格は、現在、一般家庭
用録再機に関しては、考慮されていない。そこで、この
規格を元に一般家庭用録再機を構成すると次のような問
題が発生する。
【0007】DVDでは、タイトルに関する情報をテキ
スト情報として定義している。
【0008】このテキスト情報は、検索などに使用する
ために記録しているが、DVD−ROMビデオでは、V
MGM(ビデオマネージャーメニュー)、VTSM(ビ
デオタイトルセットメニュー)などのタイトル制作者が
作成したメニュー(画面)を持っているため、あまり使
用されていなかった。しかしながら、一般家庭用録再機
では、DVD−RAMにTV番組やカメラなどによる動
画や静止画(写真データ)等を複数記録するために、あ
らかじめメニューを入れることが出来ず、このテキスト
情報による検索が重要となってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
−ROMビデオでは、言語に考慮したテキスト情報にな
っていない。そのため、ヨーロッパやアジア諸国などで
は、TV放送局毎に番組毎に言語が違ったり、また、D
VDレコーダを持って海外に行き、その行き先で録画し
たりした場合に、どの言語でテキスト情報を記録したか
わからないとテキスト情報をデコードする場合に、その
言語コードに対応するキャラクタージェネレータ(漢字
ROM等)を持っているかどうか判断できず、デコード
が困難となる。また、言語が対応していない場合には、
情報検索などが全くできない。
【0010】この発明は、ビデオデータを記録する光デ
ィスクにおいて、記録するビデオデータに対応するテキ
スト情報の言語が記録する度に変わった場合に対応でき
ず、テキスト検索の処理ができなくなってしまうという
欠点を除去するもので、多言語に対応したテキスト検索
が可能な光ディスクと光ディスク記録装置と光ディスク
再生装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク
は、管理領域およびデータ領域を有し、前記管理領域は
プログラムの一連の再生順序を指定するプログラムチェ
ーン情報を格納するエリアと前記プログラムの構造を示
す情報を記述するプログラム管理テーブルを格納するエ
リアを持つように構成されている。ここで、前記プログ
ラム管理テーブルは第1のテキスト情報を格納するエリ
アを持つように構成されている。また、前記管理領域内
の前記プログラム管理テーブルの格納エリアとは異なる
領域に、前記第1のテキスト情報とは異なる第2のテキ
スト情報を格納するエリアを持つように構成されてい
る。 ここで、英数字の言語コードを含む第1のテキスト
情報が前記プログラム管理テーブル内に記録され、前記
第1のテキスト情報と同一言語コードあるいは異なる言
語コードの第2のテキスト情報が前記管理領域内の前記
プログラム管理テーブルと異なる領域に記録されるるよ
うに構成される。 さらに、前記第2のテキスト情報が記
録される領域は、テキストデータ情報とアイテムテキス
トサーチポインタと前記第2のテキスト情報としてのア
イテムテキストが順に配置される構造を有する。そし
て、前記プログラム管理テーブルでは、前記第1のテキ
スト情報の格納エリアに隣接して、前記アイテムテキス
トの番号情報が記録されるように構成されている。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態の光ディスク記録再生装置を説明する。
【0017】この光ディスク記録再生装置の代表的な一
実施の形態として、MPEG2に基づきエンコードされ
た動画(AVデータ)を可変ビットレートで光ディスク
1に対して記録・再生する装置、たとえばDVDデジタ
ルビデオレコーダがある。(このDVDデジタルビデオ
レコーダの具体例については後述する。)まず、光ディ
スク1は図2に示すように、通常のファイル形式でデー
タを保存されている。さらに、タイトルは、たとえば、
映画の一本分に相当し、一枚のディスクに、このタイト
ルが複数入っている。このタイトルが集まったものをタ
イトルセットと言い、このタイトルセットは、複数のフ
ァイルで構成されている。
【0018】また、1枚の光ディスク1には、この光デ
ィスク1を管理するための情報としてビデオマージャー
Video Manager(以降VMGと称する。)
と称するファイルが存在する。
【0019】さらに、ビデオタイトルセット(以後VT
Sと称する)には、このタイトルセットを管理するため
の情報がVideo Title Set Infor
mation(以降VTSIと称する。)の管理情報フ
ァイルとビデオデータで構成されているビデオファイル
とVTSIのバックアップファイルから構成されてい
る。
【0020】たとえば、DVDビデオのディレクトリに
対して、VMGの管理データ(VMGI)、VMGメニ
ューのビデオデータ(VMGM VOBS)、VMGI
のバックアップ(VMGI)、VTSの管理データ(V
TSI)、VTSメニューのビデオデータ(VTSM
VOBS)、VTSのビデオデータ(VTSTT VO
BS)、VTSIのバックアップ(VTSI)により構
成されている。
【0021】前記ビデオファイルは、図3に示すよう
に、階層構造となっており、1つのファイルは複数のプ
ログラムチェーンで構成され、1つのプログラムチェー
ンは、複数のプログラムで構成されており、1つのプロ
グラムは、複数のセルで構成され、1つのセルは、複数
のビデオオブジェクトユニット(以降VOBUと称す
る)で構成されている。また、VOBUは、複数の様々
な種類のデータからなっているパックによって構成され
ている。パックは1つ以上のパケットとパックヘッダで
構成されている。
【0022】ここで、パックの種類として、動画及び静
止画データが記録されているパックをビデオパック(V
パック)、副映像データが記録されているパックを副映
像パック(SPパック)、音声データが入っているパッ
クをオーディオパック(Aパック)称している。
【0023】また、パックは、データ転送処理を行う最
小単位である。さらに、論理上の処理を行う最小単位は
セル単位で、論理上の処理はこの単位で行われる。
【0024】上記ビデオオブジェクトユニットVOBU
の再生時間は、ビデオオブジェクトユニットVOBU中
に含まれる1以上の映像グループ(グループオブピクチ
ャー;略してGOP)で構成されるビデオデータの再生
時間に相当し、その再生時間は0.4秒〜1.2秒の範
囲内に定められる。1GOPは、MPEG規格では通常
約0.5秒であって、その間に15枚程度の画像を再生
するように圧縮された画面データである。
【0025】ビデオオブジェクトユニットVOBUがビ
デオデータを含む場合には、ビデオパック、副映像パッ
クおよびオーディオパックから構成されるGOP(MP
EG規格準拠)が配列されてビデオデータストリームが
構成される。
【0026】なお、オーディオおよび/または副映像デ
ータのみの再生データにあってもビデオオブジェクトユ
ニットVOBUを1単位として再生データが構成され
る。たとえば、オーディオパックのみでビデオオブジェ
クトユニットVOBUが構成されている場合、ビデオデ
ータのビデオオブジェクトVOBの場合と同様に、その
オーディオデータが属するビデオオブジェクトユニット
VOBUの再生時間内に再生されるべきオーディオパッ
クが、そのビデオオブジェクトユニットVOBUに格納
される。
【0027】また、GOPの先頭にナビゲーションパッ
ク(NVパック)(管理情報として利用できる)を付け
加えてもよい。
【0028】上記VMGの管理データ(VMGI)に
は、図4(a)に示すように、タイトル用のタイトル
名、アルバム名、およびプロデューサ名などの情報をテ
キスト形式で記述するテキストデータマネージャTXT
DT MGを含んでいる。
【0029】このテキストデータマネージャTXTDT
MGには、図4(b)に示すように、TXTDT M
Gを識別するための識別子、その数、その終了アドレス
が記述されるテキストデータマネージャ情報TXTDT
MGIと、1言語ごとの言語コード等が記述されるテ
キストデータ言語ユニットサーチポインタTXTDTL
U SRP#1〜TXTDT LU SRP#nと、1
言語ごとのテキストデータのテーブルであるテキストデ
ータ言語ユニットTXTDT LU#1〜#Mの内容が
記録される。
【0030】テキストデータ言語ユニットサーチポイン
タTXTDT LU SRPは、8バイト構成であり、
図4(c)に示すように、テキストデータの言語コード
(TXTDT LCD:2バイト)、リザーブ(1バイ
ト)、キャラクタセット(1バイト)、テキストデータ
言語ユニットの先頭アドレス(TXTDT LU S
A:4バイト)を含んでいる。
【0031】テキストデータ言語ユニットTXTDT
LUは、図4(d)に示すように、TXTDT内のIT
TXT SRPの数が記述されるテキストデータ情報
TXTDTI、IT TXTの内容を識別する番号とI
T TXTの先頭アドレスが記述されるアイテムテキス
トサーチポインタ(IT TXT SRP#1〜ITT
XT SRP#n)、キャラクタコードで記述されるア
イテムテキスト(IT TXT#1〜IT TXT#
M)の内容が記録される。
【0032】アイテムテキスト(IT TXT#1〜I
T TXT#M)の1〜Mがアイテム番号となる。
【0033】また、テキストデータ言語ユニットサーチ
ポインタTXTDT LU SRPは、10バイト構成
とし、図5に示すように、必須テキストデータの言語コ
ード(TXTDT LCD:2バイト)、リザーブ(1
バイト)、キャラクタセット(1バイト)、テキストデ
ータ言語ユニットの先頭アドレス(TXTDT LUS
A:4バイト)、その他のテキストデータの言語コード
(OPTION TXTDT LCD:2バイト)を含
んでいる構成としても良い。
【0034】上記VTSの管理データ(VTSI)に
は、図6(a)に示すように、VTSとVTSI内の各
情報の先頭アドレスおよびVTS内のVOBSの属性に
関するテーブルであるビデオタイトル情報マネージャー
テーブル(VTSI_MAT)とVTSプログラムチェ
ーン情報を記述するテーブルであるビデオタイトルセッ
トプログラムチェーン情報テーブル(VTS_PGCI
T)の内容が記録される。
【0035】このビデオタイトルセットプログラムチェ
ーン情報テーブル(VTS_PGCIT)のプログラム
チェーンPGCとセルCELLによって、再生順序が決
定される。
【0036】プログラムチェーンPGCは、再生順序を
指定した一連の再生を実行する単位を示す。
【0037】セルCELLは、再生データを開始アドレ
スと終了アドレスで指定した再生区間を示す。
【0038】このプログラムチェーン情報テーブル(V
TS_PGCIT)には、図6(b)に示すように、P
GCI_SRPの数とPGCITの終了アドレスが記述
されるプログラムチェーン情報テーブル情報(PGCI
TI)と、VTS_PGCのカテゴリとVTS_PGC
Iの先頭アドレスが記述されるVTS_PGCプログラ
ムチェーン情報サーチポインタ(PGCI_SRP#1
〜PGCI_SRP#n)と、プログラムチェーン情報
(PGCI#1〜#M)とが含まれている。
【0039】プログラムチェーン情報テーブル情報(P
GCITI)には、プログラムチェーンPGCの数を示
す情報が含まれている。プログラムチェーン情報サーチ
ポインタ(PGCI_SRP)は、各プログラムチェー
ン情報PGCIの先頭をポイントしており、サーチを容
易にする。
【0040】なお、複数設けられたプログラムチェーン
情報PGCIの順序は、複数のプログラムチェーン情報
サーチポインタPGCI_SRP#1〜PGCI_SR
P#nの順序と無関係に設定されている。したがって、
たとえば同一のプログラムチェーン情報PGCIを1以
上のプログラムチェーン情報サーチポインタPGCI_
SRPで指し示すことが可能となっている。
【0041】プログラムチェーン情報(PGCI)は、
図6(c)に示すように、プログラムチェーンPGCの
再生時間やセルの数を示す情報が記述されるプログラム
チェーン一般情報(PGC_GI)、プログラムチェー
ンのコマンドが記述されるプログラムチェーンコマンド
テーブル(PGC_CMDT)、プログラムチェーン内
のプログラムの構造を示すマップが記述されるプログラ
ムチェーンプログラムマップ(PGC_PGI)、プロ
グラム内のセルの再生順を定義するテーブルが記述され
るセル再生情報テーブル(C_PBIT)、プログラム
に使われているセルのVOBID番号とセルID番号が
記述されるセル位置情報テーブル(C_POSIT)に
よって構成されている。
【0042】セル再生情報テーブル(C_PBIT)に
は、図6(d)に示すように、セル再生情報(C_PB
I#1〜#j)が記述される。
【0043】図7は、図6(d)に示すセル再生情報C
_PBI(C_PBI#1〜#j)の内容を示す。すな
わち、各セル再生情報(C_PBI)は、54バイト構
成で、図7に示すように、セルカテゴリー(C_CA
T;4バイト)、セル再生時間(C_PBTM;4バイ
ト)、セル内の最初のビデオオブジェクトユニット(V
OBU)のスタートアドレス(C_FVOBU_SA;
4バイト)、セル内の最初のビデオオブジェクトユニッ
ト(VOBU)のエンドアドレス(C_FVOBU_E
A;4バイト)、セル内の最終ビデオオブジェクトユニ
ット(VOBU)のスタートアドレス(C_FVOBU
_SA;4バイト)、セル内の最終ビデオオブジェクト
ユニット(VOBU)のエンドアドレス(C_FVOB
U_EA;4バイト)、録画開始日時時間と録画終了日
時時間とソース名およびTVチャンネル番号とからなる
必須テキスト情報(28バイト)、VMGIのテキスト
データマネージャTXTDT MGにおけるTEXTア
イテム番号(ITEM Number OF TEX
T;2バイト)を含んでいる。
【0044】プログラムチェーンプログラムマップ(P
GC_PGI)は、図6(e)に示すように、プログラ
ム情報#1〜#iによって構成されている。
【0045】図8は、図6(e)に示すプログラム情報
の内容を示す。すなわち、プログラム情報は、32バイ
ト構成で、図8に示すように、エントリーセル番号(E
N_CN;1バイト)、録画開始日時時間と録画終了日
時時間とソース名およびTVチャンネル番号とからなる
必須テキスト情報(28バイト)、VMGIのテキスト
データマネージャTXTDT MGにおけるTEXTア
イテム番号(ITEMNumber OF TEXT;
2バイト)を含んでいる。
【0046】必須テキスト情報(プライマリ・テキスト
・インフォメーション)は、録画に関する情報やブラン
キング期間中に送られてくる情報や電子TVガイド情報
(衛星放送などに見られる様なもの)等からの情報を記
録し、記録されたビデオデータの検索などに役立てる。
【0047】必須テキスト情報の中で、まず、最低限必
要と考えられる情報は、録画開始日時時間、ソース名&
TVチャンネル番号である。これらの情報があれば、ユ
ーザーは、TV番組を指定でき、また、ビデオカメラや
スチルカメラ等においても、録画日時がわかれば、どこ
を撮影したかの特定が出来るため、これらの情報を必須
テキスト情報とする。
【0048】これらの情報は、光ディスク記録再生装置
(録画再生機)内部で発生させることが出来、その作業
を行うのが後述する必須テキス卜情報決定部となる。
【0049】また、これらの必須テキスト情報は、アス
キーコードで表記し記録することにより、光ディスク記
録再生装置内部で簡単に発生させることが出来る情報と
なり、低価格機にもファーム対応で対処できる機能であ
り、また、英語で表記することにより、世界の主要な国
で使用できるものである。また、その必須テキスト情報
の言語コードを指定して記録する方法も考えられる。
【0050】さらに、その他のテキスト情報としては、
地上波放送のビデオブランキング期間に重畳されている
テキストデータや、衛星放送などのデジタル放送の電子
TVガイド情報の中の番組情報等のテキスト情報のう
ち、字幕データ以外のデータ:タイトル名、出演者名、
番組紹介文、歴史的背景、番組内の使用小物の紹介等が
考えられる。また、テキスト情報では無いが、HTML
データもまた、同じように記録できる。
【0051】そこで、その他テキスト情報に関しては、
DVDのテキスト.INFのフォーマットに従って記録
し、HTMLデータの場合には、言語コードを“FFF
F”とする。
【0052】それらのデータは、ビデオデータ記録前
に、事前にわかっているテキスト情報に関しては、ま
ず、それらのテキスト情報を記録してから、録画動作を
始める。
【0053】また、記録中に取り込まれたテキスト情報
に関しては、いったんメモリ(後述するテキストバッフ
ァ部)に蓄え、録画終了後にテキスト情報の記録を行
う。
【0054】このとき、後述する言語コード検出部によ
り、テキスト情報内に入っている言語名やテキストコー
ド名を検出し、検出された言語名やテキストコード名を
テキスト情報管理領域に記録し、その後、テキスト情報
をテキスト情報領域に記録する。
【0055】ただし、ここで、必須テキスト情報及びT
EXTアイテム番号に関して、セル(CELL)単位で
記録する場合と、プログラム(PG)単位で記録する場
合が考えられる。CELL単位で記録する場合には、図
7に示すように、C−PBIに記録することになり、P
G単位で記録する場合には、図8に示すように、PGI
のプログラム情報に記録する事となる。
【0056】図1は、光ディスク1に図2〜図8で説明
したような構造の情報を用いてデジタル動画情報を記録
再生する光ディスク記録再生装置(DVDビデオレコー
ダ)の構成を例示している。
【0057】この光ディスク記録再生装置は、大きく分
けると、記録媒体である光ディスク1に対して次のよう
な装置が作用する。まずメインマイクロプロセッサ部
(以降メインMPU部と称する)101は、記録再生装
置全体を統合管理する部分である。
【0058】ディスクドライブ部102はメインMPU
部101からの指令で、光ディスク1の回転制御、光デ
ィスク1のデータの読み出し、光ディスク1へのデータ
の書き込み機能を含む。光ディスク1の回転制御は、デ
ィスクモータのサーボ装置を通して行われる。光ディス
ク1へのデータの書き込みや光ディスク1からのデータ
の読み出しは、レーザビームを扱う光学手段を用いたピ
ックアップ装置を通して実現される。
【0059】データ処理部103は、記録動作時には、
エンコード部104からの記録データを光ディスク1に
記録するため、16セクタ分を単位とするデータにエラ
ー訂正コードを付加し、また変調を行って記録信号を生
成し、ディスクドライブ部102に与えている。データ
処理部103には、一時記憶部105が接続されてお
り、高速アクセスで数分以上の分の記録データを一時的
に保持するために用いられる。
【0060】データ処理部103は、再生動作時には、
再生信号をディスクドライブ部102から受け取り、復
調を行い、エラー訂正処理を行い、復調信号をデコーダ
部106に送る。
【0061】エンコード部104には、外部入力が与え
られる。オーディオビデオ(AV)入力部107からは
オーディオ信号及びビデオ信号を与えることができ、ま
たチューナ部108からもオーディオ信号及びビデオ信
号を与えることができる。またチューナ部108から
は、垂直ブランキング期間の情報として文字情報やクロ
ーズドキャプションデータが存在する場合があるので、
これらのデータもエンコード部104に入力することが
できる。
【0062】オーディオ信号及びビデオ信号は、エンコ
ード部104内のアナログデジタル(A/D)変換部2
01に与えられる。ここでデジタル化されたビデオ信号
は、ビデオエンコード部202に入力され、オーディオ
信号は、オーディオエンコード部203に入力される。
また文字情報やクローズドキャプションデータは、副映
像(SP)エンコード部204に入力される。エンコー
ドされたビデオデータ、オーディオデータ、副映像デー
タは、フォーマッタ部205に入力されて、記録のため
のパケット化、及びパック化される。この時一時保持の
ためにバッファメモリ206が活用される。
【0063】上記のエンコード部202、203、20
4は、当該ファイル全体の時間の基準となるシステムタ
イムクロックを参照し、その値にしたがって各パケット
のプレゼンテーションタイムスタンプ(PTS)及びデ
コーデッドタイムスタンプ(DTS)を決定する。シス
テムタイムクロックは、システムタイムクロック(ST
C)部109より発生されている。フォーマッタ部20
5は、さらに再生時に必要な情報をつけ加えるために、
ビデオの所定単位(GOP)毎(例えば再生時間が0.
5乃至1.2秒程度)にパックのアライメント処理を行
い、GOPの先頭にナビゲーションパック(NVパッ
ク)(管理情報として利用できる)を付け加えてもよ
い。データ処理部103は、データ記録の最後に、NV
パック内のデータの早送り、逆送り用のデータ領域部
に、各前後のNVパックのアドレスを記録し、また管理
領域に必要なその他の管理情報を記録する。
【0064】デコード部106は、データ処理部103
からの再生データであるパック列を受け取る。このパッ
ク列は分離部301に与えられる。分離部301は、各
パックを判定し、ビデオパケットはビデオデコード部3
02ヘ、副映像パケットは副映像(SP)デコード部3
03ヘ、オーディオパケットはオーディオデコード部3
04へそれぞれ転送する。
【0065】また、NVパックは、いつでもメインMP
U部101がアクセスできるように分離部301の内部
メモリ301aに次々と保存される。
【0066】分離部301から各パケットがそれぞれ対
応するデコーダ部へ転送されるときは、指定されている
特定のタイミングでPTSまたはDTSがシステムタイ
ムクロック部109に送られロードされ、装置全体の基
準時刻を設定する。例えばメインMPU101が、NV
パック内のPTSをシステムタイムクロック部109に
ロードするか、またはビデオデコーダ部302が自動的
にビデオデータのDTSもしくはPTSをシステムクロ
ック部109にセットする。
【0067】このセットの後は、各デコード部ではパケ
ット内のPTSとシステムクロックとを比較し同期状態
を保ちながらデコード及び再生処理を行う。
【0068】ビデオデコード部302で復号されたビデ
オデータ及び副映像デコード部303で復号された副映
像データは、ビデオ処理部305へ入力されて合成され
る。
【0069】ビデオ処理部305の出力は、ビデオミキ
シング部110でフレームメモリ部111に記憶されて
いるキャラクタデータ等とミキシングされた後、ビデオ
エンコード部112でNTSC信号(又はPAL信号)
に変換されてディスプレイ部113へ供給される。ま
た、ビデオミキシング部110の出力はインターフェー
ス114を介してデジタル出力として取出せるようにな
っている。
【0070】オーディオデコーダ処理部304の出力
は、デジタルアナログ(D/A)変換部309で変換さ
れて、オーディオ出力部115へ供給される。
【0071】メインMPU部101には、再生PLAY
キー、録画RECキー、停止STOPキー等からなるキ
ーボード等のキー入力部120、表示部121、テキス
ト情報を表示するためのキャラクタジェネレータ部ある
いは漢字ROM部122が接続されている。キャラクタ
ジェネレータ部あるいは漢字ROM部122は、テキス
ト情報のテキストコード(キャラクタコード)を文字パ
ターン(フォントデータ)に変換するものである。たと
えば、英数字、漢字、ハングル文字、アラビア文字等の
種々の言語の文字パターンのいずれかに変換するものが
設定されており、この設定されている言語コードがメイ
ンMPU部101により管理されている。
【0072】メインMPU部101は、装置全体の統合
管理を行うとともに、編集制御を行う。
【0073】メインMPU部101には、必須テキスト
決定部101a、テキストバッファ部101b、対応言
語警告表示部101c、言語コード検出部101d、対
応言語チェック部101e等を有している。
【0074】必須テキスト情報決定部101aは、チュ
ーナ部108からの録画に関する情報(録画開始日時時
間、ソース名&TVチャンネル番号)やブランキング期
間中に送られてくる情報や電子TVガイド情報(衛星放
送などに見られる様なもの)等を必須テキスト情報とし
て生成するものである。
【0075】テキストバッファ部101bは、テキスト
情報を一時的に記録しておくものである。
【0076】対応言語警告表示部101cは、対応言語
チェック部101eからのデータより、言語の対応する
データが無い場合にその旨をディスプレイ113により
表示したり、その他テキスト情報検索部としてのチュー
ナ部108からのテキストデータが無い場合にディスプ
レイ113によりユーザに警告を行うものである。
【0077】言語コード検出部101dは、テキスト情
報内に入っている言語名やテキストコード名を検出し、
検出された言語名やテキストコード名をテキスト情報管
理領域としてのテキストデータ言語ユニットサーチポイ
ンタTXTDT LU SRP内のテキストデータの言
語コード(TXTDT LCD)の領域(図4(c)参
照)に記録し、その後、テキスト情報をテキスト情報領
域としてのテキストデータ言語ユニットTXTDT L
U内のアイテムテキスト(IT TXT)の領域(図4
(d)参照)に記録する。
【0078】対応言語チェック部101eは、検索され
た各プログラムあるいはセルの必須テキスト情報に対応
する言語コードをテキストアイテム番号により読出し、
この装置の言語コードと一致するか否かをチェックする
ものでる。
【0079】メインMPU部101は、テキスト情報に
対応するキャラクタコードをフォントデータに変換し
て、そのフォントデータをフレームメモリ部111へ展
開し、ビデオミキシング部110により、デコードデー
タ(DVDビデオデータ)とミキシングし、更に、ビデ
オエンコーダ部112により、NTSC信号(又はPA
L信号)に変換し、ディスプレイ113等に表示する。
【0080】また、キー入力部120より検索データを
入力できるようにしているが、家庭用機器であることを
考えると、ポインティングデバイスのみで対応する事も
考えられる(TV画面に、キーボードを表示し、文字を
選ぶ方式の場合)。
【0081】次に、録画時のデータ処理について、図9
に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0082】まず、メインMPU部101が録画命令受
けると、ディスクドライブ部102から管理データを読
み込み、書き込む領域を決定する。次に、決定された領
域を書き込むように管理領域に設定し、ビデオデータの
書き込みスタートアドレスをディスクドライブ部102
に設定し、データを記録する準備を行う(ステップST
1)。
【0083】次に、メインMPU部101は、STC部
109の時間のリセットを行う。ここで、STC部10
9はシステムのタイマでこの値を基準に録画、再生を行
う。さらに、メインMPU部101はその他の各設定を
行う。
【0084】この後、メインMPU部101は、必須テ
キスト情報決定部101aにより、チューナ部108か
らの録画に関する情報としての録画開始日時時間、ソー
ス名&TVチャンネル番号を英数字で必須テキスト情報
として生成し、この必須テキスト情報をセル単位で記録
する場合は、図6(d)に示すセル再生情報C_PBI
内に記録し、プログラム単位で記録する場合は、図6
(e)に示すプログラム情報内に記録する(ステップS
T2)。
【0085】また、メインMPU部101は、記録前に
前もって分かっているテキスト情報をVMGI内のテキ
ストデータマネージャにおけるテキストデータ言語ユニ
ットTXTDT LU内のアイテムテキスト(IT T
XT)の領域に記録される(ステップST3)。また、
言語コードが分かっている場合、テキストデータ言語ユ
ニットサーチポインタTXTDT LU SRP内のテ
キストデータの言語コード(TXTDT LCD)の領
域に記録される(ステップST3)。
【0086】また、録画時のビデオ信号の流れは、次の
ようになる。
【0087】まず、チューナ部108またはAV入力部
107より入力されたAV信号をA/D変換部201で
A/D変換し、映像信号はビデオエンコード部202、
音声信号はオーディオエンコード部203、また、チュ
ーナ部108より、クローズドキャプション信号、また
は文字放送等の内、字幕データに関してはテキス卜信号
をSPエンコード部204へそれぞれ入力する。ただ
し、字幕データ以外に関しては、メインMPU部101
へ転送する、メインMPU部101は字幕以外のテキス
ト情報を受け取ると一時的にテキストバッファ部101
bに貯め、録画終了時に、テキスト情報を記録する。
【0088】各エンコード部202、203、204
は、それぞれの信号を圧縮してパケット化し(ただし、
各パケットは、パック化した時に1パックあたり204
8バイトになるように切り分けて、パケット化す
る。)、フォーマッタ部205に入力する。ここで、各
デコーダ部202、203、204は、STC部109
の値に従って各パケットのPTS、DTSを必要に応じ
て、決定し記録する。
【0089】フォーマッタ部205はバッファメモリ部
206へパケットデータを一時保存し、その後、入力さ
れた各パケットデータをパック化して、GOP毎にミキ
シングして、前記GOPの頭に、NVパックを追加し
て、データ処理部103へ入力する。
【0090】データ処理部103は16パック毎にまと
めてECCグループとして、ECCをつけてディスクド
ライブ部102へ送る。ただし、ディスクドライブ部1
02が光ディスク1への記録準備が出来ていない場合に
は、一時記憶部105へ転送し、データを記録する準備
が出来るまで待ち、用意が出来た段階で記録を開始する
(ステップST4)。ここで、一時記憶部105は高速
アクセスで数分以上の記録データを保持するため、大容
量メモリが想定される。
【0091】また、録画終了時に、各NVパック内の早
送り、巻き戻し用のデータ部分に、各NVパックのアド
レスデータを記録して、管理領域に終了後に必要な情報
を記録して録画動作を終了する(ステップST5)。
【0092】ただし、メインMPU部101は、ファイ
ルの管理領域などを読み書きするために、データ処理部
103へバスを通して、読み書きすることが出来る。
【0093】上記録画終了時、メインMPU部101
は、テキストバッファ部101bに記録されているテキ
スト情報を、VMGI内のテキストデータマネージャに
おけるテキストデータ言語ユニットTXTDT LU内
のアイテムテキスト(IT TXT)の領域(図4
(a)(b)(d)参照)に記録する(ステップST
6)。また、言語コードを、テキストデータ言語ユニッ
トサーチポインタTXTDTLU SRP内のテキスト
データの言語コード(TXTDT LCD)の領域(図
4(a)(b)(d)参照)に記録する(ステップST
6)。また、他の管理データも記録する。
【0094】上記録画終了時、メインMPU部101
は、録画終了日時時間が必須テキスト情報として、図6
(d)に示すセル再生情報C_PBI内、あるいは図6
(e)に示すプログラム情報内に記録される(ステップ
ST7)。この際、メインMPU部101は、テキスト
情報を記録したプログラムと必須テキスト情報と関連付
けるために、上記テキスト情報が記録された位置として
のアイテムテキスト番号が、必須テキスト情報荷対応し
て、図6(d)に示すセル再生情報C_PBI内、ある
いは図6(e)に示すプログラム情報内に記録される
(ステップST7)。
【0095】次に、再生時のデータ処理について説明す
る。
【0096】まず、メインMPU部101は再生命令を
受けると、ディスクドライブ部102よりデータ処理部
103を通して、管理領域を読み込み、再生するアドレ
スを決定する。メインMPU部101は次にディスクド
ライブ部102に先ほど決定された再生するデータのア
ドレスとリード命令を送る。
【0097】ディスクドライブ部102は送られた命令
に従って、光ディスク1よりセクタデータを読みだし、
データ処理部103でエラー訂正を行い、パックデータ
の形にしてデコーダ部106へ出力する。
【0098】デコーダ部106の内部では、読みだした
パックデータを分離部301が受け取り、パケット化
し、データの目的に応じて、ビデオパケットデータ(M
PEGビデオデータ)はビデオデコード部302へ転送
し、オーディオパケットデータはオーディオデコード部
303へ転送し、副映像パケットデータはSPデコード
部303へ転送し、また、NVパックは、メインMPU
部101が処理するため内部メモリヘ保存し、いつで
も、メインMPU部101がアクセス出来るようにす
る。
【0099】送られた各パケットデータは、転送開始時
に、PTSをSTC部109へロードして、(NVパッ
ク内のPTSをメインMPU部101がSTC部109
へセットして、またはビデオデコーダ部302が自動的
にビデオデータのPTSをSTC部109へセットす
る。)その後、各デコード部302、303、304は
パケットデータ内のPTS(Presentation
Time Stamp)の値に同期して(PTSとS
TC部109の値を比較しながら)再生処理を行い、T
V113に音声字幕付きの動画を再生することができ
る。また、再生中の再生時間の表示は、DVD−ROM
ビデオでは、NVパック内の再生時間データを表示す
る。
【0100】次に、テキスト情報を使用しての番組検索
処理について、図10に示すフローチャートと図11
(a)〜(f)に示す表示例とを参照しつつ説明する。
【0101】まず、ユーザがキー入力部120によりメ
ニュー検索キーを押すことにより、メインMPU部10
1は、メニュー検索モードを判断し、ディスクドライブ
部102とデータ処理部103を用いて光ディスク1の
VTSIを読み込む(ステップST11)。この読み込
んだVTSIに基づいてメインMPU部101は、各デ
コード部302、303、304の初期設定を行う(ス
テップST12)。また、メインMPU部101は、デ
ィスプレイ部113により、図11(a)に示すよう
に、「録画日付やチャンネル番号を入力して下さい」と
言う検索初期画面を案内表示する(ステップST1
3)。
【0102】この案内に応じて、録画日付やチャンネル
番号を入力する(ステップST14)。この入力として
は、録画時間、又はソース名(TVチャンネル番号か衛
星チャンネル番号かカメラ入力か)を入力しても良い。
また、メインMPU部101は、上記入力内容(たとえ
ばTV12チャンネル)を、図11(b)に示すよう
に、ディスプレイ部113により表示する。
【0103】この録画日付やチャンネル番号が入力され
た際に、メインMPU部101は、必須テキスト決定部
101aにより上述したプログラム単位あるいはセル単
位に記述されている(図6(d)に示すセル再生情報C
_PBI内、あるいは図6(e)に示すプログラム情報
内に記録されている)英数字の必須テキスト情報を読出
し、入力された録画日付やチャンネル番号により対象と
なるプログラムあるいはセルを検索する(ステップST
15、16)。
【0104】ついで、メインMPU部101は、必須テ
キスト決定部101aにより検索したプログラム数ある
いはセル数と検出した最初のプログラム番号あるいはセ
ル番号を記憶する(ステップST17)。
【0105】この後、メインMPU部101は、必須テ
キスト決定部101aにより検索したプログラムあるい
はセルの英数字により表現される必須テキスト情報を読
出し、図11(c)に示すように、ディスプレイ部11
3により表示する(ステップST18)。
【0106】この場合、TV12CHの番組として、
1.98年7月12日17:00〜17:29、2.9
8年7月21日21:00〜21:59、3.98年8
月9日1:00〜1:59が表示される。
【0107】上記ステップ18の表示状態において、カ
ーソルによりプログラムあるいはセルの必須テキスト情
報が選択された場合(ステップST19)、メインMP
U部101は、目的のプログラムあるいはセルをサーチ
し(ステップST20)、再生処理に移行する。すなわ
ち、2番が選択された場合、メインMPU部101は、
図11(e)に示すように、ディスプレイ部113によ
り「2番を再生します」と言う案内を追加表示し、2番
のプログラムあるいはセルを再生する処理に移行する。
【0108】上記ステップ18の表示状態において、検
索キーが押された場合(ステップST21)、メインM
PU部101は、図11(d)に示すように、ディスプ
レイ部113により「検索文字を入力して下さい」と言
う案内を表示する(ステップST22)。この案内に応
じて検索文字としてのキーワードをユーザがキー入力部
120により入力する(ステップST23)。このキー
ワードが入力されると、メインMPU部101は言語コ
ード検出部101dにより、検索された各プログラムあ
るいはセルの必須テキスト情報に対応するテキストアイ
テム番号(図6(d)に示すセル再生情報C_PBI
内、あるいは図6(e)に示すプログラム情報内に必須
テキスト情報に対応して記録されているテキストアイテ
ム番号)により言語コード(テキストデータ言語ユニッ
トサーチポインタTXTDT LUSRP内のテキスト
データの言語コード(TXTDT LCD)の領域に記
録されている)を読出し、対応言語チェック部101e
によりこの装置の言語コードと一致するプログラムある
いはセルを検索する(ステップST24)。この検索の
結果、メインMPU部101は、言語コードと一致する
プログラムあるいはセルに対応するテキスト情報を読出
し、上記キーワードで検索する(ステップST25)。
この検索の結果、メインMPU部101は、一致するプ
ログラムあるいはセルの必須テキスト情報をディスプレ
イ部113により追加表示する(ステップST26)。
【0109】たとえば、メインMPU部101は、図1
1(d)に示す検索文字の入力画面において、「ノンフ
ィクション」が入力された際に、このノンフィクション
を有するテキスト情報に対応する必須テキスト情報を、
図11(f)に示すように、「98年7月21日21:
00〜21:59」をディスプレイ部113により追加
表示する。
【0110】この状態において、選択された必須テキス
ト情報に対応するプログラムあるいはセルを再生する処
理に移行する。
【0111】上記ステップ24において、装置の言語コ
ードと一致するプログラムあるいはセルがなかった場
合、メインMPU部101は、「対応する言語の番組は
ありません」と言うを案内をディスプレイ部113によ
り表示する(ステップST27)。
【0112】上記したように、光ディスクに動画を記録
する際に、テキストデータを記録するとともに、必須テ
キストデータとしての録画開始日時時間、録画終了日時
時間、ソース名あるいはチャンネル番号を録画の単位の
プログラムあるいはセルごとに、英数字で記録し、その
他のテキストデータに関しては言語コードともに記録す
るようにしたものである。
【0113】これにより、再生時に、テキストデータの
言語が種々存在していたとしても、必須テキストデータ
としての録画開始日時時間、録画終了日時時間、ソース
名あるいはチャンネル番号が英数字により表現されるた
め、この英数字により表現される録画開始日時時間、録
画終了日時時間、ソース名あるいはチャンネル番号によ
り再生するプログラムあるいはセルを選択することがで
き、さらに装置の言語コードと同一の言語コードのテキ
スト情報に対する検索を行うことができる。
【0114】また、装置の言語コードと同一の言語コー
ドのテキスト情報の検索を行う際に、同一の言語コード
のテキスト情報がない場合に、ユーザに警告を行うこと
ができる。
【0115】なお、この発明は上記各実施の形態に限定
されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々な変形・変更が可能である。また、
各実施の形態は可能な限り適宜組み合わせて実施されて
もよく、その場合組み合わせによる効果が得られる。
【0116】さらに、上記実施の形態には種々な段階の
発明が含まれており、この出願で開示される複数の構成
要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出
され得る。たとえば、実施の形態に示される全構成要件
から1または複数の構成要件が削除されても、この発明
の効果あるいはこの発明の実施に伴う効果のうち少なく
とも1つが得られるときは、この構成要件が削除された
構成が発明として抽出され得るものである。
【0117】
【発明の効果】この発明によれば、複数言語に対応した
テキスト検索が可能な、光ディスク、光ディスク記録装
置、あるいは光ディスク再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る光ディスク記録
再生装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】光ディスクのデータ保存のファイル形式を説明
する図。
【図3】光ディスクに記録される情報の階層構造を説明
する図。
【図4】ビデオマネージャの管理データの階層構造を説
明する図。
【図5】ビデオタイトルセットの管理データの階層構造
を説明する図。
【図6】テキストデータ言語ユニットサーチポインタの
他の構成の内容を説明するための図。
【図7】セル再生情報の内容を説明するための図。
【図8】プログラム情報の内容を説明するための図。
【図9】録画時のデータ処理を説明するためのフローチ
ャート図。
【図10】テキスト情報を使用しての番組検索処理を説
明するためのフローチャート図。
【図11】テキスト情報を使用しての番組検索処理にお
ける表示例を示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク;101…メインMPU部;101a…
必須テキスト決定部;101b…テキストバッファ部;
101c…対応言語警告表示部;101d…言語コード
検出部;101e…対応言語チェック部;102…ディ
スクドライブ部;103…データ処理部;104…エン
コード部;105…一時記憶部;106…デコード部;
107…オーディオビデオ入力部;108…チューナ
部;109…STC部;110…ビデオミキシング部;
111…フレームメモリ部;113…ディスプレイ部;
120…キー入力部;121…表示部;122…キャラ
クタジェネレータ部あるいは漢字ROM部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雄司 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 平良 和彦 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−265765(JP,A) 特開 平11−39798(JP,A) 特開 平11−288580(JP,A) 河村正行,MDのすべて,日本,電波 新聞社,1998年 8月31日,1版,86− 88頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 G11B 20/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理領域およびデータ領域を有する光ディ
    スクにおいて、 前記管理領域はプログラムの一連の再生順序を指定する
    プログラムチェーン情報を格納するエリアと前記プログ
    ラムの構造を示す情報を記述するプログラム管理テーブ
    ルを格納するエリアを持つように構成され、 前記プログラム管理テーブルは第1のテキスト情報を格
    納するエリアを持つように構成され、 前記管理領域内の前記プログラム管理テーブルの格納エ
    リアとは異なる領域に、前記第1のテキスト情報とは異
    なる第2のテキスト情報を格納するエリアを持つように
    構成され、 英数字の言語コードを含む前記第1のテキスト情報が前
    記プログラム管理テーブル内に記録され、前記第1のテ
    キスト情報と同一言語コードあるいは異なる言語コード
    の前記第2のテキスト情報が前記管理領域内の前記プロ
    グラム管理テーブルと異なる領域に記録されるように構
    成され、 前記第2のテキスト情報が記録される領域は、テキスト
    データ情報とアイテムテキストサーチポインタと前記第
    2のテキスト情報としてのアイテムテキストが順に配置
    される構造を有し、 前記プログラム管理テーブル内では、前記第1のテキス
    ト情報の格納エリアに隣接して、前記アイテムテキスト
    の番号情報が記録されるように構成されたことを特徴と
    する光ディスク
  2. 【請求項2】管理領域およびデータ領域を有するもので
    あって、前記管理領域はプログラムの一連の再生順序を
    指定するプログラムチェーン情報を格納するエリアと前
    記プログラムの構造を示す情報を記述するプログラム管
    理テーブルを格納するエリアを持つように構成され、前
    記プログラム管理テーブルは第1のテキスト情報を格納
    するエリアを持つように構成され、前記管理領域内の前
    記プログラム管理テーブルの格納エリアとは異なる領域
    に前記第1のテキスト情報とは異なる第2のテキスト情
    報を格納するエリアを持つように構成され、英数字の言
    語コードを含む 第1のテキスト情報が前記プログラム管
    理テーブル内に記録され、前記第1のテキスト情報と同
    一言語コードあるいは異なる言語コードの第2のテキス
    ト情報が前記管理領域内の前記プログラム管理テーブル
    と異なる領域に記録されるように構成され、前記第2の
    テキスト情報が記録される領域はテキストデータ情報と
    アイテムテキストサーチポインタと前記第2のテキスト
    情報としてのアイテムテキストが順に配置される構造を
    有し、前記プログラム管理テーブル内では前記第1のテ
    キスト情報の格納エリアに隣接して前記アイテムテキス
    トの番号情報が記録されるように構成された光ディスク
    に情報記録を行う記録方法において、 前記光ディスクのデータ領域にデータ記録を行い、前記
    管理領域に情報記録を行うようにしたことを特徴とする
    記録方法
  3. 【請求項3】管理領域およびデータ領域を有するもので
    あって、前記管理領域はプログラムの一連の再生順序を
    指定するプログラムチェーン情報を格納するエリアと前
    記プログラムの構造を示す情報を記述するプログラム管
    理テーブルを格納するエリアを持つように構成され、前
    記プログラム管理テーブルは第1のテキスト情報を格納
    するエリアを持つように構成され、前記管理領域内の前
    記プログラム管理テーブルの格納エリアとは異なる領域
    に前記第1のテキスト情報とは異なる第2のテキスト情
    報を格納するエリアを持つように構成され、英数字の言
    語コードを含む第1のテキスト情報が前記プログラム管
    理テーブル内に記録され、前記第1のテキスト情報と同
    一言語コードあるいは異なる言語コードの第2のテキス
    ト情報が前記管理領域内の前記プログラム管理テーブル
    と異なる領域に記録されるように構成され、前記第2の
    テキスト情報が記録される領域はテキストデータ情報と
    アイテムテキストサーチポインタと前記第2のテキスト
    情報としてのアイテムテキストが順に配置される構造を
    有し、前記プログラム管理テーブル内では前記第1のテ
    キスト情報の格納エリアに隣接して前記アイテムテキス
    トの番号情報が記録されるように構成された光ディスク
    から情報再生を行う再生方法において、 前記管理領域に記録された情報を再生し、前記データ領
    域に記録されたデータを再生するようにしたことを特徴
    とする再生方法
  4. 【請求項4】管理領域およびデータ領域を有するもので
    あって、前記管理領域はプログラムの一連の再生順序を
    指定するプログラムチェーン情報を格納するエリアと前
    記プログラムの構造を示す情報を記述するプログラム管
    理テーブルを格納するエリアを持つように構成され、前
    記プログラム管理テーブルは第1のテキスト情報を格納
    するエリアを持つように構成され、前記管理領域内の前
    記プログラム管理テーブルの格納エリアとは異なる領域
    に前記第1のテキスト情報とは異なる第2のテキスト情
    報を格納するエリアを持つように構成され、英数字の言
    語コードを含む第1のテキスト情報が前記プログラム管
    理テーブル内に記録され、前記第1のテキスト情報と同
    一言語コードあるいは異なる言語コードの第2のテキス
    ト情報が前記管理領域内の前記プログラム管理テーブル
    と異なる領域に記録されるように構成され、前記第2の
    テキスト情報が記録される領域はテキストデータ情報と
    アイテムテキストサーチポインタと前記第2のテキスト
    情報としてのアイテムテキストが順に配置される構造を
    有し、前記プログラム管理テーブル内では前記第1のテ
    キスト情報の格納エリアに隣接して前記アイテムテキス
    トの番号情報が記録されるように構成された光ディスク
    から情報再生を行う再生装置において、 前記管理領域に記録された情報を再生し、前記データ領
    域に記録されたデータを再生するエリアを持つように構
    成したことを特徴とする再生装置
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