JP2011197976A - 市場システムおよび精算方法 - Google Patents

市場システムおよび精算方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011197976A
JP2011197976A JP2010063444A JP2010063444A JP2011197976A JP 2011197976 A JP2011197976 A JP 2011197976A JP 2010063444 A JP2010063444 A JP 2010063444A JP 2010063444 A JP2010063444 A JP 2010063444A JP 2011197976 A JP2011197976 A JP 2011197976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
market
company
computer
payment
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010063444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5582526B2 (ja
Inventor
Atsushi Yasuno
淳 安野
Tomoki Hayatsu
智樹 早津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AICHI MEIKO KAKI OROSHIURI JIGYO KYODO KUMIAI
MEIDEN SOFTWARE CORP
Original Assignee
AICHI MEIKO KAKI OROSHIURI JIGYO KYODO KUMIAI
MEIDEN SOFTWARE CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AICHI MEIKO KAKI OROSHIURI JIGYO KYODO KUMIAI, MEIDEN SOFTWARE CORP filed Critical AICHI MEIKO KAKI OROSHIURI JIGYO KYODO KUMIAI
Priority to JP2010063444A priority Critical patent/JP5582526B2/ja
Publication of JP2011197976A publication Critical patent/JP2011197976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5582526B2 publication Critical patent/JP5582526B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】市場に参入する会社別の精算などのコンピュータ処理を確実、容易にし、セリ業務の効率化および円滑化を図ることができる。
【解決手段】市場を開設して商品のセリ業務を支援する市場開設会社用コンピュータ10と、商品の出荷側になる卸売会社、仲卸会社、資材会社、配送会社の業務を支援する各会社用コンピュータ80、20、30と、買受人による商品のセリ操作を支援するセリ用コンピュータ70との間をLANで接続またはサーバ50,60を通して接続した市場システムにおいて、市場開設会社用コンピュータは、出荷側会社が出荷しかつ落札された販売データを収集し、この販売データを集計して当該商品を落札した買受人に一括請求し、買受人から入金された販売代金を出荷側会社別に分配して支払う。
【選択図】図1

Description

本発明は、卸売市場などの市場を開設し、コンピュータを利用してセリ業務を支援するシステムに係り、特に商品の買受人と出荷者間の精算方法または商品の売買会社間の精算方法に関する。
この種の市場システムは、例えば、花き市場や青果市場、魚市場などの卸売市場や園芸用品などの資材市場を開設し、卸売市場のセリ業務や資材市場のセリ(受発注)業務をコンピュータシステムによって支援する。
コンピュータシステムは、例えば、機械セリ用コンピュータシステムでは、商品の情報を買受人に表示してセリ操作までを行うセリ処理機能のほか、商品入荷処理機能、落札価格などのセリ結果入出力機能、セリ落とされた商品の配送処理機能、セリ商品についての各種伝票の発行機能などを持つ。
また、開設市場をインターネット上にも拡張した市場システムでは、コンピュータシステムにはネットワーク通信機能、市場内セリ情報とインターネット上のセリ情報とを連携させたセリ情報管理機能、インターネット上の買受人や卸売会社・仲卸会社に対する電子決済機能などを追加機能として設ける(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2007−179321号公報 特開2001−250071号公報
市場に出荷される商品の売買人あるいは売買会社としては、商品の買受人、商品の出荷者(例えば、花き出荷者)、商品の卸売会社や仲卸会社、商品の配送会社などがある。
このうち、商品の販売元になる卸売会社、仲卸会社および資材会社などは別会社であり、売買された商品に対する精算に関しては、コンピュータシステムによって会社別に情報管理を行っていた。このため、買受人毎の精算情報が各社毎の個別管理となり、各買受人の与信情報(信用力情報)を共有することもできなかった。また、精算は金融機関経由で会社別の振り込みで行う場合が多く、個別に手数料が発生したり、この場合には入金の確認に時間がかかり、また間違いが発生しやすい問題があった。
本発明の目的は、市場に参加する会社別の精算などのコンピュータ処理を確実、容易にし、セリ業務、精算業務の効率化および円滑化を図ることができる市場システムおよび精算方法を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、市場開設会社用コンピュータは、市場内関連会社(商品の卸売会社、仲卸会社、資材会社など)が販売した販売データを収集し、これら販売データを集計して各買受人に一括請求し、買受人から入金された販売代金を商品の市場内関連会社別に分配して支払うようにしたもので、以下のシステムおよび方法を特徴とする。
(システムの発明)
(1)市場を開設して市場の設備管理を支援する市場開設会社用コンピュータと、花き商品の販売を行う卸売会社、仲卸会社、資材会社、配送会社の業務を支援する各会社用コンピュータと、買受人による商品のセリ操作を支援するセリ用コンピュータとの間をLANで接続またはサーバを通して接続した市場システムにおいて、
前記市場開設会社用コンピュータは、
市場内関連会社が出荷しかつ落札された販売データを収集する手段と、
前記販売データを集計して当該商品を落札した買受人に一括請求する手段と、
前記買受人から入金された販売代金を市場内関連会社別に分配して支払う手段と、
を備えたことを特徴とする。
(2)前記市場開設会社用コンピュータは、
前記買受人に対する落札商品代金の請求は取引金融機関への一括入金として要求する手段と、
前記取引金融機関のコンピュータシステムに、オンラインによって前記落札商品代金の一括引落し請求をする手段と、
前記取引金融機関のコンピュータシステムからオンラインによって前記落札商品代金の振込み完了通知を受信したときに当該落札商品代金を前記販売データ別に分割して各会社用コンピュータに支払い通知を行う手段と、
を備えたことを特徴とする。
(3)前記市場開設会社用コンピュータは、買受人への請求情報及び売掛情報の管理、買受人からの入金情報の管理を行う債権管理手段を備えたことを特徴とする。
(4)前記市場開設会社用コンピュータは、市場内関連会社への支払情報及び買掛情報の管理を行う債務管理手段を備えたことを特徴とする。
(5)前記市場開設会社用コンピュータは、セリ落とされた商品の配送会社用コンピュータとの間をLANで接続する手段を備えたことを特徴とする。
(方法の発明)
(6)市場を開設して市場の設備管理を支援する市場開設会社用コンピュータと、花き販売を行う卸売会社、仲卸会社、資材会社、配送会社の業務を支援する各会社用コンピュータと、買受人による商品のセリ操作を支援するセリ用コンピュータとの間をLANで接続またはサーバを通して接続した市場システムにおける落札されたセリ商品の精算方法であって、
前記市場開設会社用コンピュータは、
市場内関連会社が出荷しかつ落札された販売データを収集するステップと、
前記販売データを集計して当該商品を落札した買受人に一括請求するステップと、
前記買受人から入金された販売代金を市場内関連会社別に分配して支払うステップと、
を備えたことを特徴とする。
(7)前記市場開設会社用コンピュータは、
前記買受人に対する落札商品代金の請求は金融機関への一括入金として要求するステップと、
前記取引金融機関のコンピュータシステムに、オンラインによって前記落札商品代金の一括引落し請求をするステップと、
前記取引金融機関のコンピュータシステムからオンラインによって前記落札商品代金の振込み完了通知を受信したときに当該落札商品代金を前記販売データ別に分割して各会社用コンピュータに支払い通知を行うステップと、
を備えたことを特徴とする。
(8)前記市場開設会社用コンピュータは、買受人への請求情報及び売掛情報の管理、買受人からの入金情報の管理を行う債権管理ステップを備えたことを特徴とする。
(9)前記市場開設会社用コンピュータは、市場内関連会社への支払情報及び買掛情報の管理を行う債務管理ステップを備えたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、市場開設会社用コンピュータは、市場内関連会社(商品の卸売会社、仲卸会社、資材会社など)が販売した販売データを収集し、これら販売データを集計して買受人に一括請求し、買受人から入金された販売代金を商品の出荷側会社別に分配して支払うようにしたため、市場に参入する会社別の精算などのコンピュータ処理を確実、容易にし、セリ業務、精算業務の効率化および円滑化を図ることができる。
本発明の実施形態を示すコンピュータシステムの構成図。 市場開設会社用コンピュータと仲卸会社用コンピュータの具体的な構成図。 資材会社用コンピュータと配送会社用コンピュータの具体的な構成図。 セリ用コンピュータと卸売会社用コンピュータの具体的な構成図。 セリ落とされた商品代金の精算処理例。 市場開設会社と卸売会社との間の精算機能構成図。 市場開設会社と仲卸会社との間の精算機能構成図。 市場開設会社と資材会社との間の精算機能構成図。 市場開設会社用コンピュータの債権債務機能構成図。
図1は、本発明の実施形態を示すコンピュータシステムの構成図であり、市場システム(花き市場や資材市場)のセリ業務を支援する。同図は、市場開設会社(開設者)用コンピュータ10、仲卸会社用コンピュータ20、資材会社用コンピュータ30、配送会社用コンピュータ40、卸売会社用コンピュータ80の各コンピュータをLAN接続して上位ネットワークを構築する。
市場開設会社用コンピュータ10、仲卸会社用コンピュータ20、資材会社用コンピュータ30、配送会社用コンピュータ40、卸売会社用コンピュータ80などを接続する上位ネットワークにはセリ管理用サーバ50およびセリ情報用サーバ60が接続され、これらサーバ50,60はセリ用コンピュータ70を接続する下位ネットワークにも接続される。
なお、セリ機能をインターネット上にも拡張する市場システムでは、市場開設会社用コンピュータ10などが接続されるLANから通信サーバ経由で外部の受発注者システムと接続される。
図2〜図4は、各会社用コンピュータおよびセリ用コンピュータの具体的な構成を示す。図2の(a)に示す市場開設会社用コンピュータ10には市場開設会社の担当者が市場システムを管理する開設者端末11、インターネット経由で取引金融機関のサービスを利用するためのバンキング端末12、セリ商品についての市況を表示するための市況表示端末13およびセリ商品についての各種情報を印刷するプリンタ14がLAN接続され、市況表示端末13には市況表示装置15が通信ケーブルで接続される。
図2の(b)に示す仲卸会社用コンピュータ20には、1台/1社割り当てで、場内卸売会社より仕入れを行った商品情報の登録、仕入商品に対する値付け設定、販売先毎への振り分け設定等を行うための仲卸端末21、仲卸商品に係る各種情報を印刷するプリンタ22,23およびアクセスポイント24がLAN接続され、アクセスポイント24経由でハンディターミナル25からの入力も可能としている。
図3の(a)に示す資材会社用コンピュータ30には、1台/1社割り当てで、自社担当者が出荷資材等を決定するための資材端末31、出荷商品に係る各種情報を印刷するプリンタ32,33がLAN接続される。
図3の(b)に示す配送会社用コンピュータ40には、セリ落とされた商品の配送状況を配送会社の担当者が確認する配送確認端末41とその情報を印刷するためのプリンタ42およびアクセスポイント43がLAN接続され、アクセスポイント経由でハンディターミナル44から入力を受け付け可能としている。
図4の(a)に示すセリ用コンピュータ70には、買受人がセリ商品について入札する応札機71、セリ状況やセリ商品の商品情報などを取得するためのセリ操作端末72、セリ商品についての情報を提供するキオスク(KIOSK)端末73がLAN接続され、セリ操作端末72にはセリ表示装置74も通信ケーブルで接続される。なお、キオスク(KIOSK)端末は各買受人毎に1台ずつではなく、例えば市場内に4台設置され、各買受人はいずれかのキオスク(KIOSK)端末にログインして市場で購入した分の仮購買伝票を発行させることにより、市場での購買金額を知ることができる。
図4の(b)に示す卸売会社用コンピュータ80には、セリに出品予定の自社商品の各種情報を管理する管理端末81、FAX端末82、卸売商品をセリ出荷するための業務端末83、花きセリシステム用のフロリス端末84、卸売商品の売り上げ情報を管理する経理端末85、卸売商品の荷受け情報を管理する荷受端末86、卸売商品の持込み情報を管理する持込荷受け端末87、卸売商品の各種情報を印刷するプリンタ88、アクセスポイント89がLAN接続され、アクセスポイント89経由でハンディターミナル90からの情報入力も可能としている。
図5は、各会社用コンピュータとセリ用コンピュータ、および取引金融機関のコンピュータシステムの間での精算処理例を示す。この処理は市場開設会社用コンピュータ10を中枢部として実行され、卸売会社用コンピュータ80と仲卸会社用コンピュータ20と資材会社用コンピュータ30、配送会社用コンピュータ40が自社商品の販売データ(商品名、商品番号、セリ値、数量など)を個々に市場開設会社用コンピュータ10に請求し(S1)、市場開設会社用コンピュータ10がこれら会社別の販売データをセリ用コンピュータ70別に取りまとめて買受人に一括支払いを請求し(S2)、セリ用コンピュータ70に対する一括支払い請求に対して、買受人によってネットバンクなどの取引金融機関のコンピュータシステム100に一括入金が要求される(S3)。
市場開設会社用コンピュータ10は、買受人別に一括支払い請求した落札商品代金を、取引金融機関のコンピュータシステム100に対してオンラインで一括引き落としを請求し(S4)、この請求に対する取引金融機関のコンピュータシステム100から振込完了通知を受信したとき(S5)、当該落札商品代金を各会社の販売データ別に分割して各会社用コンピュータ80,20,30、40別に一括支払いを行う(S6)。この支払いは例えば当該会社がもつ金融機関の口座に振り込み、そのことを当該会社用コンピュータに通知する。
したがって、購入された商品の請求処理は、市場開設会社用コンピュータ10が市場でセリ落とされた商品の出荷側になる卸売会社、仲卸会社、資材会社別に取りまとめ、一括で買受人に請求し、この請求に対して一括入金された代金を販売会社(卸売会社、仲卸会社、資材会社など)別に分配して各販売会社に支払う。このようにセリ落とされた商品の販売データと、その入金と支払い処理をシームレスにすること、すなわち市場開設会社用コンピュータ10が一括請求・一括精算を行うことで、買受人および卸売会社、仲卸会社、資材会社が別々に精算を行うことなく、すなわち各会社用コンピュータが買受人に対して個別に請求するという手間を不要にし、さらに買受人が個別に支払う手間を不要にする。また、市場開設会社用コンピュータ10では、バンキングシステムから振替不可となった買受人情報を表示する機能を持たせることで、開設者の担当者が端末から「販売停止」情報を入力することで、この情報が市場内のLANにより卸売会社、仲卸会社、資材会社に通知することで買受人の与信状況も共有することができる。
また、市場内キャッシュレスでセリ業務を支援し、買受人よりの売掛金回収に関して銀行を経由した引き落としシステムを採用し、銀行との間の取引は、バンキングソフトウェアを利用して、オンラインで自動的に行えることにより、入金の確認が迅速になり、また精算処理の間違いを無くすことができる。
図6〜図8は、図5における精算処理のための詳細な機能構成図を示し、図6には市場開設会社と卸売会社との間の精算機能構成図を、図7は市場開設会社と仲卸会社との間の精算機能構成図を、図8は市場開設会社と資材会社との間の精算機能構成図を示す。
図6では、卸売会社用コンピュータ80の締日業務部80Aは、当日のセリが終了したときに、買受人向けの請求一覧表作成と請求データ作成を行い、請求データを市場開設会社用コンピュータ10に要求する。この要求に対し、市場開設会社用コンピュータ10は当該卸売会社の請求データとして請求書を作成し、買受人に請求書を送付する。さらに、市場開設会社用コンピュータ10は取引金融機関のコンピュータシステム100が持つファームバンキング100Aと回線接続して請求内容を送信する。この請求内容の代金が振り込まれている場合、取引金融機関のコンピュータシステム100は、ファームバンキング100A経由で市場開設会社用コンピュータ10に振替データ(FBデータ)を戻し、このFBデータを市場開設会社用コンピュータ10が卸売会社用コンピュータ80に請求代金の回収結果として送信する。卸売会社用コンピュータ80の出荷者向け業務部80Bは、商品を買い入れた出荷者(会社)110に対する支払予算表、支払明細表をFBデータとして作成し、ファームバンキング100A経由で取引金融機関のコンピュータシステム100に出荷者110への振込データとして送信する。
以上の図6の機能構成は、図7または図8に示すように、市場開設会社と仲卸会社または資材会社との間で同様の構成にされる。ただし、図7では、仲卸会社は卸売会社120から商品を購入するため、卸売会社向け業務部20Bが支払予算表などを作成する。また、図8では、資材会社は資材業者130から資材を購入するため、資材会社向け業務部30Bが支払予算表などを作成する。
図9は、図5における精算処理のための市場開設会社用コンピュータ10の債権債務機能構成図を示す。図9において、市場開設会社用コンピュータ10は、各会社用コンピュータ10〜40,80にセリ商品の市況情報(入荷情報、市況情報など)を提供する市況報告機能10A、セリ市場で売買された取扱高などを集計して市場運用を管轄する県、市の機関へ報告する報告機能10Bを設ける。
また、市場開設会社用コンピュータ10は、精算業務に係わる機能として、以下に詳細に説明する、債権管理業務機能10Cと債務管理機能10Dを設ける。
(10C)債権管理機能
買受人への請求情報及び売掛情報の管理、買受人からの入金情報の管理を行う業務機能であり、下記(10C−A)から(10C−D)の機能を設ける。
(10C−A)請求状況確認機能
(a)その他請求入力…買受人に対し、花き以外の配達料や資材購入費用等の請求情報を登録する機能である。日次処理前までに入力することで当日の精算伝票に反映される。この入力には販売日、買受人を指定する。
(b)請求金額一覧表…請求データのうち、締日が該当するデータの買受人毎の一覧を印刷する機能である。
(10C−B)入金入力機能
(a)買受人からの入金を管理する機能である。買受人が金融機関との自動オンライン決済をせず、口座振込や市場窓口にて直接現金にて購入商品の支払を行った場合の実績入力を行う。
(10C−C)入金状況確認機能
(a)入金プルーフリスト…入金入力で入力された情報を印刷する機能である。
(b)買受人入金データリスト…入金日を指定して、指定された日の買受人の入金状況を印刷する機能である。
(c)領収書…入金日、買受人を指定して、入金日時点の領収書を印刷する機能である。
(d)売上入金日計票…買受人別に、指定された日の売上、入金の集計値を印刷する機能である。
(10C−D)売掛状況確認機能
(a)売掛管理表…指定期間内の買受人毎の集計データを印刷する機能である。
(b)買受人別売掛残高一覧表…指定された年月の買受人別売掛残高一覧表を印刷する機能である。買受人毎の全明細を印刷し、別ページに当月売掛残がマイナスの買受人のみの明細を印刷する。
(c)請求元帳…買受人毎に、指定した期間の売上情報及び入金情報を印刷する機能である。
(10D)債務管理機能
出荷側会社への支払情報及び買掛情報の管理を行う機能であり、下記(10D−A)から(10D−E)の機能を設ける。
(10D−A)払状況確認機能
(a)支払明細書…出荷者毎に支払日に於ける締め対象期間内の、日毎の売立金額及び差し引き支払額を印刷する機能である。
(b)支払証明書…指定された出荷者の支払日に於ける締め対象期間内の、日毎の売立金額及び支払額を印刷する機能である。
(c)支払一覧表…支払締処理の結果を元に、担当部門、締日、県、出荷者毎に支払情報、売立情報の一覧を印刷する機能である。
(d)支払プルーフリスト…「支払入力」又は「個別支払締処理」にて登録した支払情報を、支払日毎支払先毎に一覧印刷する機能である。
(e)支払明細表…支払いの明細表を作成する機能である。
(f)未払リスト…支払が未確定の明細を印刷する機能である。
(g)支払日別支払一覧表…「支払入力」又は「個別支払締処理」にて登録した支払情報を、支払日毎支払先毎に支払区分別の一覧を印刷する機能である。
(10D−B)支払入力機能
(a)支払入力…出荷者/荷扱業者に対して、支払締処理により支払予定情報となっているものを指定して、支払を決定する機能である。支払データは振込み以外の支払データも対象とする。
(10D−C)個別支払締処理機能
(a)個別集計…出荷者を指定して、前回締以降、今回締日までの支払金額を個別集計し、支払データを作成する機能である。
(10D−D)買掛状況確認機能
(a)支払一覧表…支払締日を指定して、指定された日の買掛金一覧表を印刷する機能である。
(b)○月○日締買掛金一覧表…指定された年月の出荷者別の荷主勘定表を印刷する機能である。
(c)仕入元帳…出荷者毎に、指定した期間の売立情報及び支払情報を印刷する機能である。
(d)荷主勘定表…荷主の勘定表を作成する機能である。
(e)出荷者台帳…出荷者台帳を作成する機能である。
(f)当日買掛金支払リスト…日を指定して、指定された日の当日買掛金支払リストを印刷する機能である。
(g)請求払出荷者支払残一覧…請求払い(締め無し)出荷者の支払残高を印刷する機能である。
(h)仕切り支払日報…指定した販売日の仕切内容の一覧出力を行う機能である。
(10D−E)口座振込管理機能
(a)振込データ作成…支払方法が“振込”となっている出荷者の支払情報から、振込み依頼用のデータを作成する機能である。本処理では、データベースに格納し別機能にて修正を可能とする。実際に銀行へ送信するテキストデータは別機能により作成する。
(b)振込データメンテナンス…振込データ作成処理にて作成された振込依頼データ(全銀協データ)の内容確認及び修正する機能である。
(c)銀行振込テキストデータ出力処理…振込依頼データ(全銀協データ)から、実際に銀行へ送信する(全銀協手順)テキストデータの作成を行う機能である。作成したデータは市販の全銀協データ伝送パッケージソフトに渡す。
(d)振込依頼一覧表…支払データのうち、振込日が該当するデータを口座番号毎に印刷する機能である。
10 市場開設会社(開設者)用コンピュータ
20 仲卸会社用コンピュータ
30 資材会社用コンピュータ
40 配送会社用コンピュータ
50,60 サーバ
70 セリ用コンピュータ
80 卸売会社用コンピュータ
100 取引金融機関のコンピュータシステム

Claims (9)

  1. 市場を開設して市場の設備管理を支援する市場開設会社用コンピュータと、花き商品の販売を行う卸売会社、仲卸会社、資材会社、配送会社の業務を支援する各会社用コンピュータと、買受人による商品のセリ操作を支援するセリ用コンピュータとの間をLANで接続またはサーバを通して接続した市場システムにおいて、
    前記市場開設会社用コンピュータは、
    市場内関連会社が出荷しかつ落札された販売データを収集する手段と、
    前記販売データを集計して当該商品を落札した買受人に一括請求する手段と、
    前記買受人から入金された販売代金を市場内関連会社別に分配して支払う手段と、
    を備えたことを特徴とする市場システム。
  2. 前記市場開設会社用コンピュータは、
    前記買受人に対する落札商品代金の請求は取引金融機関への一括入金として要求する手段と、
    前記取引金融機関のコンピュータシステムに、オンラインによって前記落札商品代金の一括引落し請求をする手段と、
    前記取引金融機関のコンピュータシステムからオンラインによって前記落札商品代金の振込み完了通知を受信したときに当該落札商品代金を前記販売データ別に分割して各会社用コンピュータに支払い通知を行う手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の市場システム。
  3. 前記市場開設会社用コンピュータは、買受人への請求情報及び売掛情報の管理、買受人からの入金情報の管理を行う債権管理手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の市場システム。
  4. 前記市場開設会社用コンピュータは、市場内関連会社への支払情報及び買掛情報の管理を行う債務管理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の市場システム。
  5. 前記市場開設会社用コンピュータは、セリ落とされた商品の配送会社用コンピュータとの間をLANで接続する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の市場システム。
  6. 市場を開設して市場の設備管理を支援する市場開設会社用コンピュータと、花き販売を行う卸売会社、仲卸会社、資材会社、配送会社の業務を支援する各会社用コンピュータと、買受人による商品のセリ操作を支援するセリ用コンピュータとの間をLANで接続またはサーバを通して接続した市場システムにおける落札されたセリ商品の精算方法であって、
    前記市場開設会社用コンピュータは、
    市場内関連会社が出荷しかつ落札された販売データを収集するステップと、
    前記販売データを集計して当該商品を落札した買受人に一括請求するステップと、
    前記買受人から入金された販売代金を市場内関連会社別に分配して支払うステップと、
    を備えたことを特徴とする精算方法。
  7. 前記市場開設会社用コンピュータは、
    前記買受人に対する落札商品代金の請求は金融機関への一括入金として要求するステップと、
    前記取引金融機関のコンピュータシステムに、オンラインによって前記落札商品代金の一括引落し請求をするステップと、
    前記取引金融機関のコンピュータシステムからオンラインによって前記落札商品代金の振込み完了通知を受信したときに当該落札商品代金を前記販売データ別に分割して各会社用コンピュータに支払い通知を行うステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載の精算方法。
  8. 前記市場開設会社用コンピュータは、買受人への請求情報及び売掛情報の管理、買受人からの入金情報の管理を行う債権管理ステップを備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の精算方法。
  9. 前記市場開設会社用コンピュータは、市場内関連会社への支払情報及び買掛情報の管理を行う債務管理ステップを備えたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の精算方法。
JP2010063444A 2010-03-19 2010-03-19 市場システムおよび精算方法 Active JP5582526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010063444A JP5582526B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 市場システムおよび精算方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010063444A JP5582526B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 市場システムおよび精算方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011197976A true JP2011197976A (ja) 2011-10-06
JP5582526B2 JP5582526B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=44876103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010063444A Active JP5582526B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 市場システムおよび精算方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5582526B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0836615A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Ishida Co Ltd 電子式登録装置およびこれを備えた取引処理システム
JP2001250069A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Ntt Data Corp 請求・支払システム、請求・支払方法、請求・支払管理装置、請求・支払管理方法、請求システム、支払システム、及び、記録媒体
JP2003176030A (ja) * 2001-12-07 2003-06-24 Hitachi Ltd 物流情報管理方法
JP2004046887A (ja) * 2003-08-08 2004-02-12 Nec Corp 電子商取引システムとその電子商取引方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0836615A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Ishida Co Ltd 電子式登録装置およびこれを備えた取引処理システム
JP2001250069A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Ntt Data Corp 請求・支払システム、請求・支払方法、請求・支払管理装置、請求・支払管理方法、請求システム、支払システム、及び、記録媒体
JP2003176030A (ja) * 2001-12-07 2003-06-24 Hitachi Ltd 物流情報管理方法
JP2004046887A (ja) * 2003-08-08 2004-02-12 Nec Corp 電子商取引システムとその電子商取引方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNH200200252001; 山本 厚史: '当社における花き市場総合情報化システム' 明電時報 第3号, 20000626, p.17-20, 明電舎 *
JPN6013057736; 山本 厚史: '当社における花き市場総合情報化システム' 明電時報 第3号, 20000626, p.17-20, 明電舎 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP5582526B2 (ja) 2014-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10115098B2 (en) Invoiceless trading and settlement method and system
US8386325B2 (en) Architectural design for plan-driven procurement application software
US8380553B2 (en) Architectural design for plan-driven procurement application software
JP2007507800A (ja) 販売者支援自動支払処理と例外管理のためのシステムおよび方法
KR101081624B1 (ko) 공급자가 온라인상에서 입점한 다수의 쇼핑몰을 통합하여관리하는 방법 및 시스템
JP2006331254A (ja) 企業間商取引の決済システム
KR20130018386A (ko) 기부를 통한 온라인 중고품 거래시스템
JP2007115215A (ja) インターネットオークション代行業運営管理システム
JP5582526B2 (ja) 市場システムおよび精算方法
CN112819561A (zh) 农产品销售系统、方法、设备及存储介质
JP2002083247A (ja) 取引仲介システムおよび方法、データ処理装置、記録媒体
JP4305926B2 (ja) 生鮮ファクタリングシステム
JP7458597B2 (ja) 販売支援システム
JP7411183B2 (ja) 取引管理方法、システム及びプログラム
JP2002352118A (ja) 電子商取引システム
JP2017224214A (ja) 多段階売上処理システム及び問屋代行システム
JP2002140645A (ja) 電子決済管理システムおよび電子決済管理方法
TWM641694U (zh) 取代信用狀之交易處理系統
JP2003196560A (ja) 損害保険を活用した企業間商取引における代金決済システムおよび方法
KR20160088692A (ko) 사무기기 관리를 위한 웹 기반의 전사적 자원관리 시스템
KR101500859B1 (ko) 온라인 마켓 제공 방법 및 이를 실행하는 서버
JP2001312675A (ja) 電子商取引における決済方法
AU760711C (en) Invoiceless trading and settlement method and system
WO2018223225A1 (en) Crowd-based e-commerce system and method
Ameredes Procurement model analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5582526

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250