JP2011195251A - マンコンベア手摺点検装置 - Google Patents

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Akira Hida
晃 飛田
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Abstract

【課題】マンコンベアを短時間だけ停止しただけで手摺の握力を全周に亘って測定するマンコンベア手摺点検装置を得る。
【解決手段】マンコンベア手摺点検装置は、マンコンベアの手摺の内端部に沿って移動する案内部材と、一端で上記案内部材を支持するとともに他端が互いに回転自在に連結される第1レバーおよび第2レバーと、上記第1レバーと上記第2レバーとの間の距離を拡げるようにバネ力を付勢するバネ部材と、上記バネ部材を貫通するとともに上記第1レバーおよび上記第2レバーの外側まで延びるバネ力調整部材と、上記第1レバーの移動量を確認する移動量確認部材と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、マンコンベアの手摺の握力を点検するマンコンベア手摺点検装置に関するものである。
マンコンベアの手摺は幾層かの帆布を重ねて成型されているが、剥離が進むと手摺の断面端部の内幅が広がり、ガイドレールから外れ易くなる。そのため、手摺の内幅寸法を定期的に測定している(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−84509号公報
ところが、剥離が進むと剛性も低下し、ガイドレールから外れ易くなるので、適宜手摺の握力を点検し、剥離の有無も確認している。しかし、握力の点検を全周に亘って行うためにはマンコンベアを長時間停止させなければならないし、作業負荷も大きいという問題がある。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、マンコンベアを短時間だけ停止しただけで手摺の握力を全周に亘って測定するマンコンベア手摺点検装置を得ることを目的とする。
この発明に係るマンコンベア手摺点検装置は、マンコンベアの手摺の内端部に沿って移動する案内部材と、一端で上記案内部材を支持するとともに他端が互いに回転自在に連結される第1レバーおよび第2レバーと、上記第1レバーと上記第2レバーとの間の距離を拡げるようにバネ力を付勢するバネ部材と、上記バネ部材を貫通するとともに上記第1レバーおよび上記第2レバーの外側まで延びるバネ力調整部材と、上記第1レバーの移動量を確認する移動量確認部材と、を備える。
この発明に係るマンコンベア手摺点検装置は、所定の握力に相当するバネ力で手摺の内端部を拡げるように付勢しながら手摺を1周させるだけで、下限値以下の握力になっている手摺の部分の有無を点検することができるので、手摺を1周させる位の短時間だけマンコンベアを停止するだけで済み、利用者に長時間のマンコンベアの停止という不便を掛けないという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るマンコンベア手摺点検装置の外形図である。 図1のマンコンベア手摺点検装置を手摺に配置した様子を示す配置図である。 この発明の実施の形態2に係るマンコンベア手摺点検装置の外形図である。
以下、本発明のマンコンベア手摺点検装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るマンコンベア手摺点検装置の外形図であり、図1(a)が平面図、図1(b)が正面図である。
この発明の実施の形態1に係るマンコンベア手摺点検装置1は、図1に示すように、回転しながら手摺の内端部に沿って移動する案内部材としての2個のローラ2と、一端でローラ2を回転自在に支持するとともに他端がレバー支持ピン3により回転自在に連結される第1レバー4および第2レバー5と、第1レバー4と第2レバー5との間の距離を拡げるようにバネ力を付勢するバネ部材としてのコイルバネ6と、コイルバネ6を軸方向に貫通するとともに第1レバー4および第2レバー5の外側まで延びるバネ力調整部材としてのバネ力調整ロッド7と、第1レバー4の外側まで延びたバネ力調整ロッド7の部分にロッドの軸方向に移動可能に取付けられる移動量確認部材としてのOリング8と、を備える。
ローラ2は、円柱状であり、中心軸に穴が手摺の厚さ方向に平行になるように貫通している。そして、第1レバー4および第2レバー5の一端にピン9が厚さ方向に嵌合され、ローラ2の貫通穴にピン9が嵌合されている。
バネ力調整ロッド7は、外径が異なる円形棒7a、7bが軸方向に連結され、外径の小さい方の円形棒7aは、コイルバネ6の内径よりも外径が小さく、外径の大きい方の円形棒7bは、コイルバネ6の外径より外径が大きい。そして、外径の大きい方の円形棒7bの端部にはグリップ11が固定されている。
また、バネ力調整ロッド7の外径の大きい方の円形棒7bの外側面には、ネジが設けられている。
第1レバー4のアーム部4aに貫通穴4bが設けられており、バネ力調整ロッド7の外径が小さい方の円形棒7aが貫通する。
第2レバー5のアーム部5aにネジ穴5bが設けられており、バネ力調整ロッド7の外径が大きい方の円形棒7bがネジ込まれる。
コイルバネ6は、バネ力調整ロッド7の外径の小さい方の円形棒7aの側面に沿って軸方向に移動可能に支持されており、ローラ2同士を近づけると第1レバー4の内側面とバネ力調整ロッド7の外径の大きい方の円形棒7bの段差面7cとにより挟まれて圧縮される。このときのローラ2同士を近づける方向に加える力が手摺の握力に相当する。
次に、このマンコンベア手摺点検装置1を用いてマンコンベアの手摺20の握力を点検する手順を説明する。図2は、マンコンベア手摺点検装置1を手摺20に配置した様子を示す配置図である。
まず、マンコンベア手摺点検装置1のバネ力調整ロッド7を調整してコイルバネ6を一番伸びた状態にする。
次に、マンコンベア手摺点検装置1をマンコンベアの帰路部分の手摺20に、図2に示すように、ローラ2同士を近づけながら配置する。
次に、バネ力調整ロッド7を調整してコイルバネ6を所定の長さになるように圧縮する。コイルバネ6のバネ定数から所定の長さに圧縮すれば第1レバー4と第2レバー5とを介して手摺20を押し広げる力、すなわち手摺20の握力を設定することができる。
次に、Oリング8を第1レバー4の外側面に押し付けて、バネ力調整ロッド7の円形棒7aの端面を原点としてOリング8までの距離Lを測定する。
次に、図示しないが、レバー支持ピン3を保持しながら、手摺20を走行させる。手摺20には出発点としての印を付けておき、一周させる。通常手摺20の握力は一定ではないので、握力の大きい部分ではバネ力に対して手摺20の内幅寸法が広がる寸法は小さく、握力の小さい部分ではバネ力に対して手摺20の内幅寸法が広がる寸法は大きい。そして、手摺20が広がるとローラ間の距離が大きくなり、第1レバー4と第2レバー5との間隔が広くなるので、第1レバー4の外側面がOリング8を外側に移動させる。手摺20を一周させると、最も手摺20の握力に小さい部分でOリング8が最も外側に移動されている。
次に、手摺20を一周させたら、バネ力調整ロッド7を緩めてコイルバネ6を長くしてから、マンコンベア手摺点検装置1を手摺20から取外す。
次に、バネ力調整ロッド7の円形棒7aの端面を原点としてOリング8までの距離Lを測定する。
次に、距離Lから距離Lを減算して差分ΔLを求め、最大に伸びたコイルバネ6の長さを求める。そして、この最大にコイルバネ6が伸びたときの長さから握力を求める。
次に、求めた握力が下限値以下であるか否かを判断し、下限値以下のときには手摺20が剥離しているとして補修または交換などの処置を行う。
この発明の実施の形態1に係るマンコンベア手摺点検装置1は、所定の握力に相当するバネ力で手摺20の内端部を拡げるように付勢しながら手摺20を1周させるだけで、下限値以下の握力になっている手摺20の部分の有無を点検することができるので、手摺を1周させる位の短時間だけマンコンベアを停止するだけで済み、利用者に長時間のマンコンベアの停止という不便を掛けない。
また、マンコンベア手摺点検装置1を1回だけ手摺20に取付ければ済み、従来のように取外しを繰り返さなくても良いので、作業負担を小さくすることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係るマンコンベア手摺点検装置の平面図である。
この発明の実施の形態2に係るマンコンベア手摺点検装置1Bは、この発明の実施の形態1に係るマンコンベア手摺点検装置1のOリング8の代わりに移動量確認部材としてのポテンショメータ13を備えることが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明を省略する。
このポテンショメータ13は、第2レバー5に固定されたアーム14の先端に取付けられ、第1レバー4の移動量を連続して計測する。
次に、このマンコンベア手摺点検装置1Bを用いてマンコンベアの手摺20の握力を点検する手順を説明する。
まず、マンコンベア手摺点検装置1Bのバネ力調整ロッド7を調整してコイルバネ6を一番伸びた状態にする。
次に、マンコンベア手摺点検装置1Bをマンコンベアの帰路部分の手摺20に、ローラ2同士を近づけながら配置する。
次に、バネ力調整ロッド7を調整してコイルバネ6を所定の長さになるように圧縮する。
次に、ポテンショメータ13の先端を第1レバー4の外側面に押し付け、ポテンショメータ13の出力を所定の周期で図示しない記録計に記録する。
次に、レバー支持ピン3を保持しながら、手摺20を走行させる。手摺20には出発点としての印を付けておき、一周させる。通常手摺20の握力は一定ではないので、握力の大きい部分ではバネ力に対して手摺20の内幅寸法が広がる寸法は小さく、握力の小さい部分ではバネ力に対して手摺20の内幅寸法が広がる寸法は大きい。そして、手摺20が広がったり狭まったりするとローラ間の距離が大きくなったり小さくなったりし、第1レバー4と第2レバー5との間隔が広くなったり狭くなったりするので、第1レバー4の外側面が外内に移動する。第1レバー4の外側面が外内に移動するとポテンショメータ13が移動量を出力する。
次に、手摺20を一周させたら、バネ力調整ロッド7を緩めてコイルバネ6を長くしてから、マンコンベア手摺点検装置1Bを手摺20から取外す。
次に、記録計に記録された移動量のデータを読出し、下限値以下の握力の箇所の有無を点検する。
この発明の実施の形態2に係るマンコンベア手摺点検装置1Bは、この発明の実施の形態1に係るマンコンベア手摺点検装置1と同様な効果を奏するとともに、全周に亘る手摺の握力を手摺20を1周させるだけで計測できるという効果を奏する。
1、1B マンコンベア手摺点検装置、2 ローラ、3 レバー支持ピン、4 第1レバー、4a アーム部、4b 貫通穴、5 第2レバー、5a アーム部、6 コイルバネ、7 バネ力調整ロッド、7a、7b 円形棒、7c 段差面、8 Oリング、9 ピン、11 グリップ、13 ポテンショメータ、14 アーム、20 手摺。

Claims (3)

  1. マンコンベアの手摺の内端部に沿って移動する案内部材と、
    一端で上記案内部材を支持するとともに他端が互いに回転自在に連結される第1レバーおよび第2レバーと、
    上記第1レバーと上記第2レバーとの間の距離を拡げるようにバネ力を付勢するバネ部材と、
    上記バネ部材を貫通するとともに上記第1レバーおよび上記第2レバーの外側まで延びるバネ力調整部材と、
    上記第1レバーの移動量を確認する移動量確認部材と、
    を備えることを特徴とするマンコンベア手摺点検装置。
  2. 上記移動量確認手段は、上記第1レバーが最大に移動した位置に止まるOリングであることを特徴とする請求項1に記載のマンコンベア手摺点検装置。
  3. 上記移動量確認手段は、上記第1レバーの移動量を計測するポテンショメータであることを特徴とする請求項1に記載のマンコンベア手摺点検装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021032580A1 (de) * 2019-08-21 2021-02-25 Inventio Ag Handlaufprüfvorrichtung

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