JP2011194431A - 冷却用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】半凝固スラリーを用いて鋳造を行う鋳造装置において、溶湯から半凝固スラリーを得るための冷却用治具に残留した凝固物を容易に除去する。
【解決手段】冷却用治具18は、底部28と、互いに対向する第1側部30、第2側部32とを有し、これら底部28、第1側部30及び第2側部32の各内側壁によって流動溝34が形成される。底部28の内側壁と、第1側部30及び第2側部32の各内側壁との間にはR部36、38が形成されるとともに、溶湯出口となる端部には傾斜面40が形成される。さらに、第1側部30及び第2側部32は、互いの離間距離が底部28から離間するにつれて大きくなるように傾斜した状態で底部28に連なっている。この冷却用治具18は、回動用モータ42の作用下に、回転中心軸L2を回転中心として回動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、流動する溶湯に固相を生じさせて半凝固スラリーとするための冷却用治具に関する。
一般的な鋳造においては、液相である高温の溶湯が金型に形成されたキャビティに充填されるが、近時、溶湯に代替し、固相と液相が共存した半凝固スラリーを用いることも行われている。この場合、例えば、特許文献1に記載されるように、冷却用治具に溶湯を接触させながら流動させ、この流動の間に前記溶湯を冷却して固相を生じさせるようにしている。これにより、半凝固スラリーが得られる。
このようにして得られた半凝固スラリーは、冷却用治具から鋳造装置のプランジャスリーブに注湯され、さらに、該プランジャスリーブから金型のキャビティに移送される。
この種の冷却用治具に関し、前記特許文献1には、平板形状、樋形状又は管形状等とすることが記載されている。
特許第3920378号公報(特に、段落[0021])
冷却用治具を単なる平板形状とした場合、溶湯を流動させる際に側方から溶湯が溢流してしまう。これを回避するためには、特許文献1の記載に従えば、冷却用治具を樋形状又は管形状のいずれかとせざるを得ない。しかしながら、この場合、冷却用治具から凝固物を除去することが困難となるという不具合を招く。
すなわち、溶湯が流動した後の冷却用治具には、溶湯が凝固することで生じた凝固物が残留する。この凝固物を除去しないまま次回の鋳造を行うべく冷却用治具上で溶湯を流動させると、該溶湯が十分に冷却されず、所定の固相率の半凝固スラリーを得ることが困難となる。
また、凝固物が溶湯に同伴されてプランジャスリーブに移送された場合、凝固物が目詰まりの原因となる。さらに、目詰まりが発生しない場合であっても、凝固物が溶湯とともにキャビティに到達するような事態が発生すると、鋳造品の品質が低下してしまう。
以上のような不具合が発生することを回避するため、次回の鋳造を行う前に冷却用治具から凝固物を除去する必要がある。しかしながら、冷却用治具を樋形状としたときには、溶湯出口側の端部に半凝固スラリーが付着して凝固し、比較的大きな塊状凝固物となることがある。この場合、塊状凝固物が存在するために前記凝固物を除去することが困難となる。
また、管形状の場合、開口が存在するのは溶湯入口と溶湯出口のみである。このため、凝固物を除去すること自体が困難である。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、高温の溶湯に接触してもヒートクラックが発生する懸念を払拭し得、しかも、凝固物を除去することが容易な冷却用治具を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、流動する溶湯に接触して前記溶湯を冷却することで該溶湯に固相を生じさせることにより半凝固スラリーを得るための冷却用治具であって、
底部と、
前記底部に対して折曲して連なるとともに、互いに対向する第1側部及び第2側部と、
を備え、
前記底部の内側壁と、前記第1側部及び前記第2側部の内側壁とで、前記半凝固スラリーが流動する流動溝が形成され、
且つ前記底部の内側壁と、前記第1側部及び前記第2側部の内側壁との間に湾曲部が形成されたことを特徴とする。
この冷却用治具では、第1側部と第2側部が底部のみに連なる。従って、流動溝が露呈するので、凝固物を除去する作業が極めて容易となる。
また、冷却用治具における溶湯ないし半凝固スラリーに接触する部位中に先鋭に折曲された箇所が存在する場合、該箇所に熱応力が集中することに起因してヒートクラックが発生する懸念があるが、本発明では、底部の内側壁と、第1側部及び第2側部の各内側壁との間に湾曲部を形成し、これにより先鋭に折曲された箇所が存在しないようにしているので、冷却用治具にヒートクラックが発生することが抑制される。
すなわち、本発明によれば、耐久性に優れ、しかも、凝固物を除去する作業が極めて容易な冷却用治具を構成することができる。
ここで、第1側部及び第2側部は、底部から離間するにつれて互いの離間距離が大きくなるように鉛直線に対して0.25°〜10°の角度で傾斜して前記底部に連なることが好ましい。すなわち、底部に対する第1側部の傾斜角度、及び底部に対する第2側部の傾斜角度を鈍角とする。
これにより、凝固物が底部と第1側部との間、又は底部と第2側部との間に噛み込むこと、ひいては、凝固物が底部と第1側部との間、又は底部と第2側部との間に残留することが回避される。従って、次回の鋳造時に目詰まりが発生したり、鋳造品の品質が低下したりする懸念が払拭される。
同時に、溶湯に、冷却過剰領域や冷却不足領域が発生することが回避される。
この場合、湾曲部の曲率半径を1〜40mmの範囲内に設定することが好ましい。1mm未満では上記の効果が乏しくなる上、湾曲部にヒートクラックが発生することを抑制することが容易でなくなる場合がある。また、40mmを超えると、冷却用治具に対する溶湯の接触面積が小さくなるので、該溶湯を十分に冷却し得ない懸念がある。
以上のように構成される冷却用治具は、その軸線方向に平行な回転軸を中心として回動することが可能であり、且つ溶湯出口となる前記底部の先端部に、該底部の内側壁から外側壁に向かうにつれて長手方向寸法が短くなるように傾斜面が形成されたものであることが一層好ましい。
すなわち、この場合、冷却用治具を回動させることで溶湯が主に流動する面を鉛直下方に向かって傾斜させる。冷却用治具に対する凝固物の付着力は比較的小さいので、この傾斜によって凝固物が落下する。すなわち、凝固物を冷却用治具から容易に除去することができる。
しかも、溶湯出口となる先端部に傾斜面を形成しているので、半凝固スラリーが底部の内側壁(流動溝の底面)から外側壁に回り込むことが防止される。従って、底部の内側壁から外側壁に回り込むようにして連なる凝固物が形成されることが回避されるので、凝固物が溶湯出口を噛み込んで引っ掛かることがない。
このため、溶湯出口に塊状凝固物が形成されることが回避される。従って、その他の凝固物を除去することが容易となる。
さらに、底部の内側壁及び湾曲部の十点平均粗さ(JIS B 0601−1994年参照)Rzを6.3μm以下とすることが好ましい。この場合、溶湯と冷却用治具との接触面積が大きくなるので、溶湯の熱が冷却用治具に速やかに伝達される。すなわち、溶湯から冷却用治具への熱伝達効率が向上するので、所定の固相率の半凝固スラリーを得ることが容易となる。
さらにまた、冷却用治具が鋼材等のFe基合金からなる場合、その表面に、窒化処理による硬化層を形成することが好ましい。このようにして表面硬度が上昇した冷却用治具では、ヒートクラックが一層発生し難くなる。すなわち、冷却用治具の耐久性が一層向上する。また、窒化処理を施すことで硬化層を形成することにより、冷却用治具の溶損性を向上させることができる。
なお、冷却用治具がCu基合金からなる場合には、その表面に、CrN等の窒化物からなる皮膜を形成することが好ましい。この場合、冷却用治具の耐溶損性を向上させることができる。
加えて、冷却用治具の耐溶損性を向上させるべく、該冷却用治具に冷却媒体を流通させることが好ましい。
本発明によれば、第1側部と第2側部が底部のみに連なるようにして冷却用治具を構成することで流動溝を露呈するようにしているので、凝固物を除去する作業が極めて容易となる。従って、次回の鋳造時に凝固物が溶湯に混在することが回避されるので、鋳造装置に目詰まりが生じたり、鋳造品の品質が低下したりする懸念が払拭される。
しかも、底部の内側壁と、第1側部及び第2側部の各内側壁との間に湾曲部を形成するようにしているので、冷却用治具における溶湯ないし半凝固スラリーに接触する部位に、先鋭に折曲された箇所が存在しない。このため、冷却用治具にヒートクラックが発生することが抑制されるので、冷却用治具の耐久性を向上させることができる。
本実施の形態に係る冷却用治具を含んで構成される鋳造装置の全体概略側面図である。 前記冷却用治具及びその周辺を示す要部拡大斜視図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 前記鋳造装置の要部概略側面図である。 図5の矢印X方向から視認した概略正面図である。 図5の要部を拡大した拡大側面図である。 図7のVIII−VIII線矢視断面図である。 流動溝内の溶湯における表層部の幅方向中央近傍に冷却不足領域が発生した状態を示す冷却用治具の幅方向断面図である。 流動溝内の溶湯における底部の内側壁に接触する部位に冷却過剰領域が発生し、且つ表層部の幅方向中央近傍に冷却不足領域が発生した状態を示す冷却用治具の幅方向断面図である。 図8に示すストッパが図8から180°離間した位置まで移動した状態を示す要部断面図である。 図2に示す冷却用治具が反転する位置まで回動した状態を示す要部拡大斜視図である。 本実施の形態に係る冷却用治具を含んで構成される別の鋳造装置の全体概略斜視図である。
以下、本発明に係る冷却用治具につき、それを具備する鋳造装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態に係る冷却用治具を含んで構成される鋳造装置の全体概略側面図を図1に示す。この鋳造装置10は、ラドル12から流下された溶湯14をプランジャスリーブ16まで案内する冷却用治具18と、前記プランジャスリーブ16内を往復動作するプランジャチップ20と、前記プランジャスリーブ16が設けられた固定金型22と、図示しない駆動機構の作用下に前記固定金型22に対して接近又は離間自在な可動金型24とを有する。
図1、及びその要部拡大斜視図である図2に示すように、長尺物として構成された冷却用治具18は、溶湯14を所定の流動速度でプランジャスリーブ16に導くべく、鉛直方向に対して10°〜80°、より好ましくは20°〜40°程度傾斜している。勿論、冷却用治具18の起点である上方端部はラドル12に近接し(図1参照)、一方、終点である下方端部は、プランジャスリーブ16の天井部に形成された注湯口26に臨む(図1及び図2参照)。
この場合、冷却用治具18は、底部28と、該底部28の各側方端部に屈曲して連なる第1側部30、第2側部32とを有する(図2参照)。これら底部28、第1側部30及び第2側部32の各内側壁に区画されることによって、流動溝34が形成される。
ここで、図2のIII−III線矢視断面図である図3に示すように、底部28の内側壁と、第1側部30及び第2側部32の各内壁とは、湾曲部としてのR部36、38を介して連なっている。換言すれば、底部28の内側壁と、第1側部30及び第2側部32の各内壁との間には、R部36、38がそれぞれ湾曲形成される。
R部36、38の曲率半径は、1〜40mmの範囲内であることが好ましい。1mmよりも小さいと、R部36、38にヒートクラックが発生し易くなる傾向が認められる。また、40mmよりも大きいと、冷却用治具18に対する溶湯14の接触面積が小さくなるので冷却効率が低下する。R部36、38の一層好ましい曲率半径は、3〜20mmである。
図2のIV−IV線矢視断面図である図4に示すように、本実施の形態では、流動溝34は、図4の上方に向かうに従って拡開されている。換言すれば、互いに対向する第1側部30と第2側部32は、その離間距離が底部28から離間するにつれて大きくなるように傾斜している。
第1側部30及び第2側部32の鉛直線Mに対する角度θ1は、0.25°〜10°であることが好ましい。0.25°未満であると、後述する冷却用治具18の回動時に該冷却用治具18から凝固物が離脱することが容易ではない。一方、10°を超えると、流動溝34を流動する溶湯14ないし半凝固スラリーに冷却不足領域や、冷却過剰領域が発生することがある。しかも、冷却用治具18の回動時に回動が終了する前に該冷却用治具18から凝固物が離脱して散乱してしまう懸念がある。
図4から諒解されるように、溶湯出口となる底部28の下方端部においては、該底部28の内側壁から外側壁に向かうにつれて長手方向寸法が短く設定されている。これにより、底部28の下方端部(溶湯出口)には、注湯口26から離間する形状の傾斜面40が形成される。鉛直線Mに対する傾斜面40の傾斜角度θ2は、例えば、60°に設定される。
以上のように構成された冷却用治具18において、少なくとも、底部28の内側壁(流動溝34の底面)及びR部36、38では、十点平均粗さRzが6.3μm以下に設定される。この場合、流動溝34をなす各壁面と、溶湯14ないし半凝固スラリーとの接触面積が大きくなる。このため、溶湯14から冷却用治具18への熱伝達効率が大きくなるので、該冷却用治具18を小型のものとして構成することができる。
さらに、底部28の内側壁及びR部36、38にヒートクラックが発生することが回避される。上記したように、溶湯14から冷却用治具18への熱伝達効率が大きいからである。
なお、十点平均粗さRzは可及的に小さくすることが望ましいが、過度に小さくするためには精密な表面仕上げ加工が必要となり、このために冷却用治具18を効率よく作製することが容易でなくなるとともに、加工コストが高騰する。従って、十点平均粗さRzは1.6μm程度であれば十分である。
また、第1側部30及び第2側部32の内側壁は、溶湯14ないし半凝固スラリーに対する接触面積が比較的小さい。従って、熱応力が集中し難い。このため、これらの壁面の十点平均粗さRzを、底部28の内側壁及びR部36、38の十点平均粗さRzより大きく設定するようにしてもよい。具体的には、25μm程度であってもよい。勿論、これらの壁面の十点平均粗さRzを、底部28の内側壁及びR部36、38の十点平均粗さRzと同程度、すなわち、1.6〜6.3μmの間としてもよい。
さらに、冷却用治具18が鋼材等のFe基合金から構成されている場合、その全体に対して窒化処理を施すようにしてもよい。この場合、冷却用治具18の表面に窒化物を含む硬化層が形成されるので、表面硬度が大きくなる。従って、熱応力が集中してもヒートクラックが発生し難い。また、窒化物を含む硬化層が存在するので、冷却用治具18の耐溶損性が向上する。
なお、冷却用治具18がCu基合金からなる場合には、窒化処理に代替し、窒化物からなる皮膜を全体に形成することが好ましい。好適な窒化物としては、CrN等が挙げられる。この場合、冷却用治具18の耐溶損性を向上させることができる。
以上のように構成された冷却用治具18の近傍には、図示しないフレームが設けられる。このフレームには、図2、図5〜図7に示すように、回動機構である回動用モータ42が取り付けられた支持板44が支持される。換言すれば、回動用モータ42は、支持板44を介して前記フレームに支持されている。なお、図6は、図5のX方向から視認した正面図である。
回動用モータ42の中心から突出した回転軸46は、前記支持板44に貫通形成された挿通孔に通される(図2参照)。なお、挿通孔の内壁と回転軸46の側部との間には遊びがあり、このため、回転軸46が回転動作する際に支持板44が回転することはない。
また、回転軸46は、前記挿通孔から露呈した後、図7から諒解されるように、冷却用治具18の軸線方向に対して平行に延在する。図7のVIII−VIII線矢視断面図である図8に示すように、この回転軸46には、該回転軸46が回転動作することに伴って回転動作する第1ギア48及びストッパホルダ50が外嵌されている。
第1ギア48は、回動用軸52に外嵌された第2ギア54に噛合する。このため、回動用軸52は、第2ギア54の回転動作を介し、回転軸46の回転動作に追従して回転動作する。なお、図2及び図8から諒解されるように、回動用軸52の中心は、回転軸46の中心からオフセットされた位置に設定される。
回動用軸52には、平板形状の第1ブラケット56、第2ブラケット58が互いに離間するようにして外嵌される。ここで、回動用軸52は、第1ブラケット56、第2ブラケット58の一端部に偏倚するようにしてこれら第1ブラケット56、第2ブラケット58の各々に形成された貫通孔に通される。
一方、冷却用治具18には、断面略コの字状の把持部材60が堅牢に圧入・連結される。すなわち、把持部材60の凹部62には、冷却用治具18の第1側部30から底部28、さらには第2側部32に至るまでが堅牢に嵌合される。そして、図2、図3及び図5に示すように、把持部材60における冷却用治具18の第1側部30に対応する側部、及び第2側部32に対応する側部は、ボルト64によって第1側部30、第2側部32の各外側壁に強固に連結される。
ここで、冷却用治具18の底部28の幅方向の中心軸は、図2中のL1として表される。すなわち、中心軸L1は、底部28を幅方向に沿って2分割する軸である。
一方、冷却用治具18の回転中心軸は図2中のL2となる。後述するように、冷却用治具18は、回動用軸52を中心として回転するからである。
この回転中心軸L2と、前記中心軸L1とを対比して諒解されるように、冷却用治具18の回転中心軸L2は、該冷却用治具18を幅方向に沿って2分割する中心軸L1からオフセットされた位置に設定される。
図8に示すように、前記ストッパホルダ50は、円環形状部66と、該円環形状部66から直線状に突出した保持部68とを有し、この中の保持部68には嵌合用孔70が貫通形成される。該嵌合用孔70には、ストッパ72が堅牢に嵌合される。ストッパ72は、該嵌合用孔70の両端開口から突出する。
一方、支持板44には、回動用軸52の近傍に第1堰止部材74が位置決め固定されるとともに、該第1堰止部材74から180°離間して第2堰止部材76が位置決め固定される。ストッパ72は、冷却用治具18の流動溝34が鉛直上方に臨むときには第1堰止部材74に当接し、一方、冷却用治具18が180°反転して流動溝34が鉛直下方に臨むときには第2堰止部材76に当接する(図11参照)。
図1に示すように、プランジャスリーブ16は略円筒体であり、上記したように、その天井部に注湯口26が形成される。このプランジャスリーブ16内に配設されたプランジャチップ20は、図示しない油圧シリンダにロッド78を介して連結されており、従って、前記油圧シリンダの作用下に往復動作することが可能である。
プランジャスリーブ16と固定金型22の間には、連結盤80が介在する。そして、固定金型22には、半凝固スラリーを導くためのランナ84が鉛直方向に延在するようにして形成される。
固定金型22における可動金型24に臨む側の端面には凹部86が陥没形成され、一方、可動金型24における固定金型22に臨む側の端面には、前記凹部86に対応する位置に、凸部88が突出形成される。凸部88の突出高さは、凹部86の陥没深さに比して若干小さく、このため、凹部86の底面と凸部88の頂面の間にはクリアランスが形成される。このクリアランスが、キャビティ90となる。
なお、前記ランナ84は、固定金型22と可動金型24の合わせ面近傍において、キャビティ90に向かって略垂直に立ち上がっている。従って、半凝固スラリーは、ランナ84に導かれてキャビティ90に到達する。
本実施の形態に係る冷却用治具18を含む鋳造装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、鋳造装置10の動作との関係で冷却用治具18の作用効果につき説明する。
鋳造作業に先んじて、冷却用治具18の流動溝34をなす底部28、第1側部30及び第2側部32(図2参照)の各内側壁に離型剤が塗布される。その後、ラドル12が傾斜され、これにより、図1に示すように該ラドル12に予め貯留された金属、例えば、アルミニウム合金の溶湯14が冷却用治具18の上方端部近傍の流動溝34に流下される。
この場合、冷却用治具18は、鉛直方向に対して10°〜80°、より好ましくは20°〜40°傾斜するように設けられている。この傾斜角度では、流動溝34に沿う溶湯14の流動速度が適切な範囲となり、従って、流動する溶湯14は、ガスを巻き込むことなく冷却用治具18に十分に接触する。
しかも、本実施の形態では、冷却用治具18の底部28の内側壁(流動溝34の底面)及びR部36、38の十点平均粗さRzが6.3μm以下に設定されている。このため、溶湯14と冷却用治具18との接触面積が大きくなるので、溶湯14の熱が冷却用治具18に速やかに伝達される。
また、本発明者らの鋭意検討によれば、角度θ1が15°である場合、図9に示すように、流動溝34内の溶湯14中、表層部の幅方向中央近傍に冷却不足領域が発生することがある。さらに、角度θ1が30°である場合、図10に示すように、流動溝34内の溶湯14中、底部28の内側壁に接触する部位が過剰に冷却されて冷却過剰領域が発生するとともに、図9と同様に、表層部の幅方向中央近傍に冷却不足領域が発生することがある。
これに対し、本実施の形態では、角度θ1は、好ましくは0.25°〜10°に設定されている(図4参照)。従って、溶湯14に冷却不足領域や冷却過剰領域が発生することが回避される。
以上のことが相俟って、溶湯14の熱が冷却用治具18に適切な速度で且つ十分に伝達されるので、冷却用治具18の下方端部に向かって流動するに従って溶湯14の温度が下降する。これに伴って溶湯14に固相が徐々に晶出し、その結果、半凝固スラリーが得られる。
要するに、溶湯14は、傾斜した冷却用治具18の下方端部に向かって流動する過程で、冷却用治具18によって熱が奪取されることで一部が固相となることにより、固相及び液相が共存する半凝固スラリーに徐々に変態する。
この流動する溶湯14(ないし半凝固スラリー)は高温であるので、冷却用治具18における溶湯14(ないし半凝固スラリー)に接触する部位中に先鋭に折曲された箇所が存在する場合、該箇所に熱応力が集中することに起因してヒートクラックが発生する懸念がある。しかしながら、本実施の形態では、底部28の内側壁と、第1側部30及び第2側部32の各内側壁との間にR部36、38を設けるとともに、該R部36、38の曲率半径を好ましくは1〜40mm、より好ましくは3〜20mmに設定するようにしている。これにより冷却用治具18に先鋭に折曲された部位が存在することを回避しているので、溶湯14(ないし半凝固スラリー)に接触するR部36、38、ひいては冷却用治具18にヒートクラックが発生することが抑制される。
この抑制効果は、冷却用治具18に窒化処理が施されている場合、換言すれば、該冷却用治具18の表面に硬化層が形成されている場合、一層顕著となる。この場合、該冷却用治具18の表面硬度が大きくなるので、熱応力が集中したとしても、ヒートクラックが一層発生し難くなるからである。
なお、流動する溶湯14(ないし半凝固スラリー)は、第1側部30及び第2側部32によって堰止される。すなわち、第1側部30及び第2側部32が存在することにより、冷却用治具18の側方から溶湯14(ないし半凝固スラリー)が溢流・落下することが防止される。
また、溶湯出口である底部28の下方端部に、注湯口26から離間する形状の傾斜面40が形成されている。このため、底部28の下方端部に対する半凝固スラリーのいわゆる湯切れが良好となる。換言すれば、半凝固スラリーが底部28の外側壁に回り込むことが防止される。
大部分の半凝固スラリーは、流動溝34に導かれてプランジャスリーブ16の注湯口26から該プランジャスリーブ16の内部に移送される。勿論、このときには、プランジャチップ20は最大に後退している。
所定量の半凝固スラリーがプランジャスリーブ16の内部に導入された後、前記油圧シリンダが駆動され、プランジャチップ20が前進動作する。その結果、プランジャスリーブ16内の半凝固スラリーが押圧され、ランナ84を通過してキャビティ90に充填される。
その後、キャビティ90にて溶湯14が冷却固化され、これにより鋳造品が得られるに至る。この鋳造品は、いわゆる型開きが行われることによって、キャビティ90から取り出される。
ここで、半凝固スラリーは、冷却用治具18上を流動する最中、その一部が、流動跡が連なった液滴状等の形状で冷却用治具18に停滞することがある。溶湯14の供給が停止された後、この停滞した半凝固スラリーは大気中に露呈し、この状態で凝固して固相となる。すなわち、凝固物(金属片)として冷却用治具18の主に底部28に残留する。
この凝固物が残留したまま次回の鋳造を行うと、上記したように、冷却用治具18を流動する溶湯14が十分に冷却されなくなる。また、プランジャスリーブ16やランナ84等で目詰まりが生じたり、鋳造品の品質が低下したりする懸念がある。
このような不具合が惹起されることを回避するべく、本実施の形態においては、半凝固スラリーのキャビティ90への充填、及び冷却固化を行う一方で、冷却用治具18に残留した凝固物を除去する作業を行う。
具体的には、溶湯14の供給が終了して大部分の半凝固スラリーがプランジャスリーブ16に注湯された後、前記回動用モータ42(図2、図5〜図7参照)を付勢する。この付勢によって、回転軸46が図2、図5及び図6に矢印で示す方向に回転動作する。なお、回転動作を開始する前に凝固物が完全に凝固するまで待機する必要は特にない。
上記したように、この回転軸46が回転動作することに追従して、第1ギア48及びストッパホルダ50が回転動作を開始する。そして、回転軸46の回転駆動力は、第1ギア48に噛合した第2ギア54を介して回動用軸52に伝達され、結局、回動用軸52が回転中心軸L2を中心として回転動作する。
回動用軸52には第1ブラケット56及び第2ブラケット58が取り付けられているため、回動用軸52が回転動作することに伴い、第1ブラケット56及び第2ブラケット58が回動用軸52の回転中心軸L2を中心として回動動作する。さらに、これら第1ブラケット56及び第2ブラケット58に把持部材60が連結されているので、該把持部材60も回動動作する。
上記したように、この把持部材60は、冷却用治具18に堅牢に連結されている。このため、結局、冷却用治具18が、第1ブラケット56、第2ブラケット58及び把持部材60の回転動作に追従して回動動作を開始する。
ここで、ストッパホルダ50も、回転軸46の回転動作に追従して回転動作する。これに伴って、該ストッパホルダ50に保持されたストッパ72が図11中に矢印で示す方向に移動する。すなわち、ストッパ72は、第1堰止部材74から離間して第2堰止部材76に向かう。
ストッパホルダ50が半回転する(すなわち、180°移動する)と、ストッパ72が第2堰止部材76に当接する。この当接によりストッパ72が堰止され、ストッパホルダ50、ひいては回転軸46のそれ以上の回転動作が阻止される。
その結果、図5及び図6に仮想線で示し且つ図12に実線で示すように、冷却用治具18が180°反転した状態で停止するに至り、その底部28が鉛直下方に臨む状態となる。
冷却用治具18の回転中心軸L2は、底部28の中心軸L1からオフセットされた位置に設定されている(図2、図6及び図7参照)。その結果、冷却用治具18に比較的大きな遠心力が作用するので、凝固物に慣性力が付加される。このため、凝固物が冷却用治具18から剥離し易くなる。
しかも、凝固物は、冷却固化の進行に伴って冷却用治具18から剥離し易くなる。換言すれば、凝固物が冷却用治具18に強固に付着することはない。その上、本実施の形態においては、冷却用治具18に離型剤を塗布しているので、凝固物が冷却用治具18から剥離することが一層容易となる。
加えて、ストッパ72が第2堰止部材76に当接した際の衝撃荷重が冷却用治具18を介して凝固物に作用するので、凝固物が一層剥離し易くなる。
以上のことが相俟って、凝固物が自発的に冷却用治具18から剥離する。上記したように流動溝34が底部28から離間するに従って拡開しているので、底部28に対する第1側部30、第2側部32の傾斜角度が鈍角となる。このため、凝固物が底部28と第1側部30の間、及び底部28と第2側部32との間に噛み込まれて残留したり、凝固物が第1側部30と第2側部32によって堰止されたりすることがない。
その上、溶湯出口では、半凝固スラリーが底部28の外側壁に回り込むことが防止されている。従って、底部28の内側壁から外側壁に回り込むようにして連なる凝固物が形成されることが回避されるので、凝固物が溶湯出口を噛み込んで引っ掛かることがない。
以上のような理由から、冷却用治具18から凝固物が容易に落下する。また、第1側部30及び第2側部32の鉛直線Mに対する角度θ1が好ましくは10°以下であるので、冷却用治具18が上記したように回動する途中で該冷却用治具18から凝固物が離脱してしまう懸念もない。
落下した凝固物は、図5及び図6に示される案内板92によってシュータ(図示せず)等まで案内し、捕集・排出すればよい。
凝固物が除去された後、前記回動用モータ42の回転軸46が上記とは逆方向に回転動作する。これにより冷却用治具18が元の位置に戻り、図1、図2、図5及び図6に実線で示す姿勢となる。この際、図8に示すように、ストッパ72が第1堰止部材74に当接する。この当接により、冷却用治具18が元の位置を超えるまで回動することが防止される。
このように、本実施の形態によれば、冷却用治具18にヒートクラックが発生することを回避しながら、溶湯14を適切な速度で冷却することができる。しかも、凝固物を容易に除去することも可能である。
また、半凝固スラリーのキャビティ90への充填、及び冷却固化を行っている最中に、冷却用治具18に残留した凝固物を除去するようにしているので、冷却用治具18が1個のみであっても、連続して実施される鋳造作業に十分に対応することができる。
このように冷却用治具18が1個であっても十分であることと、回動用モータ42を設けることに伴って広大なスペースが必要となることがないことから、鋳造装置10の設置スペースが広大化することもない。従って、冷却用治具18から凝固物を除去可能な構成を設けるに際してレイアウト上の制約を受けることもない。
しかも、この場合、複数個の冷却用治具18を用いる必要がないので、鋳造装置10を含めた設備が複雑化することや、管理項目・制御項目が増加することを回避することもできるという利点がある。例えば、冷却用治具18が1個のみであるため、複数個存在する場合に比してその温度管理が極めて簡素となる等、鋳造装置10の運転上の管理が容易となる。また、該鋳造装置10を運転する際の制御も簡素となるので、該制御が容易となる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、この実施の形態においては、回動用モータ42の作用下に冷却用治具18を回動させるようにしているが、図13に示すように、回動用モータ42に代替して旋回用モータ100を設け、この旋回用モータ100で冷却用治具18を旋回させるようにしてもよい(実線及び仮想線参照)。この場合においても、冷却用治具18を上記したような形状とすることで該冷却用治具18から凝固物を容易に除去することができる。
この際には、旋回中心軸L3を、冷却用治具18の長手方向の中心軸L4からオフセットした位置に設けることにより、上記同様、凝固物に対して大きな力を作用させることができ、結局、凝固物を除去することが容易となる。
さらに、この場合においても、図7に示される構成と同様に、第1ギア48、第2ギア54、回動用軸52、ストッパ72、第1堰止部材74、第2堰止部材76及び把持部材60を旋回用モータ100と冷却用治具18との間に介在させ、旋回用モータ100で回動用軸52を回転させることで冷却用治具18を旋回させるようにしてもよい。
この場合には、冷却用治具18の幅方向寸法を、ラドル12からプランジャスリーブ16に向かうにつれて大きくすることが好ましい。これにより、凝固片の冷却用治具18からの剥離及び滑落が容易となる。
いずれの場合においても、ストッパ72を第2堰止部材76に当接させることで冷却用治具18のそれ以上の回動を停止させる必要は特になく、回動用モータ42を停止させることで冷却用治具18の回動(反転ないし旋回)を停止させるようにしてもよい。
さらにまた、本実施の形態では、電動式の回動用モータ42及び旋回用モータ100を採用するようにしているが、これらに代替し、例えば、油圧式の回動機構や旋回機構を採用するようにしてもよいことは勿論である。
10…鋳造装置 12…ラドル
14…溶湯 16…プランジャスリーブ
18…冷却用治具 20…プランジャチップ
22…固定金型 24…可動金型
28…底部 30、32…側部
34…流動溝 36、38…R部
40…傾斜面 42…回動用モータ
46…回転軸 48、54…ギア
50…ストッパホルダ 52…回動用軸
56、58…ブラケット 60…把持部材
72…ストッパ 74、76…堰止部材
84…ランナ 90…キャビティ
100…旋回用モータ L1…(幅方向)中心軸
L2…回転中心軸 L3…旋回中心軸
L4…(長手方向)中心軸

Claims (6)

  1. 流動する溶湯に接触して前記溶湯を冷却することで該溶湯に固相を生じさせることにより半凝固スラリーを得るための冷却用治具であって、
    底部と、
    前記底部に対して折曲して連なるとともに、互いに対向する第1側部及び第2側部と、
    を備え、
    前記底部の内側壁と、前記第1側部及び前記第2側部の内側壁とで、前記半凝固スラリーが流動する流動溝が形成され、
    且つ前記底部の内側壁と、前記第1側部及び前記第2側部の内側壁との間に湾曲部が形成されたことを特徴とする冷却用治具。
  2. 請求項1記載の冷却用治具において、前記第1側部及び前記第2側部は、前記底部から離間するにつれて互いの離間距離が大きくなるように鉛直線に対して0.25°〜10°の角度で傾斜して前記底部に連なり、
    且つ前記湾曲部の曲率半径が1〜40mmであることを特徴とする冷却用治具。
  3. 請求項1又は2記載の冷却用治具において、軸線方向に平行な回転軸を中心として回動することが可能であり、且つ溶湯出口となる前記底部の先端部に、該底部の内側壁から外側壁に向かうにつれて長手方向寸法が短くなるように傾斜面が形成されたことを特徴とする冷却用治具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却用治具において、前記底部の内側壁及び前記湾曲部の十点平均粗さRzが6.3μm以下であることを特徴とする冷却用治具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却用治具において、当該冷却用治具がFe基合金から構成されるとともに、その表面に、窒化処理による硬化層が形成されたことを特徴とする冷却用治具。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却用治具において、当該冷却用治具がCu基合金から構成されるとともに、その表面に、窒化物からなる皮膜が形成されたことを特徴とする冷却用治具。
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