JP2011194048A - 医療用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要時には容易に剥離可能であり、且つ、落下等によって意図せずに剥離することがない弱シール部を備えた医療用容器を提供する。
【解決手段】本発明の医療用容器1は、第1液状物3が収納された第1収納室5と、第2液状物4が収納された第2収納室6とを含む収納部2と、第1収納室と第2収納室とを隔てる隔壁7とを含み、隔壁7は、剥離可能な弱シール部9と、弱シール部の両端に連結されるように形成され弱シール部よりも幅広の1対の幅広シール部8,10とを含み、幅広シール部は、弱シール部よりも第1収納室側および第2収納室側の双方に張り出すように形成され、幅広シール部間は、弱シール部が剥離したときに第1収納室と第2収納室とを連通させる流路となり得、上記流路のうちの弱シール部よりも第1収納室側に存在する部分の流路幅の方が、第2収納室側に存在する部分の流路幅よりも長い。
【選択図】図1A

Description

本発明は、弱シール部によって隔てられた液状物の収納室を複数有し、各収納室に収納された液状物を使用直前に混合して使用することを可能とする医療用容器に関する。
ブドウ糖、アミノ酸および電解質を含有する栄養輸液やグルコース含有腹膜透析液等の液状物は、成分液の配合に伴う液状物の経時的安定性の問題のため、隔壁によって2室に区画された医療用容器の各室に成分液が封入され、これらの成分液は相互に隔離された状態で保管されている。これらの成分液は投与直前に混合されてから、患者に投与される。
例えば、栄養輸液については、ブドウ糖液と、アミノ酸および電解質を含有する液剤、グルコース含有腹膜透析液については、電解質を含有する液剤と、グルコースを含有する液剤とに分けて保存される。
上記医療用容器において、隔壁として剥離可能な弱シール部を有するものがある(特許文献1〜5等参照)。この医療用容器では、各成分液を混合するために、例えば、片方または両方の室を押圧して弱シール部を剥離する。
この弱シール部には、成分液の混合操作時には容易に剥離可能とする開通性と、混合操作時直前までは成分液同士が混ざらないようにそのシール状態を保持する隔離性とを兼ね備えることが求められる。
特許文献1に記載の医療用容器は、インフレーション成形により形成されたチューブの両端および中央部が熱溶着されることにより形成されたものである。中央部は、使用時に剥離可能である。
特許文献2に記載の医療用容器は、液状物が収納される収納室と、当該収納室を2室に区画する剥離可能な弱シール部とを備えたものである。収納室は、柔軟な2枚のフィルムを重ね合わせて、それらの周縁部をヒートシール(熱溶着)により相互に接合することにより形成されている。シールされた周縁部の一部は容器内側に張り出している。特許文献2に記載の医療用容器では、張り出した部分の形状を特定の形状にすることにより、張り出した部分と弱シール部との境界に加わるショックを緩和して、フィルムに孔が開くことを抑制している。
特許文献3に記載の医療用容器は、易剥離性の仕切りシール部により隔たれた複数の収納室を有している。仕切りシール部は、容器本体の一側縁部から他側縁部まで連続し幅寸法が0.1〜2mmの複数のシール条部を含んでいる。特許文献3に記載の医療用容器では、上記仕切りシール部のシール強度が適切に設定され、運搬中等に仕切りシール部が剥離して収納室内の薬剤が混合されることが防止されている。
特許文献4に記載の医療用容器は、プラスチック製の多層シートからなる扁平な容器の内部が、剥離可能な内壁接着帯及びその両端に続く強溶着部によってシールされて、複数の室が形成されたものである。特許文献4に記載の医療用容器では、強溶着部が衝撃緩和用溶着領域を有することで、衝撃によってその周辺部位に生じる応力を減少させ、ピンホールの発生を防止している。
特許文献5に記載の医療用容器は、液状物が収納される収納室と、当該収納室を2室に区画する剥離可能な弱シール部とを備えたものである。収納室は、柔軟な2枚のフィルムを重ね合わせて、それらの周縁部をヒートシール(熱接着)により相互に接合することにより形成されている。弱シール部は、中央部とその両側の側部の少なくとも3つの部分からなり、側部の剥離強度が中央部の剥離強度よりも大きい。そのため、特許文献5に記載の医療用容器では、周縁部からの衝撃によって弱シール部が誤って剥離することが抑制されている。
特開昭63−19149号公報 特開2002−200140号公報 特開2007−7128号公報 特開平06−39018号公報 特開2000−7050号公報
上記のとおり、弱シール部は、必要時には容易に剥離できる必要があるが、その一方で、必要時以外には意図せずに剥離しないことが必要である。例えば、弱シール部は、輸送時に医療用容器を落下したときの衝撃や、製造工程で行われる検査において液状物の自重による負荷等によって、簡単に剥離してしまうことがないようなシール強度を有している必要がある。上記の従来のバッグはこれらの特性に関して十分とは言えない。
本発明は、必要時には容易に剥離可能であり、且つ、意図せずに剥離することがない弱シール部を備えた医療用容器を提供することを目的とする。
本発明の医療用容器は、
第1液状物が収納された第1収納室と、第2液状物が収納された第2収納室とを含む収納部と、
前記第1収納室と前記第2収納室とを隔てる隔壁とを含み、
前記隔壁は、剥離可能な弱シール部と、前記弱シール部の両端に連結されるように形成され前記弱シール部よりも幅広の1対の幅広シール部とを含み、
前記幅広シール部が前記弱シール部よりも第1収納室側および第2収納室側の双方に張り出すように形成され、前記幅広シール部間は、前記弱シール部が剥離したときに第1収納室と第2収納室とを連通させる流路となり得、
前記流路のうち、前記弱シール部よりも前記第1収納室側に存在する部分の流路幅の方が、前記弱シール部よりも前記第2収納室側に存在する部分の流路幅よりも長くなるように、前記幅広シール部が形成されている。
上記構成により本発明の医療用容器では、弱シール部について、必要時には容易に剥離可能であり、且つ、意図せずに剥離することが抑制されている。
図1Aは、本発明の医療用容器の一例の概略構成を示した平面図である。 図1Bは、図1に示した医療用容器のA−A'断面図である。 図2は、図1に示した医療用容器の隔壁を説明する一部拡大平面図である。 図3は、本発明の医療用容器の他の例の隔壁を説明する平面図である。 図4は、本発明の医療用容器のさらに別の例の隔壁を説明する平面図である。 図5は、本発明の医療用容器のさらに別の例の隔壁を説明する平面図である。 図6は、図1に示した医療用容器が、二つ折りにされた状態で包装された様子を示した斜視図である。 図7Aは、図1に示した医療用容器の製造方法の一例を示した工程図である。 図7Bは、図1に示した医療用容器の製造方法の一例を示した工程図である。 図7Cは、図1に示した医療用容器の製造方法の一例を示した工程図である。 図8は、比較例の医療用容器の隔壁を説明する平面図である。 図9Aは、落下試験を説明する概念図である。 図9Bは、落下試験を説明する概念図である。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、第1収納室における第1液状物の充填率の方が、第2収納室における第2液状物の充填率よりも高い。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、収納部は、2枚の軟質プラスチックシートを熱溶着させることにより形成された周縁熱接着部を含み、幅広シール部のシール領域におけるシール強度は、周縁熱接着部におけるシール強度よりも低い。このように、幅広シール部および周縁熱接着部のシール強度を調整することにより、輸送時等に意図せず幅広シール部近傍の周縁熱接着部が衝撃を受けても、幅広シール部が衝撃を受けて剥離等し、衝撃を吸収する。そのため、収納部が輸送時等に衝撃を受けることによって周縁熱接着部およびその周辺部位に生じる応力を減少させることができ、よって、周縁熱接着部およびその周辺部位にピンホール等が発生することを抑制できる。
尚、本発明において、シール強度は、後述する実施例に記載の方法で測定できる。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、幅広シール部のシール領域におけるシール強度が、周縁熱接着部におけるシール強度よりも低く、かつ、弱シール部のシール領域におけるシール強度と等しいかそれよりも高い。このような本発明の医療用容器の好ましい一例では、周縁熱接着部およびその周辺部位に生じる応力を効果的に減少させることもでき、かつ、収納部が意図せず衝撃を受けた際に、弱シール部が剥離することが効果的に抑制できる。
第1収納室と第2収納室における液状物の充填率が異なる場合、液状物の充填率がより高い収納室に荷重を加えて弱シール部を剥離すると、弱シール部の剥離が効率的に行える。また、弱シール部が剥離したときに第1収納室と第2収納室とを連通させる流路のうち、第1収納室に存在する部分の流路幅の方が、第2収納室内に存在する部分の流路幅よりも長くなるように、幅広シール部が形成されているので、弱シールの第1収容室側部分の方が第2収容室側部分よりも剥離しやすい。故に、第1収納室における第1液状物の充填率の方が、第2収納室における第2液状物の充填率よりも高いと、幅広シール部の開通性がより向上するので、好ましい。
ここで、充填率とは、各収納室に充填されている液の液量を各収納室に充填可能な最大液量で除した100分率である。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、第1収納室の容積よりも、第2収納室の容積の方が大きい。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、各幅広シール部が、その内部に、収容部の幅方向(隔壁の長手方向)に沿って延びた未シール領域を含む。このような本発明の医療用容器の好ましい一例では、衝撃を受けた幅広シール部が剥離する際に、剥離を収容部の幅方向に促進させ、剥離が収容部の上下方向(弱シールの長手方向と直交する方向)に進行することを抑制できる。その結果、弱シール部に直接衝撃が加わることを防ぐことができる。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、各幅広シール部の、第1液状物と接する辺および第2液状物に接する辺は、各々、前記弱シール部と略平行または平行な直線を含む。このような本発明の医療用容器の好ましい一例では、医療用容器をコンパクトな状態で運ぶために二つ折りにする際、医療用容器をコの字状に二つ折りすることができるので、落下時等に弱シール部を剥離させる力が弱シール部に伝わり難く、好ましい。故に、医療用容器をコンパクトな状態で運ぶことができる。
本発明の医療用容器の好ましい一例では、二つ折りにされ、かつ、袋で包装されている。
以下、本発明の医療用容器の一例を、図面を用いて説明する。
図1Aおよび図1Bに示されるように、医療用容器1は、第1液状物3が収納された第1収納室5と、第2液状物4が収納された第2収納室6とを含む収納部2を含む。第1収納室5と第2収納室6は、隔壁7によって隔てられている。第1液状物3および第2液状物4は、投与を行う際に混合して用いられる異種の液状物である。
医療用容器1には、第1収納室5に連通して第1ポート12が設けられ、第2収納室6に連通して第2ポート13が設けられている。
第1液状物3は第1ポート12を通じて第1収納室5内に注入され、第2液状物4は第2ポート13を通じて第2収納室6に注入されている。第1ポート12および第2ポート13は、各々液状物の注入後にシールされている。
医療用容器1には、第1収納室5に連通して第3ポート11が設けられている。第3ポート11は、例えば、第1液状物3および第2液状物4以外の薬液等を収納部2内に添加するために用いられる。
また、医療用容器1には、第2収納室6に連通して可撓性チューブ14が設けられている。後述する弱シール部9を剥離し、第1液状物3と第2液状物4とを混合して得た液状物は、可撓性チューブ14を通じて医療用容器1外に流出される。
第1収納室5の上方には、医療用容器1を懸吊するための開口17が形成されている。
隔壁7は、剥離可能な弱シール部9と、1対の幅広シール部8,10とからなる。弱シール部9は、後述する周縁熱接着部15よりも相対的に密着力が弱い。弱シール部9に2枚の軟質プラスチックシート2a,2b(図1B参照)が離間する向きの力(剥離力)を加えると、弱シール部9における軟質プラスチックシート2a,2b同士を不可逆的に剥離できる。
図2に示されるように、幅広シール部8,10は、弱シール部9の両端に連結されるように形成されている。幅広シール部8,10の幅(隔壁の長手方向と直交する方向の長さ)は、弱シール部9のそれよりも大きい。そして、幅広シール部8,10の第1収納室5側の一部8a,10aは弱シール部9よりも第1収納室5側に張り出しており、幅広シール部8,10の第2収納室6側の一部8b,10bは弱シール部9よりも第2収納室6側に張り出している。そのため、1対の幅広シール部8,10間は、弱シール部9が剥離した際、第1収納室5と第2収納室6との間の液状物の流通を可能とする流路となる。
この流路のうち、弱シール9よりも第1収納室5側に存在する部分(第1流路20)の流路幅W1の方が、弱シール9よりも第2収納室6側に存在する部分(第2流路21)の流路幅W2よりも長くなるように、幅広シール部8,10が形成されている。そのため、医療用容器1が輸送時等に衝撃を受けると、弱シール部9よりも先に幅広シール8,10がその第2液状物4の液圧を受け、幅広シール部8,10の一部が例えば剥離等して第2液状物4の液圧が吸収される。故に、医療用容器1では、弱シール部9が意図せずに剥離することが抑制されている。
以下、幅広シール部8,10の第1収納室5側に張り出した部分を第1張出部8a,10aと称し、幅広シール部8,10の第2収納室6側に張り出した部分を第2張出部8b,10bと称する場合もある。
上記のとおり、第1流路20の流路幅W1の方が、第2流路21の流路幅W2よりも長くなるように、幅広シール部8,10が形成されている。そのため、第1液状物3と第2液状物4(図1参照)とを混合する操作を行う際には、例えば、第1収納室5に荷重を加えて、第1の辺91側から剥離を開始すれば、弱シール部9を容易に剥離できる。
尚、流路幅W1,W2が、流路の長手方向(流路幅と直交する方向)の全長にわたって一定でない場合は、最も狭い箇所における幅(最短幅)を流路幅W1,W2とする。よって、図2に示された隔壁の一例では、第1流路20の流路幅(最短幅)W1は、弱シール部9の第1収納室5に面する第1の辺91の長さと等しい。第2張出部8b,10bは、後述する突出部8c、10cを有しているので、第2流路21の流路幅(最短幅)W2は、弱シール部9の第2収納室6に面する第2の辺92の長さW3よりも短い。
第1流路20の流路幅W1の方が、第2流路21の流路幅W2よりも長いということは、言い換えると、弱シール部9よりも第1収納室5側における幅広シール部8,10間の最短距離の方が、弱シール部9よりも第2収納室6側における幅広シール部8,10間の最短距離よりも長い。
流路幅(最短幅)W1は、第1収容室5における第1液状物3の充填率等に応じて適宜調整すればよい。
流路幅(最短幅)W1の隔壁の長さW4に対する比(W1/W4)は、弱シール部9の開通性と隔離性とを両立させる観点から、40/100〜60/100であると好ましく、45/100〜55/100であるとより好ましい。
弱シール部9のシール強度は、開通性と隔離性とを両立させる観点から、0.5N〜5Nが好ましく、1N〜3Nがより好ましい。尚、上記弱シール部のシール強度、および、後述する周縁熱接着部および幅広シール部のシール強度は、各々、後述する実施例に記載の方法で測定した値である。
収納部2は、可撓性材料からなり、好ましくは可撓性を有する1枚又は複数枚の軟質プラスチックシートからなる。その具体的な材質は、収納される液状物の種類などに応じて適宜選択できるが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ塩化ビニル、スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体などを含む軟質プラスチックシートを用いることができる。
上記軟質プラスチックシートは、単層シートであってもよいが、層ごとに材料が異なる二層以上の複合シートであってもよい。軟質プラスチックシートは、第1液状物3および第2液状物4の量などを確認することができるように、透明又は半透明であると好ましい。
図1に示されるように、収納部2は、その周囲に周縁熱接着部15を含む。周縁熱接着部15は、例えば、2枚の軟質プラスチックシートを熱溶着させることにより形成される。周縁熱接着部15のシール強度は、弱シール部9のそれよりも高く、剥離しない。
周縁熱接着部15におけるシール強度は、剥離による液漏れを防止する観点から、25N以上であると好ましい。
幅広シール部8,10のシール領域におけるシール強度は、周縁熱接着部におけるシール強度よりも小さいと好ましい。幅広シール部8,10のシール領域におけるシール強度が、周縁熱接着部におけるシール強度よりも小さいと、収納部2が輸送時等に意図せず衝撃を受けても、幅広シール部8,10が衝撃を受けて剥離等し、衝撃を吸収するので、周縁熱接着部15およびその周辺部位に生じる応力を減少させることができる。
特に、医療用容器1が低温環境で保存された場合、収納部2の材料が硬化してその伸び性が損なわれることがある。このような場合、幅広シール部8、10のシール領域におけるシール強度が、周縁熱接着部15におけるそれよりも低く設定されていると、周縁熱接着部15およびその周辺部位に生じる上記応力を効果的に減少させることができる。
幅広シール部8,10のシール領域におけるシール強度は、弱シール部9のそれと等しくてもよいが、弱シール部9のシール強度よりも高く、かつ、周縁熱接着部15のシール強度よりも低いと好ましい。この場合、収納部2が意図せず衝撃を受けた際に、幅広シール部8,10が剥離して衝撃を吸収するので、弱シール部9が剥離することが効果的に抑制でき、かつ、周縁熱接着部15およびその周辺部位に生じる応力を効果的に減少させることもできる。
幅広シール部8,10のシール領域におけるシール強度は、周縁熱接着部15およびその周辺部位に生じる応力の発生を抑制し、かつ、弱シール部9が意図せず剥離することを防止する観点から、1N〜20Nが好ましく、3N〜15Nがより好ましい。
図2に示された例では、第2張出部8b,10bのうちの第2の辺92の近傍(第2張出部8b,10bの長手方向両端部のうちの弱シール部9に近い端部)が、第2の辺92の両端から第2収納室6側に延び第2の辺92と直交する直線X1,X2よりも収納部2のより内部側に突出した突出部8c、10cを含んでいる。突出部8c、10cの外形は、その両端が低く中央部が高くなった山状である。このように、第2の辺92よりも、流路幅(最短幅)W2の方が小さくなるように、第2張出部8b,10bが各々突出部8c、10c等を有していると、弱シール部9に第2液状物4の液圧が加わるように第2収納室5が押圧されたとき、突出部8c、10cが、第2液状物に対して障害物として作用して第2液状物4の進行方向を変え、および/または、突出部8c、10cが剥がれるなどして第2液状物による衝撃を吸収する。したがって、第2の辺92よりも第2収納室6側において、第2の辺92よりも、1対の幅広シール部8,10間の最短距離の方が短いと、弱シール部9のシール状態を保持する隔離性が向上するので好ましい。
突出部8c、10cの頂部は、上記隔離性の向上の観点から、第2の辺92からより離れていると好ましい。
第2の辺92の好ましい長さW3は、第2収容室6における第2液状物4の充填率等によって異なる。しかし、幅広シール部8,10による高い衝撃緩和作用を確保する観点から、W3の隔壁の長さW4に対する比(W3/W4)は、30/100〜50/100であると好ましく、35/100〜45/100であるとより好ましい。
第2流路21の好ましい流路幅W2は、第2収容室6における第2液状物4の充填率等によって異なる。しかし、幅広シール部8,10による高い衝撃緩和作用、および、弱シール部9の良好な開通性を確保する観点から、W2の隔壁の長さW4に対する比(W2/W4)は、25/100〜50/100であると好ましく、25/100〜35/100であるとより好ましい。
尚、図3に示されるように、第2流路21の流路幅は、第2流路21の長手方向(流路幅W2と直交する方向)の全長にわたって一定であってもよい。その場合、流路幅W2は、弱シール部9の第2収納部6に面する第2の辺92の長さW3と等しくなる。
図3に示されるように、医療用容器1では、第1張出部8a,10aのうちの第1の辺91の近傍(第1張出部8a,10aの長手方向両端部のうちの弱シール部9に近い端部)は、第1の辺91の両端から第1収納室5側に延び第1の辺91と直交する線X3,X4よりも外側に配置されていると好ましい。換言すると、直線X3と直線X4との間の領域(第1の辺91の直上の領域)に、第1張出部8a,10aが存在しないと好ましい。このような形態では、第1収納室を押圧することにより弱シール部9を剥離させる場合、第1張出部8a,10a間に、第1液状物3の第1の辺91側への進行を妨げるものがないので、弱シール部9が剥離して第1収納室5と第2収納室6とが連通する弱シール部9の開通性が向上するので好ましい。
尚、図4に示されるように、第1流路20の好ましい流路幅W1は、第1流路20の長手方向(流路幅W1と直交する方向)の全長にわたって一定であってもよい。その場合、流路幅W1は、弱シール部9の第1収納部5に面する第1の辺91の長さと等しい。
また、図示していないが、第1流路20の流路幅W1および第2流路21の流路幅W2の双方が、各々その長手方向の全長にわたって一定であってもよい。
また、図5に示されるように、各幅広シール部8,10は、その内部に、隔壁7の幅方向に沿って延びた未シール領域8e,10eを含んでいると好ましい。第1張出部8a,10aおよび第2張出部8b、10b内の未シール領域8e,10eの数は、図5に示されるように、各々1つであってもよいが、各々2つ以上であってもよい。幅広シール部8、10が上記未シール領域8e,10eを含んでいると、衝撃を受けた幅広シール部8,10が剥離する際に、剥離を収容部2の幅方向に促進させることができ、剥離が収容部2の上下方向(弱シール部9の長手方向と直交する方向)に進行することを抑制できる。
また、図1に示されるように、1対の幅広シール部のうちの一方の幅広シール部を第1幅広シール部8と称し、他方の幅広シール部を第2幅広シール部10と称することとすると、第1幅広シール部8の第1収納室5に面する辺および第2収納室6に面する辺が、各々、弱シール部9と略平行または平行な直線8f、8gを、第2幅広シール部10の第1収納室5に面する辺および第2収納室6に面する辺が、弱シール部9と略平行または平行な直線10f、10gを含んでいると好ましい。この場合、図6に示されるように、医療用容器を二つ折りにする際、医療用容器をコの字状に二つ折りすることができるので、落下時等に弱シール部9を剥離させる力が弱シール部9に伝わり難い。同様な観点から、直線8f、8gおよび直線10f、10gは、各々、周縁熱接着部15に繋がっていると好ましく、直線8fと直線10f、直線8gと直線10gは各々、同一直線上にあるとより好ましい。
第1液状物3と第2液状物4との混合は、第1収納室5と第2収納室6のうちの一方に荷重を加え、弱シール部9を剥離することで行える。しかし、第1収納室5と第2収納室6における液状物の充填率が異なる場合、液状物の充填率が高い収納室に荷重を加えて弱シール部9を剥離すると、剥離が効率的に行える。
本発明の医療用容器では、第1流路20の流路幅W1の方が、第2流路21の流路幅W2よりも長いことによって、弱シール部9の第1収容室5側の方が第2収容室6側よりも剥離しやすい。故に、第1収納室5における第1液状物3の充填率の方が、第2収納室6における第2液状物5の充填率よりも高いと、開通性がより向上するので好ましい。
第1収納室5と第2収納室6における容積が異なる場合、隔壁で二つ折りにされた複数の医療用容器は、例えば、図9Aおよび図9Bに示されるように、相対的に容積が大きい収納室同士が重なるように、段ボール箱等の梱包容器18内に梱包される。このような場合、図9Bに示されるように、重ねられた大きい収納室のうち、落下時に上に配置された収納室の荷重が下の収納室に加わることで、下の収納室内の液状物が隔壁7側に押され、弱シール部9に、密着したシートが離間する向きの力(剥離力)が加わる。故に、流路幅W2が第1流路20の流路幅W1よりも狭い第2流路21を含み、衝撃緩和作用を呈する第2張出部8b、10bに面した第2収容部6の容積の方が、第1収納室5のそれよりも大きいと好ましい。
次に、図1に示された医療用容器1の製造方法について説明する。
先ず、図7Aに示されるように、軟質プラスチックシートを袋状に接合することで、周縁に、周縁熱接着部15を有する袋を形成する。ヒートシール法にて2枚のシートを接合する場合、各シートの相手方のシートと対向する面には一般にヒートシール層が設けられる。第1ポート12、第2ポート13、第3ポート11および可撓性チューブ14は2枚のシート間に挟まれ、上記袋の形成の際に両方シートに接合される。
次に、図7Bに示されるように、弱シール部9を形成する。弱シール部9の形成は、シールの均一性を向上させる観点から、例えば、収容部2の幅よりも長手方向の長さが短い1対の金型を用いて行うと好ましい。
次いで、図7Cに示されるように、周縁熱接着部15と弱シール部9の長手方向両端部とを連結するように、所定の形状の、1対の金型を用いて、幅広シール部8,10を形成する。その際、幅広シール部8,10形成用の金型は、その一部が、周縁熱接着部15の一部および弱シール部9の一部と各々重なるように配置される。弱シール部9のうちの幅広シール部8,10形成用の金型と重なった部分については、そのシール強度が幅広シール部8,10のそれとほぼ等しくなり、幅広シール部8,10の一部となる。
周縁熱接着部15、弱シール部9、および幅広シール部8,10のシール強度は、各々、収納部2の材料である軟質プラスチックシートの厚みや組成、各ヒートシール工程における、金型の温度および圧力、ヒートシール時間等の条件を適宜調整することで調整できる。
次に、第1ポート12から第1収容室5内に第1液状物3を、第2ポート13から第2収容室6内に第2液状物4を各々注入した後、第1ポート12および第2ポート13をシールする。
また、図1に示された医療用容器1の製造方法の他の一例では、まず、弱シール部9、幅広シール部8,10、周縁熱接着部15のうちの両側部をこの順で形成する。次いで、第1ポート12、第2ポート13、第3ポート11および可撓性チューブ14を2枚のシート間に各々挿入した後、周縁熱接着部のうちの上部および下部を形成して、第1ポート12、第2ポート13、第3ポート11および可撓性チューブ14を収納部5に固定する。その後、第1ポート12から第1収容室5内に第1液状物3を、第2ポート13から第2収容室6内に第2液状物4を各々注入した後、第1ポート12および第2ポート13をシールする。
図3〜図5に示された医療用容器についても、幅広シール部形成用の金型の形状を変更することにより図1に示された医療用容器1と同様に形成できる。
(実施例1)
図1Aおよび図2に示された医療用容器1を作成した。収納部2の材料には、ポリプロピレン製シート(厚み:250μm)を用いた。第1収容室5に充填された第1液状物3の量は770ml、第2収容室6に充填された第2液状物4の量は1370mlである。第1収容室5における第1液状物3の充填率は60%であり、第2収容室6における第2液状物4の充填率は49%である。医療用容器1における、第1流路20の流路幅W1は11cm、第2流路21の流路幅W2は8cm、弱シール部9の第2収納室6に面する第2の辺92の長さW3は9cm、隔壁の長手方向の長さW4は24cm、弱シール部9の中央部における幅は1.5cm、幅広シール部8,10の最大幅は4.5cmとした。
周縁熱接着部15、弱シール部9、および幅広シール部8,10のシール強度は、各々、1.5cm幅に対して、30N、1.6N、4Nとした。尚、各シール強度は、下記方法により測定した値である。
<シール強度の測定方法>
周縁熱接着部、弱シール部、および幅広シール部のシール強度は、各々、下記のように
して測定した。医療用容器を蒸気滅菌した後、医療用容器から、カッターを用いて、幅1.5cm、長さ10cmの帯状の試験片を切り出した。試験片を切り出す際、試料片に各々、幅が1.5cmの、周縁熱接着部、弱シール部、または幅広シール部と、未シール部分とが含まれるようにした。
これらの試験片のうちの未シール部分を、万能物理力測定機の1対のチャック(把持部)に把持させた。次いで、一方のチャックを動かさずに、100mm/minのスピードでもう一方のチャックを動かして、試験片のうちの一方のシートから他方のシートを剥がすように試験片を引っ張って、引張荷重が急激に低下しはじめるまでの引張荷重のピーク値(最大値)を「シール強度」として測定した。
(比較例1)
図8に示されるような隔壁を有した比較例1の医療用容器を作成した。比較例1の医療用容器は、隔壁の形状が異なる点、および、弱シール部71および周縁熱接着部150のシール強度が、実施例1の医療用容器の弱シール部9および周縁熱接着部15のそれと各々等しく、シール部81,101のシール強度を、実施例1の医療用容器の周縁熱接着部15のそれと等しくした点で、実施例1の医療用容器と異なるものである。弱シール部71の中央部における幅は1.5cmとし、弱シール部の長手方向の長さは18cmとした。
<落下試験>
図9Aに示されるように、二つ折りにされた複数の医療用容器を、段ボール箱に梱包した後、これを高さ80cmの所から落下させ、医療用容器に衝撃を与えた。その後、複数の医療用容器のうちの、落下した時に最も下に位置した医療用容器を段ボール箱から取り出し、当該医療用容器の第1収容室および第2収容室から各々液状物を抜いた。次いで、隔壁付近をエージレスチェッカー(三菱ガス化学株式会社製)にて着色して、弱シール部の最も剥離が進行した箇所における残存幅を測定した。
上記落下試験は、雰囲気温度が25℃の環境下で2日間放置された医療用容器、雰囲気温度が4℃の環境下で2日間放置された医療用容器について各々行った。各試験において、実施例1および比較例1の医療用容器を各々5個用いた。
実施例1の医療用容器における弱シール部の上記残存幅の平均値は、1.4cm(25℃)、1.4cm(4℃)であり、比較例1の医療用容器における弱シール部の上記残存幅の平均は0.8cm(25℃)、0.6cm(4℃)であった。このことから、幅広シールを備えた実施例1の医療用容器の方が比較例1の医療用容器よりも、弱シール部による隔離性が高いことが確認できた。
<開通性試験>
実施例1および比較例1の医療用容器について、各々、弱シール部9が剥離して第1収納室と第2収納室とが連通するのに要する荷重を測定した。第1収納室を押圧することにより弱シール部9を剥離させる場合、実施例1の医療用容器では、283N(n=5)、比較例1の医療用容器では273N(n=5)要した。第2収納室を押圧することにより弱シール部9を剥離させる場合、実施例1の医療用容器では、937N(n=5)、比較例1の医療用容器では688N(n=5)要した。
開通性試験において、「弱シール部が剥離して第1収納室と第2収納室とが連通するのに要する荷重」は、下記のようにして測定した。万能物理力試験機を用いて、蒸気滅菌後の医療用容器の第1収納室全体または第2収納室全体を平坦な上板と平坦な下板とで上下から挟み、上板で第1収納室全体または第2収納室全体を押圧した。弱シール部が剥離して第1収納室と第2収納室とが連通して荷重が急激に低下しはじめるまでの荷重のピーク値(最大値)を「弱シール部が剥離して第1収納室と第2収納室とが連通するのに要する荷重」として測定した。
以上のことから、実施例1の医療用容器は、比較例1の医療用容器よりも、弱シール部の長手方向の長さが短い。しかし、第1収納室を押圧することにより弱シール部を剥離させる場合は、比較例1の医療用容器の弱シール部71の剥離に要する荷重と同等の荷重により、実施例1の医療用容器の弱シール部9を剥離させることができることが確認できた。
本発明の利用分野は特に制限はなく、本発明は、剥離可能な弱シール部を備えた医療用容器に広範囲に利用できる。例えば、本発明の医療用容器は、経腸栄養療法、静脈栄養療法、腹膜透析などで使用される医療用容器として好適に利用できる。
1 医療用容器
2a,2b シート
2 収納部
3 第1液状物
4 第2液状物
5 第1収納室
6 第2収納室
7 隔壁
8,10 幅広シール部
9 弱シール部
91 第1の辺
92 第2の辺
15 周縁熱接着部
20、21 流路
W1,W2 流路幅
8e,10e 未シール領域
8f、8g 略平行または平行な直線
10f、10g 略平行または平行な直線

Claims (8)

  1. 第1液状物が収納された第1収納室と、第2液状物が収納された第2収納室とを含む収納部と、
    前記第1収納室と前記第2収納室とを隔てる隔壁とを含み、
    前記隔壁は、剥離可能な弱シール部と、前記弱シール部の両端に連結されるように形成され前記弱シール部よりも幅広の1対の幅広シール部とを含み、
    前記幅広シール部が前記弱シール部よりも第1収納室側および第2収納室側の双方に張り出すように形成され、前記幅広シール部間は、前記弱シール部が剥離したときに第1収納室と第2収納室とを連通させる流路となり得、
    前記流路のうち、前記弱シール部よりも前記第1収納室側に存在する部分の流路幅の方が、前記弱シール部よりも前記第2収納室側に存在する部分の流路幅よりも長くなるように、前記幅広シール部が形成されていることを特徴とする医療用容器。
  2. 前記第1収納室における第1液状物の充填率の方が、前記第2収納室における第2液状物の充填率よりも高い請求項1に記載の医療用容器。
  3. 前記収納部は、2枚の軟質プラスチックシートを熱溶着させることにより形成された周縁熱接着部を含み、
    前記幅広シール部のシール領域におけるシール強度は、前記周縁熱接着部におけるシール強度よりも小さい請求項1または2に記載の医療用容器。
  4. 前記幅広シール部のシール領域におけるシール強度は、前記弱シール部のシール強度と等しいか、それよりも大きい請求項1〜3のいずれかの項に記載の医療用容器。
  5. 前記第1収納室の容積よりも、前記第2収納室の容積の方が大きい請求項1〜4のいずれかの項に記載の医療用容器。
  6. 前記各幅広シール部の、前記第1液状物と接する辺および前記第2液状物に接する辺は、各々、前記弱シール部と略平行または平行な直線を含む請求項1〜5のいずれかの項に記載の医療用容器。
  7. 各幅広シール部は、その内部に、収容部の幅方向に沿って延びた未シール領域を含む請求項1〜6のいずれかの項に記載の医療用容器。
  8. 前記医療用容器は、二つ折りにされ、かつ、袋で包装されている請求項1〜7のいずれかの項に記載の医療用容器。
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