JP2011192939A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波広帯域の信号伝送を実現する光モジュールを提供する。
【解決手段】光素子0115を内蔵した光モジュール筺体と、光モジュール筺体内に一方が内蔵され、他方が露出しているセラミック基板0102と、セラミック基板に接続されたプリント基板0104とを備えた光モジュールであって、セラミック基板のプリント基板側端部と該セラミック基板側のプリント基板端部の両方に、裏面グランド付きコプレーナ線路0107であって、コプレーナ線路を構成する表面グランド用導体パターンが信号用導体パターンの外側に少なくとも2本形成されており、互いに接続されていることを特徴とする光モジュール。
【選択図】図2

Description

本発明は、光伝送に用いられる光モジュールに関する。
近年、10Gbps程度の伝送速度を有する光モジュールは光素子等を格納するパッケージと、パッケージとプリント基板を電気的に接続するフレキシブル基板から構成されている。パッケージは、セラミック基板を一部に使用し、セラミック基板の表面または内部に信号、電源、グランド用の導体がパターニングされ、フレキシブル基板のベースフィルム上に形成された各導体パターンと接続されている。セラミック基板を構成する代表的な材質としてアルミナやアルミナイトライド等、フレキシブル基板を構成する材質としてはポリイミドや液晶ポリマー等が知られている。
このような光モジュールの一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1では、セラミック基板の表層または、内層の主平面に、高周波信号、電源、グランド等の伝送路がパターニングされている。セラミック基板は積層されており、ある主平面上のパターンと、他の主平面上のパターンは、ビアによって、導通接続されている。パッケージ外部では、このパターン上に、リードピンが取り付けられており、金属リードピンとフレキシブル基板に形成された各導体パターンとが半田などによって接続され、プリント基板へと信号が出力される。
特開2006−13202
しかしながら、前述の特許文献1に開示されている光モジュールでは、以下の問題があった。
信号用導体パターンに高周波がながれると、セラミック基板に形成されたグランド用導体パターンおよびフレキシブル基板に形成されたグランド用導体パターンには、帰還電流が流れ、グランド用導体パターン中で電位が揺らぐ。セラミック基板のグランド用導体パターンとフレキシブル基板のグランド用導体パターンとの接続部は数百ミクロン径のビアおよび金属リードピンにより接続されているため、接続部ではインダクタンスが大きくなり、電流は反射しやすくなる。その結果、接続部と接続部との間で反射を繰り返し、ある特定の周波数で、グランド用導体パターンで共振が生じる。共振により、伝送エネルギーが外部に放射され信号劣化が生じる。
上記で示したグランド用導体パターンの共振は、グランド用導体パターン外縁の長さが、1/2×N×λ(N:整数、λ:波長)となったときに引き起こされるが、パターンの形状、シグナルパッド、ビアの位置関係にも依存する。従来の光モジュールでは、これら共振周波数は、大体10GHz以上であった。そのため、10Gbps程度の信号伝送では、これらの共振は、特に大きな問題とならなかった。しかしながら、近年、20Gbps、さらには40Gbps程度の伝送速度に対応した光モジュール、及び光トランシーバが必要となってきており、10GHz以上の高周波域で生じる共振を防ぐ必要性が出てきた。
本発明の目的は、安定的に高速動作させることができる光モジュールを提供することにある。
上記目的は、特許請求の範囲に記載された発明で達成しうる。
本発明によれば、安定的に高速動作させることができる光モジュールを提供することができる。
実施例1の光モジュールの斜視図である。 実施例1の光モジュールの構成を示す上面図である。 実施例1の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例1の光モジュールの構成を示す断面図である。 図2の光モジュールのA−A´切断線に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例1の光モジュール中のフレキシブル基板を構成する各層の導体パターンを示す図である。 実施例2の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例2の光モジュールの構成を示す断面図である。 図7の光モジュールのB−B´切断面に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例3の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例3の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例4の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例4の光モジュールのC−C´切断面に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例4の光モジュールのC−C´切断面に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例4の光モジュールのC−C´切断面に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例4の光モジュールのC−C´切断面に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例4の光モジュールのC−C´切断面に沿った断面構造を示す断面図である。 実施例5の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例6の光モジュールの構成を示す上面図である。 実施例6の光モジュールの構成を示す断面図である。 実施例7の光モジュールの構成を示す断面図である。 本発明の効果を検証した計算結果を含むグラフである。 本発明の効果を検証した計算結果を含むグラフである。 本発明の効果を検証した計算結果を含むグラフである。 本発明の効果を検証した計算結果を含むグラフである。
以下、図面を参照して実施例を詳細に説明するが、本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本願において開示される光モジュールは、パッケージの一部がセラミック基板によって構成されており、セラミック基板の内部または表層には信号用導体パターンやグランド用導体パターンが形成されている。セラミック基板の信号用導体パターンに隣接する位置にはコプレーナグランド用導体パターンが形成されている。また、信号用導体パターンより幅広のベタグランド用導体パターンが、信号用導体パターンが形成されている層とは別の任意の層に形成されている。ベタグランド用導体パターンの面積は、信号用導体パターンの数十倍以上の広さである。
さらに、上記光モジュールでは、セラミック基板の導体パターンと、直接または、他の導体を介して、導通がとられている導体パターンをもつフレキシブル基板が取り付けられている。光モジュールとは、このフレキシブル基板を含めて指している。フレキシブル基板の内部または表層には信号用導体パターンやグランド用導体パターンが形成されている。信号用導体パターンの隣接する位置には、コプレーナグランド用導体パターンが形成されている。また、信号用導体パターンに対して他層の任意の層には、ベタグランド用導体パターンが形成されている。セラミック基板のコプレーナグランド用導体パターンと、ベタグランド用導体パターンは、ビアにより導通接続されている。フレキシブル基板のコプレーナグランド用導体パターンと、ベタグランド用導体パターンはスルーホールやビアにより導通接続されている。さらに、本モジュールは、セラミック基板、フレキシブル基板の信号用導体パターンと隣接しない位置に、共振対策用のグランド用導体パターンが形成されている。セラミック基板、フレキシブル基板に形成された共振対策グランド用導体パターンは、それぞれのベタグランドパターンとビアやスルーホール等により導通接続されている。セラミック基板とフレキシブル基板の、グランド用導体パターン同士はリードピンで接続されるほか、や半田などによって直接接続されている。
セラミック基板、フレキシブル基板に高周波信号が流れると、それぞれのベタグランド用導体パターンには帰還電流が流れる。これらの帰還電流は、セラミック基板とフレキシブル基板の接続部では、グランドはビアやリードピン等を使って接続されるため、インダクタンスが高くなる。その結果、ベタグランド用導体パターンを流れる帰還電流は、接続部において反射を繰り返す。ベタグランドのうち接続部から接続部までの長さが、伝送信号の半波長の整数倍に近づいたときに共振が生じる。無論、これは、セラミック基板、フレキシブル基板の形状や、電源用導体パターンの形や位置によって共振周波数は多少変化する。共振対策グランドパターンを設けることで、接続部間の長さを小さくすることができるため、共振周波数を高周波側へ移動させることができる。
以上の共振対策グランドパターンを用いた構造を利用した光モジュールを適用することで、安定的に高速動作する光トランシーバを提供することが可能となる。
なお、以下の実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは、その繰り返しの説明は省略する。
図1は実施例1の光モジュールの構成を示す斜視図である。本実施例に示す光モジュールは、パッケージ0101とフレキシブル基板0105とプリント基板0104から構成されている。パッケージ0101の一部はセラミック基板0102から構成されており、セラミック基板0102はパッケージ0101の内外の導通が可能となるように、筺体を貫通して固定されている。セラミック基板0102の材質は、アルミナ、アルミナイトライド、LTCC(Low Temperature Co−fired Ceramics:「低温同時焼成セラミックス」を意味する」)等が一般的に使用される。プリント基板0104上には、IC0103が実装されている。無論、プリント基板0104上には、IC0103以外にもチップコンデンサ、抵抗、LSIなどの電気・電子素子が複数搭載されている。また、プリント基板0104は光トランシーバを構成するボードである。
図2は本実施例の図1で示した光モジュールの上面図を示している。図2のうち、パッケージ0101については、その内部を示す。パッケージ内部に形成された台座0117上には、セラミック基板0114、光素子0115、IC0113、レンズ0116が搭載されている。セラミック基板0102上には、信号用導体パターン0119、コプレーナグランド用導体パターン0112、電源用導体パターン0111が形成されている。信号用導体パターン0119に隣接しない位置に形成されたパターン0110は共振対策グランド用導体パターンである。フレキシブル基板0105上にも同様に、信号用導体パターン0120、コプレーナグランド用導体パターン0107、電源用導体パターン0108、共振対策グランド用導体パターン0109が形成されており、セラミック基板0102上の各導体パターンと、リードピン0106などにより導通接続されている。なお、本実施例では、セラミック基板0102の各導体パターンと、フレキシブル基板0105の各導体パターンとの接続にはリードピン0106を用いているが、導体パターン同士を直接半田等により接続しても良い。さらに、フレキシブル基板0105上の各導体パターンは、プリント基板0104上の各導体パターンと半田により導通接続されている。
図3及び図4は、図1に示す光モジュールの断面図である。セラミック基板0102の任意の層には、ベタグランド用導体パターン0124が形成されている。フレキシブル基板0105の任意の層にも、ベタグランド用導体パターン0126が形成されている。セラミック基板0102とフレキシブル基板0105との接続は、図3のようにセラミック基板0102とフレキシブル基板0105とが水平に接続する他にも、図4に示すようにセラミック基板0102とフレキシブル基板0105とが垂直に配置され、接続されても構わない。その場合、フレキシブル基板0105には、スルーホール0125を設け、そのスルーホール0125にリードピン0106を挿して、半田等のろう材により固定する。
図5は、図2の線A−A´で切った断面図である。セラミック基板0102のコプレーナグランド用導体パターン0112は、ベタグランド用導体パターン0124とビア0129により導通接続されている。共振対策グランド用導体パターン0110についてもベタグランド用導体パターン0124と、ビア0123により導通接続されている。
図6はフレキシブル基板0105の各層に形成されたパターンを示している。フレキシブル基板は0105の構成は、ベースフィルム0130の表面に信号用導体パターン0119等が形成され、裏面にはベタグランド用導体パターン0126が形成され、各導体パターン上にはカバー層0133が形成されている。フレキシブル基板0105のコプレーナグランド用導体パターン0112とベタグランド用導体パターン0126は、スルーホール0132により導通接続されており、共振対策グランド用導体パターン0109についても、ベタグランド用導体パターン0126とスルーホール0131により導通接続されている。
図2、図3に戻って、セラミック基板0102上の信号用導体パターン0119と、フレキシブル基板0105上の信号用導体パターン0120に高周波信号が流れると、セラミック基板0102のベタグランド用導体パターン0124と、フレキシブル基板0105のベタグランド用導体パターン0126には帰還電流が流れる。セラミック基板0102のベタグランド用導体パターン0124と、フレキシブル基板0105のベタグランド用導体パターン0126は、ビア0123、リードピン0106、スルーホール0125等により導通接続されているが、ビア0123、リードピン0106、スルーホール0125等はインダクタンスが大きく、そのため、接続部では反射が生じやすい。セラミック基板0102のベタグランド用導体パターン0124、フレキシブル基板0105のベタグランド用導体パターン0126を流れる電流が接続部間で反射を繰り返すことで共振が生じ、伝送エネルギーが外部に放射され信号劣化を引き起こす。ベタグランド用導体パターンのうち、接続部から接続部までの長さが、伝送信号の半波長の整数倍に近づいたときに共振が生じる。無論、これは、セラミック基板0102、フレキシブル基板0105の形状や、電源パターン0108、0112の位置と形状によって変わる。
そこで、共振周波数を高周波側に移動させることを目的として、セラミック基板0102に共振対策グランド用導体パターン0110と、フレキシブル基板0105に共振対策グランド用導体パターン0109を設けた。たとえば、図6に示したフレキシブル基板のベタグランド用導体パターン0126のうち、(L2+L3)もしくは、(L4+L5)が伝送信号の半波長の整数倍周辺で共振が生じる。共振対策用ベタグランド用導体パターン0109を設けることで、L1とL6の長さぶんだけ共振周波数を高周波側に移動させることができる。共振対策グランド用導体パターン0109は、信号用導体パターン0120に隣接しない位置に形成されるが、望ましくは、図5に示すようにフレキシブル基板0105の端部に形成するのが良い。端部に形成することにより、L1とL6が長くなり、より共振周波数を高帯域側へ移動させることができる。セラミック基板0102の共振対策グランド用導体パターン0110もまた、セラミック基板0102の端部に形成されることが望ましい。
本実施例では、1パッケージ内に1つの光素子0115が実装されているが、光素子を1パッケージ内に複数個実装した多チャンネル集積光モジュールでも良い。1パッケージ内に実装する素子数が多くなるほど、セラミック基板およびフレキシブル基板は大きくなり、それぞれのベタグランド用導体パターンで生じる共振は、より低周波側で生じる。しかしながら、本実施例のように、共振対策グランド用導体パターンを設ければ、素子数が多くなる多チャンネル集積光モジュールで生じる低域側の共振を抑制することができる。
図22、図23にシミュレーション結果を示す。図22は従来の光モジュールの伝送ロスを示し、図23は共振対策グランド用導体パターンを形成したときの光モジュールの伝送ロスを示している。伝送ロスは、セラミック基板、フレキシブル基板、プリント基板の信号用導体パターンを伝送したときのものである。セラミック基板の信号用導体パターンの長さは2.5mm、フレキシブル基板の信号用導体パターンの長さは6.0mm、プリント基板の信号用導体パターンの長さは2.5mmである。セラミック基板の比誘電率は8.5、フレキシブル基板の比誘電率は3.2、プリント基板の比誘電率は3.6である。誘電損失は無視できるほど小さいとした。セラミック基板の信号用導体パターンに入力ポート、プリント基板に出力ポート設け、周波数0〜35GHzにおける、光モジュールの伝送ロスを計算した。図22において、17GHz付近でみられる急峻な伝送ロスおよび、図23において25GHz付近でみられる急峻な伝送ロスはフレキシブル基板のベタグランドで生じる共振に起因する伝送ロスである。また、図22において、24GHz付近でみられる急峻な伝送ロスおよび、図23において32GHz付近でみられる急峻な伝送ロスはセラミック基板のベタグランドで生じる共振に起因する伝送ロスである。図22、図23を比較すると、共振対策グランド用導体パターンを形成することによって、共振周波数が高周波側へ移動していることがわかり、特に20GHz以下に目立った伝送ロスはみられない。すなわち、20GHzをクロック周波数にもつ40Gbps伝送においても、本実施例は適用できる。
なお、図1、図2、図3、図4、図5及び図6の符号は次の構成を示している。0101はパッケージ、0102はセラミック基板、0103はIC、0104はプリント基板、0105はフレキシブル基板、0106はリードピン、0107はコプレーナグランド用導体パターン、0108は電源用導体パターン、0109は共振対策グランド用導体パターン、0110は共振対策グランド用導体パターン、0111は電源用導体パターン、0112はコプレーナグランド用導体パターン、0113はIC、0114はセラミック基板、0115は光素子、0116はレンズ、0117は台座、0118はワイヤ、0119は信号用導体パターン、0120は信号用導体パターン、0121は導体パターン、0122はガラス窓、0123はビア、0124はベタグランドパターン、0125はスルーホール、0126はベタグランドパターン、0127はビア、0128はベタグランドパターン、0129はビア、0130はベースフィルム、0131はスルーホール、0132はスルーホール、0133はカバー層である。
図7は実施例2の光モジュールの断面図である。セラミック基板0206上に形成された導体パターン0207は、信号用導体パターン、コプレーナグランド用導体パターン、電源用導体パターンである。セラミック基板0206に形成されたパターン0211は、ベタグランド用導体パターンである。フレキシブル基板0202上に形成されたパターン0203は、信号用導体パターン、コプレーナグランド用導体パターン、電源用導体パターンである。フレキシブル基板0202に形成されたパターン0212はベタグランド用導体パターンである。セラミック基板0206とフレキシブル基板0202に形成された各導体パターンは、リードピン0205、0210等により導通接続されている。図7では、セラミック基板0206とフレキシブル基板0202は水平方向に接続されているが、図8に示すように、垂直方向に接続しても構わない。その場合、フレキシブル基板0202に形成したスルーホール0204にリードピン0205、0210を挿し、半田により固着する。図9は図7の線B−B´で切った断面図である。コプレーナグランド用導体パターン0216とベタグランド用導体パターン0211は、ビア0209により導通接続されている。ベタグランド用導体パターン0211上には、共振対策用としてのリードピン0210が融着されている。リードピン0210の位置は図に示すようにベタグランド用導体パターン0211の端部に設置することが望ましい。
セラミック基板0206と、フレキシブル基板0202に高周波信号がながれると、セラミック基板0206のベタグランド用導体パターン0211と、フレキシブル基板0202のベタグランド用導体パターン0212では共振が生じる。そこで、セラミック基板0206のベタグランド用導体パターン0211と、フレキシブル基板0202のベタグランド用導体パターン0212をリードピン0210で導通接続することで、共振周波数を高周波側へ移動させることができる。共振周波数をより高周波側に移動させるためには、図9に示すように、リードピン0210はベタグランド用導体パターン0211の端部に取り付けることが望ましい。また、本実施例では、セラミック基板0206のベタグランド用導体パターン0211と、フレキシブル基板0202のベタグランド用導体パターン0212間は、リードピン0210により直接導通させていることから、ビアを用いないぶんだけインダクタンスが低減されために、共振をより効果的に抑制することができる。
なお、図7、図8及び図9の符号は次の構成を示している。0201はプリント基板、0202はフレキシブル基板、0203は導体パターン、0204はスルーホール、0205はリードピン、0206はセラミック基板、0207は導体パターン、0208はパッケージ、0209はビア、0210はリードピン、0211はベタグランド用導体パターン、0212はベタグランド用導体パターン、0213はビア、0214はベタグランド用導体パターン、0215は電源用導体パターン、0216はコプレーナグランド用導体パターン、0217は信号用導体パターンである。
図10、図11は、実施例3の光モジュールの構成を示す断面図である。図10、図11ともに、光モジュールを構成するセラミック基板の断面図である。
セラミック基板0301は、信号用導体パターン0302、電源用導体パターン0304、ベタグランド用導体パターン0306を有する。本実施例では、信号用導体パターン0302に隣接するグランド用導体パターン0305は、信号用導体パターン0302からみて他層に形成されているベタグランド用導体パターン0306と同一平面上に形成されている。ここで、信号用導体パターン0302に隣接する導体パターンとは、信号用導体パターン0302の側方向でもっとも近接した導体パターンのことを指し、本実施例のグランド用導体パターン0305のように、信号用導体パターンの他層に形成されていても良い。また、共振対策用リードピン0303は、信号用導体パターン0302に隣接しない位置に形成され、望ましくは、セラミック基板の端部に形成するのが良い。信号用導体パターン0302に高周波信号が流れると、ベタグランド用導体パターン0306で共振が生じるが、共振対策用のリードピン0303を配置することにより、共振周波数を高周波側に移動させることができる。
なお、図10及び図11の符号は次の構成を示している。0301はセラミック基板、0302は信号用導体パターン、0303は共振対策用のリードピン、0304は電源用導体パターン、0305はグランド用導体パターン、0306はベタグランド用導体パターンである。
図12は実施例4の光モジュールの構成を示す断面図である。本モジュールではフレキシブル基板0402上に電波吸収体0410を配置している。セラミック基板0406とフレキシブル基板0402に高周波信号が流れると、セラミック基板0406のベタグランド用導体パターン0409と、フレキシブル基板0402のベタグランド用導体パターン0411では共振が生じる。セラミック基板0406のベタグランド用導体パターン0409と、フレキシブル基板0402のベタグランド用導体パターン0411は、共振対策グランド用導体パターンにより、共通グランドとなっている。そのため、フレキシブル基板0402に配置した電波吸収体により、フレキシブル基板0402のベタグランド用導体パターン0411で生じる共振が抑制されるだけでなく、セラミック基板0406のベタグランド用導体パターン0409で生じる共振も抑制される。
電波吸収体の材質は、フェライト及びカーボンから構成された固体であり、例えば有機材料にフェライト、カーボンを分散させたものも使われる。電波吸収体の他に、薄膜抵抗体を用いても良い。薄膜抵抗としては、Ni、Cr、Pなどの合金から形成され、シート抵抗が数10〜200Ω程度の抵抗体を用いるのが一般的である。
本実施例では、セラミック基板0406とフレキシブル基板0402は水平に接続しているが、垂直に接続しても構わない。
図13は、図12の線C−C´で切った断面図である。図13のうち0416は信号用導体パターン、0415はコプレーナグランド用導体パターン、0414は電源用導体パターン、0411はベタグランド用導体パターンである。各パターンの上部には接着層0417、カバー層0413が形成されている。電波吸収体0410は、共振が生じやすいベタグランド用導体パターン0411の外縁周囲に配置するとよく、ベタグランド用導体パターン0411の外縁を覆うように配置するのが望ましい。たとえば、図13、図14では、電波吸収体0410は、ベタグランド用導体パターン0411の外縁からL1だけ余分に出すことで、ベタグランド用導体パターン0411を覆うように配置している。また、図15のように電源用導体パターン側のカバー層0413上へ配置しても良い。この場合も、電波吸収体0410は、ベタグランド用導体パターン0411からL1だけ余分に出すことで、ベタグランド用導体パターン0411を覆う配置にすると効果的に共振を抑制できる。図16では、カバー層0413、接着剤0417の間に、電波吸収体0410を配置している。このように共振が生じるベタグランド用導体パターン0411に対し、より近接して電波吸収体0410を配置することで、共振を効果的に抑制することができる。また、図17のように、電源用導体パターン0414側の、カバー層接着剤0413と接着剤0417の間に電波吸収体0410を配置しても良い。この場合も、電波吸収体0410は、ベタグランド用導体パターン0411からL1だけ余分に出して、ベタグランド用導体パターン0411を覆う配置にすると効果的に共振を抑制できる。電波吸収体は、カバー層、導体パターン上に直接、配置している方が理想的であるが、電波吸収体がカバー層や導体パターンに触れるように、トランシーバ内の部材に取り付けられていても良い。
図24、図25にシミュレーション結果を示す。図24、図25ともに共振対策グランド用導体パターンが形成されている。図24は電波吸収体を使用しなかったときの光モジュールの伝送ロス、図25は電波吸収体を使用したときの光モジュールの伝送ロスを示している。セラミック基板の信号用導体パターンの長さは2.5mm、フレキシブル基板の信号用導体パターンの長さは6.0mm、プリント基板の信号用導体パターンの長さは2.5mmである。セラミック基板の比誘電率は8.5、フレキシブル基板の比誘電率は3.2、プリント基板の比誘電率は3.6である。誘電損失は無視できるほど小さいとした。セラミック基板の信号用導体パターンに入力ポート、プリント基板の信号用導体パターンに出力ポート設け、周波数0〜35GHzにおける、光モジュールの伝送ロスを計算した。図24において、32GHzでみられる急峻な伝送ロスは、セラミック基板のベタグランド用導体パターンで生じる共振に起因する伝送ロスである。図25において、32GHzでみられる伝送ロスは同様にセラミック基板のベタグランド用導体パターンで生じる共振に起因する伝送ロスであるが、図24と比べると−13dBから−3dBに抑制されていることがわかる。セラミック基板のベタグランド用導体パターンと、フレキシブル基板のベタグランド用導体パターンが、共振対策グランド用導体パターンにより、共通グランドとなっているために、フレキシブル基板に配置した電波吸収体により、フレキシブル基板の共振だけでなく、セラミック基板のベタグランド用導体パターンで生じる共振も抑制されるといった2重の効果を示している。
なお、図12、図13、図14、図15、図16及び図17の符号は次の構成を示す。0401はプリント基板、0402はフレキシブル基板、0403は導体パターン、0404はリードピン、0405は導体パターン、0406はセラミック基板、0407はパッケージ、0408はビア、0409はベタグランド用導体パターン、0410は電波吸収体、0411はベタグランド用導体パターン、0412はベタグランド用導体パターン、0413はカバー層、0414は電源用導体パターン、0415はコプレーナグランド用導体パターン、0416は信号用導体パターン、0417は接着剤である。
図18は実施例5の光モジュールの構成を示す断面図である。本モジュールではフレキシブル基板0502上に電波吸収体0512を配置している。セラミック基板0505とフレキシブル基板0502に高周波信号が流れると、セラミック基板0505のベタグランド用導体パターン0509と、フレキシブル基板0502のベタグランド用導体パターン0511では共振が生じる。セラミック基板0505のベタグランド用導体パターン0509と、フレキシブル基板0502のベタグランド用導体パターン0511は、共振対策グランド用導体パターンにより、共通グランドとなっている。そのため、フレキシブル基板0502に配置した電波吸収体0512により、フレキシブル基板0502のベタグランド用導体パターン0511で生じる共振が抑制されるだけでなく、セラミック基板0505のベタグランド用導体パターン0511で生じる共振も抑制される。
本実施例では、セラミック基板0505とフレキシブル基板0502は水平に接続しているが、垂直に接続しても構わない。
なお、図18の符号は次の構成を示す。0501はプリント基板、0502はフレキシブル基板、0503は導体パターン、0504はリードピン、0505はセラミック基板、0506は導体パターン、0507はパッケージ、0508はビア、0509はベタグランド用導体パターン、0510はリードピン、0511はベタグランド用導体パターン、0512は電波吸収体、0513はベタグランド用導体パターンである。
図19は実施例6の光モジュールの上面図である。パッケージ0610については、その内部を示す。セラミック基板0606には、信号用導体パターン0611、コプレーナグランド用導体パターン0609、電源用導体パターン0608、共振対策グランド用導体パターン0607が形成されている。プリント基板0601にも同様に信号用導体パターン0613、コプレーナグランド用導体パターン0603、電源用導体パターン0604、共振対策グランド用導体パターン0605が形成されている。セラミック基板0606とプリント基板0601の各導体パターンは、それぞれリードピン0612等により導通接続されている。なお、本実施例では、セラミック基板0606とプリント基板0601の接続にはリードピンをもちいているが、パターン同士を半田により直接接続しても良い。
図20は図19に示す光モジュールの断面図である。セラミック基板0606の任意の層にはベタグランド用導体パターン0617が形成されている。共振対策グランド用導体パターン0607は、ベタグランド用導体パターン0617とビア0616により導通接続されている。プリント基板0601の任意の層にはベタグランド用導体パターン0619が形成されている。プリント基板0601の共振対策グランド用導体パターン0605は、ベタグランド用導体パターン0619とビア0618により導通接続されている。
セラミック基板0606に高周波信号が流れるとセラミック基板0606のベタグランド用導体パターン0617で共振が生じるが、セラミック基板0606に共振対策グランド用導体パターン0607を設けることにより、共振周波数を高周波側へ移動させることができる。
なお、図19及び図20の符号は次の構成を示す。0601はプリント基板、0602はIC,0603はコプレーナグランド用導体パターン、0604は電源用導体パターン、0605は共振対策用導体パターン、0606はセラミック基板、0607は共振対策用導体パターン、0608は電源用導体パターン、0609はコプレーナグランド用導体パターン、0610はパッケージ、0611は信号用導体パターン、0612はリードピン、0613は信号用導体パターン、0614は導体パターン、0615は導体パターン、0616はビア、0617はベタグランド用導体パターン、0618はビア、0619はベタグランド用導体パターンである。
図21は実施例7の光モジュールの構成を示す断面図である。本実施例では、セラミック基板0704のベタグランド用導体パターン0707と、パッケージ0706は直接接しておらず、セラミック基板0704とパッケージ0706のグランドは分離されている。このような形態では、通常セラミック基板0704のベタグランド用導体パターン0707の電位の揺らぎが大きくなるために、共振が顕著になる。しかしながら、本実施例では、共振対策グランド用導体パターンを有することで、共振の影響を抑制することができる。
なお、図22の符号は次の構成を示す。0701はプリント基板、0702はフレキシブル基板、0703はリードピン、0704はセラミック基板、0705は導体パターン0706はパッケージ、0707はベタグランド用導体パターン、0708はビア、0709はベタグランド用導体パターン、0710はビア、0711はベタグランド用導体パターンである。
0101…パッケージ、0102…セラミック基板、0103…IC、0104…プリント基板、0105…フレキシブル基板、0106…リードピン、0107…コプレーナグランド用導体パターン、0108…電源用導体パターン、0109…共振対策グランド用導体パターン、0110…共振対策グランド用導体パターン、0111…電源用導体パターン、0112…コプレーナグランド用導体パターン、0113…IC、0114…セラミック基板、0115…光素子、0116…レンズ、0117…台座、0118…ワイヤ、0119…信号用導体パターン、0120…信号用導体パターン、0121…導体パターン、0122…ガラス窓、0123…ビア、0124…ベタグランドパターン、0125…スルーホール、0126…ベタグランドパターン、0127…ビア、0128…ベタグランドパターン、0129…ビア、0130…ベースフィルム、0131…スルーホール、0132…スルーホール、0133…カバー層、0201…プリント基板、0202…フレキシブル基板、0203…導体パターン、0204…スルーホール、0205…リードピン、0206…セラミック基板、0207…導体パターン、0208…パッケージ、0209…ビア、0210…リードピン、0211…ベタグランド用導体パターン、0212…ベタグランド用導体パターン、0213…ビア、0214…ベタグランド用導体パターン、0215…電源用導体パターン、0216…コプレーナグランド用導体パターン、0217…信号用導体パターン、0301…セラミック基板、0302…信号用導体パターン、0303…共振対策用のリードピン、0304…電源用導体パターン、0305…グランド用導体パターン、0306…ベタグランド用導体パターン、0401…プリント基板、0402…フレキシブル基板、0403…導体パターン、0404…リードピン、0405…導体パターン、0406…セラミック基板、0407…パッケージ、0408…ビア、0409…ベタグランド用導体パターン、0410…電波吸収体、0411…ベタグランド用導体パターン、0412…ベタグランド用導体パターン、0413…カバー層、0414…電源用導体パターン、0415…コプレーナグランド用導体パターン、0416…信号用導体パターン、0417…接着剤、0501…プリント基板、0502…フレキシブル基板、0503…導体パターン、0504…リードピン、0505…セラミック基板、0506…導体パターン、0507…パッケージ、0508…ビア、0509…ベタグランド用導体パターン、0510…リードピン、0511…ベタグランド用導体パターン、0512…電波吸収体、0513…ベタグランド用導体パターン、0601…プリント基板、0602…IC、0603…コプレーナグランド用導体パターン、0604…電源用導体パターン、0605…共振対策用導体パターン、0606…セラミック基板、0607…共振対策用導体パターン、0608…電源用導体パターン、0609…コプレーナグランド用導体パターン、0610…パッケージ、0611…信号用導体パターン、0612…リードピン、0613…信号用導体パターン、0614…導体パターン、0615…導体パターン、0616…ビア、0617…ベタグランド用導体パターン、0618…ビア、0619…ベタグランド用導体パターン、0701…プリント基板、0702…フレキシブル基板、0703…リードピン、0704…セラミック基板、0705…導体パターン、0706…パッケージ、0707…ベタグランド用導体パターン、0708…ビア、0709…ベタグランド用導体パターン、0710…ビア、0711…ベタグランド用導体パターン

Claims (18)

  1. 送受用光素子を内蔵した金属パッケージと、
    前記金属パッケージ内外の導通接続を行う第1基板と、
    前記第1基板と導通接続された第2基板とを備え、
    前記第1基板の前記金属パッケージから露出する端部には、第1層に形成され、且つ第1信号用導体パターンが第1グランド用導体パターン及び第1電源用導体パターンのうち少なくとも一方で挟み込まれた第1線路と、第2の層に形成され、且つ前記第1グランド用導体パターンに接続された第2グランド用導体パターンとを有し、
    前記第2基板の前記第1基板と接続される一方の端部には、第1層に形成され、且つ第2信号用導体パターンを第3グランド用導体パターン及び第2電源用導体パターンのうち少なくとも一方で挟み込まれた第2線路と、第2の層に形成され、且つ前記第3グランド用導体パターンに接続された第4グランド用導体パターンとを有し、
    前記第1基板の第1信号用導体パターンと前記第2基板の第2信号用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第1基板の第1グランド用導体パターンと前記第2基板の第3グランド用導体パターンとがある場合には、前記第1基板の第1グランド用導体パターンと前記第2基板の第3グランド用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第1基板の第1電源用導体パターンと前記第2基板の第2電源用導体パターンとがある場合には、前記第1基板の第1電源用導体パターンと前記第2基板の第2電源用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第1基板は、前記第1信号用導体パターンにたいして、隣接しない側方向に、第5グランド用導体パターンを備え、
    前記第5グランド用導体パターンは前記第2グランド用導体パターン導通接続されており、
    前記第2基板は、前記第2信号用導体パターンにたいして、隣接しない側方向に、第6グランド用導体パターンを備え、
    前記第6グランド用導体パターンは、前記第4グランド用導体パターンと導通接続されており、
    前記第5グランド用導体パターンと前記第6グランド用導体パターンは導通接続されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 送受用光素子を内蔵した金属パッケージと、
    前記金属パッケージ内外の導通接続を行う第1基板と、
    前記第1基板と導通接続された第2基板とを備え、
    前記第1基板の前記金属パッケージから露出する端部には、第1層に形成された第1信号用導体パターンが第1グランド用導体パターン及び第1電源用導体パターンのうち少なくとも一方で挟み込まれた第1線路と、第2の層に形成され、且つ前記第1グランド用導体パターンに接続された第2グランド用導体パターンとを有し、
    前記第2基板の前記第1基板と接続される一方の端部には、第1層に形成され、且つ第2信号用導体パターンを第3グランド用導体パターン及び第2電源用導体パターンのうち少なくとも一方で挟み込まれた第2線路と、第2の層に形成され、且つ前記第3グランド用導体パターンに接続された第4グランド用導体パターンとを有し、
    前記第1基板の第1信号用導体パターンと前記第2基板の第2信号用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第1基板の第1グランド用導体パターンと前記第2基板の第3グランド用導体パターンとがある場合には、前記第1基板の第1グランド用導体パターンと前記第2基板の第3グランド用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第1基板の第1電源用導体パターンと前記第2基板の第2電源用導体パターンとがある場合には、前記第1基板の第1電源用導体パターンと前記第2基板の第2電源用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2グランド用導体パターンと前記第4グランド用導体パターンとがリードピンにより直接導通接続されることを特徴とする光モジュール。
  3. 前記第2基板の他方に、第3の基板を備え、
    前記第3の基板は、第1の層に形成され、且つ第3信号用導体パターンが第7グランド用導体パターン及び第3電源用導体パターンのうち少なくとも一方で挟み込まれた第3線路と、第2の層に形成され、且つ前記第7グランド用導体パターンに接続された第8グランド用導体パターンとを有し、
    前記第2信号用導体パターンと前記第3信号用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2基板の第3グランド用導体パターンと前記第3基板の第7グランド用導体パターンとがある場合には、前記第2基板の第3グランド用導体パターンと前記第3基板の第7グランド用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2基板の第2電源用導体パターンと前記第3基板の第3電源用導体パターンとがある場合には、前記第2基板の第2電源用導体パターンと前記第3基板の第3電源用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2基板の前記第6グランド用導体パターンは、前記第3基板と直接リードピンで接続されていないことを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  4. 前記第2基板の他方に、第3の基板を備え、
    前記第3の基板は、第3信号用導体パターンが第7グランド用導体パターン及び第3電源用導体パターンのうち少なくとも一方で挟み込まれた第3線路と、その他の任意の層に前記第7グランド用導体パターンに接続された第8グランド用導体パターンを有し、
    前記第2信号用導体パターンと前記第3信号用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2基板の第3グランド用導体パターンと前記第3基板の第7グランド用導体パターンとがある場合には、前記第2基板の第3グランド用導体パターンと前記第3基板の第7グランド用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2基板の第2電源用導体パターンと前記第3基板の第3電源用導体パターンとがある場合には、前記第2基板の第2電源用導体パターンと前記第3基板の第3電源用導体パターンとが導通接続されており、
    前記第2基板の前記第6グランド用導体パターンは、前記第3基板と直接リードピンで接続されていないことを特徴とする請求項2の光モジュール。
  5. 前記第2基板は孔の内壁に金属が付されたスルーホール又は孔が設けられ、
    前記第1基板の各導体パターンに融着されたリードピンが前記第2基板のスルーホール又は孔に挿入され、半田により固着されることにより、前記第1基板の各導体パターンと、前記第2基板の各導体パターンと導通接続されていることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  6. 前記第2基板は孔の内壁に金属が付されたスルーホール又は孔が設けられ、
    前記第1基板の各導体パターンに融着されたリードピンが前記第2基板のスルーホール又は孔に挿入され、半田により固着されることにより、前記第1基板の各導体パターンと、前記第2基板の各導体パターンと導通接続されていることを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  7. 前記第2の基板上に、電波吸収体を有することを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  8. 前記第2の基板上に、電波吸収体を有することを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  9. 前記電波吸収体は、フェライト及びカーボンから構成された第1の固体、前記フェライト及びカーボンを有機材料に混ぜた第2の固体であることを特徴とする請求項7記載の光モジュール。
  10. 前記電波吸収体は、フェライト及びカーボンから構成された第1の固体、前記フェライト及びカーボンを有機材料に混ぜた第2の固体であることを特徴とする請求項8記載の光モジュール。
  11. 前記第2の基板は、フレキシブル基板によって構成されることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  12. 前記第2の基板は、フレキシブル基板によって構成されることを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  13. 前記第1信号用導体パターン及び前記第2信号用導電パターンは、単相および差動の伝送線路であることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  14. 前記第1信号用導体パターン及び前記第2信号用導電パターンは、単相および差動の伝送線路であることを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  15. 前記第1線路は、マイクロストリップ線路、またはストリップ線路であることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  16. 前記第1線路は、マイクロストリップ線路、またはストリップ線路であることを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  17. 前記第2線路は、マイクロストリップ線路、またはストリップ線路であることを特徴とする請求項15記載の光モジュール。
  18. 前記第2線路は、マイクロストリップ線路、またはストリップ線路であることを特徴とする請求項16記載の光モジュール。
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