JP2011191992A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】過電流保護を瞬時に働かせて電源装置の不安定な動作をなくす。
【解決手段】定電圧電源装置70には、電流制限回路1、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、及び抵抗VRC1が設けられる。電流制限回路1には、出力電流検出部11と出力電流設定部12が設けられる。出力電流検出部11は、抵抗RSC1に流れる電流を検出する。出力電流設定部12は、トランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、出力電流を抑制する。
【選択図】 図1
【解決手段】定電圧電源装置70には、電流制限回路1、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、及び抵抗VRC1が設けられる。電流制限回路1には、出力電流検出部11と出力電流設定部12が設けられる。出力電流検出部11は、抵抗RSC1に流れる電流を検出する。出力電流設定部12は、トランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、出力電流を抑制する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電源装置に係り、特に過電流保護回路を有する電源装置に関する。
電力や一定な電圧などを負荷に供給する電源装置は、PC(パソコン)、液晶、TV等の民生機器、各種モータドライバ等の産業用機器、医療機器、EV(電気自動車)などに多用されている。例えば、定電圧を負荷に供給する電源装置では、出力トランジスタの過電流により、内部素子や負荷の劣化や破壊を抑制するために過電流検出回路が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載される電源装置では、過電流保護がすぐに機能しないので、設定した制限電流付近では不安定動作が発生するという問題点がある。また、過電流による内部素子や負荷の劣化や破壊を防止する電流検知抵抗の値が固定されているので、出力トランジスタに流れる出力電流の値を変更するときには、電流検知抵抗をその都度取り替える必要があるという問題点がある。また、電流検知抵抗による電圧降下が発生して電圧効率が低下するという問題点がある。更に、電流検知抵抗での消費電力を抑制することが困難であるという問題点がある。
本発明は、過電流保護が瞬時にかかる電源装置を提供することにある。
本発明の一態様の電源装置は、負荷に定電圧を供給する出力トランジスタと、前記出力トランジスタのベースに印加される電圧を制御する電圧制御トランジスタと、一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのエミッタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記電圧制御トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の他態様の電源装置は、負荷に定電圧を供給する出力トランジスタと、一端が前記出力トランジスタのコレクタに接続され、他端が前記出力トランジスタのベースに接続されるブリーダ抵抗と、カソードが前記出力トランジスタのベースに接続され、アノードが低電圧側電源に接続されるツェナーダイオードと、一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのコレクタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記出力トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、過電流保護が瞬時にかかる電源装置を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る電源装置について、図面を参照して説明する。図1は定電圧電源装置を示す回路図である。図2は比較例の定電圧電源装置を示す回路図である。本実施例では、定電圧電源装置に出力電流検出部と出力電流設定部を有する電流制限回路を設けている。
図1に示すように、定電圧電源装置70には、電流制限回路1、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、及び抵抗VRC1が設けられる。定電圧電源装置70は、負荷6である、例えばPC(パソコン)に一定な電圧を供給する民生機器に適用される電源装置である。なお、定電圧電源装置70は、産業機器、医療機器、或いはEV(電気自動車)等にも適用することができる。ここで、定電圧電源装置70では、例えば出力電圧Voutが25V、出力電流制限値が2Aに設定されている。
トランジスタTRC2は、エミッタが高電圧側電源Vcc側に設けられ、ベースが抵抗RC4の一端に接続され、コレクタ側から一定な電圧である出力電圧Voutを出力する出力トランジスタである。トランジスタTRC2は、PNPトランジスタである。抵抗RC4は、他端がトランジスタTRC1のコレクタに接続される。
トランジスタTRC1は、ベースが抵抗RC1の一端と電流制限回路1に接続され、エミッタが低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。トランジスタTRC1は、トランジスタTRC2のベース電圧を制御する電圧制御トランジスタである。トランジスタTRC1は、NPNトランジスタである。ここで、トランジスタTRC2とトランジスタTRC1はダーリントン接続されている。
抵抗RC2は、一端がトランジスタTRC2のコレクタ(出力側)に接続される。抵抗RC3は、一端が抵抗RC2の他端に接続され、他端が低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。抵抗RC2及びRC3は、直列接続された分割抵抗であり、抵抗分割された帰還電圧を抵抗RC2と抵抗RC3の間から出力する。
比較回路2は、電源3から供給される高電圧側の電圧VC3Aと電源4から供給される低電圧側の電圧VC3Bとが印加される。比較回路2は、帰還電圧が入力側の(−)ポートに入力され、電源5から供給される電圧VC4を可変抵抗である抵抗VRC1により変化させた基準電圧が入力側の(+)ポートに入力され、抵抗RC1を介して比較増幅した出力信号をトランジスタTRC1のベースに出力する。ここで、電源5と可変抵抗である抵抗VRC1は出力電圧設定回路として機能する。
電流制限回路1には、出力電流検出部11と出力電流設定部12が設けられる。電流制限回路1は、出力トランジスタであるトランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、瞬時に過電流を検出して、出力電流を抑制する。つまり、電流制限回路1は、過電流から定電圧電源装置70の内部素子や負荷6の劣化や破壊を防止する過電流保護回路として機能する。
出力電流検出部11には、差動アンプ21、電源23、抵抗RSC1、及び抵抗R1乃至R7が設けられる。出力電流検出部11は、電流検出抵抗である抵抗RSC1に流れる電流を検出する。抵抗RSC1は、一端が高電圧側電源Vccに接続され、他端がトランジスタTRC2のエミッタに接続される。
抵抗R1は、一端が高電圧側電源Vcc(抵抗RSC1の一端)に接続される。抵抗R3は、一端が抵抗R1の他端に接続され、他端が低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。抵抗R1及びR3は、直列接続された分割抵抗であり、第1の抵抗分割電圧を抵抗R1と抵抗R3の間から出力する。抵抗R3の一端と低電圧側電源(接地電位)Vssの間には抵抗R5が設けられる。
抵抗R2は、一端が抵抗RSC1の他端(トランジスタTRC2のエミッタ)に接続される。抵抗R4は、一端が抵抗R2の他端に接続され、他端が低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。抵抗R2及びR4は、直列接続された分割抵抗であり、第2の抵抗分割電圧を抵抗R2と抵抗R4の間から出力する。抵抗R6は、一端が差動アンプ21の入力側の(−)ポートに接続され、他端が差動アンプ21の出力側に接続される。
差動アンプ21は、電源23から供給される高電圧側の電圧VC1と低電圧側電源(接地電位)Vssとが印加される。差動アンプ21は、第1の抵抗分割電圧が入力側の(+)ポートに入力され、第2の抵抗分割電圧が入力側の(−)ポートに入力され、差動増幅された出力信号を出力する。抵抗R7は、差動アンプ21の出力側と低電圧側電源(接地電位)Vssの間に設けられる。
ここで、差動アンプ21の増幅度は、第1の抵抗分割電圧、第2の抵抗分割電圧、抵抗R5、及び抵抗R6により決定される。抵抗R7は、差動アンプ21の負荷抵抗である。差動アンプ21の増幅度を100倍に設定し、電流検出抵抗である抵抗RSC1の抵抗値を10mΩ(0.01Ω)に設定している。
出力電流設定部12は、出力トランジスタであるトランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、出力電流を抑制する。出力電流設定部12には、オペアンプ22、電源24、抵抗R8乃至R11、及びトランジスタTRC3が設けられる。
抵抗R8は、差動アンプの出力側とオペアンプ22の入力側の(+)ポートの間に設けられる。抵抗R9は、一端がオペアンプ22の入力側の(+)ポートに接続され、他端がコンパレータの出力側に接続される。
オペアンプ22は、抵抗R8及び電源24と抵抗R10の間に設けられ、電源23から供給される高電圧側の電圧VC1と低電位側電源(接地電位)Vssとが印加される。オペアンプ22は、抵抗R8を介して差動アンプ21の出力信号が入力側の(+)ポートに入力され、電源24から供給される電圧VC2が入力側の(−)ポートに入力され、比較増幅した信号を出力信号として出力する。ここで、電圧VC2は出力電流を設定する出力電流設定電圧(オペアンプ22の閾値設定電圧)である。出力電流設定電圧が差動アンプ21の出力電圧よりも大きくなると比較増幅した信号が出力される。出力電流設定電圧が差動アンプ21の出力電圧以下になるとオペアンプ22の出力信号は“Low”レベルとなる。
抵抗R10は、一端がオペアンプ22の出力側に接続される。抵抗R11は、一端が抵抗R10の他端に接続され、他端が低電圧側電源(接地電位)Vssの間に設けられる。
トランジスタTRC3は、コレクタがトランジスタTRC1のベース及び抵抗RC1の一端に接続され、ベースが抵抗R10の他端及び抵抗R11の一端に接続され、エミッタが低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。トランジスタTRC3は、NPNトランジスタである。トランジスタTRC3は、オペアンプ22が比較増幅した信号を出力(過電流発生時)したときに、オンして電圧制御トランジスタであるトランジスタTRC1のベース電位を低電圧側電源(接地電位)Vssにすることにより、出力電流を制御する出力電流制御トランジスタである。
ここで、抵抗R8及び抵抗R9は、オペアンプ22の増幅度を高めるためのものである。抵抗R10及びR11は、トランジスタTRC3をドライブする電圧分割回路である。オペアンプ22の閾値設定電圧である電圧VC2を変化させることにより任意に出力電流制限値を可変できる。出力電流制限値を2Aと設定する場合、オペアンプ22の閾値設定電圧である電圧VC2を2Vに設定する。
図2に示すように、比較例の定電圧電源装置80には、電流制限回路1a、エラーアンプ2a、電源7、電源8、トランジスタTRC1a、トランジスタTRC2a、抵抗RC2a、及び抵抗RC3aが設けられる。定電圧電源装置80は、負荷6である、例えばPC(パソコン)に一定な電圧を供給する民生機器に適用される電源装置である。比較例の定電圧電源装置80では、例えば出力電圧Voutが25V、出力電流制限値が2A、電流検知抵抗である抵抗RSC1aの抵抗値を0.3Ωに設定されている。
トランジスタTRC2aは、エミッタが高電圧側電源Vcc側に設けられ、ベースがトランジスタTRC1aのコレクタに接続され、コレクタ側から一定な電圧である出力電圧Voutを出力する出力トランジスタである。トランジスタTRC2は、PNPトランジスタである。
トランジスタTRC1aは、ベースがエラーアンプ2aの出力側に接続され、エミッタが低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。トランジスタTRC1aは、トランジスタTRC2aのベース電圧を制御する電圧制御トランジスタである。トランジスタTRC1aは、NPNトランジスタである。ここで、トランジスタTRC2aとトランジスタTRC1aはダーリントン接続されている。
抵抗RC2aは、一端がトランジスタTRC2aのコレクタ(出力側)に接続される。抵抗RC3aは、一端が抵抗RC2aの他端に接続され、他端が低電圧側電源(接地電位)Vssに接続される。抵抗RC2a及びRC3aは、直列接続された分割抵抗であり、抵抗分割された帰還電圧を抵抗RC2aと抵抗RC3aの間から出力する。
エラーアンプ2aは、電源7から供給される高電圧側の電圧VC7と低電位側電源(接地電位)Vssとが印加される。エラーアンプa2は、帰還電圧が入力側の(−)ポートに入力され、出力電圧設定電圧である電源8から供給される電圧VC8が入力側の(+)ポートに入力され、比較増幅した出力信号をトランジスタTRC1aのベースに出力する。
電流制限回路1aには、抵抗RSC1aとトランジスタTRC4が設けられる。抵抗RSC1aは、一端が高電位側電源Vccに接続され、他端がトランジスタTRC2aのエミッタに接続される。抵抗RSC1aは、過電流を検出する電流検出抵抗である。トランジスタTRC4は、エミッタが高電位側電源Vcc(抵抗RSC1aの一端)に接続され、ベースが抵抗RSC1aの他端(トランジスタTRC2aのエミッタ)に接続され、コレクタがトランジスタTRC2aのベース及びトランジスタTRC1aのコレクタに接続される。トランジスタTRC4は、PNPトランジスタである。トランジスタTRC4は、トランジスタTRC2aのベース電位を制御する出力制御トランジスタである。
電流制限回路1aは、出力トランジスタであるトランジスタTRC2aに出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、過電流を検出して、出力電流を抑制する。具体的には、比較例の定電圧電源装置80では、電流検出抵抗である抵抗RSC1aの両端の電位差が出力制御トランジスタであるトランジスタTRC4のベースとエミッタ間電圧(Vbe、約0.6V)を超えるとトランジスタTRC4がオンし、出力電圧Voutを0(ゼロ)にする。
次に、定電圧電源装置の特性について図3乃至6を参照して説明する。図3は出力電流検出部の特性を示す図である。
図3に示すように、定電圧電源装置70では、電流検知抵抗である抵抗RSC1に流れる電流は、差動アンプ21の出力電圧に対して直線的に増加する。差動アンプ21の増幅度を100倍、電流検出抵抗である抵抗RSC1の抵抗値を10mΩに設定することにより、図3に示すスケールは1V/A(例えば、5V/5A)となっている。
図4は定電圧電源装置の出力電流と出力電圧の関係を示す図である。図4に示すように、定電圧電源装置70では、出力電流Ioutが0(ゼロ)から出力電流制限値2Aまでの領域で、トランジスタTRC2のコレクタ側から出力される出力電圧Voutが一定な値25Vに保持される。出力電流Ioutが出力電流制限値2Aを超える(過電流の発生)と、瞬時に電流制限回路1が動作して出力電圧Voutを0(ゼロ)Vに設定する。
一方、図示していないが比較例の定電圧電源装置80では、出力制御トランジスタであるトランジスタTRC4のベースとエミッタ間電圧(Vbe)が約0.6Vであり、徐々に立ち上がる特性を有し、垂直に立ち上がらないので0.6V近傍での動作が不安定となる。
図5は定電圧電源装置の電圧効率を示す図である。図5に示すように、比較例の定電圧電源装置80では、電流検知抵抗である抵抗RSC1aの抵抗値を0.3Ωに設定しているので、電流制限値2Aにおける抵抗RSC1aでの電圧降下(ΔV)が0.6Vとなり、抵抗RSC1aでの消費電力が1.2Wに達して電圧効率が大幅に低下する。
一方、本実施例の定電圧電源装置70では、電流検知抵抗である抵抗RSC1の抵抗値を10mΩ(0.01Ω)に設定しているので、電流制限値2Aにおける抵抗RSC1での電圧降下(ΔV)が0.02Vとなり、抵抗RSC1での消費電力が0.04Wであり、比較例と比べ消費電力を1/30にでき電圧効率を大幅に向上することができる。
図6は電流検知抵抗の消費電力を示す図である。図6に示すように、比較例の定電圧電源装置80では、抵抗RSC1aでの消費電力が1.2Wと大きく、例えば2.5倍の余裕を抵抗器にもたせると、抵抗RSC1aに3Wタイプと大型の抵抗器が必要となる。
一方、本実施例の定電圧電源装置70では、抵抗RSC1での消費電力が0.04Wと小さく、例えば2.5倍の余裕を抵抗器にもたせても、抵抗RSC1に0.1Wタイプと小型の抵抗器を使用することができる。
上述したように、本実施例の電源装置では、電流制限回路1、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、及び抵抗VRC1が設けられる。電流制限回路1には、出力電流検出部11と出力電流設定部12が設けられる。出力電流検出部11には、差動アンプ21、電源23、抵抗RSC1、及び抵抗R1乃至R7が設けられる。出力電流設定部12には、オペアンプ22、電源24、抵抗R8乃至R11、及びトランジスタTRC3が設けられる。出力電流検出部11は、抵抗RSC1に流れる電流を検出する。出力電流設定部12は、トランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、出力電流を抑制する。
このため、過電流が発生した場合、瞬時に電流制限回路1が動作して出力電流を抑制することができ、定電圧電源装置70の内部素子や負荷6の劣化や破壊を防止することができる。また、オペアンプ22の閾値設定電圧である電圧VC2を任意に変更することにより出力電流制限値を可変できるので、電流検知抵抗RSC1を取り替えずに出力電流制限値を変更できる。また、電流検知抵抗RSC1による電圧降下起因の電圧効率の低下を抑制でき、電流検知抵抗RSC1での消費電力を大幅に抑制することができる。
なお、本実施例では、オペアンプ22を使用しているが、オペアンプ22の代わりにコンパレータを使用してもよい。その場合、抵抗R8及び抵抗R9が不要となる。
次に、本発明の実施例2に係る電源装置について、図面を参照して説明する。図7は定電圧電源装置を示す回路図である。本実施例では、電圧制御トランジスタのエミッタと低電圧側電源の間に直列に接続された複数のダイオードを設けて出力トランジスタのオフ時の出力電圧を0(ゼロ)に落としている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図7に示すように、定電圧電源装置71には、電流制限回路1、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、抵抗VRC1、及びダイオードDC1乃至DC3が設けられる。定電圧電源装置71は、負荷6である、例えばPC(パソコン)に一定な電圧を供給する民生機器に適用される電源装置である。ここで、定電圧電源装置71では、例えば出力電圧Voutが25V、出力電流制限値が2Aに設定されている。
ダイオードDC1乃至DC3は、トランジスタTRC1のエミッタと低電位側電源(接地電位)Vssの間に設けられ、アノードがトランジスタTRC1のエミッタ側に配置され、カソードが低電位側電源(接地電位)Vss側に配置され、縦続接続される。
ダイオードDC1乃至DC3は、出力電流制御トランジスタであるトランジスタTRC3がオン時に、電圧制御トランジスタであるトランジスタTRC1に発生するVCE(sat)(コレクタ−エミッタ間飽和電圧)を打ち消す働きをする。ダイオードDC1乃至DC3を挿入することにより、トランジスタTRC1のベース電位がエミッタ電位よりも低くなり、トランジスタTRC1を完全にオフさせることができる。この結果、出力トランジスタであるトランジスタTRC2のオフ時の出力電圧Voutを完全に0(ゼロ)にすることができる。
上述したように、本実施例の電源装置では、電流制限回路1、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、抵抗VRC1、及びダイオードDC1乃至DC3が設けられる。電流制限回路1は、トランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、瞬時に過電流を検出して、出力電流を抑制する。ダイオードDC1乃至DC3は、トランジスタTRC1のエミッタと低電位側電源(接地電位)Vssの間に縦続接続される。
このため、実施例1の効果の他に、オフ時での出力電圧Voutを完全に0(ゼロ)にできるので、定電圧電源装置71の特性を実施例1よりも向上することができる。
なお、本実施例では、ダイオードを3段構成にしているが、1個或いは2段構成にしてもよい。
次に、本発明の実施例3に係る電源装置について、図面を参照して説明する。図8は定電圧電源装置を示す回路図である。本実施例では、出力電流設定部のオペアンプに入力される出力電流設定電圧を可変できるようにしている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図8に示すように、定電圧電源装置71cには、電流制限回路1c、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、抵抗VRC1、及びダイオードDC1乃至DC3が設けられる。定電圧電源装置71cは、負荷6である、例えばPC(パソコン)に一定な電圧を供給する民生機器に適用される電源装置である。
ダイオードDC1乃至DC3は、実施例2と同様にトランジスタTRC1のエミッタと低電位側電源(接地電位)Vssの間に設けられ、アノードがトランジスタTRC1のエミッタ側に配置され、カソードが低電位側電源(接地電位)Vss側に配置され、縦続接続される。
電流制限回路1cには、出力電流検出部11と出力電流設定部12cが設けられる。電流制限回路1cは、出力トランジスタであるトランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、瞬時に過電流を検出して、出力電流を抑制する。電流制限回路1cは、可変抵抗を用いて任意に出力電流制限値を連続的に可変できる構造となっている。つまり、電流制限回路1cは、過電流から定電圧電源装置71cの内部素子や負荷6の劣化や破壊を防止する過電流保護回路として機能する。
出力電流設定部12cは、出力トランジスタであるトランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、出力電流を抑制する。出力電流設定部12cは、可変抵抗を用いて任意に出力電流制限値を連続的に可変できる構造となっている。出力電流設定部12cには、オペアンプ22、電源24、抵抗R8乃至R11、抵抗VRC2、及びトランジスタTRC3が設けられる。
オペアンプ22は、抵抗R8、抵抗VRC2、及び電源24と抵抗R10の間に設けられ、電源23から供給される高電圧側の電圧VC1と低電位側電源(接地電位)Vssとが印加される。オペアンプ22は、抵抗R8を介して差動アンプ21の出力信号が入力側の(+)ポートに入力され、電源24から供給される電圧VC2が可変抵抗である抵抗VRC2で任意に可変される出力電流設定電圧が入力側の(−)ポートに入力され、比較増幅した信号を出力信号として出力する。出力電流設定電圧が差動アンプ21の出力電圧よりも大きくなると比較増幅した信号が出力される。出力電流設定電圧が差動アンプ21の出力電圧以下になるとオペアンプ22の出力信号は“Low”レベルとなる。
上述したように、本実施例の電源装置では、電流制限回路1c、比較回路2、電源3乃至5、トランジスタTRC1、トランジスタTRC2、抵抗RC1乃至RC4、抵抗VRC1、及びダイオードDC1乃至DC3が設けられる。電流制限回路1cは、出力電流制限値を任意に可変でき、トランジスタTRC2に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、瞬時に過電流を検出して、出力電流を抑制する。ダイオードDC1乃至DC3は、トランジスタTRC1のエミッタと低電位側電源(接地電位)Vssの間に縦続接続される。
このため、実施例2の効果の他に、出力電流制限値を任意に連続的に設定することができ、定電圧電源装置71cの適用範囲を実施例1よりも拡大させることができる。
次に、本発明の実施例4に係る電源装置について、図面を参照して説明する。図9は定電圧電源装置を示す回路図である。本実施例では、定電圧電源装置の構成を簡略化している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図9に示すように、定電圧電源装置72には、電流制限回路1、トランジスタTRC12、抵抗RB1、及びツェナーダイオードDZ1が設けられる。定電圧電源装置72は、実施例1の定電圧電源装置70よりも構成が簡略化された簡易定電圧電源装置である。定電圧電源装置72は、負荷6である、例えばPC(パソコン)に一定な電圧を供給する民生機器に適用される電源装置である。
トランジスタTRC12は、コレクタが高電圧側電源Vcc側に設けられ、ベースが電流制限回路1のトランジスタTRC3のコレクタに接続され、エミッタから一定な電圧である出力電圧Voutを出力する出力トランジスタである。トランジスタTRC12は、NPNトランジスタである。抵抗RB1は、一端がトランジスタTRC12のコレクタに接続され、他端がトランジスタTRC12のベースに接続される。抵抗RB1は、ブリーダ抵抗である。
ツェナーダイオードDZ1は、カソードがトランジスタTRC12のベースに接続され、アノードが低電位側電源(接地電位)Vssに接続される。出力電圧Voutは、ツェナーダイオードDZ1のツェナー電圧によって決定される。
上述したように、本実施例の電源装置では、電流制限回路1、トランジスタTRC12、抵抗RB1、及びツェナーダイオードDZ1が設けられる。電流制限回路1は、トランジスタTRC12に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、瞬時に過電流を検出して、出力電流を抑制する。
このため、実施例1の効果の他に、構成が簡略化されているので実施例1よりも定電圧電源装置72のコストを大幅に低減できる。
次に、本発明の実施例5に係る電源装置について、図面を参照して説明する。図10は源装置を示す回路図である。本実施例では、負荷に電力を供給する電源装置に電流制限回路を設けている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図10に示すように、電源装置73には、電流制限回路1、トランジスタTRC12、及びドライブ回路31が設けられる。電源装置73は、例えば民生用電子機器である負荷32に出力電力Poを供給する電源装置である。
トランジスタTRC12は、コレクタが高電圧側電源Vcc側に設けられ、ベースが電流制限回路1のトランジスタTRC3のコレクタとドライブ回路31に接続され、エミッタから出力電力Poを出力する出力トランジスタである。トランジスタTRC12は、NPNトランジスタである。
ドライブ回路31は、出力トランジスタであるトランジスタTRC12の動作を制御する信号を生成し、その信号をトランジスタTRC12のベースに出力する。なお、ドライブ回路31には帰還電圧が帰還入力されないので、トランジスタTRC12から出力される出力電圧は一定な値とはならない。
上述したように、本実施例の電源装置では、電流制限回路1、トランジスタTRC12、及びドライブ回路31が設けられる。電流制限回路1は、トランジスタTRC12に出力電流制限値以上の過電流が流れたとき、瞬時に過電流を検出して、出力電流を抑制する。
このため、負荷32に過電流が流れ込むことを阻止することができ、負荷32の劣化や破壊を防止することができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
実施例では、電流制限回路1をバイポーラトランジスタで構成しているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、差動アンプ21、オペアンプ22などをBiCMOS構成やCMOS構成にしてもよい。また、実施例1及び2の比較回路2をバイポーラトランジスタで構成する代わりに、BiCMOS構成やCMOS構成にしてもよい。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) コレクタ側から負荷に定電圧を供給する出力トランジスタと、前記出力トランジスタのベースに印加される電圧を制御する第1のNPNトランジスタと、一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのエミッタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記電圧制御トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路とを具備する電源装置。
(付記1) コレクタ側から負荷に定電圧を供給する出力トランジスタと、前記出力トランジスタのベースに印加される電圧を制御する第1のNPNトランジスタと、一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのエミッタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記電圧制御トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路とを具備する電源装置。
(付記2) 前記第1のNPNトランジスタのエミッタと低電圧側電源の間に、アノードが高電圧電源側に配置され、カソードが低電圧側電源側に配置され、直列に接続される複数のダイオードを具備する付記1に記載の電源装置。
(付記3) 前記出力電流検出部は、前記高電圧側電源と低電圧側電源の間に設けられ、抵抗分割された第1の電圧を発生する第1の分割抵抗と、前記電流検知抵抗の他端と前記低電圧側電源の間に設けられ、抵抗分割された第2の電圧を発生する第2の分割抵抗と、前記第1及び第2の電圧が入力され、差動増幅された信号を出力する差動アンプとを有する付記1又は2に記載の電源装置。
(付記4) 前記出力電流設定部は、前記差動アンプの出力信号と基準電圧が入力され、前記差動アンプの出力信号と前記基準電圧を比較するオペアンプと、コレクタが前記第1のNPNトランジスタのベースに接続され、ベースに前記オペアンプの出力信号が入力され、エミッタが前記低電圧側電源に接続される第2のNPNトランジスタとを有する付記1乃至3のいずれかに記載の電源装置。
(付記5) 前記出力電流設定部は、前記差動アンプの出力信号と基準電圧が入力され、前記差動アンプの出力信号と前記基準電圧を比較するコンパレータと、コレクタが前記第1のNPNトランジスタのベースに接続され、ベースに前記コンパレータの出力信号が入力され、エミッタが前記低電圧側電源に接続される第2のNPNトランジスタとを有する付記1乃至3のいずれかに記載の電源装置。
(付記6) 前記出力電流設定部は、前記差動アンプの出力信号と可変抵抗により値が可変される出力電流設定電圧が入力され、前記差動アンプの出力信号と可変される前記出力電流設定電圧を比較するコンパレータと、コレクタが前記第1のNPNトランジスタのベースに接続され、ベースに前記コンパレータの出力信号が入力され、エミッタが前記低電圧側電源に接続される第2のNPNトランジスタとを有する付記1乃至3のいずれかに記載の電源装置。
1、1a、1c 電流制限回路
2 比較回路
2a エラーアンプ
3、4、5、7、8、23、24 電源
6 負荷
11 出力電流検出部
12、12c 出力電流設定部
21 差動アンプ
22 コンパレータ
70〜72、71c、80 定電圧電源装置
73 電源装置
DC1〜DC3、DZ1 ダイオード
R1〜R11、RB1、RC1〜RC4、RC1a〜RC3a、VRC1、VRC2、RSC1 抵抗
Po 出力電力
TRC1〜TRC3、TRC1a、TRC2a、TRC4、TRC12 トランジスタ
VC1、VC2、VC3A、VC3B、VC4、VC7、VC8 電圧
Vcc 高電圧側電源
Vout 出力電圧
Vss 低電圧側電源(接地電位)
2 比較回路
2a エラーアンプ
3、4、5、7、8、23、24 電源
6 負荷
11 出力電流検出部
12、12c 出力電流設定部
21 差動アンプ
22 コンパレータ
70〜72、71c、80 定電圧電源装置
73 電源装置
DC1〜DC3、DZ1 ダイオード
R1〜R11、RB1、RC1〜RC4、RC1a〜RC3a、VRC1、VRC2、RSC1 抵抗
Po 出力電力
TRC1〜TRC3、TRC1a、TRC2a、TRC4、TRC12 トランジスタ
VC1、VC2、VC3A、VC3B、VC4、VC7、VC8 電圧
Vcc 高電圧側電源
Vout 出力電圧
Vss 低電圧側電源(接地電位)
Claims (6)
- 負荷に定電圧を供給する出力トランジスタと、
前記出力トランジスタのベースに印加される電圧を制御する電圧制御トランジスタと、
一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのエミッタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記電圧制御トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路と、
を具備することを特徴とする電源装置。 - 前記電圧制御トランジスタのエミッタと低電圧側電源の間に、アノードが高電圧電源側に配置され、カソードが低電圧側電源側に配置され、直列に接続される複数のダイオードを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 前記出力トランジスタの出力側と低電圧側電源の間に設けられ、帰還電圧を発生する分割抵抗と、
前記帰還電圧が入力側の(−)ポートに入力され、基準電圧が入力側の(+)ポートに入力され、誤差増幅された信号を出力電流設定部に出力するエラーアンプと、
を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。 - 前記出力電流検出部は、前記高電圧側電源と低電圧側電源の間に設けられ、抵抗分割された第1の電圧を発生する第1の分割抵抗と、前記電流検知抵抗の他端と前記低電圧側電源の間に設けられ、抵抗分割された第2の電圧を発生する第2の分割抵抗と、前記第1及び第2の電圧が入力され、差動増幅された信号を出力する差動アンプとを有し、
前記出力電流設定部は、前記差動アンプの出力信号と可変抵抗により値が可変される基準電圧が入力され、前記差動アンプの出力信号と可変される前記基準電圧を比較するオペアンプと、コレクタが前記電圧制御トランジスタのベースに接続され、ベースに前記オペアンプの出力信号が入力され、エミッタが前記低電圧側電源に接続される出力電流制御トランジスタとを有する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源装置。 - 負荷に定電圧を供給する出力トランジスタと、
一端が前記出力トランジスタのコレクタに接続され、他端が前記出力トランジスタのベースに接続されるブリーダ抵抗と、
カソードが前記出力トランジスタのベースに接続され、アノードが低電圧側電源に接続されるツェナーダイオードと、
一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのコレクタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記出力トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路と、
を具備することを特徴とする電源装置。 - 負荷に電力を供給する出力トランジスタと、
前記出力トランジスタのベース電圧を制御し、前記出力トランジスタをドライブするドライブ回路と、
一端が高電圧側電源に接続され、他端が前記出力トランジスタのコレクタに接続される電流検知抵抗と、前記電流検知抵抗に流れる電流を検出する出力電流検出部と、前記出力電流検出部から出力される信号の値が所定値よりも大きいか或いは小さいかの判定を行い、所定値よりも大きい場合に前記出力トランジスタのベース電圧を低電圧側電源電圧に設定する出力電流設定部とを有する電流制限回路と、
を具備することを特徴とする電源装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010057205A JP2011191992A (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 電源装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101323131B1 (ko) * | 2013-07-12 | 2013-10-30 | 주식회사 대원정밀전자 | 정전력 엘이디 구동 장치 |
JP2015005171A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | セイコーインスツル株式会社 | ボルテージレギュレータ |
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2010
- 2010-03-15 JP JP2010057205A patent/JP2011191992A/ja active Pending
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